JPS61502933A - 電解質溶液およびその生体外での使用 - Google Patents
電解質溶液およびその生体外での使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
電wI質溶液およびその生体トでの使用説 明
本発明は液体電解質および栄養素を補給し、生きた動物m脳中の代謝過程を調節
するためのインビトロ技術および組成物に関する。
技術の現状
高度に進化した生体の生活機能は内部水性媒体および生体内での化学的ならびに
物理的性質の極度の一定性の維持に密接に関連する。
この種の代表的なインごトロ液体は、例えば1)組織切片、ミンスあるいはホe
ゲネートの培養2)腎臓、肝臓、筋肉あるいは心臓などの摘出臓器の潅流3)分
離した脂肪細胞、肝臓細胞、血液細胞、筋細胞などの如き分離細胞懸濁液の培v
iおよび、特に、4) ビタミン、糖類、アミノ酸、ホルモンなどの種々の栄養
素の宿主を適宜添加した後に18養物中の細胞がその中で成長する電解質または
「平衡塩混合物」
にJjlノる生細胞との接触に使用される電解質水溶液である。後に示さ°れる
如<11械培養に使用される、例えばバンク(Proc。
SOC,[XD、 Boil、 Had、、 71 : 196.1949 )
デルベ] (J、 t、Xp、 HCd、、 99 : 167−182.19
54 ) 、アール(J、 Niビl CancInsl 4 : 46!+−
212,1943)等の他の有名な溶液はυぺてIll[々2つのIp L!
ji溶液、即ら通常クレーブスにJ:って用いられた過剰のCa計の変化による
クレープスーヘンセライト(クレーブス エッチニー、ヘンセライト ケーエ−
t+opper−sey+er’s 1Physiol ChcIl1210
: 33〜613.1932)およびHCO2−/CO2によるよりもむしろ過
剰のPi (無機リン酸塩)によって実験名の便宜のためのpHの緩衝を行なっ
たクレープスーリンゲルーリン酸塩の非常に簡単な変形物である。
本間示において我々はクレーブスらが1950年に(Krebz H^。
B10Chelll Biophys ACta 4 : 249−269.1
950)するべての斯かる溶液に存在する異常なNa:Cj比を補正しようと試
みて以来、インビトロ技術のための斯かる溶液において最初の主要な基本的進歩
を提案する。
ずべての動物の細胞内および細胞外の体液は無機電解′t1を含有しこれらのT
i解質は種々の生命過程に関与し且つ深く影響することは古くからHWAされて
いた。組織をうるおしあるいは人間の血流に投与し1?る人工の電解質液体を造
らんとする試みは1880年頃から知られてd3す、近代の分析器具および方法
は血液電N質の組成的詳細を明らかにしたが、細胞培養、h1器潅流および関連
分野におけるインビトロ目的での種々の電解質水溶液の使用が長い間外されてい
る。
通常の人間の血ン^に1fJ当り約1ミリモル以上の濃度のそれぞれの水準で特
徴的に見出される無機電解質を第工表に示す。
第工表には、また、比較の目的でインビトロ目的のために以前に調製され使用さ
れた種々の電解質水溶液の代表的な組成を示す。一般に、インビトロ使用のため
の電解質水溶液の処方の原理は斯かる溶液が血液、(血漿)細胞外液および細胞
内液中の電解質の化学的組成を模造しあるいはよく似ていなければならないとい
うことである。電解質は溶液中で完全にあるいは部分的にイオンとして知られる
電荷を帯びた粒子に解重する物質(通常、塩、酸または122基)である(この
用語はまた時として例えば水などの純粋な溶媒などよりも高い電気伝導度を有す
る溶液それ自身を指すこともある)。正に荷電したイオンはカオチンと称し一方
負に荷電したイオンはアニオンと呼ばれる。強電解質と弱電解質がある。電解質
の解離は濃度に非常に顕七に依存し、溶液の稀釈度の増大に従って珀大する。イ
オンは電解質溶液中の分子と児なされる。解離を考慮するため、−宇治液中でず
べての物質が■金属と複合したイオンの形であると否とに拘わらず、また物質の
荷電の如何に拘わらず、ある電解値のような特定の物質の全存在を表示するため
の接頭語として、本明細書においては用語「シグマ」またはシグマに対するギリ
シャ文字(“Σ”)をしばしば使用する。一対の括弧[]は蛋白質などの組織成
分に結合した物質に相対して示される物質の遊離溢1哀を表示づる。
第工表 インごトロで主きた細胞
と接触するための先イテ技檜@(疑態電解質溶液1.0
5−6.5 Σ7.0
324 272.5 276 272.5第1表 インビトロで生きた細月
その他
胞と接触づ−るための先イテ技袢テ4疑態電解質溶液(続き)2.5 2.54
2.54 2.5411.5 11.5 11s
(1)米国における通常の「生理的食塩水」は0.°9%または154ミリモル
(ギルマンAG、グツドマンLS、ギルマンA、The Pharmacolo
gical Ba5is of Therapeutics (1980) 8
48−84ページ、マクミリアン、ロンドン)。
(2) MI12ノr生理的11水JはNacl O,95%(ディージK。
(31iJ’べての「リンゲル溶液」は旧ngcr S、 Physiol 4
,2’]。
22.983及び7,29L 1986に由来する。この商業的米国版はFac
ts and Co1Ilparisons Oct、 981. P2O,リ
ツピンコット、iン1〜ルイスである。
(4)ベスト及びティラー、Physiological Ba5is of
Hedical−Practice第6版、バルチモア、1950より。
(51racts and Co1Ilparisons Pro、 Oct、
’81 、リツビンrツjセントルイスより。
(6)ハルトマンJ、へ−,Had、 As5oc、 103 : 1349−
1354.1934(7) ton CIらJ、 Am、 Had、^5soc
、 148 : 825−833゜(8)ロック FS、 Zbl、 Phys
iol 8166.1984 ;旦670.190015490、1901゜
(9)ヂロードHJ、^rch、int、Pharmacodyn 20 、2
05.1910(10)クレープス11^、 ヘンセライ1〜に八+101)D
C!−3OT/I’s 7Physio1.Ct+cm、21033−66、1
932゜(11)りL/−ブス11八 flopper−3e Ic’s l
Physiol、Ct+ea+、217193、1933゜
(12)〜(14)クレープス11^、 Biochcm Biophys 八
cta 4.24−269゜1950 。
*人工潅流液は一般に 1.5〜89%のアルブミンを添加し、第1表記載の媒
体;叩ちクレープスーヘンセライト(10)クレープスーリンゲル燐′FXt塩
、タイロイド(9)、ロデク(8)、又は1ミリモル範囲にCa2+を低下させ
たクレープスーヘンヒライト、に対し特に心臓者数に際し透析する。
(15)ヘムスR,ロスBO、ベリーHJ 、クレープスB10ChQIn(1
6)シレセクIt BiochaIIIJ ど猥−1963,実質的に乳酸塩お
よびピルビン酸塩を添加したタイロード(9)。
(11) ニシイツツジーロス80. クレープス11^、 Btocham
J103852−862.1967 ; 59%の乾燥アルブミンを酋右するク
レープスーヘンセライト(1G)。
(18)クローKE、コーネルHJ、 Biochea+ J 17229−3
G、1978、2.5g%の透析アルブミン+1−礼酸塩十ビルピン酸塩を含有
するクレープスヘンセライト(10)。
(19)バーレインJ6 組ユ」旦旦虱 凹77、1967 :乳酸塩、ピルビ
ン酸塩および5.53%生アルブミンを含有するクレープスヘンセライト(10
)。
(20) 7ルグラフら 八rch int Pharttracodyn 1
7249.1972;1/2のM(+およびCa十乳酸塩およびピルビン酸塩+
5ミリモルアセデート+〇、05 (J%アルブミン+2g%赤血球を含有する
クレープスーヘンセライト(10)。
(10) アールの平衡塩および「ウィリアムス」はMGJ3よびCaをより一
層生理学的食塩水準に減したクレーブスーヘンセライ1〜と丁度同じであること
が分る。両者ともHC○3/C○2使用。両者とも適当な南りj比を欠く。
(22)アールWRら J Nat’l Canc、 In5t 4.、165
−212. 4943゜5%CO2おJ、び20%0.と共に使用。
(23)ウィリアムスGHら EXI) Ce1l Rcs G9,106〜1
12.1911゜
(24) AンクスJ11. ウオレスIIL、Proc Sac [x Bi
ol Ha671、196.1949 Co□培養器外で使用。
(25)ハムRG、Proc Nat’l Acad Sci U、 S、53
288.1965゜第1表のタイロード(9)に類似。HCCh玉不足(26)
゛ デルベツ’:IR,71クトH,J Exp Hed 991(+7−18
2゜1954 CaおよびM(Iを低減し燐酸塩含有クレージスのリンゲルに類
似。高いp iは細胞([ATP)/ ([ADへ)(Pi)]を低下させるで
あろう。
(26a)デルベア:] R5Virology 、8.3’]6. +059
、、(221および(25)の如くシドックスウ平衡に欠ける。
当今、多数の1vなった電解質水溶液またはそれらの塩濃縮物が、主として組織
培養液体媒体として、製造され、市販されインビ1〜口液体として使用されてい
る。
第1表を簡略に検討しても「血漿は造り得ない溶液である」という医学的格言で
あることが確認されるであろう。第工表に記載した溶液はこの信念を示すもので
ある。本質的な問題は血漿が、よ要な無は電解質の他に、痕跡量の種々の電解質
及び血漿蛋白質を含む様々の代謝産資を含んでいることである。実際に血漿細胞
外液または細胞内液の複製物を合成的に製造することはその複雑さのために不可
能である。血液、細胞外おJ:び細胞内液、及び血漿さえも組織と見なすことが
できる。
大抵の先行技術電解質溶液に於て、塩素アニオン((J)の温度は人の血漿また
は血清中よりも高い。例えば、クレープスーヘンセライ1〜溶液(第1表参照)
は血漿の如さ液体中よりし約20%高いila度のCp−を含有している。この
アニオン差、即ち正のカチオンと負のアニオンとの間の差、は血漿蛋白質に見出
されるアニAン代謝産質及産質性アミノ酸の寄与に主として帰因りることが現在
