JPS6156754B2 - - Google Patents

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JPS6156754B2
JPS6156754B2 JP58129585A JP12958583A JPS6156754B2 JP S6156754 B2 JPS6156754 B2 JP S6156754B2 JP 58129585 A JP58129585 A JP 58129585A JP 12958583 A JP12958583 A JP 12958583A JP S6156754 B2 JPS6156754 B2 JP S6156754B2
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JP
Japan
Prior art keywords
proppant
chemically bonded
silicon
weight
aluminum
Prior art date
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Expired
Application number
JP58129585A
Other languages
English (en)
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JPS5927090A (ja
Inventor
Ii Pachetsuto Josefu
Ee Rooze Robaato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain Abrasives Inc
Original Assignee
Norton Co
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Publication date
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Publication of JPS5927090A publication Critical patent/JPS5927090A/ja
Publication of JPS6156754B2 publication Critical patent/JPS6156754B2/ja
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明は油井またはガス井戸の破裂部
(fracture)を支える(propping)低密度プロツ
ピング材に係る。 従来技術 油井近くの地層(formation)の液圧による破
裂が初めて発生した1940年代末以来、破裂部の閉
塞を防ぐためにそうした地層に固体粒状プロツピ
ング材を注入する必要があることがわかつてい
る。明らかに最初は砂(フリント)がそうした固
体プロツピング材として用いられた。米国特許第
2950247号はプロツピング材として酸化アルミニ
ウム球の使用を提案している。米国特許第
3890072号は油井プロツパントとして焼結ボーキ
サイト球の使用を提案している。米国特許第
4068718号は油井を支えるために米国特許第
3079243号または同第3421492号の教示に従つて作
成した焼結ボーキサイト粒子を用いることを教示
している。米国特許第3967138号は広範囲の密度
およびアルミナ含有量の「アルミナ」プロツパン
トを提案しているが、ペレツトの作成方法の教示
はないし、3.4g/c.c.より大きい密度の材料だけに
ついての試験結果を提出している。 1982年4月5日に公開されたオーストラリア国
特許第521930号は球状焼結ボーキサイトプロツパ
ント材料の製造方法の改良について教示してい
る。カナダ国特許第117897号は、同様に、3.57
g/c.c.より大きい密度を有する焼結ボーキサイト
の製造を教示し、かつボーキサイトに30%程度の
粘土その他の添加物を添加してから成形および焼
成することを提案している。 上記米国特許第4068718号は十分な圧縮強度を
提供するのにプロツパントに少なくとも3.4g/c.c.
の密度を要求する。米国特許第4068718号におい
て要求される圧縮強度は、標準の透過率
(Permeability)試験において、圧縮強度が
1000psiから10000psiに増加した場合にプロツパ
ントがその透過率の70%より多くを失なわないよ
うなものである。 発明の概要 本発明に依れば、油井およびガス井戸に用い
る、低密度、略球状の焼結セラミツクプロツパン
トであつて、化学的に結合したアルミニウムおよ
び珪素を含み、かつ酸化アルミニウムとして計算
して60〜85重量%の化学的結合アルミニウム含有
量を有するものが提供される。 このプロツパントは大部分のプロツパントの適
用において有用かつ効果的であるのに十分な強度
を保有しながら、従来技術のボーキサイト質プロ
ツパントより低い密度を有する。本発明のプロツ
パントは、3.4g/c.c.より小さい密度を有し、現在
入手可能な3.4g/c.c.より大きい密度の焼結ボーキ
サイトロツパントのうち最強のものいくつかを除
いて従来技術のすべてのセラミツクまたはガラス
プロツパントよりも高圧縮応力下でより大きい透
過率を有し、そして少なくとも0.3のP10000/
P1000透過率比を有する。すなわち1000psiにお
ける透過率は1000psiにおける透過率の少なくと
も30%である。 プロツパントの密度が低いことは、単位重量当
り容積のより大きいプロツパントを提供し、即
ち、プロツパントのポンド当りの透過率が大きい
