JPS6154224A - 廃ガスから窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法 - Google Patents

廃ガスから窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法

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JPS6154224A
JPS6154224A JP60177059A JP17705985A JPS6154224A JP S6154224 A JPS6154224 A JP S6154224A JP 60177059 A JP60177059 A JP 60177059A JP 17705985 A JP17705985 A JP 17705985A JP S6154224 A JPS6154224 A JP S6154224A
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gas
acid
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denitrification
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JP60177059A
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ヴオルカー フアツチンガー
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Ciba Geigy AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石灰、カセイソーダ、アンモニアあるいは他の
薬剤を使用することなく廃ガスから窒素酸化物と硫黄酸
化物とを同時に除去することを可能ならしめる方法に関
する。
分離された窒素酸化物は酸素含有ガス、好ましくは空気
酸素を用いて二酸化硫黄を酸化するときの触媒として役
立つ。この有害物質からは最終的には有用な硝酸および
硫酸が生じる。
本発明による方法の利点を説明するため、−例として、
燃料として発熱量が4500 KcaA/に9以上の、
塩分を含む褐炭を使用する発電所の煙道ガスの浄化につ
いて述べる。
このような発電所で下記のような煙道ガスが発生するも
のと仮定する。なお、NOxのXは1または2を意味す
る。
煙道ガス量   1時間当り100万MNOx含有濃度
(No2として計算) 1.4:l’/冒(約700 ppm )S02含有濃
度 12.6 f/hhi’ (約4300ppm)こ
こでt ppmとは100万容量部について1容量部と
理解されたい。
本発明によれば有害ガスの量を下記の数値以下まで低減
することができる。
5o20.1?/Nm’  (約34 ppm )NO
x   0.2P/Nm  (約10100pp年間平
均の水温が15℃の冷却水が利用可能と仮定すれば、煙
道ガス浄化のだめの必要動力は次の通りとなる。
電気エネルギー: その発電所で生産されるエネルギー
の3 チ以下、。
本方法中の酸濃縮 工程に必要な熱量:その発電所で燃焼される石炭の2%
以下 の消費量に相当する 量。
本発明の方法に従って利得される硝酸(濃度30%以上
)および硫酸(濃度75チ以上)を、たとえば、肥料工
場で利用することができるとすれば、利得される酸の価
格は上記の動力のコストをカバーする。本発明による方
法を実施するために必要な投資費用はその発電所のため
の投資費用の4分の1以下である。
煙道ガスから窒素酸化物を除去する方法として、まだ熱
い煙道ガスをその熱が完全に消費されてしまう前にアン
モニアと混合しそしてこれを触媒上に導き、窒素酸化物
を窒素へ還元する方法が公知となっている。この方法の
欠点はアンモニアのだめの費用を要することおよび触媒
の有効寿命が限定されていることである。塩分を含んで
いる石炭の場合では、燃焼室内で塩分が蒸発し、これが
触媒を汚染するエーロゾルを形成する。煙道ガスの浄化
にドライまたはウェットの状態でアンモニアを使用する
方法のいま1つの欠点は硫酸アンモニウムエーロゾルお
よびその他の塩エーロゾルが形成されることである。こ
のようなエーロゾルは大きな費用をかけても完全には分
