JPS619399A - 磁気軸受装置のロツク機構 - Google Patents

磁気軸受装置のロツク機構

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JPS619399A
JPS619399A JP13010584A JP13010584A JPS619399A JP S619399 A JPS619399 A JP S619399A JP 13010584 A JP13010584 A JP 13010584A JP 13010584 A JP13010584 A JP 13010584A JP S619399 A JPS619399 A JP S619399A
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JP
Japan
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movable member
locking mechanism
movable
magnetic bearing
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP13010584A
Other languages
English (en)
Inventor
貴史 原口
嶋本 吉春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13010584A priority Critical patent/JPS619399A/ja
Publication of JPS619399A publication Critical patent/JPS619399A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は移動体中の可動部材ロック機構、特にロケッ
トなどのペイロード中に設けられた可動部材を、打ち上
げ時の衝撃又は振動から保護するためのロック機構に関
する。
〔従来技術とその問題点〕
ペイロードとしては、人工衛星、または通信設備などを
含み、ペイロード中には磁気軸受フライホイール等を用
いた姿勢制御装置が具備されることがある。ところで磁
気軸受フライホイールは作動時に回転するロータが磁気
軸受けにより、摩擦の殆んどない状態で支持されるよう
になっているが、打上げ時には磁気軸受は浮上はさせな
い。しかし磁気軸受のロータとステータ間には隙間があ
るので、打上げ時の強い衝撃や振動を受けると、この隙
間中で激しい振動が生じ、ロータおよびステータ部分が
破損したり精度の低下をきたす。また極端な場合浮上回
転不能となることさえありうる。
従来このような不都合を回避するために、第8図に示す
ようにフライホイールのロータlの外側面に形成した溝
2にバンド部材3を巻回し、バンド部材3に張力を加え
た状態で移動体すなわちロケットのペイロードと一体に
結合された固定部材4にその両端を固定しておく。そし
て打上時の振動や衝撃が終ってから、バンド部材の途中
に装着したワイヤカッター5′でバンド部材を切断して
ロータのロックを解除し、ロータを浮上回転可能な状態
にする。このバンド部材による直接的なロック機構の場
合、ロータ1の面内での振動などは、かなり抑圧するこ
とが可能であるが、ロータの回転軸方向の撮動父は共振
はほとんど抑圧することが不可能である。また、第9図
のように改良したものもおる。
第9図は可動体lがバンド部材3及び3個の弾性板状体
6によりロックされた状態を示す。弾性体状体6は、可
動体lに近接して移動体に結合された固定部材4に植設
されており、その可動体1に面した部分6′は解放状態
において可動体1の外側面1′との間に空隙を有し、バ
ンド部材3に張力が加わったとき、片持ちばり状の板状
弾性体6が内側にたわんで部分6′と外側面1′とが摩
擦係合し可動体1が移動体に対してロックされる。
しかし、この弾性体状によるロック機構の場合、可動部
材(ロータ)は板バネによる弾性支持であるために、固
定部材に対して、十分強固な固定ができない。そのため
に、板バネの板厚方向、つまりロータの回転面方向の振
動又は共振を抑圧することが困難である。この方法では
ロータ、ステータを十分保護することができなかった。
〔発明の目的〕
したがって、この発明では前記従来技術の欠陥を克服す
ること、すなわち、ロケットなどの移動体中の精密な可
動部材(例えば磁気軸受フライホイールなど)をあらゆ
る方向の衝撃、振動、及び共振から保護するために、可
動部材を移動体に対してロックする機構を提供すること
を特徴とする特にロケットのペイロード中の可動部材す
なわち磁気軸受フライホイールを衝突などから保護する
小型で簡単な構成の可動体ロック機構を提供することを
