JPS617410A - 鉄車輪のフラット検出方法および装置 - Google Patents
鉄車輪のフラット検出方法および装置Info
- Publication number
- JPS617410A JPS617410A JP11373985A JP11373985A JPS617410A JP S617410 A JPS617410 A JP S617410A JP 11373985 A JP11373985 A JP 11373985A JP 11373985 A JP11373985 A JP 11373985A JP S617410 A JPS617410 A JP S617410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- flat
- vibration
- pulse
- comparator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は列車等において、制動時に強度に制動された車
輪がレール上を引きずられた場合に生しる車輪の偏摩耗
を検出する装置に関する。
輪がレール上を引きずられた場合に生しる車輪の偏摩耗
を検出する装置に関する。
列車等において、走行距離が増すにつれて車輪の摩耗も
増加し、特に制動機を使用して停止する場合にはレール
との摩擦による車輪の偏摩耗(フラット)が多くなる。
増加し、特に制動機を使用して停止する場合にはレール
との摩擦による車輪の偏摩耗(フラット)が多くなる。
よって、走行時にフラッI・による異常振動が増加し、
車輪の疲労、破壊などによる安全性の低下、乗り心地の
低下等の現象が生じる欠点がある。
車輪の疲労、破壊などによる安全性の低下、乗り心地の
低下等の現象が生じる欠点がある。
第1図は従来のフラット検出装置の一例を示し、振動セ
ンサlを取付けたレール2上に列車3を走行さぜ、振動
センサ1から得られた振動情報を地」−のフラット検出
器4において分析することにより、車輪のフラットを検
出する。
ンサlを取付けたレール2上に列車3を走行さぜ、振動
センサ1から得られた振動情報を地」−のフラット検出
器4において分析することにより、車輪のフラットを検
出する。
しかし、この方法は列車の速度との関連がとれないので
、列車は一定速度で走行させ、異常振動の最大値などに
よりフラットの有無を判断する。
、列車は一定速度で走行させ、異常振動の最大値などに
よりフラットの有無を判断する。
このように、フラット検出のために列車を特定のレール
」二を走行させる等の労力と時間を要し、さらに車輪の
回転角度との相関が得られないため、フラットがあるこ
とは検出されても、その程度については異常振動の最大
値を測定できるのみであり、さらに正確に測定するには
、車輪表面の光の反射などを利用して、大規模の測定を
行なう必要があった。また、測定場所が車両基地などに
限られるため、1列車あるいは1車両ごとの点検となり
、多くの工程と時間を要していた。
」二を走行させる等の労力と時間を要し、さらに車輪の
回転角度との相関が得られないため、フラットがあるこ
とは検出されても、その程度については異常振動の最大
値を測定できるのみであり、さらに正確に測定するには
、車輪表面の光の反射などを利用して、大規模の測定を
行なう必要があった。また、測定場所が車両基地などに
限られるため、1列車あるいは1車両ごとの点検となり
、多くの工程と時間を要していた。
本発明は上記の欠点を解消するためになされたもので1
列車の走行速度に関係なく容易にフラット検出を行なう
ようにしたものである。
列車の走行速度に関係なく容易にフラット検出を行なう
ようにしたものである。
〔発明の概要〕
」−記の1゛1的を構成するため、本発明では列車の回
転軸に取′伺けた振動検出器および車輪の回転角度を検
出するためのギヤセンサにより車輪に生じたフラットを
検出し、その程度に応じて警報1表示を行ない、列車の
安全性の低下や乗り心地の低下を未然に防ぐものである
。以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明する。
転軸に取′伺けた振動検出器および車輪の回転角度を検
出するためのギヤセンサにより車輪に生じたフラットを
検出し、その程度に応じて警報1表示を行ない、列車の
安全性の低下や乗り心地の低下を未然に防ぐものである
