JPS6165305A - 写真乳剤製造プロセスの最適制御方法 - Google Patents
写真乳剤製造プロセスの最適制御方法Info
- Publication number
- JPS6165305A JPS6165305A JP18668084A JP18668084A JPS6165305A JP S6165305 A JPS6165305 A JP S6165305A JP 18668084 A JP18668084 A JP 18668084A JP 18668084 A JP18668084 A JP 18668084A JP S6165305 A JPS6165305 A JP S6165305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expressed
- control
- plant
- photographic emulsion
- silver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B13/00—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
- G05B13/02—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/005—Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
- G03C1/015—Apparatus or processes for the preparation of emulsions
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B13/00—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
- G05B13/02—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
- G05B13/04—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric involving the use of models or simulators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、写真乳剤製造ブ[IL7スの最適制御方法に
関し、更に詳しくは銀電位或い1,1 i11度等のよ
うに制御量が多変数である写真乳剤製造プロレスの最適
制御方法に関する。
関し、更に詳しくは銀電位或い1,1 i11度等のよ
うに制御量が多変数である写真乳剤製造プロレスの最適
制御方法に関する。
(従来の技術)
印画紙、フィルム等の写真感光材料等に用いられる写真
乳剤としては、ハロゲン化銀を主成分としたものが用い
られる。ハロゲン化銀は、■r等のハロゲン族元素と銀
との化合物であり、写真乳剤として多用される。このよ
うなハ[1ゲン化銀は、晶析操作法により生産される。
乳剤としては、ハロゲン化銀を主成分としたものが用い
られる。ハロゲン化銀は、■r等のハロゲン族元素と銀
との化合物であり、写真乳剤として多用される。このよ
うなハ[1ゲン化銀は、晶析操作法により生産される。
晶析操作としては硝酸銀(AqNO3)と臭化カリウム
(KBr)乃fは]つ化カリウム(KT)Wを加えて反
応晶析させるものである。
(KBr)乃fは]つ化カリウム(KT)Wを加えて反
応晶析させるものである。
ところで、この種の反応晶析ゴ、稈においては、ハロゲ
ン化銀の結晶1そのものを直接測定することができない
。ぞこて、ハロゲン化銀の成長と関連している溶液中の
銀濃度によりハロゲン化銀の成長を予測することが試み
られている。
ン化銀の結晶1そのものを直接測定することができない
。ぞこて、ハロゲン化銀の成長と関連している溶液中の
銀濃度によりハロゲン化銀の成長を予測することが試み
られている。
(発明が解決しようとJる問題点)
ところで、ハロゲン化銀の結晶成fi :I Pi!に
おいては、結晶成長のしくみが現象的に十分に解明され
ていない部分もあり、その制御は経験による部分も少く
ない。又、この種の結晶成長工程においては、ハロゲン
化銀の結晶の成長には溶液中銀濃度、ハロゲン濃度の他
、溶液温度、′W&拌速度等種々の要素が影響を与える
。モして、これらブ1コセス変量の1つを変化させても
イの他のプ[Iセス変量に影響を及ぼす。このような各
プロセス変けの1つを変化させると他のプロセス変量に
も影響を及ぼす場合の制御(多変数制御)において、測
定すべきプロセス変量を計測して、各制御量が所望の値
になるようにそれぞれの操作量を同時に0つ自動的に制
御Iすることは従来のPID制御では不可能であった。
おいては、結晶成長のしくみが現象的に十分に解明され
ていない部分もあり、その制御は経験による部分も少く
ない。又、この種の結晶成長工程においては、ハロゲン
化銀の結晶の成長には溶液中銀濃度、ハロゲン濃度の他
