JPS6176151A - 人工血管 - Google Patents

人工血管

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JPS6176151A
JPS6176151A JP59198666A JP19866684A JPS6176151A JP S6176151 A JPS6176151 A JP S6176151A JP 59198666 A JP59198666 A JP 59198666A JP 19866684 A JP19866684 A JP 19866684A JP S6176151 A JPS6176151 A JP S6176151A
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毛井 純一
雅彦 谷口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、発明の′f!r景 技術分野 本発明は、医療用チューブに関づるものである。
詳しく)ホベると、本発明は、天然血管等への接合がよ
り容易迅速にかつ完全に行ない19る先):):形状を
有する医療用チューブに関ザるものである。
先行技術 現在、人工透析等の体外血液循環のシャント(Sllu
nt )や人工血管等として用いられる医療用チューブ
の天然血管等への吻合は、該チューブと血管とを縫合す
るか、あるいは該チューブを血管に挿入しこの吻合部位
を糸でしばっで固定することで行なわれている。
しかしながら、人工血管は、吻合部位を縫合糸で縫合す
ることは、生体粗織より採取した代用血管よりは容易で
あるとはいえ熟練した血管外科囚によっても10分以上
という時間を要していた。
一方、吻合部位を吻合糸でしぼって固定する方法は、縫
合する場合と比べて吻合時間が極めて短かく生体に対す
る負担も少なくてすむが、このような方法で吻合した場
合、糸のしばり方によっては、チューブにつぶれが生じ
、[I11法流吊の減少や吻合部における血液の漏れを
[いたり、またチューブが容易に脱離してしまうという
虞れがあった。
さらに、このような吻合部位を吻合糸でしばって固定す
る方法はniI管の(・;2部とチューブの娼:部を吻
合する場合においてのみしか逆用できず、血管の側方に
チューブをちょうど下?型に吻合するような場合には、
上記のごときも1合手技を行なう必要があった。
このような従来の医療用チューブの吻合の問題は、狭心
症、心筋梗塞などの心、臓部疾忠に対する血管移植手技
においても大きな問題となる。現在、狭心症、心筋梗塞
の患者に対しては、狭窄又は閉塞した部分を放置したま
ま直接大動脈からあるいは内駒動脈からその九の冠状動
脈へバイパスを作る移植手術が行なわれている。該バイ
パス用代用血管としては、非常に細い冠状動脈へ吻合し
うる径のものとすると、公知の材質の人工血管では血栓
を生成してバイパスが閉塞してしまうために、現在のと
ころ愚者自身の大伏在静脈が用いられている。このよう
な大伏在静脈を用いてのバイパス移植手術は、大伏在静
脈の大腿部からの取り出しに時間を要し、また冠状動脈
および大動脈または内駒υ〕脈への吻合は、手縫いによ
る縫合であり長時間を要するため、体外へ人工心肺装置
を取り付けての体外循環、心停止等を必要とし、非常に
大がかりで危険性の高い手術であった。しかして、仮に
該バイパス用代用血管として使用されうる抗血栓性の高
い人工血管が開発されたとしても、前記のごとき吻合の
問題を、生体組織代用血管と同様かかえている以上、人
工心肺装置等を要ぼり゛に手術を可能とする程、吻合時
間を短縮できるものではない。
■0発明の目的 従って本発明は、新規な先端形状を有する医療用チュー
ブを提供することを目的とする。本発明はまた、天然血
管との吻合が容易迅速かつ完全に行ない1qる医療用チ
ューブを提供することを目的とする。さらに本発明は、
冠状動脈バイパス用人工血管として好適な医療用チュー
ブを提供することを目的とする。
これらの諸口的は、チューブの少なくとも一端部位の外
周面上に、角のないなめらかな形状の突起部が設けられ
てなる医療用チューブにより達成される。
本発明は、突起部が一列の不連続な段数藺の突起または
一列の連続した環状突起よりなる医療用チューブを示す
ものである。本発明は、突起部は、チューブの先端部か
ら0.3〜5mn+の位置に設りられてなる医療用チュ
ーブを小寸ものである。本発明はまた突起部は、その高
さか0.05〜(3mmでかつチューブの外径に対して
0.01〜1の比を有するものである区療用チ1−ブを