離し得ない。浄化された煙道ガスと共にこのようなエー
ロゾルが大気中に放出されると、大気中のダスト形成を
促進しそしてスモッグの発生によって自然の太陽光線が
弱められることとなる。
従来技術の場合とは逆に、本発明による方法の場合では
、運転コストは煙道ガスのNOxの含有濃度が高くなる
ほど低下する。したがって、NOxの発生を低減するた
めなんらかの特別な燃焼技術上の手段を講じる必要はな
くなる。
煙道ガス中では窒素酸化物はその大部分が非常に吸収性
の悪いNo として存在する。オゾンを使用してNOを
NO□に変換しそして、たとえば、アンモニアアルカリ
性流体を用いて吸収させることは公知である。しかし、
オゾンの生産に大きなコストを要すると共に、前記した
ようなエーロゾルの発生が不可避であるという欠点があ
る。
空気汚染防止のための努力の結果として、S02を約1
容量チ含有している廃ガスからS02とNoXを分離す
るための方法として窒素酸化物−硫酸法が最近提案され
た。この方法についてのこれまでの検討が本願発明の出
発の基盤となっており、下記の文献はそれら従来技術を
示すものである: 一ファツテインガー、ファウ(Fattinger +
v、 )、−fロック・ブリット・サルファー・コープ
(Proc、 Br1t、 5ulpher Corp
、 ) +サード・インド・ニンフ・ファート(3rd
Ilt、 Conf、 Fert、 ) +ロンドン、
1979年11月、ペーパー26 (Paper XX
VI )−ブランケンシュタイン、カー(Blanke
nstein。
K、)、ノイマン、ゲー・ニー(Newmann 。
G、 E、 ) 、ウー・ベー・アー(U、 B、 A
、)。
エフおよびニーの雑文(F und E Berich
t)第10403311号、1980年6月−ザンダー
、ウー(5ander 、 U−) 、ファッテインガ
ー、ファウ(Fattinger 、 V、 ) +ヒ
エム・イング・テヒン(Chem、 Ing、 Tec
hn、 ) +55 (1983年)第8号、601/
607負−ファツテインガー、ファウ(Fatting
er 。
■、)、チバーガイギ・コーポレーション(CI B 
A−GE I GY Corporation ) 、
米国特許第4148868号(1979年) −ファツテインガー、ファウ(Fattinger +
V、)、チバーガイギ・コーポレーション(CIBA−
GEIGY Corporation) 、米国特許第
4242321号(1980年) −ウルマンス・エンツイクロペデイエ・デル・テヒニシ
エン・ヒエミー(Ul 1manns Enzy −k
lopadie der technischen C
hemie ) 。
4゜、改訂増補版、フエアラーク・ヒエミー (Ver
lag Chemie) 、ゲアインハイム(Wein
heim) r第21巻(1982年)。
148頁。
発電所から出る煙道ガスはほとんどがs02濃度がほん
の0,02乃至0.5容量係程度にすぎず、これまでは
窒素酸化物−硫酸法装置系での処理が可能になるにはS
O2濃度がもつと高くなければならないと考えられてい
た。さらに、当技術分野では望素酸化物−硫酸法はNO
x損失によって大気汚染を惹起するという意見が存在し
ている。
発電所から出る廃ガス処理のために公知の窒素酸化物−
硫酸法が使用されない主な理由は脱窒塔内で遊離された
NOの酸化のための滞留時間が長いことである。すなわ
ち窒素酸化物吸収の前提となっているのは適当な°No
:N02の比である。
しかしてここに本発明によって、次のような方法によれ
ば窒素酸化物−硫酸法装置系を煙道ガスNm’/秒轟り
25i、J:り小さい必要反応空間容積で運転すること
が可能となることが見出された。すなわち、装置系内に
導入されてくる廃ガスの窒素酸化物分の半分以上を吸収
しそして続いて窒素酸化物含有流体を脱離にかけ、この
際 a)遊離された窒素酸化物を酸素含有ガスと混合して比
較的窒素酸化物と酸素とに富んだガスをつくり、この中
で一酸化窒素を二酸化窒素へ酸化し、そして生じた二酸
化窒素および/またはそれから製造された硝酸ならびに
一酸化窒素の残分を被処理廃ガスの主流内に導入しくた
だし、装置系内へ導入される四価または五価の窒素−酸
素化合物のモル量は、それと共に導入される一酸化窒素
のモル量よりも大きい。)、そして b)少なくとも部分的に窒素酸化物が除去された流体ま
