JPS6151991B2 - - Google Patents

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JPS6151991B2
JPS6151991B2 JP15241083A JP15241083A JPS6151991B2 JP S6151991 B2 JPS6151991 B2 JP S6151991B2 JP 15241083 A JP15241083 A JP 15241083A JP 15241083 A JP15241083 A JP 15241083A JP S6151991 B2 JPS6151991 B2 JP S6151991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
warp
base fabric
yarn
leno
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15241083A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS6044343A (en
Inventor
Kazuhide Ino
Tsutomu Oohayashi
Hidemoto Hiraoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiraoka and Co Ltd
Original Assignee
Hiraoka and Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hiraoka and Co Ltd filed Critical Hiraoka and Co Ltd
Priority to JP15241083A priority Critical patent/JPS6044343A/en
Publication of JPS6044343A publication Critical patent/JPS6044343A/en
Publication of JPS6151991B2 publication Critical patent/JPS6151991B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

技術分野 本発明は、軟質PVC層とその表面に形成され
た金属蒸着層とを繊維性基布と組合せてなるフレ
キシブルシートに関する。 従来技術 従来、PVCフイルム又はシートの片面又は両
面に金属蒸着層を形成する試みは種々なされてき
た。この場合、軟質PVCは可塑剤を多量に含む
から、可塑剤が表面にブリードアウトし、そのた
め形成された蒸着層が剥離し易く、実用性に乏し
いものとなる。その解決策として、ポリエステル
フイルム等に金属蒸着を行い、これを軟質PVC
フイルム又はシートの表面に貼着して、可塑剤の
ブリードアウトを抑えようとする方法が採られて
きた。しかし、この方法は、操作が煩雑であり、
経済的にも不利である。そこで、軟質PVCフイ
ルム又はシートを低温プラズマ処理してその表面
にPVC架橋層を形成し、その上に金属蒸着層を
形成して、金属蒸着層の軟質PVC層への接着性
を改善し、耐久性を与えることが検討された。し
かし、このようにして得られる軟質PVC層/軟
質PVC架橋層/金属蒸着層を基本構成層とする
フレキシブルシートは、ストレスの比較的かかり
にくい用途には効果的に耐久性を保持するけれど
も、大型テントや軒出しテントその他に使用する
場合には比較的大きなストレスがかかり、そのた
めフイルム又はシートの伸びが大きくなるが、
PVC架橋層や金属蒸着層はこの伸びに追随しき
れずに亀裂を生じることとなる。そして、この亀
裂から可塑剤がブリードアウトするようになり、
表面の金属蒸着層の接着性を損ね、シートの耐久
性を低下せしめることとなる。 発明の目的 本発明の目的は、大きなストレスが予期される
用途に対しても十分な耐久性を保持することので
きるフレキシブルシートを提供することにある。 発明の構成 本発明によれば、従つて、繊維性基布と、その
少くとも1面上に形成された軟質PVC中間層
と、前記中間層上に形成された金属蒸着層と、及
び前記中間層と金属蒸着層との界面に存在する軟
質PVC架橋層とを含むフレレキシブルシートが
提供される。 発明の構成の具体的説明 本発明のフレキシブルシートに用いられる繊維
性基布は、天然繊維、例えば、木綿、麻など、無
機繊維、例えば、ガラス繊維など、再生繊維、例
えば、ビスコースレーヨン、キユプラなど、半合
成繊維、例えば、ジ−およびトリアセテート繊維
など、および合成繊維、例えば、ナイロン6、ナ
イロン66、ポリエステル(ポリエチレンテレフタ
レート等)繊維、芳香族ポリアミド繊維、アクリ
ル繊維、ポリ塩化ビニル繊維およびポリオレフイ
ン繊維など、から選ばれた少くとも1種からなる
ものである。基布中の繊維は短繊維紡績糸条、長
繊維糸条、スプリツトヤーン、テープヤーンなど
のいずれの形状のものでもよく、また基布は織
物、編物又は不織布或はこれらの複合布のいずれ
であつてもよい。一般には、本発明のフレキシブ
ルシートに用いられる繊維はポリエステル繊維が
好ましく、ストレスに対する伸びが少ないことを
考慮すればこの繊維は長繊維(フイラメント)の
形状のものが好ましく、かつ平織布を形成してい
ることが好ましい。繊維性基布は、得られるフレ
キシブルシートの機械的強度を高いレベルに維持
するために有用である。 更には、得られるフレキシブルシートの引張強
力、寒冷時の耐亀裂性、シートが揉まれた際の耐
屈曲亀裂性や表面層に与えられるストレスの分散
等を考慮すれば、以下に説明する如き特殊構造織
物基布を繊維性基布として用いるのが好ましい。
即ち、特殊構造織物基布は、天然繊維、例えば、
木綿、麻など、無機繊維、例えば、ガラス繊維な
ど、再生繊維、例えば、ビスコースレーヨン、キ
ユプラなど、半合成繊維、例えば、ジ―およびト
リ―アセテート繊維など、および合成繊維、例え
ば、ナイロン6、ナイロン66、ポリエステル(ポ
リエチレンテレフタレート等)繊維、芳香族ポリ
アミド繊維、アクリル繊維、ポリ塩化ビニル繊維
およびポリオレフイン繊維など、から選ばれた少
くとも1種からなるものである。基布中の繊維は
短繊維紡績糸条、長繊維糸条、スプリツトヤー
ン、テープヤーンなどのいずれの形状のものでも
よい。そしてこれらは互に並列に配置され、それ
により形成される経糸層と緯糸層とが互に交差す
るように積層され、経緯糸条の交差点で長いから
み糸によりゆるく結合される。 からみ糸はポリエステル、ナイロン、芳香族ポ
リアミドその他の公知の合成繊維、ガラス繊維、
スチール繊維その他の公知の無機繊維等から選定
されるが、特にポリエステルフイラメント糸が好
適である。 いま、例えば、経緯糸条として、引張単糸強力
1.3Kgのビニロン10S/1紡績糸が使用される場合
には、からみ糸として単位デニール当り引張強力
20gの芳香族ポリアミドフイラメントヤーンが使
用され、また、シートの加工容易性を考慮して同
一素材の糸条を使用する場合には、例えば、経緯
糸条として単位デニール当り引張強力8gのポリ
エステルフイラメントヤーンを、また、からみ糸
としては、10gのポリエステルフイラメントヤー
