JPS6169545A

JPS6169545A - 人形用包装容器

Info

Publication number: JPS6169545A
Application number: JP19021684A
Authority: JP
Inventors: 早川　賜実
Original assignee: Takara Co Ltd
Current assignee: Takara Co Ltd
Priority date: 1984-09-11
Filing date: 1984-09-11
Publication date: 1986-04-10
Also published as: JPH0116755B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は包装容器本体の表面に展示用窓部を形成すると
ともに、この展示用窓部とは別にその内部への採光を図
る採光部を形成した人形用包装容器に関する。

（従来の技術）一般に、人形遊びに使用される人形は包装容器本体内に
適宜手段によって包装が行なわれている。ところが、こ
のような包装容器本体はその正面に展示用窓部を形成し
ているが、従来の展示用窓部は内部の人形を透視するた
めに設けられているにすぎなかった。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は上記の観点に鑑みてなされたものであって、特
に、内部の人形のイメージを向とさせて訴求効果を高め
ることができる人形用包装容器を提案することを目的と
する。

（問題点を解決するための手段）上記問題点を解決するための手段として、本発明に係る
人形用包装容器は、下記要件を備えたことを特徴とする
。

（イ）包装容器本体の表面には展示用窓部が形成されて
いること。

（ロ）上記包装容器本体にはｈ記展示用窓部とは別に、
包装容器本体の内部への採光を促す採光部が形成されて
いること。

（ハ）上記採光部には着色又は模様を施した透光性部材
が配設されていること。

（発明の作用、効果）以Ｈのように、本発明に係る人形用包装容器によれば、
包装容器本体の表面には展示用窓部が形成されるととも
に、この包装容器本体には上記展示用窓部とは別に、そ
の内部への採光を図る採光部が形成されたものであるか
ら、これによって、ｈ記包装容器本体内への採光量は増
大することができる。また、この採光部には着色又は模
様を施した透光性部材が配設されていから、光を利用し
た色彩的効果や影絵的効果などの各種の舞台装置的な演
出ができ、したがって、包装される人形の訴求効果を高
めて購買力を起させることができる。さらに、この包装
容器本体内への採光は展示室、或は店内の照明を利用す
るだけでよいので経済的である。

（実施例）以下１図面によって本発明の実施態様について説明する
。

図において、符号Ａは本発明に係る人形用包装容器を示
し、この人形用包装容器Ａは内部が中空で矩形状に包装
容器本体１が形成されている。

上記包装容器本体ｌはその表面に略蒲鉾状を有する展示
用窓部２が形成されるとともに、上面及び裏面の一側寄
りには採光部３，４が穿設されている。なお、Ｅ記展示
用窓部２の形状は蒲鉾状に限定されず１例えば円形、楕
円形、矩形等の適宜形状であってもよい、また、上記採
光部３，４も上面及び裏面に限定されず、例えば両側面
等に穿設してもよく、その位置や形状も限定されるもの
ではない、そして、この展示用窓部２の裏側にはセロハ
ン等によって形成されたカバ一部材５が張着されている
。この方パ一部材５は透過性の点から考えれば透明のも
のが好ましいが、必ずしもこれに限定さえるものではな
く着色半透明のものであってもよい。

６は上記包装容器本体１の上面に穿設された採光部３の
裏面に張着された透光性部材を示す。この透光性部材６
はセロハン等の透光性素材によって形成されるとともに
、その表面に適宜の模様が施されている。これによって
、光が模様部分を通過する際にその強弱による模様が包
装容器本体１内の面に投射される。なお、上記採光部３
の裏面に張着した透光性部材６はセロハン、合成フィル
ム等の素材に限定されず、例えばレース布等の布地を張
着してもよく、これによって、このレース布の模様を投
影してもよい。

７は、上記包装容器本体ｌの裏面−側に穿設された採光
部４の裏側に張着された透光性部材を示し、この透光性
部材７は合成フィルム、セロハン等の素材によって形成
されるとともに、その色彩も任意なものを選定すればよ
い、これによって、この着色採光部４から包装容器本体
１内には着色光が入射する。

