JPS62113373A - 電気接地工法 - Google Patents

電気接地工法

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JPS62113373A
JPS62113373A JP25360185A JP25360185A JPS62113373A JP S62113373 A JPS62113373 A JP S62113373A JP 25360185 A JP25360185 A JP 25360185A JP 25360185 A JP25360185 A JP 25360185A JP S62113373 A JPS62113373 A JP S62113373A
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JP
Japan
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grounding
rod
ground
earth
soil
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JP25360185A
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禹 修権
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SHIYUUKEN U
Original Assignee
SHIYUUKEN U
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は電気工事にお(する接地工法に関するものであ
る。
従来の技術 従来より電気4I!器類に接地工事を施こす場合には、
アース板やアース棒を地中に埋めて、ここからリード線
を出してアースされるべき電気機器類に接続させるとい
う手段が採用されている。
この従来の接地工事に用いられているアース棒は、通常
、直径が14a+mであって、長さが約100〜150
cm位の鋼材を主要材料とし、その外周に厚さ0.5m
mの銅板を巻き付けて製作されている・ このアース棒は1木だけを地中に埋設する場合と、アー
ス能力を上げるために複数本を継ぎ足しながら埋設する
場合とがあり、1本だけ埋設する場合はその上端にリー
ド線を取り付けたアース棒を地中に打込む必要があるが
、複数本を埋設する場合には最上段のアース棒のみにリ
ード線を取り付は他の下段のアース棒は相互に連結させ
るだけでリード線は不要と、なるのである。
また1木だけ埋設させる場合には打込みやすくするため
にその先端が尖った形状となっていることが必要であり
、一方、複数本を埋設させる場合は最下段のアース棒の
み下端が尖っていれば良いものとなっている。
また、このアース棒は1箇所のみに埋設するということ
は少なく、大抵の場合、周辺の地面に所定の間隔を開け
て3〜lO筒所位に埋設して相互に電気接続して接地効
果を高めるという手段が行なわれている。
発明が解決しようとする問題点 接地工事には、第1種接地工事、第2種接地工事、特別
第3種接地工事などの種類があるが、いずれの接地工事
においても、上記の様に1箇所にアース棒を1本又は2
〜3本継ぎ足して埋設し、しかも周辺に3〜lO筒所も
同様にして埋設してui続しても、そのままでは大抵の
場合、接地抵抗値の低下は不充分なものとなるのである
つまり、通常、このアース工事によって対接地抵抗値が
10オーム以下となることが要望されるのであるが、そ
の地質の導電性がかなり良好なものでない限り、周辺に
多数本のアース棒を打込んでも、前記抵抗値以下にはな
らずアース能力が不足するのである。
そこで従来より、接地抵抗低減剤をアース棒近傍の土壌
に含浸させて、上記抵抗値を下げることが行なわれてい
るのである。
この接地抵抗低減剤は、主として電解質溶液であって、
使用前にゲル化剤等と混合調製し。
土壌に含浸させてから所定時間経過すればゲル化して固
まり、土壌の導電性を向上させるというものである。
従来は、この接地抵抗低減剤を土壌と混合するために、
アース棒を埋設する近辺の土地を深く掘削して、その掘
り起こした土に接地抵抗低減剤を散布させながら再び同
所を埋めて行くというきわめて非能率的な手段が採られ
ており、接地工事すべき地面に、その周辺の多数箇所に
この様な地質改良工事を施工しながらアース棒を埋設す
るには大へんな労力と時間を要し、接地工事における重
大な問題点となっているのである。
本発明はこの問題点を解決することを目的としてなされ
たものであり、アース棒近辺の地面を掘削しなくても、
アース棒を打込んでから、このアース棒自体から接地抵
抗低減剤をその近傍の土壌に浸透させて行くという非常
に能率的かつ省力的な接地工法を提供しようとするもの
である。
口 発明の構成及び作用 本発明の構成は、アース棒の主要部分を筒状体で形成し
前記筒状体に多数の透孔を設けてなる穴開きアース棒を
、電気接地すべさ地面に打込んで、ついで接地抵抗低減
剤を前記筒状体に圧入し前記透孔より前記アース棒近傍
の土壌に前記接地抵抗低減剤を浸透せしめることを特徴
とする電気接地工法、を要旨とするものである。
問題点を解決するための手段 アース林を筒状体で形成してその油状体に多数の透孔を
