JPS6210189B2 - - Google Patents

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JPS6210189B2
JPS6210189B2 JP14153081A JP14153081A JPS6210189B2 JP S6210189 B2 JPS6210189 B2 JP S6210189B2 JP 14153081 A JP14153081 A JP 14153081A JP 14153081 A JP14153081 A JP 14153081A JP S6210189 B2 JPS6210189 B2 JP S6210189B2
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JP
Japan
Prior art keywords
water
acid
sizing agent
polyester resin
mol
Prior art date
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Expired
Application number
JP14153081A
Other languages
Japanese (ja)
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JPS5842451A (en
Inventor
Yoshiichi Kodera
Koji Takeuchi
Hideo Myake
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP14153081A priority Critical patent/JPS5842451A/en
Publication of JPS5842451A publication Critical patent/JPS5842451A/en
Publication of JPS6210189B2 publication Critical patent/JPS6210189B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明はアルミニユーム基材上に水性サイジン
グ剤を塗布した積層体に関する。さらに詳しくは
アルミニユーム基材および上塗り剤との密着性に
優れ、かつ加工性に優れた水性サイジング剤を用
いた積層体に関する。 従来からアルミニユーム板あるいはシートは軽
量であること、優れた加工性、表面の美しさ等の
優れた性能を生かし、銘板、化粧板等の各種用途
に用いられている。これらの用途では通常、表面
の傷付き防止、インキや塗料の密着性向上等を目
的とし、アルミニユーム表面にサイジング加工が
施される。現在広く用いられているサイジング剤
としてはポリウレタン、エポキシメラミン、ビニ
ル系、各種アルキド例えば、短油、中油および長
油アルキド等の樹脂をベースにしたものをあげる
ことができ、目的に応じて使い分けられている。 一方、これらのサイジング加工が施されたアル
ミニユーム板またはシート類はインキ、塗料等の
上塗り工程の前後で切断または折曲げ加工がなさ
れるが、これらの加工性は劣り、加工部に亀裂、
浮き等の欠陥が生じ易い。また紫外線硬化あるい
は電子線硬化インキおよび塗料との密着性は非常
に劣つたものである。 さらに近年、省資源、省エネルギー、無公害等
に対する社会的な要望は強いものがあり、特に水
性樹脂に対する期待感は大きいものがある。しか
し、アクリル系、酢ビ系等の熱可塑性水性樹脂は
密着性および耐水性が劣る。耐水性を向上させる
手段として、架橋させることが考えられるが、こ
の場合極端に密着性が低下し好ましくない。すな
わち加工性、密着性および耐水性共に優れ実用に
供し得る水性樹脂がないのが実情である。それ
故、切断あるいは折曲げ等の加工性、密着性およ
び耐水性に優れた水性サイジング剤の開発が望ま
れている。 そこで本発明者等は加工性、密着性、耐水性に
優れた水性サイジング剤について研究してきた結
果、ようやく本発明に到達した。 すなわち本発明はアルミニユーム基材、該基材
上に下記水性サイジング剤を塗布、乾燥した皮膜
および該皮膜上に設けた上塗り層からなる積層体
である。 水性サイジング剤: (A)ポリカルボン酸成分のうち、0.5〜10モル%
がスルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸である融
点70〜200℃を有する結晶性ポリエステル樹脂お
よび/または(B)ポリカルボン酸成分のうち、0.5
〜10モル%がスルホン酸金属塩基含有ジカルボン
酸である軟化点40〜200℃を有する非晶性ポリエ
ステル樹脂と(C)沸点が60〜200℃の水溶性有機溶
剤および(D)水を含有し、かつ(A)、(B)、(C)および(D)
が次式(1)、(2)および(3)の配合比を満足する。 式(1):(A)/(B)=0〜100/100〜0(重量比) 式(2):((A)+(B))/(C)/(D)= 1〜70/0〜40/20〜99(重量比) 式(3):(C)/((C)+(D))=0〜66/100(重量比) 本発明では上記水性サイジング剤を使用するこ
とにより、密着性、加工性、耐水性が優れた積層
体が得られる。 本発明に用いるアルミニユーム基材としては未
処理アルミニユームのほかに、ヘアライン加工、
サンドブラスト処理、アルマイト処理、化学研磨
等の各種処理を施したアルミニユーム等が挙げら
れる。アルミニユーム基材に形状は一般に平板で
あるが、特に限定されない。 また本発明に用いる上塗り剤としては、溶剤
型、水性型、光硬化型のオフセツトインキ、グラ
ビアインキ、スクリーンインキ等のインキがあ
る。また印刷面保護の観点より溶剤型トツプコー
ト剤(アクリル系等)が用いられることがある。 本発明に用いる水性サイジング剤は(A)スルホン
酸金属塩基含有結晶性ポリエステル樹脂と(B)スル
ホン酸金属塩基含有非晶性ポリエステル樹脂と(C)
沸点が60〜200℃の水溶性有機化合物と(D)水とを
特定の割合にて配合することにより得られる疎水
性樹脂の安定な水性サイジング剤である。このよ
うにして得られる水性サイジング剤から、加工
性、密着性および耐水性に優れた塗膜が得られ
る。 次に本発明に用いる水性サイジング剤について
詳述する。 本発明の結晶性または非晶性ポリエステル樹脂
はスルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸が
ポリカルボン酸成分のうち0.5〜10モル%であ
る。具体的にはポリカルボン酸成分がスルホン酸
金属塩基を含有しない芳香族ジカルボン酸40〜
99.5モル%、脂肪族または脂環族ジカルボン酸
59.5〜0モル%およびスルホン酸金属塩基含有芳
香族ジカルボン酸0.5〜10モル%からなり、ポリ
オール成分が炭素数2〜8の脂肪族グリコールま
