JPS6162678A - 回転式制御弁 - Google Patents

回転式制御弁

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Publication number
JPS6162678A
JPS6162678A JP18299784A JP18299784A JPS6162678A JP S6162678 A JPS6162678 A JP S6162678A JP 18299784 A JP18299784 A JP 18299784A JP 18299784 A JP18299784 A JP 18299784A JP S6162678 A JPS6162678 A JP S6162678A
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JP
Japan
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pressure source
valve body
actuator
port
rotary control
Prior art date
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Pending
Application number
JP18299784A
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English (en)
Inventor
Yukinori Nishiyama
西山 幸典
Koji Takada
高田 皓司
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6162678A publication Critical patent/JPS6162678A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 この発明は、弁本体に形成されている内部空間内を、パ
ルスモータやナーボモータなどからの駆動力によって弁
体が回転するようにされた回転式制御弁に関する。 先行技術の説明 モータの駆動力を利用して弁体を変位させようとする場
合、1習肋スプ一ル式弁ではモータの回転運動を直線運
動に変換しなければならず、そのための機構が必要とさ
れる。しかし、回転式制御弁では、モータの回転運動を
そのまま利用することができるので、上記のJ:うIJ
変換機構が不要となるという利点がある。この回転式制
御弁は、低圧用の弁として知られてJ5す、たとえば自
動車や一般産業曙器などに多く用いられている。 第18図は、従来の回転式制御弁およびそれに関連し−
た油圧回路を示ず図解口である。図において、回転式制
御弁1は、弁本体2と、この弁本体2に形成されている
内部空間内に配置される弁体3とからなる。弁体3は、
パルスモータなどの駆動力によって弁本体2内を回転す
るようにされている。弁本体2は、ポンプ4などの高圧
源に連絡している1対の高圧源用ポート5,6と、タン
ク7などの低圧源に連絡している1対の低圧源用ポート
8.9と、油圧シリンダ10などの7クチユエータの流
体チャンバ11および12にそれぞれ連絡している2対
のアクチュエータ用ポート13゜14および15.16
とを備えている。また、弁体3は、1対の高圧源連通溝
17.18と、1対の低圧源連通溝19.20とを備え
ている。高圧源連通溝17は、高圧源用ポート5とアク
チュエータ用ポート14.16とを連通さぼるためのも
のであり、高圧m連通・満18は、高圧源用ポート6と
アクチュエータ用ポート13.15とを連通させるため
のものである。低圧源連通溝1つは、低圧画用ポート8
とアクチュエータ用ボー1〜13゜16とを連通させる
ためものであり、低圧源連通溝20は、低圧源用ポート
9とアクチュエータ用ボー1−14.15とを連通ざU
゛るlこめのちのである。 図示するように、それぞれ対を構成している高圧源用ポ
ート5,6、アクチュエータ用ポート13.14および
15.16はそれぞれ、弁体3の回転軸心21に対して
、軸対称の位置関係どなっている。これにより、回転軸
心21に関して軸対称の位置にある高圧源連通溝17.
