JPS6170439A - き裂計測装置 - Google Patents
き裂計測装置Info
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- JPS6170439A JPS6170439A JP19377384A JP19377384A JPS6170439A JP S6170439 A JPS6170439 A JP S6170439A JP 19377384 A JP19377384 A JP 19377384A JP 19377384 A JP19377384 A JP 19377384A JP S6170439 A JPS6170439 A JP S6170439A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/20—Investigating the presence of flaws
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/14—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object using acoustic emission techniques
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/02—Details
- G01N3/06—Special adaptations of indicating or recording means
- G01N3/066—Special adaptations of indicating or recording means with electrical indicating or recording means
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/028—Material parameters
- G01N2291/02863—Electric or magnetic parameters
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Pathology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は溶接部の脆性破壊に対する安全性を調べるべ〈
実施される破壊試験に用いられる装置に関し、更に詳述
すると、微小き裂の伝播速度等の計測装置に関するもの
である。
実施される破壊試験に用いられる装置に関し、更に詳述
すると、微小き裂の伝播速度等の計測装置に関するもの
である。
近年、石油をはじめとするエネルギー資源の開発環境が
苛酷化しているために、石油その他の資源の開発に使用
される溶接構造物の安全性を確保することが重要な課題
になっている。特に脆性破壊はき裂伝播速度が毎秒10
00mにも達し、構造物を瞬時に崩壊に至らしめるため
、その防止には万全の対策が実施されなければならない
。
苛酷化しているために、石油その他の資源の開発に使用
される溶接構造物の安全性を確保することが重要な課題
になっている。特に脆性破壊はき裂伝播速度が毎秒10
00mにも達し、構造物を瞬時に崩壊に至らしめるため
、その防止には万全の対策が実施されなければならない
。
従って、使用材料に対して厳しく靭性が要求されるよう
になり、脆性破壊への関心も高まってきて、各種の破壊
靭性試験及び研究が精力的、に行われている。脆性き装
発生後の伝播、停止の研究においては、現象の解明及び
解析の点から、動的様相の計測が不可欠であり、その計
測方法としては、表面ゲージ切断法、ひずみ変化測定法
、電位差法が開発されている。
になり、脆性破壊への関心も高まってきて、各種の破壊
靭性試験及び研究が精力的、に行われている。脆性き装
発生後の伝播、停止の研究においては、現象の解明及び
解析の点から、動的様相の計測が不可欠であり、その計
測方法としては、表面ゲージ切断法、ひずみ変化測定法
、電位差法が開発されている。
表面ゲージ切断法は、第3図に示すように、試験片31
の表面にクラック・ディテクト・ゲージ(CDゲージ)
32をき裂伝播方向とは直交する方向に所定間隔離隔さ
せて平行に貼付し、き裂の伝播によって順次CDゲージ
32が切断されることによりき裂伝播速度を計測するも
のである。
の表面にクラック・ディテクト・ゲージ(CDゲージ)
32をき裂伝播方向とは直交する方向に所定間隔離隔さ
せて平行に貼付し、き裂の伝播によって順次CDゲージ
32が切断されることによりき裂伝播速度を計測するも
のである。
ひずみ変化測定法は、第4図に示すように試験片31の
き裂伝播線上から少し離れた位置に複数の歪ゲージ33
を、その線と平行になるように貼付し、き裂先端の接近
による歪変化を各歪ゲージ33にて検出し、その検出結
果からき裂の伝播時間を求めるものである。
き裂伝播線上から少し離れた位置に複数の歪ゲージ33