たはその主量を脱離装置通過後主廃ガス流のガス処理塔
の1つまたはそれ以上へ返送するのである。
部分的または完全に窒素化合物が除去された酸は装置系
内の第1段へ案内してもよいし、あるいはまた全部また
は一部分を装置系の最終段のNOx吸収塔の1つ(ある
いは複数のNOx吸収塔)内へ案内してもよい。この2
つの流体返送方式を相互に組合わせてもよい。
NOx脱離の目的のために酸は加熱および/または水も
しくは弱酸で希釈されているから、脱窒されたあるいは
部分的に脱窒された酸がNOx吸収塔に到達する前に酸
濃縮および/または酸冷却を実施するのが有利でおる。
廃ガス流処理の際には、S02吸収の前段で、蛸醒が脱
窒またはSO2吸収の回路内へ、NOx吸収のために最
適なNo : No2比を与えるような量で添加される
。このような硝酸の添加は新規ではなく、たとえば、米
国特許第 4242°321号明細書に記載されている。
さらに、本発明によって吸収を30℃以下の温度で実施
すると驚くべきほどに優秀な吸収効率が達成され且つ吸
収酸の含硝硫酸濃度が比較的高い場合でも運転可能であ
ることが見出された。これによって、循環酸の温度を好
ましくは20℃、15℃あるいはさらに10℃以下1で
間接的熱交換で下げる冷却源を生み出すためにヒートポ
ンプ(冷却装置)を使用することが可能となる。この方
法は吸収室を過度に拡大するよりもはるかにコスト的に
有利である。
本発明の方法の従来法との重大な相違点は脱窒が低い酸
譲度で行なわれるという点である。硫酸濃度が73係以
下あるいはさらに70%以下の低濃度であるため、発電
所煙道ガスの低いSO2g度でも十分な酸脱窒が実施可
能となる。主ガス流中に設けられる脱窒塔は、この場合
、ガスと酸とが上流になるように運転するのが有利であ
る。
主ガス流内の粗脱窒の流出的は二酸化硫黄の分流が通過
する塔に樽いて、そこで間接加熱と精密脱窒にかけるこ
とができる。
さらに、含酸脱窒を主ガス流の外部で実施しそして空気
流および/またはso2含有ガス分流を脱窒装置を通過
するよう案内することも可能である。必要な場合には、
空気流またはSO□ガス流を加熱して窒素酸化物の放逐
を促進することもできる。
ニトロシル硫酸として硫酸内に溶解されている窒素酸化
物の蒸気圧が硝酸の添加によって大幅に高められること
は公知である。したがって、必要な場合には、酸脱窒を
硝酸の添加によって実質的に促進することができる。
本発明の方法によれば、このために必要な硝酸は窒素酸
化物から生成され、そして脱窒装置1’iから窒素酸化
物の形でプロセスへ返還される。
脱窒された酸がNOx吸収段へ到達する前に、その酸を
濃縮塔へ案内して良好な吸収に必要な濃度(73乃至7
6%H2So、 )まで濃度を高めることができる。濃
縮塔から出るこの熱い酸はNOx吸収段の低温流出ガス
の加熱のために有利に使用することができる。
相対湿度が非常に低いこの予熱されたガスは、それが湿
潤状態となるおそれなしに、壁造りの煙突へ導くことが
できる。
公知の窒素酸化物−硫酸法に対する本発明の方法の利点
は、浄化されるべき廃ガスの有するSO3M度が低くな
ればなるほどそしてNOx濃度が高くなればなるほどよ
り顕著となる。SO2濃度はO,l’!容量チ以下であ
るのが好ましく、NOx濃度は100 ppm以上であ
るのが好ましい。
以下、本発明を添付図面に基づき実施例によってさらに
詳細に説明する。
第1図は各処理段が直列接続されたガス促浄塔内での廃
ガスの処理を示し、このガス洗浄塔は下記の機能を有す
る: ガス冷却、 酸脱窒、  SO2吸収。
1次NOx吸収、 2次NOX吸収、 および清浄ガス
加熱。
各処理段の前後におけるSO2,NOx 、 H2Oの
濃度およびガス温度を次表にまとめて示す。
各処理室には酸循環路が設けられており、ポンプ4で酸
が循環される。1は被処理ガス入口であり、9はガス送
りベンチレータである。各ガス処理室間は連結管2で連
絡されており、浄化されたガスは清浄ガス出口3から排
出される。すべてのガス処理室には充填物層5が存在し
ている。第1図に示されているように、各酸処理段には
酸冷却器6が設けられておす、酸温度を上記の表に示し
たガス温度まで冷却する。酸は酸噴霧装置7によって各
処理室内へ噴霧される。
各処理室の下部は酸溜め8となっている。
充填物層5の充填物は300 m’/lr?以上の表面
積を有する。反応空間のガスI Nrr?/秒当りの所