。以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明する。
第2図は本発明によるフラット検出装置の検出部を示す
説明図で、車輪11の車軸11aに結合(同図の場合は
一例として直結)された歯車12が設けられ、歯車12
は少なくとも歯の部分は鉄等の磁性体より構成されてい
る。また、歯車12に対応してギヤセンサ13が設けら
れ、歯車12のピッチに対応したパルスが得られる。
説明図で、車輪11の車軸11aに結合(同図の場合は
一例として直結)された歯車12が設けられ、歯車12
は少なくとも歯の部分は鉄等の磁性体より構成されてい
る。また、歯車12に対応してギヤセンサ13が設けら
れ、歯車12のピッチに対応したパルスが得られる。
ここで、歯車12は車軸11aに結合されているため、
上記ギヤセンサ13の検出コイルに得られるパルス誘起
電圧は車輪11の回転に対して定められた関係によって
発生する0本発明では、上記パルス誘起電圧の立上りと
立下りを検出し加算することにより車輪11の回転角を
検出する。一方、車軸11aには第2図に示すように振
動検出センサ14が取付けてあり、車輪11に加わった
振動は上記振動検出センサ14により検出され、検出さ
れた信号は回転している車軸11aから滑動環等の適宜
の電気信号伝達手段を介して車両本体へ振動情報として
送られる。
上記ギヤセンサ13の検出コイルに得られるパルス誘起
電圧は車輪11の回転に対して定められた関係によって
発生する0本発明では、上記パルス誘起電圧の立上りと
立下りを検出し加算することにより車輪11の回転角を
検出する。一方、車軸11aには第2図に示すように振
動検出センサ14が取付けてあり、車輪11に加わった
振動は上記振動検出センサ14により検出され、検出さ
れた信号は回転している車軸11aから滑動環等の適宜
の電気信号伝達手段を介して車両本体へ振動情報として
送られる。
第3図は、列車が一定速度で走行する場合におけるギヤ
センサ13より得られる回転角情報と、振動検出センサ
14より得られる振動情報とから車輪のフラットを検出
する原理を説明するためのタイムチャートで、(a)は
車両本体に設けられたギヤセンサ13からのパルスを加
算して得られる回転角θを示し、0は時間と共に直線的
に増加して、車輪11の1回転ごとにリセットされる。
センサ13より得られる回転角情報と、振動検出センサ
14より得られる振動情報とから車輪のフラットを検出
する原理を説明するためのタイムチャートで、(a)は
車両本体に設けられたギヤセンサ13からのパルスを加
算して得られる回転角θを示し、0は時間と共に直線的
に増加して、車輪11の1回転ごとにリセットされる。
また(b)は振動検出センサ14の出力であり、いわゆ
るノイズと称される微小振動Aに車輪のフラットによる
振動Bが加わり、さらにレールの書目等による振動Cが
加わった状態を示す。次に(c)は上記(b)の出力信
号を整流すると共に、さらに−・定レベルでスライスし
、かつ波形整形した状態を示し、これより(d)に示す
ように車輪のフラットによる振動BからパルスBが得ら
れる。この場合、(C)におけるスライスにより所定レ
ベル以下のノイズAは除去され、またレール継目等によ
る振動Cは斜線を施したパルスC′として残るが、本発
明においては後述するように、その不規則性の点からし
てパルスC′の影響は受けない。
るノイズと称される微小振動Aに車輪のフラットによる
振動Bが加わり、さらにレールの書目等による振動Cが
加わった状態を示す。次に(c)は上記(b)の出力信
号を整流すると共に、さらに−・定レベルでスライスし
、かつ波形整形した状態を示し、これより(d)に示す
ように車輪のフラットによる振動BからパルスBが得ら
れる。この場合、(C)におけるスライスにより所定レ
ベル以下のノイズAは除去され、またレール継目等によ
る振動Cは斜線を施したパルスC′として残るが、本発
明においては後述するように、その不規則性の点からし
てパルスC′の影響は受けない。
第4図は本発明によるフラット検出装置の実施例の回路
構成図、第5図はその原理を説明するためのタイムチャ
ートを示し、13および14は第2図に示したギヤセン
サ13および振動検出センサ、1bは検波器、16は一
定レベル以上の振動を検出するためのレベルコンパレー