ンを使用する。 本発明に用いるのに特に好ましい特殊構造織物
の構成は、本出願人の出願に係る特公昭57−
30381号に記載の如き、互に平行に配列された多
数の経糸からなる経糸層と、前記経糸と直交する
ように互に平行に配列された多数の緯糸よりなる
緯糸層と、前記経糸と緯糸とをそれらの交差点で
からみ結合するからみ糸とからなる。前記からみ
糸は、前記経糸及び緯糸よりも長く、従つて、経
糸と緯糸とをゆるく結合しておりかつ、その引張
強度、引張伸度および破断仕事量のうちの少くと
も1つが前記経糸および緯糸のそれよりも大き
く、及び/又は、樹脂材料に対する接着力が前記
経糸および緯糸のそれよりも小さいことが好まし
い。からみ糸としては、特に下記に示す特性を有
する糸条が好ましい。即ち、 (i) 基布を構成する経糸および緯糸より、その強
力が、単位デニール当り10%以上大なるからみ
糸。 (ii) 基布を構成する経糸および緯糸より、その破
断仕事量が10%以上大なるからみ糸。 (iii) 基布を構成する経糸および緯糸より、その破
断伸度が5%以上大なるからみ糸。 (iv) 基布を構成する経糸および緯糸より、樹脂被
覆物に対する接着力が小なるからみ糸。 このうち、単位デニール当りの強力が、経糸お
よび緯糸よりも10%以上大なるからみ糸として
は、好ましくは20〜30%以上大きいものが使用さ
れ、経糸および緯糸に生ずる引裂きの進行を実質
的に10%以上強力の大なるからみ糸で阻止しよう
とするものであり、しかもからみ糸は経緯糸条よ
り長く、従つて経緯糸条よりも変化及び変形の自
由度が大であるので、連続してシートに作用する
引裂力に柔軟に対処しこれを吸収しうるものであ
る。即ち、引裂力がシートに働いて経緯糸条が変
位しやがて切断しても、からみ糸は切断すること
なく引裂力に追随して変位、変形し、やがて引裂
のエネルギーを吸収して引裂を停止させることが
できる。 次に、からみ糸として、経緯糸条より破断仕事
量が好ましくは10%以上、より好ましくは20〜30
%高い糸条を使用することができる。ここでいう
破断仕事量とは、糸条の切断時の強力と切断時の
伸度との積により近似的に表わされる値である。 破断仕事量=破断引張強力×破断引張伸度 いま、例えば、経緯糸条として、単位デニール
当り破断引張強度8.0g、破断引張伸度13%のポリ
エステルフイラメントヤーンを使用し、からみ糸
としては、単位デニール当り7.0g、破断引張伸度
18%のポリアミド繊維糸条が使用される。このと
き、からみ糸の破断仕事量は、経緯糸条のそれよ
りも約21%大となつている。また、加工容易性を
考慮すれば同一素材の糸条を使用することが望ま
しい。 さらに、経緯糸条より破断伸度が、好ましくは
5%以上大なるからみ糸を編組結合に使用するこ
ともできる。ポリエステルフイラメントヤーンを
使用する場合、経緯糸条の破断伸度は15%以下特
に8〜12%が好ましいが、一方、からみ糸の破断
伸度は、15%以上特に20%以上で、両者間に少く
とも5%以上の差を有するものが良い結果を与え
る。からみ糸が合成繊維である場合には、製造
時、重合体材料の重合度を調節して所定の強度を
保持しつつ、所望の大なる破断伸度を有せしめる
か、又は、製造時の、フイラメントの延伸倍率を
小さくしたもの、例えば、未延伸糸、又は、二次
加工時に捲縮を付与することにより所望の破断伸
度を有するからみ糸を得ることができる。 さらに、経緯糸条より、被覆樹脂材料に対する
接着力が小さなからみ糸を使用することもでき
る。この場合、からみ糸は、その表面にシリコン
加工等が施されたものであつてもよい。この場合
は、経緯糸条は、被覆樹脂材料との接着により、
その変位、変形の自由度が減少するが、からみ糸
の自由度は経緯糸条よりも大であつて、引裂力が
基布に作用したとき、からみ糸はスリツプして変
位、変形することができ、従つて基布の引裂きを
阻止しうるものである。 接着力を小にするためには、からみ糸の表面
に、シリコン処理、油剤処理の如き非接着処理を
施すか、又は、ポリエチレン糸およびポリプロピ
レン糸の如く、本質的に、接着性の小さな糸条を
用いればよい。 以上の如く、本発明に係る基布においては、好
ましくは、経緯方向に並列に配列された経緯糸条
を結合するためのからみ糸が、実質的に経緯糸よ
り長く、しかも、からみ糸が経緯糸条が切断又は
変位した状態にあつても、少くとも一部が切断し
ない程度に長尺であるか、強力、破断仕事量、お
よび/又は破断伸度が大であるか、又は接着力が
小であるなどの物理的性状を備えて構成されてお
り、その引張力は経緯糸条により高張力が保持さ
れ、からみ糸をもつて、引裂時の衝撃力に対抗
し、又は引裂エネルギーを吸収し、さらに、から
み糸を切断せずに残存することにより、引裂きに
伴う樹脂被覆とシートとの層間剥離を防止し得る
ものである。 本発明に係る特許構造織物については、更に、
本出願人の先の出願に係る 実公昭52−50234号(実開昭50−1668号)、 特公昭57−30381号(特開昭55−67446号)、 特公昭55−24415号(特開昭54−139688号)、 実開昭55−134242号、 特開昭56−159165号、 特開昭57−14031号、及び 特開昭57−14032号 等に記載の織物が好適に使用出来る。そして、こ
れらの織物は、典型的には第1図に示す如き構成
を有する。図において、1は経糸、2は緯糸、そ
して3はからみ糸である。 即ち、本発明に用いられる基布は、得られるフ
レキシブルシートの機械的強度を高いレベルに維
持するために有用である。 本発明のフレキシブルシートにおいて、繊維性
基布の片面、又は両面に軟質PVC(ポリ塩化ビ
ニル樹脂)からなる中間層が被覆されている。こ
の中間層は、フレキシブルシートに所望の難燃性
や防水性や機械的強度を与えるために十分な厚
さ、例えば0.05mm以上の、好ましくは0.05〜1.0mm
の厚さを有しているものである。 中間層は軟質ポリ塩化ビニル樹脂のフイルム、
或はペースト、又はストレートなどを用い、従来
周知の方法、例えばトツピング、カレンダリン
グ、コーテイング、デイツピングなどの方法によ
つて繊維性基布上に形成することができる。 軟質ポリ塩化ビニル樹脂中には、可塑剤、安定
剤、着色剤、紫外線吸収剤など、或は他の機能付
与剤が含まれていてもよい。 このような軟質PVC中間層の表面は、次いで
架橋されるとともに金属蒸着に付される。表面架
橋は、通常の架橋剤を用いる方法や物理的方法に
より行うことができ、そしてこの架橋層上に常法
により金属蒸着層が形成されてもよい。しかしな
がら、この軟質PVC中間層表面の架橋及び金属
蒸着層の形成は、以下に詳述する如き処理により
同時に行われるのが好ましく、より効果的であ
る。即ち、本発明のフレキシブルシートの表面部
分を構成する軟質PVC架橋層及び金属蒸着層
は、無機ガスの低温プラズマ雰囲気中及び/又は
真空紫外光照射下において、軟質PVC中間層表
面の樹脂架橋と金属蒸着とを同時に行うことによ
り形成されるのがよい。 無機ガスとして、CO,CO2,O2,N2,H2及び
Ar,He等の不活性ガスを用いることができる。
CO及びCOとArとの混合物が特に効果的であ
る。器内圧力にして10-4〜10Torrの量のガスを
導入するのが最適であり、これより高圧になると
蒸着金属の堆積率が極端に低下して、所定の厚さ
の金属堆積を得るのに長時間を要することとな
