JPS62106854A - 低級炭の選炭法 - Google Patents

低級炭の選炭法

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JPS62106854A
JPS62106854A JP60244236A JP24423685A JPS62106854A JP S62106854 A JPS62106854 A JP S62106854A JP 60244236 A JP60244236 A JP 60244236A JP 24423685 A JP24423685 A JP 24423685A JP S62106854 A JPS62106854 A JP S62106854A
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フイリツプ イー マクゲリー
デビツド イー ハーマン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/32Liquid carbonaceous fuels consisting of coal-oil suspensions or aqueous emulsions or oil emulsions
    • C10L1/322Coal-oil suspensions

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は固体炭素質燃料物質の選鉱法、特に低級石炭選
鉱法に関する。
石i−セ凍k(支)体炭素質燃料物質の既知資源は石油
と天然ガス合計の既知資源よりもはるかに多量である。
この石炭と関連固体炭素物質の莫大な量にも拘らず主エ
ネルギー源としての資源、特に石炭への依存度はたいて
い低下しているっ石油や天然ガスの様なより安価な清浄
燃焼性でより容易に補給し輸送できる燃料の利用性は過
去には石炭をエネルギー分野における大きな支持段に振
当てている。
しかし最近の世界事情により全世界のエネルギー要請と
この要請に適応する資源の利用性を新しく感知すること
をよぎなくされている。石油と天然ガスの保有量が石油
と天然ガス価格の高騰と世界の資源の最大量をもつ地方
の不安と関連して急速に枯渇している現実は主エネルギ
ー源として固体炭素質物質、特に石炭の利用に新しい関
心をかきたてている。
結果として石炭および関連固体炭素質物質又は石油又は
天然ガスよりもよいエネルギー源製造の多くの努力がな
されている。例えば石炭の場合にはこの努力の多くは石
炭生産、輸送および燃焼に伴なう環境問題解決に向けら
れている。例えば石炭採掘に伴なう健康と安全の障害は
石炭採掘に関する新立法施行によって相当減少している
。更に石炭の清浄燃焼、より適切な燃焼法およびより容
易な輸送法に関する多くの技術が探究開発されている。
石炭のガス化と液化は知られた2方法である。多くの石
炭ガス化と液化法の詳細は例えばKirk −Othm
er  のEncyclopedia of Chem
ical Tsehnology、 3版(1980)
11巻、410−422と449−473ページに記載
されている。しかし一般にこれらの方法は高エネルギー
を要しまた高温高圧装置を用いるのでその広範な便利さ
と価値を減少する。
石炭の容易な液化法が開発されている0この1方法はH
orowitz  らの米国特許第4,032,852
号である。この方法は石炭表面の化学的修正であり、そ
れによって天然石炭よりも更に容易に石炭部分が液化さ
れるのである0ガス化法と液化法の他の燃焼や輸送によ
り便利な形に石炭を変える他の方法も知られている。例
えば石炭−油と石炭−水混合物の製造が文献に記載され
ている。この液体石炭混合物はかなり利点がある。固体
乾燥石炭よりも容易に輸送できる他にこれらは貯蔵がよ
り容易であり自然発火による爆発の危険も少ない。更に
流体状の石炭は燃料油燃焼用の普通装置で燃焼するに適
当となる。この様な能力は主エネルギー源として燃料油
から石炭への移行を大きく可能にする。一般に石炭−油
と石炭−水混合物およびその製法は米国特許第3,76
2,887号、第3,617,095号、第4,217
,109号および英国特許第1,523,193号に発
表されている〇石炭が最終的に使われる形状に関係なく
石炭は実質的量のいおう、窒素化合物および鉱物質を含
みまたかなシの金属不純物を含むから石炭は清浄化する
必要がある。燃焼中にこれらの物質は2酸化いおう、窒
素酸化物、および金属不純物化合物として環境中に入る