、溶液温度、′W&拌速度等種々の要素が影響を与える
。モして、これらブ1コセス変量の1つを変化させても
イの他のプ[Iセス変量に影響を及ぼす。このような各
プロセス変けの1つを変化させると他のプロセス変量に
も影響を及ぼす場合の制御(多変数制御)において、測
定すべきプロセス変量を計測して、各制御量が所望の値
になるようにそれぞれの操作量を同時に0つ自動的に制
御Iすることは従来のPID制御では不可能であった。
又、このよう77制御系においては、制御量と操作^1
の相関で、8対ごとの制御B>−操作量の制御では制御
mの安定性が悪く、且つ応答性に劣るという欠点があっ
た。
の相関で、8対ごとの制御B>−操作量の制御では制御
mの安定性が悪く、且つ応答性に劣るという欠点があっ
た。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、その目
的は、写真乳剤製造プ[]セスのような多変数制御工程
においで、安定性及び応答性の優れた最適制御方法を実
現することである。
的は、写真乳剤製造プ[]セスのような多変数制御工程
においで、安定性及び応答性の優れた最適制御方法を実
現することである。
(問題点を解決]るための手段)
前記した問題点を解決する本発明は、複数のプロセス入
力の集合1(k)を 11(k)=・[tJ1(k)、・・・、jln(k)
]’= [IIMT(k >、 Uc ” (k )
]”複数の状態の集合X(k)を X (k )= [X+ (k >、−、Xm (
k ) 1”プロセスに入力する前記した複数の操作a
tの集合11M(k ) 、 llc (k )を11
M (k)=l:U M 、 I (k
’l、 ・・・ 。
力の集合1(k)を 11(k)=・[tJ1(k)、・・・、jln(k)
]’= [IIMT(k >、 Uc ” (k )
]”複数の状態の集合X(k)を X (k )= [X+ (k >、−、Xm (
k ) 1”プロセスに入力する前記した複数の操作a
tの集合11M(k ) 、 llc (k )を11
M (k)=l:U M 、 I (k
’l、 ・・・ 。
UM、 n−s O) ]T
IJc(k)・・[tJC,1(k)、・・・。
j)c、s(k>]”
複数の目標値パターンの集合YM(k)をYM (k
)=[YM、 r (k )、・・・。
)=[YM、 r (k )、・・・。
yl、l、 s (k ) ]”
複数の入力量の集合tl’(k>を
U’ (k )=[U(k )、IJ(k−1)、・
・・。
・・。
亀1 (k −1!11−7V ) ]と定義し、プラ
ントモデル「(k)がF(k)=0(但し、Oは全マト
リクス要素がOの8行1列の列ベクトル)となるような
次式で表わされる複数の要素の集合をとるものとし、 次式で表わされる評価関数J(k)を定義し、J(k)
=丁1T(k)・0 (k )・丁1 (k)+]r2
” (k ) ・P(k ) ・T2 (k )但し
、 、Tz (k)=[U(k)−U(k−1)]G
(k )=dia(l[0+ (k )、−、
Q8 (k ) ]R(k )=diall
[R+ (k >、 ++、 Rn (k
) ]]二式で表わされる評価関数J (k )を
最小にJるような操作量■ Cを篩出し、この操作量を
プラントに入力ηるようにしたことを特徴とするもので
ある。
ントモデル「(k)がF(k)=0(但し、Oは全マト
リクス要素がOの8行1列の列ベクトル)となるような
次式で表わされる複数の要素の集合をとるものとし、 次式で表わされる評価関数J(k)を定義し、J(k)
=丁1T(k)・0 (k )・丁1 (k)+]r2
” (k ) ・P(k ) ・T2 (k )但し
、 、Tz (k)=[U(k)−U(k−1)]G
(k )=dia(l[0+ (k )、−、
Q8 (k ) ]R(k )=diall
[R+ (k >、 ++、 Rn (k
) ]]二式で表わされる評価関数J (k )を
最小にJるような操作量■ Cを篩出し、この操作量を
プラントに入力ηるようにしたことを特徴とするもので
ある。
即ち、本発明はプラントの現象を数式化し、この数式化
したモIルに基づいて、銀電位、 p H等の複数個の
it、II Ill量を制御し、これにより複数の要素
が銀粒子の成長に影響を与える結晶成長過程を最適に制
御しようとするものである。
したモIルに基づいて、銀電位、 p H等の複数個の
it、II Ill量を制御し、これにより複数の要素
が銀粒子の成長に影響を与える結晶成長過程を最適に制
御しようとするものである。
(実施例)
以下、図面を参照し、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施するための写真乳剤製造プロレス
の一実施例を示ず構成ブ[1ツク図である。
の一実施例を示ず構成ブ[1ツク図である。
図において、1は複数のパターン操作hk LJ M(
k)、複数の制御目標値YM(k)及び複数の状態@信
号X(k)を受けて各積演算を行い、系が最適な動作状
態となるような操作111’(k)を出力する演算制御
部である。ここで各集合にイリした信号11kl+は離
