JPS6150623A - 炭酸ガス吸収液製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は炭酸ガス人清涼飲料製造工程において製品液中
に炭酸ガスを吸収させるだめに用いられる炭酸ガス吸収
液製造装置に関するものである。

〔従来技術〕

第３図は、従来の装置の構成を示す断面図である。

図に示すものは、製品液を冷却しながら炭酸ガス吸収を
行なわせるようにしたものであり。

ａはタンク、ｂは断熱材である。タンク２Ｉ内は炭酸ガ
ス併給自動制御弁Ｃ及び、これと連動するタンク内圧力
自動調節計Ｊにより加圧炭酸ガス雰囲気とされている。

ｅは製品液の入口で、流入した製品液は配水槽ｆでカー
ボネー７ヨン板ｇに均等に配液される。カーボネーショ
ン板ｇＫは液化冷媒人口りより１例えばアンモニア又は
フロンの如き冷媒が供給さハ、カーボネーション板ｇ内
の冷媒流路を通って気化冷媒出口１より排出されるよう
図示されていない冷凍機が接続される。

カーボネーション板ｇに配液された製品液は。

液化冷媒の気化によって冷却され、かつ加圧炭酸ガス雰
囲気にて炭酸ガスの吸収を行なう。なお、ｄはタンク圧
力計、ｊはタンク内圧力自動調節計で、タンクａ内の圧
力を検出して炭酸ガスイ１＋給自動制御弁Ｃを操作して
タンク内の圧力を所定圧力に保つようにな−）でいる。

カーボネー／ヨン板ｇにて、冷却さ；ｈ、かつ炭酸ガス
吸収をした製品液はタンク、穴部に貯液さ−ｈ　、製品
液出口ｌより送出される。なおｋは渦巻防止板８ｍは製
品液温度検出器である。

カーボネー／ヨン板Ｇに配水された製品液は加圧炭酸ガ
ス雰囲気下で炭酸ガスを吸収して。

タンク底に流下し、貯液さねる。Ｐは渦巻防止板１Ｍは
製品液温度検出器、Ｎは製品液の出口である。

図に示した装置では、製品液出口１より次工程に送液す
る液流都は必ずしも一定でない。従って、運転条件によ
って、タンクａ内の製品液貯ＫｊＬ肝は、その送液状態
によって変化するようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以」二に述べた従来のものは、その構造上、炭酸ガスの
吸収効率（製品液温度とタンク内圧力とから定する飽和
の値に対する。実際（７，）炭酸カス吸収し７た値との
比の（ｉｒ＋）か略々４５〜６５％４′、度である月１
に原因し７て）及の閂Ｎ　、１７、Δ＼４．た。

（１）　　次工程への製品液送液が休止した峙、夕／り
内の可潜製品液の気液界面より炭酸ガスが更に吸収さｈ
　、炭酸ガス吸収濃度の変化が大きい。

（２）　　タンク内が空の状態の運転開始時に、力−ボ
ネーション板下端よりの自由落下による炭酸ガス吸収量
が多く、貯液液面位７Ｐｆの変化によって、製品の炭酸
ガス吸収が変化する。

（３）製品液温度が高くなると夕／り内１ｆ−，カが必
要以上に高くなり９次工程である製品液充填に支障を及
ぼす。（従来は１〜２°Ｃに冷却する） 〔問題点を解決するだめの手段〕 本発明の炭酸ガス吸収液製造装置は、ロータリーアトマ
イザと、同アトマイザに炭酸ガスを供給するガス供給装
置と、上記アトマイザに製品液を１ｔｔ給する液供給装
置と、上記アトマイザの排出側と連通された液タンクと
、同液タンク内の炭酸ガス圧力を調整する圧力調整装置
とを具えたものである。

〔作用〕

ロータリーアトマイザ内において、炭酸ガスはロータに
よるガス及び液の相対速度がある為この開の摩擦によっ
てガス層は引きちぎられ微細々気泡となって液中に分散
させ効率の良い炭酸ガス吸収が行われる。

炭酸ガスを吸収した製品液は、上記アトマイザの排出側
より液タンク内に入れらる。液タンクは圧力調整装置に
より炭酸ガス圧力を調整さｔｌているので、製品液の炭
酸ガス吸収が維持され、溶存空気は分離されることに々
る。

