JPS62112837A - 含油排水管路における油回収方法 - Google Patents

含油排水管路における油回収方法

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JPS62112837A
JPS62112837A JP25450785A JP25450785A JPS62112837A JP S62112837 A JPS62112837 A JP S62112837A JP 25450785 A JP25450785 A JP 25450785A JP 25450785 A JP25450785 A JP 25450785A JP S62112837 A JPS62112837 A JP S62112837A
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JP
Japan
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oil
pipe
recovery
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drainage pipe
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JP25450785A
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武夫 加藤
田中島 民也
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JGC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、石油精製2召油化学工場等に設備された含油
排水管路において、その排水中の油分を回収する油回収
方法に関する。
「従来の技術」 石油祠製2石油化学工場等において、各a!設備機器か
ら排出されるドレン及び機器周りの雨水は。
含油排水として同一系統の排水設備に導かれて処理され
る。この種の含油排水の排水設備としては。
管渠をマンホールと共に地中に埋設し、該管渠の末端に
重力分離式の油分分離槽を設けて成るものがよく用いら
れており、含油排水は管渠内を自然流下して油分分離槽
に重力)れ、そこで油分が分離回収された後放流される
ようになっている。
トコ口で、上記設備において、油分分離槽の水位は、海
や河川等の最終放流光の最高水位よりも高くする必要か
ら勾配が十分とれない場合、敷地レベルから2m以内と
なることが多い。従って、油分分離槽に接続する管渠は
常時満水状態の所謂フラッド型式となる部分ができ、そ
の部分の管渠長さが100mt−超えることも多い。又
、フラッド型式となる一W渠部分は、管内が常時満水状
態にあるので、一つのマンホールに火災が発生しても他
のマンホールに延焼しない。従って、延焼防止のための
特別な配慮は必要でなく、当該排水管路の構造は、水平
又は水平に近い勾配をもって敷設された複数のf渠部分
と、管渠部分同士を繋ぐ単純な形のマンホールとから成
っている。
「発明が解決しようとする問題点」 上記のようにフラット型式となった管巣部分では、排水
の流れが強制的に攪拌されることは少なく、降雨のない
時は特に管渠内の流速が小さくなる(例えば15cm/
sc以下となる)。従って、該管渠部分は一棟の重力式
油分分離管として機能しており、管渠内の上層部分は含
油率の高い排水になり、中層から下層部分は油分の少な
い排水になっており、又、マンホール内には分離した油
分が滞留している。
ところが、降雨時には雨水により管内流速が速くなるた
め、上記の如く分離された油分は雨水に巻込まれて下流
の油分分離槽に流入し、そこで始めて油分を分離回収さ
れている。すなわち、一旦分離された油分がその時点で
回収されることのないままに放置され、降雨時の水量の
多い状態(重力式油分分離槽としては最も効率の悪い状
態)の時に油分分離槽に一挙に流入し油分分離が行われ
る精米となり、分離処理能力を超えたり、分離効果の低
下や油分分離槽の過度の汚れが起るなどの好ましくない
状態が発生している。
「問題点tN4決するための手段」 本発明は、マンホールと管渠部分とから成るフラッド型
式の含油排水管路に3いて、含油排水管路内の流速を検
出し、該流速があらかじめ設定した流速値以下の場合に
、含油排水管路に接続した油回収管を流通状態にして核
油回収管を通じて含油排水管路内で浮上分離した油分を
抜出すようにするものである。
「作用」 上記設i流速値を、降雨時の流速よりも充分に遅く、該
設定流速値に近い流速で含油排水管路内で油分が充分に
分離する程度の流速値にしておく。
そして、流速が設定流速値以下の状態にあるとき油回収
管が流通状態とされ、含油排水f路内で分離している油
分が油回収管を通じて回収され、油分分離槽に一挙に流
入することはない。
「′4.施例」 以下、本発明の一実施例を説明するが、方法の説明に先
立って先ず排水設備と本発明の方法を実施するための装
置の一例を図面を参照して説明する。
図中1は、地下に埋設した複数のW渠2.・・・と、こ
れら管渠2.・・・を相互に接続する複数のマンホール
3.・・・とから成る含油排水管路であり、該排水管路
1の末端の管渠2には重力分離式の油分分離槽4が接続
されている。該油分分離慣4は従来周知のもので、管渠
2から流入した含油排水は、入口堰4aを経て波状板集
合体4bに送られて油分が分離され、処理水は処理水管
4Cjこよって放流もしくは2次処理設備に送られる一
方、分離した油分は集油1f4dから連絡管4eを経て
側傍の油回収槽5に自然流下によって貯えられるように
なっている。
上記排水管路1の末端側の所定区間A(該区間の距離は
例えば100m)はフラッド型式となっている。すなわ
ち、上記区間Aにおいて谷f渠2は水平又は水平に近い
勾配で敷設されており、その各・g渠2内は自由水面が
なく常時満水状態となっている。そして、該区間人の¥
#栗2.・・・及びマンホール3.・・・には、複数(
図では2本)の回収枝管6a、・・・と回収車f6bと
から成り、含油排水中の油分を上記油回収槽5に自然流
下させる油回収′1f6が接続されている。つまり、区
間Aの管*2.・・・に沿って回収車y6bが所定の勾
配で傾斜して敷設され、該回収車・16bの下流端は油
回収WI5に接続されると共に、上流端は地上に突出し
て大気に開放されている。又1回収本f6bには上方に
延びる複数の回収枝管5a、・・・が接続され、該各回
収枝管6aは上端側が複数に分岐されて、その分岐管の
一本が各マンホール3の側壁の上方01ll (油分分
離槽4の入口堰4a、Hはぼ同レベル)に、他の複数の