り、効率が悪い。又、これより低圧になると励起
ガス原子に依るスパツタ清浄効果が悪く、又成形
品表面に於ける架橋効率も低下し、良好な接着性
を有する金属被膜を得ることが困難となる。 蒸着は、Al、Ti等の金属、ZnO,MgO等の金
属酸化物、MoS等の金属硫化物等を用いて行うこ
とが可能であり、その他目的や用途に応じて金属
を選ぶことができ、特に制約を受けることはな
い。低温プラズマ処理は、高周波放電、マイクロ
波放電、コロナ放電等いずれの方法に依つても良
いが、特に内部電極方式であることが望ましい。 次に第2図及び第3図を参照しながら、蒸着に
用いることのできる装置及び条件について詳しく
説明する。例えば、第2図の如く高周波イオンプ
レーテイング装置あるいは通常の真空蒸着装置に
高周波放電用電極、直流印加電極及びガス導入管
を設置したもの及び第3図の如く高周波イオンプ
レーテイング装置に於いて高周波電極の代りに水
銀ランプを設置したものを用いることができる。
11は基板(陰極)、12は蒸着槽(陽極)であ
り、それらの加熱温度は用いられる蒸発源、成形
品の耐熱温度に依つて決定される。蒸発槽はるつ
ぼ方式でも、電子ビーム方式でも良く、図で示す
装置に限定されない。高周波放電用コイル15の
最適な処理電力は50〜500Wであり、特に50〜
300Wであるのが好ましい。15′は水銀ランプで
あり、最適な処理電力は100〜500W、紫外線領域
は100〜250nmであり、特に好ましくは処理電力
200〜350W、紫外線領域100〜200nmである。1
6は遮蔽板であり、特に材質は選ばないけれど
も、望ましくは基板側表面をAlMgF2等紫外線反
射能を有する金属でコーテイングしたものである
のが効率を高める上で好ましい。19は直流電源
であり、その印加電圧は一般には0.05〜5KVであ
るが、最適値は蒸着金属に依つて決定される。
尚、第2図及び第3図において、13は加熱ビー
タ、14はガス導入管、17は蒸着用試料、20
はガスボンベ、21は高周波電源、21′は光発
振回路、22は真空ポンプ、23は熱電対であ
る。 低温プラズマ雰囲気中で蒸着を行なう場合、20
〜80分の処理を行うのが最適であり、これより短
かい場合には成形品表面の架橋層が薄くなり、満
足出来る接着性、耐久性を有するものは得られな
い。また、これより長い場合には、励起ガス分子
に依る金属表面のエツチングが進行することとな
り、平滑な表面が得られない。又、真空紫外光照
射下で蒸着を行なう場合には、10〜60分の処理が
最適である。これより短かい場合には充分な膜厚
の蒸着金属層が得られず、一方これより長い場合
には成形品そのものの樹脂劣化を招く結果とな
る。 このようにして得られる最終製品の形態は、金
属表面側から見て、蒸着金属層24、軟質PVC
架橋層25、軟質PVC層26及び繊維性基布層
27からなる少なくとも4層の構造(第4図)を
有し、軟質PVC架橋層が可塑剤その他の接着性
阻害物質の滲出防止層として作用する。又、用途
に依つては、両面に金属蒸着層を設けても良い
し、或いは片面が金属蒸着層で、他面が低温プラ
ズマ処理及び/又は真空紫外光照射のみに依る架
橋層を有するものでも良い。 このようにして形成された金属蒸着層の表面
に、保護層として透明フイルム層を別途に形成し
てもよい。また、本発明に係るこのようなフレキ
シブルシートは、先ず繊維性基布と軟質PVC層
との一体物を形成し、次いで樹脂架橋及び金属蒸
着を行うことにより形成されてもよく、あるいは
先ず軟質PVCの金属蒸着フイルムを調製後、こ
れを繊維性基布と一体化することにより形成され
てもよい。 以上の如き構成を有する本発明のフレキシブル
シートは、その応用範囲、用途も広く、例えば、
表面にアルミニウムを蒸着したものは遮熱関係の
壁材、保温・保冷袋、包装用フイルム等として従
来の軟質PVCフイルムでは不可能とされた分野
にも適用可能であるばかりでなく、それ以外にも
エアドーム等の大型テントや軒出しテント又は重
量物用の包装資材(ヘビー袋)その他のヘビー用
途にも適用することが可能である。 実施例 次に本発明の実施例を示す。 実施例 1 PVC(デンカSS―103) 100重量部、DOP(ジオクチルフタレート)60
重量部、EPS(エポキシ化大豆油)3重量部、
Ba―Zn系安定剤2部を用いて配合調整したもの
を、加熱ロールにより0.1mmのフイルムとした。
このフイルムを、経糸及び緯糸にポリエステルマ
ルチフイラメント1000デニール糸を各々11本/吋
使用し、からみ糸としてナイロン6マルチフイラ
メント75デニール糸を用いて、第1図に示す如き
構成に織成した特殊構造織物基布に貼着し、これ
を試料として用いる。試料を第2図に示した装置
内の所定の位置に置き、いつたん器内を
10-5Torrまで排気した後、ガス導入管を通じて
CO/Arガス(混合比7/3)を導入した。器内
の圧力を0.05Torrに保持しながら消費電力200W
にてグロー放電を行なつた。蒸着金属としてAl
を用い、直流印加電圧200V、基板温度80℃、る
つぼ温度900℃の条件で蒸着を行なつた。 得られたシートについて金属とフイルムとの接
着力を、下記の碁盤目法により測定した。結果を
第1表に示す。 碁盤目法 表面に樹脂又は金属をコーテイングしたフイル
ムを1cm角に切り取り、タテ・ヨコ方向各々1mm
間隔に切り込みを入れ、計100個のマスを作る。
市販のセロテープを、そのフイルムに貼り付け、
その上を荷重1Kgの金属棒にて強く10回こすりつ
ける。その後、セロテープを剥ぎ取り、コーテイ
ング物の剥離の具合を見る。剥離 状態は、残つ
たコーテイング物のマス目の数(保持率;%)で
表わす。
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a flexible sheet formed by combining a soft PVC layer and a metal vapor deposited layer formed on its surface with a fibrous base fabric. Prior Art Various attempts have been made to form a metal deposited layer on one or both sides of a PVC film or sheet. In this case, since the soft PVC contains a large amount of plasticizer, the plasticizer bleeds out to the surface, and the formed deposited layer is therefore likely to peel off, making it impractical. As a solution to this problem, metal vapor deposition is performed on polyester film, etc., and this is applied to soft PVC.
A method has been adopted in which the plasticizer is attached to the surface of a film or sheet to suppress bleed-out of the plasticizer. However, this method is complicated to operate;