を、その線と平行になるように貼付し、き裂先端の接近
による歪変化を各歪ゲージ33にて検出し、その検出結
果からき裂の伝播時間を求めるものである。
電位差法は、第5図に示すように、き裂を有する試験片
31に一定の電流を流してき裂をはさんで配設された電
位検出端子35.35にて、その間の電位差を測定し、
き裂進展による断面の減少に伴う抵抗の増加を電位差の
増加として検出する方法である。
31に一定の電流を流してき裂をはさんで配設された電
位検出端子35.35にて、その間の電位差を測定し、
き裂進展による断面の減少に伴う抵抗の増加を電位差の
増加として検出する方法である。
〔発明が解決しようとする問題点3
表面ゲージ測定法によれば、き裂の先端にはき裂の存在
による大きなひずみ集中が生じているため、破壊発生を
捉えるCDゲージは、破壊発生以前に切断しないように
、き裂先端からある程度離れた位置に貼付しなければな
らず、ゲージ切断は実際の破壊発生よりも遅れ、破壊発
生時刻を正確に捉えることができなかった。またき裂停
止時刻を捉えるためには、ゲージ貼付間隔分の誤差が生
じ、さらにき裂停止直前には板厚表面付近に限ってシャ
リップと呼ばれる塑性変形層が形成されるために破壊形
態が局部的に異なることから、厚み方向に埋没したき裂
が存すると、停止時刻計測に誤差が生じ、停止直前はき
裂伝播速度が遅くなり、その誤差は全現象時間に対して
大きくなる等の問題点があった。
による大きなひずみ集中が生じているため、破壊発生を
捉えるCDゲージは、破壊発生以前に切断しないように
、き裂先端からある程度離れた位置に貼付しなければな
らず、ゲージ切断は実際の破壊発生よりも遅れ、破壊発
生時刻を正確に捉えることができなかった。またき裂停
止時刻を捉えるためには、ゲージ貼付間隔分の誤差が生
じ、さらにき裂停止直前には板厚表面付近に限ってシャ
リップと呼ばれる塑性変形層が形成されるために破壊形
態が局部的に異なることから、厚み方向に埋没したき裂
が存すると、停止時刻計測に誤差が生じ、停止直前はき
裂伝播速度が遅くなり、その誤差は全現象時間に対して
大きくなる等の問題点があった。
第1表
第1表に3つの方法によるき裂の動的様相の検出結果を
示す。
示す。
一般に脆性き裂伝播速度としては数百m/sオーダであ
ることが知られており、表面ゲージ切断法による28m
/s という値は、不合理である。
ることが知られており、表面ゲージ切断法による28m
/s という値は、不合理である。
ひずみ変化測定法及び電位差法によれば各値が略等しく
なっており、計測法として信頼性が高い。
なっており、計測法として信頼性が高い。
しかしながらひずみ変化測定法によれば、各測定点(即
ち各ひずみゲージ)毎に1台の広帯域ひずみアンプを必
要とし、測定点数が多くなれば非常にコスト高を招くと
いう欠点があった。
ち各ひずみゲージ)毎に1台の広帯域ひずみアンプを必
要とし、測定点数が多くなれば非常にコスト高を招くと
いう欠点があった。
電位差法によれば時間的誤差を伴わずにき裂伝播時間を
計測でき、埋没き裂の伝播現象に対する計測が可能であ
る等、他の方法よりも優れているといえる。
計測でき、埋没き裂の伝播現象に対する計測が可能であ
る等、他の方法よりも優れているといえる。
一方、最近においては、材料の靭性を表わす値としては
、COD (き袋開口変位Crack Openin
gDisplacement )が用いられている。こ
のCOD値は、第6図に示すように試験片31にあらか
じめ切欠き36を形成しておいて、その幼欠き36から
き裂が発生するように試験片の3点に荷重を加えるCO
D試験によって求められるが、このCOD試験は、母材
の様に巨視的に均質な材料の靭性を簡便に求める目的に
て行われるものであり、巨視的な材質の不均質が避は難
い溶接部への適用に際しては、均質な母材とは異なる多
くの問題の存在が指摘されている。そして、このCOD
試験で発生するPop−in (局所的材質劣化域か
ら発生した微小き裂の伝播、停止現象)に対する取扱い
も問題となっている。Pop−in現象はその生成機構
と共に継手の破壊強度に与える影響が明確でないため、
現時点ではごく特殊な場合を除いては安全側の立場から
Pop−inをもって破壊の発生とみなし、この時のC
OD値を破壊靭性値とみなしている。一方、P op−
in発生時のCOD値は最終破壊時のそれに比べて極め
て低いことが多く、P op−in防止のために材料面
、施工面から多大な労力とコストを払っている。しかし
ながら、実構造物においてP op−inが発生しても
、それが大規模な破壊につ。
、COD (き袋開口変位Crack Openin
gDisplacement )が用いられている。こ
のCOD値は、第6図に示すように試験片31にあらか
じめ切欠き36を形成しておいて、その幼欠き36から
き裂が発生するように試験片の3点に荷重を加えるCO
D試験によって求められるが、このCOD試験は、母材
の様に巨視的に均質な材料の靭性を簡便に求める目的に
て行われるものであり、巨視的な材質の不均質が避は難