示すものである。本発明はまた突起部がチューブの両端
部に設けられていることが好ましい。本発明はチューブ
か全長にわたってほぼ同一の内径を有するちのである医
療用チューブを示すものである。本発明はまたチューブ
がテーパ管である医療用チューブを示すものである。本
発明はさらにチューブが引張弾性率1〜1 Q ltg
/mm2および100%Dジュラス50〜200 kg
/cm2を有する可撓性m合体製チューブの内面に、分
子@1,000〜20゜oooの疎水性線状重合体と、
分子量1,000〜20,000の親水性線状重合体と
をブロック重合してなるブロック共重合体を彼冒してな
るものである医療用チューブである。
■9発明の詳細な説明 以下、本発明を図面を参照しながらより詳しく説明する
第1図および第3図は、本発明の医療用チューブの一実
施態様の縦断面図であり、第2a図は第1図の医療用チ
ューブの■〜■拡大横断面図を示し、また第2b〜20
図は、本発明の医療用チューブの別の実施態様の拡大横
断面図である。
第1図に示すように、本発明の医療用チューブ1におい
て、゛チューブ本体2の先端部には、突起部3が設けら
れている。突起部3の形状は、第2a〜20図に示すご
とく、種々の態様を採り1q、例えば第2a図に示すよ
うな1本の不連続な点状の突起部である場合には、該点
状突起部はチューブの外周面に少なくとも2点以上、好
ましくは2〜16点配される。また第2b図に示される
ような不連続な帯状突起とすることも斑能である。さら
に第2C図に示されるような連続したf京状突起部(つ
ば)であってもよく、この場合、何個所かに切欠きがあ
ることも同らさしつかえない。しかしながら、これらの
突起部3は、医療用チューブ1が、天然血管等(、二接
合される場合に、天?!、[In管等に挿入または接す
ることで、これらを10傷しないように角のないなめら
かな形状とされる。突起部3の配される位置はチューブ
本体2先端部位であればよいが好ましくは、チューブ本
体2の先端部から0.2〜5mmの位置に設けられるも
のである。また突起部3の高さも特に限定されるもので
はないが、例えば0.05〜5mm程度でかつチューブ
の外径に対して0.01〜1の比を有するものであるこ
とが望ましい。またチューブ本体部2は、第1図に示す
ようにチューブ全長にわたって内径がほぼ等しいものく
水明fa書中においては「ストレート管」と称する。)
であっても、まノζ第3図に示すように、チューブの一
端部の内径が、他端部の内径よりも大ぎく、チューブ中
間部がテーパーを有するもの(本明悄書中においては「
テーパー管」と称する。)であってもよい。テーパー管
の場合、その一端または両端部付近に、端部と同一内径
を有する部位があってもよく、またテーパ一部はかなら
ずしも直線的に細くなっている必要はなく若干のふくら
みまたはへこみがあってもよい。
また、本発明の医療用チューブは、1ないし複数の一定
の曲率で湾曲してなるしのち可能である。
例えば、該医療用チューブが人工血管として用いられる
場合、移植部位付近の形状に合わせて、一定の曲率で湾
曲していると、吻合が行ないやすくより手術を容易とす
る。
医療用チューブの材質としては、特に限定されるもので
はなく、公知のいづれであってもよいが、(a)生体内
で変性Uず、毒性、置物反応がないこと、(b)耐久性
があること、(C)発癌性1、原性がないこと、(d 
)弾性、伸展性に冨み、可及的に生体血管に近似するこ
と、(C)(夏れた抗血栓性をもつこと、(「)縫合し
ゃすく断端がほつれないこと、(g)消毒が容易で、感
染に抵抗があること等の一般に代用血管として必要とさ
れる要件を満たしていることが望ましい。
特に、医療チューブの材質としては、引張弾性率1〜1
0 kg/ mm2および100%モジュラス50〜2
00 kg/ cm2を有する回置性組合体製チューブ
の少なくとも内面に、分子ff11,000〜2o、o
ooの疎水性線状重合体と分子11,000〜20.Q
○0の親水性線状重合体とをブロック重合してなるブロ
ック共I a体を被覆してなるものが望ましい。
該材質について詳しく述べると、JIS  K7113
記載のダンベル2号を用いた引張り試験で引張弾性率1
〜10 ko/ mm2および100%モジュラス50
〜200kg/Cm2を満足する回置性重合体製チュー
ブは、例えば、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ナイロ
ン−6、ナイロン−6,6、ナイロン−12客のポリア