。石炭が主エネルギー源として使われるならば燃焼生成
物又は燃焼前の石炭のいづれかを清浄化して環境汚染を
防がねばならない。
したがって石炭清浄化(選鉱)法は物理的並びに化学的
に広く探究されている。一般に物理的石炭清浄化法には
不純物を放出させる様石炭を粉砕する。石炭粉砕度は一
般に不純物放出度を定める。しかし石炭製造費は微粉量
と共に指数的に上昇するので、粒径減少には経済的最適
点がある。
更に石炭を最小粒径に粉砕することさえ不純物全部の除
去に有効ではない。
石炭を不純物から分離させる物理的性質に基づく石炭清
浄化法には一般に重力法、浮遊選鉱法、磁力法および電
気法の4法がある。
物理的石炭清浄化法に対し化学的石炭清浄化法は開発の
初期段階にある。知られた化学的石炭清浄化法には例え
ば石炭の酸化脱硫法(空気酸化によるいおりの水溶性型
への転化)、第2鉄塩浸出法(パイライトいおうの硫酸
第2鉄による酸化)、および過酸化水素−硫酸浸出法が
ある。他の方法は上記Encyclopedia  o
f  Chemical  Technology。
6巻、314−322ページに発表されている。
化学的石炭選鉱法の分野における最近の有望な開発は米
国特許第4,332,593号および第4,304,5
73号および米国政府報告42694′清浄石炭の燃料
油中分散による燃料拡張”であり、これらは参考として
本明細書に加えておく。要するにこの石炭選鉱法により
石炭塊などを先づ清浄にした後微粉砕する。粉砕炭は今
や重合性モノマー、重合反応触媒および燃料油の形に加
えられる。かくて表面処理された石炭は極めて疎水性親
油性でありかくて油水分離法を用いて不要の灰分および
いおうから容易に分離される。更に疎水性石炭は高価な
熱エネルギーを使わずに容易に極めて低含水t−iで脱
水できる。この方法からえられる清浄な極めて低水分の
石炭は乾燥固体製品の様に使用できる、又は便利な石炭
−泊又は石炭−水混合物生成に使用できる。
しかし石炭の知られた種類、例えば亜炭、無煙炭、歴青
炭等の種々の化学処理の結果として各種類は選鉱にちが
った反応をする。いわゆる低級炭、即ち低級歴青炭、亜
歴青炭、亜炭およびビートは水和水をもち、それは普通
の浮遊選鉱法による選鉱を弱めまた時には妨げる。例え
ばこれらの石炭は普通の油凝集法に反応しないしまたい
わゆる0tiska法に十分反応しない。したがってこ
れらの方法がらの収率は非常にわるい。これら低ヅ石炭
は上記米国特許第4,332,593号と4,304,
573号に発表された方法によって選鉱できるが、これ
らの方法を使用してえられた結果はいづれも満足すべき
ものではない。
低級炭の全資源は全石炭供給量の非常に莫大な部分とな
るので、この社の石炭選鉱の改良法は非常に望ましい。
したがって本発明の1目的は低級炭の改良選鉱法を提供
することにある。
本発明の他の目的は低い水分、灰分およびいおう含量を
もつ選鉱生成物がえられる低級炭選鉱法を提供すること
である。
更に本発明の他の目的は石炭−水および石炭−油混合物
製造に極めて適する選鉱生成物がえられる低級炭選鉱法
の提供にある。
なお更に本発明の目的は選鉱生成物のよい回収率がえら
れる低級炭選鉱法の提供にある。
これらの目的は (a)  a粉砕低紐炭を石炭からえられた油(以下石
炭油という〕および水、重合性モノマーおよび触媒より
成る表面処理用混合物と混合し、かつ (b)  選鉱された表面処理石炭生成物を回収する工
程より成る方法によって達成される。
上記米国特許第4,332,593号および第4,30
4,573号に水性微粉炭スラリを重合性モノマー、重
合反応触媒および少量の燃料油より成る混合物と混合し
表面処理する選炭法が発表されている。完全には諒解さ
れないが、また理論によって拘束されたくないが、この
表面処理は石炭分子上の重合体側鎖の分子結合による石
炭表面上の重合体有機膜形成を含むと信じられる。
今やコールタール油および(又は〕コールタール誘導体
としても知られる石炭油を一般に上記選鉱法に使われる
燃料油又は他の液体有機担体の代シに又はそれらと共に
使用するならば、低級炭を使って選鉱の改良結果かえら
れることが発見されたことは驚くべきことである。再び
理論に拘束されたくないが、この低級炭と石炭油との混
合物はこれらの低級炭、特に亜炭と亜歴青炭に含まれる
水和水を破壊し放出すると信じられる。こうすることに
よって石炭はより疎水性親水性となシしたがってより容
易に選鉱される。
更に本発明による表面処理にはまた石炭分子上の重合性