It is also economically disadvantageous. Therefore, a PVC cross-linked layer is formed on the surface of a soft PVC film or sheet by low-temperature plasma treatment, and a metal vapor deposited layer is formed on top of that to improve the adhesion of the metal vapor deposit layer to the soft PVC layer and improve durability. Consideration was given to giving it a gender. However, the flexible sheet obtained in this way, whose basic constituent layers are a soft PVC layer, a soft PVC cross-linked layer, and a metal vapor deposited layer, effectively maintains durability for applications that are relatively less subject to stress; When used in tents, eaves tents, etc., relatively large stress is applied, which causes the film or sheet to stretch significantly.
The PVC crosslinked layer and metal vapor deposited layer cannot follow this elongation and cracks occur. Then, the plasticizer begins to bleed out from these cracks.
This impairs the adhesion of the metal vapor-deposited layer on the surface and reduces the durability of the sheet. OBJECT OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a flexible sheet that can maintain sufficient durability even for applications where large stress is expected. Structure of the Invention According to the present invention, a fibrous base fabric, a soft PVC intermediate layer formed on at least one surface thereof, a metal vapor deposited layer formed on the intermediate layer, and a A flexible sheet is provided that includes a flexible PVC crosslinked layer at the interface between the layer and the metallized layer. Detailed Description of the Structure of the Invention The fibrous base fabric used in the flexible sheet of the present invention includes natural fibers such as cotton and hemp, inorganic fibers such as glass fiber, and recycled fibers such as viscose rayon and kyupra. semi-synthetic fibers such as di- and triacetate fibers, and synthetic fibers such as nylon 6, nylon 66, polyester (such as polyethylene terephthalate) fibers, aromatic polyamide fibers, acrylic fibers, polyvinyl chloride fibers and polyolefin fibers. It consists of at least one type selected from the following. The fibers in the base fabric may be in any form such as short fiber spun yarn, long fiber yarn, split yarn, or tape yarn, and the base fabric may be a woven fabric, a knitted fabric, a nonwoven fabric, or a composite fabric thereof. It's okay. Generally, the fibers used in the flexible sheet of the present invention are preferably polyester fibers, and considering that they have little elongation under stress, these fibers are preferably in the form of long fibers (filaments), and they do not form a plain woven fabric. It is preferable that The fibrous base fabric is useful for maintaining the mechanical strength of the resulting flexible sheet at a high level. Furthermore, if we consider the tensile strength of the resulting flexible sheet, crack resistance in cold weather, flex crack resistance when the sheet is rubbed, and distribution of stress applied to the surface layer, special Preferably, a structured woven fabric is used as the fibrous fabric.