たは/および炭素数6〜12の脂環族グリコールか
らなる分子量2500〜30000のポリエステル樹脂で
あることが好ましい。 スルホン酸金属塩基を含有しない芳香族ジカル
ボン酸としては例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、オルソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボ
ン酸等を挙げることができる。これらのスルホン
酸金属塩基を含有しない芳香族ジカルボン酸はポ
リカルボン酸成分の40〜99.5モル%であることが
好ましい。40モル%未満の場合にはポリエステル
樹脂の機械的強度および耐水性が劣り、好ましく
ない。99.5モル%を越えるとポリエステル樹脂が
系に分散しなくなる。 脂肪族または脂環族ジカルボン酸としては例え
ばコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸、テトラハ
イドロフタル酸、ヘキサハイドロフタル酸、ヘキ
サハイドロイソフタル酸、ヘキサハイドロテレフ
タル酸等を挙げることができる。脂肪族または脂
環族ジカルボン酸はポリカルボン酸成分の59.5〜
0モル%であることが好ましい。59.5モル%を越
えると、耐水性、塗膜強度が低下し、粘着性が表
われる。さらにP―ヒドロキシ安息香酸、P―
(2―ヒドロキシエトキシ)安息香酸あるいはヒ
ドロキシピバリン酸、γ―ブチロラクトン、ε―
カプロラクトン等を必要により使用することがで
きる。また必要により、トリメリツト酸、ピロメ
リツト酸等の3官能以上のポリカルボン酸を全ポ
リカルボン酸成分に対して10モル%以下であれば
使用することができる。 炭素数2〜8の脂肪族グリコールとしてはエチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,3
―プロパンジオール、1,4―ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,5―ペンタンジオ
ール、ジエチレングリコール、1,6―ヘキサン
ジオール等を挙げることができる。炭素数6〜12
の脂環族グリコールとしては1,4―シクロヘキ
サンジメタノール等を挙げることができる。炭素
数2〜8の脂肪族グリコールまたは/および炭素
数6〜12の脂環族グリコールは全ポリオール成分
に対して90〜100モル%である。また必要により
トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、グリセリン、ペンタエリスリトール等の3官
能以上のポリオールが全ポリオール成分に対して
10モル%以下であつてもよい。さらに分子量500
〜5000のポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコールは必要により全ポリオール成
分に対して40重量%以下であれば使用してもよ
く、また分子量150〜10000のポリエチレングリコ
ールも全ポリオール成分に対して20重量%以下、
望ましくは10重量%以下であれば使用することが
できる。 スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸と
してはスルホテレフタル酸、5―スルホイソフタ
ル酸、4―スルホフタル酸、4―スルホナフタレ
ン―2,7―ジカルボン酸、5〔4―スルホフエ
ノキシ〕イソフタル酸等の金属塩をあげることが
できる。金属塩としてはLi、Na、K、Mg、Ca、
Cu、Fe等の塩が挙げられる。特に好ましいもの
としては5―ナトリウムスルホイソフタル酸、5
―カリウムスルホイソフタル酸である。スルホン
酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸は全ポリカル
ボン酸成分に対して0.5〜10モル%であり、好ま
しくは全ポリカルボン酸成分に対して1〜7モル
%の範囲である。スルホン酸金属塩基含有芳香族
ジカルボン酸を全く使用しない場合はポリエステ
ル樹脂の水に対する分散性は非常に悪い。該金属
塩基含有芳香族ジカルボン酸の量が増加するに従
つて良好な分散性を示すようになる。しかしなが
ら10モル%を越えると得られたポリエステル樹脂
の水に対する分散性自体は良好であるが、これを
塗布し乾燥した後に得られる皮膜の耐水性は非常
に劣つたものとなるだけでなく、密着性も劣つた
ものとなる。 本発明の結晶性ポリエステル樹脂は、融点70〜
200℃、特に好ましくは90〜180℃である。結晶性
ポリエステル樹脂の融点が70℃未満の場合、得ら
れた皮膜の耐水性は不充分なものとなる。一方、
融点が200℃を越えると水に対する分散性が不良
となる。 本発明における結晶性ポリエステル樹脂は
50cal以上、望ましくは100〜1500calの結晶融解
熱を有することが必要であり、結晶融解熱が
50cal未満の場合には、耐水性、とりわけ耐温水
性が劣つたものとなる。 本発明の非晶性ポリエステル樹脂は、軟化点40
〜200℃、望ましくは60〜180℃である。非晶性ポ
リエステル樹脂の軟化点が40℃未満の場合、得ら
れた皮膜は耐水性の劣つたものとなり、粘着性を
帯びるようになる。一方、軟化点が200℃を越え
ると水に対する分散性が不良となる。 本発明の結晶性または非晶性ポリエステル樹脂
の分子量は2500〜30000、望ましくは3000〜20000
である。ポリエステル樹脂の分子量が2500未満の
場合、耐水性が不充分であるだけではなく密着性
および加工性にも劣る。一方、分子量が30000を
越えると水に対する分散性が不良なものとなる。 本発明に用いられる水溶性有機化合物は20℃で
1の水に対する溶解度が20g以上の有機化合物
であり、具体的には脂肪族および脂環族のアルコ
ール、エーテル、エステル、およびケトン化合物
等が挙げられる。具体的には例えばメタノール、
エタノール、n―プロパノール、iso―プロパノ
ール、n―ブタノール、iso―ブタノール、sec―
ブタノール、tert―ブタノール等の一価アルコー
ル類、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル等のグリコール類、メチルセロソルブ、エチル
セロソルブ、イソプロピルセロソルブ、tert―ブ
チルセロソルブ、n―ブチルセロソルブ、3―メ
チル―3―メトキシブタノール、n―ブチルセロ
ソルブアセテート等のグリコール誘導体、ジオキ
サン、テトラハイドロフラン等のエーテル類、酢
酸エチル等のエステル類、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン、シクロオクタノン、シクロデ
カノン、イソホロン等のケトン類などである。特
に好ましいのはn―ブチルセロソルブ、tert―ブ
チルセロソルブ、イソプロピルセロソルブ、エチ
