JPS62100225A - 緑茶の栽培方法 - Google Patents

緑茶の栽培方法

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JPS62100225A
JPS62100225A JP60240322A JP24032285A JPS62100225A JP S62100225 A JPS62100225 A JP S62100225A JP 60240322 A JP60240322 A JP 60240322A JP 24032285 A JP24032285 A JP 24032285A JP S62100225 A JPS62100225 A JP S62100225A
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JP
Japan
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tea
green tea
chlorella
leaves
gyokuro
Prior art date
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JP60240322A
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English (en)
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JPH0510046B2 (ja
Inventor
鹿沼 伸
理 山田
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Nisshin Oillio Group Ltd
Original Assignee
Nisshin Oil Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、単細胞藻類の熱水抽出物を用いた緑茶の栽培
方法に係る。
山)従来の技術 従来から覆下茶(玉露、砿茶)は、多量の肥料を施し、
摘茶の20日くらい前、新芽が3CI11に伸びたとき
、茶園の上によしずを広げて覆いをし、続いて10日く
らい前になると、よしずの上にわらをふって日光をさえ
ぎる栽培法により製造されている。そのしゃ光の程度は
、よしずの時で50〜60%、わらをふった時で95〜
98%となる。
この様にして製造された茶の新芽は鮮やかな緑色をもち
、芽がかなり大きくなっても若葉は柔らかさを保ち製品
としてとき旨味と甘味が豊かになる。
この原因は覆下茶の場合、グルタミン酸含量、テアニン
含量が非常に多く、これに反しカテキン類が少なく、ま
た含有されているカテキン類も温和な後味に旨味を残す
遊離体が多いため、旨味を増しているためと考えられて
いる。
ところが、上記の如く覆下茶は新芽が3 cmに伸びた
時にじゃ光するため、葉の生育を抑制し、これがため収
量が非常に少なく、荒茶生産量の3%程度しか生産量が
ない。また、しゃ光等を行うため、人件費等の費用がか
さみ、これらの理由により、一般的に覆下茶は高価なも
のとなっている。
このような問題を解決するために、緑茶の加工工程でク
ロレラ抽出液を散布する方法(特開昭50−19998
 、特開昭53−96396 ’)がある。しかし、こ
れらはいずれも摘採後の加工工程中に処理を行うもので
あるため、緑葉本来の旨味成分を増加させるものではな
い。
(C)発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、玉露等上級茶における従来のような栽
培工程を必要とすることなく、緑茶の旨味成分そのもの
を増すことができる緑茶の栽培方法を提供することにあ
る。
(d1問題点を解決するだめの手段 本発明者らは上記の目的を達成すべく鋭意検討の結果、
単細胞藻類の熱水抽出物を緑茶の栽培工程中に添加する
ことにより、玉露等上級茶と同程度の旨味を有する緑茶
を栽培し得ることを見出し7た。
本発明は、単細胞藻類の熱水抽出物を土壌に直接施肥す
るか又は葉面に散布する栽培方法である。
施肥の時期は特に限定するものではないが、新芽が伸び
る30日くらい前から新芽が伸びる時期の間、ないしは
一番茶摘みとり後から二番茶摘みとり前、または二番茶
摘みとり後から三番茶摘みとり前に行うとより効果的で
ある。また従来より行われているわら等による施肥と併
用するとより一層の効果が得られる。また、この葉面散
布時期は、一般的に新芽が伸びる30目くらい前から新
芽が伸びる時期が適している。
本発明に用いられる単細胞藻1は24特に種を限定する
ものではないが1、コアミケイソウ属(Coscino
disc、us EHRENBERG ) 、クロレラ
属(Chlorella BEIJERINK )など
がある。
本発明でいう単細胞藻類の熱水抽出物とは、単細胞藻類
をスプレードライ等の手段で乾燥し7たものを40℃〜
80℃程度の熱水で抽出して得た水溶液またはこれを乾
燥して得た粉末である。
本発明でいう緑茶とは、しゃ光しない露天園で栽培され
た茶または玉露と称される上級茶以外の覆工面で栽培さ
れた茶のことである。
(e)実施例 実施例1 4月上旬、中旬、下旬の3回にわたり緑茶生葉ibに対
して海産クロレラ(Chlorella +*inut