18および低圧源連通溝19.20にそれぞれ同等の半
径方向力が作用するようにしている。これは、もし高圧
源連通溝17.18にあるいは低圧源連通tfl’i 
19 。 20に異なった半径方向力が作用するならば、弁1ホ3
が一方の壁面に押イ」けられることになり、そのため弁
体3の滑らかな回転を妨げる摩擦力が生じるおそれがあ
るからである。 第18図に示す状態では、弁体3は中立状態に位置して
いる。この状態から弁体3が図において時計方向へ回転
したとする。このときの油の流れを追ってみる。ポンプ
4にJ:つてタンク7から汲み上げられた油は、連結点
22で流路23および24の二方向に分かれる。流路2
3を通った油は、高圧源用ポート5、高圧源連通溝17
およびアクチュエータ用ポート16を経て、流路25に
入る。 流路24を通る油は、高圧源用ポート6、高圧源連通溝
18およびアクチュエータ用ポート15を経て流路26
に入る。流路25および26をそれぞれ通る油は連結点
27で合流し、油圧シリング10の右側流体チャンバ1
2内に入る。したがって、右側流体チャンバ12内の圧
力は上昇し、その結果ピストン28を左方へ移動させる
。左側流体チャンバ11内にあった油はピストン28の
移動に応じて流出し、連結点29で流路30および31
の二方向に分かれる1、流路30を通った油は、アクチ
ュエータ用ポート14、低圧源連結ffl1i20およ
び低圧源用ポート9を経て、流路32に入る。 流路、31を通ったnjlは、アクチュエータ用ボー1
−13、低圧源連通溝1つおよび低圧源用ポート8を経
て流路33に入る。流路32および流路33をそれぞれ
通った油は連結点34で合流しタンク7に戻る。 弁体3が反時計方向へ回転したとぎには、ポンプ4によ
って汲みトげられた油は油圧シリンダ10の左側流体チ
ャンバ11内に入り、その結果ピストン28を右方へ移
動さぜる。 第18図に示す中立状態では、アクチュエータ用ボー1
−13.14および15.’16はそれぞれ他のポート
と運通状態とされていない。つまり、油圧シリンダ10
の左側流体チャンバ11お−一び右側流体チャンバ12
にそれぞれ連絡している流路は閉じられていることにな
る。 図示されている油圧シリング10のようなアクチュエー
タにd5いては、たとえばポンプ4のような圧力源が敢
陣したとぎゃあるいは電気脂令が故障したときなど、た
とえばレバー35などを用いてマニュアル操作され冑る
ことか望ましい。しかし、従来の回転式制す11弁1で
は、前述したように、弁体3が中立状態にあるとき左右
の流体チレンバ11および12にそれぞれ連絡している
流路が閉じられているので、ピストン28をマニュアル
操作で移動させることは非常に困難である。そのため、
使用に際し非常に不便なものであった。 また、第18図に示ザ回転式制御弁1は8個のポート5
,6.8.9,13,14,15.16を有し、これら
各ボー1へには外部から管が連結される。しかし、隣接
するポート間の間隔が狭く、そのため配管作業がやりに
くいという問題点がある。 発明の目的 それゆえに、この発明の主たる目的は、マニュアル操作
によっても容易に7クチユエータを動作させることので
きるようにした回転式制御弁を1足供することである。 発rIljのM4成 この発明に従った回転式制御弁は、弁本体と、該弁本体
内を回転するようにされた弁体とからなる。弁本体は、
高圧源に連絡している高圧源用ポートと、低圧源に連絡
している低圧源用ポートと、アクチュエータの流体チl
yンバに連絡しているアクチュエータ用ポートとを備え
る。弁体は、上記高圧源用ポートとヒ記アクヂュエータ
用ポートとを連通させるための高圧源連通fMと、上記
低圧源用ポートと上記アクチュエータ用ボー1〜とを連
通させるための低圧源連通溝とを備える。そして、弁体
が中立状態に位置しているときには、低圧源用ポートと
アクチュエータ用ポートとは低圧源連通溝を介して迎通
し、高圧源用ポートと他のポートとはその流路が遮断さ
れていることを特徴とする。 実施例の説明 第1図は、この発明の一実施例およびこれに関連した油
圧回路を示ず図解図である。この発明に従った回転式制
御弁36は、弁本体2と弁体3とからなる。弁本体2は
、それぞれ弁1ホ3の回転軸心21に関して軸対称の位
置関係となっている1対の高圧源用ポート5.6と、2