要容積は脱窒段の場合が3 m’以下、SO2吸収段が
4m以下、1次NOx吸収段が4 m’以下、2次NO
x吸収段が12m”以下でアリ、そして清浄ガス加熱の
ために必要な容積は1.5R以下である。
通常の窒素酸化物−硫酸法装置系の場合と同様に酸脱窒
段とNOx吸収段との間には酸交換段が存在する。含硝
硫酸を分離された、NOx吸収段へ流入する酸をここで
は“返送“の酸と呼び、NOxが負荷されている酸を1
1給送′の酸と呼ぶ。SO□吸収段で連続的に生成され
る硫酸は給送の酸に付加混合される。
NOx吸収段で強冷却されるため、酸中の含硝硫酸の濃
度は高くなる。HNO3当量で表現すると、給送の酸の
含硝硫酸濃度は2002HNO3/を以上である。この
高い含硝硫酸濃度のお蔭で少ない給送量または返送量で
の稼働運転が可能となる。図示した実施例の場合でば5
00 S’/Nm’被処理ガスより少ない量で十分であ
る。
主ガス流の全処理室は低温であるから、適当な作動物質
の選択の問題が簡単となる。ガス冷却段と清浄ガス加熱
段との間の大きな処理空間全領域に亘って40℃以上の
温度の箇所はどこにもない。
第2図は給送酸の処理を示す。加熱器20の中で給送酸
は約60℃の温度まで加熱されそしてNOxストリッパ
ー22へ案内される。
酸返送−処理段からの排出空気が導管41およびベンチ
レータ21を介してNOxストリッパー22を通過案内
される。この空気は実質的に軽度に汚染された空気であ
り、ストリッパー22の中でNOxの富化をうける。酸
化室24aの中でNOの主量はNO2へ変換される。
このガスは次にHNO3吸収器25に入る。吸収器25
には循環ポンプ26と敵冷却器27とが設けられている
。導管28aばHNOlを脱窒段へ送るためのものであ
る。
導管28bは生成された)INO3過剰分を取り出すだ
めのものである。No よりもNO2を多く含有してい
るガス流は導管29を介して酸脱窒段へ送られる。
第3図は返送の酸の処理を示す。
脱窒段から出た返送の酸は加熱器30に入り、そこで8
0℃まで加熱される。そして次に精密脱窒塔32を通過
する。導管31aと31bとはこの精密脱窒塔をSo2
含有ガスで洗滌するために使用される。全廃ガス量の約
5%をこの塔へ案内して通過させれば十分である。
次に返送の酸はS02ストリツパー33に入りそしてこ
のあと濃縮塔34の循環路に入る。
39はこの濃縮塔の循環ポンプであり、35は酸加熱器
である、約75φのH2SO,濃度まで濃縮された酸は
導管36を介して清浄ガス加熱器の循環路に入る。濃縮
塔34からの水蒸気含有空気は導管37を全して蒸気凝
縮器38に案内される。この凝縮器は冷却器40付きの
酸循環路を有している。連続的に沈降してくる凝縮物は
導管42を通って導出される。乾燥された空気はS02
ストリツパー33に案内され、この中でストリップエヤ
ーとして利用され、しかるのち導管41を通じてベンチ
レータ21の吸引側へ案内される(第2図1照)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガス洗浄装置内での処理工程を説
明するための図である。 第2図は給送される酸の処理を示す図である。 第3図は返送される酸の処理を示す図である。 〔主要部材の符号の説明〕 1・・・被処理ガス人口 3・・・清浄ガス出口5・・
・充填物層    6・・・酸冷却器7・・・酸噴霧装
置 22・・・NOxストリッパー 25・・・)(No3吸収器 32・・・精密脱窒塔3
3・・・SO2ストリッパー 34・・・濃縮器    38・・・蒸気凝縮器量 願
 人 : チバーガイギ アクチェンゲゼルシャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、廃ガスから窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する
    方法、特に発電所の煙道ガスから、有用な窒素化合物お
    よび硫黄化合物を利得しながら硫酸を製造するための改
    変された窒素酸化物法によつて窒素酸化物および硫黄酸
    化物を除去する方法において、その方法工程に導入され
    る廃ガスの窒素酸化物分の半分以上を吸収しそして窒素
    酸化物を含有する流体を次に脱離にかけ、この際に、 a)遊離された窒素酸化物を酸素含有ガスと混合して比
    較的窒素酸化物と酸素とに富んだガスとなし、この中で