目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために1本発明のロック機構は、相
対する固定部材と可動部材の双方に、くさび形状の断面
をもつ凹凸部を設け、これらをかν み合わせ、固定部材と可動体とを相互に固定する   
□ことにより可動部材を移動体にロックする。そして、
ロック解放装置を作動せしめてバンド部材の張力を解放
することによりロックを解除し、可動体を可動状態とす
る。
〔発明の効果〕
(1)固定部材に対し可動部材(ロータ)を回転面方向
・回転軸方向共に強固なロックが可能である。
従ってJ固定部材に対する相対運動を十分抑圧すること
ができる。
(2)かみ合い部分がくさび形状であるため、同定部材
に対し可動部材を同心的にロックするととが容易にでき
る。従って、固定側磁石のみでなく、非常用軸受をも保
護することができる。
(3)小型で簡単な構造のロック機構である。
(4)小型で簡単な機構のアクチュエータ(ロック解放
装置)で容易にロックを解除することができ、抑え金具
が可動体から十分に離れる。
〔発明の実施例〕
次に第1図および第2図に基づいて本発明の実施例を□
説明する。
第1図は可動部材10が円板状の押え金具11およびワ
イヤニ12によりロックされた状態を示す。
移動体13に固定された固定部材14の一部にくざび形
状断面の凹形溝15を円形に設けておく。
またこの溝に対向して、可動部材1oの一部にも上記凹
溝15にかみ合うための凸形用16を設けておく。
ワイヤー12はグーリー17を介して押え金具11と固
定部材18に固着されている。またワイヤー12の途中
にはロック解放装置19が装着されている。
ワイヤー12に制御された張力を加えることにより押え
金具11は可動部材10を押し進め、可動部材と固定部
材の凹凸部15.16ががみ合いロックされる。
これらの凹凸部分は断面がくさび形状の三角形であり、
両者が押しつけ方向に対して斜面で接触するため、固定
部材と可動部材(ロータ)を同心的に位置決めするのを
容易にしている。
押え金具11によシ押しつけられロックされた可動部材
10は固定側磁石2oとの間に均一な半径方向のすき間
21を形成し、また同時にそのすき間21よりさらに狭
い非常用軸受22との間にも均一な半径方向のすき間2
3を形成する。
従って衝撃振動下でも固定側磁石20および非常用軸受
22に可動部材10が衝突するのを防ぐことができる。
第2図はロックを解除し、可動部材10が磁気浮上した
状態を示す。制御信号によりロック解放装置19を作動
させてワイヤーの張力を解放する。
押え金具11は可動部材10への印加押付力を解除し、
復帰バネ30により可動部材から離れガイドストッパー
31に当るまで遠のく。ロックを解除された可動部材1
0はかみ合っていた凹凸部分15.16が離れ、制御信
号により磁気浮上可能となる。
ロック解放装置としては火薬を用いたワイヤーカッタが
用いられ、電気信号によりワイヤーの張力を解放できる
このような構成により第2図に示すように可動部材10
はどこにも接触することなく、磁気浮上回転可能となる
〔発明の他の実施例〕
第3図に示すように、固定部材の凹形溝部32は連続し
ている必要はなく、断続的に円形に形成されていてもよ
い。また逆に可動部材側に凹溝を設け、固定部材側に凸
形山を設けてもよい。
まだ、第4図に示すようにかみ合い部の凹形溝部33と
凸形山部34は台形をしていてもよい。
まだ第7図に示すように凹凸部の斜面の角部分35.3
6に丸みをつけてもよい。ロック解放装置としては第8
図および第9図に示すような方法を用いてもよい。
第8図は固定部材40に取り付けられたストッパー41
と押え金具42との間に、%I943 、43’をはさ
み、可動部材44を押しつけロックした状態を示す。、
動43,43’はワイヤ45で接続され、かつ引張バネ
46.46’で両側に予引張されている。ロックを解除
する時は制御信号によりワイヤーカッタ  47を作動
させ、ワイヤー45を切断する。納43 、43’はバ
ネ46.46’により取り除かれロックがはずれ押え金
具42は復帰バネ48により可動体45から離れる。
また第7図(a)に示すように押え金暎5oをロックし
ておく方法として固定部材51から掛は金52.52’
を出して、押え金具の穴53.53’に掛ける。ざらに
掛は金52.52’を形状記憶合金54でほぼ直線に接
続することにより掛は金52.52’が振動下ではずれ
ないようにしておく。この形状記憶合金54には第7図
(b)に示すような形に予め形状を記憶させておく。そ
の両端55.5E?’に電流を流せるように電気線を接
続しておく。ロックを解除する時は形状記憶合金54の
両端55.55’に電流を流し、形状記憶合金44を通
電加熱する。
第7図(b)に示すように加熱された形状記憶合金54
′は予め記憶した形状に戻ろうとし1両端に接続された
