JPS6156553B2 - - Google Patents

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JPS6156553B2
JPS6156553B2 JP50078490A JP7849075A JPS6156553B2 JP S6156553 B2 JPS6156553 B2 JP S6156553B2 JP 50078490 A JP50078490 A JP 50078490A JP 7849075 A JP7849075 A JP 7849075A JP S6156553 B2 JPS6156553 B2 JP S6156553B2
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JP
Japan
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character
decision
signal
line
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JP50078490A
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English (en)
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JPS5138933A (ja
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Rii Hirei Rari
Uein Nefu Marian
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Recognition Equipment Inc
Original Assignee
Recognition Equipment Inc
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Publication date
Application filed by Recognition Equipment Inc filed Critical Recognition Equipment Inc
Publication of JPS5138933A publication Critical patent/JPS5138933A/ja
Priority to US05/685,238 priority Critical patent/US4047136A/en
Publication of JPS6156553B2 publication Critical patent/JPS6156553B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/98Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/20Image preprocessing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/42Global feature extraction by analysis of the whole pattern, e.g. using frequency domain transformations or autocorrelation
    • G06V10/421Global feature extraction by analysis of the whole pattern, e.g. using frequency domain transformations or autocorrelation by analysing segments intersecting the pattern

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Character Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明を以下の項目順序に従い詳細に説明す
る。 A 発明の技術分野 B 従来技術 C 発明の目的 D 発明の概要(第1表) E 実施例の説明 E―1 装置の全体構成(第1図、第2図) E―2 判断ROM108の構成(第2表) E―3 特徴符号の流れによる文字「A」の識
別(第3図) E―4 特徴符号の流れに雑音が入つたときの
処理(第3表) E―5 装置の作動システム(第2図) E―6 文字の位置決めと判断(第4図、第4
表) E―7 文字判断における入出力の制御(第2
図) E―8 判断入力制御器111における制御
(第5図) E―9 判断の記憶と決定(第2図) E―10 判断決定制御器131における制御
(第6図) E―11 判断の決定と出力(第2図) E―12 走査方向指示器56における処理(第
7図) E―13 語(または文)の終りの処理(第2
図) F 発明の効果 A 発明の技術分野 本発明は視野内の文字を自動的に認識または識
別して読取る装置に関する。 B 従来技術 従来から知られている自動文字認識装置は、光
学的文字認識(OCR)装置、磁性インキ文字認
識(MICR)装置またはこれら両者の組合わせで
ある。 これ等の各装置に共通の問題は、工業的操作に
要求される読取り速度では信頼性が低いことであ
る。更に、或種の文字欠陥または文字環境欠陥た
とえば境界部にプリントされていることがあると
従来のOCR装置は文字を識別できなくなる。
MICR装置にも、また類似の問題がある。 従来のOCR技術では、文字視野を表わすX―
Yマトリツクス信号を反復捕捉し、これを1組の
マスクと比較し、その結果により識別を行つてい
た。ストロークまたは特徴による解析の手法もま
た使われている。 C 発明の目的 本発明は、現在必要とされている読取り速度に
おける文字認識の信頼性を改善することを目的と
する。より詳しくは、本発明は、光センサ配列の
走査速度をもつデータの連続的流れに順次判断技
術を適用することによつて情報視野内に存在する
文字を自動的に識別することを目的とする。 D 発明の概要 本発明装置はプログラム化したシーケンスに従
い自動的に走査される光センサの2次元配列(以
下、単に配列と称する)をもつている。その走査
速度は配列を横切る情報視野の移動と比べて非常
に速いものとしてある。各光センサはその視野内
における文字小部分の不存在(白色)または存在
(黒色)に応答する。こうして配列内の任意の文
字は2値データの流れに変換される。2値語たと
えば12×38配列の1行を走査して得られた12ビツ
トのシーケンスを記憶回路と照合して復号しその
行内の文字線セグメントの現われ方を示す特徴符
号を得る。全行の走査により得られる特徴符号の
流れと予め記憶した特徴符号の流れとを複合論理
回路により比較して文字を識別する。 読取るべき文字を含む書類が配列を横切つて移
動する間に、配列は多数回走査される。従つて各
文字は配列を横切つて移動する間に繰返して識別
され記憶される。文字像が視野を通過し終ると、
その文字について最多回数発生された識別結果を
探知してこれを最終的な識別文字と定める。 本発明の特色の1つは、順次判断論理回路が行
走査速度で流れるデータ流れにより、中間的記憶
をさせることなく、制御されて情報視野内の文字
を識別する点である。 本発明の特色のもう1つは、1個の文字中のま
たは隣接する文字間のスペースが配列の中央部に
整合しているか否かを認識する文字存在論理回路
を使う点である。 更にもう1つの特色は、特殊な印字体にも容易
に適合させることができる判定基準をビデオデー
タに対して適用しそしてこの判定基準と得られた
文字識別結果とを比較することにより、認識ユニ
ツトの信頼性を増す点である。 もう1つの特色は、情報の行間を走査すること
から生ずることのある文字の破片化を象限トラツ
キングの採用により防ぐ点である。 もう1つの特色は、1つの語、句または文を形
成する文字認識シーケンスの後にスペースを生じ
させる点である。 もう1つの特色は、読まれるべき情報視野を横
切る配列の掃引方向を走査方向論理回路により感