散的峙間(とびとびの時刻をとるということ)を示して
いる。該演算制御部としては、例えばコンビコータ或い
はマイクロコンピュータが用いられる。2はハロゲン化
銀の結晶を成長させる実プラントである。該実プラント
2には、演算制御部1の演算結果による操作は亀1′(
k)が入力されてプラント内の制御量(例えば溶液中の
銀111度乃至は銀電位及びl)+−1)を一定に保つ
ように働く。
k)、複数の制御目標値YM(k)及び複数の状態@信
号X(k)を受けて各積演算を行い、系が最適な動作状
態となるような操作111’(k)を出力する演算制御
部である。ここで各集合にイリした信号11kl+は離
散的峙間(とびとびの時刻をとるということ)を示して
いる。該演算制御部としては、例えばコンビコータ或い
はマイクロコンピュータが用いられる。2はハロゲン化
銀の結晶を成長させる実プラントである。該実プラント
2には、演算制御部1の演算結果による操作は亀1′(
k)が入力されてプラント内の制御量(例えば溶液中の
銀111度乃至は銀電位及びl)+−1)を一定に保つ
ように働く。
プラント2からは、制御結果によるプロセス変」(例え
ば銀電位及びpト()が出力される。3はプラント2の
出力Y(k)及び演算制御部1の出力U’(k)を受(
プるプラントモデルである。該プラントモデル3は複数
個の計算式の集合より成り立っている。そして、該プラ
ントモデル3からは複数個の状態目1信号X(k)が出
力され、演算制御回路1に印加されている。このように
構成されたプロセスを用いて本発明の詳細な説明する。
ば銀電位及びpト()が出力される。3はプラント2の
出力Y(k)及び演算制御部1の出力U’(k)を受(
プるプラントモデルである。該プラントモデル3は複数
個の計算式の集合より成り立っている。そして、該プラ
ントモデル3からは複数個の状態目1信号X(k)が出
力され、演算制御回路1に印加されている。このように
構成されたプロセスを用いて本発明の詳細な説明する。
今、硝酸銀の流量等の複数のプロレス入力の集合tJ(
k)を次式で表わ1゜ U(k)=[Ut (k)、・=、LJn (k)
]”= [LJM” (k >、 Uc ” (k
) ]”ここで、王は転置行列を示づ記号である。(
1)式で表わされるマトリクス要素LJ1 (k)、・
・・Un(k)は入力の包括的要素を示しており、n行
1列の列ベクトルで表わされる。(2)式で表わされる
マトリクス覗ノM” (k )、 jlc” (k
)が具体的な入力を表わす。lJM”(k)は、コン
ピュータに内蔵されているデータベースの中から本写真
乳剤製造プロセスに用いて最も好適なパターンデータを
取り出したものの集合であり、パターン操作量として演
算制御部1に入力される。
k)を次式で表わ1゜ U(k)=[Ut (k)、・=、LJn (k)
]”= [LJM” (k >、 Uc ” (k
) ]”ここで、王は転置行列を示づ記号である。(
1)式で表わされるマトリクス要素LJ1 (k)、・
・・Un(k)は入力の包括的要素を示しており、n行
1列の列ベクトルで表わされる。(2)式で表わされる
マトリクス覗ノM” (k )、 jlc” (k
)が具体的な入力を表わす。lJM”(k)は、コン
ピュータに内蔵されているデータベースの中から本写真
乳剤製造プロセスに用いて最も好適なパターンデータを
取り出したものの集合であり、パターン操作量として演
算制御部1に入力される。
tJc”(k)は後述する評価関数J(k)を最小にす
るような操作量の集合であり、プラント2に加えられる
。これら操作量としτは、例えばKB「や酢酸の添加け
が用いられる。IJn’(k)。
るような操作量の集合であり、プラント2に加えられる
。これら操作量としτは、例えばKB「や酢酸の添加け
が用いられる。IJn’(k)。
UcT (k)を次式で表わす。
IJM (k )= [Uh、 t (k )、・・
・。
・。
UM、n−s (k )] (3)LJc
(k )=[Uc、 t (k >、・・・。
(k )=[Uc、 t (k >、・・・。
Uc、s (k )] (4)ここで、操
作量■c(k)は8個の要素で表わされた501列の列
ベクトルであり、KJM(k)は(1)式で表わされる
全体の入力要素数nから操作量IJc(k)の個数Sを
引いた数(n −s )個の要素で表わされる(n −
s )行1列の列ベクトルである。
作量■c(k)は8個の要素で表わされた501列の列
ベクトルであり、KJM(k)は(1)式で表わされる
全体の入力要素数nから操作量IJc(k)の個数Sを
引いた数(n −s )個の要素で表わされる(n −
s )行1列の列ベクトルである。
次にプラント2の出力Y(k)を次式で表わづ。
Y(k )= [Yl <k)、・・・、Ys(k)
]Tここで、Y(k>はLJc(k)と同様、501列
の列ベクトルである。
]Tここで、Y(k>はLJc(k)と同様、501列
の列ベクトルである。
次に、ハロゲン化銀濃度等の複数の状態の東含×(k)
を次式で表わづ。
を次式で表わづ。
X (k ) −[X+ (k )、