タ、17はギヤセンサ13の出力パルスの立」ニリと立
下りを検出して加算する加算器である。また、181〜
182、tはメモリ加算器で、レベルコンパレータ16
の出力を、上記加算器17の加算値すなわち検知された
歯数に対応する回転角の位置のメモリ加算器に加算する
と共に記憶させ、かつその内容は車輪の所定回転数ごと
にリセットされる。なお、このメモリ加算器は歯車12
の歯数nの2倍すなわち2n個設ける。
構成図、第5図はその原理を説明するためのタイムチャ
ートを示し、13および14は第2図に示したギヤセン
サ13および振動検出センサ、1bは検波器、16は一
定レベル以上の振動を検出するためのレベルコンパレー
タ、17はギヤセンサ13の出力パルスの立」ニリと立
下りを検出して加算する加算器である。また、181〜
182、tはメモリ加算器で、レベルコンパレータ16
の出力を、上記加算器17の加算値すなわち検知された
歯数に対応する回転角の位置のメモリ加算器に加算する
と共に記憶させ、かつその内容は車輪の所定回転数ごと
にリセットされる。なお、このメモリ加算器は歯車12
の歯数nの2倍すなわち2n個設ける。
次に、191〜19.rLは各メモリ加算器に対応して
設けられ、メモリ加算器の内容が所定値以上になると出
カバ1°°を送出す不比較器である。また、20□f〜
202□は比較器191〜192tlに対応して設けら
れ、比較器の出力が“l”のときのみ振動検出センサー
4の出力を送出するゲート回路である。さらに、211
〜211..はゲート回路20゜〜20□1の各出力に
対応して設けられ、ゲート回路の出力が一定値以上にな
ったとき警報表示器22〜22.ltを動作させ、ある
いはそのゲート回路出力に相当する値を表示させるため
の出力を発生し、または記憶する比較器である。
設けられ、メモリ加算器の内容が所定値以上になると出
カバ1°°を送出す不比較器である。また、20□f〜
202□は比較器191〜192tlに対応して設けら
れ、比較器の出力が“l”のときのみ振動検出センサー
4の出力を送出するゲート回路である。さらに、211
〜211..はゲート回路20゜〜20□1の各出力に
対応して設けられ、ゲート回路の出力が一定値以上にな
ったとき警報表示器22〜22.ltを動作させ、ある
いはそのゲート回路出力に相当する値を表示させるため
の出力を発生し、または記憶する比較器である。
すなわち、本発明においては車輪にフラットが生じた場
合、車輪が回転してフラットの位置がレールに接触する
と、これに応じた振動が生じる。
合、車輪が回転してフラットの位置がレールに接触する
と、これに応じた振動が生じる。
この振動は、車輪が回転するごとに規則的に発生する。
これを第2図に示したように、車輪に直接結合されてい
る車軸あるいは他の適当な場所に取付けた振動検出セン
サにより検出する。
る車軸あるいは他の適当な場所に取付けた振動検出セン
サにより検出する。
また、車輪に生じたフラットの位置は第2図によって説
明したように、車軸に取付けた歯車12と、その回転し
た歯数を数えるだめのギヤセンサ13により測定する。
明したように、車軸に取付けた歯車12と、その回転し
た歯数を数えるだめのギヤセンサ13により測定する。
なお、このギヤセンサ13は通常の速度検出用のものを
用いることもできる。上記のギヤセンサ13は歯車12
の1回転ごとに歯車12の歯と同数のパルスを発生する
ので、このパルスの立上りと立下りを検出することによ
り、歯車12の歯数nの2倍、すなわち2n個の位置を
車輪1回転に対して検知することができる。
用いることもできる。上記のギヤセンサ13は歯車12
の1回転ごとに歯車12の歯と同数のパルスを発生する
ので、このパルスの立上りと立下りを検出することによ
り、歯車12の歯数nの2倍、すなわち2n個の位置を
車輪1回転に対して検知することができる。
よって、加算器17によりギヤセンサ13の出力パルス
の立上りと立下りを検出してディジタル的に加算し、加
算値が2nになったときリセットする鋸歯状波を送出す
る。加算器170出力aは第3図(a)に示した鋸歯状
波であり、車輪の1回転につれて1から2nまでカウン
トし、2nになったときリセットして、さらに次の回転
によってカウントアツプして行く。このようにして、特
定のマーカを使用することなく、車輪の1回転に対して
2n個の位置が検知できる。