ルセロソルブ、イソプロパノール等である。これ
らの水溶性有機化合物は単独または2種以上を併
用することができる。これらの水溶性有機化合物
の沸点は60〜200℃の範囲にあることが必要であ
る。沸点が60℃に達しない場合はポリエステル樹
脂をこの有機化合物に混合または溶解させるに十
分な温度を保つことが困難である。さらに沸点が
200℃を越えると得られた水性サイジング剤を塗
布した後、速い乾燥性が得られない。 本発明における水性サイジング剤は(A)結晶性ポ
リエステル樹脂と(B)非晶性ポリエステル樹脂と(C)
水溶性有機化合物とを50〜200℃であらかじめ混
合し、これに(D)水を加えるかあるいは(A)と(B)と(C)
の混合物を水に加え40〜120℃で撹拌することに
より製造される。あるいは(D)水と(C)水溶性有機化
合物との混合溶液中へ(A)と(B)のポリエステル樹脂
を添加し、40〜100℃で撹拌して分散させる方法
によつても製造される。 いずれの方法においても(A)結晶性ポリエステル
樹脂、(B)非晶性ポリエステル樹脂、(C)水溶性高分
子化合物および(D)水の配合比は水性サイジング剤
の性能を保持する上で重要な要素であり、式(1)、
(2)、および(3)の配合比を満すことが必要である。 式(1):(A)/(B)=0〜100/100〜0(重量比) 式(2):((A)+(B))/(C)/(D)= 1.0〜70/0〜40/20〜99(重量比) 式(3):(C)/((C)+(D))=0〜66/100(重量比) 水系分散体に含まれるポリエステル樹脂は(A)結
晶性ポリエステル樹脂と(B)非晶性ポリエステル樹
脂の両者が含まれることができ、各々単独であつ
てもよい。 水性サイジング剤に含まれる(A)結晶性ポリエス
テル樹脂および/または(B)非晶性ポリエステル樹
脂の配合比が1.0重量%に達しない場合、または
70重量%を越える場合は水性サイジング剤の粘度
が低くまたは高くなり過ぎ好ましくない。水性サ
イジング剤に含まれる(C)水溶性有機化合物の配合
比が40重量%を越えると乾燥性が低下し好ましく
ない。特に好ましくは(C)水溶性有機化合物の配合
比は80重量%以下である。 本発明の水性サイジング剤はそのままでも使用
されるが、さらに架橋剤であるアミノ樹脂、エポ
キシ化合物およびイソシアネート化合物の群より
選ばれた1種以上の化合物を配合して使用するこ
とができる。 アミノ樹脂としては例えば、尿素、メラミン、
ベンゾグアナミン等のホルムアルデヒド付加物、
さらに炭素数が1〜6のアルコールによるアルキ
ル化をあげることができる。また必要によりホル
マリンの併用により好ましい効果をあげることも
できる。 エポキシ化合物としてはビスフエノールAのジ
グリシジルエーテルおよびそのオリゴマー、水素
化ビスフエノールAのジグリシジルエーテルおよ
びそのオリゴマー、オルソフタル酸ジグリシジル
エステル、イソフタル酸ジグリシジルエステル、
テレフタル酸ジグリシジルエステル、p―オキシ
安息香酸グリシジルエステルエーテル、テトラハ
イドロフタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサハ
イドロフタル酸ジグリシジルエステル、コハク酸
ジグリシジルエステル、アジピン酸ジグリシジル
エステル、セバシン酸ジグリシジルエステル、エ
チレングリコールジグリシジルエーテル、プロピ
レングリコールジグリシジルエーテル、1,4―
ブタンジオールジグリシジルエーテル、1,6―
ヘキサンジオールジグリシジルエーテルおよびポ
リアルキレングリコールジグリシジルエーテル
類、トリメリツト酸トリグリシジルエステル、ト
リグリシジルイソシアヌレート、1,4―ジグリ
シジルオキシベンゼン、ジグリシジルジメチルヒ
ダントイン、ジグリシジルエチレン尿素、ジグリ
シジルプロピレン尿素、グリセロールポリグリシ
ジルエーテル、トリメチロールエタンポリグリシ
ジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリ
シジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリ
シジルエーテル、グリセロールアルキレンオキサ
イド付加物のポリグリシジルエーテル等を挙げる
ことができる。 さらに、イソシアネート化合物としては芳香
族、脂肪族、芳香脂肪族のジイソシアネート、3
価以上のポリイソシアネートがあり、低分子化合
物、高分子化合物のいずれでもよい。たとえば、
テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、トルエンジイソシアネー
ト、ジフエニルメタンジイソシアネート、水素化
ジフエニルメタンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネートの3量体などのイソシアネー
ト化合物、あるいはこれらのイソシアネート化合
物の過剰量と、たとえばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、トリメチロールプロパン、
グリセリン、ソルビトール、エチレンジアミン、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン等の低分子活性水素化合物又
は各種ポリエーテルポリオール類、ポリエステル
ポリオール類、ポリアミド類等の高分子活性水素
化合物などとを反応させて得られる末端イソシア
ネート基含有化合物等が挙げられる。 イソシアネート化合物としてはブロツク化イソ
シアネートであつてもよい。イソシアネートブロ
ツク化剤としては、たとえば、フエノール、チオ
フエノール、メチルチオフエノール、エチルフエ
ノール、クレゾール、キシレノール、レゾルシノ
ール、ニトロフエノール、クロロフエノール等の
フエノール類、アセトキシム、メチルエチルケト
ンオキシム、シクロヘキサノンオキシム等のオキ
シム類、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール等のアルコール類、エチレンクロ
ルヒドリン、1,3―ジクロロ―2―プロパノー
ル等のハロゲン置換アルコール類、t―ブタノー
ル、t―ペンタノール、t―ブタンチオール等の
第3級アルコール類、ε―カプロラクタム、δ―
バレロラクタム、τ―プチロラクタム、β―プロ
ピルラクタム等のラクタム類が挙げられ、その他
にも芳香族アミン類、イミド類、アセチルアセト
ン、アセト酢酸エステル、マロン酸エチルエステ
ル等の活性メチレン化合物、メルカプタン類、イ
ミン類、尿素類、ジアリール化合物類重亜硫酸ソ
ーダなども挙げられる。ブロツク化イソシアネー
トは上記イソシアネート化合物とイソシアネート
ブロツク化剤とを従来公知の適宜の方法により付
加反応させて得られる。 これらの架橋剤には硬化剤、あるいは促進剤を
併用することもできる。架橋剤の配合方法として