知られている。第1表を参照づると、例えば、人の血漿中の全圧力チオンは14
2〜+54mQQ#であるのに対し正アニオンは約128〜137meQ/jに
過ぎず約14〜+7meq#不足している。使古のため、斯かる液体中のアニオ
ン差をノトリウムカブオンのmeq/Iに対する塩素アニオンのll1eq/l
の比として現わずことかできる。
第1表から、クレーブスの血清代用物(クレープス11八Biocheu+、
Biophys、^cta 4.249−269.1950 )は斯かる液体の
電解質&1度に略々近似することは明らかである。この溶液において、クレープ
スは組織切片による新陳代謝実験を使用してクレープスーヘンセライト溶液(t
loppe、 l Physiol、 Chem。
210、33−66、1932)中(7)in刺すCJI −’3 in ’i
:’tJ正L J: −3ト試ミた。電気的中性の法則のために、あるアニオン
((di−の如き)をも添加することなしにはNa+を添加することはでさない
:カチオンとアニオンの合計は溶液中で等しくなcノれぽならない。
彼の1950年の試みにおいて、クレープスは添加す゛べきアニオンとしてピル
ビン酸塩−1−グルタミン酸塩−およびフマール酸塩−を選んでいる。
クレーベフスーヘンセライトの代替品は実質的にクレーブスーリンゲルリン酸j
8まlζはデルベツコの組織培養培地でありこれらにはPlが通常の血漿濃度の
約10ないし25倍の岳で存在している。斯かる培地はHCO−/Co2を除去
するために使用される。斯かる両溶液は、すれぞれ潅流または細胞培養に使用さ
れるが異常な細胞内[ΣATP] / [とADP)]/[ΣPilを生ずる高
過ぎるPiを有するのみならず過塩素血症アシド−ジスを生ずる低過ぎるNa
: CJI比を有する。
代りに°2シ酸塩−またはピルビン酸塩のみを使用すると、細胞の酸化還元状f
i 63よびリン酸化電位に著しい異常を生ずる。グルコン酸塩−を使用はヘキ
ソース1リン酸経路に異常を来たす。
実際に、す゛べての以+’rFJに使用された有機イオンはここに定義される1
完全流入点」または正常Na /Cj比較を撹乱する。
現在市販されている先行技術市販液体裂ける乳酸塩、グルコン酸塩、フマール酸
塩、グルタミンM塩、ピルビン酸塩およびクエン酸塩アニオンの使用、+3よび
斯かるアニオンが健康な人の(血漿または血ン1°i)に見出されるよりも高い
水準で典型的に使用されることに加え、多くの斯かる先行技術市販液体はよた、
フルクトースおよびグリセロールの如き、非イオン性代講(産資を高水準で使用
し、これらはそれら自身の個別の酸化還元状r、1およびリン酸化電位異常を生
ずる。斯くして、フルクトースは肝臓プリンヌクレオヂドの忠速な破壊を伴なう
リン酸化電位のLしい異常を起し且つそれらの血中への放出は時として腎臓にお
ける尿酸沈着による腎臓閉鎖を惹起す(ウッド、11.r、。
エックルスト−’/、 L、V、33よU’lレ−7ス11.A、 Bioch
cm、 Jユ旦、 501−510.1970参照)。0.2mH以上の血漿中
のフルクトースは1安全流入点」を乱ずと考えな
【プればならない。同様に、現
行の51)I/Jlを超える水準のグリセロールの静脈注射による使用は、腎臓
および肝臓の如きグリセロールキナーゼを含有する組織中で1 ()m)Iグリ
セロールフAスフエート(正常値の100侶韻乳類システムは通常的37〜38
℃の温度で動くのに対し、通常の熱力学的規定により中性pI−1は25℃に於
て約7とされる。
pH([1−(”)濃度の負の log、。]の変化は、中性的に生細胞中に生
ずる基礎的エネルギー関係にIBIすることは明らかである。また、酵素はそれ
らが正常な態様でその触媒的機能を果す厳しく限定された[1−1”l濃度範囲
を有する。哺乳類血漿1) Hがその正常範囲の7.35〜1.45から6.9
以下または7.1以上に偏位することは従って大抵の哺乳類生体に致命的である
。細胞の酸化還元およびリン酸化状態における大ぎな変化も細胞のホメオスタシ
スを乱ずことになる。
人血漿のD I−1は通常人体によって約7.35ないし 1.45の範囲の維
持されるが人の細胞室のI) l−1は約72に維持される。
(ヴイーブらJ、 Biol、 Chcm、眩虹6538−6547.1979
参照)。
人の血液pHが6.8に低下すると、心臓停止から死が起り、もし血液DHが約
7.7に上昇すると痙νから死が起る。
生体pHをこの狭い範囲に維持Vる主要な化学的システムは[CO] / [H
CO3−]緩衝システムである。血液の[CO2]は脳細胞pHを感知し有名な
ヘンダーソン・ハツセルバルチ式に依って[C02]を増減することによりl]
Hの変化に応じて呼吸の深さと速度を調整する呼吸中枢と呼ばれる哺乳類の脳の
一部によって時々刻々維持される(ヘンダーソン、11、、 Silliman
Lecture Yale U、 Press、 New 1leaven、
1928)。
斯くしてpl−1は哺乳類血液における重要な因子であるけれども、インビトロ
で用いられる多くの市販の溶液はリン酸塩またはトリスなどの人工Wm剤によっ
てpHを維持しようとしている。Go /lIc03−の不在は必然的にすべて
の解糖作用の代謝産物を除き[NADP4]/[NADPHJ酸化還元状態に大
きな変化を生ずる(ミラー、八、[、らJ、 Neuro CherA25.6
553−558. 1975) 。
本発明の組成物J3よび方法は上記に指摘した先行技術の問題点を克服する。こ
れらの組成物おJ:び方法は[炭酸水素塩−]/[二酸化炭素]、[jl−乳酸
塩−]/[ピルビン酸塩−] J5よび[d−β−ヒドロキシブチレー1−1/
[アセトアセテート]の14定の比率を使用する。これらの混合物は各々哺乳類
血漿の通常の成分として知られる近平衡カップルから成る。これらの成分の組合
せの各々は動物(@乳類)実験用の溶液において少<r<とb実験室的にこれま
で使用されたが、これらの混合物組合「は正常なNa:Clミリ当h1比を得る
ためあるいはアニオンXソ問題を解決するために電′M質溶液中で使用されたこ
とは未だかつてない。
すべての従前の電解質溶液、および血漿代用物は深刻で且つ測定可能な病的異常
を誘発し如何なる先行技術の゛電解質溶液あるいは血漿代用物も(a)本発明の
3秤の混合物組合ヒの少なくとも1つを使用したことはなく、また(b)本発明
ぐ教える如く正常なNa:Cj比を得たものではない。斯くして、例えば、クレ
ープスーヘンセライト溶液は[HCO3−] / [CO2]緩衝系を含有する
(が然しながら過剰の塩素イオンを含有する)。シマセック(シマセック、 H
,、Bio、 Chcm、 Z、二460−1963 )はほぼ通常の血液水準
の乳酸塩およびピルビン酸塩を潅流用の生理学的溶液をつくらんとして、2.5
%のアルブミンを含有する実質的なタイロード溶液(タイロード、H,J、Ar
Ch、 Int、 PharIllacodyn、20.205 、1910)
に添加した。シマセックは明らかに異常な1.33IllH/Aのd−1−乳酸
塩) (第1表に示す正常な血液乳酸塩水準を参照)を添加している。さらにシ
マセックの修正タイロード溶液中の1511118/JlのNa+および147
.5uH/ρのCg−は電解質注入溶液として最も広く使用される。いわゆる通
常(0,9%)食塩水中の155flIH/fJのNaおよび155[gH/
41のCjlにほぼ匹敵し、斯くして 1.00という極めて異常なNa+Cj
lミリ当ω比を得た。正常な血漿は約1.24〜1.451平均約1.38のN
a:Cjミリ当ω比を有する。
約1.38以下のNa:CfJミリ当a比を有する電解質溶液の注入は過塩素性
アシドシスを起すことは長い間知られている(ハリソンの丁exbook or
Hcdicine 230〜236ページ、マグロ−ヒル、 N、Y、 19
83中のレビンスキー、N、G、論文参照)、Na:CJI比問題を解決するリ
ンゲルの乳酸塩またはアセテ−1〜透析液のような溶液を広汎に使用せしめるた
めにこの問題を解決せんとする試みであるが、その代りに他の種類の大きな異常
を生じることになった。すべての現在知られあるいは実施されている方法に固有
の病的結果を回避する態様で正常なNa:Cjlミリ当旦比を得ることがここに
開示する本発明の主要部である。
クリープスーヘンセライト電解質溶液(または他の先行技術、電解質溶液)の調
製およびこれらの溶液へのρ−礼酸塩およびピルビンM laアニオンの混合物
、またはα−β−ヒドロ4−シブチレー1〜及びア1?1−アセテートアニオン
の混合物の加入は、斯くしで得られる溶液の各々がなお過剰の塩素アニオンを含
有し従ってbしインごトロ使用条件下に使用された場合には不可避的に過塩素血
症を起ずので、本発明の教示に依り、アニオン差問題を解決しくあるいはナトリ
ウムカブ−オンの塩素イオンに他する比を正常化する)電解質溶液を調製ツるこ
とにはならず、また調装ザることはできない。
一般的に要約すると、先行技術は:
(a) 0.5mH/J以上の門のナトリウム、カリウム、マグネシウムおよび
カルシウムの1−4の金属カチオン、 (b) 塩素およびHl)O、HPO−
(以下piと称する)、硫酸塩(S02−)1−5の無機アニオン、(C)0な
いし若干の有機カルボン酸あるい炭酸水素塩アニオン、(d)CO2ガス、グル
コース、尿素、グルタミンその他からなる群から選ばれた約0.5m1(/p以
上′Q度のOないし12の非イオン性物質及び(e)時に応じアルブミン、ヘモ
セルなどの1つまたはそれ以上の高分子fi動物質らなる、典型的には約270
−320ミリモル(又はそれ以上)の一連の電解質溶液を記載している。これら
の溶液のいずれも、上記に説明した理由に依り、Na:(:、flのミリ当足比
の正常化を全く果し得ないかあるいは深刻且つ不利な生理学的結果を生ずること
なしにはこの比の正常化をなし?lない。本発明において、斯かる先行技術問題
のすべてを実質的に完全に解消し得るインビトロ用の複合液性の方法及び組成物
を提供する。これらの新規溶液組成物中の成分は既知の溶液成分であるが、何人
もこれまでにナトリウムカチオンの塩素アニオンに対する正常な血漿ミリ当δ1
比をj9るのみならず血漿pI−1の正常化および細胞酸化還元状態および細胞
リン酸化電位の正常化をなし得る本発明の溶液を処方した者はいない。また、こ
れらのfl規な溶液は従来使用された、不利な効果を招くアセテート、または乳
酸塩単独などのカルボン酸アニオンの使用を回避することができる。
発 明 の 要 約