ミド、ポリエステル、ポリエチレン等のポリオレフィン
、ポリテトラフルオロエチレン、シリコーンゴム、クロ
ロプレンゴム、ニトリルゴム等の合成ゴムおよび天然ゴ
ム/fどのフィルムないしシートの無孔性チューブがあ
り、またナイロン、ポリエステル、スパンデックスなど
の合成繊維の織布、X19布等をらせん状に捲回して形
成したチューブ、前記合成tJ 、f11糸を同一方向
またはこれをさらに反対方向にらせん状に捲回して形成
したチューブおよびポリテトラフルオロエチレンを特殊
な延伸加工し−C形成したチューブなどの多孔質チュー
ブがある。これらのチューブのうら好ましくは、ポリウ
レタン顎無孔性チューブである。
前記可撓性重合体製チューブの少なくとも内面、必要に
より両面、また、該チューブが合成繊維製の場合には、
該チューブを偶成する合成繊維層に含浸されてその内面
または両面にわたって後述する抗血栓性のブロック共重
合体が被覆される。
内面被覆に(史用されるブロック共重合体としては、分
子ff11.000〜20.000(DH水性腺状工合
体の両端に分子11.000〜20.O○○の親水性線
状重合体を重合してi″9られるブロック共重合1本か
前記疎水性線状重合体と前記親水i生線状工合体とのブ
ロック共手合によりiqられるマルチブロック共重合体
でもよい。このJ、うなブロック共重合体の分子fi+
 <よ10,000〜つO○。
OO○であり、好ましくは20.000〜50゜○Oo
である。
このようなブロック共重合体としては、例えば、一般式
1 %式% [ただし、式中、×1は一般式■ (式中、R4は水素原子またはメチル基、R5はnlが
1のときは炭素原子数2〜10個またmが2〜10のと
きは炭素原子数2〜3個を有するアルキレン基、好まし
くμmが1で炭素原子数が2〜3のアルキレン基、nは
10〜500の整数である。) ×2は一般式■ −O+CF+2−C,H−0←           
    (、II[)、C (式中、R6は水素原子またはメチル基、lは1−4−
CH20H?          < IV )(式中
、pは10〜1.○OOの整数である。)、R1はアミ
ノ基を有するメルカプタン類の残基の炭化水素、R2は
該メルカプタン類の残基の水素原子またはメチル基、ま
たR3はジイソシアナート類の残塁の炭化水素である。
]で示されるブロック共重合体がある。
このようなブロック共重合体は、一般式V6ト ル (式中、R6およびtは前記のとおりである。)で示さ
れるポリアルキレングリコールまたはト1−+C  H
  2   −  C  I−1 ← H      
                  (V[>? (式中、pは前記のとおりである。)で示されるポリス
チレンとジイソシアナート類とを,−8媒中で反応させ
てtiられる両末端にイソシアナート基を有する重合体
に、−112式■ CoO+R50寸H (式中、R+ 、R2 、R4, Rs 、mおよヒn
ft前記のとおりである。〉で示される片末;■にアミ
ノ基を有する重合体を加えて不活性水素岳を有しない良
溶媒中で反応させることによりiqられる。
また、前記ブロック共重合体は前記各成分のマルチブロ
ック共重合体でち」、い、1この重合に(ま。
一般式■を有する重合体において両末端;に同様なアミ
ン基を有する手合体で前記片末端にアミノ基を有する重
合体の一部を置換することにより得られる。
いずれにしてら、親水性線状重合体と疎水性線状重合体
との割合は、親水性線状重合体か45〜65モル%、好
ましくは55〜63モル%である。
このようなブロック共重合体は、親水性と疎水性を有す
るミクロ徊分離)j4造を右するだけでなく、親水1生
部分の割合が45〜65モル%、好ましく(よ55〜6
3モル%である場合には、200〜5゜○○OA程度の
親水性と疎水性のラメラI?4造、親水性を海とする海
島構造となるので抗血t仝性が極めて浸れたものとなる
このようなブロック共重合体は、nh記可撓性重合体裂
チューブの少なくとも内面に被覆される。
被覆方法としては、該チューブが重合体フィルムないし
シート管状体である場合には、該ブロック共重合体の溶
液をその内面または両面に塗布したのち乾燥することに
より行なわれ、その被膜の屹燥映厚0.1μm以上、好
ましくは1〜500μmである。なお、前記チューブと
該ブロック共m合体被膜との接着性が低い場合には、前
記チューブの当該表面をプラズマ処理等により処理して
接着性を上げることが望ましい。また、前記チューブが
合成謀帷装の場合には、管状ないし棒状体に前記ブロッ