は(A)結晶性ポリエステル樹脂または(B)非晶性ポリ
エステル樹脂に混合する方法、直接水性サイジン
グ剤に配合する方法、さらにあらかじめ(C)水溶性
有機化合物または(D)水との混合物に溶解または分
散させる方法等があり、架橋剤の種類により任意
に選択することができる。 本発明の水性サイジング剤は従来にない優れた
加工性、密着性および耐水性を発揮するものであ
る。本発明の水性サイジング剤には願料、染料、
各種添加剤などを配合することができる。 本発明の積層体は通常、アルミニユーム基材上
に前記水性サイジング剤を塗布、乾燥して皮膜を
得た後、上塗り剤を該皮膜上に塗布、乾燥して得
られる。水性サイジング剤層と上塗り剤層を同時
に設けてもよい。 水性サイジング剤および上塗り剤の塗布方法は
通常はロールコーターを用いる。スクリーン印刷
法によつて塗布してもよい。 また、水性サイジング剤および上塗り剤の乾燥
方法としては風乾又は強制乾燥(例えば70℃で10
分間、100℃で2分間、150℃で1分間など、焼付
タイプの場合には100〜200℃で5〜30分など。)
などがある。 さらにアルミニユーム基材にサイジング剤を塗
布してから、折曲げ等の加工を施してもよいし、
上塗り層を設けてから加工処理してもよい。 本発明の積層体は上記水性サイジング剤を用い
ることにより、基材との密着性、加工性および耐
水性が優れ、種々の用途に用いられる。 以下に実施例によつて本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。 実施例中、単に部とあるのは重量部を示す。 種々の特性の評価は下記の方法に従つた。 (1) 分子量 分子量測定装置(日立製作所115形)を使用
し測定した。 (2) 結晶融点および結晶融解熱 示差走査型熱量計(島津製作所製)により昇
温速度10℃/分にて測定した。 (3) 軟化点 全自動融点測定装置(METTLER社製、
MODEL FP−1)を使用し測定した。 (4) 水系分散体の粒子径 グラインドメーターおよび光学顕微鏡により
測定した。 (5) 密着性 ASTM−3359に準拠した。 (6) 耐水性 JIS 5400に準拠した。 (7) 皮膜の硬度 JIS K 5400に準拠した。 (8) 塗装アルミニユーム板を180゜折曲げる際に
未処理のアルミニユーム板を挿入した後、加工
し、加工部に浮きあるいは亀裂が発生したとき
の未処理アルミニユーム板の枚数により加工性
を評価した。 例:5Tとは未処理のアルミニユーム板を5枚挿
入した場合加工部に亀裂、浮きの発生がなく、
4枚挿入した場合亀裂あるいは浮きが発生す
る。0Tとは未処理のアルミニユーム板を挿入
せずに加工しても亀裂あるいは浮きが発生しな
い。 製造例 1 ジメチルテレフタレート475部、ジメチルイソ
フタレート466部、5―ナトリウムスルホイソフ
タル酸ジメチル45部、エチレングリコール443
部、ネオペンチルグリコール400部、酢酸亜鉛
0.44部、酢酸ナトリウム0.05部および三酸化アン
チモン0.43部を反応容器に仕込み、140℃〜220℃
で4時間かけてエステル交換反応を行つた。次い
で260℃まで昇温しつつ反応系内を徐々に減圧し
ていき1時間後に5mmHgとした。そして最後に
260℃、0.1〜0.3mmHgの減圧下で1時間重縮合反
応を行ない、分子量7000、軟化点152℃の非晶性
ポリエステル樹脂(A−3)を得た。 NMR等の組成分析の結果、ポリエステル樹脂
(A−3)の組成は、テレフタル酸49モル%、イ
ソフタル酸48モル%、5―ナトリウムスルホイソ
フタル酸3モル%、エチレングリコール52モル
%、ネオペンチルグリコール48モル%であつた。
またポリエステル樹脂を示差走査型熱量計により
結晶融解熱を測定したが何等吸熱ピークは認めら
れなかつた。 さらに第1―1および2表に示した原料を用い
る以外は全く同様にして非晶性ポリエステル樹脂
(A−2)〜(A−7)、結晶性ポリエステル樹脂
(B−1)、(B−2)を得た。それらの特性値は
第1表−1および−2に示した通りであつた。
The present invention relates to a laminate in which an aqueous sizing agent is coated on an aluminum base material. More specifically, the present invention relates to a laminate using an aqueous sizing agent that has excellent adhesion to an aluminum base material and a top coating agent, and has excellent processability. BACKGROUND ART Aluminum plates or sheets have traditionally been used for various purposes such as nameplates and decorative plates due to their excellent performance such as light weight, excellent workability, and beautiful surfaces. In these applications, sizing processing is usually applied to the aluminum surface for the purpose of preventing scratches on the surface and improving adhesion of ink and paint. Sizing agents currently widely used include those based on resins such as polyurethane, epoxymelamine, vinyl, and various alkyds, such as short oil, medium oil, and long oil alkyds, and can be used depending on the purpose. ing. On the other hand, aluminum plates or sheets that have been subjected to these sizing processes are cut or bent before and after the top coating process of ink, paint, etc., but the processability of these processes is poor, and cracks and cracks may occur in the processed parts.
