JPS6195234A - Nmr用無線周波コイル - Google Patents

Nmr用無線周波コイル

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JPS6195234A
JPS6195234A JP60223893A JP22389385A JPS6195234A JP S6195234 A JPS6195234 A JP S6195234A JP 60223893 A JP60223893 A JP 60223893A JP 22389385 A JP22389385 A JP 22389385A JP S6195234 A JPS6195234 A JP S6195234A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願との関係 この出願は1983年11月4日に出願された係属中の
米国特許出願通し番号第548,745号の発明と関係
を有する。
発明の背景 この発明は核磁気共鳴(NMR>装置に関する。
更に特定して云えば、この発明はRF低信号発信並びに
/又は受信の為にこういう装置に役立つ無線周波(RF
)コイルに関する。
従来、NMR現象は、有機分子の分子構造を生体内で研
究する為に構造化学者によって利用されて来た。典型的
には、この目的に利用されたNMR分光計は研究しよう
とする物質の比較的小さなサンプルを受入れる様に設計
されている。然し、ごく最近、NMRは例えば生体とし
ての被検体の解剖学的な特徴の像を求めるのに使われる
作像様式が開発されている。核スピン(典型的には組織
内の水に関連した水素の陽子)に伴うパラメータを表わ
す像は、検査領域に於ける組織の健康状態を判定する上
で、医学的に診断価値があることがある。NMR方式は
、例えば燐及び炭素の様な元素の生体内の分光法にも拡
張されており、生きている器官内の化学的なプロセスを
研究する手段を初めて研究者に提供した。像を発生する
為、並びに人体の分光学的な研究の為にNMRを使うに
は、磁石、勾配コイル及びRFコイルの様に、装置の特
別に設計された部品を使うことを必要とする。
背景の説明として云うと、核磁気共鳴現象は奇数個の陽
子又は中性子を持つ原子核で起こる。陽子及び中性子の
スピンの為、各々の原子核が磁気モーメントを持ち、こ
ういう原子核で構成されたサンプルが均質な静磁界Bo
の中に配Uされた時、多数の核磁気モーメントが磁界と
整合して、磁界の方向に正味の巨視的な磁化Mを発生す
る。磁界B0の影響で、整合した磁気モーメントが、原
子゛ 核の特性並びに印加磁界の強さに依存する周波数
で、磁界の軸線の周りに歳差運動をする。この歳差運動
の角周波数ωは、ラーマ周波数とも呼ばれるが、ラーマ
方程式ω=γB(こ1でγは磁気回転比であって、各々
のNMR同位元素に対して一定、Bは核スピンに作用す
る磁界であって、B。
に他の磁界を加えたもの)によって表わされる。
従って、共鳴周波数がサンプルをその中に配置した磁界
の強さに関係することは明らかである。
磁化Mの向きは、普通は磁界Boの方向であるが、ラー
マ周波数か又はそれに近い周波数で振動する磁界を印加
することにより、摂動させることが出来る。鋳型的には
、この様な磁界(B+で表わす)が、無線周波発信装置
に接続されたコイルを通るRFパルスにより、磁界B0
の方向と直交する様に印加される。RF励振の影響で、
磁化Mが磁界B1の方向の周りに回転する。NMRによ
る研究では、磁化Mを磁界B0の方向と垂直な平面まで
回転させるのに十分な大きさ及び持続時間を持つRFパ
ルスを印加することが希望されるのが典型的である。こ
の平面を普通横手面と呼ぶ。
RF励振が止むと、横平面に回転した核磁気モーメント
が静磁界の方向の周りに歳差運動をする。
スピンのベクトル和が歳差運動をするバルクの磁化を形
成し、これをRFパルスによって感知することが出来る
。RFコイルによって感知された信号をNMR信号と呼
ぶが、これは磁界と、原子核をその中に配置した特定の
化学的な環境とに特有、あ。。NMR□、7)□7.よ
1.うぃう、8よ  (空間情報を符号化する為に使わ
れる磁界勾配の存在の下に、NMR信号を観測する。後
でこの情報を使って、研究する物体の像を再生ずるが、
そのヤリ方は周知である。
全身NMR検査を行なう時、均質な磁界B0の強さを強
めるのが有利であることが判った。これは陽子作像の場
合、NMR信号の信号対雑音比を改善する為に望ましい
。然し、□分光法の場合、検査される成る化学的な種l
1l(例えば燐及び炭素)は身体の中に比較的稀にしか
な欠、その為使える信号を検出する為には、強い磁界が
必要であるから、これは必要条件であ5る。ラーマ方程
式から明らかな様に、磁界Bを強くすると、それに伴っ