ク共重合体溶液を塗布したのち、該塗布面に合成繊維の
帯状域fliまたは編布をスパイラル状に1巻回し、ざ
らにその表面に前記ブロック共重合体?g液を塗布する
ことにより該t!帷層内に含浸させ、ついで乾燥するこ
とにより1qられる。また、合成繊維系を使用する場合
には、前記塗イ■i面に該系を一方向にスパイラル状に
あるいはさらにクロスするように反対方向からスパイラ
ル状にさらに必要によりこれを2互に、操返してへ維層
を形成させ、該管状繊維層の表面に該ブロック共手合体
溶液を塗布することにより該繊維層に含浸させ、ついで
乾燥することによりjqられる。
このようにして得られる医療用チューブは、該ブロック
共重合体を被覆することにより極めて優れた抗血栓性を
示すため、従来公知の材質の場合、血栓が生じて閉塞し
てしまうような内径(約3mm以下)としても開存性が
良好である。
上記のごとき材質により本発明の医療用チューブは”A
J 2され得るが、チューブ本体部と突起部は必ずしし
同一材質である必要はなく、その製法も何ら限定される
ものではない。
本発明の医療用チューブは、例えば以下のようにして天
然血管等と接合される。まず、血管の端部とチューブの
端部を接合する(以下、「端部接合」と称する。)場合
においては、第4a図に示ずごとく、[liI管4に、
医療用チューブ1を突起部3を有する部位から0.5〜
5mm深(jil’i人し、第4b図に示すごとく、血
管4の上から医魚用チューブ1の突起部3を有する部位
より中央部寄りの部位を吻合糸5でしばって固定し接合
する。従来と同様に吻合糸でしばって固定Jる方法によ
っても、医療用チューブ1は、該突起部3があることで
、血管4に完全に固定され容易に脱離づることはなくな
り、また吻合糸5によるしばりも非常に容易となり、接
合のlζめの時間も短縮される。また1III管の測方
にチューブの乾;部を接合する(以下、「側方接合」と
称−りる。)場合に6いては、第5a図に示すごとく、
パンチを用いて血管4に円形の穴6をあけこの穴6に添
って縫合糸7で血管4に糸をかける。次に第5b図に示
すように医療用チューブ1を血管5の穴6に突起部3の
部位まで挿入する。そして第50図に示り−ように縫合
糸7を医療用チューブ1の突起部3を有する部位より中
央部寄りの部位へまわして巻きつけてしばって突起部3
がLIII管4に密着するよう固定することにより接合
する。この接合方法によると、接合部位を縫合する従来
の方法と比べて極めて短時間で接合でき、しかも接合は
完全なものであり縫合したものと比較しても何ら遜色の
ないものである。なJ:; ::’a部接合を行なう端
部位と側方接合を行なう端部位とにJ5 Lノる突起部
3は、望ましくはその大きさか若干異なるものであり、
側方接合を行なう場合は、突起部3は血管4内に挿入さ
れるわけてはないので、端部接合を行なう端部位のもの
と比べてその高さが若干高い方かよく、例えば端部接合
を行なう端部位の突起部3が0.05〜3 mm、好ま
しくは0.1〜Q、5mmである場合、側方接合を行な
う絽;部位の突起部3は、0.1〜6.0mm。
好ましくは0.5〜4mmである。
またさらに本発明の医療用チューブは、その一実施態様
において、冠状動脈へのバイパス用人工血管として好適
に用いられ得る。寸なわら、前記可撓性組合体製チュー
ブを前記ブロック共重合体で被覆してなる材質等の抗血
栓性の高いイΔ黄で、その一端部が冠状動脈の接合部位
に16合可能な福い内径を有する本発明の医療用チュー
ブを作製した場合、該医療用チューブを用いての冠状動
脈へのバイパス移植手術は、冠状動脈への接合および内
r8動脈への接合が上記したごとき端部接合であり、ま
た大動脈への接合が上記したごとき側方接合であり、い
ずれも従来の接合手段に比較して隆めて短時間で行なう
ことができ、パーシャルクランプ(partial C
l1lllll) )にて接合部位の血流の一部を止め
て接合を行なえば生体に大きな負担をかけることなくか
つまた人工心肺装置等を用いずに行ない得るものである
。なおこの場合、冠状動脈ないし内rt!4動脈へ接合
される側の端部位の突起部は血管中へ挿入されるため、
血栓を生じないようにfiri記ブロック共千合体で1
1れる必要があるが、大動脈へ接合される側の端部位の
突起部は、血管中へ挿入されるものではないため、ボ1
記ブロック共重合体により被子されることは必要と(よ
されない。
さらに、該バイパス用医療用チューブ(こおいて、大動
脈1&合端部内径が、冠状動脈接合端部内径に比して大
きく、第3図に示すようなi−バー管であった場合には