設けた穴開きアース棒とし、これをそのまま接地工事す
べき地面に打込んで、この穴開きアース棒に接地抵抗低
減剤を圧入して前記透孔からこの接地抵抗低減剤を噴出
させてアース棒の近傍の土壌に浸透含浸させるという手
段を見い出したのである。
本発明を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明において使用する穴開きアース棒の1実
施例の縦断面図である。
第2図は第1図の実施例の側面図である。
これらの図の様に本発明に使用する穴開きアース棒は、
そのアース棒(a)の主要部分を筒状体(1)とし、つ
まり、この第1図の場合は下端部具外の部分が筒状体(
1)となっており、この筒状体(1)に多数の透孔(2
)が穿設されているのである。
このアース棒(a)の主要材料は鋼材であり、この表面
に耐食性を与えるために、例えば亜鉛メッキや銅メッキ
を施こし、耐食性でかつ導電性の材料とするのである。
なお、この主波部分の筒状体(1)は、例えば内径15
〜30a++aであって肉厚が2〜5■のパイプ状とし
ておくのである。またアース林(a)の長さは80〜1
20cmが望ましく、透孔(2)の直径は4〜8mm位
が好ましいもので、その数は例えば上から4〜12cm
毎に同位置の周囲に2〜4個づつ設けて合計30〜80
個位にしてやると非常に好ましい結果が得られるもので
ある。
また第1図に示した様に、例えばアース棒(a)の先端
外側にオネジ(3)を設けてここにメネジを有するカッ
プリング(5)を着脱自在に螺合しておくと、リード線
の取り付けた端子をこのオネジ(3)又はカップリング
(5)と接続できるし、また後述する様に、アース棒(
a’)を継ぎ足すときにも、このカップリング(5)を
連結用に利用できるので非常に好適なものとなる。
さらに第1図や第2図の様にアース棒(a)の下端を鋭
利な尖端(4)とすれば打込みやすいアース棒(a)と
なることは言うまでもないことである。
第3図は本発明に使用されるアース棒が継ぎ足し用の場
合の縦断面図である。
この図のアース棒(al)は、前記のアース棒(a)と
同様に筒状体(1)と多数の透孔(2)を有するもので
あるが、全体が筒状となっていて、この上端にオネジ(
3)を設けてこれにカップリング(5)を着脱自在に取
り付け、かつ下端にもオネジ(3)を備えたものにして
やると、好都合なものとなるのである。
この下端のオネジ(3)を利用してアース棒(a)のと
端のカップリング(5)に連結し、さらに必要なだけの
7−ス棒(a′)を同様にして連結し、最上段の7−ス
棒<tl>の上端のオネジ(3)又はカップリング(5
)にリード線の取り付けた端子を接続させてやれば良い
のである。
第4図はアース棒の打込み箇所が複数個ある場合の埋設
状態を示した断面説明略図である。
この図の様に、アース棒(a)(a’)を複数箇所に打
込む場合は、相互の干渉を避けるために、その間隔が少
なくとも5〜6m以上離れる様に打込んでやることが望
ましいのである。
そして、これらのリード線間を電気配線(1)によって
連結し、さらに適当な1箇所とアースされるべき電気機
器(k)とを電気接続(S)させるのである、なお、地
面から突出しているアース棒上端部分や電気配線(1)
を土−で埋めて全体が地中に隠れる様にしてもよいこと
は勿論である。
ついで、上記の様にして地面に打込んだアース棒(a)
(a)に接地抵抗低減剤を圧入するのである。
この接地抵抗低減剤は、例えば三井東圧化学(株)より
ケミアース工(商標)として市販されているものが使用
でき、使用直前に主剤液とゲル化剤等を混合調製して各
箇所のアース棒(a)(a)に5〜20文位の割合で圧
入するのである。
この圧入方法としてはコンプレッサー、電動式加圧ポン
プなどが好適に利用できるが、電源のない場所では手動
式のポンプを使うことも可能であり、通常0.5〜3K
g/c♂の加圧を加えてやれば、この接地抵抗低減剤が
透孔(2)から噴出してアース棒(a)(a)近傍の土
壌に浸透して行くのである。
そして約30〜60分後にはその土壌内で接地抵抗低減
剤がゲル化して固まり、アース棒(a)  (a’)の
近辺の土壌の接地抵抗値を下げるのである。
実施例 地面に一辺の長さが6mとなる正五角形を描き、その中
の3箇所の頂点に第1図の様なアース棒(a)を1本と
その上に第3図の様なアース棒(a)を1本継ぎ足しな
がら打込んだ。
なお、アース棒(a)(a’)の長さは95cmで、そ
の筒状体は肉厚3mm、内径16mmの鋼管おし外周に
亜鉛メッキを施したものを用いた。
また透孔(2)の大きさは直径6ml11でその数は5
cm毎に2個づつ設は合計34個とした。
また前記正五角形の残りの2箇所の頂点には比較のため
に市販品アース棒と穴なしアース棒とを打込んだ。
(A)上記のアース林施工を、砂と土とが混在する土質
の地面(滋賀県高島郡安曇用町田中の知人経営の会社構
内)に実施し、実施例の3筒所についてはケミアース瓦
を3通りの量に変化させて圧入し、各々の接地抵抗値を
測定した。
なお、残りの2gM所には比較のため市販品アース棒(
直径L 4+*m、  120cs長)と透孔のない筒
状アース棒(穴なしアース棒)を各々2木づつ打込んで
、その接地抵抗値を測定した。
その結果を表Aに示す。
(νIlf、bジ 表A ケミアース1の地表への流出はなかった。つまり土中の
浸透性は大であった。