い溶接部への適用に際しては、均質な母材とは異なる多
くの問題の存在が指摘されている。そして、このCOD
試験で発生するPop−in (局所的材質劣化域か
ら発生した微小き裂の伝播、停止現象)に対する取扱い
も問題となっている。Pop−in現象はその生成機構
と共に継手の破壊強度に与える影響が明確でないため、
現時点ではごく特殊な場合を除いては安全側の立場から
Pop−inをもって破壊の発生とみなし、この時のC
OD値を破壊靭性値とみなしている。一方、P op−
in発生時のCOD値は最終破壊時のそれに比べて極め
て低いことが多く、P op−in防止のために材料面
、施工面から多大な労力とコストを払っている。しかし
ながら、実構造物においてP op−inが発生しても
、それが大規模な破壊につ。
ながらないことが保証されるならば、P op−in時
の小さなき裂発生をもって、構造物に致命的な影蓼をも
たらす脆性破壊の発生とみなすという事が安全に過ぎる
ということも考えられ、Pop−inの安全性に対する
適切な評価法の確立が望まれている。
の小さなき裂発生をもって、構造物に致命的な影蓼をも
たらす脆性破壊の発生とみなすという事が安全に過ぎる
ということも考えられ、Pop−inの安全性に対する
適切な評価法の確立が望まれている。
このため、pop−inの動的様相を明らかにする必要
があり、そのためには特にき裂伝播時間の計測が不可欠
である。しかしながら、P op−in現象におけるき
裂は一般に ■ 高速き裂伝播であり超短時間現象である。
があり、そのためには特にき裂伝播時間の計測が不可欠
である。しかしながら、P op−in現象におけるき
裂は一般に ■ 高速き裂伝播であり超短時間現象である。
■ 微小き裂である。
■ 埋没き裂である。
等の計測上の困難性を有しており、Pop−2nのき裂
伝播速度の計測には従来の表面貼付ゲージ切断法の通用
は不可能である。また、き裂伝播速度の計測に際しては
、荷重を15〜16分にわたって加えなければならず、
その間に生じる突発的なPop−1n1 、よti
*cええ、。26.□や。イ、ヮイ3,11定法、電位
差法によつても困難であった。
伝播速度の計測には従来の表面貼付ゲージ切断法の通用
は不可能である。また、き裂伝播速度の計測に際しては
、荷重を15〜16分にわたって加えなければならず、
その間に生じる突発的なPop−1n1 、よti
*cええ、。26.□や。イ、ヮイ3,11定法、電位
差法によつても困難であった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、Po
p−in発生時に生じるアコースティック・エミッショ
ンに着目し、アコースティック・エミッションの発生に
よってき裂発生を捉えて従来の電位差法と同様の方法に
よりき裂を挟んだ電位差を高速サンプリングし、微小脆
性き裂の進展時間を計測するようにしたものである。本
発明は切欠きを形成した試験片に、該切欠きの横断方向
に電流を通流させるべく配された電気回路と、前記試験
片にき裂を発生させて進展させるべく荷重を負荷する荷
重負荷機と、切欠きを挟んで電位差を検出すべく配設さ
れた電位差検出端子と、き裂の発生に伴う弾性波による
アコースティック・エミッションを検出するセンサと、
該センサによるアコースティック・エミッションの検出
時点を基準に前記電位差検出端子による検出電位差を記
憶する手段とを具備し、その記憶された検出電位差に基
1づいてき裂の発生、停止時点を捉えるようにしたもの
である。
p−in発生時に生じるアコースティック・エミッショ
ンに着目し、アコースティック・エミッションの発生に
よってき裂発生を捉えて従来の電位差法と同様の方法に
よりき裂を挟んだ電位差を高速サンプリングし、微小脆
性き裂の進展時間を計測するようにしたものである。本
発明は切欠きを形成した試験片に、該切欠きの横断方向
に電流を通流させるべく配された電気回路と、前記試験
片にき裂を発生させて進展させるべく荷重を負荷する荷
重負荷機と、切欠きを挟んで電位差を検出すべく配設さ
れた電位差検出端子と、き裂の発生に伴う弾性波による
アコースティック・エミッションを検出するセンサと、
該センサによるアコースティック・エミッションの検出
時点を基準に前記電位差検出端子による検出電位差を記
憶する手段とを具備し、その記憶された検出電位差に基
1づいてき裂の発生、停止時点を捉えるようにしたもの
である。
以下本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明に係る計測装置の模式的ブロック図
である。図において1は上部中央に幅方向にわたる切欠
き1aを形成した長方体状の試験片であり、該試験片1
の切欠き1aとは対向する下面中央部及び上面各側端部
には支点3a、 3b。
る。第1図は本発明に係る計測装置の模式的ブロック図
である。図において1は上部中央に幅方向にわたる切欠
き1aを形成した長方体状の試験片であり、該試験片1
の切欠き1aとは対向する下面中央部及び上面各側端部