側鎖の分子結合による石炭表面上の重合体膜形成がある
と信じられる。
故に本発明の実施において先づ採掘された低級炭を微粒
子に粉砕し採掘作業で集められた不用岩、重灰分等の物
質を除去するとよい。普通粗炭は例えばボール又はロッ
ドミル、破砕機等の様な普通装置を用いて水の存在で粉
砕磨砕される。
一般に水コンディショニング剤又は処理剤を粉砕作業に
使うことは好ましいが、必要ない。これらの添加剤は灰
分がより親水性になることを助けその分離を促進する。
一般にこれらの添加剤は普通の無機又は有機の分散剤、
表面活性剤および(又は〕湿潤剤を含んでもよい。この
目的の好ましい添加剤は炭酸ナトリウム、ピロりん酸ナ
トリウム等でちる。
前記粉砕作業によって製造された石炭−水スラリは一般
に石炭対水比率それぞれ約1:3重量部をもつものであ
る。
前記水コンディショニング剤を用いるならば普通例えば
乾燥石炭重量を基準として約0.25乃至約5チの少量
で用いる。一般に石炭粒径を小さくする程よりネ鈍物が
とれると認められているが、粉砕度を律する経済最適点
があるという報酬減少の法則が適用される0ともかく本
発明の目的に対して一般に石炭を粒径約48乃至約30
0メツシユ、好ましくは約80チの粒径が約200メツ
シユ大である様に粉砕することが望ましい。
粉砕した石炭−水スラリは次に石炭油重合性モノマー、
重合反応触媒および任意に更に燃料油の様な有機液体担
対より成る表面処理用混合物と接触混合させる。この発
明の目的のため石炭油は残りの表面処理用成分を石炭と
接触混合する前又は後又は同時に石炭と混合してもよい
本発明の実施において石炭は石炭油を含む表面処理用混
合物と重合条件のもとて例えば大気圧又はそれに近い圧
力のもとて約20乃至約70℃の温度で約1秒乃至30
分、好ましくは約1秒乃至約3分間混合される。えられ
た表面処理された石炭は極めて疎水性親油性なので石炭
泡相が生じ、それは残υの灰分含有水相から容易に除去
される。
どんな重合性モノマーもこの重合反応媒質に使用できる
大気温大気圧において液体であるモノマーを使用すれば
より便利であるが、同じ又はちがった分子と重合できる
オレフィン性不飽和基をもつガス状モノマーも使用でき
る。故に本発明において使用できるモノマーは式:%式
% (但しXとX′は各々水素又は広範力有機基又は無機置
換基を表わす〕によって特徴づけられる。例えばこの様
なモノマーニハエチレン、プロピレン、ブチレン、テト
ラプロピレン、イソプレン、ブタジェン、例えば1,4
−ブタジェン、ペンタジェン、ジシクロペンタジェン、
オクタジエン、オレフィン性石油留分、スチレン、ビニ
ルトルエン、ビニルクロライド、ビニルブロマイド、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド
、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
アクロレイン、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸
、アビエチン酸等がある0本発明の目的に好ましい種類
のモノマーは不飽和カルボン酸、エステル又はその塩、
特に式: %式% (但しRはオレフィン性不飽和有機基、好ましくは炭素
原子約2乃至約30をもつ基でありまたR′は水素、ア
ルカリ金属、アルカリ土金属又はアンモニウム陽イオン
の様な塩生成性陽イオン、又は好ましくは炭素原子1乃
至約30をもち1又は2以上のハロゲン、カルボン酸基
および(又は〕ヒドロキシル基で置換されていてもいな
くてもよい飽和又はエチレン性不飽和炭化水素基である
、また上記ヒドロキシルの水素は好ましくは炭素原子約
8乃至30をもつ飽和および(又は〕不飽和アシル基で
置換されていてもよい。〕で示される範囲内のものであ
る。前記構造式に適応する特定モノマーはオレイン酸、
リルイン酸、リルイツク、リシルイック、七ノー、ジー
、およびトリーグリセリドの様な不飽和脂肪酸、不飽和
脂肪酸の他のエステル、アクリル酸、メタクリル酸、メ
チルアクリレート エチルアクリレート、エチルへキシ
ルアクリレート、第3ブチルアクリレート、オレイルア
クリレート、メチルメタクリレート、オレイルメタクリ
レート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリ
レート、ラウリルメタクリレート、ビニルステアレート
、ビニルミリステート、ビニルラウレート、大豆油、脱
水カスドル油、トール油、コーン油等がある。本発明の