の立上りと立下りを検出してディジタル的に加算し、加
算値が2nになったときリセットする鋸歯状波を送出す
る。加算器170出力aは第3図(a)に示した鋸歯状
波であり、車輪の1回転につれて1から2nまでカウン
トし、2nになったときリセットして、さらに次の回転
によってカウントアツプして行く。このようにして、特
定のマーカを使用することなく、車輪の1回転に対して
2n個の位置が検知できる。
ここで、加算器17の鋸歯状波出力aのある位置でフラ
ットが生じたとすると、第3図に示すように(a)の鋸
歯状波が一定値例えばθiになったとき、振動検出セン
サ14にフラットによる振動Bが検知される。
ットが生じたとすると、第3図に示すように(a)の鋸
歯状波が一定値例えばθiになったとき、振動検出セン
サ14にフラットによる振動Bが検知される。
一ヒ記振動検出センサ14の出力は第3図(b)のよう
に交流波形であり、検波器15で検波することにより第
3図(C)のようにノイズAを含んだ整流波形となる。
に交流波形であり、検波器15で検波することにより第
3図(C)のようにノイズAを含んだ整流波形となる。
この整流波形からノイズをカットするため、レベルコン
パレータ16で一定レベル以上の出力のみを検出し波形
整形すると第3図(d)のパルス波形となり、ある角度
においてフラットがあることを示すパルス列B′が検出
される。
パレータ16で一定レベル以上の出力のみを検出し波形
整形すると第3図(d)のパルス波形となり、ある角度
においてフラットがあることを示すパルス列B′が検出
される。
次に第5図によって第4図の回路の動作を説明する。
第3図において説明した、車輪1回転ごとの鋸歯状波す
なわち加算器17の出力aが第5図の(a)であり、第
5図の(b)は、レベルコンパレータ16の出力すであ
る。車輪にフラットがあり、第5図(a)におけるOか
ら(2n−1)までのカウント値を繰り返し計数する鋸
歯状波の−・定の位置、例えばiの部分にフラットがあ
ると、第5図(b)に示すように車輪のフラットによる
振動に対応したパルスが繰り返し発生する。この場合、
フラット以外の要因、例えばレールの継目などでレベル
コンパレータ16の設定レベル以上の振動が発生しても
、車輪の円周に比較してレールの長さの方がはるかに長
いため、振動は車輪の1回転に対して一定の位置に繰り
返して発生する振動とはならない。このように車輪の回
転に対して非周期的な振動と周期的な繰り返し振動とを
判別することによって、車輪のフラットを検出すること
ができる。
なわち加算器17の出力aが第5図の(a)であり、第
5図の(b)は、レベルコンパレータ16の出力すであ
る。車輪にフラットがあり、第5図(a)におけるOか
ら(2n−1)までのカウント値を繰り返し計数する鋸
歯状波の−・定の位置、例えばiの部分にフラットがあ
ると、第5図(b)に示すように車輪のフラットによる
振動に対応したパルスが繰り返し発生する。この場合、
フラット以外の要因、例えばレールの継目などでレベル
コンパレータ16の設定レベル以上の振動が発生しても
、車輪の円周に比較してレールの長さの方がはるかに長
いため、振動は車輪の1回転に対して一定の位置に繰り
返して発生する振動とはならない。このように車輪の回
転に対して非周期的な振動と周期的な繰り返し振動とを
判別することによって、車輪のフラットを検出すること
ができる。
以下に、この定常的繰り返し振動の検出手段について説
明する。
明する。
第5図(b)は車輪の円周上の位置iにおいて、定常的
に繰り返し振動が発生していることを示している。第4
図におけるメモリ加算器181〜18.rlは加算器1
7のカウント値1〜2n(すなわち車輪の1回転)に相
当する個数の記憶器であり、車輪が1回転する間に振動
検出センサー4かう検波器15.レベルコンパレータ1
6を経由して−・定レベル以上の振動が検知されたとき
、その時点のカウント値に相当する位置の記憶器(カウ
ント値がiのときはi番目の位置の記憶器すなわち18
.)の値をカウントアツプする。
に繰り返し振動が発生していることを示している。第4
図におけるメモリ加算器181〜18.rlは加算器1
7のカウント値1〜2n(すなわち車輪の1回転)に相
当する個数の記憶器であり、車輪が1回転する間に振動
検出センサー4かう検波器15.レベルコンパレータ1
6を経由して−・定レベル以上の振動が検知されたとき