知する点である。 本発明による自動文字認識は、配列を使い、こ
の配列を1度に1行ずつ走査して2値データの連
続的流れを発生させる。この配列の走査速度は配
列と読まれるべき文字のある文書との相対的移動
速度に比べて非常に高い。こうして全配列を、そ
れが任意の与えられた文字に対して整合している
間に、ラスタ状の順序で、多数回走査する。この
配列の出力は、ある与えられた掃引により観測さ
れた視野の白黒に応じたゼロレベルと1レベルの
パルスのシーケンスである。 以下に示す具体例においては12個/行×38個/
列の光センサが並ぶ配列を上から下に1度に1行
ずつ左から右に走査する。こうして1行走査する
度に12ビツト語が出力され、この出力を基にして
走査されたその行に特有の或る定めた特徴を表わ
す4ビツト符号を発生させる。 以下に述べる具体例においては16個の特徴符号
に次の意味をもたせている。 第 1 表 特徴符号=意味 0=全部白セル 1=長い線(7個またはそれ以上の黒セル) 2=配列の左1/3にある中位の長さの線 3=配列の中央にある中位の長さの線 4=配列の右1/3にある中位の長さの線 5=配列の左1/3にある垂直線のセグメント 6=符号5の場合と符号7の場合の間にある垂
直線のセグメント 7=配列の中央にある垂直線のセグメント 8=符号7の場合と符号9の場合の間にある垂
直線のセグメント 9=配列の右1/3にある垂直線のセグメント 10=広間隔の線セグメント対 11=配列の左1/3にある狭間隔の線セグメント
対 12=配列の中央にある狭間隔の線セグメント対 13=配列の右1/3にある狭間隔の線セグメント
対 14=符号1〜13および符号15のいずれともつか
ないもの 15=線セグメント3個 これらの16個の特徴符号を多重ビツト符号で表
わし、次いで複合論理回路内に導入する。すなわ
ち、或る与えられた走査の間に見出した特徴符号
の流れを、順次に行走査速度で予め記憶した特徴
符号の流れと比較して、与えられた文字を表わす
符号を発生する。その文字が配列に整合している
間、フレーム速度で発生する文字符号の流れか
ら、与えられた1個の文字を識別する1つの出力
を判断回路において発生する。 E 実施例の説明 以下、本発明をその実施態様につき添付図面を
参照して詳細に説明する。 E―1 装置の全体構成(第1図、第2図) 第1図に示すように配列50は前置処理器51
を経て特徴符号発生器52、文字存在処理器55
および走査方向指示器56に接続されている。前
置処理器51は自動利得制御を持つ増幅器とA―
D変換器とを含んでいる。特徴符号発生器52の
出力は文字認識処理器53へ入力されるその出力
は文字判断処理器54へ入力される。文字存在処
理器55の出力は文字認識処理器53、文字判断
処理器54の両者に加えられる。走査方向指示器
56および文字判断処理器54の両出力は、文字
判断処理器54からの判断完了合図によつて活動
する編集装置(図には示してない)に接続されて
いる。この編集装置は文字認識信号および走査方
向信号を受け、出力として記号、句または文を作
り出す。 第2図は第1図に例示したシステムの一層詳し
いブロツク線図である。第1図の場合と同様に、
配列50は前置処理器51を通つて特徴符号発生
器52の入力端子に接続されている。配列50
は、米国カリフオルニア州マウンテン・ビウ市の
レデイコン・コーポレイシヨン(Redicon
Corpooration)により製造販売されているフオト
ダイオード形の自己走査型光センサ配列である。
その12×38のセル配列の使用について以下に述べ
る。 前置処理器51は配列50の1行内の各センサ
からの黒/白を表わす2値ビデオ信号を入力と
し、12ビツトの2値パルス列を発生する。 12ビツト出力の左側6ビツトは、線路100を
通つて走査方向指示器56に加えられる。12ビツ
ト出力中央の10ビツトは線路101を通つて黒色
行復号器102に加えられ、また12ビツト出力中
央の3ビツトは線路103を通つて256×8ビツ
トの文字存在ROM104に加えられる。黒色行
復号器102と文字存在ROM104とはいずれ
も文字存在処理器55の構成部品である。 出力語の全12ビツトはまた4096×4ビツトの特
徴符号ROM105に伝送される。12ビツト相関
器により選ばれたビツト組わせを特徴符号ROM
105に記憶した4ビツト符号で表わす。 特徴符号ROM105はこうして前置処理器5
1から1度に12ビツト2値語から成る1行のデー
タを受入れ、その12ビツト入力に対して第1表に
示した16の特徴符号の1つを誘導する。得られた
特徴符号は広く点線で示した文字認識処理器53
に加えられ、文字認識信号を発生する。 本発明は、上記のような12ビツトビデオ広さの
または16特徴符号のハードウエアだけに限定され
るものでない。ビデオ広さはより広くてもより狭
くてもよく、特徴符号数もより多くてもより少な
くてもよい。 特徴符号ROM105に記憶された特徴符号
は、符号復号器106と文字認識処理器53にあ
る判断ROM108との接続された母線107に
順次に現われる。後述する判断入力制御器111
から線路138を介して文字認識処理器53を活
動化する負荷信号(信号CDLD)が送られる。こ
の負荷信号CDLDは文字存在処理器55が行内に
黒色情報を持たないビデオデータ行に続いて少な
くとも1つの黒色セルを持つ行を感知することに
よつて、或る文字の垂直方向位置を見出して発生
する信号に応答する信号である。 判断ROM108は2560×8ビツト容量のROM
であつて多数の論理的な結合子およびステート
(始点、判断、処理等)からなる順次判断回路を
含んでいる。各結合子はステート間の進行に伴い
他の結合子にアクセス可能である。ここでROM
108は単一構造体として図示してあるが、この
ROMは順次判断回路を形成するのに充分な数の
ROMの1群から成つている。この回路は複数個
の論理結合子とこれらを相互に接続する径路を持
つ形式のものである。任意の時刻において採用さ
れる特定の径路は現在の特徴符号に先行した特徴
符号のシーケンスと次に現われる特徴符号とに依
存する。 E―2 判断ROM108の構成(第2表) 本例においてROM108はビツト語16語から
成る結合子またはステート160個を含んでいる。
各結合子から次の結合子に到る径路またはリンク
は16通りある。このリンクは、異なる結合子16個
への16個のリンク、他の結合子1個への16個のリ
ンク、またはそれらの任意の組合わせであつてよ
い。 第2表A〜Gは、論理的結合子またはステート
をリンクまたは論理的径路で相互に接続した順次
判断回路を表わしている。論理的ステートはすべ
て数字4個より指名され、リンクはすべて特徴符
号の番号により指名され、そして判断は特徴符号
番号の後に空白をおいて同じ線上に並んで現われ
る文字により指名される。表中に示した文字は
OCR―A形印字体による数字0〜9、文字N,
D,M,A,U,P,XおよびYと記号〓,
〃,/,・および>である。 第2表に示したように、処理はすべてステート
0000で始まる。図示してないが判断ROM108
には12ビツト入力の符号復号器から成るステート
制御器が含まれている。この制御器は、緩衝器1
13に現在保持されているステートについての情
報と入つてくる特徴符号とからステート進行を決
める。次の特徴符号によつてもう1つのステート
へのリンクが指示されないときは、ステート制御
器はステート0000から処理を続ける。次に特徴符
号1が存在するとステート0000はリンク1を経て
ステート0101に進む。存在する特徴符号が1でな
く2〜14のいずれかであれば、ステート0000か
ら、それぞれリンク2〜14のいずれかを経て処理
が進む。ステート0101の次に入つてくる特徴符号
に従いリンク5,6〜10および12〜15のいずれか
に沿つて処理が進む。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 前記ステート制御器によりリンク5を経て処理
するように指示されたときは、判断の流れはステ
ート0101からステート0207へと進む。ステート
0207においてもう1つの特徴符号が入りそしてス
テート制御器により処理されて判断の流れはリン