本発明は一態様に於て
(a)す1−リウムカチオンの1当りミリ当旦の塩素アニオンp当りミリ当ωに
対する比を正常な動物細1泡内液中に見出される範囲を生ずる如く選び
(b) (1)炭酸水素塩−および二酸化炭素(2)1−乳酸塩−およびピルビ
ン酸塩(3)d−β−ヒドロキシブチレート−およびアセ1−7ヒテート
からなる群からえらばれた少くとも1つの近平衡対の生]Il!学的有効jを含
有し、
(cl約69ないし7.8のpH範囲を有りろ水溶液を細胞と接触することによ
り生きた動物細胞、細胞肝、また器官の組織培養潅流および/または培養を行な
うための改良されたインビトロ方法に関づる。
本発明はざらに上記のナトリウム対塩素比率を有し且つ上記の近平衡ス・jの少
くとblつを上記規定Na:(di比を得る如く規定範囲内で含イiづる組織培
養またはA1j乳動物細胞とインビトロで接触するための生理学的に適合し得る
電解質塩水溶液に関する。
本発明は生理g(学的正常8W IRの2価のカチオンMg2+J3よびc a
2 +を沈澱プることなしに含有し得る上記に示した種類の電解質を提供する。
木発明方法の教示に従い吐乳類または鳥類の細胞2したは器官との接触に使用り
゛るとぎ、斯かる溶液は一般に:(a)ブ1〜リウムカチオン対塩素アニオンの
細胞内ミリ当量比を正常範囲に維持iff/υとし
くb)細胞内pHを正常化し及び/または細胞酸化還元状態および細胞のリン酸
化電位を正常化せんとする。
斯かる細胞(器官、胚などを含む)dt流、細胞培養などのインご1〜口応用、
あるいは細胞または全器官のインビトロ保存において、当業者に容易に理解され
る如く、本発明の電解質溶液を斯かる接触目的用どして使用することができる。
他の斯かる応用に於て、本発明の電解質溶液は、当業者が容易に理解しくqる如
く、当該技術において知られ従来使用された闇の栄養素と組合せL使用される。
1つの(第一の)種類の斯かる溶液は特徴どして塩化物および炭酸水素塩からな
る無機類のアニオンを使用(含有)リ−る。
これらの溶液は広く約5〜9の範囲、!Ifましくは6.9〜8.6、さらに好
ましくは1.35〜7.45 、最も好ましくは7,4の生理学的p l−1を
イ■する。トlCO3−が存在すると、溶解された二酸化炭素がこれらの溶液中
に存在しな【ノればなら4’ CO2は所望のp l−1を行る如く特定の■で
存在しなければならない。使用時に、これらの溶液は周囲液体媒体中において正
常なN a :C1比を維持せんとするのみならず、被処理細胞内細胞内液)の
pHを約7.35〜1.55の正常範囲に設定(調整)しようとする。 ゛
他のく第2の)種類の(好ましい)斯かる溶液は特徴どして塩素アニオンおよび
(a) 、11−乳Ml−アニオン及びピルビン酸塩−アニオンの混合物、(b
)d−β−ヒドロキシブヂレートーアニオン及びアゼ1〜アセテート−アニオン
の混合物、(C) (a)と(b)両者の混合物からなる炭酸塩アニオン対の1
種を使用(含有)する。これらの溶液は斯かる(第1秤)の溶液に関し上記に限
定した生理学的pHを右する。投与すると、これらの溶液は彼処]11!細胞の
酸化還元状態を正常な範囲に維持するのみならず、IM胞のリン酸化電位を正常
範囲に維持する。
斯かる溶液の他の(第3の)(より好ましい)種類の溶液は特徴として上記(第
1)の種類の溶液とI’ii1様に、塩素アニオン及び炭酸水素1!2/二酸化
炭素混合物の両者を使用(含有)するが、また上記(第2の)種類の溶液の如く
、上記のカルボン酸塩アニオン対をも使用する。投与づると、これらの溶液は上
記(第1)の種類の溶液の使用から得られる上記の効果および上記(第2の)種
類の溶液の使用から得られる上記の効果が得られる。
正常なQli乳類血液中のナトリウム対塩素の規定のミリ当量比は一般に約12
8 : 1なとし1.45 : 1であると信じられている。これらの比を中心
とするより広い範囲の比が本発明の実施に使用する溶液中で使用されるが特定の
目的を達成するために正常の範囲から著しく逸脱した艶聞も使用することができ
る。
本発明の溶液中に存在する炭素水素塩アニオン及び二酸化炭素の全1ii 、ま
たは和(シグマ)は溶液の1当りO〜55ミリモルの範囲である。本発明の溶液
中のrA酸水素塩p当りミリ当h1対溶存二酸化炭素ミリ当口の比は約6.3:
1〜55: 1.1の範囲である。好ましくは、炭酸水素濃度は約20〜50
m)l/Nの範囲であり上記比は10:1〜32:1の範囲であり、さらに好ま
しくは上記合計b1は約23〜35mN/ρの範囲であり、一方上記比は19:
1〜21:1の範囲である。[l」CO3−] ] / [CO2]の19.9
5の比は現在特に好ましいpi−17,4を与える。
本発明の溶液中に存在する1−乳Anアニオンおよびピルビン耐J2↓アニオン
の仝ム1、または和(シグマ)は溶液1当りO〜55ミリモルの範囲である。本
発明の溶液中の」−乳酸塩アニオンの1当りミリ当り対ビルご21mアニオンの
1当りミリ当量の比は30:1〜1:1の範囲にすることができる。好ましくは
、上2全114i約0.5〜10IIIH/J (7)[lff1r上記)比ハ
約3 : 1〜15:1の範囲であり、より好ましくは上記の仝口は2〜8mH
/Nで上記の比は約5:1〜12:1の範囲である。
本発明の溶液に存在づ”るd−β−ヒドロキシブチレートアニオン及びアセトア
セテ−1〜アニオンの全量、または和(シグマ)は溶液1当りO〜55モリミル
の範囲である。本発明の溶液中のd−β−ヒドロキシブチレートアニオンの1当
りミリ当量対アセトアセテートの1当りミリ当■の比は約6:1〜05:1の範
囲である。好ましり(,1、上記全量は約0.5〜10mH/ρの範囲で上記比
は約4:1〜1:1の範囲であり、さらに好ましくは上記全品は約2〜5mH/
41で上記比は約3:1〜15:1の範囲である。
本発明で用いる「ミリ当量比」なる用語は水性媒体中の1物質のj当りミリ当f
ilと他の物質のg当りミリ当mとの比をいう。
本発明の実施に際し使用する3つの近平衡対の1つ(炭酸水素塩−/二酸化炭素
対)は一般に、本発明に使用される如く、浸漬媒体中J3よび被処理細胞内の水
素イオンの濃度を調整し、斯かる対の各々は一般に3つのビリジンヌクレオヂド
対の8対の酸化還元状態を正常化する傾向を右する。リン酸化電位もまた一般に
正常化される。また、本発明で使用する各上記近平衡対は彼処1!l!細胞の代
謝系中への安全流入点を溝成する。
本発明で使用する「安全流入点」なる用語は一般に生組織または細胞中で、
(1)1つまたはそれ以上の中間細胞代−(産物の火責生成を生ぜず、
(2)生細胞中の制御ヌクレオヂド比の1つをはげしい撹乱を生ぜず、
(3)生さた吐乳類の生理系に対し、代A1に顕著な152乱を起したり顕箸な
病的状態を生ずることなしに、−夜絶食した安静正常な人(絶食哺乳類の血漿の
如き)に通常認められるよりも大ぎな濃度水準で添加することができ、
(4)d−β−ヒト[1キシブチレート+アi?l−アヒテー1−の全辺が3日
給食した人ニiJ3 イ”C約7〜10n+H/ 1に達し、またi、in−乳
[i+ピルビン酸塩の全起が通常のジョギングしている人で、約5〜6IllH
/Iに達する時の生理学的状態の通常の変化に認められ得る。
代謝産物をいう。
さらに、本発明において上記の各近−平衡対は細胞内液と細胞外液との聞に、イ
れぞれ細胞内液対細胞外液中のIIJ度比が大抵の吐乳類細胞内で約1.0〜=
1〜1.5:1の範囲である如ぎ分布または透過性を示す。
本発明の溶液に配合する非イオン性物質は好ましくは各々安全流入点を構成しな
ければならない。例えば、13mH/j以上のグルコースは健康な人における正
常な生理学的条件下に生ずる母より高い。カロリー源として13+nHzl1以
上のグルコース(5%グルコース溶液として広く使用される)は、病的異常の考
慮は別とし、またカルボン酸塩対は別とし、本発明においては許容し15ノるカ
ロリー源であると考えられる。吐乳類生体のグルコース代謝調節の[Gな能力は
フルクトースまたはグリセ1〕−ルの如き既に説明した様な病理学的変化を生ず
る非制御態様で代謝系に入り、従って安全流入点ではない他の可能性ある非イオ
ン性物質に対してそれをはるかに好ましいものとする。
!1械水分を除去する必要がある、組織の低温保存の場合の様な、特殊な場合に
、非常に高濃度の浸透活性物質を使用することができる。
特徴として、本発明の実施に使用する溶液はp当り約130〜170ミリモル、
より好ましくは約129〜163.5111)1/Ω、最も好ましくは約136
〜1551gH/fJのナトリウムカチオンを含有する。
加うるに、溶液は上記に限定した範囲のチトリウムカチオン対塩素アニオンのミ
リ当ω比を生ずるに充分な良のF;A累アニオンを含有する。
所望ならば、ナトリウムに加えて、本発明の溶液は下記の追加全屈カチオンの少
なくとも2種をさらに各々下記に示す吊で含有する:
母 範 囲
(p当りミリモル)
カチオン成分 広い範囲 好ましい範囲カリウム Q−401−5
カルシウム Q−100,2−1,5
マグネシウム 0−10 0.2−1
所t1!ならば本発明の溶液はさらに少なくとも1種の実質的非イオン性(双性
イオン性を含む)浸透活性物質(好ましくは代謝可能)を1当り0〜6000ミ
リモル配合することができる。
本発明の実施に使用づる溶液はざらに一般に(1)約260〜6400ミリオス
モル(mis > 、好ましくは約265〜550mOs 、最も好ましくは約
280〜320mOsの範囲のオスモル1101aを生ずるに充分な浸存全物質
:(2)全(溶存)物質の間の関係はl) Hが約6.8〜7.8:最も好まし
くは約7.35〜7.55の範囲にある如き関係であり;(3)全カチオンの電
荷は全アニオンの電荷に等しく、且つ(4)存在する寸べての上記近平衡対の最
小全濃度は少なくとも1当り約0.1ミリモル、好ましくは少なくとも約0.5
a+H/ρ、より好ましくは約211IH/ flであり、一方その最大温度は
好ましくは約80IllH/ 1以下、ヨリク°rまL/ < 1.t 611
g)l/ I以下、最ら好ましくは50+u)l/ fJである。
ことをVj徴とする。
使用し得る斯かる非イオン性物質の例として、グルコース、グリセロール、フル
クトース、ソルビトール、尿素などが含まれる。グルコースは現在のところ栄養
目的として最も好ましく、グリセロールは寒冷保存目的に現在量も好ましい。ま
た所望により本発明の溶液はO〜55mEq /IIの多価アニオンを、好まし