Defects such as lifting are likely to occur. Furthermore, the adhesion to ultraviolet curable or electron beam curable inks and paints is very poor. Furthermore, in recent years, there have been strong social demands for resource saving, energy saving, pollution-free, etc., and there are particularly high expectations for water-based resins. However, thermoplastic aqueous resins such as acrylic and vinyl acetate resins have poor adhesion and water resistance. Crosslinking may be considered as a means of improving water resistance, but this is not preferable because the adhesiveness is extremely reduced. In other words, the reality is that there is no water-based resin that has excellent processability, adhesion, and water resistance and can be put to practical use. Therefore, it is desired to develop an aqueous sizing agent that has excellent processability such as cutting or bending, adhesion, and water resistance. Therefore, the present inventors have conducted research on water-based sizing agents that are excellent in processability, adhesion, and water resistance, and have finally arrived at the present invention. That is, the present invention is a laminate comprising an aluminum base material, a film obtained by coating and drying the aqueous sizing agent described below on the base material, and an overcoat layer provided on the film. Aqueous sizing agent: (A) 0.5 to 10 mol% of the polycarboxylic acid component
is a sulfonic acid metal group-containing dicarboxylic acid and has a melting point of 70 to 200°C and/or (B) polycarboxylic acid component, 0.5
Contains an amorphous polyester resin with a softening point of 40 to 200°C in which ~10 mol% is a dicarboxylic acid containing a sulfonic acid metal group, (C) a water-soluble organic solvent with a boiling point of 60 to 200°C, and (D) water. , and (A), (B), (C) and (D)
satisfies the following formulas (1), (2) and (3). Formula (1): (A) / (B) = 0 ~ 100 / 100 ~ 0 (weight ratio) Formula (2): ((A) + (B)) / (C) / (D) = 1 ~ 70 /0~40/20~99 (weight ratio) Formula (3): (C)/((C)+(D)) = 0~66/100 (weight ratio) The above aqueous sizing agent is used in the present invention. As a result, a laminate with excellent adhesion, processability, and water resistance can be obtained. In addition to untreated aluminum, the aluminum base materials used in the present invention include hairline-treated,
Examples include aluminum that has been subjected to various treatments such as sandblasting, alumite treatment, and chemical polishing. The shape of the aluminum base material is generally a flat plate, but is not particularly limited. Further, as the top coating agent used in the present invention, there are inks such as solvent-based, water-based, and photocurable offset inks, gravure inks, and screen inks. Also, from the viewpoint of protecting the printed surface, a solvent type top coating agent (acrylic type, etc.) is sometimes used. The aqueous sizing agent used in the present invention is (A) a crystalline polyester resin containing a metal sulfonate base, (B) an amorphous polyester resin containing a metal base sulfonate, and (C) a metal base-containing amorphous polyester resin.
This is a stable aqueous sizing agent for hydrophobic resins obtained by blending a water-soluble organic compound with a boiling point of 60 to 200°C and (D) water in a specific ratio. The aqueous sizing agent thus obtained provides a coating film with excellent processability, adhesion and water resistance. Next, the aqueous sizing agent used in the present invention will be explained in detail. In the crystalline or amorphous polyester resin of the present invention, the sulfonic acid metal group-containing aromatic dicarboxylic acid accounts for 0.5 to 10 mol % of the polycarboxylic acid component. Specifically, the polycarboxylic acid component is an aromatic dicarboxylic acid containing no sulfonic acid metal base.
99.5 mol% aliphatic or cycloaliphatic dicarboxylic acid
59.5 to 0 mol% and 0.5 to 10 mol% of an aromatic dicarboxylic acid containing a sulfonic acid metal group, and the polyol component consists of an aliphatic glycol having 2 to 8 carbon atoms or/and an alicyclic glycol having 6 to 12 carbon atoms. A polyester resin having a molecular weight of 2,500 to 30,000 is preferable. Examples of aromatic dicarboxylic acids that do not contain sulfonic acid metal groups include terephthalic acid, isophthalic acid, orthophthalic acid, and 2,6-naphthalenedicarboxylic acid. The aromatic dicarboxylic acid containing no sulfonic acid metal group preferably accounts for 40 to 99.5 mol % of the polycarboxylic acid component. If it is less than 40 mol%, the mechanical strength and water resistance of the polyester resin will be poor, which is not preferable. If it exceeds 99.5 mol%, the polyester resin will no longer be dispersed in the system. Examples of aliphatic or alicyclic dicarboxylic acids include succinic acid, adipic acid, azelaic acid, sebacic acid, dodecanedioic acid, dimer acid, tetrahydrophthalic acid, hexahydrophthalic acid, hexahydroisophthalic acid, hexahydroterephthalic acid, etc. can be mentioned. Aliphatic or alicyclic dicarboxylic acids are polycarboxylic acid components of 59.5~
Preferably it is 0 mol%. If it exceeds 59.5 mol%, water resistance and coating strength will decrease and tackiness will appear. Furthermore, P-hydroxybenzoic acid, P-
(2-hydroxyethoxy)benzoic acid or hydroxypivalic acid, γ-butyrolactone, ε-
Caprolactone or the like can be used if necessary. If necessary, a trifunctional or higher functional polycarboxylic acid such as trimellitic acid or pyromellitic acid may be used in an amount of 10 mol % or less based on the total polycarboxylic acid component. Examples of aliphatic glycols having 2 to 8 carbon atoms include ethylene glycol, propylene glycol, 1,3
-Propanediol, 1,4-butanediol,
Neopentyl glycol, 1,5-pentanediol, diethylene glycol, 1,6-hexanediol and the like can be mentioned. Carbon number 6-12
Examples of the alicyclic glycol include 1,4-cyclohexanedimethanol and the like. The amount of aliphatic glycol having 2 to 8 carbon atoms and/or alicyclic glycol having 6 to 12 carbon atoms is 90 to 100 mol % based on the total polyol component. If necessary, trimethylolpropane, trimethylolethane, glycerin, pentaerythritol, and other trifunctional or higher functional polyols may be added to the total polyol component.
It may be 10 mol% or less. In addition, the molecular weight is 500
~5,000 polypropylene glycol and polytetramethylene glycol may be used as long as it is 40% by weight or less based on the total polyol components, and polyethylene glycol with a molecular weight of 150 to 10,000 may also be used at 20% by weight based on the total polyol components. below,
It can be used preferably in an amount of 10% by weight or less. Examples of aromatic dicarboxylic acids containing sulfonic acid metal bases include metal salts such as sulfoterephthalic acid, 5-sulfoisophthalic acid, 4-sulfophthalic acid, 4-sulfonaphthalene-2,7-dicarboxylic acid, and 5[4-sulfophenoxy]isophthalic acid. can be given. Metal salts include Li, Na, K, Mg, Ca,
Examples include salts such as Cu and Fe. Particularly preferred are 5-sodium sulfoisophthalic acid, 5
-Potassium sulfoisophthalate. The amount of the aromatic dicarboxylic acid containing a sulfonic acid metal group is 0.5 to 10 mol % based on the total polycarboxylic acid components, preferably 1 to 7 mol % based on the total polycarboxylic acid components. When no sulfonic acid metal group-containing aromatic dicarboxylic acid is used, the polyester resin has very poor dispersibility in water. As the amount of the metal base-containing aromatic dicarboxylic acid increases, better dispersibility is exhibited. However, when the amount exceeds 10 mol%, the resulting polyester resin has good dispersibility in water, but the water resistance of the film obtained after coating and drying becomes very poor, as well as the adhesion. Sexuality also becomes inferior. The crystalline polyester resin of the present invention has a melting point of 70~
The temperature is 200°C, particularly preferably 90-180°C. If the melting point of the crystalline polyester resin is less than 70°C, the resulting film will have insufficient water resistance. on the other hand,
If the melting point exceeds 200°C, the dispersibility in water will be poor. The crystalline polyester resin in the present invention is
It is necessary to have a heat of crystal fusion of 50 cal or more, preferably 100 to 1500 cal, and the heat of crystal fusion is
If it is less than 50 cal, water resistance, especially hot water resistance, will be poor. The amorphous polyester resin of the present invention has a softening point of 40
-200°C, preferably 60-180°C. When the softening point of the amorphous polyester resin is less than 40°C, the resulting film has poor water resistance and becomes sticky. On the other hand, if the softening point exceeds 200°C, the dispersibility in water becomes poor. The molecular weight of the crystalline or amorphous polyester resin of the present invention is 2500 to 30000, preferably 3000 to 20000.