目的にトール油とコーン油が特によい結果を与えるとわ
かっている。コーン油は特に好ましい。故に明らかに前
記式で示される化合物および更に例えば飽和脂肪酸、例
えばパルミチン酸、ステアリン酸を含む組成物も本発明
に予想されるのである。
重合性モノマーの量は望む結果によって変る。しかし一
般に乾燥石炭の約o、oos乃至約1.0重量%、好ま
しくは0.02乃至0.1重t%のモノマー量が使われ
る。
本発明の石炭表面処理選鉱反応に使われるか媒は重合反
応に通常使われる物質である。一般に本発明の目的には
通常遊離基触媒又は触媒系といわれる触媒(これは付加
重合反応触媒、ビニル重合反応触媒又は重合反応開始剤
ともいう〕の接触量が好ましい。故に本発明で予定され
る触媒にはベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケ
トンパーオキサイド、第3ブチル−ヒドロパーオキサイ
ド、過酸化水素、過硫酸アンモニウム、ジー第3−ブチ
ルパーオキサイド、第3ブチルパーベンゾエート、過酢
酸および1..1’ −ビス−アゾインブチロニトリル
の様なジアゾ化合物の様な非−ペルオキシ遊離基反応開
始剤がある。
更に遊離11i:重合反応系は通常遊離基反応開始を促
進する作用をもつ遊離基反応開始剤を用いる。この目的
には従来この分野で発表されているどれでも使用できる
。詳述すればこれらには例えば過塩素醗と過tなう酸ナ
トリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸
アンモニウム、硝酸銀、白金と金の様が貴金属の水溶性
塩、鉄、亜鉛、砒素、アンチモン、錫、カドミウムの水
溶性塩およびそれらの混合物がある。特に好ましい反応
開始剤には水溶性銅塩、即ち第1銅と第2銅塩、例えば
酢酸銅、硫醪銅および硝酸銅である。特にCu (N0
s)zを用いてよい結果がえられている。更に本発明に
予定される開始剤はまた1981年1月29日出願の米
国特許出願通し番号第230,063号にも発表されて
いる。これらの反応開始剤には銅、コバルト、マンガン
、ニッケル、錫、鉛、亜鉛、鉄、棒上金属、混合棒上お
よびそれらの混合物を含む金属のナフチネート、タロエ
ート、オクタノエート等がある。予定される触媒量はど
んな接触量でもよく乾燥石炭量を基準として開始剤金属
部分として約10 1000 ppm、好ましくは10
−200 ppmの範囲内である。
前記のとおシ本発明の利点は石炭油、即ちコールタール
又はコールタール誘導体を選鉱法に使用することから主
として見られる。
本発明の方法に使用を予定される石炭油は石炭の乾溜又
は炭化(コーキング〕からえられた約100−500℃
の範囲内の沸点をもつ液体生成物である。即ち石炭の乾
溜又は炭化は大部分がコールタールである液体凝縮物で
ある。
粗コールタールは石炭油として使用できるが粗コールタ
ールの蓋部によって工業的に見られるコールタール誘導
体を使うことが好ましい。この方法からの溜出物、即ち
化学的油は一般に約250℃以上の沸点をもちかつ(1
)  フェノール、クレゾール、キシレノール(タール
酸)(タール酸は通常コールタールの約15乃至30チ
を構成する)、 (2)ナフタレン(コールタールの最も一般的な単一成
分、通常6−10チ)、および (3)キノリン、インキノリン、ピコリン、ルチジン、
キナルジン等の様なピリジン型と第1塩基(タール塩基
)を含む。したがってこの溜出物又はそのいづれの成分
も本発明の方法に使用できる石炭油の範囲内である。更
に粗タールの蓋部からの高沸点高粘度タール成分残渣も
本発明の目的に使用できる。故に本発明の実施に予定さ
れる石炭油には例えば市販の粗コールタール、タール酸
、タール塩基、ナフサ、トップしたタール(粗タール蓋
部からの残渣)、クレオソート、ピッチ等がある。
一般にこの方法に使われる石炭油は少量で乾燥石炭量の
約0.5乃至約5重量%、好ましくは約2−3重量%で
ある。
石炭油、燃料油、例えばA2燃料油の様な液体有機担体
と共に使う力らば石炭油は少なくてもよく、使用する石
炭油と燃料油の合計量は乾燥石炭重基準約2.5重量%
でよい。
表面処理用組成物、即ち石炭油、重合性モノマーおよび
触媒の混合物と混合し反応させfc後えられた低級炭は
従来法とちがって極めて疎水性親油性でありしたがって
容易に浮き水性から分離する。浮いている疎水性親油性
石炭は例えば上澄をすくいとるなどして容易に水相から
除去された後、必要ならば更に処理にまわされ、例えば
乾燥されてそのまま使われ又は更に水洗および(又は片