〔実施例〕

以下１本発明を第１図および第２図に示す一実施例の装
置について説明する。

１は製品液の供給配管、２は炭酸ガス注入配管である。

炭酸ガス注入配管２は、炭酸ガス０１給弁３．減圧弁４
．炭酸ガス流量側５．炭酸ガス流量異常警報器６．圧力
計７．炭酸ガス流１１調節弁８を介して後記するロータ
リーアトマイザ３１に炭酸ガスを供給するようになって
いる。

供給配管１の途中には熱交管器９が介装さねでおり、後
記するロータリーアトマイザ３１に冷却された製品液を
供給する。ロータリーアトマイザ３１は公知のものであ
るが、第２図にその概略が示しである。３２がアトマイ
ザの本体で、１１１封部３４を介してロータ３３が回転
可能に挿入さねている。３５はロータ軸、３６はプーリ
ー、３７はモータで、ロータ３３はモータ３７の駆動に
より回転する。

アトマイザの排出口３８に接続さねた配管３９は。

流量調節弁２５．逆止弁１２を介して液タンク１８の液
併給口１３に接続され、醗液ノズル１４に連通し５てい
る。なお、１６は炭酸ガス併給自動制御弁、１７はタン
ク内圧力自動調節語、１９は断熱利、２０は渦巻防止板
、２１は製品液温度検出器。

２２は製品液出口、２３はタンク圧力計、２４はタンク
圧力自動制御弁、２５は炭酸ガス注入装置圧力制御弁、
２６は流量調節計である。

さて、製品液の供給配管１より、熱交換器９で所定の温
度に冷却した所定流量の製品液をロータリーアトマイザ
３１へ供給する一方、炭酸ガス供給弁３より十分な圧力
で炭酸ガスを減圧弁４にて所定圧力に調整しながらロー
タ３３内へ供給する。この圧力は圧力計７で確認をする
。なお、炭酸ガス流量調節弁８の弁開度を炭酸ガス流量
計５にて確認して必要々流量に設定するが。

炭酸ガス流量異常警報器６は、設定した炭酸ガス流量が
異常（過多又は過少）になっだ時警報を出すようになっ
ている。

ロータリーアトマイザ３１では、ガスと液体との比重差
にもとづく遠心力効果によって、ロー−タ３３の外表面
にガス相が形成される。このガス層とロータ３３との間
には、相対速度があるため。

この間の摩擦によってガス層はひきちぎられ。

炭酸ガスは微細な気泡となって製品液中に分散さられる
。

液タンク１８内をロータリーアトマイザ３１内と異なる
よう制御弁１６を調整して運転し、配液ノズル１４から
均一に液を配液し最終的に必要な炭酸ガス吸収を行う。

この時同時に前述のアトマイザ３１で炭酸ガスの吸収を
行った時に製品液中よね分離される微量の溶存空気を、
この液タンク１８内の加圧炭酸ガス雰囲気にさらす事に
より分離できる。

〔効果〕

本発明の装置によりば、ロータリーアトマイザにより炭
酸ガスを吸収させる事によって、装置全体としての炭酸
ガス吸収効率が高甘り、更に液タンク内を所定の圧力に
調整して、最終的に製品として必要な炭酸ガス吸収を行
ないつつ。

吸収した炭酸ガスの均質化と微量の溶存空気を分離する
ことによって、安定した炭酸清涼飲料の製造が可能とな
る。

また、常温に近い製品液温度で炭酸ガス吸収を行う時、
従来のものではかなり高いタンク圧力になるのに対して
本発明のものでは、ロータリーアトマイザで必要な炭酸
ガスを注入して。

液タンク内圧力を調整することが可能であり。

製品液の炭酸ガス量に応じた飽和圧力に製品液を次工程
に圧送するのに必要な余剰圧力を足した液タンク内圧力
を得る事ができる。

さらに、上記したように炭酸ガス吸収効率を高くするこ
とができるので、液タンク内に貯液した製品液を比較的
長時間次工程に送液せずに滞留させても８製品液の炭酸
ガス吸収量の変化が少なく均質な製品液を製造すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の図。 第２図はその要部説明図、第３図は従来の装置の図であ
る。 １：供給配管、２：注入配管、１６二制御弁。 １８：液タンク、３１：ロータリーアトマイザ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロータリーアトマイザと、同アトマイザに炭酸ガスを供
   給するガス供給装置と、上記アトマイザに製品液を供給
   する液供給装置と、上記アトマイザの排出側と連通され
   た液タンクと、同液タンク内の圧力を調整する圧力調整
   装置とを具えたことを特徴とする炭酸ガス吸収液製造装
   置。