には支点3a、 3b。
3cが当接しており、各支点3a、 3b、 3cと試
験片1との当接部分には絶縁体3dが配されている。上
側の支点3b、 3cには所定の荷重負荷機により荷重
が負荷されるようになっており、荷重の負荷があるレベ
ルに達したときに切欠き1aにはき裂が発生する。
験片1との当接部分には絶縁体3dが配されている。上
側の支点3b、 3cには所定の荷重負荷機により荷重
が負荷されるようになっており、荷重の負荷があるレベ
ルに達したときに切欠き1aにはき裂が発生する。
試験片1には、電源4により試験片1の長手方向に所定
の電流が通流しており、また試験片1上面の切欠きla
を挟んだ部−分には、電位検出端子5゜5が夫々設けら
れており、切欠きlaを挟んだ試験片1の上面部分の電
位が各端子5にて検出される。
の電流が通流しており、また試験片1上面の切欠きla
を挟んだ部−分には、電位検出端子5゜5が夫々設けら
れており、切欠きlaを挟んだ試験片1の上面部分の電
位が各端子5にて検出される。
各電位検出端子5の出力は直流増幅器11を介してディ
ジタルメモ1月2に与えられると共に比較器21の十入
力端子に与えられている。比較器21の一入力端子には
所定の電圧が与えられており、比較器21の出力はトリ
ガ信号としてディジクルメモリ12に与えられている。
ジタルメモ1月2に与えられると共に比較器21の十入
力端子に与えられている。比較器21の一入力端子には
所定の電圧が与えられており、比較器21の出力はトリ
ガ信号としてディジクルメモリ12に与えられている。
試験片1の上面に当接する一方の支点3cには微小き裂
の発生に伴う弾性波により発生するアコースティック・
エミッションを検出するアコースティック・エミッショ
ン・センサ(以下AEセンサという)6が設けられてお
り、MAEセンサ6の出力は前置増幅器13を介してデ
ィスクリミネータ14に与えられている。ディスクリミ
ネータ14は、AEセンサ6がアコースティック・エミ
ッションを検出することによりトリガ信号をデジタルメ
モ1月2に出力する。 、 一方、試験片1の下面中央部、即ち予め形成された切欠
き1aと対向する下面部分の近傍には、歪ゲージ7が取
付けられており、該歪ゲージ7の出力は広帯域ひずみ増
@器15を介してデジタルメモリ12に与えられている
。
の発生に伴う弾性波により発生するアコースティック・
エミッションを検出するアコースティック・エミッショ
ン・センサ(以下AEセンサという)6が設けられてお
り、MAEセンサ6の出力は前置増幅器13を介してデ
ィスクリミネータ14に与えられている。ディスクリミ
ネータ14は、AEセンサ6がアコースティック・エミ
ッションを検出することによりトリガ信号をデジタルメ
モ1月2に出力する。 、 一方、試験片1の下面中央部、即ち予め形成された切欠
き1aと対向する下面部分の近傍には、歪ゲージ7が取
付けられており、該歪ゲージ7の出力は広帯域ひずみ増
@器15を介してデジタルメモリ12に与えられている
。
またロードセル2の出力は増幅器16を介してデジタル
メモリ12に与えられている。増幅器16の出力は微分
回路23を介して比較器22の手入力端子にも与えられ
ており、その−入力端子には所定の電圧が与えられてい
る。比較器22の出力はトリガ信号としてデジタルメモ
リ12に与えられている。
メモリ12に与えられている。増幅器16の出力は微分
回路23を介して比較器22の手入力端子にも与えられ
ており、その−入力端子には所定の電圧が与えられてい
る。比較器22の出力はトリガ信号としてデジタルメモ
リ12に与えられている。
デジタルメモ1月2は、両電位検出端子5の出力電位差
をデジタル値としてサンプリングして記憶し、また歪ゲ
ージ7、ロードセル2の出力もデジタル値としてサンプ
リングして記憶する。さらにデジタルメモリ12には、
ディスクリミネータ14のトリガ信号が入力された場合
にその入力信号より所定時間以前から各電位検出端子5
の出力電位差をサンプリングして記憶する、所謂マイナ
スディレィ機能を有している。また各比較器21.22
のトリガ信号によってもその出力電位差を記憶するよう
になっている。
をデジタル値としてサンプリングして記憶し、また歪ゲ
ージ7、ロードセル2の出力もデジタル値としてサンプ
リングして記憶する。さらにデジタルメモリ12には、
ディスクリミネータ14のトリガ信号が入力された場合
にその入力信号より所定時間以前から各電位検出端子5
の出力電位差をサンプリングして記憶する、所謂マイナ
スディレィ機能を有している。また各比較器21.22
のトリガ信号によってもその出力電位差を記憶するよう
になっている。
デジタルメモリ12は制御装置17に接続されており、
該制御装置17には、ディスク装置18、CRT19、
ブロック20が接続されており、夫々、記憶、表示、デ
ータのグラフ化をするようになっている。
該制御装置17には、ディスク装置18、CRT19、
ブロック20が接続されており、夫々、記憶、表示、デ
ータのグラフ化をするようになっている。