−、X1ll (k ) コ Tここで、状態
MX (k )はm個の要素で表わされるnIIT 1
列のシ1ベクトルである。X(k)はプラントモデル3
から出力される。
−、X1ll (k ) コ Tここで、状態
MX (k )はm個の要素で表わされるnIIT 1
列のシ1ベクトルである。X(k)はプラントモデル3
から出力される。
次に、銀電位等の複数の目標値の集合YM(k)を次式
で表わす。
で表わす。
YM (k )= [YM、 1 (k >、・・・。
YM、S (k )]” (7)ここで、目標
値YM(k)は8個の要素で表わされる8行1列の列ベ
クトルであり、その要素は実験的に或いは経験的に予め
求めておく。目標値YM(k)は演算m1ll III
部1に与えられる。
値YM(k)は8個の要素で表わされる8行1列の列ベ
クトルであり、その要素は実験的に或いは経験的に予め
求めておく。目標値YM(k)は演算m1ll III
部1に与えられる。
次に、経時変化も含めた複数の入力mの集合IJ’(k
)を次式で表わ1゜ LJ’ (k )= [11(k >、
LJ (k−1)、 ・・・ 。
)を次式で表わ1゜ LJ’ (k )= [11(k >、
LJ (k−1)、 ・・・ 。
IJ (k −nu −/v ) ] (8)こ
こで、7 IIは入力無駄時間、I2yは出力無駄時間
である。例えば、硝酸銀を含む溶液にK B r等を添
加する1j!合、系が均一になるように攪拌する。
こで、7 IIは入力無駄時間、I2yは出力無駄時間
である。例えば、硝酸銀を含む溶液にK B r等を添
加する1j!合、系が均一になるように攪拌する。
この攪拌時間は系の遅れ時間(無駄時間)となるので、
最適な制御を行うためには、このような無駄時間の影響
も考慮しなくてはならない。
最適な制御を行うためには、このような無駄時間の影響
も考慮しなくてはならない。
次に、ハロゲン化銀生成用のプラントモデル[(ハ)を
考える。今このプラントモデル[(k)が F(k)= O(9) となるような次式で表わされる複数の要素の集合をとる
ものとする。
考える。今このプラントモデル[(k)が F(k)= O(9) となるような次式で表わされる複数の要素の集合をとる
ものとする。
ここで、fl〜fsはカッコ内のベクトル、マトリクス
の要素による関数(例えば溶液中の銀濃度)、’[J’
(k)は(7)式で定義される入力出(例えば硝酸銀流
量)、X(k+l!u+1)は、例えば次の段階の溶液
中の銀の推定濃度である。
の要素による関数(例えば溶液中の銀濃度)、’[J’
(k)は(7)式で定義される入力出(例えば硝酸銀流
量)、X(k+l!u+1)は、例えば次の段階の溶液
中の銀の推定濃度である。
ここで次式で与えられるよ−うな評価関数J <k )
を考える。
を考える。
J (k ) −コU+ ” (k )
・ 10(++> ・ 丁 1 (k )十丁
?0 (k)・IF!(k)・丁? 〈k)ここで、丁
1(k)は(9)式で表わされるプラントモデルであり
、0(k)、Ill!:(k>は重み、丁2 (k)は
、プロセス変めの変化を示1モデルである。■、(k>
、丁2(It>、0(1()。
・ 10(++> ・ 丁 1 (k )十丁
?0 (k)・IF!(k)・丁? 〈k)ここで、丁
1(k)は(9)式で表わされるプラントモデルであり
、0(k)、Ill!:(k>は重み、丁2 (k)は
、プロセス変めの変化を示1モデルである。■、(k>
、丁2(It>、0(1()。
IP (k )はぞれぞれ以下のように定義される。
丁2 (k)=[1J(k) −EJ(k−1)]G
(k ) == (lia g [Qt
(k ) 、 −、O8(シ()]V (k )
・=diaD[R+ <k )、 −、Rn (k
) ]ここで、(12)式中のXの△″は推定値を示
す記号であり、XRのR″は基準を示寸記号である。又
、<14)、(15)式の旧agは対角行列を示す。(
11)式の右辺の第1項はシステムモデルそのものであ
り、第2項はプロセス変量の変化が(■)式で示される
ように表わされる場合において、これらプロセス変量の
変化を最小限に抑えるためのもの或いはプロセス流量が
最小になるようなものである。
(k ) == (lia g [Qt
(k ) 、 −、O8(シ()]V (k )
・=diaD[R+ <k )、 −、Rn (k
) ]ここで、(12)式中のXの△″は推定値を示
す記号であり、XRのR″は基準を示寸記号である。又
、<14)、(15)式の旧agは対角行列を示す。(
11)式の右辺の第1項はシステムモデルそのものであ
り、第2項はプロセス変量の変化が(■)式で示される
ように表わされる場合において、これらプロセス変量の
変化を最小限に抑えるためのもの或いはプロセス流量が
最小になるようなものである。
第1図に示すプロセスの各工程を上述したように数式化
し、(11)式で表わされる評価関数J(k )を最小
にするような入力II’(k)を演算により求める。こ
の演算は、演算制御部1が行う。具体的には、プロント
モデル3から溶液中銀81度等の推定値の集合X<In