表面処理され又は油又は水と混合されて望ましい石炭−
泊又は石炭−水混合物に製造される。
前記のとおり本発明の表面処理用反応混合物はまた任意
に追加液体有機担体を含んでもよい。この液体有機担体
は更に石炭粒子表面を重合反応媒質と接触させるに使わ
れる。
故に本発明の範囲に包含される任意液体有機担体には例
えばA2又はA6燃料油の様な燃料油、ベンゼン、トル
エン、キシレンを含む炭化水素、ナフサの様な炭化水素
溜分、および中沸点(100−180’C)石油溜分、
ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、テトラヒ
ドロフルフリルアルコール、ジメチルスルフオキシド、
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ア
セトン、メチルエチルケトン、エチルアセテート等およ
びこれらの混合物がある。本発明の目的には燃料油が好
ましい任意担体である。
本発明で予想される燃料油の様な任意液体有機担体を使
うならばその量は一般に乾燥石炭の約0.5乃至約5重
量%の範囲である。
水は更に本方法の表面処理反応混合物に使われる成分で
おる。この目的に考えられる水量は乾燥石炭の約65乃
至95重量%である。
本発明の選炭法からえられる低級炭は灰分、いおうおよ
び水分量が非常に低い。一般に本発明の方法によダ製造
された選鉱済低級炭は乾燥石炭重量基準で灰分量約5乃
至約10%、いおう含量約0.5乃至約1.0チおよび
水分量約15乃至約30チでちる。更に本発明による選
炭製品の回収率も非常によく一般に約50乃至約60チ
でちる。
本発明の方法は上記したとおりまた米国屯許第4,33
2゜593号と4,304,573号に記載の方式のい
づれによっても行なうことができる。更に本方法は19
83年7月5日出願の石炭の選鉱と高回収のための好ま
しい連続−貫法を記載し特許請求している米国特許出願
通し番号第510゜993号に容易に適用できる。上記
特許は参考として本明細書に加えておく。
また処理石炭粒子を水相中の不用灰分といおうから分離
する特に有効々方法は米国%許第4,347,126号
と4.347,127号に記載され特n請求されている
様に処理された石炭−水スラリを清浄水面に噴射又は注
入することにより石炭地相を形成するv5気噴射法であ
る。上記2特許は参考として本明細書に加えておく。簡
単にいえば記載の方法と装置により石炭スラリを例えば
約1.5−20psiの圧力において水面上少しはなれ
た少なくともl噴射ノズルから水面中に注入して曝気し
石炭粒子の泡を生じさせこの粒子をすくいとることので
きる様水面に浮かせるのである。
上記のとおり初めの表面処理工程からえられる石炭地相
は更にそれを単に清浄水又は水と水コンディショニング
剤又は水と石炭油を含む初めの表面処理用混合物のいく
つか又は全成分より成る水性媒質と混合することにより
洗いまた(又は)表面処理できる。更に本発明の目的の
ため選炭製品を回収する前追加洗浄および(又は)表面
処理を何回も使用できる。更に本発明の方法により生成
された石炭地相と同時に生じた水相を同様に処理するこ
とも本発明の範囲内である。故にとの水相は上記のとお
り表面処理しおよび(又は)水洗でき、残留選別炭が回
収されて収量増となる0 本発明の実施法を更によく諒解される様に次の実施例を
記述するがこれは例証のためで本発明を限定するもので
はない。
実施例1゜ 初めに灰分といおう含量それぞれ9.77%と1.00
%をもつインディアンヘッド亜炭200?を28メツシ
ユ大に砕き鋼球ミル内で水5002と共に15分間粉砕
し牟う粉砕した石炭−水スラリを容器にとりこれに次の
試薬:NJL4 PzOy  (50”i’/ t  
)1.0 ml、 H2Ch  (5%  )  10
ユ、硝酸第2銅(50mF/d)2m、コーン油509
、フローテーション油4634 (石炭油、アライドケ
ミカル社販売)10?、エアロフロス−65(5■/m
A)(エチレンクリコールとプロピレンオキサイド反応
生成物、分子量400〜450、アメリカンシアナミド
社販売)8mおよびパイン油ICCを加え混合した。こ
の混合物を30℃大気圧において約5分間反応させた。
生じた石炭地相を分離し清浄水5002を入れた他の容
器に加えた。えられた石炭地相を再び出して清浄水50
0tより成る第2媒質に加えた。この石炭地相をとシ選
別炭を回収した。製品は灰分6.22%といおう含量0
.76%に減少したことを認めた。回収率良好で58.