て周波数が高くなり、従って発信及び受信コイルの所要
の共振周波数が高くなる。これが人体を収容する位に大
きいRFコイルの設計を複雑にする。
困難の1つの原因は、コイルによって発生されるRF磁
界が、より一様な測定値及び像を発生する為には、検査
する身体領域にわたって均質でなければならないからで
ある。大きな容積にわたって一様なRF磁界を発生する
ことは、RFコイルの異なる部分の間、並びにRFコイ
ルとその周りの物体又はNMサンプル自体との間の漂遊
静電容量の望ましくない影響の為、高い周波数では次第
にう静電容量が、コイルを共振 出来る最高周波数を制限する。
従来のRFコイルは1ターン又は並列の2ターンを用い
て、インダクタンスを最小限に抑え、共振周波数を高く
する。普通の2ターン−コイルの1例が所謂「サドル形
占イル」であり、これは後で詳しく説明する。共振電流
をこの様な少ないターン数に集中すると、磁界B1の均
質性、並びにサンプル領域の異なる部分で発生された信
号に対する感度の均質性か低下する。更に、1ターン・
コイルの同調コンデンサと漂遊静電容量の位置に、コイ
ルの電流分布が一 様でなり艦り、それに対応して磁界B1の一様性並び番
と信号感度が低下する。
従って、この発明の目的は、略均質な磁界B1を発生す
ることが出来ると共に、関心のある領域にわたって略一
様な信号感度を持つRFコイルを提供することである。
この発明の別の目的は、円偏波磁界を発生することが出
来ると共に、改善された信号対雑音比を持つNMR用R
Fコイルを提供することでおる。
この発明の別の目的は、数多くのターンに電流及び同調
静電容量が分子ti しているNMR用R[コイルを提
供することである。
及服五且1 この発明では、共通°の縦軸線に沿って相隔たる1対の
導電ループ素子を持つNMR用無線周波コイルを提供す
る。各々のループ素子がループの周縁に沿って相隔たる
直列接続の複数個の容量素子を持っている。複数個の軸
方向導電素子が、直列接続の隣接する容量素子の間の点
で、導電ループ素子を電気的に相互接続する。「高域通
過形」の実施例のRFコイルでは、軸方向導電セグメン
トは、コイルの適正な動作の為にその固有のインダクタ
ンスを必要とするワイヤ、導電管又は平坦な導電テープ
であってよい。各々の軸方向導電セグメントに容量素子
を入れることにより、「帯域通過形」実施例のコイルが
実現される。
この発明の新規と考えられる特徴は特許請求の範囲に具
体的に記載しであるが、この発明自体の構成、作用並び
にその他の目的及び利点は、以下図面について説明する
所から明らかになろう。
発明の詳細な説明 多くのNMR装置は、典型的にはデカルト座標系のZ軸
に沿う様に選ばれた静磁界の方向に沿って、サンプル空
間に接近出来る様になっている。
これは超導電磁石を用いるNMR装置では一般的に云え
ることであり、効率の観点から、殆んど全ての人体規模
のNMR作像装置でもそうである。
従って、サンプル又は被検体が静磁界の方向に沿って挿
入され、RF発信及び受信コイルは、その軸線が静磁界
と平行な円筒形コイル巻型に巻装される場合が多い。R
F磁界は静磁界に対して垂直でなければなら4いので、
円筒形コイル巻型に対して垂直でなければならない。
第1A図及び第1B図に普通の設計のサドル形RFコイ
ルを図式的に示す。コイルは1ターン1゜3を並列に接
続することによって構成され、同調コンデンサ8の両端
の点7,9で駆動する。こう−いうコイルは曲壁面には
、第1B図に見られる様に、非導電(高誘電体)の円筒
形巻型11の上に銅管5を取付けることによって形成さ
れる。コイルの各ターンは円筒の円周の120°をカバ
ーする寸法である。点7,9の接続をするコイルの領域
は円周の約60°をカバーする寸法にする。RF磁界の
一様性を最大にする為、円筒の縦軸線と平行なコイル辺
は円筒の直径(D)2個分に等しくすべきである。然し
、1辺の長さが直径2個分であるコイルは実用的でない
。これは、RFエネルギが患者の関心のない領域に入る
からである。
その為、実際には、コイル辺の艮ざは直径約1個の長さ
に縮める。
第1C図は第1A図に示したのと同様であるが、コイル
のターン15.17が直列に接続されていて、コンデン
サ18の両端の点19.20で駆、動される従来のRF
コイルの別の形式を示す。第10図に示すコイルは曲壁
面には頭のNMR検査に使われる。
第1A図及び第1C図に示した各々のコイルの場合、発
生されるRF磁界はどちらかと云えば一様ではなく、従
ってNMR作像の用途には望ましくない。
従って、一様な磁界B1を発生する為に、多数のコイル
巻線に電流分布を制御する必要があることは明らかであ
る。更に、既に述べたことであるが、コイルの形状は、
患者又はその他のNMRサンプルを位置きめする為に、
その縦軸線に沿って自由に出入りが出来る様にすべきで