That is, the special structure woven base fabric is made of natural fibers, e.g.
Inorganic fibers such as cotton, linen, etc., such as glass fibers, recycled fibers, such as viscose rayon, kyupra, etc., semi-synthetic fibers, such as g- and tri-acetate fibers, and synthetic fibers, such as nylon 6, It is made of at least one type selected from nylon 66, polyester (polyethylene terephthalate, etc.) fiber, aromatic polyamide fiber, acrylic fiber, polyvinyl chloride fiber, polyolefin fiber, and the like. The fibers in the base fabric may be in any form such as short fiber spun yarn, long fiber yarn, split yarn, or tape yarn. These are arranged in parallel to each other, and the warp and weft layers thus formed are laminated so as to intersect with each other, and are loosely connected by long leno threads at the intersections of the warp and weft threads. The leno thread is made of polyester, nylon, aromatic polyamide and other known synthetic fibers, glass fiber,
It may be selected from steel fibers and other known inorganic fibers, with polyester filament yarns being particularly suitable. Now, for example, as warp and warp yarns, we are using tensile strength single yarns.
When 1.3Kg of Vinylon 10S/1 spun yarn is used, the tensile strength per unit denier is as a leno yarn.
20g of aromatic polyamide filament yarn is used, and if yarns of the same material are used in consideration of ease of sheet processing, for example, polyester filament yarn with a tensile strength of 8g per unit denier is used as the warp and warp yarns. Also, 10g of polyester filament yarn is used as the leno thread. A particularly preferable structure of the special structure fabric for use in the present invention is disclosed in Japanese Patent Publication No. 57-1979 filed by the present applicant.
30381, a warp layer consisting of a large number of warps arranged in parallel to each other, a weft layer consisting of a large number of wefts arranged in parallel to each other so as to be perpendicular to the warps, and the warp and weft. and a tangle thread that entangles and connects them at their intersections. The leno yarn is longer than the warp and weft, and therefore loosely connects the warp and weft, and has at least one of its tensile strength, tensile elongation, and breaking work as compared to the warp and weft. The adhesion force to the resin material is preferably greater than that of the warp and weft and/or smaller than that of the warp and weft. As the leno yarn, yarns having the characteristics shown below are particularly preferred. That is, (i) a leno yarn whose strength per unit denier is 10% or more greater than that of the warp and weft yarns constituting the base fabric. (ii) Leno yarn whose breaking work is 10% or more greater than the warp and weft yarns that make up the base fabric. (iii) Leno yarn whose elongation at break is 5% or more greater than the warp and weft yarns that make up the base fabric. (iv) Leno yarn that has a lower adhesion force to the resin coating than the warp and weft yarns that make up the base fabric. Among these, leno yarns whose tenacity per unit denier is 10% or more greater than the warp and weft are preferably used by 20 to 30% or more to substantially prevent the progress of tearing that occurs in the warp and weft. It is intended to be stopped by a large leno thread that is 10% stronger or more, and since the leno thread is longer than the warp and warp threads, and therefore has a greater degree of freedom in change and deformation than the warp threads, it is possible to continuously It can flexibly deal with and absorb tearing forces acting on the sheet. In other words, even if a tearing force acts on the sheet, causing the warp and warp threads to displace and eventually break, the leno threads follow the tearing force, displace and deform without being cut, and eventually absorb the tearing energy and stop tearing. can be done. Next, as a leno yarn, the breaking work is preferably 10% or more, more preferably 20 to 30%, than the warp and warp yarns.