対のアクチュエータ用ポート13.14および15.1
6とを備えている。示される実施例では、アクチュエー
タとして複動型油圧シリンダ10が用いられており、そ
のため2対のアクチュエータ用ポート13.14および
15.16が設置ノられている。もし単動型の油圧シリ
ンダが用いられるならば、1対のアクチュエータ用ポー
トを設ければ足りる。弁本体2は、さらに1対の低圧源
用ポート8.9を備える。図示づ°るように、一方の低
圧源用ボー1−8は弁本体2内で閉鎖されており、他方
の低圧源用ポート9がタンク7と連絡している。弁体3
は、1対の高圧源連通溝17.18と1対の低圧源連通
溝19.20とを備える。1対の低圧源連通溝19.2
0は、図示するように、弁体3内を貫通する貫通穴37
によって運通状態とされる。また、これに伴い、1対の
低圧源用ポート8.9は、低圧源連通iか19、貫通穴
3アおよび低圧源連通溝20を介して、運通状態となる
。、なJ3、第18図を用いて説明した従来の回転式制
御弁1と同様、高圧源連通溝17.18は、高圧源用ポ
ー1−5゜6とアクチュエータ用ポート13,14,1
5゜16とを連通させる1cめのちのであり、低圧源連
通溝19.20は、+[!; I:〔源用ポート8.9
とアクチュエータ用ポート13,14.15.16とを
連通させるlζめのちのである。 第1図では、弁体3は、中立状態に位置している。この
状態から弁体3が、第2図に示すように、時計方向へ回
転したときの油の流れを追ってみる。 ポンプ4のような高圧源によってタンク7力日ら汲み上
げられた油は、連結点22で流路23および24の二方
向に分かれる。流路23を通った油は、高圧源用ポー1
へ5、高圧源連通溝17およびアクチュエータ用ポート
16を経て、流路25に入る。 流路24を通った油
【よ、高圧源用ポー1−6、高圧源
連通溝18LBよびアクチュエータ用ポート15を経て
、流路26に入る。流路25および26をそれぞれ通っ
た浦は連結点27で合流し、アクチュエータとしての油
圧シリンダ10の右側イh体チャンバ12内に入る。そ
の結宋、右側流体チャンバ12内の圧力は上昇し、ピス
トン2°8を図において左方へ移動さ1!る。このピス
トン28の移動によって左側流体チャンバ11内の油は
流出し、連結点29で流路30 i13よび31の二方
向に分かれる。流路30を通った油は、アクチュエータ
用ポート14、低圧源連通1jI“120および低圧源
用ポート9を経て、流路32に入りタンク7へ戻る。 流路31を通った浦は、アクチュエータ用ポート13、
低圧源連通溝19、直通穴37、低圧源連通溝20およ
び低圧源用ポート9を経て、流路32に入りタンク7に
戻る。 次に、第3図に示すように、弁体3が第1図に示す状態
から反時計方向へ回転したときには、タンク7から汲み
上げられた油は油圧シリンダ10の左側流体チャンバ1
1内に入る。これにより、ピストン28は右方へ移動し
、右側流体チャンバ12内の油は流出する。この流出し
た油は、タンク7にまで戻される1゜ 第1図に示す中立状態に注目する。この状態では、低圧
源用ポート8.9とアクチュエータ用ボー1−13.1
4,15.16とは低圧源連通溝19.20を介して運
通状態となっている。l)たがって、第18図に示した
従来の回転式制御弁1と異なり、油圧シリンダ10の左
右の流体チャンバ11.12に連絡している流路はI’
J1じられていない。このことは、回転式制御弁36が
中立状態にあるとき、アクチュエータである油圧シリン
ダ10をマニュアル操作することが可能であることを意
味する。ずなわら、第1図にJ5いて、油圧シリンダ1
0のレバー35をマニュアル操作づることによってビス
1−ン28をたとえば左方へ移動させれば、左側流体チ
Vンバ11内にあった油は低圧源連通溝19.20を経
てタンク7にまで戻るか、あるいは低圧源連通!7+’
j19.20を経て右側流体チャンバ12に連絡してい
る流路25,26に入る。ピストン28をマニュアル操
作にJ:って右方へ移動さけたときに6、同様な現象が
見られる。 このように、流体チ(!シバ11.12内の油は、ピス
トン28の移動に応じて自由に流出することができるの
で、ピストン28の移動に対する抵抗力を生じさせない
。それゆえに、油圧シリンダ10のようなアクチュエー
