JPS6186398A - 高所作業車における油圧回路 - Google Patents

高所作業車における油圧回路

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JPS6186398A
JPS6186398A JP20499684A JP20499684A JPS6186398A JP S6186398 A JPS6186398 A JP S6186398A JP 20499684 A JP20499684 A JP 20499684A JP 20499684 A JP20499684 A JP 20499684A JP S6186398 A JPS6186398 A JP S6186398A
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JP
Japan
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hydraulic
oil
valve
telescopic cylinder
boom
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JP20499684A
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English (en)
Inventor
誠 丹羽
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高所作業車における油圧回路に関し、詳しくは
、少な(ともゴンドラ側からの操作によって、車両に搭
載されたブームを伸縮゛動作させることができるように
なっている油圧回路に関する。
これは、ブームの先端に装着されたゴンドラを変位させ
る油圧回路を有する高所作業車の分野で利用されるもの
である。
〔従来技術〕
高所作業車には、第4図に示すように、先端にゴンドラ
lの装着されたブーム2が搭載され、ゴンドラ側Aまた
は車体側Bの作業者のレバー操作により、そのブーム2
が適宜伸縮、起伏、旋回するようになっている。その結
果、ゴンドラ1が所望の位置に変位され、ゴンドラ1内
の作業者による高所作業が可能となる。このようなブー
ム2の動作は油圧回路に介在された油圧切換弁を適宜切
換え操作することによって行なわれるので、油圧ポンプ
から伸縮シリンダ3、起伏シリンダ4、旋回モータ5な
どのアクチュエータに導入される作動油が油圧切換弁を
通過するだけでなく、油タンクに導出される作動油もそ
の油圧切換弁を通過するようになっている。
ところで、その伸縮、起伏、旋回などのために切換えら
れる複数の油圧切換弁は、上述した操作」二の利便を図
るために、少なくともゴンドラ側Aに、また必要に応じ
て車体側Bに設けられているので、作動油が流通する配
管が長くなっていてその管路抵抗か少なくない。
一方、ピストンロッドの径がシリンダチューブのそれに
比較して無視できない程大きい伸縮シリンダにおいては
、ボトム側とロット側の受圧面積差が大きい。そのため
、縮小動作時にロット側に導入される作動油量に対して
ボトム側から導出される油量が極めて多くなる。導出は
導入と同じ時間で行なわれるので、伸縮シリンダから油
圧切換弁を経て油タンクにドレンするまでの配管を流過
する作動油の流速が高められてその管路抵抗が増大する
ので、伸縮シリンダとそのための油圧切換弁を含むト大
な回路における配管内圧力が上昇する。この圧力上昇が
甚だしいと、油圧ポンプ直後Qこ設けられたリリーフ弁
が開いて、伸縮シリンダの縮小速度が著しく遅くなり、
ゴンドラの迅速な変位が阻害される問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、その目的は
、高所作業車に搭載されたブームを動作させるアクチュ
エータの中でもボトム(則とロッド側の受圧面積差の大
きい伸縮シリンジにおいて、その縮小動作時の作動油の
油タンクへのドレンを速やかに行なわせ、油圧回路中の
圧力上昇を回避して伸縮シリンダの縮小速度の低下を防
止することができる高所作業車における油圧回路を提供
することである。
〔発明の構成〕
本発明の高所作業車における油圧回路の特徴を第1図を
参照して説明すると、ブームを伸縮させる伸縮シリンダ
3のボトム側流路14に、その伸縮シリンダ3の縮小動
作時に導出される作動油を、油圧切換弁6を通過させる
ことな(油タンク17にドレンさせる制御弁18が設け
られていることである。
〔作  用〕
伸縮シリンダ3が伸長動作するときは、少な(とも油圧
切換弁6を介して供給された作動油が制御弁18を経て
、伸縮シリンダ3のボトム側3Bに導入される。導入油
量に応じてピストン3aがし1ノド側3Rに移動し、ロ
ット側3R内の作動油かロッド側流路13に導出される
。ロッド側3Rの受圧面積はピストンロッド3bがある
分だけボトム(則3Bのそれより小さいので、ピストン
3aの移動により導出される油量は、ボトム側3Bに導
入された油量より少なくなる。この場合、ロット燗流路
13を流過する作動油の流速はボトム側流路14におけ
る流速よりも低くなるので、その作動油が油圧切換弁6
を経た長い配管を流過してもそれによる圧力上昇は太き
(な(、リリーフ弁16か開くことはない。したがって
、伸縮シリンダ3の伸長速度は所定の速度に維持される