掛は金52.52’を引き寄せる。そして掛は金が押え
金具50からはずれ押え金具5oは復帰バネ55により
移動し、ロックが解除きれる。
このようなロック解放装置にしてもよい。
以上に説明したように、本発明はロケットのペイロード
のような移動体中の可動部材を簡単な構成で、確実にロ
ックすることができ、可動部材及びその周辺機器の破損
又は精度の低下を防ぐことができる。以上の説明では移
動体としてロケットのペイロード、可動部材として磁気
軸受フライホイールを例に説明したが本発明の利用分野
はこれに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可動部材ロック機構を示す磁気軸受装
置の断面図、(ロックされた状態)第2図はロックを解
除し、可動部材(ロータ)が磁気浮上した状態を示す断
面図、第3図は固定部材の凹形溝の変形例を示す模式図
、第4図、第5図はかみ合い部分の変形例を示す凹凸部
の断面図、第6図第7図はロック解放装置の変形例を示
す断面図、第7図(a)は掛は金によりロックされた構
を示す模式図である。 10・・・可動部材、11.−42.50・・・押え金
具、12.45・・・ワイヤー、13・・・移動体、1
4.1B、40.51・・・固定部材、15,33・・
・凹形溝部、16.34・・・凸形山部、17・・・プ
ーリー、19・・・ロック解放装置、20・・・固定側
磁石、21.23・・・すき間、22・・・非常軸受、
41・・・ストッパー、43.43’・・・鄭ハ44・
・・可動部材、46.46’・・・引張バネ、47・・
・ワイヤーカッタ、48・・・復帰バネ、52.52’
・・・掛は金、53.53’・・・押え金具の穴、54
・・・形状記憶合金。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 第  1 図 第  8 図 第  9 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 移動体中の固定部材と可動部材の双方の同一円周上に設
    けた嵌合部分の断面がくさび形状をした位置決め用の凹
    凸部分と、 可動部材をロックするための押え金具と、 上記押え金具のロックを解除するためのロック解放装置
    とを具備したことを特徴とする磁気軸受装置のロック機
    構。
JP13010584A 1984-06-26 1984-06-26 磁気軸受装置のロツク機構 Pending JPS619399A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13010584A JPS619399A (ja) 1984-06-26 1984-06-26 磁気軸受装置のロツク機構

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JP13010584A JPS619399A (ja) 1984-06-26 1984-06-26 磁気軸受装置のロツク機構

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Publication Number Publication Date
JPS619399A true JPS619399A (ja) 1986-01-16

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ID=15026066

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JP13010584A Pending JPS619399A (ja) 1984-06-26 1984-06-26 磁気軸受装置のロツク機構

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JP (1) JPS619399A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07205754A (ja) * 1994-05-13 1995-08-08 Kazukimi Yamauchi シートベルト用取付けプレート
CN104097792A (zh) * 2014-07-29 2014-10-15 北京卫星环境工程研究所 用于航天器探测装置机构在轨展开操作的电磁解锁结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07205754A (ja) * 1994-05-13 1995-08-08 Kazukimi Yamauchi シートベルト用取付けプレート
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