ある。磁界B1は、磁界Boの方向と平行に選んだ円筒
の対称軸線に苅しても、垂直でなければならない。
前に引用した係属中の米国特許出願に詳しく記載されて
いる改良されたRFコイルが、第2A図及び第2B図に
略図で示されている。最初に第2A図について説明する
と、8個の部分から成る実施例のRFコイルが示されて
いる。このコイルは相隔たる2つの導電ループ素子23
.25を持ち、これらが8個の軸方向導電セグメント2
7乃至34によって相互接続されている。各々の導電セ
グメントは、セグメント27乃至34におるコンデンサ
に夫々対応して35乃至42で示す様な、少なくとも1
つの容量素子を持っている。導電ループ素子23.25
か何れも、隣合った軸方向導体の間にあるループ部分に
ある直列接続された8個の誘導素子(8個の部分から成
るコイルの場合)を持つことが示されている。これらの
誘導素子は、全般的にループ23では参照数743、ル
ーフ2−5では参照数字45で示しであるが、ループ素
子を構成する導体に固有の分イliインダクタンスを表
わす。こういうインダクタンスが、コイルの適正な動作
の為には、所望の移相を達成する為に必要である。1つ
の導電セグメントにある(コンデンサ35の様な)入力
コンデンナの両端の導線20゜22にRFエネルギ源(
図に示してない)を接続、     T6tflCct
:’)−RFo<)I、=lfi励* 6 tL 6 
o m 2・I    A図に示すRFコイルは、第2
B図に示した集中定数遅波遅延線IR造を基本としてい
る。゛第2B図でも同様な部分には同じ参照数字を用い
ている。
次に第2B図について説明すると、導電ループ素子23
.25が、直列接続の一組の誘導素子43.45を夫々
持つ真直ぐな導体として示されている。勿論、セグメン
ト27乃至34の導電部分にも同様なインダクタンスが
関連している。然しこれらは第2B図には示してない。
一般的に、導電セグメント27乃至34に関連するイン
ダクタンスは、各々のセグメントに付設された個別の容
量素子35乃至42による容量効果よりも効果が−II
小さい。第2A図に示したRFコイルは、導体23.2
5の端P−P’及びQ−Q’  (第2B図)を夫々電
気的に結合することによって形成される。第2A図に示
すRFコイル及び第2B図に示す対応する集中定数回路
は「低域通過形」と呼ばれる。これは低周波信号が誘導
素子に沿って通過するが、高周波信号は誘導子によって
遮られ、コンデンサによって短絡される傾向があるから
である。偶数個又は奇数個の軸方向導体を含むコイルを
含めて、8個よりも多い又は少ない数の軸方向導体を持
つコイルも可能である。
第2C図は、第2A・図に示した8個の部分から成るコ
イルと同様な16個の部分から成る実施例の低域通過R
Fコイルで得られる様な、1つの導電ループ(例えば第
2A図の23又は25)にある1つの誘導素子を通る電
流(アンペアで表わして縦軸に示す)の計韓値を周波数
(MHz単位で横軸に沿って示す)に対して示すグラフ
である。
1流を計算する為、第2A図のループ素子23又は25
の一方の1つの誘導子の両端にRF源を接続してコイル
を駆動すると仮定する。第2C図の8個の電流ピーク5
2乃至59の各々は、RFコイルの2つの共振モードを
表わV。電流ピーク52は、NMR作像の用途で特に関
心のある大体64MHz  <1.5テスラの磁界Bo
内の陽子のラーマ周波数)で起る2つの直交共振モード
に対応する。RFエネノ1ギの適当な源(図に示してな
い)を用いてこの周波数でコイルを励振づると、ループ
素子23.25には cos((k−1) 2π/16)     (1)に
比例する電流分布を発生ずる。こ1でに=l乃至16は
入力誘導子から数え始めた導電セグメントの番号である
。軸方向導電セグメントを通る電流は sin((k−1)2π/16)     (2)に従
って正弦状に変化する。こ1でもに=1乃至16で前に
説明した通りである。2番目の共振モードは、1番目に
対して直角の所にある2番目の入力誘導子の所でRFコ
イルを付勢すること゛によって、励振することが出来る
この発明の8個の部分から成る実施例のRFコイルが第
3八−に示されている。全般的に、この発明のコイルの
全体的な形は、第2A図について説明した低域通過コイ
ルと同様である。更に、8個より多い又は少ない数の部
分を持つコイルもこの発明の範囲内である。この発明の
コイルは1対の導電ループ素子61.63で構成され、
これらが夫々65乃至72及び75乃至82″′!−示
す、様な直列接続の複数個のコンデンサを持っている。
導電ループ素子61.63が、全体的に平行な8本の軸
方向導電セグメント85乃至92によって電気的に相互
接続される。導電セグメントが導電ル−プの周縁に沿っ
て相隔たっていて、隣合ったセグメントが各々の導電ル