    一酸化窒素を二酸化窒素へ酸化し、そして生じた二酸化
    窒素および/またはそれから製造された硝酸ならびに一
    酸化窒素の残分を被処理廃ガスの主流の中に導入し(た
    だし、装置系内へ導入される四価と五価の窒素−酸素化
    合物のモル量はそれと共に導入される一酸化窒素の量よ
    りも大きい。)、そして、 b)少なくとも部分的に窒素酸化物が分離された流体ま
    たはその主量を脱離装置通過後主廃ガス流のガス処理塔
    の1つまたはそれ以上へ返送することを特徴とする方法
    。 2、廃ガスの窒素酸化物が硫酸の中に吸収されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、吸収流体の温度が30℃以下であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4、酸脱窒段における硫酸濃度が73容量%以下である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、廃ガスと脱窒の酸とが窒素酸化物法の脱窒工程段を
    並流の形で通過することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 6、窒素酸化物法の脱窒工程段で予備脱窒された酸を精
    密脱窒および/または濃縮の処理にかけることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第5項に記載の方法。 7、精密脱窒および/または濃縮の処理段から出た酸を
    窒素酸化物吸収段から導出された冷ガスの加熱のために
    使用することを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載
    の方法。 8、二酸化硫黄の含有濃度が0.8容量%以下の廃ガス
    を浄化することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。 9、窒素酸化物の含有濃度が100ppm以上である廃
    ガスを浄化することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第8項に記載の方法。 10、ガス冷却段、酸脱窒段、二酸化硫黄吸収段、第1
    窒素酸化物吸収段、第2窒素酸化物吸収段および清浄ガ
    ス加熱段が直列接続されたガス洗浄装置を用いて特許請
    求の範囲第1項に記載の方法を実施するための装置にお
    いて、窒素酸化物吸収段から導出された窒素酸化物含有
    流体を脱離処理するための、該窒素酸化物含有流体のた
    めの加熱器(20)を含む装置と、酸素含有ガスのため
    のベンチレータ(21)を有する導管(41)を具備し
    た窒素酸化物ストリッパー(22)と、導管を介して該
    ストリッパーと連結された酸化室(24a)、(この酸
    化室からは硝酸吸収器(25)まで導管がのびておりそ
    して該硝酸吸収器にはその循環路のところに循環ポンプ
    (26)と酸冷却器(27)とが配備されている。)と
    、廃ガス処理の酸脱窒段へ硝酸を案内するための導管(
    28a)と、製造された過剰の硝酸を取り出すための導
    管(28b)と、導管を介して前記硝酸吸収器と連結さ
    れた第2の酸化室(24b)と、優勢的に二酸化窒素を
    含有している窒素酸化物ガスを廃ガス処理の酸脱窒段へ
    案内するための導管(29)とを含むことを特徴とする
    装置。
JP60177059A 1984-08-13 1985-08-13 廃ガスから窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法 Pending JPS6154224A (ja)

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CH387184 1984-08-13

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JP (1) JPS6154224A (ja)
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