、その時点のカウント値に相当する位置の記憶器(カウ
ント値がiのときはi番目の位置の記憶器すなわち18
.)の値をカウントアツプする。
】
このようにして、車輪のi番目の位置にフラットがある
場合、車輪の回転ごとにi番目の記憶器すなわちメモリ
加算器がカウントアツプされ、i番目のメモリ加算器の
カウント値Cは、第5図(C)のように階段状にカウン
トアツプする波形となる。このメモリ加算器181 の
値が所定回転数の間に、あらかじめ定められた検出レベ
ル値Nに達したときは、次の比較器19. 〜”]L(
この場合仲比較器19.)、によって、車輪を2n等分
したうちのi番目の位置にフラットが生じていることが
検知され、比較器19. の出力dとして第5図(d
)に示すように波形°゛l′が出力ぶれる。
場合、車輪の回転ごとにi番目の記憶器すなわちメモリ
加算器がカウントアツプされ、i番目のメモリ加算器の
カウント値Cは、第5図(C)のように階段状にカウン
トアツプする波形となる。このメモリ加算器181 の
値が所定回転数の間に、あらかじめ定められた検出レベ
ル値Nに達したときは、次の比較器19. 〜”]L(
この場合仲比較器19.)、によって、車輪を2n等分
したうちのi番目の位置にフラットが生じていることが
検知され、比較器19. の出力dとして第5図(d
)に示すように波形°゛l′が出力ぶれる。
このよう[こ、ギヤセンサ出力のi番目の位置にフラッ
トが生じたことが判明するので、ゲート回路20〜20
2rLのうち20j を開いて、振動検出センサの検出
値を比較器21.〜21.1の う ち21i に入力
し、比較器21. は入力値が異常レベルか否かを判
定する。
トが生じたことが判明するので、ゲート回路20〜20
2rLのうち20j を開いて、振動検出センサの検出
値を比較器21.〜21.1の う ち21i に入力
し、比較器21. は入力値が異常レベルか否かを判
定する。
比較器21 によって、j番目の位置に異常なフラット
が存在することが判明したときは、比較器21. の
出力で警報表示装置22、〜22.rLのうち22i
を動作させ、車輪に異常なフラットが生じていることを
運転手あるいは保守員に警報し、同時にフラットの量を
表示する。
が存在することが判明したときは、比較器21. の
出力で警報表示装置22、〜22.rLのうち22i
を動作させ、車輪に異常なフラットが生じていることを
運転手あるいは保守員に警報し、同時にフラットの量を
表示する。
かくして、車輪に異常なフラットが生じたときは直ちに
警報表示されるため、車輪のフラットに関する保守点検
を走行中に行ない、列車の安全性を高めることができる
。また、車輪のフラットが−・定価以上になる前に車輪
を交換することができるので、車輪に発生したフラット
による乗り心地の悪化を未然に防止することができる。
警報表示されるため、車輪のフラットに関する保守点検
を走行中に行ない、列車の安全性を高めることができる
。また、車輪のフラットが−・定価以上になる前に車輪
を交換することができるので、車輪に発生したフラット
による乗り心地の悪化を未然に防止することができる。
なお、メモリ加算器181〜182rLは前述したよう
に2n個設けられ、車輪の回転(すなわち第5図(a)
に示した鋸歯状波)に対して常に一定の位相で加わる振
動パルスのみをカウントし、かつ車輪の−・定回転数ご
とにリセットされる。このように、車輪の一定回転数の
間の、かつ一定位相の振動に対応したパルスのみをカウ
ントするため、レールの継目振動のように不規則な振動
の影響は受けず、車輪に生じたフラットのみを確実に検
出することができる。
に2n個設けられ、車輪の回転(すなわち第5図(a)
に示した鋸歯状波)に対して常に一定の位相で加わる振
動パルスのみをカウントし、かつ車輪の−・定回転数ご
とにリセットされる。このように、車輪の一定回転数の
間の、かつ一定位相の振動に対応したパルスのみをカウ
ントするため、レールの継目振動のように不規則な振動
の影響は受けず、車輪に生じたフラットのみを確実に検
出することができる。
また、上記の実施例においては各車輪に回転角検出用の
ギヤセンサを設けたが、これを1個の車輪で代用し、車
輪径の若干界なるものに対しては、あらかじめ定められ
た大きさ以上の振動を検出し、その周期をモニタするこ
とによって振動の検出周期を決定し、車輪の回転角を補