ープにある容量素子によって隔てられる様に配置されて
いる。各々の導電セグメント85乃至92には、コイル
の適正な動作に必要な固有のインダクタンスが関連して
いる。
このインダクタンスを第3A図及び第3B図では全体的
に参照数字95で示しである。前と同じく、導電素子6
1の端R−R’及び導電素子63の端s−s’を結合し
て、導電ループ素子を作ることにより、コイルが形成さ
れる。
第3B図は、第3A図に示したコイルを高域通過RFコ
イルと好便に呼ぶことが出来る様な遅波「高域通過形」
梯形回路の構造を示している。
「高域通過形」と云う言葉は、高い周波数では、誘導子
が比較的高いインピーダンスを呈するのに対し、コンデ
ンサが比較的低いインピーダンスを呈する為に、高周波
信号か導電ループの容量素子を通過する傾向を持つこと
を表わしている。逆に、低周波信号は比較的高いインピ
ーダンスを呈する容量素子によって遮られ、比較的低い
インピーダンスを呈する誘導素子によって短絡される傾
向を持つ。
第3A図に示すRFコイルは、入力コンデンサ72の両
端の導線101,103に接続されたRF電源(図に示
してない)によって励振された時、多数の共振モードを
持つ。その内の2つの共振モードだけがこ1で関心が持
たれる。具体的に云うと、関心が持たれるモードは、第
3A図に示す様に、φをコイルに沿って円周方向に測っ
た方位角として、導電ループ素子の電流が大体COSφ
又はsinφの形で分布しているモードである。こうい
う正弦状電流が、NMR測定及び作像の用途に望ましい
非常に一様な横方向のRF磁界を発生する。
第3C図は第2C図と同様であり、横軸に示したMH2
単位の周波数に対し、1つの導電ループの1つの容量素
子を通るアンペア単位の計算された電流を縦軸に示すグ
ラフである。この計算を行なうのに用いた特定のコイル
の形は16個の部分から成る高域通過形RFコイルであ
った。1つの容量素子を入力点として選択し、それに1
アンペアの入力電流を印加した。8個のピーク105乃
至111の各々は高域通過形梯形コイルの2つの共振モ
ードを表わす。ピーク105及び106は、グラフの分
解能の欠如の為に欠如の為に、みかけ上−緒になってい
る。大体64MHzで発生するピーク112が、1.5
テスラの磁界Bo内で陽子のNMR測定及び作像の用途
にとって関心が持たれるピークである。前に述べた様に
この周波数でコイルを励振すると、導電ループには、c
os((k −1) 2π/16)     <3>に
比例する電流分布が生ずる。こ1でに’= 1乃至16
は、導電セグメントの番号であり、k=1が入力コンデ
ンサから始まる。この為、第3A図で、コンデンサ72
が入力コンデンサとして選択されており、この為に=1
は導電セグメント86に対応する。導電セグメント86
乃至93を通る電流は、 sin((k−1) 2yr/16)     (4)
に従って変化する。こ為でkの定義は前と同じである。
最初の入力コンデンサに対し、導電ループに沿って物理
的に90’離れた所にある2番目のコンデンサの両端で
、RFコイルを励振することに対応して、同じ周波数の
別の直交共振モードがある。この場合、導電ループ素子
及び導電セグメントを通る電流は上に述べたのと同じで
あるが、k=1が2番目の入力コンデンサに対応する。
前に第3A図について述べた様に、1個の励振点でRF
コイルを励振すると、直線偏波のRF磁界B1が出来る
。この直線偏波の磁界は、反対周りの2つのベクトル成
分に分解することが出来る。
1つの成分はスピンの歳差運動の方向に回転し、スピン
の摂動に効果がある。これを同回転成分と呼ぶ。他方の
成分はスピンの方向に対して反対向きに回転し、スピン
の摂動には何の影響も持ち冑ない。これを反回転成分と
呼ぶ。両方の成分がRFコイルに電力を送込み、サンプ
ル内に渦電流を誘起することによって、NMRサンプル
(又は作像される被検体)にエネルギを送込む。従って
、同回転成分だけを発生ずる様にRFコイルを作ること
が出来れば、原子核の磁化に対して同じ影響を生ずる直
線偏波のRF磁界の消費電力に較べて、消費電力を大体
1/2に節約することが出来ることは明らかである。こ
の場合、RF!i界は円偏波と云う。直角励振と云う言
葉は、円偏波を発生する様にコイルを励振する為に使わ
れる方式に対して用いる。
直角励振及びNMR信号の検出は、第3A図について説
明したこの発明のコイルを用いると、簡単に達成するこ
とが出来る。これは、1つの導電ループ素子の円周に沿
って互いに直角の位置にある2つの入力コンデンサの所
でコイルを励振することによって達成し得る。第3A図
について云うと、この為、コイルを前と同じくコンデン
サ72の両端の導線101,103で励振し、更にコイ
ルをコンデンサ66の両端の第2の1対の導線113.