が出力され、この集合X(k)が演算制御部1に入り、
該演算制御部1で推定濃度値の集合X(k)が目標値Y
M(k)に等しくなるようなフィードフォワード制御が
該演算制御部1で行われることになる。即ら、演算制御
部1は評価関数J (k )を最小にするようなU’(
k)を求め、次にそれに対応した操作1 1Jc (
k )を求める。このようにして求まった操作ILHJ
c(k)を実プラント・2に加えてやれば、ハロゲン化
銀の結晶成長I程は最適な状態に制御される。操作量L
lc(k)の要素としては、例えば前述したKBrが用
いられ、人力路としてプラント2に与えられる。
し、(11)式で表わされる評価関数J(k )を最小
にするような入力II’(k)を演算により求める。こ
の演算は、演算制御部1が行う。具体的には、プロント
モデル3から溶液中銀81度等の推定値の集合X<In
が出力され、この集合X(k)が演算制御部1に入り、
該演算制御部1で推定濃度値の集合X(k)が目標値Y
M(k)に等しくなるようなフィードフォワード制御が
該演算制御部1で行われることになる。即ら、演算制御
部1は評価関数J (k )を最小にするようなU’(
k)を求め、次にそれに対応した操作1 1Jc (
k )を求める。このようにして求まった操作ILHJ
c(k)を実プラント・2に加えてやれば、ハロゲン化
銀の結晶成長I程は最適な状態に制御される。操作量L
lc(k)の要素としては、例えば前述したKBrが用
いられ、人力路としてプラント2に与えられる。
第2図は第1図に示すプロセスに本発明を適用した場合
の制御パターンを示す図である。図に示す例は、n・・
4.3−2の場合を示している。同図(イ)は制御量の
目標値(出力)YMを、(ロ)はプロセス人力U(k)
をそれぞれ示す。横軸は何れも時間を示す。(イ)にお
いて、flは要素YM、1を、flは要素YM、2をそ
れぞれ示している。Y M + 1としては、例えば銀
電位が、YM、?としては、例えばp I−(がそれぞ
れ対応している。(ロ)において、flは要素UM、I
を、[2は要素U M r 2を、[3は要素UC+1
を、f4は要素(Jc、2をそれぞれ示している。U
M 11としては、例えばACI NO3の流量が、U
M。
の制御パターンを示す図である。図に示す例は、n・・
4.3−2の場合を示している。同図(イ)は制御量の
目標値(出力)YMを、(ロ)はプロセス人力U(k)
をそれぞれ示す。横軸は何れも時間を示す。(イ)にお
いて、flは要素YM、1を、flは要素YM、2をそ
れぞれ示している。Y M + 1としては、例えば銀
電位が、YM、?としては、例えばp I−(がそれぞ
れ対応している。(ロ)において、flは要素UM、I
を、[2は要素U M r 2を、[3は要素UC+1
を、f4は要素(Jc、2をそれぞれ示している。U
M 11としては、例えばACI NO3の流量が、U
M。
2としては、例えばKBnKIの流量が、Uc。
、としてはKBrの操作量が、Uc、2としては、例え
ばHACの操作用がそれぞれ対応している。
ばHACの操作用がそれぞれ対応している。
第3図は無駄時間を考慮した本発明に係る入出力状態の
フローを示す図である。縦軸はそれぞれ制御関係量、観
測入力及び出力、システム入出力及び状態に区分して記
載されている。横軸はステップ(離散的な時間の流れ)
を示している。図中に示された式はマトリクスを示す。
フローを示す図である。縦軸はそれぞれ制御関係量、観
測入力及び出力、システム入出力及び状態に区分して記
載されている。横軸はステップ(離散的な時間の流れ)
を示している。図中に示された式はマトリクスを示す。
LJo(k)。
Yo(k)はそれぞれ入力観測値の集合及び出力観測値
の集合を示す。
の集合を示す。
第4図は本発明を実施するための写真乳剤製造プロセス
の他の実施例を示す構成ブロック図である。第1図と同
一のものは同一の番号を付して示す。図において、11
は操作信号LJc、pid及びuc 、 01)tの内
、何れか一方と入力信号IJMを受けるコント[l−ラ
、SWは操作信号10 、 pid及びlJc 、 o
ptの内、何れか一方を選択してコントローラ11に伝
える切換スイッチ、12は目標値YMと測定値(出力)
Yとの差信号eを受けるPID方式のフィードバック要
素である。演算制御部1からは演算により求めた最適操
作信号IJc。
の他の実施例を示す構成ブロック図である。第1図と同
一のものは同一の番号を付して示す。図において、11
は操作信号LJc、pid及びuc 、 01)tの内
、何れか一方と入力信号IJMを受けるコント[l−ラ
、SWは操作信号10 、 pid及びlJc 、 o
ptの内、何れか一方を選択してコントローラ11に伝
える切換スイッチ、12は目標値YMと測定値(出力)
Yとの差信号eを受けるPID方式のフィードバック要
素である。演算制御部1からは演算により求めた最適操
作信号IJc。
optがffl力され、コントローラ11を介してプラ
ント2に印加され、フィードバック要素12からはPI
D演算による操作信号Uc 、 pirlが出力され、
