JPS6195213A - 電磁流量計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、液体流量の計測に用いられる電磁流量計に係
り、特にその流体の組成変化（空気、異物の混入等）が
生じた場合に：も流量信号への影響をなくシ、流量計測
に好適な電磁流量計に関するものである。

〔発明の背景〕

従来は、定電流励磁回路より方形波の電流を励磁コイル
に供給し、検出器で発生した方形波電流を増幅し、流量
演算を行なっている。しかしながら、このような電磁流
量計では、流体の組成変化（空気、異物混入等）が発生
すると、流量信号が大きく変動してしまう現象が生じる
が二本らに対する変動防止策の点については配慮されて
いな□かった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、流体の組成変化（空気、異物の混入時
）が生じても、これに伴なう流量信号の゛異常変動を抑
え得て安定な流量計測を可能ならしめる電磁流量計を提
供することにある。

〔発明の概要〕

上記目的のため本発明は、検出器で発生した電流（電圧
）をサンプリングし、過去のデータとの比較を行なうこ
とにより、その検出信号の異常の有無を検出したうえ、
異常の場合には、その検菖信号を電磁流量計の出力信号
として出力しないようにし、安定流量計測を行なうもの
である。

〔発明の実施例〕

以下１本発明を第１図から第４図により説明する。第３
図に本発明の電磁流量計構成を示す。

第３図において、交流電源１は、励磁電源装置２を通し
て、励磁コイル３に供給される。電極６で検出された信
号は増幅器７で増幅され、流量演算装置９に入力され、
流量信号１０として出力される。検出信号８は周期ｔｏ
で、時間ｔ２幅の派形となる。

第１図により、演算処理内容について説明する。

検出信号を取り込み、ｔ２間サンプリングし積算するこ
とにより、その時点の信号Ｖｔとする。Ｖｔと過去の値
Ｖとの比 Ｘ＝Ｖｔ／Ｖを演算する。Ｘが極端に 大きくなる場合および極端に小さくなる場合は、Ｖｔの
値が異常であると判定し、異常発生回数ｍをカウントす
る。

ｍ＝ｍ＋１異常発生回数ｍがＢ以下 の場合は、流量演算をバイパスし、流量信号は前回の値
を保持する。ここで、検出信号がパルス状に変動するよ
うな異常時には、ｍの回数は数回であり、実際に流量が
変化した場合は、連続的となるため、Ｂの値を正しい流
量と判定できる回数に設定しておく。したがって、ｍが
Ｂｔ！−越える様な場合には、 Ｖ＝Ｖｔとし、流量演算を行なうこと により、正常な流量信号の出力となる。

第２図に、信号出力例を示す。第２図（ａ）は、異常信
号入力の場合を示し、（ｂ）は実際に流量が変化した場
合を示す。

第４図に１本発明の応用例を示す、検出信号を取り込み
、ｔ２間サンプリングし積算することにより、その時点
の信号ｖ２とする。ここで、過去の値Ｙとして、過去ｎ
個のデータの平均値Ｙを使用し、その時点の恒量ｖ２と
平均値Ｙの比Ｘ＝Ｖ　ｔ　／Ｙ を演算する。この時Ｖｔが正常であれば、次の平均値演
算の時には、Ｖｔを取り込むが、Ｖｔが異常であれば、
その時点の値として平均値Ｙを使用して１次その平均値
演算に使用する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、流体の組成変化（空気、
異物の混入等）により検出信号の値が異常値となっても
、この異常を正常時と弁別し、流量信号への影響をなく
し、安定な流量計測を行なうような効果がある。これに
より、プラント徨動率向上に大きな効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の励磁流量計の実施例の演算処理内容
説明図、第２図（イ）、（ロ）はそれぞれ第１図の信号
出力側説明図、第３図は（イ）、第１図の電磁流量計の
構成図、（ロ）は（イ）の作動説明図、第４図は、本発
明の励磁流量計の他の実施例の演算所望内容説明図であ
る。 １・・・交流電源、２・・・励磁電源装置、３・・・励
磁コイル、４・・・配管、５・・・流体、６・・・電極
、７・・・増幅器、８・・・検出信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、液体流量を計測する電磁流量計において、検出器の
   出力が過去の値と現在の値の比を算出し、該割合が設定
   された割合をこえたか否かを判定する第１の処理手段と
   、該第１の処理手段による上記判定結果の連続性により
   判断する第２の処理手段を備えたことにより流量計測を
   行なうことを特徴とする電磁流量計。