タのマニュアル操作が可能となる。 また、第1図に示すように、中立状態では高圧源用ポー
ト5.6と他のポーl−とはその流路が弁体3の存在に
よって遮断されている。これは、ポンプ4によって汲み
一ヒげられ、その後、流路23゜24を通って送られて
きた油の流出を防ぐことによって、中立状態時Tなわち
非作動時のエネルギ損失を極力少なくするためである。 特に、自動車に用いられる回転式制御弁にとって、この
エネルギ損失の減少は重要な要素となってくる。 第4図は、アクチュエータに流入する油の流りと全体の
変位量との関係を示す図である。原点は弁体が中立状態
に位置しているときを示す。通常、弁を製作する場合、
流ritと弁体の変位量とが第4図において直線38で
示すような直線的な比例関係となるようにされる。しか
し、この線形特性によれば、弁体が中立状態61 +ら
少しで6変位すれば油がアクチュエータに流入すること
になり、しかもそり流量が比較的大ぎい。そのため、弁
体の移動制御や弁体の中立状態の設定などに厳しい粘度
が必要とされる。このにうなことに鑑みて、たとえば自
#J車用の回転式制911弁では、第4図において曲線
39で示すような非線形特性が好まれる1゜口の曲線3
つによれば、弁体が中立状jlから多少変位しても依然
としてアクチュータへ流入づる油の?λ鼻はげ口である
。そして、さらに弁体が変()°Lすれば、アクチュエ
ータへ油が流入し始める。しかし、その流量は、初めの
うちは少なく、その後逐次増大するようになる。 曲線3つで示1ような非線形特性を1尋るために、好ま
しい実施例では、以下の工夫がなされている。 第1に、第1図に示すように高圧源連通@17゜18は
それぞれ、弁体3が中tl状態にあるときには、高圧源
用ポート5.6にのみ通じている。すなわら、航述した
ように、ポンプ4によってタンク7から汲み上げられた
油がアクチュエータまたはタンクへ流入するのを防いで
いる。モしで、この状態は、弁体3が多少変位しても変
わらない。 すなわち、第1図に示1」状態から高圧源連通溝17.
18がアクチニ1エータ用ポート13.14゜15.1
6に通ずるJ、うになるには弁体3が所定量回転しなけ
ればならず、そこに達するまではアクチュエータへ流入
する浦の流量はピロである。 こうして、第4図の曲線3つにおける原点付近の流量ゼ
ロの状態が19られる。 次に、流量が逐次増大するような曲線を得るために、高
圧源連通溝17.18はドリル加工によって形成される
。したがって、溝の断面形状は円形となる。このように
高圧源連通U17.18をその断面形状が円形となるよ
うにすることによって、前述したような曲線が得られる
。このことは第5図および第6図を比較すれば明らかと
なる。 第5図は、断面形状が四角形の高圧源連通溝を示ず図解
図であり、第6図は断面形状が円形の高圧源連通溝を示
す図解図である。第5図および第6図中の線40〜43
は、弁体が徐々に変位していったときの流路面積の増加
6を表わしている。すなわち、まず第1段階では、流路
面積は線4oよりも上に位置する部分であり、第2段階
では線41よりも上に位置する部分であり、第3段階で
は線42よりも上に位置する部分でおり、第4段階では
轢43よりも上に位置づ−る部分である。第5図に示す
ような断面形状が四角形の高圧源連通i苫では、流路面
積は弁体の変位mに比例して増加する。ところが、第6
図に示すような断面形状が円形の高圧源連通R+’+で
は、流路面積増加里は初めのうらは少なく、逐次増大し
ていく。したがって、第4図の曲線3つに示すような望
ましい非線形特性が得られる。 高圧源i1通溝17.18をドリル1ノ11工にJ:っ
て形成することによって、上述のような非線形特性がi
lgられるという利点があるが、そのほかにIi’+1
の加工が容易であるという利点もある。その意味から言
えば、低圧源連通?711119,20−しドリル加工
によって形成づるのが奸ましい。 第7図ないし第15図には、この光明の一実施例の興体
的イア構)1ムが示されている。第8図が第1図に対応
した図である。 まず、第7図、第8図および第14図を参照して、回転
式制御弁36と、この回転式制御弁36の弁体3を回転
させるためのモータ44とは、一体向に設けられている
。すなわち、モータ44の回転軸45と弁体3どは一体
