JPS6188841A - 冷菓製造機の抽出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は冷却室で仕上げられた冷菓ベースと、シロップ
を混合室で混合して冷菓を作る冷菓製造装置に関し、特
に、冷菓抽出装置に関するものである。

（ロ）従来の技術 特公昭５６−４５５７１号公報のアイスクリームセーキ
製造装置には、凍結室から送給されるアイヌクリームと
シロップタンクから送給されるシロップが、混合室にお
いて回転するロータにより完全に混合され、その結果生
ずるセーキをノズルより抽出する構成が開示されている
。　゛ところで、シロップを混合室へ直接流入させると
、混合室内のロータの回転による遠心作用を受けてシロ
ップが混合室の壁面に飛ばされアイスクリーム中にうま
く混合されなくなる問題点が生ずるために、従来はシロ
ップの流入口を混合室から隔離した位置に形成して前記
問題点に対処していた。

この反面、シロップ及びアイスクリームが混合室へ到達
するまでの経路を複雑イヒすることを犠牲にしなげれば
ならな（・問題点が残るものであっｉ二。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点本発明は上記従
来の問題点に鑑み、冷菓ベース及びシロップの抽出通路
を複雑化することなく、冷菓ベースとシロップの混合を
良好に行なう事を目的とする。

に）問題点を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、冷却室の前面を閉
塞するカバーと、該カバーに形成された縦通路及び横通
路より成る逆り字状を成し、冷却室と抽出口を連絡する
抽出通路と、横通路を開閉するバルブ手段と、カバーを
挿通する回転シャフトに連結した撹拌羽根を縦通路に配
設して形成した混合室と、該混合室の上部にて該室の内
方に突出したシロップ供給ノズルを設けた冷菓製造機の
抽出装置である。

（ホ）作用 上記構成において、バルブ手段が開くと冷却室内で仕上
げられた冷菓ベースが横通路を通って混合室へ給送され
、一方、シロップ供給ノズルから流出するシロップは冷
菓ベースの中に混入される。この様に、冷菓ベースの中
に混入されたシロップは、混合室において攪拌羽根の回
転による遠心作用により外周方向に飛ばされ、この間に
冷菓ベースと良好に混合される。

（へ）実施例 以下に本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は本発明の抽出装置を具備せる冷菓製造機の要部
縦断側面図、第２図は抽出装置の縦断正面図を示してお
り、（１）は外面に冷凍系の蒸発パイプ（２）ｋ巻回し
、前面に本発明の抽出器（３）を装着し、内部に攪拌器
（４）を回転可能に配設した冷却室であり、供給された
ミックスを冷却及び攪拌して冷菓ベースに仕上げるため
に構成されたものである。

次に、前記冷却室（１）で仕上げられた冷菓ベースと、
シロップとを混合して最終的に仕上げられる冷菓を抽出
する抽出器（３）の構造を詳述する。冷却室（１）の前
面は樹脂製のカバー（５）によって閉塞される。該カバ
ー（５）には冷却室（１）と抽出口（６）を連絡するた
めの円筒状縦通路（７Ａ）及び横通路（７Ｂ）より成る
逆り字状の抽出通路（７）が形成される。横；Δ路（７
Ｂ）の冷却室（１）側聞口端縁には、下部に流出口（８
）を形成した軸受板（９）が螺着されており、該軸受板
（９）は円錐形のバルブαＯから後方に延出する軸αυ
をスライド可能に支持する。また軸受板（９）とバルブ
αＯの間には軸αＤを包囲してコイル発条（２）が配置
され、この発条＠は通常横通路（７Ｂ）の中間部に形成
した段部（至）にバルブαＯ？押圧して該バルブ００が
横通路（７Ｂ）を閉塞するように作用する。なお、バル
ブＱｄはステンレスを主体として構成されているが、段
部（１３を押圧する部分をシリコン材（１０Ａ）にて形
成し、シール性の向上を図るものである。

一方、発条力に抗してバルブ如を後方に移動させて抽出
通路（７）を開通するための機構は、後端がバルブαＯ
の先端に対接し、前端がカバー（５）を挿通して前方に
突出したスライド可能な作動杆０局と、該作動杆Ｑ４１
を往複動させるべく下部を作動杆ａ鴇の前部に回動可能
に連結し、この上位にてカバー（５）に連結された回動
支点（１９を有するレバーＱｔ′ｊと、該レバーαＱの
上部後面に直交する作動ピン０？）を連結したプランジ
ャ（１８Ａ）を有するソレノイド装ｆｉｔ　Ｑｌ及びレ
バーαＧを通常に復帰させる復帰発条四によって構成さ
れてし・ろ。