くはNa型で配合することができる。
下記に説明する如く、本発明の方法および溶液は栄養混合物を添加し得る「平衡
塩溶液」 (第■表参照)、臓器用潅流液、グリセロールまたは尿素の如き物質
を含有する臓器の寒冷保存、細胞培薔実験用の潅流液などの多種類のインビトロ
用途に使用される。
種々の附加的対象、目標、目的、特徴、利点、応用、変更などは特許請求の範囲
と共に本明細書の開示から当菜&には明白であろう。
詳 細 な 説 明
本説明は発明者が知っている最も入手し易い情報(理論を含む)に基づくもので
ある。誤った説明等は、もしあったとしても、本発明の基本的に正しい基礎およ
び証拠を変更するものではない。
A、 酸化還元状態
生物学的細胞において、大抵の反応物は平均細胞が104のオーダーの醪索によ
る触媒作用を受ける。ある分類において、酵素は6つの主機能カテゴリーに分類
される:(1) HAD4にコヂンアミド・アデニンジヌクレオブド)、または
[A口(フラビン・アデニン・ヌクレオチド)の如き配合群などの助因子を利用
して1つの基質から他の基質へH”J3よびe−を転移させる脱水素醇li4:
(2)油集ATPまたは他の類似のリン酸塩含有化合物などの助因子を用いるこ
とにより基質にリン酸塩の郡移動を行なう賦活索またはリン酸転移醇累:
(3)補M累型助因子を用いる炭素−炭素結合の生成または破壊を行うかあるい
は、グリコーゲン粒子の如き固体状態マトリックス上または脂肪酸合成複酵素複
合体の表面に生じる炭素−炭素結合移動酵素;
(4)化合物中の内部町配列を行う異性化酵素;(5)基質に水を加えあるいは
除去する加水分解酵素=(6) リボゾームの如き固体状態合成71〜リツクス
を通常利用してC−N結合を破1*あるいは生成するベプヂダーゼh’t lt
2による触媒作用を受tノる生物学的反応に与える特殊なL(質は助因子または
補酵素と呼ばれる。例えばNADの如き?11iPI!索は触媒サイクルの間に
酵素からIII’2着するのに対し、フラビンヌクリオチドまたはチトクローム
の如ぎ配合群は触媒サイクルの間強く固定されたままである。
補醇Xiよ一定の細胞区画内で複細胞内反応に参与するので、補酵素対の化学ボ
テンシ!・ルは生体中で起るエネルギー変換J3よび酸化−還元に中心的重u性
を右する。酸化還元反応の特定の全体系の熱力学的特性は遊離[NAD ” ]
J3よびi離[NADI+]の遊離濃jilt (厳密にいえば、活性度)比
に依存づ−る。[HA(PAD+]/[Aυ(pHl 1比は、従って特定のピ
リジンヌクレオチド対の、一定の1)+1にJハブる、酸化還元状態を表わし且
つ規定し、この比は
(1)その?Ili酵素との近平衡にお番プる可逆反応の程度および方向:
(2) 71[i酵素対が、例えばβ−オキソアシル補PIII累Aをβ−とF
ロlニジアシル補酵素Aに還元する際に、細胞内還元剤としてイア効である程度
:+3よび
(31ATP合成の大部分に関与する電子輸送鎖中の酸化還元の自由エネルギー
変化の人ざざ
を決定する。
ここで使用する「酸化還元状態」という用語は3つの主なビレジンヌクレオチド
対の1つまたはそれ以上の酸化−還元状態をいうものと考え得る。これらの対の
各々は下記の通りである。
(Δ)(1)ρ−乳酸脱水素酎耐 (EC1,1,1,27) : (2)マレ
イン酸脱水素酵素(1:cl、 1.1.37) :および(3)グリセロール
−3−リン酸脱水素酵素の脱水素酵素反応に関連号る細胞質(HAD+ )/
(NADll)
(B) (+) d−β−ヒドロキシブチレート脱水素酊酵素[CLl、1.3
0):Jjよびグルタメート脱水素hグ素(EC1,4,1,3)の脱水素酵素
反応に関連づるミトコンドリア[NAD” /NADIII :(C1(11I
s−イソクエン酸脱水素醇累([C1i、1.42) : (2) 6−ホス小
グルコン+12水素酊索([CL 1.1.44) ; C3よび(3)マリツ
ク酵素(EC1,1,L401の脱水素酵素反応に関連する細胞質[NAOP’
] / [NADPI+ ]。
3つのビリジンヌクレオチドZ4 :にたはプールは各々、[NAD’ /HA
旧1]の標準酸化還元電位は約−〇、32Vであるのでそれぞれの酵素によって
結合された基質の化学的エネルギーによって冗なる酸化還元電位をPする。斯く
して近平衡NへD−結合脱水素酵素は約40” MのKeqを有し、ミトコンド
リアNAD−結合脱水素酵素は約10−9MのKeq合有し、細胞質NADP結
合脱水素酊累は酵素のKOQを17””lる。細胞質のピリジンメクレオチド酸
化還元状態の相違は物質の基本的性質に由来すると考えられる。何度も酵素は生
じ、これらの基本的性質を利用して我々が代謝として知っている細胞の化学反応
を6ft−貞した目的ある連鎖に1しる。
1−九M塩アニオンのピルビン酸塩アニオンへの酸化(即ら、乳酸塩からの21
(“および2C−の除去)はピリジンヌクレオチド対
によってその活性度が表わされ且つ制御される水性媒体に放出される2つの電子
と1つのト1+を1!Iる。
一般に、「酸化還元Jという用bRは[酸化された基質〕/[還元された基質]
の比として定義することもできる。2分の1または中点電位Ehは通常ネルンス
トの式に従って標準水素電極電位に対する電位ボルトとして測定される。 HA
D+系の中点電位、即ち[NADll / [NADllの比がpH7,0温度
25℃に+3いて1に等しい電位、標準条件下で−0,32ボルトである。細胞
質ピリジンヌクレオチド対は咄乳類生体に与えられる有機化合物からI−1’J
3よびe−を受け取ってこれらをミ1−コンドリアピリジンヌクレオチド系に与
え、ここで、電子輸送系によって、211”+2e−は1/202を還元して水
を形成しこの間AOP+PiをATPに変換することによって酸化還元反応のエ
ネルギーを保存する。この反応はエネルギーおよび熱を発生する。細胞[NA[
1”]/[NADII]対の酸化還元状態は約−〇、19ボルト、ミトコンドリ
ア1N八〇’ ]/[)Iへ〇旧対のそれは約−0,28ボルトであり、他方l
1ll胞賀[NADP ” ]/[NへDP旧対のそれは約−0,42ボルトで
ある。後者即ちNA[lP+対は他のものよりはるかに強い還元剤であり炭水化
物からの脂肪酸の生成の如ぎ体内の還元的合成に使用される:(’) Li −
1ス33 ヨUヴイーヂ、1969参照) The Energy Level
sand Hetabolic Control in Hitchondri
a (ババ、Sl、タイラー、J、11.、クアグリアリエロ、[、およびスラ
ッター、[、C0刊)329−382ページ。
^driatica [drici、Bari。
生細胞の場合に、複数の酸化−還元反応が同局に起る。正常な条件下で、これら
の反応は正常な社印な細胞中で予測しj!Iる態様で起る。これらの種々の酸化
還元状rヨが如何に制御されているか熱力学的用語で説明した。正常の健康な細
胞はその′EL離細胞質[NAD” ]/[NMDI+]酸化還元対の酸化還元
状態を約−0,2ボルトに相当する約500ないし1500の比に保つ。この様
にして、細胞質ビリジンヌクレオヂドは供給される基質あるいは食物から1−1
18よびe−を受け取ってエネルギーにする。細胞が脂肪酸の如き、ノ1“常に
還元された基質を代謝ぜんとり−るとさ゛、卯1胞質[NAD+]/[8八D1
1]は約400−800である。細胞が炭水化物またはアミノ酸を代謝づるとき
は、これらの化合物は既に一部酸化されていることは自明である。従って、TI
離細胞質[NAD” ]/[NA[]l+1はその基質の酸化水準を反映して約
800−1500の範囲でより一層酸化されたものになる。
遊離細胞質【Hへ” ]/[NADllヌ(は(all冷凍クラン1城城中(b
)問題のQ器からの静脈流出液中、または(C)問題の組織をひたした媒体中で
[1−乳酸塩−]/[ピルビン酸塩−]の比を測定することによるなど種々の方
法によって測定することができる。代りに組織中の[α−グリセロホスノエート
/ジヒドロキシアセトン−P]の[1−マレインM@−]/[オキサロアセテー
トー]の比を、所望ならば測定することができる。細胞質[NAD’ ]/[N
ADllの値を次に計算することができる。
叶虫な生きた韻゛九類において、[I−乳酸塩−]/[ピルビン酸jp−]の比
は約6であるが、絶食の如き特殊な状況では約15−20の範囲になる。エタノ
ール摂取後に起る如き、約20以下の[p−乳酸塩−1/[ピルビン[「]比は
それが細胞質[NAD” ]/[NADll]に結合しているとための病的であ
る。低い[NAD” ]/[NへDlll比を有するすべての細胞の特徴は細胞
膨張、低いリン酸化電位、低面5!!膜電位、および細胞内と細胞外H,Oの間
の異常な電解質分布などの実証し得る(観察し得る)病的結果であると信じられ
る。
同様に、N離ミトコンドリア[NAI)” ]/[NAt1旧の酸化還元状態は
、例えば、腎臓またはIrF臓などの組fJを用い(a)凍結クランプ組織中、
(b)斯かる組織からの浸漬流出液中、または(C)斯かる摘出組vAの浸漬流
出液中[α−β−ヒドロキシブチレート−]/[アセトアセテート−]比を測定
するなど種々の・方法によって測定することができる。脳または心臓筋肉などの
、他の組織内のT1姻ミ1へコンドリフ[NA[l” ]/[NへD1目の測定
はより複雑であるが、ある場合には、凍結クランプ組織における[α−ケトグル
タレート−][NH” ]/[グルタメート1比の測定によって実施し得る(ミ
ラー、、A、L、、ホーキンス、IIA、、およびヴイーチ、R,L、 J、
Ncurocl+em、 20.1393−1400.1973参照)。
正常なミトコンドリア[NAD+]/[NAD旧は約5−20の間にあり、正常
な[β−ヒドロキシブチレート” ]/[アセトアセテート−1比は約1.3−
5である。ミトコンドリア[NAD” ]/[14八旧IJの値を次いで計算す
ることができる。
遊自Im胞質[NA0” J/[NAO1l]対の酸化還元状態は、もちろん、
周rIII &&体の(Co2Eにより影響を受ける。顕著かつ可変勾配なしに
細防壁に浸透性であるJ、■貿が無いため、この酸化還元状r5fNAD’ ]
/INADH]Lt[IJJ1ffa5ヨヒミt−コント) 7[NへD” ]
/LNAD111との細胞内代謝的結合による以外直接かつ全体的に制till
することは現在のところできない。(クレージス、11.A、eよびビーチ、R