115の所で励振する。更に、所望の内幅1     
波を達成する為、2点で・イルを励振するのに使われる
RF源は互いに電気的に90’位相がずれていなければ
ならない。即ら、一方の源の位相がCOSωtに比例し
、他方の源の位相がsinωtに比例していなければな
らない。こうすると、上に述べた様に大体一様な横方向
磁界を持つ2つのモードが励振される。
コイルを付勢するのに多数のRF増幅器(図に示してな
い)を用いることにより、このコイルの別の特徴を実現
することが出来る。各々の増幅器が異なる入力コンデン
サに取付けられ、各々の増幅器を通る信号は所望のRF
励振(即ち、直線偏波又は円偏波)を発生する様に正し
い位相にする。
こうすると、1つ又は2つの増幅器を用いてコイルを駆
動する場合に較べて、各々の増幅器の電力条件が低下す
る。これは、RF電力出力を発生する為に高周波固体ト
ランジスタを使う時、最初の増幅器で電力組合せ装置を
使わずに、幾つかの回路の出力を組合せる簡単な方法に
なるので、特に有利である。
円偏波励振を達成する為に多数のRF源を使う1例は、
4つのRF増幅器を使うことである 2−   f“つ
の増幅器が第3A図に示すように、コンデンサ66.7
2の両端に接続される。他の2つの増幅器が、夫々角度
φ=180°及び270°にあるコンデンサ68.70
の両端に接続される。電気的には、増幅器の位相は隣合
った増幅器の間で90°離れている。この例では、4つ
のRF増幅器の位相は、増幅器がφ=0°、90°、1
80゜及び270°に夫々接続されている場合、O。
90”、’180°及び270°にづ−ることが出来る
直線励振を達成する為に多数のRF源を使う簡単な例は
、第3A図のコンデンサ72及び68(夫々φ=O°及
び180’)の両端に接続されていて、互いに180°
位相をずらして付勢される2つのRF増幅器を使うこと
である。4つの増幅器を使う変形では、更に2つの増幅
器を尊重ループ63のコンデンサ78.82の両端に接
続して、これらの増幅器の位相が人々O°及び180°
であれば、コンデンサ68及び72の両端に接続された
増幅器の位相か人々180°及びO。
になる様にすることである。
上に述べた多数の増幅器を使う形式は例にすぎず、4つ
又は更に多くの増幅器を使うこの他の数多くの組合せが
可能であることを承知されたい。
2つの直交モードを使って、磁イビMの歳差運動による
NMR信号を受信することが出来る。この様にNMR信
号を受信すると、信号対雑音比がf1倍に改善される。
第3A図の各々のコンデンサ72.66の両端に接続さ
れた導線からの受信信号を組合せて、その結果出来る組
合せ信号がコイル内の一方向に回転するRF磁界に対し
て最大であって、反対方向の回転RFliii界に対し
て実質的にゼロになる様にすれば、NMR信号の直角検
出を達成することが出来る。
この発明のRFコイルは任意の適当な構成方法を用いて
作ることが出来る。16本の軸方向導電セグメント(即
ち16個の部分)を夫々持つ頭′及び身体用コイルを約
64MH2で使う様に構成した。頭出コイルは、外径0
.28m及び長ざ0゜4mのプレキシ硝子のコイル巻型
の上に構成した。  。
この頭出コイルでは、軸方向導電セグメントは細い導電
性鋼管で作ることが好ましいが、銅被覆の印刷配線板又
はワイ(7で作ることも出来る。、適当な鋼管の外径は
3mm (1/811;J〉であることか判った。管を
使う利点は、電流の分イ]iが−eJ:くなる為に損失
が最小限になることである。頭用」イルを構成するのに
管を使う場合の別の利点は、管が細い為、隣合った導電
セグメントの間でコイル巻型内に大きな溝孔をおけるこ
とが出来、この為通気がよくづることが出来ると共に、
患者にとってもオペレータにとっても視界の妨げが少な
くなることでおる。導電ループ素子は、例えばテフロン
樹脂をコンデンサの誘電体として作用する基板材料とし
て用いた銅被覆の両側を持つ印刷配線板材料によって構
成することが出来る。コンデンサの極板は基板の両側に
おるmなり合う銅の導電区域で構成されるコンデンサの
1つの(へ板に複数個の別々のパッドを形成し、必要に
応じてそれらを架橋して、極板の間の単なりの面積を増
減し、こうして静電容量を増減することが望ましいこと
かある。複数個のこの様なコンデンサを1つのループ内
で電気的に相互接続して、>停電ループ素子を形成する
。62.5MH2で共振する様にする為の頭出コイルに
対するコンデンサは、約95ピコフアラド(pF)の値
を持つ。
身体用コイルは頭出コイルについて述べたのと同様に構
成することが出来る。軸方向導電セグメントは、長さ約
0.56m及び外径0151mの円筒形の硝子繊維のコ
イル巻型の上に幅38mmの銅のテープを用いて作られ
た。コイル自体は約0゜5mの長さでおる。容量素子は
大体105pFに選んだ。軸方向導電セグメントに外径
5mmの鋼管を用いたこの他の身体用コイルも作った。
RFコイルを構成する方法の他の細部については、前に
引用した関連する特許出願を参照されたい。
比較すると、この発明のコイル(梯形回路コイル)はサ
ドル形コイルよりも、目立って一様性の高いRF磁界を
発生する。これは、所望のモードで励振された時、この
発明のコイルにおける電流分布が、完全に一様な横方向
RF磁界を生ずる理想的な表面電流分布に一層近づく為
