JPS6165619A - テレビジヨン受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、周波数シンセサイザ方式のテレビジョン受信
機に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、周波数シンセサイザ方式のチューナを用い、自動
選局機能等の便利な機能を付加したテレビジョン受信機
が多くなってきた。

以下に従来の周波数シンセサイザ方式のテレビジョン受
信機について説明する。第１図は従来のテレビジョン受
信機のブロック図であり、アンテナ１３で捕らえられた
テレビジョン信号は高周波増幅回路１で増幅され、周波
数変換回路２に送られる。そして、ここで局部発振回路
、３からの信号と混合され、中間周波信号に変換される
。このうち映像信号は映像中間周波増幅回路４へ、音声
信号は音声中間周波増幅回路６へ送られる。音声中間周
波増幅回路６で増幅された音声信号の一部は音声検波回
路６へ送られ低周波信号に変換される。

残シはレベル検波回路７へ送られ検波されて放送局検出
信号となる。この放送局検出信号はコントロール部１１
へ送られ、ストップ信号となる。コントロール部１１は
分局器８を受信チャンネルで嶺箱→４定まる分周比に設
定する。局部発振回路３の局部発振信号の一部は分周器
８で分周された後に位相比較器９に入力される。位相比
較器９には基準周波数発生回路１２からの基準周波数信
号も入力されておシ、両信号の周波数差に比例した信号
が出力され、ローパスフィルタ１０に加えられ、ローパ
スフィルタ１０の出力電圧は両者の周波数が一致するよ
うに変化する。

以上が周波数シンセサイザ方式のテレビジョン受信機の
同調原理の概略であるが、自動選局の際、コントロール
部１゛１におけるマイクロプロセッサは第２図のフロー
チャートに示す動作をする。すなわち、ステップ２５．
２６で受信チャンネル数を現在の受信チャンネルにプラ
ス１し、そのチャンネルを受信するように分局器の分局
比を設定する。そして、ステップ２７でストップ信号の
入力を確認し、ストップ信号があればステップ２８で自
動選局をストップする。ストップ信号がなければさらに
ステップ２５にもどり受信チャンネル数を更にプラス１
し、上記動作をくり返す。

ところで、テレビジョン信号の放送波の周波数関係は第
３図のように６　ＭＨｚの帯域の中の下側に映像信号、
上側に音声信号があり、これらはとなりのチャンネルの
信号の帯域とは重ならないようになっているが、我国の
場合、７チヤンネルと８チヤンネルの間においてのみ帯
域の重なりがある。

この関係を第４図に示す。第３図、第４図において、１
３は６チヤンネルの映像信号、１４は６チヤンネルの音
声信号、１６は６チヤンネルの映像搬送波、１６は６チ
ヤンネルの音声搬送波、１７は７チヤンネルの映像信号
、１８は７チヤンネルの音声信号、１９は７チヤンネル
の映像搬送波、２ｏは７チヤンネルの音声搬送波、２１
は８チヤンネルの映像信号、２２は８チヤンネルの音声
信号、２３は８チヤンネルの映像搬送波、２４は８チヤ
ンネルの音声搬送波である。

前述のように周波数シンセサイザ方式のテレビジョン受
信機では、自動選局の際、音声信号をレベル検波したも
のをストップ信号としているが、７チヤンネルと８チヤ
ンネルの帯域の重なりのために７チヤンネルで８チヤン
ネルの映像信号を７チヤンネルの音声信号としてレベル
検波してしまい、８チヤンネルの放送があると７チヤン
ネルで誤ってストアブしてしまうという問題点を有して
いた。

発明の目的 本発明は、となシ同士のチャンネルで帯域の重なりがあ
る場合にも、自動選局時に誤ってストップしない周波数
シンセサイザ方式のテレビジ目ン受信機を提供すること
を目的とする。

発明の構成 本発明の周波数シンセサイザ方式のテレビジョン受信機
は、自動選局時にとなりのチャンネルと帯域の重なりの
あるチャンネルでは局部発振周波数をずらせて帯域の重
なりのないところでストップ信号を検出することにより
、となりのチャンネルの放送信号で誤ってストップする
ことがないように構成したことを特長とするものである
。