It is. When the molecular weight of the polyester resin is less than 2500, not only the water resistance is insufficient, but also the adhesion and processability are poor. On the other hand, if the molecular weight exceeds 30,000, the dispersibility in water will be poor. The water-soluble organic compound used in the present invention is an organic compound having a solubility in water of 20 g or more at 20°C, and specific examples thereof include aliphatic and alicyclic alcohols, ethers, esters, and ketone compounds. It will be done. Specifically, for example, methanol,
Ethanol, n-propanol, iso-propanol, n-butanol, iso-butanol, sec-
Monohydric alcohols such as butanol and tert-butanol, glycols such as ethylene glycol and propylene glycol, methyl cellosolve, ethyl cellosolve, isopropyl cellosolve, tert-butyl cellosolve, n-butyl cellosolve, 3-methyl-3-methoxybutanol, n- Glycol derivatives such as butyl cellosolve acetate, ethers such as dioxane and tetrahydrofuran, esters such as ethyl acetate, methyl ethyl ketone,
These include ketones such as cyclohexanone, cyclooctanone, cyclodecanone, and isophorone. Particularly preferred are n-butyl cellosolve, tert-butyl cellosolve, isopropyl cellosolve, ethyl cellosolve, isopropanol and the like. These water-soluble organic compounds can be used alone or in combination of two or more. The boiling point of these water-soluble organic compounds needs to be in the range of 60 to 200°C. If the boiling point does not reach 60°C, it is difficult to maintain a temperature sufficient to mix or dissolve the polyester resin in this organic compound. Furthermore, the boiling point
When the temperature exceeds 200°C, the resulting water-based sizing agent cannot be quickly dried after application. The aqueous sizing agent in the present invention includes (A) crystalline polyester resin, (B) amorphous polyester resin, and (C)
Mix water-soluble organic compounds in advance at 50 to 200℃ and add (D) water or (A), (B), and (C).
The mixture is added to water and stirred at 40-120°C. Alternatively, it can also be produced by adding the polyester resins (A) and (B) into a mixed solution of (D) water and (C) a water-soluble organic compound, and stirring and dispersing it at 40 to 100°C. Ru. In either method, the blending ratio of (A) crystalline polyester resin, (B) amorphous polyester resin, (C) water-soluble polymer compound, and (D) water is important in maintaining the performance of the water-based sizing agent. is an element, and formula (1),
It is necessary to satisfy the mixing ratios of (2) and (3). Formula (1): (A) / (B) = 0 ~ 100 / 100 ~ 0 (weight ratio) Formula (2): ((A) + (B)) / (C) / (D) = 1.0 ~ 70 /0~40/20~99 (weight ratio) Formula (3): (C)/((C)+(D)) = 0~66/100 (weight ratio) The polyester resin contained in the aqueous dispersion is ( Both A) a crystalline polyester resin and (B) an amorphous polyester resin may be included, and each may be used alone. When the blending ratio of (A) crystalline polyester resin and/or (B) amorphous polyester resin contained in the aqueous sizing agent does not reach 1.0% by weight, or
If it exceeds 70% by weight, the viscosity of the aqueous sizing agent becomes too low or too high, which is not preferable. If the blending ratio of the water-soluble organic compound (C) contained in the aqueous sizing agent exceeds 40% by weight, drying properties will deteriorate, which is undesirable. Particularly preferably, the blending ratio of the water-soluble organic compound (C) is 80% by weight or less. The aqueous sizing agent of the present invention can be used as it is, but it can be further mixed with one or more compounds selected from the group of amino resins, epoxy compounds, and isocyanate compounds as crosslinking agents. Examples of amino resins include urea, melamine,
Formaldehyde adducts such as benzoguanamine,
Furthermore, alkylation with an alcohol having 1 to 6 carbon atoms can be mentioned. Further, if necessary, a favorable effect can be achieved by using formalin in combination. Epoxy compounds include bisphenol A diglycidyl ether and its oligomer, hydrogenated bisphenol A diglycidyl ether and its oligomer, orthophthalic acid diglycidyl ester, isophthalic acid diglycidyl ester,
Terephthalic acid diglycidyl ester, p-oxybenzoic acid glycidyl ester ether, tetrahydrophthalic acid diglycidyl ester, hexahydrophthalic acid diglycidyl ester, succinic acid diglycidyl ester, adipic acid diglycidyl ester, sebacate diglycidyl ester, ethylene Glycol diglycidyl ether, propylene glycol diglycidyl ether, 1,4-
Butanediol diglycidyl ether, 1,6-
Hexanediol diglycidyl ether and polyalkylene glycol diglycidyl ethers, trimellitic acid triglycidyl ester, triglycidyl isocyanurate, 1,4-diglycidyloxybenzene, diglycidyl dimethylhydantoin, diglycidyl ethylene urea, diglycidyl propylene urea, glycerol Examples include polyglycidyl ether, trimethylolethane polyglycidyl ether, trimethylolpropane polyglycidyl ether, pentaerythritol polyglycidyl ether, and polyglycidyl ether of a glycerol alkylene oxide adduct. Furthermore, as the isocyanate compound, aromatic, aliphatic, araliphatic diisocyanates, 3
There are polyisocyanates with higher than valance, and they can be either low molecular compounds or high molecular compounds. for example,
Isocyanate compounds such as tetramethylene diisocyanate, hexamethylene diisocyanate, toluene diisocyanate, diphenylmethane diisocyanate, hydrogenated diphenylmethane diisocyanate, xylylene diisocyanate, hydrogenated xylylene diisocyanate, isophorone diisocyanate, isophorone diisocyanate trimer, or these Excess amounts of isocyanate compounds, such as ethylene glycol, propylene glycol, trimethylolpropane,