である。即ち、完全に一様な磁界B、(X軸方向のRF
磁界)は次の式で表わされる表面電)hと密度を持つコ
イルによって発生される。
λφ=O(5) こ為でλは表面電流密度、φは方位角、B0は自由空間
の透磁率である。
実際のコイルでは、戻り電流を加え、コイルを有限の長
さに制限することが必要でおる。N(周(例えば8個又
は16個)の部分から成る有限の長さを持つ梯形回路=
Iイルでは、Mを共振モードの番号、kをコイル上の成
る基準点から数え始めた部分の番号(例えばに=1乃至
に=8又はに=16)として、cos (2πM(k−
1)/N)又はsin(2yrM (k−1)/N)に
比例する電流分布を発生する多数の共振モードがある。
M=1の共振モードが所望のsin (φ)電流分布に
対するよい近似になり、残留する非均t1性の主な源は
コイルの有限の長さである。
梯形回路コイルの磁界の均質性をサドル形コイルの均質
性と較べる時、各々のコイルによって発生される磁界の
球面調和関数展開を評価すればよい。コイルの中心に於
ける磁界が球面調和関数の展開として、例えば次の様に
表わすことが出来る。
こ)でr、θ、φは考えている点の球面(セ座標であり
、添字XはX軸方向の展開であることを表わし、Pは関
連するルジャンドル関数である。特に、コイルの中心に
於ける磁界B1は である。係数A。0はB1の均質な成分を表わすか、コ
イル表面の電流を積分することによって計ねすることが
出来る。この時Agは次の様に表わすことが出来る。
サドル形コイルの場合 この発明のコイルの場合 但しM=1 式(9)及び(10)で、Kはコイルの縦1m kL(
半径に対する長ざの比)であり、Nはコイルにある導電
セグメントの故、aはコイル巻型の半径である。この発
明の梯形回路コイルでは、Iか第1のループ(即ら、最
大電流を持つコンデンサ)の電流を表わす。
梯形回路コイルの電流を次の様に表ねりことかi・  
  出来るこ′″″″注息t=″z・こ・で12は軸方
向電流、Iφは方位電流、Mはモードの番号である。N
MR発信器又は受信器としてコイルが動作する場合、M
=1のモードによって1qられる一様な横方向磁界が望
まれる。
第4A図及び第4B図は、任意の磁界を球面調和関数展
冊で完全に表わすのに必要な全ての係数を示している。
RFコイルの内部にわたって一様な一定の横方向磁界を
希望しているから、項A、。
だけが現われるのが理想である。然し、サドル形コイル
並びにこの発明の有限の梯形回路コイルに於ける電流分
布は、理想的な正弦状電流分布に対する不完全な近似に
すぎないから、その結果前られる磁界は不純物があり、
不純物はこの磁界の展開式の中にその他の係数が現われ
ること為なって現われる。第4A図及び第4B図で、(
磁界を歪     1”めるゼロでない高次成分を表わ
す)望ましくない余分の係数を丸で囲っである。即ち、
第4A図は、ナドル形コイルによって発生される磁界の
展開式の中に現われる余分の係数を示してあり、第11
B図は16個の部分から成る梯形回路コイルによって発
生される磁界の場合の余分の係数を示している。後者が
発生する望ましくない係数がずっと少ないことに注意さ
れたい。
更に具体的に云うと、第4A図はサドル形コイルの磁界
を歪める高次の成分を表わしている。非均質性は2つの
特徴から生ずる。即も、コイルの有限め長さと、電流分
イliが完全に正弦状でないことである。K(@I横比
)が増加するにつれて、に沿、。項(m−n)を除いて
、K 4 ooにつれてB、Xの歪みがゼロになること
を証明覆ることか出来る。即ち、”2’2− ”4’4
.””[:6”’と云う形の歪みは、縦横比が任意に大
きくなっても、サドル形コイルではゼロではない。つい
てに云うと、リードル形コイルでは、標準的な]20°
の円弧に対し、Kが増加するにつれて、A 22’b 
ヒ1」に近づくことが認められる。
均質性の点て云うと、梯形回路二lイルの設泪は2つの
利点を右する。、第1に、第4B図に示す様にKの任意
の値に対し、mが特定の値m=o、2゜14.16,1
8,30,32.34・・・(N=16と仮定している
)でなければ、係数”nmはゼロになる。これは、電流
が正弦状分布である結果である。更に、縦横比が不定に
増加するにつれて、χCχCχC AOO2A16.16 、A32.32等の形の項だけ
がピロでない。
第5A図乃至第5D図及び第6A図乃至第6D図は、サ
ドル形コイル、並びに16個の軸方向導電セグメントを
持つこの発明のコイルで夫々発生された正規化した一定
のRF磁界強度の輪□郭を示すグラフである。各々の場
合、“A 19図はコイルの横方向中間平面に於けるR
F磁界強度の輪郭を示す。“B 19図は、コイルの中
間平面から半径の粉だけ離れた所にある横方向平面内の
磁界を示す。
gg Cee図はコイルの円周の対称軸線を通りRF磁
界を含む平面の磁界を示す。最後に“D′′図は、RF
磁界に対して垂直でおって円筒の対称軸線を含む平面内
のRF磁界強度の輪郭を示す。前に述べた球面調和関数
の解析並びに第5図及び第6図から、この発明のコイル
の磁界13+が、ju l〜ル形ココイルよってIQら
れる均7:1・ljlよりもりぐれた高い均質性を持つ
ことは明らかでおる縦横比が増加するにつれて、均^1
性、並びに1ノドル・コイルに較べたこの発明のコイル