であり、モータ44の一方の側壁と弁本体2(第7図で
は2aおよび2bで示されている)とが一体化されてい
る。なお、第7図および第14図において、4Gはロー
タ、47はステータ、48はコイル、49はベアリング
、50はオイルシール、51ないし54はOリング、5
5はワッシャを示している。このように回転式制御弁3
Gとモータ44とを一体化することによって、装;σの
小型化が図れる。さらに、モータ44の回転軸45と弁
体3とを一体とすることによって、モータ/I4の回転
を弁体3に正(IT「に伝達することができ、コス1〜
の低減にもつながる。Vなわち、しし弁体3と巳−夕4
4の回転軸45とを別の部材で1.1.j成したとすれ
ば、その連結部においてはたとえば芯ずれのないこと、
軸相互の傾きがないことイ、hど非常に厳しい精度が必
要とされ、そのために製造コストや加工コストなどが上
芹する。 なお、第7図ないし第15図に示されている実施例では
、弁本体2は2個の部材2aおよび2bからKJ成され
る。 第7図および第8図を参照して、1対の高圧+1!1用
ポー1〜5.6のうち一方の高圧源用ポーh 5は、外
部から配置“qlされ得るように、井水1ホ2aの外面
にまで延びて形成されているが、他方の高圧源用ポート
6は、弁本体2aの途中までにしか延びていない。しか
し、第7図および第11図から明lうかなように、この
1対の高圧源用ポート5,6は、弁本体2aおよび2b
内に形成されている連絡路56を介して運通状態とされ
ている。 第8図、第9図、第10図および第12図を参照して、
1対のアクチュエータ用ポーh13,14はそれぞれ、
弁本体2aの途中までにしか延びていない。しかし、こ
の1対のアクチュエータ用ポート13.14は、弁本体
2aおよび2b内に形成されている連絡路57を介して
運通状態とされている。連絡路57は、第9図ト=示す
ように、弁本体2bの外面上にまで延びるように形成さ
れ、この箇所で外部配管されるようになっている。 第8図および第13図を参照しで、もう一方のアクチュ
エータ用ポー1−15.16も弁本体2aの途中までに
しか延びていない。しかし、口の1対のアクチュエータ
用ポート15.16は、前述した一対のアクチュエータ
用ポート13.14と同様、弁本体2aおj:び2b内
に形成されている連絡路58を介して運通状態とされて
いる。連絡路58は、第13図に承りように、弁本体2
bの外面上にまで延びており、この箇所で外部配管され
るようになっている。 第7図または第9図から明らかなように、連絡路56.
57.58は互いに交差しないようにずれた位置に設け
られている。上述のように、8対を構成するポートを弁
本体内に形成された連絡路を介して運通状態とすること
によって、外部配管されるべき箇所を減少させることが
できる。すなわち、第1図、第8図、第12図および第
13図を参照して、この実施例にJ:れば、弁本体2a
にポンプ4のような高圧源に連絡する管およびタンク7
のような低圧源に連絡づる管をそれぞれ1本ずつ配管し
、弁本体21】にアクチュエータであるイ11圧シリン
ダ10のノ「右の流体チ1pンバ11.12にそれぞれ
連絡する管を1本ずつ配管すればよい。つJ:す、合削
で4本の管を配管ずればよいことになり、第18図を用
いて説明した従来の回転式制御弁1と比べて4本の管を
削減することができる。したがって、隣接する管の間の
間隔も大きくなり、配管作業が容易になる。しかも、配
管数が少なくなるので配管作業にかかる時間を短縮する
ことができる。 第7図を参照して、弁体3には、咳弁体3の’hl+線
方向に延びる軸方向穴5つが設置ノられている。 この軸方向穴5つは、1対の低圧画用ポート8゜9を連
通状(さにする貫通穴37と交差している。 また、弁体3にはさらに、該弁体3の径方向にk(。 びかつ軸方向穴5つと交着する複数個の径方向穴60が
設けられている。弁体3と弁本体2aの間に漏出した油
は、この径方向穴60および軸方向穴59を通ってタン
ク7にまで戻される。 第1図を参照して、たとえばポンプ4のような高圧源が
故障したときあるいは電気指令が故障したときには、油
圧シリンダ10のようなアクチュエータを確実にマニュ
アル操作し得るようにするのが望まれる。そのためには
、弁体3は第1図に示す中立状態に復帰しなければなら