ク1〜3、リンク5〜7、またはリンク10を経
て流れる。リンク1を経る流れはステート0207か
らステート0501に進む。ここでまたもう1つの特
徴符号を特徴符号ROM105から受取り、判断
の流れはリンク0、リンク8〜10、またはリン
ク12を経て流れる。リンク0を経て流れたと
き、文字判断が行われ、この場合記号「・」と判
断される。判断経路がリンク8のときは、判断の
流れはステート0501からリンク8を経てステート
0602へと続く。 リンク9,10またはリンク12のときにステ
ート0602の表示の後が空白となつているが、これ
はそれに続くステート進行径路が既に他の判断径
路で使われており重複して示す必要がないので省
略してあることを示す。すなわちこの表を垂直上
方にたどつてステート0602の印字およびステート
情報を探せば、リンク8のところにあることが解
る。そこでは2つの可能な径路のどちらをとつて
もステート0602からステート1000へと進むことが
解る。第2図に示したこの判断ROMはこの上方
への検索を1回のステート進行の間に行う構成を
もつものである。 ステート0602からの次の論理的径路がリンク1
であるとき、判断の流れはリンク1を経てステー
ト0602からステート1000に続く。次の特徴符号が
入ると、ステート制御器により判断の流れはリン
ク0,6または7に向けられる。リンク0に向け
られると文字判断がなされ、この場合その文字は
「5」である。リンク6または7に向けられると
判断の流れはリンク6または7を経てステート
1000からステート10001に変化する。次のリンク
が0,6〜8のいずれであつても判断の結果は同
じで記号「・」であることが解る。 E―3 特徴符号の流れによる文字「A」の識別
(第3図) もう1つの例として第1表に示した特徴符号に
よる第3図に示した文字A(光センサの12×38素
子配列に整合している)の判断を示す。1行毎の
走査により特徴符号0,5,5,5,3,12,
12,1,10,10からなるシーケンスを生ずる。こ
のシーケンスにより判断ROM108はステート
シーケンス0105,0311,0412,0807,0710,
0804,0810,0601,0902を進行する。ステート
0902において特徴符号0を受取ると判断が行わ
れ、文字「A」が識別されることが解る。得られ
た特徴符号シーケンスは上から下への1行毎の走
査の結果であるから、文字の最初の3回の走査に
おいて配列の左1/3にある垂直線のセグメント
(特徴符号5)が、次に配列の中央にある中位の
長さの線(特徴符号3)が、続いて配列の中央に
ある狭間隔の線セグメント対(特徴符号12)、
「A」という文字の横棒を示す長い線(特徴符号
1)、および最後に広間隔の線セグメント対(特
徴符号10)ならびに全部白セル(特徴符号0)が
観測される。文字「A」が配列を横切つて動くに
従い、特徴符号5は逐次6,7,8と変り、最後
に9と成る。位置、特徴符号間の関係または倍率
に関するその他の変化により異なつた特徴符号シ
ーケンスが発生するが、判断回路において論理的
結合子の間に新たなリンクを加え処理することに
より正しい判断が得られる。 E―4 特徴符号の流れに雑音が入つたときの処
理(第3表) もし雑音が特徴符号として入つたために、判断
の流れが誤つた径路に案内され、ステート制御器
が入つて来る特徴符号について利用可能なリンク
を指示することができないときは、他の特徴符号
を待つかまたは既に得られている文字セグメント
の特徴に基づく利用可能な径路が存在するような
他の結合子へのステート進行をもつて処理する。 受取つた特徴の情報と成すべき文字判断とにほ
とんど差がないときは、さらに追加の特徴情報を
受取る前に判断が成される。従つて文字認識処理
器53はこのような追加情報が必要であつても、
拒絶信号を出さずにむしろある文字に到達するよ
うな結合子間リンクを加えるものであるといえ
る。 第 3 表 特徴符号 ステート 1 0101 1 0101 3 0101 9 0208 9 0306 9 0403 12 0509 1 0503 1 0503 9 0608 9 0701 9 0701 9 0701 1 −−−− 1 −−−− 0 −−−− 0 −−−− 第3表に示した特徴符号シーケンスについて、
雑音を含む特徴符号シーケンスから数字「3」を
認識する処理を追うことにより、順次判断回路の
前記の付加的性質を説明することができる。 第3表および第2表に示したように符号1によ
つてステート0000からステート0101へと進む。続
く符号1および3については、判断処理が停止
し、利用可能なリンク5〜10またはリンク12
〜15への変化を生じる特徴符号を待つ状態とな
る。 続く符号9の3個によりそれぞれステート
0208,0306,0403へと進行する。通常は符号9が
もう1つ続くのだが、本例では雑音により特徴符
号ROM105が符号12を生じ、復号されてステ
ート0509へと進む。 次の特徴符号1を受取ると、判断処理はステー
ト0503に進む。この進行は本発明の場合の判断回
路が一般に知られている判断ツリーと顕著に異な
る点を良く説明するものである。判断ツリーは接
続径路に沿つて必ず下向きに流れるものであるの
に、本発明の場合は進行してきた径路内にないス
テートへの進行が含まれる。さらにそのステート
進行はより低い基準への進行でなく、むしろより
高い準位への進行である。すなわち本発明におい
ては1回のステート進行で上向きまたは下向きに
または径路中を往来して流れることのできる判断
回路を使つているのである。 第3表の処理法に戻つて説明すると、もう1つ
の符号1は判断処理を単にステート0503に保持す
るにすぎない。続く符号9はステート0608への進
行を起す。 次の符号9の3個を受取ると判断処理はステー
ト0701に進み保持される。符号1を次に受取る
と、文字走査の終りを示す符号0の2個を受取る
前に、判断が行われる。こうして受取つた特徴情
報と認識した数字「3」との間に実質的な差異は
ない。もし実質的な差異があるならば、または符
号1の最初のものを受取つたときに他の判断がな
お可能であつたならば、判断処理は追加の特徴情
報を受取るまで判断を下すことなくステート0701
のままでいる。 文字認識処理器53における順次判断回路のこ
のアルゴリズムが従来のツリー回路とは異なり秩
序化されていない論理的結合子を相互に接続する
分布流れから成ることは明らかである。一般に知
られている判断ツリーでは、腕または上位の枝を
一度選ぶと、その枝に沿う流れを再び通ることは
できない。すなわちツリー内の判断の流れはつね
に下向きであつて、本発明におけるアルゴリズム
のように枝を横切つたり前の枝に戻つたりしな
い。本発明のこの構成はまず単一の文字のための
判断ツリーを作り、次になるべく既存のリンクを
利用しどうしても必要な判断径路だけを追加する
ことによつて他の文字を加えて作つたものであ
る。こうしてむだを無くし、一般に知られた判断
ツリーとは全く異なるアルゴリズムを得ることが
できたのである。 E―5 装置の作動システム(第2図) 第2図に示したシステムの説明を続けると、文
字認識処理器53は、判断ROM108、判断遅
延緩衝器113、判断レジスタ115、文字符号
復号器124、及び判断緩衝器122を含む回路
網であると考えてよい。通常の判断の流れにおい
ては、判断ROM108は、特徴符号ROM105
から4ビツト語の入力を配列50の走査速度に等
しい流れ速度で受取り、判断遅延緩衝器113の
内容により表わされる現在のステートを調べ、そ
して判断ROM108中の順次判断回路において
ステート進行を指令する。 特徴符号ROM105からの特徴符号0は、文
字の底部を表わす2行の白色の行信号が判断入力
制御器111により検出されてはじめて、判断遅
延緩衝器113内に或るステートを生成する指令
を出すようにゲート動作を受ける。文字底部の白
色行が配列50の底部行38でもあるときは、1
行の白色行でよい。このとき、特徴符号0の処理
が行われ、第2表に示したように、判断が行われ
る。 文字認識処理器53を活動させる前に、文字存
在処理器55により、前置処理器51からの入力
ビデオデータを1度に1行ずつ調べて文字が視野