斯かる構成の本発明装置によるき裂の伝播時間の計測は
次のように行われる。電源4により試験片1に通電し、
切欠き1aを挟んで取付けた端子間に生ずる電位差を直
流増@器11にて増幅してデジタルメモリ12に入力し
ておく。斯かる状態にて荷重負荷機により試験片lに荷
重を加え、き裂を発生させて進展させると、き裂発生に
より生ずるアコースティック・エミッションがAEセン
サ6により捉えられ、ディスクリミネータ14は所定の
トリガ信号をデジタルメモリ12に出力する。
次のように行われる。電源4により試験片1に通電し、
切欠き1aを挟んで取付けた端子間に生ずる電位差を直
流増@器11にて増幅してデジタルメモリ12に入力し
ておく。斯かる状態にて荷重負荷機により試験片lに荷
重を加え、き裂を発生させて進展させると、き裂発生に
より生ずるアコースティック・エミッションがAEセン
サ6により捉えられ、ディスクリミネータ14は所定の
トリガ信号をデジタルメモリ12に出力する。
デジタルメモリ12は、各電位差検出端子5の電位差を
常時サンプリング記憶し、ディスクリミネータ14から
のトリガ信号により、そのトリガ信号よりも少し前の分
をもサンプリング記憶すると共に、トリガ信号以後の所
定時間にわたって、サンプリングする。サンプリングさ
れた電位差変化は、ディスク装置18にて記憶され、(
:RT19にて表され、さらにプロッタ20にてグラフ
化される。
常時サンプリング記憶し、ディスクリミネータ14から
のトリガ信号により、そのトリガ信号よりも少し前の分
をもサンプリング記憶すると共に、トリガ信号以後の所
定時間にわたって、サンプリングする。サンプリングさ
れた電位差変化は、ディスク装置18にて記憶され、(
:RT19にて表され、さらにプロッタ20にてグラフ
化される。
また試験片1の下面に設けられた歪ゲージ7及びロード
セル2により、き裂の伝播、滓出過程における周辺の力
学的状況の変化も併せて測定されている。さらに各歪ゲ
ージ7、ロードセル2の出力の微分値が所定値以上にな
った場合には、デジタルメモリ12にトリガ信号を発し
て切欠き1aを挟んだ電位差をサンプリングするように
なっている。
セル2により、き裂の伝播、滓出過程における周辺の力
学的状況の変化も併せて測定されている。さらに各歪ゲ
ージ7、ロードセル2の出力の微分値が所定値以上にな
った場合には、デジタルメモリ12にトリガ信号を発し
て切欠き1aを挟んだ電位差をサンプリングするように
なっている。
これは、AEセンサが何らかの原因によりトリガ信号が
発しない場合のバックアップ用である。
発しない場合のバックアップ用である。
而して、デジタルメモリ12に記憶された電位差変化に
基づいてき裂の伝播時間は計測されることになり、電位
差が急激に上昇する点が破壊発生点とされる。第2図に
破壊発生からの電位差変化を示す。この図から明らかな
ように、き裂停止点は試験片1の抵抗の最大点、即ち電
位差が最大となった点と規定される。従って、電位差が
急激に上昇する点から、電位差が最大となる点までの時
間を計11Jすることにより、き裂の伝播時間が捉えら
れ、また試験終了後の破壊面観察により得られるき裂長
さから、き裂の平均伝播速度が求められる。
基づいてき裂の伝播時間は計測されることになり、電位
差が急激に上昇する点が破壊発生点とされる。第2図に
破壊発生からの電位差変化を示す。この図から明らかな
ように、き裂停止点は試験片1の抵抗の最大点、即ち電
位差が最大となった点と規定される。従って、電位差が
急激に上昇する点から、電位差が最大となる点までの時
間を計11Jすることにより、き裂の伝播時間が捉えら
れ、また試験終了後の破壊面観察により得られるき裂長
さから、き裂の平均伝播速度が求められる。
〔効果〕一
本発明によれば、電位差法を用いての高速埋没き裂の計
測が可能となるため、高津n度での測定ができ、またA
Eセンサを用いているため、従来検出が困難であったP
op−in等の微小き裂の発生を確実に捉えることがで
き、さらにはその計測も時間的誤差を伴わずに行える等
、本発明はPop−inの動的様相の解明に寄与する処
多大である。特にCOD試験においては15〜16分間
の長時間にわたって荷重を負荷するため、長時間の監視
が必要であるが、本発明によればAE七センを用いてい
るため、短時間のき裂進展を記憶することにより、き裂
伝播速度を捉えることができる。
測が可能となるため、高津n度での測定ができ、またA
Eセンサを用いているため、従来検出が困難であったP
op−in等の微小き裂の発生を確実に捉えることがで
き、さらにはその計測も時間的誤差を伴わずに行える等
、本発明はPop−inの動的様相の解明に寄与する処
多大である。特にCOD試験においては15〜16分間
の長時間にわたって荷重を負荷するため、長時間の監視
が必要であるが、本発明によればAE七センを用いてい
るため、短時間のき裂進展を記憶することにより、き裂
伝播速度を捉えることができる。
第1図は本発明に係る計測装置をCOD試験に適用した