また、縦通路（７Ａ）は下端開口を抽出口（６）とした
混合室（ホ）と成すものであり、混合室ωには多数の通
孔ＱＤを形成した攪拌羽根＠が配置される。この攪拌羽
根器は縦通路（７Ａ）の延長上においてカバー（５）に
圧入されたすべり軸受（ハ）を挿通する回転シャフト（
財）の下部に連結され１回転シャフト＠の上部は保護チ
ューブに）内を通る可撓ケーブル缶に連結され、このケ
ーブル（ホ）の端部をモータ（図示せず）に連結するこ
とによって回転を伝達される。

なお、カバー（５）の後面に螺着されて冷却室（１）の
内方に突出する円筒軸受翰は攪拌器（４）の前部を支持
する。

更に、抽出器（３）に接続されるシロップ供給管翰、翰
、ｃｌ及びｃｌｌ）は基端を図示しないが各種シロップ
を貯蔵するシロップタンクに接続されている。このシロ
ップ供給管（ハ）乃至３υの末端シロップ供給ノズル（
２８Ａ）、（２９Ａ）、（３０Ａ）及び（３１Ａ）を混
合室−の上部において該室（イ）の内方に突出して位置
せしめる。

次に、以上の構成に基づき抽出動作を説明する。

ンレノイド装置（至）が励磁されると、第３図に示す様
にプランジャ（１８Ａ）が吸引されて作動ピンαηはレ
バー００を前方に引く。すると、レバー００は支点Ｇつ
を中心に回動して作動杆α小を冷却室（１）の方向に移
動せしめる。この作動杆０４の移動によりバルブＱ（’
Ｔｈは発条（６）に抗して後方に押され横通路（７Ｂ）
を開放し、抽出通路（７）を開通する。これによって、
冷却室（１）内で仕上げられた冷菓ベースは攪拌器（４
）によって流出口（８）から横通路（７Ｂ）を経て混合
室翰へ送出される。

これと同時に、例えばシロップ供給管＠を通って、選択
されたシロップがシロップ供給ノズル（２８Ａ）から混
合室（ホ）に流入する。この際、シロップは冷菓ベース
の中に混入され、このシロップは攪拌羽根（イ）の回転
による遠心力によって外周方向に移動する間に完全に冷
菓ベースと混合されて最終的に冷菓に仕上げられ抽出口
（６）から連続して抽出される。

（ト）　発明の効果 本発明は以上の様に、シロップ供給ノズルを混合室の内
方に突出させているから冷菓ベースの中にシロップを混
入させることができ、このシロップが攪拌羽根の遠心力
により外周方向に移動する間に冷菓ベースと良好に混合
させることができ、以って冷菓の品質向上を図ることが
できるものである。

また、本発明はシロップ供給ノズルを混合室に接続でき
るため抽出通路を簡素に構成できる利点を重ねて奏する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の抽出装置を具備せる冷菓製造機の要部
縦断側面図、第２図は本発明の抽出装置の縦断正面図、
第３図は抽出状態を示す抽出装置の縦断側面図である。 （１）・・・冷却室、　ｑ）・・・抽出器、　（５）・
・・カバー、（６）・・・抽出口、　■・・・抽出通路
、　　（７人）・・・縦通路、（７Ｂ）・・・横通路、
　（至）・・・バルブ、　翰・・・混合室、翰・・・攪
拌羽根、　（ハ）・・・攪拌シャフト。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　佐　野　静　夫 第１図 Ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、冷却室で仕上げられた冷菓ベースと、シロップを混
   合して冷菓を作る冷菓製造機において、前記冷却室の前
   面を閉塞するカバーと、該カバーに形成された縦通路及
   び横通路より成る逆Ｌ字状を成し、前記冷却室と抽出口
   を連絡する抽出通路と、前記横通路を開閉するバルブ手
   段と、前記カバーを挿通する回転シャフトに連結した攪
   拌羽根を前記縦通路に配設して形成した混合室と、該混
   合室の上部にて該室の内方に突出したシロップ供給ノズ
   ルを設けた事を特徴とする冷菓製造機の抽出装置。