点そして取扱い性が高められる点で望ましい。軽
量のプロツパントは井戸の中にポンプ送りするの
が容易であり、高密度のプロツパントよりも地層
の亀裂中により容易に搬送することができる。 本発明のプロツパントはオーストラリア国特許
第521930号のプロツパントのボーキサイトの一部
分にかえて以下に同定された高アルミナ質粘土の
ような物質の添加物を無水物基準で40〜90%の量
使用することができる。同じ範囲の化学的成分の
組成を達成するためにその他の鉱物原料を使用し
てもよいが、高アルミナ質粘土中の鉱物(即ち、
水和アルミノシリケート粘土鉱物の形のアルミナ
とシリカの結合)の混入は、従来技術のボーキサ
イトプロツパントと較べて相対的に低い密度にも
かかわらず高強度を生ずる本発明のプロツパント
を製造するために、特に適している。 他の公知のペレツト化方法を用いてもよいが、
好ましい方法では、粉砕したボーキサイトと粉砕
した粘土と共に生地強度のため少量の有機または
無機バインダー材料を加えた混合物を十分な水と
一緒にインテンシブミキサに入れてペレツト化処
理を始める。ある期間混合後、追加の乾燥混合物
を添加し、所望の寸法の生の球を形成するまでペ
レツト化を続ける。次いでペレツトを乾燥し、
1400〜1500℃で焼成して所望製品を作る。用いる
方法は混合物の組成を除いてオーストラリア国特
許第521930号に記載されたものと同じである。 ボーキサイトは平均直径が10マイクロメート
ル、好ましくは7マイクロメートルより大きくな
いような粒径に粉砕する。粘土は匹敵する粒径に
粉砕すべきである。供給者から受け取つたボーキ
サイト(仮焼研磨材級)および粘土を一緒に混合
し、その混合物を所望の粒径に粉砕することが好
ましい。 本発明において有用であることが見い出された
粘土は供給者が「ボーキサイト質」と称している
が、そのアルミナの本質的に全部を水和アルミノ
−シリケート粘土鉱物の形で含んでおり、水和ア
ルミナの形ではない。この粘土は結合アルミニウ
ム(Al2O3として計算して)50〜65%と結合珪素
(SiO2として計算して)28〜42%を含有する。こ
の粘土はアルカリ元素およびアルカリ土類元素を
1%より十分少なく含有し、粘土中の主要不純物
は合計7%以下のチタニアおよび鉄である。 有用であることが見い出されたその他の粘土
は、アルミナ含有量(Al2O3で計算して)63〜67
%、アルカリ元素およびアルカリ土類元素含有量
1%未満、シリカ含有量18〜25%(これらはいず
れも無水物に基づく)を有する、平均してより高
いアルミナ含有量、より低いシリカ含有量の粘土
である。 仕上り製品は、密度3.4g/c.c.、好ましくは2.8
〜3.3g/c.c.、最も好ましくは3.0〜3.2g/c.c.、アル
ミナ含有量60〜85%、好ましくは65〜75%、シリ
カ含有量10〜30%、好ましくは18〜28%、鉄含有
量(Fe2O3として計算して)3〜7%を有する、
実質的に球状のセラミツク粒子からなる。アルミ
ナおよびシリカは低アルミナ粘土を用いた場合に
はムライトと共に少量のα−アルミナおよびガラ
スの形、高アルミナ粘土を用いた場合にはムライ
トおよびα−アルミナの形で存在する。 実施例 例1および例2 Eirich R7ハイインテンシテイミキサー(西独
国、ノルドバーレンのMaschinen fabrik Gustav
Eirichから入手)を採用し、標準のピン形混合手
段を用いた。混合物は仮焼ボーキサイト50%と高
アルミナ質粘土50%の粉砕混合物35ポンドと、穀
物澱粉0.6ポンドからなつていた。これらの成分
を2分間高速で乾式混合した。次いで、水13ポン
ドを添加し、続けて2分間高速で混合し、それか
ら低速に切り換えて30秒間混合した。ボーキサイ
トと仮焼「ボーキサイト」粘土の乾燥粉末混合物
16ポンドを毎分2〜3ポンドの速度で添加した。
添加完了後、混合を30秒間継続し、こうして形成
された生の球状ペレツトをミキサーから出し、乾
燥し、1480〜1500℃で45分間焼成した。 上記手順に従つて調製した。粘土とボーキサイ
トを20時間振動ミルで湿式粉砕しかつプロツパン
トを1500℃で焼成した、バツチ(バツチ1B)は
球の密度3.17g/c.c.を有し、厳しい酸性条件に慣
用の焼結ボーキサイトプロツパントと少なくとも
同等の耐性を示した(耐酸性試験はA.P.Iが提案
している標準の“Recommended Practice for
Testing Sand Vsed in Hydraulic Fracture
Operations”(液圧破裂操作に用いる砂の推奨試
験手法)、1981年に記載されている)。製品は少量
のα−アルミナと共にムライトを主要相として含
有した。 1つのバツチ(#9018)に同じ手順を用い、原
料を5時間粉砕し、1480〜1500℃で焼成したとこ
ろ、球の密度3.1g/c.c.、耐酸性は焼結ボーキサイ
トプロツパントと少なくとも同等であつた。 25/30粉砕材料(約70マイクロメートル)につ
いて測定した透過率の値は次の通りであつた。
【表】 透過試験はJournal of Petroleum Technology
(石油技術誌)1973年9月号、1101〜1107頁(C.
E.Cooke著)に記載されたブライン(KCl)試験
である。 例3および例4 本発明の別の実施において、異なる粘土源を用
い、2種類の異なるプロツパント組成物を例1お
よび例2にの手順に従つて作成した。 第1の例で未仮焼粘土90%をボーキサイト10%
と混合し、第2の例で未仮焼粘土80%とボーキサ
イト10%を使用した。無水物基準の用いた粘土
(実際には約30%のH2Oを含有した)の分析値は