一方、伸縮シリンダ3が縮小動作するときは、ロット側
3Rに作動油が導入され、その油量に応してピストン3
aがボトム側3Bに移動してボトム側内の作りすJ油が
ボトム側流路14に導出される。
その導出浦憎はピストンロッド3bがない分だけロノ目
則3Rのそれより多いので、ボトム側流路14を流過す
る作動油の流速が増加して圧力上昇が起こる。その圧力
によって制御弁18が作動し、導出された作動油は油圧
切換弁6または9を通過することなく制御弁18から油
タンク17に直接ドレンされる。したがって、ボトム側
流路14の圧力上昇は回避され、リリーフ弁16が開く
ことなく、伸縮シリンダ3の縮小速度が所定の速度に維
持される。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は高所作業車における油圧回路の全体概略図で、
伸縮動作するブームの先端に装着されたゴンドラ側Aと
、そのブームを搭載した車体側Bとに、ブームを伸縮、
起伏、旋回させるために切換えられる複数の油圧切換弁
6〜8,9〜11がそれぞれ設けられている。3〜5は
ブームを直接動作させるアクチュエータで、3はill
圧切換弁6または9の切換え操作により伸縮する伸縮シ
リンダであって、油圧ポンプ12により送出された作動
油が導入される複動式の油圧シリンダである。この伸縮
シリンダ3は、導入された作動油によって移動するピス
トン3a、その移動に伴ってゴンドラを装着したブーム
を伸縮させるピストンロッド3bからなり、そのロッド
側3Rに設けられた流路13とボトム側3Bに設けられ
た流路14が、上述した油圧切換弁6および9の各ポー
トと接続されている。この伸縮シリンダ3は、ピストン
ロッド3bの径がシリンダチューブ3Cのそれに比較し
て無視できない程大きいので、ボトム側3Bとロッド側
3Rの受圧面積に大きな差があり、縮小動作時にロッド
側に導入される作動油量に対してボトム側から導出され
る油量が極めて多くなる構造となっている。なお、伸縮
シリシダ3にはダブルパイロットチェックバルブ15が
付設され、配管の一部が破損して作動油の漏出が生じて
も、ゴンドラやブームならびにピストンロッドなどの重
量によって、伸縮シリンダ3が縮小しないように配慮さ
れている。
・↓は油圧切換弁7.および10に接続された起伏シリ
ンダで、伸縮シリンダ3と同様に複動型の油圧シリンダ
である。この起伏シリンダ4では、ボトム側とロッド側
の受圧面積の差が少ないので、伸縮シリンダ3における
ような縮小動作時にロッド側に導入される作動油量に対
してボトム側から導出される油量が極めて多くなるとい
うごとはない。5は旋回モータであり、油圧切換弁8お
よび11に接続され、可逆転することによりブーム2を
車体上で旋回させるものである。
このような油圧回路には、作動油の流通か何らかの事情
で阻害されたりすると、配管内圧力が上昇して管路の損
傷を招くことがあるので、それを防止するためのリリー
フ弁16が油圧ポンプ12の吐出直後に設けられている
。したがって、吐出圧が所定以上に昇圧すると、配管内
の作動油がリリーフ弁16を介して油タンク17にドレ
ンされるようになっている。
ところで、上述した伸縮シリンダ3のボトム側流路14
には、伸縮シリンダ3の縮小動作時に導出される作動油
を、油圧切換弁6または9を通過させることなく油タン
ク17にドレンさせる制御弁18か設けられている。こ
の制御弁18は、第2図に示すように、ボトム側3Bに
向かう作動油の流れがあれば開弁して、ボトム側3Bへ
の導入を可能にすると共に、ボトム側3Bから導出され
た作動油圧が所定以上であるとボートの切換えがなされ
、その導出油の全てを直接油タンク17にドレンさせる
ことができるようになっている。
その具体的な構造の一例は第3図に示すように、弁ケー
ス19Aに形成された弁孔20内を摺動変位する弁体2
1が設けられ、これがスプリング22によって伸縮シリ
ンダ3方向に付勢され、弁座23に着座されている。ま
た、弁体21にはその内部でスプリング24に付勢され
たボール25が介在され、油圧切換弁6または9例の弁
座26に着座されている。したがって、油圧ホース27
が接続された弁ケース19Bからある圧力の作動油が弁
孔20に流入すると、ボール25が離座して伸縮シリン
ダ3のボトム側3Bに導入される一方、ホ1−ム側から
導出された作動油がある圧力以上であると、弁体21が
弁座23から離れてドレンされるようになっている。
このような゛構成の油圧回路によれば、次のようにして
ボトム側流路14における作動油圧の上昇を回避して、
リリーフ弁16の開くのを防止することができる。
エンジンなどからの動力により油圧ポンプ12が駆動さ
れ、それから吐出された作動油は全ての油圧切換弁6〜
11 〔第1図参照〕に送出される。
いずれの油圧切換弁も中立であれば、作動油はアクチュ
エータに供給されることなく配管を流過して油タンク1
7にドレンされる。いま、ゴンドラ側Aの伸縮用の油圧
切換弁6が、中立位置6nから伸長位置6tに切換えら
れると、管路31、油圧切換弁6、管路32、制御弁1
8を通って、伸縮シリンダ3のボトム側3Bに作動油が
導入される。その際、制御弁18においては、油圧ポン
プ12の吐出圧力が第3図に示す弁体21内のボール2
5に作用するので、スプリング24の弾発力に抗してボ
ール25が伸縮シリンダ3方向↓ご移動する。その結果