また、この接地抵抗値は松下電器産業(株)製の自動接
地抵抗計(形式BN−303V)による電圧降下法によ
って測定した。(以下の実施例においても同様) (B)前記アース棒施工を、粘土質を含んだ土質の地面
(滋賀県高島郡高島町出鴨の知人経営の会社構内)に実
施し、(A)と同様にして各々の接地抵抗値を測定した
その結果を表Bに示す。
なお、この実施例(B)においては土中の浸透性はやや
悪くケミアース瓦の地表への流出が若干見られ、特に1
5文圧入したものは約6〜7文の流出があった。
(C)前記アース棒施工を、砂地の地面(滋賀県高島郡
安曇用町近江白浜の知人宅)に、3本継ぎ足し法にて実
施し、(A)と同様にして各々の接地抵抗値を測定した
その結果を表Cに示す。
なお、この実施例(C)においては土中への浸透性はき
わめて太きく、ケミアースπの地表への流出は全くなか
った。
以上の表から明らかな様に、本発明工法によれば、接地
抵抗(【Hは容易に下げることができ。
特に砂地以外の地面においてその効果が大きいものであ
る。
この事実は掘削しにくい土質の接地抵抗値を低下させや
すいということで、その施工に要する労力と時間を大幅
に軽減するのである。
例えば、この実地例によって得られた接地抵抗値とほぼ
同一の効果を、従来工法で達成しようとすると次表の様
な施工時間の基が生じるの(ただし、打込み本数は、A
とBは合計10本、Cは合計15本) ハ 発明の効果 以上詳細に説明した様に本発明は、パイプ状のアース棒
に多数の透孔を設けたという穴開きアース棒を使用し、
これを地面に打込んでからこのアース棒内に接地抵抗低
減剤を圧入するという接地工法であり、アース棒近辺の
地面を掘削してその土壌に接地抵抗低減剤を混合しなが
ら埋めて行くという非能率的な従来工法に比べて、その
施工能率は大幅に向上し、アース工事の実施にきわめて
すぐれた能率化と省力化を持たらすという顕著な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用するアース棒の1実施例の
縦断面図である。 第2図は第1図の実施例の側面図である。 第3図は本発明におけるアース棒が継ぎ足し用の場合の
縦断面図である。 第4図はアース棒の打込み箇所が複数個ある場合の埋設
状態を示した断面説明略図である。 (a)・・・アース棒、 (a7)・・・継ぎ足し用のアース棒、(1)・・・筒
状体、  (2)・・・透孔、(3)・・・オネジ、 
 (4)・・・尖端、(5)・・・カップリング (1)・・・電気配線、(s)・・・電気接続(k)・
・・電気機器 図          面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アース棒の主要部分を筒状体で形成し前記筒状体に
    多数の透孔を設けてなる穴開き アース棒を、電気接地すべき地面に打込ん で、ついで接地抵抗低減剤を前記筒状体に 圧入し前記透孔より前記アース棒近傍の土 壌に前記接地抵抗低減剤を浸透せしめるこ とを特徴とする電気接地工法。
JP25360185A 1985-11-12 1985-11-12 電気接地工法 Pending JPS62113373A (ja)

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JP25360185A JPS62113373A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 電気接地工法

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JP25360185A JPS62113373A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 電気接地工法

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JPS62113373A true JPS62113373A (ja) 1987-05-25

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JP25360185A Pending JPS62113373A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 電気接地工法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0195479A (ja) * 1987-10-07 1989-04-13 Yoshimasa Okano 給水装置を設備する接地工法
WO1998056073A3 (en) * 1997-06-03 1999-03-18 Dong Yang Ind Co Ltd Ground rod and installation method for the same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022248A (ja) * 1973-07-02 1975-03-10
JPS5033734B1 (ja) * 1971-02-24 1975-11-01

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