,L、“ピリジン ヌクレオチドの相関関係” 、 19139.The[nc
r Level and Hetabolic Control in Hit
ochondrial パパ、Sl、テーガー、J、H,クアグリアリエロ、E
、およびスレータ−1[、S9編、P329−383.八driatica E
ditriae、Bari参照)、斯くして、例えば、ピルビン酸塩は細胞質[
NAD” ]/IN八〇旧4へ J:び[NADP ” ]/[NADPIl]
の両者中で反応するため、] Eピルビン酸fM−]の投与はある狭い限界内で
これらの比を制御する。ピルビン酸塩、1−乳′M塩およびCO2はd−β−ヒ
ドロキシブチレート−やアセトアセテート−と同様、細胞壁を簡単に浸透し?す
るが、マレイン酸塩−および他のジカルボン酸塩は然ではない。
細胞内の新陳代謝過程および生体エネルギーの維持および正常化に対する酸化還
元状態の5[要性は長い間認識されていたが、現在知られている限り正常なNa
pCdi比を含有する電解質溶液を使用してインビトロで操作される細胞内の酸
化還元状態を制御し正常化しようとする試みはこれまでなされたことはない。
本発明はインビトロで操作されあるいは成長する細胞または臓器の一部または全
体もしくは全生体の酸化還元状態をルリ御および/または正常化するための組成
物および方法を提供する。
現存の電解質液は如何なる方法においても細胞の酸化還元電位を維持しあるいは
正常化しようとする試みは行っていない。
事実、大部分の既存のインビトロ用電解質液は細胞の酸化還元平衡を丈際にはげ
しく混乱さけあるいは異常を起させて、多数の確定しgJる異常を生ずる結果と
なる。斯様にして、f!1?7の電解質液は、例えば、j后1173酸化の速度
、グルコース生成速度、尿酸排泄速度、ガラクトース代謝速度などの事態を混乱
させる。
これらのp常はすべて、例えば肝臓などに確定し得る種類の病的結果を誘発する
。(0,The phosphorylation Potential)tN
八へ++1/[NA[1lll比を「酸化還元状態」として定義したと全く同様
に、アデニンヌクレオチド補酵素対のエネルギー状態を「リン酸化状態」または
「リン酸化電位」と定義するのが通例である。生細胞中でATP、八DP、およ
びllPO4はいくつかの荷電形で存在し、Ha”k種々の複合状態で存在する
ので、通常これらの状態をシグマATP、シグマADP、およびシグマPiと定
義するのが通例である。リン酸化電位は斯くして[シグマATPI [シグマ^
OP][シグマPilの関係によって定義される。
酸化的リン酸化反応はミトコンドリアの酸化還元状態および細胞質リン酸化電位
の両者を含むことは明らかである。リン酸化電位はATPまたはADPのm胞周
囲媒体への添加によっては、これらの化合物が細胞膜を直接に浸透し得ないので
、制御し1すないのは明らかである。しかしながら、細胞!rJ[シグマ^TP
I/[シグマADPI [シグマPilと近平衡にある他の反応がある(ヴイー
チら、J、Biol、CheIIl、25ム 6538−6547.1979参
照)。この反応はほとんどすべての生細胞に見出され、そのMAにより触媒され
る解糖連鎖における最も活性な2つの酵素、グリセルアルデヒド 3−フォスフ
ェート脱水素酸基(EC,1,1,1,29)および3−フォスフォグリセレー
トキナーゼ(EC,2,7,2,3)を含む。ヴイーチら(上記に引用した文献
)はLシグマ^TPI/[シグマADPI[シグマPi]のM離細胞質リン酸化
状態の間の関係を定義する式を提供している。この関係は当技術を知る人々に今
や容認されている。(式5)。
K GAG [Σ3PG] [ΣATI [乳酸塩]= 1.65 X107M
−1
生III脳中の代謝は[H+3および電子[e−1が基質から除かれて大きな細
胞質MAD+である補酵素受容体に輸送される秩序ある過程であると考えられる
。この助因子は斯して細胞内においてざの約−〇、32ボルトの標準電位よりは
るかに酸化された約−0,19ボルトを有するためこれらの電子を受容すること
ができる。細胞質中に東められ、あるいはミトコンドリア中に生成したH+およ
びe−は、次、いで大抵の哺乳類細胞中で約 −0,28ボルトの低い電位を有
するミトコンドリア[NAD’ ]/[NMDII]に結合した他の基質を含む
機描によってミトコンドリアに移送される。もしC−およびI−1+が、例えば
]ハクM珈または脂肪酸の酸化などから、高い電位で生成したならば、それらは
より高い酸化電位を有し従って電位エネルギーが低いF八りから「A旧u8還元
する。N A D H結合基質から生成した日1および電子はd■貸された各1
7202に対し3ATPを生成するのに対しフラボ蛋白質(+Ao>受容体から
のそれは録TPを生成するのみである。このエネルギーの差は[(+およびe−
の生成に関与する化学反応にJ31Jる根本的相違によるものである1゜NAD
llが酸化されて熱J3よびエネルギーを生成する細胞呼吸の基本的過程は酸化
的リン酸化と呼ばれる。それはミトコンドリアと呼ばれる細胞器官中で電子輸送
連鎖と称される一連の酸化ら2つの電子[28Mを取りこれらを連鎖に運び1
/ 202を還元してH2Cを生成する。この過程で得られたエネルギーはアデ
ノシントリボスフエート(^TP)のホスフェートu中の無水物結合の化学的形
態で細胞中に保存される。ATPの3つのピロホスフェート結合の形勢はl−1
20の生成を生じNへDIIJ3よび細胞によって酸化される基質から取られる
l−1”+2e−より生成される11」20の生成に加え3日+を必要とする。
酸化的リン酸化反応は自然反応である(ヴイーチらの引用文献参照)。
生細胞のリン酸化電位はある代謝産物の成分の細胞含右足を測定することによっ
てめられる(ヴイーチ、R,L、J、8ioIChQm 254. 6538−
6547.1979)。脳・心臓、または骨格筋などのある組織において、クレ
アチンキナーゼ反応(c、 c、 2.7.3゜2、〉の成分の測定を前記文献
記載の如く用いることができる。
7、1979に[クレアチン1/1クレアチン−2]は細胞質[ΣATP]/[
ΣADPIと近平衡にあることを示して以来、チャンスら(チャンス、8ら P
r0C,Nat’ 1.八cad、Sci、、US、 78.6714−671
8.79811照)が行なった如(”1PNHR(FA m気共鳴)の使用によ
って細胞の凍結クランプに頼ることなく[ΣCrP]/[ΣPi]比の測定に依
り生細胞中で骨格筋または脳のリン酸化電位が測定可能となった。
ヴイーヂによって動物に従来使用された必然的な破壊法、および”1PNHRを
用いる名士VJ度は劣るが無害なΣクレアチンーPrPi測定法との間の一致は
、ヴイーチによってめられたリン酸化電位又は[ΣATPI/[ΣADPI [
ΣPi]の正常値の実質的に正しいことを実証する(前述)。ざらに、大学医V
AI?ンターに、8【Jる”1PNHRI備の利用度が増大しており、インビト
ロで処理される生細胞、臓器または全1体における測定がそれらを1u付けるこ
となしに行ない(りる。
細胞質[ΣΔTP]/(Σ^DPI [ΣPi]またはリン酸化電位はグリセル
アルデヒ1−−3−ホスフェート脱水素酵素および3−ボスホグリセレー1−キ
ナーゼにより触媒作用を受(プる近平衡反応による細I11質[11Aい]/[
1IAI)illまたは酸化還元状態に関係するので、(本発明において実施さ
れると信する如く)その酸化還元状態に影響を与えることによって生細胞のリン
酸化電位を変更し調卯し正常化プることが可能である。
もし細胞内酸化還元状態を変化するための簡単で、信頼性ある化学的手段が知ら
れ及び/または工夫され得た<1らぽ、それはリン酸化電位を含む反応の他の成
分を変化ツることが必要とむりまた医学J3よび生化学、生理学、分子生物学、
組織培養、獣医学、などのその他多くの関連分野に於いて自明な基本的重要性を
有するであろう。斯かる科学的手段が本発明の教示によって提供されるのて・あ
ろう。
c、’ −、’・ 、
上記に示した如く、代謝の大部分は2H”+28−を17202共に変換してH
2Cを生成する共に約1ボルトあるいは54に0811モルのエネルギーを放出
させこれを[ΣATP ] / [ΣΔDP ]対中に保存するミトコンドリア
電子輸送系に供給するための細胞質またはミトコンドリア中の基質からのHlお
よびe−の除去を含むエネルギー生成に費やされる。吐乳類および他の細胞にお
いて、[ΣATP ] / [ΣADP ] [ΣPi]は−13,6ないし−
14,1Kca11モルのデルタ(Δ)G(自由エネルギー、 cat 1モル
)をイjする。このH+およびe−の輸送は一連の助因子、主要ならの9よNA
D にコチンアミドアテダニンジヌクレオチド)およびそのリン酸W(NへDP
という)である、によって達せられる。酸化は電子の除去と定義され、還元IJ
電子の付加と定義される。基質からのe−+H4の除去または付加は、上記に示
した如りA!2バiにより触媒され、その主要な群は叫水系酊メ、ど称されてい
る。醇A、(触媒)は反応が1起り−る速庶を制御2+1するが、′シかし反応
の程度J3よび方向、ならびに反応にJ:り放出されるエネル髪゛−(デルタG
)の屯は化学結合中の固イiのエネルギー(デルタGO)および反応物と生成物
の濃度によって測定される。
酸化還元またはエネルギーの状態の測定は常に化学化合物、(生成物)/(反応
物)および(酸化された助因子〕/〔還元された助因子〕の比を含よな番プれば
ならない。仝対反応は斯くして2つの個別の酸化還元系、その1つは酸化系、他
の1つは還元系、かうなる。
近平衡の状態を触媒するVj索を介する流出に関し充分に高い活性を有する細胞
内の酵素は酸化還元状態の制御に適する。細胞中に存在するのと略々間等の条件
下、即ちイオン強度■は0.25 、 pHハフ 〜7.2、aHJH138”
c、 MfIii(Mg2+)は 0.5〜11IIH1またTはイオンの17
2Σ重辺モル淵度×イオン価に等しい条件下で平衡定数を測定することによって
実験的に反応が近平衡の状態にあると定めることができる。Keqの値を知るこ
とにJ、って、組織中の反応物の濃度は急速冷凍組織中で測定してもよい、もし
測定された〔生成物〕/(反応物)の値がいくつかの組合せにおいて同じ助因子
比を与えるならば、その反応は[近平衡」にあるといわれる。近事VAJ脱水素
酵素反応の場合、〔生成物〕/〔反応物〕比の所定6にの添加は、もし反応物が
