JPS62107115A - 地下躯体の沈設方法 - Google Patents
地下躯体の沈設方法Info
- Publication number
- JPS62107115A JPS62107115A JP24367985A JP24367985A JPS62107115A JP S62107115 A JPS62107115 A JP S62107115A JP 24367985 A JP24367985 A JP 24367985A JP 24367985 A JP24367985 A JP 24367985A JP S62107115 A JPS62107115 A JP S62107115A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sink
- sinking
- frame
- laying
- earth anchor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は大深度の施工を可能とする地下躯体の沈設方
法に関するものである。
法に関するものである。
従来、施工深度が大きい場合や地下水位が高くヒービン
グ、ボイリング等の恐れがある場合の地下躯体の構築方
法としては、例えば圧搾空気を用いたニューマチックケ
ーソン工法が利用されている。その場合、下端の耐圧盤
外周に刃口を設けた構造物躯体を地上で順次構築すると
ともに、地下水圧に対抗させるために圧気した耐圧盤下
の作業室で人力等による掘削を行ない、躯体を順次沈設
して行く方法が採られている。
グ、ボイリング等の恐れがある場合の地下躯体の構築方
法としては、例えば圧搾空気を用いたニューマチックケ
ーソン工法が利用されている。その場合、下端の耐圧盤
外周に刃口を設けた構造物躯体を地上で順次構築すると
ともに、地下水圧に対抗させるために圧気した耐圧盤下
の作業室で人力等による掘削を行ない、躯体を順次沈設
して行く方法が採られている。
このようなケーソンによる地下構造物の施工では躯体を
所定の深度まで鉛直に精度良く沈設することが要求され
る。しかし、躯体周面と地盤との摩擦力等によって沈下
し難くなったり、ボイリングやヒービング等の発生によ
、！７施工が困難となる恐れがある。また、沈下を促す
ため載荷したり、ニューマチックケーソンの場合は一時
的に圧気圧を低下させる方法等もあるが、沈下のコント
ロールが難しい。
所定の深度まで鉛直に精度良く沈設することが要求され
る。しかし、躯体周面と地盤との摩擦力等によって沈下
し難くなったり、ボイリングやヒービング等の発生によ
、！７施工が困難となる恐れがある。また、沈下を促す
ため載荷したり、ニューマチックケーソンの場合は一時
的に圧気圧を低下させる方法等もあるが、沈下のコント
ロールが難しい。
この発明は上述のような問題点の解決を目的としたもの
である。
である。
Ｃ問題点を解決するための手段〕
この発明の地下躯体の沈設方法は、まず沈設位置に複数
本のアースアンカーを施工しておき、このアースアンカ
ーに反力をとったジヤツキによシ地上で順次構築される
構造物躯体の沈設を行なうものである。ジヤツキはセン
ターホールジヤツキ等の油圧ジヤツキを用いることがで
き、地上で構築した構造物躯体上に設置し、アースアン
カーを引張るようにして躯体を地中に押し込んで行く。
本のアースアンカーを施工しておき、このアースアンカ
ーに反力をとったジヤツキによシ地上で順次構築される
構造物躯体の沈設を行なうものである。ジヤツキはセン
ターホールジヤツキ等の油圧ジヤツキを用いることがで
き、地上で構築した構造物躯体上に設置し、アースアン
カーを引張るようにして躯体を地中に押し込んで行く。
この発明の方法はオープンケーソン工法にも、ニューマ
チックケーソン工法にも適用でき、躯体下を掘削し、沈
設するに際し、上記複数のジヤツキによシ沈下速度や、
傾斜を制御しながら大深度の沈設が行なえる。
チックケーソン工法にも適用でき、躯体下を掘削し、沈
設するに際し、上記複数のジヤツキによシ沈下速度や、
傾斜を制御しながら大深度の沈設が行なえる。
次に図示した実施例について説明する。
第１図は施工状態の一例を示したもので、下端に刃口４
を設け、順次地上で構築した躯体２を、躯体２下を掘削
しながら沈設して行く。構築した躯体２の上部には油圧
ジヤツキ３を設置して、あらかじめ沈設位置に施工され
、躯体２の外周壁または柱を貫通するアースアンカー１
の鋼材を挾持させている。また躯体２内部には地下水圧
に対抗させるため清水または泥水を満たしてあり、水中
掘削機５により躯体２下を掘削する。図中ａは地下水位
、ｂは躯体内水位を示す。掘削機５としてはリバースサ
ーキュレーション方式、ベント方式のものやアースドリ
ル等が利用できる。掘削後、ジヤツキ３の操作により躯
体２を沈設するが、個々のジヤツキ３ごと操作して傾斜
の修正等も行なうことができる。
を設け、順次地上で構築した躯体２を、躯体２下を掘削
しながら沈設して行く。構築した躯体２の上部には油圧
ジヤツキ３を設置して、あらかじめ沈設位置に施工され
、躯体２の外周壁または柱を貫通するアースアンカー１
の鋼材を挾持させている。また躯体２内部には地下水圧
に対抗させるため清水または泥水を満たしてあり、水中
掘削機５により躯体２下を掘削する。図中ａは地下水位
、ｂは躯体内水位を示す。掘削機５としてはリバースサ
ーキュレーション方式、ベント方式のものやアースドリ
ル等が利用できる。掘削後、ジヤツキ３の操作により躯
体２を沈設するが、個々のジヤツキ３ごと操作して傾斜
の修正等も行なうことができる。
第２図〜第５図は施工手順を示したもので、次のような
手順で作業を行なう。
手順で作業を行なう。
■ 沈設時の反力をとるためのアースアンカー１をボー
リングマシンにより施工する（第２図参照）。
リングマシンにより施工する（第２図参照）。
■ 地上で構造物躯体２を構築する。下端には刃口４を
形成する。
形成する。
■ 躯体２下を掘削し、沈設を行ない、躯体２内には清
水または泥水を満たす（第３図参照）。
水または泥水を満たす（第３図参照）。
■ 順次躯体２の構築、掘削機５による掘削、躯体２上
のジヤツキ３を利用した沈設を繰り返す（第４図参照）
。このとき、ジヤツキ３の反力をアースアンカー１にと
って沈設を行なう。
のジヤツキ３を利用した沈設を繰り返す（第４図参照）
。このとき、ジヤツキ３の反力をアースアンカー１にと
って沈設を行なう。
■ 沈設が完了したら躯体２下部の金柑部分に水中コン
クリート６を打設し、躯体２内の排水を ４・行なう０
底盤７のコンクリート打設後（第５図参照）、順次各階
のスラブコンクリートを打設して行く。
クリート６を打設し、躯体２内の排水を ４・行なう０
底盤７のコンクリート打設後（第５図参照）、順次各階
のスラブコンクリートを打設して行く。
なお、地下水による浮力と建物重量プラス外周のアース
アンカー１がバランスしないときは、内部にも引抜抵抗
用のアースアンカー８を施工する。
アンカー１がバランスしないときは、内部にも引抜抵抗
用のアースアンカー８を施工する。
■ アースアンカーの反力を利用して沈設を行なうので
、躯体の沈設をスムーズに行なうことができる。また、
ジヤツキによシ沈下速度の制御傾斜の修正が行なえるの
で、大深度の施工が可能である。