3チと決定された。
この実施例および次の実施例において発泡助剤としてパ
イン油とエアロフロス−65を使用した。ここに記述し
たと同じ方法にこれらやその他の発泡剤を使用すること
は1981年1月29日出願の米国特許出願通し番号第
230゜061号に発表され特許請求されている。
実施例2゜ 初めに灰分といおう含量それぞれ11.9%と0.91
%をもつインディアンヘッド亜炭2002を破砕し水5
002と共に200メツシユ大に粉砕した。石炭−水ス
ラリを30℃の水5000Fをもつ分離ろ−に入れた。
スラリを攪拌しピロりん酸ナトリウム0.52.5%H
2021,0?および硝酸第2銅0.12を加え更に約
1時間攪拌した。コーン油0.05f、クーパーズクリ
ークダーク中性油(ペンシルバニア州ウェスト コンシ
ョホツケン、クーパーズクリークケミカル社販売の石炭
油)10?およびパイン油1ccを混合物に加えその混
合物を大気温大気圧において約3分間反応させた。えた
石炭地相を1し銅でと9出し残った水相を攪拌した。水
相に乾燥石炭の0.034重量%のクーパーズクリーク
ダーク中性油を加えたがもはや石炭泡は生じなかった。
この水相は廃棄した。
とっ九石炭地相を再び30℃の清浄水5001Mを入れ
た分離ろ−とに加え攪拌した。乾燥石炭の0.034重
量%の中性油と乾燥石炭の0034重1のパイン油を更
に加え(が拌した。えた石炭均相をとり水相は捨てfc
。石炭均相を再び30℃の清浄水500(lを入れた分
離ろ−とに加え攪拌した。これに1だ乾燥石炭の0.0
34重量%の中性油と乾餘石炭の0.034重(u%の
パイン油を加え生じた石炭泡をとった。水相を攪拌しこ
れに乾燥石炭の0.034X量贋の中性油と同じ(0,
034重量%のパイン油を加えた。
生じた地相をとった。更に水相に中性油を加えたかも早
石炭は浮遊しなかった。水を捨て泡をf過した。石炭均
相を併せ次の物理的結果かえられた:回収率25.6%
、最終灰分6.91%、最終いおう含量0.83%。
実施例3゜ 初め灰分といおう含量それぞれ906チと0.83%を
もつインディアンヘッド亜炭2002を水500づと共
に鋼球ミル中で15分間粉砕した。実施例2と同様の選
炭法により次の成分: Na4 R2070,5? H,O,(5チ)        1.0 9Cu (
N03)2        0.1  ?コーン油  
         0.059フローテーシヨン油+6
34  10.2529パイン油          
 1.157fを用い行なった。但し中性油の代りにア
ライドケミカル社販売の70−テーシヨン油÷634を
使用した。
次の生成石炭製品の物理結果をえた: 回収率          52.1 %最終灰分  
        6.37%最終いおう含it    
    0.74%上記記述に照らして本発明の他の修
正および変更法も可能なことは明らかである。したがっ
て本発明の特定実施態様において変更は可能であるがそ
れは特許請求の範囲で定義しているとおり本発明の意図
する範囲内にあるのである。
特許出願人  ザスタンダードオイルカンパニーパ一、 ハ・1・ ″ 代理人 弁理士 斉藤武彦、□、! 同  弁理士 用瀬 良治 ゛・ 54、?・ ζノ 手続補正書C方式) %式% 1事件の表示 昭和60年特許願第244236号 2、発明の名称 低級炭の選炭法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称サ  スタンダード オイル カンパニー4、代理
人 氏名 弁理士 (7175)  斉 藤 武 彦゛−一
5、補正の対象 願書に添付の手書き明細書の浄書 6補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)微粉砕した低級炭を水、重合性モノマー、触
    媒および石炭からえられた油より成る表面処理用混合物
    と混合し、かつ (b)えられた選別炭を回収する 工程より成ることを特徴とする低級炭の改良選炭法。 2、上記微粉砕した低級炭が水性スラリ状である特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 3、上記低級炭が低級歴青炭、亜歴青炭、亜炭およびピ