細胞壁を自由にあるいは互いに一定の比で透過するならば細胞内の(NAD“)
/ [NADlll比を所定の水1ll)に設定することを7J能に1゛る。
[NAD(Pl ” ] /[NAD(P)旧の酸化還元状態は前記の式で述べ
た如<[HΔD]/[NAl1比の1つ又は両者を設定し[C02]を1.2−
1.9mHの範囲に制御することによって細胞内に設定丈ることができる。浸
りv液体中の所定示ので[+−1cO31/[CO21を含有させると媒体中お
よび細胞中のpHが制御される。
種々の細胞質およびミトコンドリアのNAD−結合脱水素酵素は細Wd’l’J
J5J:Uミl−コンI”) 7(7)各7zニJ3+tルEHADトJ/ E
NADIII比を制御または設定することができると思われる。
L/ /JI Llながら、LDII(fJ−乳M PAIIR水索醇i II
ちEC1,1,1,27)またはd−β−ヒドロキシブチレート脱水素M索のみ
が多くの細胞中の細胞内酸化還元状態を直接且つ完全にaill t2o L/
4!7る浸透性代5Ill産物を有する。例えば、断る酸化還元対の1つまた
は他のものは茗しい濃度勾配が無い限り細胞壁を浸透または透過することはでき
ない。他の例では、当該技術において現在実施されている如ぎ酸化還元対のパー
トナ−の一方又は他方tユ細胞に投与されると実証し1qる毒性を示すに至るで
あろう。
本発明の実施に使用される近平衡酸化還元活性代謝産物カルボン酸塩対、特にρ
−乳酸塩−/ピルビン酸塩−J3よびd−β−ヒドロキシブチレート−/アセド
ア吐チー1〜−1は安全流入点を描成し、ρ−乳酸塩とピルビンPa塩のL D
l−1との反応によって細胞質中の酸化還元状態を正常にづるのみならヂ、d
−β−ヒドロ1シブル−1−一およびアはトアレデ−1・−と多くの組織内に大
抵の場合に近平衡条件を維1.1するに充分へい活性で存在するであろう酵素d
−β−ヒドロキシブチレート脱水素酵素([CI、1,1.30)との反応によ
ってミトコンドリア中の酸化還元状態を制御するその能力をにおいて異常である
と思われる。
上記に示した如く(第1表および関連ザる本分参照)、約1.36のナトリウム
対塩素ミリ当闇モル比を正常化Vんとする従来の試みは、通常インビトロにおい
て乳1m、ピルビン酸塩又はアセテート単独、あるいは乳酸塩とアセデートの組
合せ、または他の不適当な組合せのカルボン酸アニオンを添加づることにより行
なわれ、すべての既知の場合に不I町避的に重篤な測定し得る病的結果を招くに
至っている。インごトロ溶液、例えば潅流またはI織培養におけるNa:Cfl
比を正常化ぽんとする斯かる試みは、クレージスによりその血漿代用物に於いて
以前に試みられ、このとぎ彼はグルタミン酸塩−、フマル酸塩−およびピルビン
酸塩−の組合わせ使用したくクレージス、H,A。
B、B、A 4. 249.1950)。斯かる組合せは細胞中へのグルタミン
酸す1〜リウムの異常な取り込みに依るはげしい組織膨潤を起しビルごン酸塩は
酸化還元およびリン酸化状態の病的混乱を生じた。インビトロのNa:Cj!比
を1IilJ御せんとする他の試み【ユ我々には未知である。
本発明の溶液において、3種の近平衡混合物の少なくとも1つを使用する。各対
混合物において、2つのメンバー成分は互いに関し一定のミリ当旦比で使用され
る。斯かる比は血漿p11゜あるいは酸化還元状態(および結果的にリン酸化電
位)のいずれかまたは両者をtlJ tlOするために必要である。
使用しくワる可能な混合物対の中で、これらの3つの対は6対に対し次の理由で
選ばれた。
(1)細胞外液および細胞内液の間のイオン分布がずべての正常および病]!l
!学的状態にJ3いて予知し1すること。
(2)多くの生細胞内で所定の酸化還元状態およびリン酸化電位を(q且つυ1
1211するこができること。
(3)その少なくとも1員がアニオン荷電を含有すること。
(4) 投与する総濃度が捕乳類面液(血漿)中で正常な生理条件下に見出され
る総濃度を実質的に超えない様にそれを水溶液の形て・与えt7ること。
(5)その両メンバーがある安全流入点において代謝連鎖およびff路に入る安
全流入点を構成し1工つこれらの安全流入点は代謝経路の行止まり末端にあり、
斯くして代−(産物の病的形成の可能性を回避し、その結果細胞代謝の障害を起
こずのを回避すること。
浸漬溶液中でそれぞれ、p−乳酸塩/ピルビン酸塩−、d−β−ヒドロキシブヂ
レート/アセトアセテート、および炭酸水素塩/CO2の溶液中潤度をそれらの
正常限界内に維持すると、液体および細胞の酸化還元状態、リン酸化状態、およ
びI)lIは各々斯かる溶液の使用結宋として達成される正π°化傾向を示す。
6対の各メンバーの細胞内濃度は細胞外液に依って得られ、それは選択された1
価のアニオン、即゛らj−乳Mt=hよびピルビン1jjd−β−ヒドロギシブ
ヂレートJ3よびアl?l−アしデート、および炭酸水系塩はそれぞれ水素イオ
ンの逆数eある濃疫比または勾配で細胞外水と細胞内水との間に分配され、それ
によって細胞外およびI胞内液の間に約1.35の勾配又は比を得るからである
。非イオン性の溶解したC02は細胞外液と細胞内液の間に実質的に均等に分配
される。
当技術を学んだ者は酸化゛還元状態はあるpHまたは[)−1’lイオン濃度に
おいて定義されなければならないことを認めるであろう。近平衡対[HCO”’
″〕/[C02]細胞pHまたは[ト4+]瀧度を規定する。この近平衡対は、
従って、酸化還元状態の不可欠な要素である。好ましくは本発明によるいずれの
溶液中に存在するΣ[HCO3−]/ [CO2]の濃度は通常の生理学的条件
下で約10mH/j〜55mH/lに変化するが、一般(存’&tルトキl、t
) 約25−35mH/j (7)範囲ニアル。[HCO3−]/[C02Jの
ミリ当聞比多ユ、もらろん、実際上、上記に規定した生理学的範囲にJ5いて、
[H+1イオン濃度、またはD Hlを生じる如く規定される。
ラット中の種々の組織における酸化還元およびリン酸化状態はヴイーヂら、J、
Biol Chen 254.6538−6!147によって示されてよ5つ、
酸化還元状態についてはヴイーヂ、ニゲルストンおよびクレーシス、Bioch
em J、 115609,619.1969に示されている。
同じ一般原則が大抵の哺乳類および鳥類の細胞に適用されるものと信じられてい
る。生きた人間の脳および筋肉中のリン酸化状態反応電位のNHR測定値は凍結
クランピング方法により誘導されたこれらの数値とよく一致する。
本明細J1で使用する「血漿」または「血液血漿」という用語は血球とは区別さ
れる血液の液体部分を通常一般的に指ヅ。
血漿は当該技術に通じた者に周知の種々の技術により典型的には遠心力を用いて
J1凝固血液を遠心分離した後の上澄み(血漿である)を分解することによって
調装することができる。
本明細Jで用いる「細胞外液」という用語は通常一般適に一11乳類の循環系の
外部および細胞内液の外部のずべての体液(標準的には111乳動物の体重の約
15%を構成する)をいう。
本明細Jに用いるrsu+胞内液」なる用語は通常一般適に吐乳動物の全体重の
薬57%を構成する細胞内の液体を差す。
1゛1のミリ当量比の溶液としてナトリウムおよび塩素を大量に一11乳動物に
注入すると過塩素アシド−シスを起すに至ることはよく知られている(ブラック
、 シancet i、 305−31243よび353.1り53Q、’!照
)この知識によりクレーシスの血漿代用(B、B、A、1950)乳酸加リンゲ
ルのようなよく知られた溶液、および大抵の場合に(上記の如き)種々の有機ア
ニオンの添加によりナトリウム幻塩素のミリ当量比を血漿値に匹敵する如く正常
化した大部分の透析溶液に使用する組成物の開発に到った。先行技術において選
ばれたこれらの右はアニオンは上−記の範囲である。しかしながら、既知の先行
技術において、固有に茗しいより定可能な代謝異常J3よび病的結果を生ずる様
に有機イオンを使用しないで造られた正常化されたNa:CNミリ当1ル比を有
1ノる溶液はない、HCO−/Co2の酸化還元の対の浪合物がNa :C9比
の正常化のために用いられたこともなく何故近平衡に適する対の選択が望ましい
かその理由も知られていなかった。本発明により教示される混合物対によってす
トリウムカチオンと塩素アニオンとの間のこの比を補正することによって1べて
の先行技術;U解質溶液組成物の病理結果が解消される。IJ[1うるに、本発
明の溶液組成物は2価カチオンCa”J3よびMg2+を含有する無機電解質溶
液組成物を正常化し、また先行技術電解質浴液によっては多くの場合果し得なか
ったアニA゛ン差の補正を行なうことができる。
斯くして、要約すれば、本発明の組成物は(a)液体pH、(b)<Na :C
ρミリ当m比およびアニオン差を含む)大部分の液体無機電解質の組成、(C)
M化還元状態および(d)リン酸化電位を正常化する傾向を右する。これから
の正常化はすべての既知技術の溶液に固有の異常な病的結果なしに11ノられ達
成される。他の人造溶液でこの結果の組合せを達成しj!するものは木だ知られ
ていない。
D、jlpの可能な利点(理論づけられた)ここで理論によって拘束される悪因
はないが、本発明の溶液は、上記の性質に加えて、下記の状態の少なくとも1つ
を正常化することがFIInづけられる:
(1)細胞内J5よび細胞外区画間の水の分布(2)細胞内およびm胞外液間の
主要無機電解質の分布(3)膜通過細胞電位、および
・(4) m胞内組織化又はそのエントロピーの程度。
!It!へ°L的な正常吐乳動物細胞膜の各側面における水の化学的活性の比は
常に11(−である。斯かる細胞膜を越えての水の移動は浸透話P1物r゛jの
移動によって達成されるNaK ATPasaによる、細胞リン酸化電位の変化
は、従って、本来的にm胞の内側のイオンJ5よび外側のイオンの定常状態水準
に変化を!jえ、正味の結果は細胞膜の両側の浸透活性物質の水準の変化に対応
した細胞水の変化である。
膜通過細胞電位はここでは細胞膜のいずれかの側の非拡散性浸透粘性物質の仝f
itから生−fるドナン電位(ドナン、 F、G、 ChcIllRcv 1
: 73−90.+92491(α)として見られ、したがって通常考えられる
如き、いわゆるtu気発生ナトリウムカリウムATPアーゼの機能では’、Z
イ(The eel l f 1983)アルパーツ、B、プレイ。
D、、ルイス、J、、ラフ、M、ロバーツ、に、及びワ1〜ソン。
J、S、、294.ガーランド、ニューヨーク参照)。むしろNa/KATPア