ない。したがって、好ましい実施例では、弁体3は、ば
ねによって常に中立状態に復帰するように付勢されてい
る。この具体的な構造は、第7図および第15図を参照
すれば明らかとなる。 それらの図を参照して、モータ44の回転lll1l1
45の端部には、回転QMl+ 45とともに回転する
板ばね61が取付けられている。この板ばね61は、回
転軸45を取巻き、ざらにその両端部61aおよび61
bが回転軸45の−F方で対向するようにされる。そし
て、両端部61aおよび61bを互いに近づけるような
ぼり力が作用している。モ−夕の側壁62には、その先
端:が仮ばね61の両端部61a 、61b間に位置す
るJ:うにされたねじ63が取fζHプられている。ね
じ63をねじ込んでゆけば、板ばね61の両端部61 
a J5よび61bは互いに押し広げられる。前述した
ように、モータの回転軸45と弁体3とは一体とされて
いるが、さらに回転(袖45が第15図に示ず状態に位
置しているとぎには弁体3が第1図に示す中立状態に位
置するようにされている1、モータの回転11+ 45
が第15図に示す状態からたとえば時計方向に回転した
とする。すると、板ばね61の一方喘部61bは回転軸
45とともに時計方向に回転するが、他方の端部61R
はねじ63によってその回転が妨げられる。したがって
、両端部61aおよび61bの間隔は広くなり、たとえ
ば電気故障などによってモータ44の駆動力が伝達され
なくなったときには、板ばね61のばね力によって回転
軸45は第15図に示す状態に復帰する。それに伴い、
弁体3は、第1図に示す中立状態に復帰する。 上記実施例では、弁体3を中立状態に復帰させるだめに
板ばね61が用いられたが、板ばね61の代わりにコイ
ルばねを用いてもよい。第16図および第17図は、=
1イルばねを用いた例を示している。モータの回転’l
ul+ 45の端部付近には、コイルばね64が取付け
られる。このコイルばね64は、回転!hb45上に立
設された2周のビン65゜66の存在によって回転11
145とともに回転するようにされている。また、コー
イルばね64の両端部64aおよび64. bは、それ
ぞれモータ44の側壁62上に立設されている係止ピン
67.68と係止するようにされている。なお、2個の
係止ピン67.68のうち少なくとも一方の係止ビンは
その位置が変えられるようになっている。この例によっ
ても、モータの回転軸45は當に第16図J5よび第1
7図に示す状態に復帰するように付勢されていることに
なる。 発明の効果 以上のように、この発明によれば、弁体が中立状態に位
置しているとぎには、低圧源用ポートとアクチュエータ
用ボー1へとが低圧源連通溝を介して連通ずるので、ア
クチュエータをマニュアル操作することが可能となる。 また、弁体が中立状態に位冒しでいるときには、高圧源
から送られてきた浦の流れが遮断されるので、エネルギ
の損失を減少さぼることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例おJ:びこれに関連した
油圧回路を示ず図解図である。第2図は、第1図に示ず
状態から弁体3が時計方向へ回転したときの状態を示す
図解図である。第3図は、第1図に示ず状rlから弁体
3が反時計方向へ回転したときの状態を示す図解図であ
る。第4図は、アクチュエータに流入ターる油の流mと
弁体の変位量との関係を示j図である。第5図は、第1
図に示されている高圧源連通溝17.18が四角形の断
面形状を有する溝である場合に、弁体の変位に対する流
路画伯の増加量を明らかにする図である。 第6図は、第1図に示されている高圧源連通溝17.1
8が円形の断面形状を有する場合に、弁体の変位に対す
る流路面積の増加率を明らかにする図である。第7図は
、この発明の一実施例の具体的な栴造を示す側面断面図
である。また、この第7図は、第8図の線vf−v■に
沿って児た図でもある。第8図は、第7図の線■−■に
沿って見た正面断面図である。第9図は、第8図の線I
X −rXに沿って見た側面(171面図である。第1
0図は、第9図の線X−Xに沿って児た正面断面図であ
る。第11図は、第7図の線XI−XIに治って児た正
面断面図である。第12図は、第7図の線XII−X■