場合の模式的ブロック図、第2図はその検出結果を示す
グラフ、第3図は表面ゲージ切断法の説明図、第4図に
ひずみ変化側定法の説明図、第5図は電位差法の説明図
、第6図はCOD試験法の説明図である。 1.31・・・試験片 1a、 36・・・切欠き 2
・・・ロードセル 3a、 3b、 3c・・・支点
5・・・電位検出端子 6・・・AEセン号 7・・・
歪ゲージ 第 2 回 第 5 図 第午囚 第 5 図
場合の模式的ブロック図、第2図はその検出結果を示す
グラフ、第3図は表面ゲージ切断法の説明図、第4図に
ひずみ変化側定法の説明図、第5図は電位差法の説明図
、第6図はCOD試験法の説明図である。 1.31・・・試験片 1a、 36・・・切欠き 2
・・・ロードセル 3a、 3b、 3c・・・支点
5・・・電位検出端子 6・・・AEセン号 7・・・
歪ゲージ 第 2 回 第 5 図 第午囚 第 5 図
Claims (1)
- 1、切欠きを形成した試験片に、該切欠きの横断方向に
電流を通流させるべく配された電気回路と、前記試験片
にき裂を発生させて進展させるべく荷重を負荷する荷重
負荷機と、切欠きを挟んで電位差を検出すべく配設され
た電位差検出端子と、き裂の発生に伴う弾性波によるア
コースティック・エミッションを検出するセンサと、該
センサによるアコースティック・エミッションの検出時
点を基準に前記電位差検出端子による検出電位差を記憶
する手段とを具備し、その記憶された検出電位差に基づ
いてき裂の発生、停止時点を捉えるようにしたことを特
徴とするき裂計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19377384A JPS6170439A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | き裂計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19377384A JPS6170439A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | き裂計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6170439A true JPS6170439A (ja) | 1986-04-11 |
Family
ID=16313563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19377384A Pending JPS6170439A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | き裂計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6170439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633247B2 (en) | 2000-02-14 | 2003-10-14 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Logarithmic a/d converter, method of logarithmic a/d conversion logarithmic d/a converter, method of logarithmic d/a conversion, and system for measuring physical quantity |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP19377384A patent/JPS6170439A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633247B2 (en) | 2000-02-14 | 2003-10-14 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Logarithmic a/d converter, method of logarithmic a/d conversion logarithmic d/a converter, method of logarithmic d/a conversion, and system for measuring physical quantity |
US6900751B2 (en) | 2000-02-14 | 2005-05-31 | Tokyo Electron Limited | Logarithmic digital to analog converter having multipliers coupled to reference voltages |
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