% yarn can be used. The breaking work here is a value approximately expressed by the product of the strength at the time of cutting the yarn and the elongation at the time of cutting. Work at break = Tensile strength at break x Tensile elongation at break For example, polyester filament yarn with a tensile strength at break of 8.0 g per unit denier and a tensile elongation at break of 13% per unit denier is used as the warp and warp threads, and as a leno yarn, the unit 7.0g per denier, tensile elongation at break
18% polyamide fiber yarn is used. At this time, the breaking work of the leno yarn is approximately 21% greater than that of the warp and warp yarns. Furthermore, in consideration of ease of processing, it is desirable to use threads made of the same material. Furthermore, a leno yarn having a breaking elongation that is preferably 5% or more higher than that of the warp and warp yarns can also be used for the braided connection. When polyester filament yarn is used, the breaking elongation of the warp and warp yarns is preferably 15% or less, especially 8 to 12%, while the breaking elongation of the leno yarn is 15% or more, especially 20% or more, and there is no difference between the two. A difference of at least 5% or more gives good results. When the leno yarn is a synthetic fiber, the degree of polymerization of the polymer material is adjusted at the time of manufacture to maintain a predetermined strength and a desired high elongation at break; A filament with a lower drawing ratio, for example, an undrawn yarn, or a leno yarn having a desired elongation at break can be obtained by crimping during secondary processing. Furthermore, it is also possible to use leno threads that have a smaller adhesion force to the coating resin material than warp and warp threads. In this case, the leno thread may have its surface subjected to silicon processing or the like. In this case, the warp and warp threads are bonded to the coating resin material,
The degree of freedom for displacement and deformation decreases, but the degree of freedom for the leno thread is greater than that for the warp and warp threads, and when tearing force acts on the base fabric, the leno thread slips and is displaced and deformed. Therefore, tearing of the base fabric can be prevented. In order to reduce the adhesive force, the surface of the leno yarn should be subjected to non-adhesive treatment such as silicone treatment or oil treatment, or it should be treated with yarns that are inherently small in adhesive properties, such as polyethylene yarns and polypropylene yarns. You can use As described above, in the base fabric according to the present invention, it is preferable that the leno yarns for connecting the warp and warp yarns arranged in parallel in the warp and warp directions are substantially longer than the warp and warp yarns, and that the leno yarns are substantially longer than the warp and warp yarns. Even if the yarn is cut or displaced, at least part of it is long enough to not break, or the yarn is strong, has a large amount of work at break, and/or has a large elongation at break, or has poor adhesive strength. It is constructed with physical properties such as small size, and its tensile strength is maintained at high tension by warp and warp threads, and has leno threads to resist the impact force at the time of tearing or absorb tearing energy. Furthermore, by leaving the leno threads uncut, delamination between the resin coating and the sheet due to tearing can be prevented. Regarding the patented structure fabric according to the present invention, furthermore,
Patent Publication No. 52-50234 (Japanese Patent Publication No. 50-1668), Japanese Patent Publication No. 30381 (Sho 57-67446), Japanese Patent Publication No. 24415 (Sho 55-24415) related to the applicant's earlier application. Fabrics described in JP-A-54-139688), JP-A-55-134242, JP-A-56-159165, JP-A-57-14031, JP-A-57-14032, etc. can be suitably used. These textiles typically have a structure as shown in FIG. In the figure, 1 is a warp, 2 is a weft, and 3 is a leno thread. That is, the base fabric used in the present invention is useful for maintaining the mechanical strength of the resulting flexible sheet at a high level. In the flexible sheet of the present invention, one or both sides of a fibrous base fabric is coated with an intermediate layer made of soft PVC (polyvinyl chloride resin). This intermediate layer has a thickness sufficient to give the flexible sheet the desired flame retardancy, waterproofness, and mechanical strength, for example, 0.05 mm or more, preferably 0.05 to 1.0 mm.
It has a thickness of . The middle layer is a soft polyvinyl chloride resin film,
Alternatively, it can be formed on a fibrous base fabric using a paste, a straight material, etc., by a conventionally known method such as topping, calendering, coating, dipping, etc. The soft polyvinyl chloride resin may contain plasticizers, stabilizers, colorants, ultraviolet absorbers, and other functional agents. The surface of such a soft PVC interlayer is then crosslinked and subjected to metal vapor deposition. Surface crosslinking can be carried out by a method using a conventional crosslinking agent or by a physical method, and a metal vapor deposition layer may be formed on this crosslinked layer by a conventional method. However, it is preferable and more effective that the crosslinking of the surface of the soft PVC intermediate layer and the formation of the metal vapor deposited layer are carried out simultaneously by the treatment described in detail below. That is, the soft PVC crosslinked layer and the metal vapor deposited layer constituting the surface portion of the flexible sheet of the present invention are bonded to the resin crosslinks on the surface of the soft PVC intermediate layer and the metal vapor deposited layer in a low-temperature plasma atmosphere of inorganic gas and/or under vacuum ultraviolet light irradiation. It is preferable to form the film by simultaneously performing vapor deposition. Inorganic gases include CO, CO 2 , O 2 , N 2 , H 2 and
An inert gas such as Ar or He can be used.
Particularly effective are CO and mixtures of CO and Ar. It is optimal to introduce gas at an internal pressure of 10 -4 to 10 Torr; if the pressure is higher than this, the deposition rate of the evaporated metal will be extremely reduced, making it difficult to obtain the desired thickness of metal deposit. This requires a long time and is inefficient. Moreover, if the pressure is lower than this, the spatter cleaning effect due to the excited gas atoms will be poor, and the crosslinking efficiency on the surface of the molded article will also be reduced, making it difficult to obtain a metal coating with good adhesion. Vapor deposition can be performed using metals such as Al and Ti, metal oxides such as ZnO and MgO, and metal sulfides such as MoS, and other metals can be selected depending on the purpose and use. There are no particular restrictions. The low-temperature plasma treatment may be performed using any method such as high frequency discharge, microwave discharge, or corona discharge, but an internal electrode method is particularly preferable. Next, the apparatus and conditions that can be used for vapor deposition will be explained in detail with reference to FIGS. 2 and 3. For example, as shown in Fig. 2, a high-frequency ion plating device or a normal vacuum evaporation device is equipped with a high-frequency discharge electrode, a direct current applying electrode, and a gas introduction tube, and a high-frequency ion plating device as shown in Fig. Instead of electrodes, a mercury lamp can be used.
11 is a substrate (cathode), 12 is a vapor deposition tank (anode), and the heating temperature thereof is determined depending on the evaporation source used and the heat resistance temperature of the molded product. The evaporation tank may be a crucible type or an electron beam type, and is not limited to the device shown in the figure. The optimum processing power of the high frequency discharge coil 15 is 50 to 500W, especially 50 to 500W.
Preferably it is 300W. 15' is a mercury lamp, the optimum processing power is 100-500W, the ultraviolet range is 100-250nm, particularly preferably the processing power
200~350W, UV range 100~200nm. 1
Reference numeral 6 designates a shielding plate, and although the material is not particularly selected, it is preferable that the substrate side surface be coated with a metal having ultraviolet reflecting ability such as AlMgF 2 in order to improve efficiency. Reference numeral 19 denotes a DC power supply, and the applied voltage thereof is generally 0.05 to 5 KV, but the optimum value is determined depending on the metal to be deposited.