の利点が増入り=る。即ら、1.0がコイルの中心に希
望する磁界の阜21’−f+Qを表わすとずれば、ケト
ル形コイルの限界は、この発明のコイルよりも一層U 
< Gi(方向にb 1t11+方向にもこの値からす
れる。
第7図は前に第2A図及び第3A図について説明した低
域通過及び高域通過R「コイルの若干の特徴を持つこの
発明の別の実施例のRITコイルを図式的に示す。この
実施例のコイルを[帯域通過形JRFコイルと貯ぶが、
これは2つの導電ループ素子131,133で構成され
る。高域通過コイルの場合と同じ様に、導電ループ素子
131゜133が直列接続の複数個のコンデン゛す13
5/!J芋142及び145乃至152を持つ。低域通
過形コイルの場合と同じく、39電ループ素子が夫々複
数個の容量索子165乃至172を持つ複数個の軸方向
導電セグメント155乃至162によって相互接続され
ている。この特定の実施例は、8個の軸方向導電セグメ
ントを持つものとして示しであるが、前と同じく、8個
より多い又は少ない数もこの発明を実施するのに有利に
用いることが出来る。更に、RF電源(図に示してない
)を1つの導電ループの1つの容量素子の両端又は1つ
の軸方向セグメントの1つの容量素子の両端に接続する
ことにより、このコイルを付勢することが出来ることを
承知されたい。前に説明したこの他の励振方法もこの帯
域通過形コイルに適用し得る。
導電ループ素子も軸方向導電セグメントもその各々の導
電部分には関連した固有のインダクタンスがあり、これ
は図面に示してないが、所望の共振状態を発生する様な
正しい移相を達成する為に必要でおる。
帯域通過形RFコイルでは、共振モードは高域通過形又
は低域通過形コイルよりも圧縮されている。これらのモ
ードが、軸方向及びループの両方のインピーダンスが主
に容量性である低周波限界と、軸方向及びループの両方
のインピーダンスか主に誘導性で釣る高周波限界の間で
整合している。
これらのモードがある周波数帯では、コンデンサの値は
、ループ導体が誘導性であって軸方向セグメントが容量
性であるか、或いはその逆になる様になっている。1番
目の場合、近似的に一様イ【横方向RF磁界を発生する
のか、この紺の内の最低周波数のモードであるという点
で低域通過形コイルと同様である。軸方向セグメントが
誘導性であり、円周方向のセグメントが容量性である様
な静電容量になっている場合、最高周波数の横方向モー
ドが一様な横方向磁界を発生ずるものでおり、この形式
は高域通過形RFコイルと同様である。
帯域通過形コイルの形式は、遅波遅延線回路=1イルを
一層高い周波7=kに拡張り−る場合、又は作ルする被
検体又は周囲に対する漂遊静電容量の結合の影響を少な
くするのに有用であることがある。
例えば、基本的な形として高域通過形コイルを使うと、
軸方向セグメントに静電容量を入れることが出来る。こ
ういう軸方向コンデンサーか(’Ill 7’j向セグ
メントの若干のインダクタンスを相殺し、軸方向セグメ
ントの合剖インピーダンスが小さくなる。
その時、所定の電流に対し、軸方向セグメントに沿った
電圧はコンデンサがない場合より小さくなり、漂遊静電
容量を通る電流が少なくなり、こうして漂遊静電容量に
伴う損失並びに同調外れ効果を減少する。
以上の説明から、この発明では、電流及び同調静電容量
が多数のターンに分布したRFコイルの幾つかの実施例
を提供したことが理解されよう。
この発明のNMR用RFコイルは磁界B1及び信号感度
の一様性の点でもかなりの改善をもたらした。このコイ
ルの形状は、信号対雑音比及び円偏波励振を改善するこ
とが出来る様にする。
この発明を特定の実施例及び例について説明したが、当
業者には、以上の説明からこの他の変更か考えられよう
。従って、この発明は、特許請求の範囲内でこ1に具体
的に説明した以外の形で実施することが出来ることを承
知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は全身検査に使われる子!f来の並列接続した
2ターンのNMR用RFコイルの略図、第1B図は円筒
形巻型に取付【プた第1A図に示すコイルの簡略斜視図
、第1C図は例えば頭のNMR検査に使われる従来の別
の2ターンの直列接続したNMR用RFコイルの略図、
第2A図は8個の部分から成る低域通過形RFコイルを
示す略図、第2B図は第2A図に示したコイルに使われ
る集中定数低減通過形遅波遅延線構造を示す回路図、第
2C図は低域通過形RFコイルの円周方向の誘η子に於
ける計算した電流対周波数応答を示すグラフ、第3A図
は8個の部分から成るこの発明の高域通過形RFコイル
の略図、第3B図は第3A図に示したコイルに使われる
集中定数高域通過形遅波遅延線構造を承り回路図、第3
C図は円周方向のコンデンサに於ける計口した電流対周
波数応答を第2C図と同様に示すグラフ、第4A図及び
第4B図は従来のサドル形コイル及びこの発明のコイル
によって夫々発生されるRF磁界の展開式の球面調和関
数係数を示す図表、第5A図乃至第5D図は従来のサド
ル形コイルで発生される一定のRF磁界強度の輪郭を示
すグラフ、第6A図乃至第6D図は16個の部分から成
る実施例のこの発明のコイルで発生される一定のRF磁
界強度の輪郭を示すグラフ、第7図は[帯域通過形JR
Fコイルと呼ぶこの発明のRFコイルの別の実施例を示