を通過しているかどうかを定める。 文字は、黒色情報を含む行ビデオが後に続く空
白区域だけの行ビデオを探すことにより、まず垂
直方向に位置づけられる。前置処理器51から線
路101を経て受取つたビデオデータ各行に対し
て、黒色復号器102は全白色行であるか黒色セ
ル含有行であるかを示す信号を発生し、その信号
を線路109および110によりそれぞれ判断入
力制御器111および256×8ビツト文字存在
ROM104に導く。 判断入力制御器111は黒色行信号の続く白色
信号を受けると、線路138に沿つて判断遅延緩
衝器113に信号(信号CDLD)を送り文字認識
処理器53を活動化する。すると判断ROM10
8からのデータは、線路112に沿う負荷信号を
発生する刻時源CLK1により、行走査速度で、
判断遅延緩衝器113中に刻時的に入力される。 文字認識処理器53が活動している間に、文字
存在ROM104、文字存在遅延緩衝器114お
よび帰還ループ136から成る追跡回路が線路1
03を介してビデオデータから3ビツトを行走査
速度で受取り、上から下までの走査の中央3セル
分の径路にある黒色ビデオを探す。 もしここに黒色ビデオがなければ、配列中央の
3セルに整合しているのは互いに隣接する文字間
のスペースであつて文字ではないと指示される。 文字存在ROM104は、線路103,110
および帰還ループ136上のデータに応答するよ
うにプログラムを定められている。8ビツトの入
力符号復号器(図示していない)が文字存在
ROM104に記憶された4ビツト語を選んで生
成したステートシーケンスを線路137上に出力
する。線路137上のデータは、線路116上に
行走査速度で発生する刻時源CLK1により、文
字存在遅延緩衝器114中に刻時的に入れられ
る。 E―6 文字の位置決めと判断(第4図、第4
表) 第4図に示したように、前記追跡回路は全白色
行信号から続く黒色行信号を線路110を介して
黒色行復号器102から受取つたときに活動化す
る。この白色信号が判断301により検出される
までは、論理流れは単に径路400に沿い処理3
12を経て行走査速度で循環するだけである。処
理312は追跡回路をその始点00に復帰させ、
そしてROMビツト1を付勢して線路141に沿
う信号(信号DTRES)を発生し文字認識処理器
53の判断回路をリセツトする。白色行信号を受
取ると論理流れは処理302へ進み、再びROM
ビツト1を、配列50の1行を走査するのに必要
な時間に相当するだけ付勢する。 第2図に示すように線路141に沿つて文字存
在ROM104から判断入力制御器111に信号
DTRESが発せられると、判断入力制御器111
は線路119に沿い判断遅延緩衝器113に信号
(信号CHDECRES)を送り、前置処理器53を
リセツトする。判断遅延緩衝器113は前述のよ
うに判断ROM108の順次判断回路を0000の状
態にもどす。判断入力制御器111は判断ROM
108の判断を判断遅延緩衝器113がリセツト
される前に判断レジスタ115に刻時伝送する必
要があるので、信号DTRESは判断遅延緩衝器1
13に直接送らずに判断入力制御器111を通し
て送る。 信号CHDECRESは、ある文字の最下部の行を
走査した後に続く白色行信号2個が黒色行復号器
102により発せられるとこれに応答して、また
は文字最下行に続く白色行1個が配列50の行3
8であるときはその白色行信号1個が検出された
後に、または3個より少ない黒色行信号に続く白
色行信号1個を検出したときに、判断入力制御器
111によつて発せられる。 またこの信号CHDECRESは最初の白色行の検
出が終るまで行走査速度で発せられ、そしてまた
互いに隣接する文字の間の空白または白色径路が
配列50の中央3セル列に整合しているときにも
発せられる。第4図の処理302から、黒色復号
器102からの黒色行信号に対する判断303へ
と処理は続く。黒色行信号が受信されないときに
は、処理は行38であるか否かの判断311に進
む。最後の走査行が、行計数器123からの線路
180に沿う文字存在遅延緩衝器114への行3
8信号の意味するような、配列80の行38であ
るときには、処理は処理312に進み、判断
ROM108の追跡回路および判断回路がリセツ
トされ、そして黒色行信号の続く白色行信号の探
策が判断301で再び始められる。最後の走査行
が行38でないときには、処理は径路401を通
つて再び処理302に入つてROMビツト1がセ
ツトされ、そして黒色行復号器102からの黒色
行信号に対する判断303へと進む。 黒色行信号が受信されると、処理304におい
て追跡回路が活動化され、配列50の中央を通過
する文字または白色径路の存在が、前置処理器5
1から受取るビデオデータ中央3セル列について
調べられる。 前記追跡処理が行われている間に、各行間に判
断305から始まる一連の試験が行われる。その
1つは判断305で行われる連続した3個の黒色
行の検出に関するものであり、無関係な黒色セル
情報と正しい文字頂部とが区別される。黒色行が
3個より少ないときには、処理は判断306に進
み、フレーム内の最後行である行38が走査され
たか否かを調べる。行計数器123からの行38
信号により、論理流れは結合子Aを経て処理31
2に至る。しかし1フレーム間の行38より前の
行が走査されているときには、判断307に進
む。 白色の行が3行より少ない黒色行に続くときに
は、処理は判断303に進み、そして処理304
の追跡回路は白色行1個を検出した状態にセツト
される。 白色行が入らずに連続した3個の黒色行が判断
305で計数されると、入力して来るビデオデー
タの各行は判断309に進む。全白色行が現われ
るかまたはフレーム内の最後の行が走査されるま
で、論理流れは判断309,310とおよび論理
径路402,403から成る閉ループを行走査速
度で循環する。判断309において白色行が検出
される前に行38信号が判断入力制御器111に
入ると、処理は結合子Aを経て処理312へと進
む。しかし、配列50の最後の行が走査される前
に白色行が検出されると、追跡回路が情報視野内
の文字の存在を意味するブロツク状態にあるか否
かの判断313に進む。 たとえば、第2図に示した文字存在ROM10
4が行走査速度でビツト構成××××を受取ると
する。第1のビツト×は黒色行復号器102から
の全白色信号を表わし、続く3個のビツト×××
×は前置処理器51から受けた中央3列分のデー
タに対応する3ビツト語を表わす。処理304で
行われる追跡処理はビデオデータの中央3列を通
る垂直方向の白色径路を探すものである。追跡回
路は垂直またはこれと直交する方向に移動するだ
けであり、前記3列の外へ斜めにシフトまたは移
動はしない。 第4表に示すシーケンスAは追跡回路のブロツ
ク状態を表わし、シーケンスBはブロツク状態に
ない白色径路を表わす。 第4表 A B 0001 0001 0010 0011 0100 0001 1000 0100 1000 1000 1000 1000 第4図の流れ図について説明を続ける。判断3
13において非ブロツク状態であると、判断31
0に進み、前記したように行38に関する処理が
進む。しかし追跡回路ブロツク状態が判断313
で検出されると、処理314によりROMビツト
0が一行走査時間セツトされて判断入力制御器1
11への線路140上に信号(信号CHPS14)
を発生する。信号CHPS14は、ブロツク状態の
径路が存在し、白色行1個が検出されており、そ
してやがて文字判断が行なわれることの予報とし
て作用する。 処理は、判断316における第2の全白色行の
検出試験に入る前に行38の検出試験を行なう判
断315に続く。白色行1個が検出されているが
フレームの終りまたは行38信号を受取つていな
いときは、第2の白色行の検出試験を行う判断3
16に進む。しかし行38において白色行が検出
されたときには、ROMビツト2が処理317に
よりセツトされ、判断入力制御器111への線路
120に沿い、文字存在信号(信号CHPRES)
が発せられる。 信号CHPRESはビデオデータの中央3セル列
分の径路が、黒色セルによるブロツク状態にある
ことおよび情報視野内に文字が存在することを意
味する。 第2の白色行が行38の走査により前に検出さ