In addition, in FIG. 2 and FIG. 3, 13 is a heating beater, 14 is a gas introduction tube, 17 is a sample for vapor deposition, and 20
21 is a gas cylinder, 21 is a high frequency power source, 21' is an optical oscillation circuit, 22 is a vacuum pump, and 23 is a thermocouple. When performing deposition in a low temperature plasma atmosphere, 20
It is optimal to carry out the treatment for ~80 minutes; if the treatment is shorter than this, the crosslinked layer on the surface of the molded product will become thinner, making it impossible to obtain a product with satisfactory adhesion and durability. Furthermore, if the length is longer than this, the etching of the metal surface by the excited gas molecules will proceed, making it impossible to obtain a smooth surface. Further, when vapor deposition is performed under vacuum ultraviolet light irradiation, a treatment time of 10 to 60 minutes is optimal. If it is shorter than this, a vapor deposited metal layer with a sufficient thickness cannot be obtained, while if it is longer than this, the resin of the molded product itself will deteriorate. The shape of the final product obtained in this way is as follows: viewed from the metal surface side, the vapor-deposited metal layer 24, the soft PVC
It has a structure of at least four layers (Fig. 4) consisting of a crosslinked layer 25, a soft PVC layer 26, and a fibrous base layer 27, and the soft PVC crosslinked layer acts as a layer to prevent leaching of plasticizers and other adhesion inhibiting substances. do. Also, depending on the application, metal vapor deposited layers may be provided on both sides, or one side may have a metal vapor deposited layer and the other side may have a crosslinked layer formed only by low temperature plasma treatment and/or vacuum ultraviolet light irradiation. good. A transparent film layer may be separately formed as a protective layer on the surface of the metal vapor deposited layer thus formed. Further, such a flexible sheet according to the present invention may be formed by first forming an integral body of a fibrous base fabric and a soft PVC layer, and then performing resin crosslinking and metal vapor deposition, or by first forming a soft PVC layer. It may be formed by preparing a metallized film and then integrating this with a fibrous base fabric. The flexible sheet of the present invention having the above configuration has a wide range of applications and uses, for example,
Products with aluminum vapor-deposited on the surface can not only be used in fields that were considered impossible with conventional flexible PVC films, such as heat-insulating wall materials, thermal/cold bags, and packaging films, but also in other fields. It can also be applied to large tents such as air domes, tents with eaves, packaging materials for heavy objects (heavy bags), and other heavy uses. Examples Next, examples of the present invention will be shown. Example 1 PVC (Denka SS-103) 100 parts by weight, DOP (dioctyl phthalate) 60
parts by weight, 3 parts by weight of EPS (epoxidized soybean oil),
The mixture was adjusted using 2 parts of Ba--Zn stabilizer and made into a 0.1 mm film using a heated roll.
This film is woven into a specially structured fabric as shown in Figure 1 using 11 polyester multifilament 1000 denier yarns as the warp and weft, and nylon 6 multifilament 75 denier yarn as the leno yarn. Attach it to a base fabric and use it as a sample. Place the sample in the specified position in the device shown in Figure 2, and then open the container.
After exhausting to 10 -5 Torr, through the gas introduction pipe
CO/Ar gas (mixing ratio 7/3) was introduced. Power consumption is 200W while maintaining the pressure inside the chamber at 0.05Torr.
Glow discharge was performed at Al as vapor deposited metal
Vapor deposition was performed using a DC applied voltage of 200 V, a substrate temperature of 80°C, and a crucible temperature of 900°C. The adhesive strength between the metal and the film of the obtained sheet was measured by the following grid method. The results are shown in Table 1. Checkerboard method: Cut a film whose surface is coated with resin or metal into 1cm squares, and cut 1mm squares in both the vertical and horizontal directions.
Make cuts at intervals to make a total of 100 squares.
Attach commercially available cellophane tape to the film,
Rub the surface strongly 10 times with a metal rod weighing 1 kg. After that, remove the sellotape and check the degree of peeling of the coating. The peeling state is expressed by the number of squares (retention rate; %) of the remaining coating material.

【表】 実施例 2 実施例1で用いたのと同じ試料を第3図に示す
装置内の所定の位置にセツトした。器内を排気
後、CO/Arガス(7/3)を器内圧力にして
0.05Torrとなる様導入し、次いで300Wの水銀ラ
ンプを用いて波長185nm又は254nmで紫外線処理
を行なつた。蒸着金属としてAlを用い、印加電
圧200V、基板温度80℃、るつぼ温度900℃の条件
で蒸着を行なつた。 接着性の評価は前述した碁盤目法で行つたが、
更に接着性阻害物質の滲出による影響を見る為、
比較としてブリード促進試験を行なつた試料につ
いての測定も行なつた。結果を第2表に示す。 ブリード促進試験 70℃ギヤオーブン中に1週間放置する。
[Table] Example 2 The same sample used in Example 1 was set at a predetermined position in the apparatus shown in FIG. After evacuating the chamber, set CO/Ar gas (7/3) to the chamber pressure.
The sample was introduced at a pressure of 0.05 Torr, and then treated with ultraviolet light at a wavelength of 185 nm or 254 nm using a 300 W mercury lamp. Al was used as the deposition metal, and the deposition was performed under the conditions of an applied voltage of 200 V, a substrate temperature of 80°C, and a crucible temperature of 900°C. Adhesion was evaluated using the aforementioned grid method.
Furthermore, in order to examine the effect of exudation of adhesion inhibitors,
For comparison, measurements were also performed on samples subjected to the bleed acceleration test. The results are shown in Table 2. Bleed acceleration test Leave in a gear oven at 70℃ for one week.