正し車輪のフラットを検出することができる。この方法
によれば、回転角検出用ギヤセンサは列車について1個
でよく、かつこれを速度検出用のギヤセンサで兼用する
ことができる。
ギヤセンサを設けたが、これを1個の車輪で代用し、車
輪径の若干界なるものに対しては、あらかじめ定められ
た大きさ以上の振動を検出し、その周期をモニタするこ
とによって振動の検出周期を決定し、車輪の回転角を補
正し車輪のフラットを検出することができる。この方法
によれば、回転角検出用ギヤセンサは列車について1個
でよく、かつこれを速度検出用のギヤセンサで兼用する
ことができる。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明の効果
を示せば次の通りである。
を示せば次の通りである。
(1)本発明によれば、列車の走行速度に関係なく、フ
ラットの検出が可能である。
ラットの検出が可能である。
(2)フラット以外の非周期振動を排除できる。
(3)検出装置は小形化され、走行中ならば常時車上で
フラット検出ができる。
フラット検出ができる。
(4)車輪の保守点検が常時可能となるので、保守点検
の工程が少なくなると共に、時期を失することなく車輪
を交換でき、その結果、フラットによる乗り心地の悪化
等を未然に防止することができる。
の工程が少なくなると共に、時期を失することなく車輪
を交換でき、その結果、フラットによる乗り心地の悪化
等を未然に防止することができる。
第1図は従来のフラット検出装置の一例を示す説明図、
第2図は本発明装置の検出部の構成を示す説明図、第3
図は検出部の動作を示すタイムチャート、第4図は本発
明によるフラット検出装置の実施例の回路構成図、第5
図は同じく動作説明用のタイムチャートである。 1i・・・車輪、12・・・歯車、13・・・ギヤセン
サ、14・・・振動検出センサ、15・・・検波器、1
6・・・しペルコンパレータ、17・・・加算器、18
.〜18.nメ ・魯り加算器、19〜19□、・・・比較器、20゜! 〜20.rL・・・ゲート回路、21.〜21..t・
・・比較器。 十 l 図 ;1″2 日 llI。 t→ 牛 夕 図 (4,) −−−一口]I=−を−吟
第2図は本発明装置の検出部の構成を示す説明図、第3
図は検出部の動作を示すタイムチャート、第4図は本発
明によるフラット検出装置の実施例の回路構成図、第5
図は同じく動作説明用のタイムチャートである。 1i・・・車輪、12・・・歯車、13・・・ギヤセン
サ、14・・・振動検出センサ、15・・・検波器、1
6・・・しペルコンパレータ、17・・・加算器、18
.〜18.nメ ・魯り加算器、19〜19□、・・・比較器、20゜! 〜20.rL・・・ゲート回路、21.〜21..t・
・・比較器。 十 l 図 ;1″2 日 llI。 t→ 牛 夕 図 (4,) −−−一口]I=−を−吟
Claims (1)
- 車輪に結合され上記車輪の回転につれ順次第1のパルス
を出力し1回転ごとにn個の上記第1のパルスを出力す
る手段と、上記第1のパルスの立上りと立下りを検出し
て加算し上記第1のパルスのn個ごとにリセットされる
第1の加算手段と、レール上を走行する上記車輪により
生じる振動を検出し所定値以上の振動が検出されたとき
第2のパルスを出力する手段と、2n個設けられ上記第
1の加算手段により上記第1のパルスの立上りと立下り
ごとに順次選択されて上記第2のパルスを加算すると共
に、上記車輪の所定回転数ごとにリセットされる第2の
加算手段と、上記第2の各加算手段に応じて設けられ対
応する上記第2の加算手段の上記第2のパルスの加算値
が一定値以上となったとき警報用出力を送出する手段と
を具備することを特徴とする鉄車輪のフラット検出装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11373985A JPS617410A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 鉄車輪のフラット検出方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11373985A JPS617410A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 鉄車輪のフラット検出方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617410A true JPS617410A (ja) | 1986-01-14 |