glycerin, sorbitol, ethylenediamine,
Compounds containing terminal isocyanate groups obtained by reacting low-molecular active hydrogen compounds such as monoethanolamine, diethanolamine, and triethanolamine, or high-molecular active hydrogen compounds such as various polyether polyols, polyester polyols, and polyamides, etc. can be mentioned. The isocyanate compound may be a blocked isocyanate. Examples of the isocyanate blocking agent include phenols such as phenol, thiophenol, methylthiophenol, ethylphenol, cresol, xylenol, resorcinol, nitrophenol, and chlorophenol; oximes such as acetoxime, methyl ethyl ketone oxime, and cyclohexanone oxime; methanol; Alcohols such as ethanol, propanol, butanol, halogen-substituted alcohols such as ethylene chlorohydrin, 1,3-dichloro-2-propanol, tertiary alcohols such as t-butanol, t-pentanol, t-butanethiol, etc. class, ε-caprolactam, δ-
Examples include lactams such as valerolactam, τ-butyrolactam, and β-propyllactam, as well as aromatic amines, imides, active methylene compounds such as acetylacetone, acetoacetate, and malonic acid ethyl ester, mercaptans, and imines. ureas, diaryl compounds, sodium bisulfite, and the like. The blocked isocyanate can be obtained by subjecting the above-mentioned isocyanate compound and an isocyanate blocking agent to an addition reaction by a conventionally known appropriate method. A curing agent or an accelerator can also be used in combination with these crosslinking agents. The crosslinking agent can be mixed with (A) crystalline polyester resin or (B) amorphous polyester resin, mixed directly with aqueous sizing agent, or mixed with (C) water-soluble organic compound or (D) in advance. There are methods such as dissolving or dispersing it in a mixture with water, and any method can be selected depending on the type of crosslinking agent. The aqueous sizing agent of the present invention exhibits unprecedented processability, adhesion, and water resistance. The aqueous sizing agent of the present invention includes pigments, dyes,
Various additives can be added. The laminate of the present invention is usually obtained by coating the aqueous sizing agent on an aluminum base material and drying it to obtain a film, and then applying a top coat onto the film and drying it. The aqueous sizing agent layer and topcoat layer may be provided simultaneously. A roll coater is usually used to apply the aqueous sizing agent and topcoat. It may also be applied by screen printing. In addition, the drying method for water-based sizing agents and topcoating agents is air drying or forced drying (e.g. 100℃ at 70℃).
2 minutes at 100℃, 1 minute at 150℃, etc. For baking type, 5 to 30 minutes at 100-200℃. )
and so on. Furthermore, after applying a sizing agent to the aluminum base material, processing such as bending may be performed.
Processing may be performed after providing an overcoat layer. By using the above water-based sizing agent, the laminate of the present invention has excellent adhesion to a base material, processability, and water resistance, and can be used for various purposes. EXAMPLES The present invention will be explained in more detail with reference to Examples below, but the present invention is not limited to these Examples. In the examples, parts simply indicate parts by weight. Evaluation of various properties was performed according to the following methods. (1) Molecular weight Measured using a molecular weight measuring device (Hitachi Model 115). (2) Crystal melting point and heat of crystal fusion Measured using a differential scanning calorimeter (manufactured by Shimadzu Corporation) at a heating rate of 10° C./min. (3) Softening point Fully automatic melting point measuring device (manufactured by METTLER,
The measurement was carried out using MODEL FP-1). (4) Particle size of aqueous dispersion Measured using a grindmeter and an optical microscope. (5) Adhesion Conforms to ASTM-3359. (6) Water resistance Conforms to JIS 5400. (7) Film hardness Compliant with JIS K 5400. (8) When bending a painted aluminum plate by 180°, an untreated aluminum plate was inserted and processed, and workability was evaluated by the number of untreated aluminum plates when lifting or cracking occurred in the processed area. Example: 5T means that when five untreated aluminum plates are inserted, there will be no cracks or floating in the processed area.
If four sheets are inserted, cracks or floating will occur. 0T means that no cracks or lifting will occur even if untreated aluminum plates are processed without being inserted. Production example 1 475 parts of dimethyl terephthalate, 466 parts of dimethyl isophthalate, 45 parts of dimethyl 5-sodium sulfoisophthalate, 443 parts of ethylene glycol
parts, 400 parts of neopentyl glycol, zinc acetate
Charge 0.44 parts of sodium acetate, 0.05 parts of sodium acetate, and 0.43 parts of antimony trioxide into a reaction vessel, and heat at 140°C to 220°C.
The transesterification reaction was carried out over a period of 4 hours. Next, while raising the temperature to 260°C, the pressure inside the reaction system was gradually reduced to 5 mmHg after 1 hour. And finally
A polycondensation reaction was carried out at 260°C for 1 hour under reduced pressure of 0.1 to 0.3 mmHg to obtain an amorphous polyester resin (A-3) having a molecular weight of 7000 and a softening point of 152°C. As a result of compositional analysis such as NMR, the composition of polyester resin (A-3) is 49 mol% terephthalic acid, 48 mol% isophthalic acid, 3 mol% 5-sodium sulfoisophthalic acid, 52 mol% ethylene glycol, and neopentyl glycol. It was 48 mol%.
