JPS6211423Y2 - - Google Patents

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JPS6211423Y2
JPS6211423Y2 JP18003082U JP18003082U JPS6211423Y2 JP S6211423 Y2 JPS6211423 Y2 JP S6211423Y2 JP 18003082 U JP18003082 U JP 18003082U JP 18003082 U JP18003082 U JP 18003082U JP S6211423 Y2 JPS6211423 Y2 JP S6211423Y2
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JP
Japan
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cage
gap
mesh
chick
plate
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JP18003082U
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JPS5983348U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は養鶏用ケージに関する。
養鶏用ケージは通常横線材と縦線材をほぼ直交
させた溶接金網から成つている。
孵化した直後の初生雛は大体140日位で若雌に
生育して産卵を開始するが、従来はこの初生雛か
ら若雌までの間を通常幼雛期、中雛期、大雛期に
わけて夫々網目の荒さの異る別個のケージを使用
して飼育していたため、ケージのコストが高くな
ることや雛の移し換え作業に手間がかかる等の欠
点があつた。
一方従来は幼雛期には給餌はケージ内で行うの
が普通であり、ケージ内に給餌箱や給水器を置い
て行つていた。そのため給餌箱や給水器が不潔に
なりがちで、幼雛期においても雛がケージから首
を出してケージ外部に設けられた給餌トラフから
餌をついばむことが出来るケージの提供が望まれ
ていた。
以上のような欠点を改善するために、たとえば
ケージ立面部の網目荒さを下側にいくに従つて狭
く構成する方法がある。しかしこの場合には金網
の製造が難しくなりコスト高となる欠点がある。
特に幼雛期の雛が首を出せる網目(孔)とする場
合、雛の成長に合せた高さ位置にそれぞれ網目の
大きさの異るものを正確に形成する必要があるた
め製造コストの大幅の増加は避け得ない。
また養鶏ケージの網目の広さを大きくしてお
き、幼雛期や中雛期には補助的な網をケージに取
付て使用する方法も考えられるが、この場合には
雛が首を出せる網目(孔)を所定の位置に正確に
設置することは極めて難しくなる欠点がある。
またケージには卵排出用隙間が設けられるが、
幼雛期には該卵排出用隙間を塞ぐ必要があり、そ
の手間が大変である上、補助網等の付属部品を必
要とする欠点があつた。
本考案は上記した問題点を解決するためになさ
れたもので、幼雛期から大雛期まで連続して使用
することができ、かつ幼雛期においてケージ外部
のトラフから給餌することが可能で、また卵排出
用隙間で塞ぐ手間等が不要で、しかも構造が簡単
で製造コストの低減を図り得る養鶏用ケージを提
供しようとするものである。
この目的のために、本考案はケージ前面部と底
面部の間に卵排出用の隙間を設けると共に、該前
面部と該隙間とほぼ同じ背面高さを有する給餌ト
ラフを上下方向位置可変に装着し、更に該前面部
の適宜位置にケージ網目より小さな孔を有する板
状体を装着したことを基本的な特徴とするもので
ある。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は斜視図、第2図は前面部の斜視図、第
3図は前面部の側断面図である。
1はケージ本体であり、このケージは縦線材と
横線材から成る格子状の溶接金網となつている。
ケージ1の底面部2は前方に延出してエツグトレ
イ3となつており、このエツグトレイ3と前面部
4との間には隙間が形成されて、ここから卵が排
出するようになつている。
以上のような構成において、前面部4の最下端
の横線材4a,4b間に板状体10が横長に装着
されている。この板状体10には孔11が複数個
横方向に形成されている。板状体10はこの実施
例では金属板から成つている。また板状体10の
上下位置及び孔11の大きさは雛の大きさに応じ
て首を出せる位置及び大きさとすれば良く、この
実施例では初生雛用に最下端の位置とし、孔11
はたて長の長円形としている。また孔11の大き
さはケージ装着部の網目の荒さよりも小さいもの
とする。
板状体10はこの実施例においては、第3図に
示すように、下側の横線4bを覆うように取付け
られており、雛の指が傷つけられるのを防止して
いる。
前面部4の外側下端部には給餌トラフ5が上下
方向位置可変に配置されており、雛が板状体10
の孔11から首を出して、このトラフ5上の餌を
食べることが出来るようになつている。またトラ
フ5の背面の高さは、前面部4とエツグトレイ3
間の隙間高さとほぼ同じ高さとなつており、幼雛
期にはこの隙間を塞ぐようにあつている。中雛
期、大雛期には、トラフ5の位置を上にあげて、
再び該隙間を露出させるように構成されている。
なおこの実施例において板状体10は前面部に
のみ装着しているが必要に応じて側面部等他の立
面部に装着しても良い。また板状体10を上下方
向に複数個配設し、孔11の大きさを変えてお
き、雛の成長に従つて順次上の板状体10を使用
するようにしても良い。
なお、この実施例において前面部4は大雛期用
に網目を荒く構成しておき、幼雛期や中雛期には
内側に補助網6を装着して使用するようにしてい
る。この補助網6は上端で回動可能に取付けられ
ており不要時には上にはね上げておくことが出来
るようになつている。
以上説明したように、本考案によれば、板状体
の位置及び雛が首を出す孔の大きさを簡単にかつ
正確に調整することが可能であり、更に給餌トラ
フの上下位置も可変としているため幼雛期の雛の
給餌をケージ外部に取付けた給餌トラフにより行
わせることが可能である。そして、幼雛期用に給
餌トラフを最下段に設置すれば、その背面高さに
より卵排出隙間を自動的に塞ぐことができるか
ら、新たに該隙間を塞ぐ手間やしや閉板等の付属
部品を排除できる。以上により一つのケージを幼
雛期から大雛期にかけて一貫して使用することが
可能となり、しかもこの場合にも、孔の大きさ及
び位置は板状体の変更により簡単かつ正確に変え
ることができるため、ケージ本体の網目の構成が
単純となり製造コストがやすくなる。また補助網
を使用する場合にも雛が首を出す孔を網目により
構成する必要がないから構成の自由度が大きくな
る等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による養鶏ケージの一実施例を
示す斜視図、第2図は前面部の部分斜視図、第3
図は側断面図である。 1……ケージ、2……底面部、3……エツグト
レイ、4……前面部、5……給餌トラフ、6……
補助網、10……板状体、11……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケージ前面部と底面部の間に卵排出用の隙間を
    設けると共に、該前面部に該隙間とほぼ同じ背面
    高さを有する給餌トラフを上下方向位置可変に装
    着し、更に該前面部の適宜位置にケージ網目より
    小さな孔を有する板状体を装着したことを特徴と
    する養鶏用ケージ。
JP18003082U 1982-11-30 1982-11-30 養鶏用ケ−ジ Granted JPS5983348U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18003082U JPS5983348U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 養鶏用ケ−ジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18003082U JPS5983348U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 養鶏用ケ−ジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5983348U JPS5983348U (ja) 1984-06-05
JPS6211423Y2 true JPS6211423Y2 (ja) 1987-03-18

Family

ID=30390457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18003082U Granted JPS5983348U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 養鶏用ケ−ジ

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JPS5983348U (ja) 1984-06-05

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