issima熱水抽出物(固型分5%溶液)50mff
を葉面に散布した。このものを通常かぶせ茶で行われる
方法で栽培し、緑茶を得た。この緑茶を常法で栽培し得
られた玉露に対して、テアニン含有量、グルタミン酸含
有量を測定した結果を表−1に示す。
実施例2 実施例1と同様に葉面散布を行い、露天茶の栽培方法に
従い生葉を得た。この緑茶と常法で栽培して得られた玉
露及び露天茶に対してテアニン含有量、グルタミン酸含
有量を測定した結果を表−2に示す。
実施例3 二番茶摘みとり後、緑茶生葉1 kgに対して海産クロ
レラ(Chlorella minutissima 
)熱水抽出物(固型分5%溶液)100rn7!を3回
葉面に散布を行い、露天茶の栽培方法に従い生葉を得た
。この緑茶と常法で栽培して得られた玉露および煎茶(
三番茶)に対してテアニン含有量、グルタミン酸含有量
を測定した結果を表−3に示す。
実施例4 4月上旬、中旬、下旬の3回にわたり緑茶生葉11gに
対してコアミケイソウ(Coscinodicusia
custris )熱水抽出物(固型分5%溶液)10
0mlを葉面に散布した。この緑茶を通常露天茶の栽培
方法に従い生葉を得た。この緑茶と常法で栽培して得ら
れた玉露に対して、テアニン含有量。
グルタミン酸含有量を測定した結果を表−4に示す。
実施例5 (風味評価) 実施例1〜4で得られた緑茶に対して、専門パネラ−に
より2点嗜好試験法により評価を行った。
玉露との比較ではいずれも有意な差は認められなかった
。また煎茶との比較を表5〜8に示す。
* * *Q、 1%危険率で有意。
げ)発明の効果 本発明によれば、玉露等上級茶の栽培方法を行なわなく
ても、玉露と同程度のテアニン、グルタミン酸含有量な
らびに旨味のある緑茶が得られる。
そのため収量を挙げることができ、コスト的にも大幅な
削減が可能である。
特許出願人  日清製油株式会社 手続補正書(自発) 、事件の表示 昭和60年特許願第240322号 !9発明の名称 緑茶の栽培方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 郵便番号  221 住  所  神奈川県横浜市神奈用区千若町1−3名 
 称  日清製油株式会社 研究断電   話   0
45  (461)01814、補正の対象 (1)  願書の前記以外の発明者の欄(2)  明細
書の発明の詳細な説明の欄5、補正の内容 (1)願書の前記以外の発明者の欄の氏名のふりがな「
フマダ」を「ヤマダ」と別紙の通り訂正する。
(2)明細書第2頁5行「製品としてとき」を「製品と
したとき」と訂正する。
(3)同第6真下から4行「(Coscinodicu
s) Jをr (Coseinodiscus ) J
と訂正する。
1、 事件の表示 昭和60年特許願第240322号 2、 発明の名称 緑茶の栽培方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所  東京都中央区新川−丁目23番1号本件に
関する連絡は下記にお願いしまず。
郵便番号  221 住  所  神奈川県横浜市神奈用区千若町1−3名 
 称  日清製油株式会社 研究断電   話   0
45  (461)01814、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 明細書第4頁8行の次に以下の文章を挿入する。
[クロレラとしては淡水産、海産のものがいずれも使用
でき、海産クロレラではクロレラ・ミニュティシマ(C
hlorella minutissima ) 、ク
ロレラ・ブルガリス、Chlorella vulga
ris)などを例示できる。
なお、海産クロレラの分類については、Nann0C−
hloropsis属に属する旨の発表もあるが、(日
本植物学会第50回大会講演要旨集第1・13頁)現在
一般には、上記のようにクロレラ・ミニエティシマ、ク
ロレラ・ブルガリスなどと呼ばれているものがこれに入
る(Bulletin of  the Japane
seSociety of 5cjentific F
isheries第44巻第10号1109〜1114
頁(1978年)、同第45巻第7号883〜889頁
(1979年)、同第45巻第8号955〜959頁(
1979年)、油化学第31巻第2号77〜90頁(1
982年))」

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)緑茶の栽培に際し、単細胞藻類の熱水抽出物を用
    いることを特徴とする緑茶の栽培方法。
  2. (2)単細胞藻類がクロレラである特許請求の範囲第(
    1)項記載の栽培方法。 (2)クロレラが海産クロレラである特許請求の範囲第
    (2)項記載の栽培方法。
JP60240322A 1985-10-25 1985-10-25 緑茶の栽培方法 Granted JPS62100225A (ja)

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JPS62100225A true JPS62100225A (ja) 1987-05-09
JPH0510046B2 JPH0510046B2 (ja) 1993-02-08

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