ーげ(E、C,3,G、1.3)が加水分解された各ΔTPに対し細胞内から細
胞外間隙への正味1Na+及び1CN−を輸出する電子−中性[°オスtポンプ
」と見なされる。Na K ATPアーゼの反応は式7で勺えられる態様にJ3
いて細胞内J3よび細胞外電解質の間の近平衡連鎖として取扱われる。
細胞水mlよイヌリンおよびトリヂウム化水の分解を含む既知の(信用の)技術
によって測定される。
細胞内および細胞外液の間の主要無機電解質の分布は淡色測光、原子吸収分光、
ヴアンスイレイクガス分析等の如き、公知のく例えば慣用の)技術によって測定
することができる。
膜通過細胞電位は電極またはマイクロプローブ等を用いる公知の(例えば慣用の
)技術によってI’l定づることがて・きる、Sかるm胞電圧の計算はネルンス
トの法則に従いIIl胞内a3よび細胞外液の間の塩素イオンの分布の測定から
得ることができる。
定□□□的関係は酸化還元状態、リン酸化電位および上記に引用した3つの状態
を含み存在することがl!l!シづけられる。この関係は次式(7)によって表
わされる。
ΔG −0−ΔG″ 6丁Pa5e+△” CNa 外]/ENa 内1 ”’
”’+RTρ 0 [ΣADP] [Σ Pi]/[ΣへTPI上式中々の〕
jlの数値は筋肉および脳に対し下記の通り与えられる:
ΔG = O=−7,73にcal/mol + O+ (−6,3Kcal/
mol)+8.4KCal/1uoI+ 5.6にcal/mol上コ(中、リ
ン酸化電位はナトリウムカリウム八[Pアーぎの基質と近平衡の状態にあること
が示される。塩素イオンは細胞壁透過性であるから、この1′オンは膜通過細胞
電位に従って分イtiする。細胞膜を通っての3つのナトリウムイオンの細胞外
への移動および2つのカリウムイオンの細胞内への移動は必然的に、電気的中性
の法則から、細胞膜を通る細胞内から細胞外への1つのlX2 kイオンの移動
となる。これはナトリウムカリウムATPアーげを、実際に加水分解されたΔT
P当り2ミリオス七ルの輸出を牛するオスtポンプとづる。
1−△s sip lよ、加水分解A1Pのモル当り約586↑口カロリーであ
り、エン1〜1コピーエj1である。従って、それは細胞内の無作為度の状態を
示す。このエントロピー項の正の性格は高い秩序(order )が細胞内環境
に課せられていることを示す。■)子J3よび統御1的瀘も4からは、あるエネ
ルギー状態を1r′4る方法の数はその縮重(Ω)と呼ばれる。ボルツマンの式
はS(またはエン1−ロビー)をS−に、I nΩと定義し、ボルツマンの定数
(アボ万ドロ故に関連づける)、またはKB== 1.38 xlOJ/” K
′C−ある。
」−記の式7から、細胞内のカルシウムの分布は高活性のす1〜リウムーカルシ
ウム交換酵素の故にm膣内外のそれぞれのナトリウム濃度の立方の関数である。
下式はその関係を示1ノ。二式中:「11は細胞質[」20中細胞内濃度で[]
。【J細胞外1」20中の類1哀て゛ある。
細胞外から2mQsmol移動し従ってそれと共にH2Oを移flIilる簡単
なNaK ATPアーゼと異なり、Na−Ca交換体ににる細胞外へのCa24
の移動は細胞中に正味3mQswolを移動する結果となり、斯して細胞の含水
h)を増加する。NaKATPアーゼはそのときに+と交換に過剰のナトリウム
を移動して細胞外間隙1−1 0と細+1211−1□0との間の浸透圧平衡を
回復する。
上式(7)の正味の結果は細胞内および細胞外液両者の水分はf1〜リウム/′
カリウムΔ丁Pアーゼ fE、 C,3,6,1、3)の関数て・ありまたリン
酸化電位の関数である。
卵1胞膜を通る電圧は塩素分布およびリン酸化電位に反比例ジることが実験的に
示される。
種々の吐乳動物組織に対するリン酸化電位、8III胞内塩、く4および膜通過
11Jd電位の相関関係は下記の表に示される。
リン酸化電位、細胞内塩素および
膜通過細胞電位の相関関係
[ΣへTPl [CN−1八E
[ΣへDPI [Σ Pil IDEQ#l mV赤血球 7.000 90
−9
肝 臓 15.000 40 −40
脳または筋肉 30.000 7−9 −70上表から、低いリン酸化電位は高
い細胞塩素に相関があり、低い膜通過!lI胞冶位は@J胞内のドナンー活性物
質の関数としての電位の固イi設定と相関がありリン酸化電位は甲にドブンカに
打克って、式7に示ず如く、2mQsを輸出するのみである。
従って、例えば現行の潅流液に起る如き、高過剰の細胞塩素の誘尋は、たとえ斯
かる目的がインごトロの組織の自然特性の保存と種々の組繊細胞区画の水および
電解質濃度の正常化にあったとしてす、深刻な病理学的結果を細胞代謝に対して
bたらよσTAS項が細胞リン酸化および細胞酸化;2元状態が細胞内および細
胞外の水およびNa” 、 K” 、 CLI−やCa2+の電解質濃度と関連
しているためである。
E、電解質溶液の調整
本発明の電解質溶液はいかなる簡便なあるいは慣用の方法によつt”(1) J
整づることができる。
粘I宴の問題としで、本発明の組成物は溶液の1当りミリモル、または溶液のp
当りミル猫足で表わされるイオン含右足を以って記載される。当譲技術において
は一定溶液を記!1する際にアニオンとカチオンを分離し非イオン性物質とイオ
ン性物質を分離するのが標準的方法である。この方法は以下主に用いられる当g
、省が容易にI![!解する如く、溶液のΩ当りミリモルまたは溶液の1当りミ
リ当1i1の水のf当りに添加されるある塩のグラム数への翻訳あるいは変換は
本分解の標準の教科)J、例えばDa taFor Biochcmical
Reaearch (196!j) (ドーソン、 R,H,C,、エリオフ
h 、 W、I+、 、ジョーンズ、 l(、l(,1,H) C1ar6nd
on Press、 0xrordの507及び508ページなどに与えられて
おり、日常行なわれることぐある。この参考文献はその中に記載されてれいるあ
る実例の先行技術電解質溶液の調製の際の塩出発物質のみならず、その添加の順
序をibW明している。本発明の溶液はこの種の方法によって容易に調製される
。ある種の溶液に対し使用される特定の塩の組合せは当2者が周知の如く製造操
作に際しその時々に変化する。重要な因子はいずれの溶液中のそれぞれの成分イ
オンの最終濃度が規定されたあるいは所望の値を維持することである。本技術の
進歩の状態に鑑み、電rH質溶液調製方法の訂Sな説明はここでは必要なくまた
望ましくないと信する。。
本発明の溶液、Jjよびこれに配分する成分物質は、一般に。
所望のa−理学的Na:CfJミリ当量比正常化、C3J:び所望の上記に特定
した条件J3よび状態を調整し、訂正し、且つ正常化Jる能力を(9る如く処方
される。斯くして、本発明のこの実施によって、生理学的に容認される方法で、
細胞水からの代謝生成物の除去1.)III胞液及び電解質の置換、栄養素など
の投与、Jjよび培養中の細胞の成長を達成することができる。溶液はそれが生
組織、S胞よたは細胞の集合体と接触する限りいかなる所7Jの方式でも投与し
てもよい。接触は当業名が容易に理解する如く、例えば精j泡懸FQ液中、組織
切片中、プレート上、ローラーボトル中、懸濁液中などの半透明膜を介りる、全
器官の清流の如き便宜な技術によって実施される。調製された本発明の溶液は、
一般にあらゆるインビトロの形態の細胞への治療剤の12与に適している。
炭酸水素塩アニオンが不在のとぎは、本発明の溶液中に存在する組合わ8れた(
また【よシグマ>p−41,Wj=/ピルビン酸塩及び/又はd−β−ヒドロキ
シブチレート/アレトアヒデ−1〜の濃度は、上記の所望のす1−リウム対塩素
のミリ当量比を1゛ノるために、炭酸水素塩が存在するときよりも適宜高くなる
のが好ましい。本発明のある種の溶液中のΣρ−九酸塩酸塩/ピルビン酸塩び/
また1よd−β−ヒドロキシブヂレート/アレトアヒテー1−の濃度は斯くして
80n+Hまで範囲を上げることができる。
特に炭酸水素塩が存在しないとき、p−乳酸塩/ピルビン酸塩混合物とd−β−
ヒドロキシブチレート/アセトアセテートとの混合物を使用するのが好ましい。
当業石(よ本発明のいかなる溶液中にJ3いても(3)いかなる月−(1°4成
分の他構成分に対づる比および(b)両温合物あるいは1111成分の合5[苗
が上記の範囲外にある如く本発明のいずれかの混合物対の1つまたはそれ以上の
個々の構成分を過剰に混合し智ることを認めるであろう。斯かる単一構成分の過
剰は本発明の実施には11[奨されない。しかしながら、もし斯かる単一構成分
の過剰が実際に起ったならば、上記技術に従って存在し得る一構成分の他4Hy
成分に対づる最大比をめることによって過剰量を4仁>づることができ、このと
きこの比の範囲外にある残余の(あるいtま存在ηる)11;4成分の1i)が
過剰分を4111成するものと考えることができる。斯かる過剰の効果はあきら
かに本発明の教示の粘神J3よび範囲内のモル比J3よび足のそれぞれの混合対
を含有りる溶液のみを使用することによって得られるであろう効果の効率を削減
づるのみならず解消づ−る。
本発明の溶液の調製に際し、光学的活性のJ−+i’L酸塩J、たはN −7L
酎(溶液中で所望の1−乳酸塩アニオンをつくる)を使用1Jること、おJ、び
同様にd−β−ヒドロキシ酢醇よ・た(ユd−β−じドロキシブヂレートアニオ
ンを生成する)を使用1Lることが好ましい。いヂれの場合にも使用づる特定の
塩または酸(または混合物)の選択は種々の要因、例えば処方者が(入手容易性
、コストなどの要因に基づいて)使用づることを4eiI勺る他の出発前at−
などの要因に」;って左右される、当業者には容易に111+解される。
ラレミ(d、 D )混合物を使用できるが、その使用は避+Jるのがりfまし
い。ししそのようなものを使用づれば、関係する個々の近平衡月におtプる一構
成分と他(14成分の比は存在りるF」定の光学活性形(例えば[I−乳1「]
または[]d−β−ヒドロキシブチレートー]の徂に基づくべきである。
二酸化炭素は、使用づる場合、ガスとして、好ましくは溶液中にCO2を溶解さ
せる慣用の通気装置を使用して尋人するが、あるいは溶解した炭酸水素塩金属〈
例えばす1−リウム(好ましい)、カリウム、カルシウムまたはマグネシウム)
1冨と溶解した酸(乳酸、ピルビン酸、d−β−ヒドロギシ酪酎耐またはアセI
−酢酸)の組合せからその場で発生さり、斯くして生成した溶解’mV化炭素の
合=1h)が本発明の溶液に使用するためここに記載した範囲内に在る如くする