コント・ローラ11を介してプラント2に印加される。
ント2に印加され、フィードバック要素12からはPI
D演算による操作信号Uc 、 pirlが出力され、
コント・ローラ11を介してプラント2に印加される。
このように構成されたシステムの動作を説明すれば、以
下のとおりである。
下のとおりである。
通常の動作状態においては、切換スイッチSWは図に示
すように演算制御部1側に接続されており、図に示づシ
ステムは第1図に示すシステムと同様、本発明に係る制
御方法を用いた最適制御動作を行う。次に、何らかの原
因で最適制御動作を実行しているCPUがダウンして最
適制御が不可能になった場合、スイッチSWは自動的に
フィードバック蚊素12側に切り換わり、図に示すシス
テムはフィードバック要素12→コントローラ11→プ
ラント2−→フィードバック要素12のループで通常の
PID制御を行い、システムがダウンするのを防止して
いる。
すように演算制御部1側に接続されており、図に示づシ
ステムは第1図に示すシステムと同様、本発明に係る制
御方法を用いた最適制御動作を行う。次に、何らかの原
因で最適制御動作を実行しているCPUがダウンして最
適制御が不可能になった場合、スイッチSWは自動的に
フィードバック蚊素12側に切り換わり、図に示すシス
テムはフィードバック要素12→コントローラ11→プ
ラント2−→フィードバック要素12のループで通常の
PID制御を行い、システムがダウンするのを防止して
いる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、プロセス
の状態或いは現象を数式化し、数式化モデルにより演算
iI制御を行うことにより、写真乳剤製造プロセスのよ
うな多変数制御り稈において、安定性及び応答性のすぐ
れた最適制御り法を実現することができる。
の状態或いは現象を数式化し、数式化モデルにより演算
iI制御を行うことにより、写真乳剤製造プロセスのよ
うな多変数制御り稈において、安定性及び応答性のすぐ
れた最適制御り法を実現することができる。
第1図iよ本発明を実施するための写真乳剤製造プロセ
スの一実施例を示す構成ブ[]ツク図、第2図は第1図
に示すプ[1セスに本発明を適用した場合の制御パター
ンを示す図、第3図は写真乳剤製造プロセスにおける入
出力の状態を示す)[ニー図、第4図は本発明を実施す
るための写真乳剤製造プロセスの他の実施例を示す構成
ブロック図である。 1・・・演算制御部 2・・・プラント3・・・プ
ラントモデル 11・・・コントローラ 12・・・フィードバック要素 SW・・・切換スイッチ 特許出願人 小西六写真工業株式会社代 理 人
弁理士 井 島 藤 治外1名 Σ Σ シと
スの一実施例を示す構成ブ[]ツク図、第2図は第1図
に示すプ[1セスに本発明を適用した場合の制御パター
ンを示す図、第3図は写真乳剤製造プロセスにおける入
出力の状態を示す)[ニー図、第4図は本発明を実施す
るための写真乳剤製造プロセスの他の実施例を示す構成
ブロック図である。 1・・・演算制御部 2・・・プラント3・・・プ
ラントモデル 11・・・コントローラ 12・・・フィードバック要素 SW・・・切換スイッチ 特許出願人 小西六写真工業株式会社代 理 人
弁理士 井 島 藤 治外1名 Σ Σ シと
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数のプロセス入力の集合■(k)を ■(k)=[U_1(k)、・・・、U_n(k)]^
T−[■_M^T(k)、■_C^T(k)]^T複数
の状態の集合■(k)を ■(k)=[X_1(k)、・・・、X_m(k)]^
Tプロセスに入力する前記した複数の操作量の集合■_
M(k)、■_C(k)を ■_M(k)=[U_M、_1(k)、・・・、U_M
、_n_−_S(k)]^T ■_C(k)−[U_C、_1(k)、・・・、U_C
、_S(k)]^T 複数の目標値パターンの集合■_M(k)を■_M(k
)=[Y_M、_1(k)、・・・、Y_M、_S(k
)]^T 複数の入力量の集合■′(k)を ■′(k)=[■(k)、■(k−1)、・・・、■(
k−lu−ly)] と定義し、プラントモデル■(k)が■(k)=■とな
るような次式で表わされる複数の要素の集合をとるもの
とし、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 次式で表わされる評価関数J(k)を定義し、J(k)
=■_1^T(k)・■(k)・■_1(k)+■_2
^T(k)・■(k)・■_2(k)但し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ■_2(k)=[■(k)−■(k−1)]■(k)=
diag[Q_1(k)、・・・、Q_S(k)]■(
k)=diag[R_1(k)、・・・、R_n(k)
]上式で表わされる評価関数J(k)を最小にするよう
な操作量■_Cを算出し、この操作量をプラントに入力
するようにしたことを特徴とする写真乳剤製造プロセス
