JPS62106216A - 排ガス再循環装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は、流動層焼却炉を用いた焼却設備の排ガス再循
環装置に関するものである。

〔従来技術〕

流動層焼却炉を用いた焼却設備においては、Ｎ　ＯＸの
発生を抑制するために燃焼排ガスの一部を再び焼却炉内
に戻して酸素濃度の調節を行っている。

従来の例を第２図により説明すれば、１は流動層式の焼
却炉であり燃焼排ガスは排ガス通路を経て電気集塵機２
に入り除塵された後誘引送風機３により誘引され煙突４
より外気に排出される。排ガスの一部は分岐されて循環
送風機５により焼却炉ｌの中に再び送り込まれ酸素濃度
が調節される。

燃焼排ガスにはダストが多く含まれ、その排ガスの一部
をそのまま循環送風機５を用いて循環せしめるとダスト
のために循環送風機５に損傷をもたらすことがある。こ
れを防くために排ガスを電気集塵機２を通過せしめて除
塵した後に一部を分岐して循環せしめるようにしている
。

また特公昭６Ｃ１−４６３２４号公報に記載された例で
は上述の電気集塵機２の代わりにサイクロン式の集塵機
を用いている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような従来のものにおいては、Ｗｉ
環ｈ（も含められた排ガスの全量が電気集塵機を通過す
るため、電気集塵機の容量が非常に大きなものとなり、
設備が大型となり保守にも手間を要し、設備費もかさむ
、という問題点を有していた。

本発明は従来のものの上記の問題点を解決し、電気集塵
機の容量を小となすことができる排ガス再循環装置を提
供することを目的とするのものである。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明は上記の問題点を解決するための手段として、流
動層焼却炉、電気式集塵機、誘引送風機を備えた焼却設
備の排ガス再循環装置において、燃焼排ガスの一部を、
前記電気式集塵装置よりも−Ｆ流側から抜き出し、該抜
き出した排ガスを慣性ｌ塵装置または遠心集塵装置を経
て除塵した後循環用送風機を経て前記焼却炉に再循環せ
しめることを特１改とする排ガス再循環装置を提供せん
とするものである。

〔実施例〕 本発明を実施例につき図面を用いて説明すれば、第１図
において、ｔＪｌｌガスの一部が電気集塵機２に入る前
に、その上流側で分岐され抜き出され、遠心集塵装置と
してサイクロン６に導かれている。

サイクロン６にて大部分の除塵が行われた排ガスの一部
は循環送風機５に吸引され焼却炉１に再び供給される。

此の場合、サイクロン６においてはミクロン以下のオー
ダーのダストの除去はできないが、大部分の塵埃は除去
されるので、循環送風機５は簡単な防塵仕様を備えるだ
けでよい。

一方、電気集塵機２においては、循環風足の分は通過し
ないので、容量を大幅に減少せしめることができる。

本実施例は、従来のものに比べて、サイクロン６が増設
されているが電気集塵Ｎ２の容量が大幅に減り、設備は
小型となり、保守は容易となり、また、価格についても
大幅に低減がはかれる。

なお、集塵装置としては上記のサイクロンなどの遠心集
塵装置の他、衝突板式くインビンジャーなど）、じゃま
板弐などの慣性集塵装置などの如＜、簡単な構造のもの
が用いられる。

〔発明の効果〕

本発明により、電気集塵装置の容量を小さくすることが
でき、設備を小型となし、保守の手間も減少−〇しめ設
備価格の低減を可能とする排ガス再循ＩＯ装置を提供す
ることができ、実用上極めて大なる効果を奏する。

４　図面の節ｆｉｔな説明 第１図は本発明の実施例のフロー図、第２図は従来例の
フロー図である。

１・・・焼却炉、２・・・電気集塵機、３・・・誘引送
風機、４・・・煙突、５・・・Ｗ４環送送風、６・・・
サイクロン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、流動層焼却炉、電気式集塵機、誘引送風機を備えた
   焼却設備の排ガス再循環装置において、 燃焼排ガスの一部を、前記電気式集塵装置 よりも上流側から抜き出し、該抜き出した排ガスを慣性
   集塵装置又は遠心集塵装置を経て除塵した後循環用送風
   機を経て前記焼却炉に再循環せしめることを特徴とする
   排ガス再循環装置。