れたときは、判断316から判断317に処理が
進み前記の文字存在信号が発せられる。白色行が
検出されないと、論理流れは径路404に沿い判
断309へと再循環し、2個の白色行に対する新
たな探索を始める。 かくして、文字終り状態[行38での1個の白
色行、その他での2色の白色行]が存在するとき
に文字存在信号が発せられ、処理318において
ROM108の判定回路がリセツトされる。行3
8が走査されると、判断319から結合子Aへと
進む。しかし光センサ―配列50に文字終り状態
での白色行と行38との間の走査すべき行が残つ
ているときは、追跡回路は処理320において白
色行1個検出状態にセツトされ、論理流れは径路
405に沿つて判断303に進む。 E―7 文字判断における入出力の制御(第2
図) 文字認識処理器53が活動化されているときに
文字が認識されると、第2図に示したように2ビ
ツトの文字判断信号(信号CHARDEC)が判断
ROM108から線路128に沿い判断入力制御
器111へと発せられる。すると判断入力制御器
111は線路138に沿う判断遅延緩衝器113
への負荷信号COLDを抑制する。文字存在処理器
55からの文字存在信号と文字認識処理器53か
らの文字判断信号との両者が、第2図に示したよ
うに判断ROM108から線路144に沿つて判
断レジスタ115に情報を送る前に必要とされ
る。すなわち、文字認識処理器53が活動化して
いる間に文字判断がされても、視野内の文字底部
が走査されるまでに判断入力制御器111に文字
存在信号が送られなければ、判断レジスタ115
には情報が送られない。この時判断入力制御器1
11は線路119,118に沿い文字認識処理器
53、文字認識処理器55を各各リセツトする信
号(信号CHDECRESおよび信号CPRES)を出
すだけである。一方前記条件が満たされたとき
は、判断入力制御器111は線路145に沿い判
断レジスタ115を活動化する信号(信号
DRLD)を送る。判断レジスタ115は次いで、
線路146上に刻時限CLK1によつて発せられ
る次の刻時パルスの前縁を受けると同時に、判断
ROM108の現在の出力で負荷される。 本認識装置におけるフレーム処理を実行する制
御器は判断入力制御器111であり、黒色行計数
器と白色行計数器と白色径路計数器と文字高さ比
較用行計数器と文字存在計数器とフレーム計数器
とを含んでいる。フレーム計数器は各フレームの
終りに線路142上の行計数器123から受取る
行38信号により増分され、そして白色径路に出
会うとリセツトされる。 本認識装置の信頼性を高めるために、判断入力
制御器111は判断レジスタ115の内容につい
てそのデータを判断緩衝器122に刻時的に送る
前に一連の諸試験を実施する。判断レジスタ11
5の内容すなわち文字符号は線路147を経て文
字符号復号器124へと導かれる。文字符号復号
器124からの出力は線路148を経て判断入力
制御器111に加えられ、そこでその文字と、内
部の文字高さ行計数器(図示していない)の内容
とが比較される。この高さ計数器は、線路109
上の黒色行復号器102からの白色信号に続く第
1の黒色号信号により付勢され、そして線路12
0上の文字存在ROM104からの文字底部指示
信号(信号CHPRES)により除勢される。こう
してこの行計数器の内容は文字符号復号器124
の出力によつて表わされる文字の高さのものさし
となる。 高さ計数器によつて計数した黒色行が3〜5行
であると、線路121上に終止符信号が発せられ
終止符符号が判断緩衝器122に入る。黒色行が
6〜9行であると、この文字データは引用符
“>”を表わすとされるかまたは拒絶される。黒
色行が10〜19行であるときは、文字データは引用
符または終止符以外の任意の文字を表わすとして
よい。 黒色行20行以上の文字高さが検出されたとき
は、白色径路間の入力はすべて無視され、そして
線路174に判断決定制御器131の出力134
を禁止する信号が発せられる。こうして白色径路
間の如何なる判断も無視される。 単一フレーム中に高さ範囲の異なる複数の判断
が成されたときは、最大の許容高さに相当する判
断だけが判断緩衝器122から文字判断処理器5
4に送られる。単一フーム中での同一の高さにつ
いての多重判断は拒絶される。 判断入力制御器111はまた、単一フレーム中
に特徴符号0の不明瞭な黒色行信号が線路139
上の符号復号器106から2個続いて送られる
と、判断緩衝器122への負荷を禁止して文字認
識を拒絶する。 判断入力制御器111は、黒色復号器102か
ら白色行信号2個とこれに続いて文字底部の走査
を合図する文字存在ROM104からの線路12
0上の信号(信号CHPRES)を受取ると、判断
ROM108からの線路128上の文字判断信号
を調べる。文字判断が成されると、制御器はその
判断符号が前記した拒絶条件に該当するか否かを
調べる。該当しなければ判断入力制御器111は
線路153,154および157に沿い判断緩衝
器122および象現緩象器126および底部レジ
スタ156に負荷指令信号(信号DBLD)を発す
る。すると緩衝器およびレジスタは各各のCLK
1入力から受ける次のパルスの前縁において負荷
される。判断入力制御器11は次に線路129に
沿い判断決定制御器131に判断記憶指令信号を
発すると共に、線路158に沿い底部緩衝器15
9に、底部レジスタ156の内容をCLK1から
線路160に沿つて受取る次のパルスの前縁にお
いて負荷する負荷指令信号(信号BBLD)を発す
る。 文字判断信号が検出されないまたは文字判断が
拒絶されたときは、判断入力制御器111は線路
119および118に沿い判断遅延緩衝器113
および文字存在緩衝器114をクリヤーして判断
回路および追跡回路をリセツトするリセツト信号
(信号CHDECRESおよび信号CPRES)を発す
る。 さらに判断入力制御器111は、文字が正しく
現われてくるはずの視野内に空白を隔てて複数の
文字セグメントが存在していることから起る、フ
レーム中の誤つた文字判断を、編集装置が禁止す
ることを助ける。配列50からの出力を、各各光
センサ12個分の幅をもち垂直方向に並ぶ4象限に
分けて処理するトラツキングシステムを使う。た
とえば下部32個の行だけを各8行ずつの4象限に
分けて使う。同一フレームの第1象限において文
字セグメントが読取られ、第2象限においては何
も現われず、そして第3象限において文字セグメ
ントが現われたときは、第3象限だけを読取る判
断が成される。 詳述すれば、行計数器123は線路143上の
CLK1からの刻時パルスを連続して計数し、1
行走査する度に線路151に沿い4象限復号器1
25にパルスを送る。すると4象限復号器125
はその行がどの象限内に位置しているかを識別す
る信号を線路152に沿つて象限緩衝器126に
送る。象限緩衝器126は線路153および15
4上に判断入力制御器111からの負荷信号
DBLDを受けると、線路155上のCLK1からの
次のパルスの前縁において4象限復号器125の
出力を負荷される。この象限情報は判断決定制御
器131が判断指示RAM132に象限緩衝器1
26の内容を負荷せよと指令するまで、象限緩衝
器126の中に留まる。 編集装置は、判断決定制御器131から線路1
35に沿つて判断完了信号を受けると出力レジス
タ175内に蓄えられる象限情報を利用して誤つ
た文字判断(より上方の情報線内にある文字の一
部とより下方の線内にある文字の一部とが同時に
走査される時に起るような誤つた判断)を防ぐ。 E―8 判断入力制御器111における制御(第
5図) 第5図において、判断入力制御器111の制御
処理を、処理500における内部行計数器の始動
から始まる論理流れ図で示す。行計数器は次いで
処理501で1だけ増分され、判断502におい
て黒色行復号器102からの白色行信号の試験が
行なわれる。白色行信号を受けなければ論理流れ
は径路600に沿い再循環し行計数器が再び1だ
け増分される。次いで配列50における次に続く
行について白色行信号の試験が行なわれる。白色
行信号が検出されると処理503に流れて文字判
断リセツト信号(信号CHDECRES)が線路11
9に沿つて、そして判断緩衝器クリヤー信号(信
号CLDB)が線路167および168に沿つて発