す略図である。 主な符号の説明 61.63:導電ループ素子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)共通の縦軸線に沿って相隔たっていて、各々がその
    周縁に沿って相隔たる直列接続の複数個の容量素子を含
    んでいる1対の導電ループ素子と、隣接する直列接続の
    容量素子の間の点で前記導電ループ素子を電気的に相互
    接続する複数個の軸方向導電セグメントとを有するNM
    R用無線周波コイル。 2)特許請求の範囲1)に記載したNMR用無線周波コ
    イルに於て、各々の軸方向導電セグメントと直列に容量
    素子が接続されているNMR用無線周波コイル。 3)特許請求の範囲1)に記載したNMR用無線周波コ
    イルに於て、所望の共振モードの周波数で振動する第1
    のRF電源を用いて、前記1対の導電ループ素子の内の
    一方にある第1の入力容量素子の両端で無線周波コイル
    を励振する手段を有し、こうして前記導電ループ素子に cos((k−1)2π/N)に比例する電流分布を発
    生すると共に前記軸方向導電セグメントにsin((k
    −1)2π/N)に従って変化する電流分布を発生する
    (こヽでkは1乃至コイルの部分の総数Nの間の整数で
    入力容量素子を持つ部分のk=1から始まる)NMR用
    無線周波コイル。 4)特許請求の範囲3)に記載したNMR用無線周波コ
    イルに於て、所望の共振モードの周波数で、第2のRF
    電源を用いて、前記1つの導電ループ素子の周縁に沿っ
    て、前記第1の入力容量素子から90°離れた第2の入
    力容量素子の両端で無線周波コイルを励振する第2の手
    段を有し、前記電源が互いに電気的に90°位相がずれ
    ているNMR用無線周波コイル。 5)特許請求の範囲1)に記載したNMR用無線周波コ
    イルに於て、NMR被検体をその中に受入れる様にした
    円筒形コイル巻型の上に構成されていて、前記軸方向導
    電セグメントが細い導体で構成されていて、隣接するセ
    グメントの間に大きなすき間が出来る様になっており、
    前記コイル巻型は少なくとも1つのすき間の領域に溝孔
    が形成されていて、NMR被検体の通気並びに視界を改
    善したNMR用無線周波コイル。 6)特許請求の範囲1)に記載したNMR用無線周波コ
    イルに於て、複数個の前記容量素子が同じ複数個のRF
    電力増幅器に対する入力素子を構成しており、該増幅器
    の出力の相対的な位相は、前記軸方向及びループ導電素
    子に誘起される電流によって包括的に直線偏波のRF磁
    界が得られる様になっているNMR用無線周波コイル。 7)特許請求の範囲1)に記載したNMR用無線周波コ
    イルに於て、複数個の前記容量素子が同じ複数個のRF
    電力増幅器に対する入力素子を構成しており、該増幅器
    の出力の相対的な位相は、前記軸方向及びループ導電素
    子に誘起される電流によって包括的に円偏波のRF磁界
    が得られる様にしたNMR用無線周波コイル。 8)梯形回路として構成された高域通過遅波遅延線構造
    を有し、該遅延線構造は略円筒形の形状に形成されてい
    てその両端が互いに接続され、前記梯形回路の辺の素子
    は円筒の円周と一致し、これに対して梯形の横木の素子
    は、円筒の縦軸線と略平行に円筒面に沿って長さ方向に
    配置されているNMR用無線周波コイル。 9)特許請求の範囲8)に記載したNMR用無線周波コ
    イルに於て、前記梯形回路の辺の素子は共通の縦軸線に
    沿って相隔たる1対の導電ループ素子で構成されており
    、各々の導電ループ素子はその周縁に沿って相隔たる複
    数個の直列接続の容量素子を含んでおり、前記梯形の横
    木の素子は、隣接した前記直列接続の容量素子の間の点
    で前記導電ループ素子を電気的に相互接続する複数個の
    軸方向導電セグメントで構成されているNMR用無線周
    波コイル。 10)梯形回路として構成された帯域通過遅波遅延線構
    造を有し、該遅延線構造は略円筒形の形状に形成されて
    いてその両端が互いに接続され、前記梯形回路の辺の素
    子は円筒の円周と一致し、これに対して梯形の横木の素
    子は、円筒の縦軸線と略平行に円筒面に沿って長さ方向
    に配置されているNMR用無線周波コイル。 11)特許請求の範囲10)に記載したNMR用無線周
    波コイルに於て、前記梯形回路の辺の素子は共通の縦軸
    線に沿って相隔たる1対の導電ループ素子で構成され、
    各々の導電ループ素子はその周縁に沿って相隔たる直列
    接続の複数個の容量素子を含んでおり、前記梯形の横木
    の素子は、前記直列接続の隣接する容量素子の間の点で
    前記導電ループ素子を電気的に相互接続する複数個の軸
    方向導電セグメントで構成されており、各々の軸方向導
    電セグメントと直列に少なくとも1つの容量素子が接続
    されているNMR用無線周波コイル。
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