に沿って見た正面断面図ひある5、第13図は、第7図
の線xm−xmに沿って見た正面断面図で必る。第14
図は、第9図(Q FA X IV  X IV ニi
A ッて見た背面断面図である。第15図は、第7図の
線xv−xvに沿って児だ背面図であり、弁体3を中立
状態に復帰さU゛るための手段を示している。 第16図および第17図は、弁体3を中立状態に復帰さ
せるための他の手段を示す図であり、第16図はその側
面図、第17図はそのfl!′面図である。 第18図は、従来の回転式制御弁およびこれに関連した
油圧回路を示す図解図である。 図において、2は弁本体、3は弁体、4は高Lr源であ
るポンプ、5,6は高圧源用ポート、7(、l低圧源で
あるタンク、8.9は低圧除用ポート、10はアクチュ
エータである油圧シリンダ、11゜コ2は流体チャンバ
、13,14,15.i6はアクチュエータ用ポー1−
117.18は2口+ EF隙;屯)m満、19.20
は低圧源連通溝、36は回転式制御弁、44は°巳−夕
を示ず。 拮2図    第3図 心74図 箔/6図 心lS図 石17図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弁本体に形成されている内部空間内を、モータか
    らの駆動力によって弁体が回転するようにされた回転式
    制御弁において、 前記弁本体は、高圧源に連絡している高圧源用ポートと
    、低圧源に連絡している低圧源用ポートと、アクチュエ
    ータの流体チャンバに連絡しているアクチュエータ用ポ
    ートとを備え、 前記弁体は、前記高圧源用ポートと前記アクチュエータ
    用ポートとを連通させるための高圧源連通溝と、前記低
    圧源用ポートと前記アクチュエータ用ポートとを連通さ
    せるための低圧源連通溝とを備え、 前記弁体が中立状態に位置しているときには、前記低圧
    源用ポートと前記アクチュエータ用ポートとは前記低圧
    源連通溝を介して連通し、前記高圧源用ポートと他のポ
    ートとはその流路が遮断されていることを特徴とする、
    回転式制御弁。
  2. (2)前記高圧源用ポートおよび前記アクチュエータ用
    ポートはそれぞれ、前記弁体の回転軸心に対して軸対称
    の位置関係となって対を構成する偶数個のポートである
    、特許請求の範囲第1項記載の回転式制御弁。
  3. (3)前記アクチュエータ用ポートは2対のポートであ
    る、特許請求の範囲第2項記載の回転式制御弁。
  4. (4)前記各対を構成するポートは、前記弁本体内に形
    成された連絡路を介して運通状態とされている、特許請
    求の範囲第2項または第3項に記載の回転式制御弁。
  5. (5)前記高圧源連通溝は、弁体の回転軸に直交する軸
    心をもつ円筒状である、特許請求の範囲第1項ないし第
    4項のいずれかに記載の回転式制御弁。
  6. (6)前記弁体は、ばねによって常に中立状態に復帰す
    るように付勢されている、特許請求の範囲第1項ないし
    第5項のいずれかに記載の回転式制御弁。
  7. (7)前記モータの回転子の軸部と前記弁体とが一体で
    ある、特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに
    記載の回転式制御弁。
  8. (8)前記モータの側壁の一部と前記弁本体の一部とが
    一体化されている、特許請求の範囲第1項ないし第7項
    のいずれかに記載の回転式制御弁。
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US4693521A (en) * 1984-12-12 1987-09-15 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Automobile braking force control apparatus
WO2003016761A1 (fr) * 2001-08-15 2003-02-27 Amada Company, Limited Distributeur

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