、ストレート管をバイパスとして移植した場合と比較し
て、大動脈接合部における血流抵抗が低くなるため、大
動脈が該テーパー管を通り冠状動脈へ流れる血液生母か
大ぎくとれ、極めて望ましいものとなる。
■6発明の具体的効果 以上述べたように本発明の医療用チューブは、チューブ
の少なくとも一端部位の外周面上に、角のないなめらか
な形状の突起部が設けられてなるものであるから、天然
血管等への接合が非常に容易であり接合時間が短縮され
かつまた、接合部位がつぶれてしまう程かたくしばらな
くとも完全に固定されるので、胆管に接合したチューブ
が、体の動きや体内臓器の運動により血管から脱Mする
ことはなく、むろん接合部位につぶれが起きることもな
い。また、チューブが引張弾性率1〜10kg/mm2
および100%モジュラス50〜2o○’Q/cru2
を有する可撓性重合体製チューブの少なくとも内面に、
分子ff11,000〜20.000の疎水性線状重合
体と分子mi、ooo〜20゜000の親水性線状重合
体とをブロック工合してなるブロック共重合体を被覆し
てなるもの等の抗血栓性の高いものであると、該医療用
チューブは、冠状動脈へのバイパス用人工血管として用
いることができ、しかもこの冠状動脈バイパス手術は、
系外の人工心肺装置等を要することなく行ない(7るも
のであり、生体に対する負担を極めて少なくできるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図斗および第3図は、本発明の医療用チューブの一
実施例の縦断面図、第2a図は第1図の1[−1拡大横
断面図、第21)図および第2C図は、本発明の医療用
チューブの他の実!I(!i1り1の拡人債断面図であ
り、また、第4a−b図J5よび第53〜C図は本発明
の医療用チューブの接合方法を示ず図である。 1・・・医療用チューブ、 2・・・チューブ本体、3
・・・突起部、     4・・・血管。 特許出願人    学校法人 東京女子灯科大塁テ  
ル  モ  株式会社 第1図 第2図 ζaノ        (b)        (C)
第3図 第4図 (。)                      
   (b)第5図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チューブの少なくとも一端部位の外周面上に、角
    のないなめらかな形状の突起部が設けられてなる医療用
    チューブ。
  2. (2)該突起部が一列の不連続な複数の突起よりなるも
    のである特許請求の範囲第1項に記載の医療用チューブ
  3. (3)該突起部が一列の連続した環状突起よりなるもの
    である特許請求の範囲第1項に記載の医療用チューブ。
  4. (4)該突起部は、チューブの先端部から0.3〜5m
    mの位置に設けられてなる特許請求の範囲第1項に記載
    の医療用チューブ。
  5. (5)該突起部は、その高さが0.05〜6mmでかつ
    チューブの外径に対して0.01〜1の比を有するもの
    である特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか一
    つに記載の医療用チューブ。
  6. (6)該突起部はチューブの両端部位に設けられている
    特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1つに記
    載の医療用チューブ。
  7. (7)チューブが全長にわたってほぼ同一の内径を有す
    る管である特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれ
    か一つに記載の医療用チューブ。
  8. (8)チューブがテーパー管である特許請求の範囲第1
    項ないし第6項のいずれか一つに記載の医療用チューブ
  9. (9)チューブが引張弾性率1〜10kg/mm^2お
    よび100%モジュラス50〜200kg/cm^2を
    有する可撓性重合体製チューブの少なくとも内面に、分
    子量1,000〜20,000の疎水性線状重合体と分
    子量1,000〜20,000の親水性線状重合体とを
    ブロック重合してなるブロック共重合体を被覆してなる
    ものである特許請求の範囲第1項ないし第8項のいずれ
    か一つに記載の医療用チューブ。
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