せられる。さらに白色行合図、特徴符号16合図
および失敗合図がリセツトされる。 行計数器は判断504においてフレーム終端に
至つたか否か判断される。この計数器が行38に
至つたことを示すときは、論理流れは径路601
に沿い処理500に進み、行計数器は再びリセツ
トされ、新たな処理が始まる。計数した最後の行
が行38でないときは、処理は主判断径路に沿つ
て判断505に進み、黒色行信号の試験が行われ
る。現在の入力ビデオデータが黒色セル情報を含
むことを意味する黒色行信号が黒色行復号器10
2から送られると、線路138に沿い負荷信号
CDLDが判断遅延緩衝器113に送られて文字認
識処理器53が活動化し、処理506が行われ
る。 処理506から論理流れは判断507へと進
む。判断507で行計数器をフレーム終端または
行38指示につき再び試験する。フレーム終端が
指示されると論理径路602に沿い処理500に
進み、行計数器は再始動される。フレーム終端が
指示されなければ判断508に進み、判断回路リ
セツト信号DTRESを文字存在ROM104から線
141に沿つて受取つたか否かを調べる。判断回
路リセツト信号を受取つていると、論理流れは結
合子Aに進み、行計数器は処理603で1だけ増
分され、処理503に進む。判断回路リセツト信
号を受取つていないと、論理流れは処理508か
ら判断509に進み、判断入力制御器111によ
り判断ROM108からの線路128に沿う文字
判断信号が調べられる。文字判断信号を受取つて
いないときは、第2図の線路109に黒色行信号
がきているか否か判断510により調べる。黒色
行信号が存在すると、白色行合図は処理511に
よりリセツトされ、判断512により特徴符号16
条件に対する試験が行われる。特徴符号16条件と
は、符号復号器106により発生される特徴符号
が零信号に等しく、そして同時に黒色行復号器1
02により発生され判断入力制御器111が受取
る信号が黒色信号であることである。すなわちこ
の条件にあることは行内に識別されない黒色セル
情報が発したことを意味する。 判断512により特徴符号16条件にないとき
は、処理513において特徴符号16合図をリセツ
トする。次で論理流れは径路604に沿い処理6
05に進み、行計数器が1だけ増分され、処理5
07へと続く。 判断512により特徴符号16条件にあるとき
は、判断514に進み、特徴符号16合図がセツト
されたか否かが調べられる。この合図がセツトさ
れているときは、論理回路606に沿つて判断6
07に進み、文字底部の走査を表わす文字存在条
件の終りが調べられる。文字存在条件の終りが存
在すると、結合子Aに進み、行計数器は処理60
3により1だけ増分され、制御処理は処理503
へと進む。文字存在条件の終りが判断607にお
いて存在しないと、判断608において判断回路
リセツト条件が調べられる。リセツト条件が存在
しないと、行計数器は処理609により1だけ増
分され、判断607に進んで文字存在条件の終り
が再び調べられる。しかし判断回路リセツト条件
が判断608において存在すると、結合子Aに進
み、行計数器は処理603により1だけ増分さ
れ、制御処理は再び処理503へと進む。 判断514において特徴符号16合図がセツト
されていないときは、この合図が処理515によ
りリセツトされ、判断回路は処理516により判
断遅延緩衝器113に通ずる線路138に沿う信
号CDLDを抑制されて保持状態とされる。次いで
論理流れは径路610に沿つて処理605に進
み、行計数器は1だけ増分される。 判断509において文字判断信号が検出されず
そして判断510において現在のビデオデータ中
に黒色セル情報がないときは、判断回路は処理5
17により判断遅延緩衝器113に通ずる線路1
38に沿う信号CDLDを抑制されて前記の場合の
ように保持状態とされる。次いで判断518にお
いて白色行合図がセツトされているか否かが調べ
られる。セツトされていないときは処理519に
よりこの合図がセツトされ、制御処理は前記した
ように径路610に沿つて処理605に進む。 白色行合図が既にセツトされているとき、論理
流れは判断518から処理520に進み、判断レ
ジスタ115の内容についてそれを判断緩衝器1
22に刻時的に送る前に送る前に前記した一連の
拒絶試験が行われる。 処理520からは結合子Bを経て処理611に
進み、行計数器は1だけ増分されて制御処理は判
断504へと続く。 第2図の文字存在ROM104からの判定回路
リセツト信号DTRESが線路141上に検出され
ず、判断ROM108からの文字判断信号
CHARDECが線路128上に検出されたときに
は、制御処理が判断509から処理521へと進
み、判断回路は判断遅延緩衝器113に通ずる線
路138に沿う信号CDLDを抑制されて保持状態
とされる。次いで判断522において文字存在条
件の終りが存在するか否か調べる。文字走査の終
りを表わす2個の白色行信号が検出されないとき
は、判断523において特徴符号16条件を調べ
る。特徴符号16条件が存在すると、判断524
に進み、今までに処理したビデオデータにおいて
特徴符号16条件が存在したか否かを調べる。 存在していたときは処理525により失敗合図
がセツトされ、処理526に進んで行計数器が1
だけ増分され、制御処理は再び処理521へと進
む。既に処理済のビデオデータにおいて特徴符号
16条件が存在していなかつたときは、判断524
から処理526へと直接に進み、行計数器は1だ
け増分され、制御処理は処理521へと前記のよ
うに進む。処理521から判断522へと進み、
文字存在条件の終りについて再び試験し、文字の
底部が走査されると、処理は判断527に進み、
失敗合図の存在が調べられる。失敗合図が既にセ
ツトされているときは、制御処理は判断527か
ら結合子Aを経て処理603に進む。失敗合図が
セツトされていなければ判断527から処理52
0に進み、前記にように判断レジスタ115の内
容について一連の試験が行われる。 E―9 判断の記憶と決定(第2図) 第2図の判断入力制御器111から判断記憶指
令を受取ると、判断決定制御器131は判断緩衝
器122の6ビツト文字符号と象限緩衝器126
の内容とを32×8ビツト判断指示RAM132に
記憶するように指令する。すなわち判断指示
RAM132内の一語は6ビツトの文字符号と2
ビツトの象限情報とを含む。 線路162,171および165に沿う判断決
定制御器131からの指令のもとに、文字情報は
判断指示RAM132から線路163に沿い判断
決定制御器131を経てそしてさらに線路165
を経て、64×8ビツトの文字符号アドレス可能な
判断記憶RAM133に送られる。1個の文字を
走査して発生する付加的な文字情報が判断緩衝器
122から判断指示RAM132に入ると、判断
決定制御器131によりこの入つてきた符号と判
断指示RAM132の内容とが比較される。この
文字符号がすでに記憶されているとき、この文字
符号に対応する記憶セルの内容は判断記憶RAM
133から計数器170に負荷され、計数器17
0が1だけ増分され、そして再び判断記憶RAM
133に記憶される。 行走査速度が50と読取る視野との相対速度と
比べて高いので1個の文字が多数回走査される。
すなわち1個の文字が配列50を横切る移動を反
映する1連の文字符号が文字認識処理装置53に
より発生される。この文字符号連の終りは文字連
の終りに文字存在がなく白色径路3個が続くこと
によつて定められる。文字存在信号を伴わないフ
レーム終り信号を検出すると、判断入力制御器1
11は文字存在計数器(図示してない)により6
個の連続したフレームにおいて文字存在信号を受
取つた否かを調べる。6個の連続した信号を受取
つていると、判断入力制御器111は白色径路計
数器(図示してない)により、3個の白色径路を
識別したか否かを調べる。識別したとき判断入力
制御器111は線路130に沿い判断決定制御器
131に決定開始指令を送る。 E―10 判断決定制御器131における制御(第
6図) 第6図に示すように判断決定制御器131の内
部の判断処理は始点700から始まる。次いで判
断入力制御器111からの線路129に沿う判断
記憶指令信号が判断701で調べられる。 判断記憶指令信号を受取つていると、径路80