、ボール25が弁座26より離れ、作動油か弁体21内
を流過することができる。このようにして所望量の作動
油が導入されると、その屓を受圧面積で除した所定距離
だけピストン3aが移動して、ブームが伸長される。そ
のピストン3.−1の移動によってロッド側3R内の作
動油がロット燗流路13に導出される。ロンド側3R内
乙1ニピストンロソド3bが存在しているので、その導
出作動油量はボトム側流路14から導入された油量:よ
りも少ない。その結果、その作動油が油タンク18にド
レンされるまでに流過する第1図に示す管路33.油圧
切換弁6、管路34における流速は、ボトム側3Bに向
かうボトム側流路14内のそれより低く、ドレンが阻害
されることはない。
一方、油圧切換弁6が中立位置6nから縮小位置6sに
切換えられると、管路31、油圧切換弁6、管路33を
通って、伸縮シリンダ3のロンド(、flll 3 R
lこ作動油が導入される。所望の作動油量が導入される
と、ピストン3aが所定距離移動してブーム2が縮小さ
れる。そのピストン3aの移動によってボトム例3B内
の作動油がボトム側流路14に導出される。その導出作
動油量はロット燗流路13から導入された油量よりも多
い結果、その作動油圧が上昇して制御弁18における弁
体21にその圧力が作用し、スプリング22の弾発力を
越える力が作用すると弁座23より離れて、弁ケース1
9Aに形成された油タンク17へのドレン油路35とボ
トム側流路14とが流通状態となる。そして、導出油は
管路32、油圧切換弁6、管路34といった長い配管を
流過することなく、直接油タンク17にドレンされる。
したがって、油圧ポンプ12から吐出された作動油が伸
縮シリンダ3を動作させる回路内で、伸縮シリンダでの
導入出油量の差を原因とした異常な圧力上昇はな(なり
、それによるリリーフ弁16による油タンク17へのド
レンは回避され、伸縮シリンダ3の縮小動作が阻害され
ることはない。
なお、起伏シリンダ4によるブーム2の起伏動作や、旋
回モータ5によるブーム2全体の車体上での旋回動作は
、上述した伸縮シリンダ3を動作させる手順とほとんど
変わるところがないのでその説明を省く。そして、これ
ら2つのアクチュエータは、導入曲殴と導出油量に差が
ほとんどないか僅かであるので、上述した制御弁18に
相当するものは設けられていないし、そのような機能を
も必要としない。
以上の説明はゴンドラ側Aに設けられた油圧切換弁の切
換え操作による場合であるが、本発明が通用される高所
作業車には、図示したように車体側Bにも同一機能を有
する油圧切換弁とその操作レバーが設けられていること
が多(、それによる作動も上述と異なるところはない。
なお、ゴンドラ側のみに油圧切換弁が設けられている場
合にも、本発明を通用できることは言うまでもない。
〔発明のタノ果〕
本発明は以上の実施例の詳細な説明から判るように、伸
縮シリンダのボトム側流路に、伸縮シリンダの縮小動作
時に導出される作動油を直接曲タンクにトレンさせろ制
御弁を設けたので、ボトム側とロッド側の受圧面積差の
大きい伸縮シリンダにおいて生じる縮小動作時の作動油
の油タンクへのドレンが、長い配管を流過することなく
迅速に行なわれる。その結果、油圧回路中の異常な圧力
上昇が回避され、伸縮シリンダの迅速な縮小速度が維持
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高所作業車における油圧回路の全体概
略系統図、第2図は制御弁の設置状態を示す油圧回路の
一部、第3図は制御弁の具体例の断面図、第4図は高所
作業車の正面図である。 2−・−ブーム、3−・−伸縮シリンダ、6−油圧切換
弁、14−ボトム側流路、17−油タンク、18−制御
弁、A−ゴンドラ側、B−屯体燗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伸縮動作するブームが搭載された車両の少なくと
    もブームの先端に装着されたゴンドラ側に、ブームを伸
    縮させるために切換えられる油圧切換弁が設けられてい
    る高所作業車において、 前記ブームを伸縮させる伸縮シリンダのボトム側流路に
    、その伸縮シリンダの縮小動作時に導出される作動油を
    、前記油圧切換弁を通過させることなく油タンクにドレ
    ンさせる制御弁が設けられていることを特徴とする高所
    作業車における油圧回路。
JP20499684A 1984-09-29 1984-09-29 高所作業車における油圧回路 Pending JPS6186398A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53127981A (en) * 1977-04-13 1978-11-08 Aichi Sharyo Remote controlled hydraulic operating device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53127981A (en) * 1977-04-13 1978-11-08 Aichi Sharyo Remote controlled hydraulic operating device

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