【表】 また、これらの試料と同様にして得られた試料
について、20Kg/3cmの荷重を5回繰返し与えた
のち、上記と同様のテストを行つたところ、結果
にほとんど差違はなかつた。しかし、繊維性基布
を用いなかつた以外は上記と全く同様にして得ら
れた試料について同様のテストを行つたところ、
保持率は0〜4%と極めて低いものであつた。 更に、ポリエステルマルチフイラメント500デ
ニール糸を経糸及び緯糸として用い、それぞれ22
本/吋の密度で織成した平織布を用いて、実施例
2と同様にしてフレキシブルシート(以下、前者
という)を製造し、これについて実施例2と同様
にして評価を行つた。20Kg/3cmの繰返し荷重テ
ストの結果は、実施例2で得られたフレキシブル
シート(以下、後者という)とほぼ同等で良好で
あつた。また、これらを軽く10回手揉みしてテス
トしたところ、後者においては保持率が80〜100
%であり、一方前者のそれは60〜80%で両者とも
良好であるが、後者の方がやや秀れていた。ま
た、前者と後者について行つた寒冷時の耐亀裂性
テストの結果も、後者は約−20〜−25℃の温度に
耐えるのに対して、前者は約5〜−5℃であり、
後者の方がより好ましい結果を与えた。
[Table] In addition, when samples obtained in the same manner as these samples were subjected to a load of 20 kg/3 cm five times and then subjected to the same test as above, there was almost no difference in the results. However, when a similar test was conducted on a sample obtained in exactly the same manner as above except that the fibrous base fabric was not used,
The retention rate was extremely low at 0-4%. Furthermore, polyester multifilament 500 denier yarn was used as the warp and weft, each having a diameter of 22
A flexible sheet (hereinafter referred to as the former) was produced in the same manner as in Example 2 using a plain woven cloth woven at a density of 1/4 inch, and was evaluated in the same manner as in Example 2. The results of the 20Kg/3cm repeated load test were almost the same as the flexible sheet obtained in Example 2 (hereinafter referred to as the latter) and were good. In addition, when we tested these by gently rubbing them 10 times, the retention rate of the latter was 80 to 100.
%, while the former's was 60-80%, which is good for both, but the latter was slightly better. In addition, the results of cold weather crack resistance tests conducted on the former and the latter showed that the latter could withstand temperatures of about -20 to -25°C, while the former could withstand temperatures of about 5 to -5°C.
The latter gave more favorable results.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図は本発明に有用な特殊構造織物基布の一
例を示す模式図、第2図は本発明のフレキシブル
シートの製造に有用なグロー放電プラズマ処理装
置の模式図、第3図は本発明のフレキシブルシー
トの製造に有用な真空紫外処理装置の模式図、第
4図は本発明のフレキシブルシートの一例の断面
模式図である。 1…経糸、2…緯糸、3…からみ糸、11…基
板(陰極)、12…るつぼ(陽極)、13…加熱ヒ
ータ、14…ガス導入管、15…高周波コイル、
15′…水銀ランプ、18…蒸着用金属、19…
直流電源、24…蒸着金属層、25…架橋樹脂
層、26…樹脂層、27…繊維性基布層。
Fig. 1 is a schematic diagram showing an example of a specially structured woven fabric base fabric useful in the present invention, Fig. 2 is a schematic diagram of a glow discharge plasma treatment apparatus useful in manufacturing the flexible sheet of the present invention, and Fig. 3 is a schematic diagram showing an example of a special structure fabric base fabric useful in the present invention. FIG. 4 is a schematic cross-sectional view of an example of the flexible sheet of the present invention. 1... warp, 2... weft, 3... leno thread, 11... substrate (cathode), 12... crucible (anode), 13... heater, 14... gas introduction tube, 15... high frequency coil,
15'...Mercury lamp, 18...Metal for vapor deposition, 19...
DC power supply, 24... Vapor deposited metal layer, 25... Crosslinked resin layer, 26... Resin layer, 27... Fibrous base fabric layer.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 繊維性基布と、その少くとも1面上に形成さ
れた軟質PVC中間層と、前記中間層上に形成さ
れた金属蒸着層と、及び前記中間層と金属蒸着層
との界面に存在する軟質PVC架橋層とを含むフ
レキシブルシート。 2 繊維性基布が、互いに平行に配列された多数
の経糸からなる経糸層と、前記経糸と直交するよ
うに、互いに平行に配列された多数の緯糸からな
る緯糸層と、前記経糸と緯糸とをそれらの交差点
でからみ結合するからみ糸とからなる特殊構造織
物基布である特許請求の範囲第1項記載のフレキ
シブルシート。 3 軟質PVC中間層上の軟質PVC架橋層及び金
属蒸着層が、無機ガスの低温プラズマ雰囲気中及
び/又は真空紫外光照射下において、前記軟質
PVC中間層表面の樹脂架橋と金属蒸着とを同時
に行うことにより形成されたものである特許請求
の範囲第1項記載のフレキシブルシート。
[Scope of Claims] 1. A fibrous base fabric, a soft PVC intermediate layer formed on at least one surface thereof, a metal vapor deposition layer formed on the intermediate layer, and the intermediate layer and the metal vapor deposition layer. A flexible sheet containing a soft PVC crosslinked layer existing at the interface with. 2. The fibrous base fabric has a warp layer consisting of a large number of warps arranged in parallel to each other, a weft layer consisting of a large number of wefts arranged in parallel to each other so as to be perpendicular to the warps, and the warp and weft. 2. The flexible sheet according to claim 1, which is a specially structured woven fabric base fabric consisting of leno threads entangled and bonded at their intersections. 3. The soft PVC cross-linked layer and the metal vapor deposited layer on the soft PVC intermediate layer are exposed to the soft
The flexible sheet according to claim 1, which is formed by simultaneously performing resin crosslinking and metal vapor deposition on the surface of the PVC intermediate layer.
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