0に沿つて判断702に進み、判断指示RAM1
32の内容について判断緩衝器122に記憶した
文字符号が既に判断決定制御器131により読取
られているか否かが調べられる。受取られていな
いと、処理は論理径路801に沿い処理705に
進み、第2図に示した判断緩衝器122および象
限緩衝器126の内容が判断指示RAM132に
負荷される。 判断緩衝器122に記憶された文字符号が既に
読取られたものであるときは、判断703におい
て4個より多い互いに異なる文字判断が配列50
を横切る1個の文字像について成されたか否かが
調べられる。 5個以上の互いに異なる文字判断が成されてい
ると、処理706において拒絶信号が発せられ
る。5個より少ない互いに異なる文字判断が成さ
れているときは、処理は判断703から処理70
4に進み、文字計数器は1だけ増分され、処理7
05に進む。次いで第2図に示した判断緩衝器1
22および象限緩衝器126の内容は判断指示
RAM132に記憶され、論理流れは径路802
に沿つて再循環し、判断701において再び判断
記憶指令信号が調べられる。 判断記憶指令信号が第2図の線路129に存在
しないときは、判断707に進み、判断入力制御
器111からの線路130に沿う決定開始信号の
存在が調べられる。決定開始信号が存在しない
と、論理流れは径路803に沿つて再循環し、判
断701において判断記憶指令信号の存在が再び
調べられる。判断707において決定開始信号が
存在するときは、RAM133の内容が処理70
8において調べられて最多文字計数(計数BIG)
が決定される。処理709において判断記憶
RAM133の内容が再び調べられて第2番目に
多い文字計数(計数NEXT)が決定される。 次いで判断710において計数BIGと計数
NEXTとを比較し、BIGが(NEXT+1)×1.5よ
り大きいか否かが調べられる。大きくないと、処
理706において拒絶信号が発せられ、出力線路
134を経て出力レジスタ175に加えられる。
また判断完了信号が出力線路135を経て編集装
置に送られる。次いで論理流れは前記のように径
路802に沿つて再循環する。 BIGが(NEXT+1)×1.5より大きいときに
は、BIGに対する文字であるという判断が処理7
11により決定され、文字判断とその象限情報と
は線路134に沿い出力レジスタ175に送られ
る。また判断決定制御器131より判断完了信号
および走査方向論理単位56の出力がそれぞれ線
路135,176に沿つて編集装置(図示してな
い)に送られる。処理711から径路802に沿
つて処理は前記したように再循環する。 E―11 判断の決定と出力(第2図) こうして判断入力制御器111からの決定開始
信号を受取ると、判断決定制御器131は文字判
断を最終的に決定するために一連の試験を始め
る。特定の文字に対するフレーム走査全部が拒絶
されると、拒絶符号が判断決定制御器131によ
り発せられる。拒絶符号以外の符号が存在する
と、互いに異なる符号各各が計数され各各の発生
回数が調べられ、その情報がRAM133に記載
される。拒絶符号は文字の計数には算入されな
い。 ある1つの文字が他のどの文字より1.5倍回+
1.5回より多数回計数されると、その文字として
識別される。他のどの文字符号より1.5倍回+1.5
回より多数回計数された文字符号がなければ、こ
のときの文字符号出力は拒絶符号である。 他にも拒絶される場合があり、それは文字判断
が行われずそして白色径路間に空の記憶が検出さ
れる場合および白色径路間に拒絶符号および終止
符符号以外の4個より多い互いに異なる判断が記
憶されているときである。前記したように終止符
符号判断はより大きい高さ範囲の他の判断が白色
径路間で成されると拒絶される。 文字判断が成されると、象限情報を含む文字識
別信号が線路134に出力され、同時に判断完了
合図が線路135に出力される。これらの出力は
データを視認可能な語、句または文として提供す
る編集装置への出力である。 編集装置を補助するために、走査方向指示器5
6は前置処理器51からのビデオデータの左側6
個の列を表わす6ビツトのデータを受取り、線路
172に沿つて走査方向信号を発する。この信号
は判断決定制御器131により編集装置に送られ
る。 E―12 走査方向指示器56における処理(第7
図) 第7図に走査方向指示器56の内部の処理を示
す。判断処理は始点900から判断901に進
み、第2図の線路178に沿う編集装置からの話
中信号の存在が調べられる。話中信号が存在する
と、前置処理器51が処理902によりリセツト
され、走査方向指示器56内部の走査方向計数器
が処理903によりリセツトされる。すると処理
は論理径路904に沿つて再循環し、判断901
において再び話中信号の存在が調べられる。 話中信号が存在しないときには、処理901か
ら処理905に進み、第2図の線路177に沿つ
て行計数器123から行38信号が発せられるか
否かが同べられる。行38信号が行計数器123
により発せられていると、処理は論理径路906
に沿い判断901に再循環する。行38信号が行
計数器123により発せられていないときは、処
理は判断907から始まる白黒遷移検出段に入
る。 前置処理器51により走査方向指示器56に走
行速度で供給される6ビツトのビデオデータは相
関器ビデオ出力の左側6ビツトである。これらビ
ツトの各各は第7図の流れ図において文字Aない
しFで表わしてあり、文字Aが最も左側のビツト
である。判断907,908,909,910お
よび911の各各において前記6ビツトにより表
わされるビデオデータの列間の白黒遷移が調べら
れる。最初に検出された遷移に従つて、処理91
2,913,914,915または916によ
り、黒色セルを持つ対応する数が走査値レジスタ
に負荷される。ビデオデータの各列に対応して数
字0,1,2,3,4および5が与えられる。 白黒セル遷移が検出されなければ、走査値レジ
スタに処理917により数字0が負荷される。 走査値レジスタに白黒遷移の発生を示す数字
1,2,3,4,または5または白黒遷移が検出
されなかつたことを示す数字0が負荷された後、
判断918に進み走査値レジスタの内容が調べら
れる。 走査値レジスタに数字0が含まれるときは、結
合子Aに進み判断905において行38信号の存
在が再び調べられる。走査値レジスタの内容が0
以外のものであるときには、判断919に進み前
回の走査値レジスタの内容が調べられる。前回走
査値が0であると、前記のように結合子Aに進
む。前回走査値が0以外のものであるときは、処
理920においてその前回走査値レジスタの内容
を走査値レジスタの内容から差引き、その差を差
レジスタに記憶させる。 次いで論理流れは径路921に沿つて判断92
2に進み、差レジスタの内容の絶対値が調べられ
る。絶対値=1でないときは、論理径路923に
沿つて直接に処理924に進み、方向指示のため
に走査方向計数器の最上位ビツトが調べられる。
そのビツト値0または1は、判断決定制御器13
1を経て編集装置に送るために、方向レジスタ内
に記憶される。 走査方向計数器は、最上位ビツトを信号ビツト
として利用する4ビツト計数器である。この計数
器の内容は数字4(走査計数―5を表わす)、数
字9(走査計数0を表わす)および数字14(走査
計数+5を表わす)により処理される。すなわち
この計数器内に14ないし4の数字を記憶すること
によつて±5の走査方向スレシヨールドを識別す
ることができる。数字9はスレシヨールド端部間
の原点を表わす。9より大きく14以下の数字はあ
る一方向の走査を示し、9より小さく4以上の数
字はその反対方向の走査を示す。 処理924により走査方向計数器の信号ビツト
を方向レジスタ内に記憶させた後、処理925に
より現在の走査値を前回走査値レジスタに負荷す
る。次いで結合子Aに進み判断905において行
38信号の存在が再び調べられる。 差レジスタ内容の絶対値が1であるときは、判
断922から判断926に進み、差レジスタ内容
の符号が調べられる。この符号が負であるとき、
判断927により走査方向計数器の内容が調べら
れる。この計数器内容が5であると、直接に処理
924に進むが、5より小さい数字が記載されて