なお、採光部３．４は必ずしも展示用窓部２と別の面に
設ける必要はない、同じ面に設けてもよい、また、採光
は自然光、照明光でなく特別に設計されたものであれば
なおよい。

８は矩形状を有する受光台紙を示す。この受光台紙８は
紙材によって形成され、包装容器本体ｌ内に納められて
いる。包装容器本体１内にこの受光台紙８を収納する場
合には第２図（ｂ）で示すように弯曲状にしてその長手
両側をこの包装容器本体１の内側面に当接させればよく
、これによって、確実にこの状態が維持されるとともに
、この前面に人形Ｂを装着することができる。なお、Ｅ
記受光台紙８は透光性を有する素材から構成するのが好
ましいが、合成紙、合成樹脂等に光を通す孔を多数設け
る構成であってもよい、さらに上記上記包装容器本体１
内に収納するときにも弯曲させずに、この受光台紙８を
第３図で示すように蛇腹状に折曲して配設してもよい。

Ｅ述のように人形用包装容器Ａは内部が中空で矩形状に
包装容器本体ｌが形成されるとともに、そのＥ面及び裏
面の一側寄りには採光部３．４が穿設されているので、
これによって、この包装容器本体内１への採光量を増大
することができる。また、上記採光部３の表側には模様
を有する透光性部材６が張着されているので、この採光
部３は通過する光によってこの透光性部材６に形成され
ている模様が一上記包装容器本体ｌ内に装設した受光台
紙８に反射されに投影され、また人形Ｂにも光が当るの
で、独特の雰囲気が得られ、商品の訴求効果が高められ
る。これによって、内部の人形のイメージを向ヒさせる
ことができる。さらに、採光部４の裏側には着色された
透光性部材７が張着されているので、この透光性部材７
によって採光部４から入射する着色光によって、この光
の当る部分が誇張して浮びあがるので、従来にない演出
効果が得られるとともに、上記人形を引き立てることが
できる。そして、この包装容器本体ｌ内には受光台紙８
が収納されているので、これによって、さらに上記各効
果を向上させることができるとともに、この受光台紙８
によって人形を確実に支持することもできる。

なお、包装容器Ａに人形Ｂを装着する場合。

予め包装容器Ａの下部に円板状台部分１１　、）１に支
社１ｚを設けて成る保持台ｌＯを固定しておき、該保持
台１０に人形Ｂの脚部を保持させる場合がある。この保
持台ｌＯは人形疏びをした後にも、これに人形Ｂを保持
することにも利用できる。そこで、この保持台１０を着
色透明に又は模様を施して構成し、台部分１１を包装容
器Ａの採光部１３に適宜手段によって取付ける構成とし
てもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る人形用包装容器を示し、同図（ａ
）はその正面斜視図、同図（ｂ）はその裏面斜視図、第
２図はこの人形用包装容器の断面図を示し、同図（ａ）
はその縦断面図、同図（ｂ）はその横断面図、第３図は
包装容器本体内に蛇腹状に折曲した受光台紙を収納した
状態を示す断面図であり、第４図は採光部の別の実施例
を示す要部断面図である。符号Ａ・・・人形用包装容器、１・・・包装容器本体、
２・・・展示用窓部、３．４・・・採光部、５・・・カ
バ一部材、６，７・・・透光性部材、８・・・受光台紙
時　　許　　出　　願　　人　株式会社　　タ　　カ　
　ラ代　　　　　理　　　　人　弁理士　瀬　川　　幹
　　夫第１図（”）　　　　　　（ｂ）Ｓ’ｌ”図（ａ）第４図

Claims

【特許請求の範囲】下記要件を備えたことを特徴とする人形用包装容器。（イ）包装容器本体の表面には展示用窓部が形成されて
いること。（ロ）上記包装容器本体には上記展示用窓部とは別に、
包装容器本体の内部への採光を促す採光部が形成されて
いること。（ハ）上記採光部には着色又は模様を施した透光性部材
が配設されていること。