、躯体の沈設をスムーズに行なうことができる。また、
ジヤツキによシ沈下速度の制御傾斜の修正が行なえるの
で、大深度の施工が可能である。
■ 施工中躯体内部に清水または泥水を満たしておくこ
とにより、地下水の移動を抑さえ、周辺への影響を少な
くすることができる。
とにより、地下水の移動を抑さえ、周辺への影響を少な
くすることができる。
■ 沈設に利用したアースアンカーは建物の浮力対策に
転用することができるので、カウンタウェイトとしての
コンクリートが大幅に削減できる。
転用することができるので、カウンタウェイトとしての
コンクリートが大幅に削減できる。
第１図はこの発明の一実施例における施工の様子を示す
断面斜視図、第２図〜第５図は施工手順を示す断面図で
ある。 １・・アースアンカー、２・・躯体 ３・・ジヤツキ、４・・刃口、５・・掘削機６・・水中
コンクリート、７・・底盤 ８・・アースアンカー
断面斜視図、第２図〜第５図は施工手順を示す断面図で
ある。 １・・アースアンカー、２・・躯体 ３・・ジヤツキ、４・・刃口、５・・掘削機６・・水中
コンクリート、７・・底盤 ８・・アースアンカー
Claims (2)
- （１）沈設位置に複数本のアースアンカーを施工し、構
造物躯体を地上で順次構築し、該躯体下を掘削するとと
もに構築した構造物躯体上に設置され、前記アースアン
カーに反力をとつた複数のジャッキにより構造物躯体を
地中に押し込んで沈設することを特徴とする地下躯体の
沈設方法。 - （２）ジャッキはセンターホールジャッキである特許請
求の範囲第１項記載の地下躯体の沈設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24367985A JPS62107115A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 地下躯体の沈設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24367985A JPS62107115A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 地下躯体の沈設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62107115A true JPS62107115A (ja) | 1987-05-18 |
Family
ID=17107374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24367985A Pending JPS62107115A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 地下躯体の沈設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62107115A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105773A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Shimizu Corp | 圧入ケーソン工法およびそれに用いるケーソン |
| JP2006144391A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Yasuko Hasegawa | 反力装置 |
| CN108487284A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-04 | 上海城建市政工程（集团）有限公司 | 一种预制后浇筑式沉井的下沉施工方法 |
| CN108487283A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-04 | 上海城建市政工程（集团）有限公司 | 一种桩锚压入式沉井下沉施工方法 |
| CN108487281A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-04 | 上海城建市政工程（集团）有限公司 | 一种桩锚压入式沉井的快速下沉施工装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55159024A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-10 | Taisei Corp | Construction method for structure foundation |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP24367985A patent/JPS62107115A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55159024A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-10 | Taisei Corp | Construction method for structure foundation |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105773A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Shimizu Corp | 圧入ケーソン工法およびそれに用いるケーソン |
| JP2006144391A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Yasuko Hasegawa | 反力装置 |
| JP4504166B2 (ja) * | 2004-11-19 | 2010-07-14 | 靖子 長谷川 | 反力装置 |
| CN108487284A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-04 | 上海城建市政工程（集团）有限公司 | 一种预制后浇筑式沉井的下沉施工方法 |
| CN108487283A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-04 | 上海城建市政工程（集团）有限公司 | 一种桩锚压入式沉井下沉施工方法 |
| CN108487281A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-04 | 上海城建市政工程（集团）有限公司 | 一种桩锚压入式沉井的快速下沉施工装置 |
| CN108487283B (zh) * | 2018-06-27 | 2020-06-12 | 上海城建市政工程（集团）有限公司 | 一种桩锚压入式沉井下沉施工方法 |
| CN108487281B (zh) * | 2018-06-27 | 2020-07-03 | 上海城建市政工程（集团）有限公司 | 一种桩锚压入式沉井的快速下沉施工装置 |
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