いるときには、処理924に進む前に処理928
において計数器は1だけ減分される。 差レジスタ内容の符号が正であるときには判断
926から判断929に進み、走査方向計数器の
内容が調べられる。この計数器内容が5である
と、前記のように処理924に直接に進む。しか
し5より小さいときには、走査方向計数器は処理
924に進む前に処理930において1だけ増分
される。 E―13 語(または文)の終りの処理(第2図) 編集操作に対するもう1つの補助として、判断
入力制御器111と判断決定制御器131とは協
働して、文字シーケンス間の空白が生じる語終り
または文終り条件を合図する。 より詳しくは、第2図の行計数器123は循環
式計数器であつて1フレームの間、行走査速度で
連続的に計数を行い38計数ごとに線路142に沿
つてパルスを発して判断入力制御器111にフレ
ーム終り条件を合図し、また4象限復号器125
および底部レジスタ156を行走査速度で更新す
る。底部レジスタ156は文字走査が終つてから
負荷されるので、底部レジスタ156は配列50
の頂部から走査した文字の底部までの行数を含ん
でいる。 負荷指令信号(信号BBLD)が判断入力制御器
111から線路158に沿つて底部緩衝器159
に発せられると、底部レジスタ156の内容(こ
れは文字空白の探索を行うときにだけ使われる)
は線路161に沿つて底部復号器150を経て次
いで線路149に沿つて判断入力制御器111内
の内部底部緩衝器に導かれる。文字情報の処理中
においては判断入力制御器111は常に内部底部
緩衝器情報をオーバーレイしているので、内部底
部緩衝器は常に判断緩衝器122に最後に送られ
た文字符号に関する情報だけしか含んでいない。 文字シーケンスの終りが文字存在信号なしにフ
レーム終り信号が発せられることによつて検知さ
れると、判断入力制御器111は文字存在計数器
を調べて文字存在信号が連続した6個の走査フレ
ームにおいて受取られたか否かを判断する。受取
られていると、判断入力制御器111は白色径路
計数器(図示してない)を調べて連続した3個の
白色径路が検出されたか否かを判断する。3個の
白色径路が検出されるていると、判断入力制御器
111は判断指示RAM132に記憶されている
最後の文字に対応して文字底部情報を処理する。
この情報は文字空白を検出した位置の基準として
役立つ。 判断入力制御器111はこの底部データを有効
空白の基準と比較する。たとえば最後の文字の底
部が配列50の上部20行より下方にあるとき、最
後の文字の底部行の上方に連続した20個の白色行
を検出すると判断入力制御器111は判断緩衝器
122に通じる線路173上に有効空白信号を発
する。最後の文字の底部行より上方に文字自体か
ら離れた黒色セグメント特徴があるかも知れない
が、この特徴と判断指示RAM132に記憶され
た最後の文字の底部行との間に20個の白色行が存
在するときには、有効空白信号が発せられる。最
後の文字の底部が上部20行内にあるときには、初
めのすなわち上部の20行だけが処理される。上部
20行がすべて白色であるときには、有効空白信号
が発せられる。 3個の連続した白色径路を検出した後で前記の
2つの基準のどちらにも満たされないとき、判断
入力制御器111は判断決定制御器131から編
集装置への出力を禁止する出力信号を線路174
上に発する。判断決定制御器131はその出力を
禁止されるだけであつて作動は続ける。 白色径路と有効空白との差違はこうして明らか
である。判断緩衝器122に記憶された有効空白
は判断決定制御器131により編集装置に文字判
断として出力される文字符号である。すなわち有
効空白は10個の白色列を含む文字判断を構成する
が、白色径路は情報視野内の互いに隣接する文字
間に存在するビデオデータ垂直方向3列を含むに
過ぎない。 F 発明の効果 本発明により、光センサ配列により生ずるビデ
オデータの連続流れを文字認識回路網に中間記憶
なしに走査速度で適用して文字を自動的に認識ま
たは識別し読取る装置が得られる。 走査速度でビデオデータから発せられる特徴符
号は文字認識のために秩序化されていない論理処
理、判断または結合子から成る順次判断回路網に
加えられる。各論理処理または判断は論理径路ま
たは論理リンクにより相互に接続され、各処理ま
たは判断から他の処理または判断へと1回のステ
ート進行でもつて進む。この回路網を通る判断流
れはこうして論理径路が交さしてもまたは前の状
態に戻つてもよく、回路網の汎用性は大きく冗長
度は小さい。順次判断回路と同時に作動して認識
の信頼性を高めるのが、情報視野内の文字、切片
および空白を区別する論理回路である。 光センサ配列を横切つて動く文字像は反復して
走査され、最終の文字判断は最も多数回発せられ
た文字識別に基づいて、像が視野を通り過ぎた後
に行う。走査方向および垂直方向位置決めデータ
は編集の補助として最終の文字判断と同時に出力
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明読取装置の1実施において使用
する手段の関係を示すブロツク図、第2A図およ
び第2B図は第1図の詳細ブロツク図である。第
3図は光センサ配列に整合している文字「A」を
示す説明図、第4図は第1図および第2図の文字
存在処理器に含まれる追跡回路の機能流れ図、第
5図は第2図の判断入力制御器に含まれる制御回
路の機能流れ図である。第6図は第2図の判断決
定制御器に含まれる制御回路の機能流れ図、第7
図は第2図の走査方向指示器の機能流れ図であ
る。 50……光センサ配列、51……前置処理器、
52……特徴符号発生器、53……文字認識処理
器、54……文字判断処理器、55……文字存在
処理器、56……走査方向指示器、105……特
徴符号ROM、108……判断ROM、111……
判断入力制御器、115……判断レジスタ、12
4……文字符号復号器、131……判断決定制御
器、132……判断指示RAM、133……判断
記憶RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 光センサの2次元配列50と、 (b) この配列を情報視野とこの配列との間の相対
    的移動速度に比較して高い速度で或る順序でラ
    スタ状に走査してこの配列を横切つて通る度に
    黒白のシーケンスを表わす多重ビツト2値語を
    発生する走査手段51と、 (c) 発生した多重ビツト2値語を入力として受取
    り、文字の線セグメントの現われ方を示す予め
    定めた特徴符号のいずれに該当するかを調べ、
    該特徴符号を前記の走査速度で発生する特徴符
    号発生手段52と、 (d) 発生した特徴符号を入力として受取り、現在
    の論理ステートを調べてそのステートと入力特
    徴符号との組合わせにより次の論理ステートを
    アドレス指定してステート進行を行い、各文字
    について予め定めた径路のステート進行を終え
    ると該文字を表わす符号を発生する文字符号発
    生手段53と、 (e) 前記配列の中央部にあるセンサ列の発生した
    2値信号を前記走査速度で処理して文字区域ま
    たは空げき区域の存在を示す信号を発生する処
    理手段55と、 (f) (i)前記文字符号発生手段(d)が文字符号を発生
    すると字体に合わせた複数種類の試験を行い、
    (ii)前記処理手段(e)が文字の間の空げき区域を指
    示しているときは前記文字符号発生手段(d)の出
    力を抑制し、そして(iii)前記文字符号が前記の複
    数種類の試験に合格しないときは本装置のリセ
    ツトを行う認識制御手段111と、 (g) 前記配列の1完全走査に相当するフレーム走
    査速度で受取つたそしてこの配列の視野を通過
    したパターンに応答して発生した一連の文字符
    号に基づいて文字を識別する文字決定手段54
    と、 を含んで成る、自動文字読取装置。
JP50078490A 1974-09-13 1975-06-24 Expired JPS6156553B2 (ja)

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