JPH0429007B2 JPH0429007B2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=14619905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11373985A Granted JPS617410A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 鉄車輪のフラット検出方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617410A (ja) |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP11373985A patent/JPS617410A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0429007B2 (ja) | 1992-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2006030786A1 (ja) | 異常診断装置及び異常診断方法 | |
JPH0672625A (ja) | 用紙経路特質分析装置 | |
EP0363382A1 (en) | Improvements relating to rotary encoders | |
US11959824B2 (en) | Method for monitoring a belt drive | |
WO2015076198A1 (ja) | 自動車用タイヤの異常状態検出装置 | |
CN109278796A (zh) | 一种车载式车轮不圆度检测系统 | |
US6273218B1 (en) | Vehicle brake system having a sensor to measure movement | |
JP3663609B2 (ja) | ガスタービンの動翼故障診断方法および装置 | |
AU636274B2 (en) | Speed sensor fault detection system and method | |
US20030160133A1 (en) | Method and apparatus for detecting roundness deffects in a railway vehicle wheel | |
US6198788B1 (en) | Encoder test apparatus and method | |
KR960018533A (ko) | 비틀림 진동 측정 및 분석 공작 기계 및 이의 방법 | |
CN101939141A (zh) | 具有动力传递齿轮系和旋转检测装置的动力螺帽扳手以及用于确定状态的方法 | |
JPS617410A (ja) | 鉄車輪のフラット検出方法および装置 | |
CN211168689U (zh) | 一种防止输送带停车堵料的预警装置 | |
US6289294B1 (en) | Method for determining rotational data using an encoder device | |
US5893052A (en) | Method and apparatus for testing sensing system performance | |
CN110726994B (zh) | 背散射检查车相对位移测量系统 | |
JPS61182530A (ja) | 捩り振動検出装置 | |
JPH0213895B2 (ja) | ||
JP2001208507A (ja) | 測長ローラシステム | |
JPH11326132A (ja) | 監視装置、監視方法及び監視システム | |
EP0650059A1 (en) | Sensing motor speed and rotation direction | |
KR0164693B1 (ko) | 디스크의 두께 진동 측정장치 | |
JPS6259766B2 (ja) |