の最適制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18668084A JPS6165305A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 写真乳剤製造プロセスの最適制御方法 |
EP85111175A EP0174021A3 (en) | 1984-09-05 | 1985-09-04 | Optimum control method for photographic emulsion manufacturing process |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18668084A JPS6165305A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 写真乳剤製造プロセスの最適制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6165305A true JPS6165305A (ja) | 1986-04-03 |
Family
ID=16192762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18668084A Pending JPS6165305A (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 | 写真乳剤製造プロセスの最適制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0174021A3 (ja) |
JP (1) | JPS6165305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0709723A2 (en) | 1994-10-28 | 1996-05-01 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of producing a silver halide photographic emulsion, apparatus for the same, method of measuring a silver or halogen ion concentration and an apparatus for the same |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2628857B1 (fr) * | 1988-03-18 | 1990-08-10 | Electricite De France | Procede et dispositif de simulation appliques a un reseau electrique isole |
GB8815175D0 (en) * | 1988-06-25 | 1988-08-03 | Molins Plc | Cigarette manufacture |
US5248577A (en) * | 1990-08-13 | 1993-09-28 | Eastman Kodak Company | Reactant concentration control method and apparatus for precipitation reactions |
US5422825A (en) * | 1993-08-17 | 1995-06-06 | Eastman Kodak Company | System for monitoring and controlling supersaturation in AgX precipitations |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3225811A1 (de) * | 1982-07-09 | 1984-01-12 | Electronics Research and Service Organisation, Industrial Technology Research Institute, Hsinchu | Selbsteinstellendes simulations- und regelungssystem |
-
1984
- 1984-09-05 JP JP18668084A patent/JPS6165305A/ja active Pending
-
1985
- 1985-09-04 EP EP85111175A patent/EP0174021A3/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0709723A2 (en) | 1994-10-28 | 1996-05-01 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of producing a silver halide photographic emulsion, apparatus for the same, method of measuring a silver or halogen ion concentration and an apparatus for the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0174021A3 (en) | 1988-01-07 |