    ートより成る群から選ばれたものである特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 4、上記石炭からえられた油を乾燥非選砿炭重量基準約
    2乃至約3重量%の量で使用する特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 5、上記石炭からえられた油が粗コールタール、タール
    酸、タール塩基、ナフサ、クレオソート、ピッチおよび
    それらの混合物より成る群から選ばれたものである特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 6、上記重合性モノマーが一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rはオレフイン性不飽和有機基を表わしかつR′
    は水素、塩生成性陽イオン、飽和炭化水素基および不飽
    和炭化水素基を表わす、但し上記飽和又は不飽和炭化水
    素基はハロゲン、カルボン酸基、ヒドロキシル基より成
    る群から選ばれたもの1又は2以上で置換されていても
    よく又は非置換でもよく、また上記ヒドロキシルの水素
    原子は飽和又は非飽和のアシル基又は飽和と非飽和アシ
    ル基の混合で置換されている)をもつものであり、かつ
    上記触媒は遊離基触媒と遊離基反応開始剤より成る特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 7、上記重合性モノマーがコーン油である特許請求の範
    囲第6項に記載の方法。 8、上記重合性モノマーがコーン油であり、また上記遊
    離基触媒が過酸化水素より成り、かつ上記遊離基反応開
    始剤が硝酸第2銅より成る特許請求の範囲第6項に記載
    の方法。 9、上記微粉砕された石炭−水スラリが分散剤、表面活
    性剤、湿潤剤およびそれらの混合物より成る群から選ば
    れた水コンデイシヨニング剤を含む特許請求の範囲第2
    項に記載の方法。 10、上記低級炭が亜炭と亜歴青炭より成る群から選ば
    れたものである特許請求の範囲第3項に記載の方法。 11、上記水コンデイシヨニング剤が炭酸ナトリウム、
    ピロりん酸ナトリウムおよびそれらの混合物より成る群
    から選ばれたものである特許請求の範囲第9項に記載の
    方法。 12、上記水コンデイシヨニング剤が炭酸ナトリウム、
    ピロりん酸ナトリウムおよびそれらの混合物より成る群
    から選ばれたものである特許請求の範囲第11項に記載
    の方法。 13、上記表面処理用混合物が更に液体有機担体を含む
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。 14、上記液体有機担体が燃料油である特許請求の範囲
    第13項に記載の方法。 15、(a)微粉砕した低級炭の水性スラリを重合性モ
    ノマー、触媒および石炭からえられた油より成る表面処
    理用混合物と混合して石炭泡相と水相とを生成し、 (b)上記石炭泡相を上記水相から分離し上記石炭泡相
    を水性媒質と混合して更に石炭泡相を生成し、かつ(c
    )えられた石炭泡相から選炭生成物を回収する工程より
    成ることを特徴とする低級炭の改良選炭法。 16、上記工程(b)の水性媒質が水又は水と分散剤、
    表面活性剤、湿潤剤およびそれらの混合物より成る群か
    ら選ばれた水コンデイシヨニング添加剤とより成る特許
    請求の範囲第15項に記載の方法。 17、上記工程(b)の水性媒質が水と追加量の石炭か
    らえられた油より成る特許請求の範囲第15項に記載の
    方法。 18、上記重合性モノマーがコーン油である特許請求の
    範囲第15項に記載の方法。 19、選炭生成物回収前工程(b)からえられた石炭泡
    相を少なくも1回他の水性媒質と混合する特許請求の範
    囲第15項に記載の方法。
JP60244236A 1981-01-29 1985-11-01 低級炭の選炭法 Pending JPS62106854A (ja)

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