実施例の説明 第５図は本発明の一実施例におけるテレビジョン受信機
のコントロール部の自動選局時の動作を示すフローチャ
ートである。まず、ステ・ツブ３゜で受信チャンネル数
を現在の受信チャンネル数にプラス１する。この時のチ
ャンネルが７チヤンネルでないききは従来の自動選局の
動作と同じでステップ３１からステップ３６へ進みその
チャンネルを受信するように分周器の分周比を設定する
。

そして、ステップ３７でスト、ツブ信号の入力を確認し
、ストップ信号があればステップ３８へ進み自動選局を
ストップする。ストップ信号がなければ、ステップ３０
へ進みさらに受信チャンネル数をプラス１し、上記動作
をくり返す。チャンネルが７チヤンネルになるとステ・
ツブ３２へ進み７チヤンネルー４．５ＭＨ２に分周器の
分周比を設定する。

これにより７チヤンネルのときのみ映像信号を音声信号
としてストップ信号をつくる。第４図に示すように７チ
ヤンネルの音声信号から４．５ＭＨｚ低い周波数の７チ
ヤンネルの映像信号は７チヤンネルと８チヤンネルの帯
域の重なりの外にあるので、８チヤンネルの放送で７チ
ヤンネルで誤ってスト、プすることはない。ストップ信
号がなければステップ３３からステ・ンプ３０へ進みさ
らにチャンネル数をプラス１して自動選局動作を続ける
。ストップ信号があればステップ３３からステップ３４
゜ステップ３６と進み自動選局をストップし、分周器の
分周比を７チヤンネルに設定して７チヤンネルに正しく
同調する。

以上のように本実施例によれば、自動選局時に７チヤン
ネルで受信周波数を７チヤンネルー４．５ＭＨｚに設定
することにより、８チヤンネルの放送で７チヤンネルで
誤ってストップすることのないようにできる。

なお、本実施例ではストップ信号として音声信号をレベ
ル検波したものを用いるテレビジョン受信機の場合につ
いて述べたが、スト・ツブ信号として映像信号をレベル
検波したものを用いるテレビジョン受信機の場合には自
動選局時にチャンネルが８チヤンネルになると８チャン
ネル＋４．５ＭＨｚに分周器の分周比を設定すればよい
。

発明の効果 本発明は、自動選局時に隣接するチャンネルと帯域の重
なりがあるチャンネルで局部発振周波数をずらして帯域
の重なりの外の放送信号でストップ信号をつくる手段を
有することにより、隣接するチャンネルの放送信号で誤
ってストップすることのない優れた周波数シンセサイザ
方式のテレビジョン受信機を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のテレビジョン受信機のブロック図、第２
図はそのコントロール部の自動選局時の動作フローチャ
ート、第３図および第４図はテレビジョン放送波の周波
数関係図、第５図は本発明の一実施例におけるテレビジ
ョン受信機のコントロール部の動作フローチャートであ
る。 ３・・・・・・局部発振回路、５・・・・・・音声中間
周波増幅回路、７・・・・・・レベル検波回路、８・・
・・・・分周器、１１・・・・・・コントロール部、１
７・・・・・・７チヤンネルの映像信号、１８・・・・
・、・７チヤンネルの音声信号、１９・・・・・・７チ
ヤンネルの映像搬送波、２０・・・・・７チヤンネルの
映像信号、２１・・・・・・８チヤンネルの映像信号、
２２・・・・・・８チヤンネルの音声信号、２３・・・
・・・８チヤンネルの映像搬送波、２４・・・・・・８
チヤンネルの音声搬送波。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 第４図 ＋ｑｓ、ｑｓ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動選局時、隣接する受信チャンネルと帯域の重なりが
   ある受信チャンネルで正確な同調点から受信周波数を帯
   域の重なり以上ずらして受信した状態で放送信号の有無
   を検出する手段を備えたことを特徴とするテレビジョン
   受信機。