EP0174021A2 (en) | 1986-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11914348B2 (en) | Plant operation condition setting assistance system, learning device, and operation condition setting assistance device | |
Muske et al. | Disturbance modeling for offset-free linear model predictive control | |
Bahar et al. | State estimation and inferential control for a reactive batch distillation column | |
US5034312A (en) | Method of controlling photographic emulsion manufacturing process by non-linear approximation | |
US6114825A (en) | Method and apparatus for state path generation in a controlled system | |
Yi et al. | Evaluation of plant-wide control structures by steady-state disturbance sensitivity analysis | |
JPS6165305A (ja) | 写真乳剤製造プロセスの最適制御方法 | |
Jana et al. | Neuro estimator-based inferential extended generic model control of a reactive distillation column | |
Runyon et al. | Dynamic simulation of a nonlinear model of a double effect evaporator | |
Burnham et al. | Bilinear controller with PID structure | |
Myers et al. | Process control applications of an extended Kalman filter algorithm | |
Chavan et al. | Implementation of fuzzy logic control for FOPDT model of distillation column | |
Shinskey | The stability of interacting control loops with and without decoupling | |
JP2004348481A (ja) | プロセス制御装置及びプロセス制御方法 | |
US20220099638A1 (en) | Influencing a sequential chromatography in real-time | |
Macků et al. | Two step, PID and model predictive control using artificial neural network applied on semi-batch reactor | |
Jones et al. | Online frequency domain identification and genetic tuning of PID controllers | |
JPS6346503A (ja) | Pid調節装置 | |
JPS6165306A (ja) | 線形近似による写真乳剤製造プロセスの制御方法 | |
JPS58149503A (ja) | 調節計における制御演算方法 | |
JPS6165302A (ja) | 写真乳剤製造プロセスにおけるpid制御方法 | |
Macků et al. | Two step, PID and model predictive control applied on fed batch process | |
JPS6398703A (ja) | プロセスの予測制御方法 | |
Morant et al. | Intelligent regulators: design and evaluation | |
JPS62236004A (ja) | 自動調整制御方法 |