Further, the heat of crystal fusion of the polyester resin was measured using a differential scanning calorimeter, but no endothermic peak was observed. Furthermore, amorphous polyester resins (A-2) to (A-7), crystalline polyester resins (B-1), (B- 2) was obtained. Their characteristic values were as shown in Tables 1-1 and -2.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 実施例 1 非晶性ポリエステル樹脂(A−1)100部およ
びn―ブチルセロソルブ40部とを容器中に仕込み
130℃で約3時間撹拌し、均一で粘稠な溶融液を
得た後、撹拌しながら水360部を除々に添加し、
約1時間後に均一で淡青白色の水性サイジング剤
()を得た。 得られた水性サイジング剤を厚さ1.0mmの未処
理アルミニユーム板上にバーコーター#10を用い
て、固形膜厚が1.0μになるように塗布した後、
100℃で5分間乾燥した。得られた皮膜の密着
性、加工性共に良好であり、水に7日間浸漬して
も白化することのない耐水性を示した。 さらにサイジングを施したアルミニユーム板上
に赤および黒の紫外線硬化インキで印刷したとこ
ろ、赤および黒のインキ共密着性は100/100で、
非常に良好であつた。 実施例2〜4、比較例1〜4 第2表に示した配合で、実施例1と同じ方法に
より水性サイジング剤()〜()を得た。こ
れらの水性サイジング剤()〜()より得ら
れた皮膜の性能を第3表に示した。 比較のため第2表に示した配合で、実施例1と
同じ方法により水性サイジング剤(〜)を得
た。得られた皮膜の性能を第3表に示した。
[Table] Example 1 100 parts of amorphous polyester resin (A-1) and 40 parts of n-butyl cellosolve were placed in a container.
After stirring at 130°C for about 3 hours to obtain a uniform and viscous melt, 360 parts of water was gradually added while stirring.
After about 1 hour, a homogeneous pale bluish-white aqueous sizing agent () was obtained. The obtained aqueous sizing agent was applied onto an untreated aluminum plate with a thickness of 1.0 mm using a bar coater #10 so that the solid film thickness was 1.0 μ, and then
It was dried at 100°C for 5 minutes. The resulting film had good adhesion and workability, and exhibited water resistance without whitening even after being immersed in water for 7 days. Furthermore, when we printed red and black ultraviolet curing ink on a sized aluminum plate, the adhesion of both red and black inks was 100/100.
It was very good. Examples 2 to 4, Comparative Examples 1 to 4 Aqueous sizing agents () to () were obtained in the same manner as in Example 1 using the formulations shown in Table 2. Table 3 shows the performance of the films obtained from these aqueous sizing agents () to (). For comparison, aqueous sizing agents (-) were obtained in the same manner as in Example 1 using the formulations shown in Table 2. The performance of the obtained film is shown in Table 3.

【表】【table】

【表】 実施例 5 水性サイジング剤()100部とアミノ樹脂、
スミマールM−30W(住友化学工業社製)5部と
を均一に混合し、これを用いる以外は実施例1と
同様にして未処理のアルミニユーム板上に皮膜を
形成した。得られた皮膜の性能を第4表に示し
た。 比較例 5 水性サイジング剤()の代りに、水性サイジ
ング剤()を用いる以外は実施例5と同様の方
法で、未処理のアルミ板上に皮膜を得た。得られ
た皮膜の性能を第4表に示した。
[Table] Example 5 100 parts of aqueous sizing agent () and amino resin,
A film was formed on an untreated aluminum plate in the same manner as in Example 1 except that 5 parts of Sumimaru M-30W (manufactured by Sumitomo Chemical Industries, Ltd.) was used. The performance of the obtained film is shown in Table 4. Comparative Example 5 A film was obtained on an untreated aluminum plate in the same manner as in Example 5, except that the aqueous sizing agent (2) was used instead of the aqueous sizing agent (2). The performance of the obtained film is shown in Table 4.

【表】 比較例 6 水性サイジング剤()の代りに、エポキシメ
ラミン系溶剤型サイジング剤、S−77−600(東
洋インキ製)を用いる以外は実施例5と同様の方
法で未処理アルミニユーム板上に塗膜を得た。得
られた皮膜の性能は以下の通りである。
[Table] Comparative Example 6 On an untreated aluminum plate in the same manner as in Example 5 except that an epoxy melamine solvent-based sizing agent, S-77-600 (manufactured by Toyo Ink) was used instead of the water-based sizing agent (). A coating film was obtained. The performance of the obtained film is as follows.

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 アルミニユーム基材、該基材上に下記水性サ
イジング剤を塗布、乾燥した皮膜および該皮膜上
に設けた上塗り層からなる積層体。 水性サイジング剤: (A)ポリカルボン酸成分のうち、0.5〜10モル%
がスルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸である融
点70〜200℃を有する結晶性ポリエステル樹脂お
よび/または(B)ポリカルボン酸成分のうち、0.5
〜10モル%がスルホン酸金属塩基含有ジカルボン
酸である軟化点40〜200℃を有する非晶性ポリエ
ステル樹脂と(C)沸点が60〜200℃の水溶性有機溶
剤および(D)水を含有し、かつ(A)、(B)、(C)および(D)
が次式(1)、(2)および(3)の配合比を満足する。 式(1):(A)/(B)=0〜100/100〜0(重量比) 式(2):((A)+(B))/(C)/(D)= 1〜70/0〜40/20〜99(重量比) 式(3):(C)/((C)+(D))=0〜66/100(重量比)
[Scope of Claims] 1. A laminate comprising an aluminum base material, a film obtained by coating and drying the following aqueous sizing agent on the base material, and a top coat layer provided on the film. Aqueous sizing agent: (A) 0.5 to 10 mol% of the polycarboxylic acid component
is a sulfonic acid metal group-containing dicarboxylic acid and has a melting point of 70 to 200°C and/or (B) polycarboxylic acid component, 0.5
Contains an amorphous polyester resin with a softening point of 40 to 200°C in which ~10 mol% is a dicarboxylic acid containing a sulfonic acid metal group, (C) a water-soluble organic solvent with a boiling point of 60 to 200°C, and (D) water. , and (A), (B), (C) and (D)
satisfies the following formulas (1), (2) and (3). Formula (1): (A) / (B) = 0 ~ 100 / 100 ~ 0 (weight ratio) Formula (2): ((A) + (B)) / (C) / (D) = 1 ~ 70 /0~40/20~99 (weight ratio) Formula (3): (C)/((C)+(D)) = 0~66/100 (weight ratio)
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