分岐管が各管渠2の上方壁にそれぞれ接続されている。
更に、上記各回収枝管6aの回収本管6bとの接続部近
くには′4電磁弁7がそれぞれ取付けられている。又、
末端のf渠2のマンホール3側の内部中心部付近には、
例えばO〜3 m / secの範囲の流速を検出する
ことのできる流速計8が固定枠8aに支持されて配設さ
れ、鈑流速計8からの信号により制御器9を介して上記
各電磁弁7か開閉制御されるようをこなっている。
尚、上記油回収槽5の内部にはモータ10により駆動さ
れる水中ポンプ11が設けられており。
該水中ポンプ11により油回収槽5内の油は排油槽(図
示せず)に送られるようになっている。水中ポンプ11
の作動は油回収槽5内に設置されたフロートスイッチに
より作動レベルを設定のうえ。
自動的にオン、オフされる。このオンレベルは油分分4
WI4の入口堰4aのレベルの少し下に設定される。又
、上記回収水y6bの上流側開口端には消炎網が取付け
られている。
しかして5本発明の方法は、上記含油排水vt路1のフ
ラッド型式となった区間Aにおいて、流速計8で管渠2
内の流速を慣出し、該流速が設定流速値以下の場合に、
該流速計8からの信号により各電磁yP7を開状態とし
、油回収f61に通じて・g渠2.・・・及びマンホー
ル3・・・内の油分を油回収槽5まで自然流下させ、回
収するものである。
すなわち、上記設定流速1直を、降雨時の流速よりも光
分に遅く、かつ、該設定流速値【こ近い流速で区間A6
eおいて油分か充分に分離する程度の流速値(例えば1
5cm/sc以下)にし°Cおく。′U栗2内の流速が
該設定流速値より光分に速い降雨時等には区間A Ic
 Eいて油分の分離は期待できず、このときは各IIL
磁升7は閉じていて、含油排水は管渠2から油分分離槽
4に送られて処理される。
一方、降雨後には流速は急激;こ低下するが、流速が上
記設定流速値になる直前の僅かな時間の間lこ区間Aの
f渠2.・・・及びマンホール3.・・・内では油分の
分離が進む。そして、流速が設定流速1直以下になり、
油分が光分に分離したところで流速計8からの信号によ
り各1!L!弁7が開状態となり、区間Aの管渠2.・
・・及びマンホール3.・・・内で分離した油分は常時
回収枝管5a、・・・から回収本管6bを経て油回収W
!I5に回収される。
ここで、区間Aの距離は上記では例えば100mとした
が、これか極ylこ短いと油分分離効果は期待できない
し、油分の少ない排水を回収すること滲こなる。この距
離は、水と油の比重差、油71m&。
水温から決まる油滴の上昇速度と水の流速により決まる
又、設置する油回収管6の回収枝管6aの管径及び数は
、含油排水管路lに流入し、該含油排水管路1において
分離する単位時間当りの平均総油量に見合ったものとす
る。これにより、長時間降雨がなく電磁弁7が開放のま
まであっても油分の少ない排水が回収枝−1f6aに流
入する可能性が小なくなる。更に、流入油量に変動が大
きい場合は、流入油量の少ない期間中は開放作動される
電磁弁7の数を減らすように各電磁弁7の制御器9を構
成し、流通状態さする回収枝管6aの数で調整を行う。
又、場合によっては一時的にあるいは必要期間にわたっ
て全電磁弁7を閉止する。これらの配慮をした上で尚か
つ流入した水分は、油回収槽5を経由して排油槽へ送ら
れ、その底部に滞留する。そして、排油槽の定常オペレ
ーション業務の一環として行われている、底部バルブ操
作による水抜き作業により抜出されて再度含油排水管路
1に放出される。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の油回収方法は、フラッド
型式となった含油排水管路において、該排水管路内の流
速が設定流速値以下となった場合に、該排水管路内で分
離した油分を油回収管を通じて抜出して回収するように
したものであるから、含油排水管路の末端に設ける油分
分離槽にかかる負荷を軽減すると共に、降雨時の一時的
負荷増大を抑制し、その容量を削減して槽の小型化を図
ることができ、又、該油分分離槽に8ける油分分離効率
を良好に維持することができる等の効果′f:#する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の詳細な説明するための概略図である。 1・・・・・・含油排水・g路、2・・・・・管渠、3
・・・・・・マンホール、4・・・・・・油分分AiI
I+vJ、6・・・・・・油回収管、7・・・・・・を
磁弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マンホールと管渠部分とから成り、該管渠部分が常時満
    水状態になったフラッド型式の含油排水管路において、
    上記含油排水管路内の流速を検出し、該流速があらかじ
    め設定した流速値以下の場合に、含油排水管路に接続し
    た油回収管を流通状態にして該油回収管を通じて含油排
    水管路内で浮上分離した油分を抜出すことを特徴とする
    含油排水管路における油回収方法。
JP25450785A 1985-11-13 1985-11-13 含油排水管路における油回収方法 Granted JPS62112837A (ja)

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JP25450785A JPS62112837A (ja) 1985-11-13 1985-11-13 含油排水管路における油回収方法

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JPS62112837A true JPS62112837A (ja) 1987-05-23
JPH0122411B2 JPH0122411B2 (ja) 1989-04-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112985503A (zh) * 2021-02-20 2021-06-18 东北石油大学 一种油水两相流持率和流速在线测量装置及测量方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112985503A (zh) * 2021-02-20 2021-06-18 东北石油大学 一种油水两相流持率和流速在线测量装置及测量方法

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JPH0122411B2 (ja) 1989-04-26

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