次の通りであつた。 例3、例4の粘土(乾燥物基準) SiO2 22.49 Fe2O3 7.37 TiO2 3.95 CaO 0.04 MgO 0.04 Na2O 0.03 Al2O3(差引) 65.7 90/10組成の焼成プロツパントは例1および例
2の焼成プロツパントより優れた圧潰強度を有し
た。 80/20組成の焼成プロツパントは90/10組成の
焼成プロツパントより優れた圧潰強度を有し、
90/10混合物および例1と例2のプロツパントよ
り高い透過率を指示した。 例3および例4のプロツパントは両方とも本質
的に多結晶質ムライト体からなつていた。 使用したボーキサイトおよび高アルミナ質粘土
についての仮焼物基準の典型的分析値の範囲は次
の通りであつた。
【表】 粘土の粉末X線回析は水和アルミノシリケート
に強いピークを示し、α−アルミナはピークが認
められなかつた。仮焼ボーキサイトではアルミナ
はα−アルミナまたはその水和アルミナ先駆体の
形である。 好ましくはないが本発明の範囲内と考えられる
仕上り焼成製品の広い組成範囲は次の通りであ
る。 Al2O3 60〜85% SiO2 10〜30% Fe2O3 2〜10% 3〜4%まで存在できるTiO2を除いて、アル
カリ元素やアルカリ土類元素のようなその他の金
層の酸化物は1%未満存在する少量のガラス相中
の存在を除いて本質的に全部のシリカはムライト
相に結合状態で存在する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油井およびガス井戸に用いる、低密度、略球
    状の焼結セラミツクプロツパントであつて、化学
    的に結合したアルミニウムおよび珪素を含有し、
    かつ酸化アルミニウムとして計算して60〜85重量
    %の化学的結合アルミニウム含有量と、3.4グラ
    ム/立方センチメートル未満の密度と、1000psi
    における透過率の少なくとも30%の10000psiにお
    ける透過率を有することを特徴とするプロツパン
    ト。 2 化学的結合アルミニウムの含有量65〜75重量
    %である特許請求の範囲第1項記載のプロツパン
    ト。 3 二酸化珪素(SiO2)として計算して10〜30重
    量%の化学的結合珪素含有量である特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のプロツパント。 4 化学的結合珪素の含有量18〜28重量%であ
    る、特許請求の範囲第3項記載のプロツパント。 5 珪素がガラス相およびムライト相に含有され
    ている特許請求の範囲第1項から第4項までのい
    ずれかに記載のプロツパント。 6 焼結ボーキサイトと少なくとも同等の耐酸性
    を有する特許請求の範囲第1項から第5項までの
    いずれかに記載のプロツパント。 7 油井およびガス井戸に用いる、低密度、略球
    状の、化学的に結合したアルミニウムおよび珪素
    を含有する焼結セラミツクプロツパントを製造す
    る方法であつて、ボーキサイトを含む平均粒径10
    マイクロメートル未満の混合物をペレツト状に形
    成し、該ペレツトを焼結する工程を含み、酸化ア
    ルミニウムとして計算して60〜85重量%の化学的
    結合アルミニウム含有量を有する焼成製品を提供
    するのに十分な量の高アルミナ質アルミノシリケ
    ート粘土を前記混合物に含めることを特徴とする
    方法。 8 前記高アルミナ質アルミノシリケート粘土が
    無水物基準で前記混合物の40〜90重量%をなす特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 9 前記混合物が有機または無機バインダ材料を
    更に含む特許請求の範囲第7項または第8項記載
    の方法。
JP58129585A 1982-07-23 1983-07-18 プロツパントおよびその製法 Granted JPS5927090A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US40129982A 1982-07-23 1982-07-23
US401299 1982-07-23
US464252 1983-02-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5927090A JPS5927090A (ja) 1984-02-13
JPS6156754B2 true JPS6156754B2 (ja) 1986-12-03

Family

ID=23587165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58129585A Granted JPS5927090A (ja) 1982-07-23 1983-07-18 プロツパントおよびその製法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2588666B1 (fr) * 1985-10-14 1987-12-11 Merlin Gerin Dispositif de mesure de tension d'une installation blindee haute tension.

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JPS5927090A (ja) 1984-02-13

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