。
本明細書の他の箇所に示した如く、所望ならば、本発明の溶液は、例えば組織培
養に使用する】ま礎イーグル培地などの、種々の公知の添加剤を含有づ゛ること
ができる。
組織培養培地の「平衡塩溶液」に通常添加される少量の種々の成分の列記として
(イーグル、ト1. 、5cience 122,501.1055、イーグル
、Hoら、5cience 123,845,1956;イーグル。
1−1. 、 J、B101. Chcm、 214,839,1955; 及
び組織培養培地として現在市販されている添加剤のl1j1様なリストを参照さ
れたい)。 一般に、本発明の溶液はΣ(乳酸塩/ピルビン酸塩及び/又はd−
β−ヒドロキシブチレート/アヒ1−アセテ−1〜)および/またはΣ炭酸水素
塩/二酸化炭素を合翳1の最小碩(上記の如く少なくとも約0.1ミリモル/f
l )として含有しなければならない。これらの潤度以下では、上記に説明した
体内代謝の正常化の利益は得られるが、斯かる利益は測定の技術の状rぶによっ
て立証し、証明りるのが益々困難となる。従って、上記に示す最小82度を使用
Vることにより、bし可能ならば、同M!療法の可能性を回避することが好まし
い。
炭酸水素塩が存在づ゛る場合、使用されるΣ(乳酸塩/ピルビンMm及び/又は
β−ヒドロキシブヂレート/アセトアヒテ−1〜)の全耐は一般に減することが
でき、これは現在望ましいと信じられている。斯くして、炭酸水素塩が存在する
と、全Σ(1−乳酸1瀉/ピルビンPjiJpおよび/又はd−β−ヒドロキシ
ブヂレー1〜/アレ1−アセテート)は好ましくは1当り約2〜17ミリモルで
ある。
本発明の溶液が栄養的要求を満たすために添加された、少なくとし1つの代謝u
J能な非イオンにたtよ双イオン性の浸透活性物質を含有するとさ、例えばグル
コース及びグルタミン添加後に適当なNa:Cp比の計σを考える必要はない。
例えば、グルタミンナトリウムまたは塩化リジンの如き化合物が栄養混合物中に
添加された場合、塁本平衡化塩混合物中のNaJ5よびCpをA節りることによ
って1meq#1以上の量は代斡することができる。
F、I′l成物及び方法
要約ずれば、本発明は生きた動物細胞が生理学同右’Aimの無礪電′M−質を
3有する細胞外液と接触する形式のインビ1−(コル法に関する。その改良点は
、(aJrM記細胞外液中におけるナトリウム対塩素のミリ当量比を約1.24
〜1.60の範囲に維持することにより過」=索を排除し、且つ(b)同時に前
記細胞外液中に下記の溶解した成分をそれぞれ示したi?x含右含有ことによ゛
り前記細胞中の
(1)正常な酸化還元状(ぷ
(2)正常なリン酸化電位、および
(3)正常な細胞内液p1−1
をG(l持することにある。:
(A)下記にそれぞれ示された辺の近平衡対の少なくとも1種(1)炭酸水素塩
アニオン及び二酸化炭素からなり該炭酸水素塩アニオン対該二酸化炭系のミリ当
1.1比が8/1ないし、50/1の範囲にある第1の対湿合物O〜約55ミリ
モル/ρ。
(2)g−乳酸塩アニオン及びピルビン酸塩アニオンからなり該1−乳酸ルアニ
オン対該ピルビン酸jムアニオンのミリ当fil比が20:1ないし1:1の範
囲にある第2の対6合物、O〜55ミリ[ル/ρ。
(3)d−β−ヒドロキシブヂレートアニAンJ3よびアヒトアt?チー1〜ア
ニオンからなり該d−β−ヒト1〕−1−シブブレー1−文・1該アゼトアヒテ
−1・のミリ当量比が6:コないし0.5:iの範囲にある第3の対湿合物、0
〜55〜リモル/層。
(B)ナトリウカチオン約130〜170ミリモル/1゜(C)す1〜リウムカ
チオン対WXアニオンの比を約 1.24〜1Gの範llとするに充分なミリモ
ル/jの塩素アニオン。
(1))所望ににす、浸透活性の実質的に非イオン性物質の少なくどし1種、0
イヱいし約6000ミリ〔ル。
(E)絶無はリン酸塩 O〜約約1旦49なくとし1種
前記水と前記水中のj3 J:び全溶質の関係は前記溶液が(11 2GO 〜
6400mO3の範囲のオスモル濃度(2)約6.9〜7.8の範囲のpH
(3)全カチオンの電荷が仝アニオンの電荷に等しい(4)前記溶液中の仝Il
t記近平衡対の最少?2濃度が少イ1くとも約 0.1ミリモル/りである
を有することを特徴とする。
要約づれば本発明の組成物は下記の第■v表によって示される。
第■表
成 分 吊範囲〈ミリモル/g)
総カチオン( IIIEq/j ) 約1 30−1 70(1)ナトリウム+
約130−170(4)マグネシウム1 約 0− 1.3総アニオン( m
Eq/n ) 約130−170(5) 塩 糸− 約 8l−137
(6) 炭酸水素塩− 約 O− 55(7) ΩーマLS2jm +
ピルビン酸塩− 約 0− 55
アセトアセテ−1−一 約 O− 55(9) Pi ” 約 0− 1 8
(10) 和 ( 6 −)− 7 + 8 ) 約 26− 80総非イオン
(1)二酸化炭素 約 0− 8.7
(2)その他 約 0−6000
前記水および前記成分間の関係は下記の通り(12ン 1−ICO,−/Co2
のミリ当量比が約8.7/1へ・50/1の範囲
(131 N−乳酸塩−とピルビンM塩−のミリ当hi比が20/ 1 −1/
1の範囲
(14) d−βーヒドロギシブチレートー/アセドアL−j−トーのミリ当量
比が6/1〜0.5/ 1の範囲(15) Na:CIのミリ当量比が約i.2
4 〜1.G、好ましくは1.30〜1.45の範囲
(16) Δスモル0度ミリモル/fJが約260〜6400の範囲(17)溶
液P1=1が約6.9〜1.8の範囲実際に、(at絹械培養川用11Ii塩溶
液、(b)臓器の潅流用潅流液、またG1(C)組織切片、ミンス、ボモゲネー
ト、または摘出細胞などのノ8養地に使用丈る電解質の組成的限界は無秩序な条
件が予め存在9るかまたは意図的につくられる電解質および液体療法剤のための
インビトロ溶液に使用される対応する限界より(まるかに小ざい(例えば、代理
人の参照番号P83、2198J3よびP85、+402Jjよび米国狛願蚕8
623510によって同定される本発明者の係属中出願に記載のインビトロ溶液
参照)。
また実施に際し、当該技術において知られている如く潅流液は生血t1゛1アル
ブミンを含有することができる(第■表参照)、。
もし非結合ポリアニオンを使用する場合は、代償は不必要である(例えば、カル
ボキメチル殿粉をアルブミンの代わりにした場合)。組織培養にa3いて増加し
たカヂAン濃度の使用を必要とづ°る濃度で多価アニオンを添加するのは通例で
はない(牛脂仔血n′iはすI!型的には10%溶液として添加されるから)、
斯くして、主として、本発明の溶液は正割°なNa:Cfr比、生l!I!学的
pH.a3よび所望ならば酸化還元状態およびリン酸化状態の調節を有する改良
された′fi解質組成物を提供することを意図するものである。斯かる(3)液
にあらゆる組合せの栄養素、高分子などを斯かる添加物のナトリウムおよび塩素
が本明細書に記載した斯かる濃度を維持する如く代償される限り添加することが
できる。
浸透活性物質(双イオンを含む)を所望ならば使用することができる。根本的に
、第■表に示される如く、現存の平衡塩沢合物はCa及びMgを変更したクレー
プスーヘンヒライト(第■表のEX 、10, 22、23、24及び25参照
)またはクレーブスリンゲルリンM塩(第■表のEx26および11参照)のい
ずれかであ。第5表から実施例27−30は根本的に先行技術の平衡I!2溶液
と相違することは更に明らかである。これらはまた、アセテートは安全流入点を
構成しないので現在f3性結果を右する7 t? ’y’−トによりNa:Cj
を正常化づ゛る第■表の溶液20を除いて異常なNa:CfJ比を右するすべて
の先行技術潅流液(第■表Ex 、15−19参照)とも異なる。
先行技術に於てアルブミンが使用された態様は先行技術溶液中の異常なNa:C
jl比を補正しない。先行技術において、アルブミンは潅流中の毛細管面流通、
粘度を改造しおよび培養中の細胞の凝集を減少させるのに使用された。これらの
先行技術の利点はもし本発明の平衡塩溶液にアルブミンが添加されるならば本発
明に利用することができる。1つには、本発明の溶液は正割°なNa:Cfl比
J5よび正常なアニオン差を維持づ゛る能力を提供yるため、先1j技術におい
て未知であるか、あるいは達成し1′1ない新たな結果が得られる。
実施態様
本発明をざらに下記の実施例に依り説明する。ツ業省はにとって(、!他の実/
li!!態様はこれらの現実施例を添1ft.Iの明細1gと合μた教示から自
明であり本発明の精神および範囲内であることは明らかである。
実施例27−30
第■人に記U、する組成物はドーソンらの引用文献により教えられた如く調製し
た本発明の平衡塩溶液である。
実施例35
イーグルの基礎培地を両地a合物に添加した2種のI織培養平衡塩溶液中で線雑
芽刺胞を成長させた。
第 ■ 表
平衡塩混合物へのイーグルの栄養水分添加物BME (改変)(IX)液体、
アミノ酸類
L−プロジン 1811
L−バリン 23.43
D−バントデン酸カルシウム 1,00酢酸コリン
コリン 1.00
′DX 酸 1,00
ビリドキリール l−lCN 1.00リボフラビン Q、10
チアミン 1−ICN 1.00
参照文献
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H,、1956,5cience 123:8456、イーグル、 l−!
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Had、 、89 : 362
7、 [−1−ン、 J、l+、、ウAレス、 R「、 1949 、 Pro
c、Soc、[’xpBio1.Hcd、、71 : 108使用した平衡塩混
合物の組成は第■表および第1表から採った。
表 ■ 表
組織培養用2平衡塩混合物の組成
アールの平衡 ヴイーチの1−
塩実施例22− 実施例29・
第■表 第1表
カブメンl1lEQ 152.6 149.73CN 126.2 102
p−乳酸1M O+0.27
ビルビン酎塩 0 1.47
乳酸塩/ピルごン酸塩 7
d−β−ヒドロキシブチレート 3
アセトアセデート 02
d−β−ヒドロキシブチレート 15
/アセトアセデー1〜
アニオンm[q 1!13.4 149.72Na : Cj 112 1.3
9
Go21,23 1.54
PI−17,47,4
mQ slM 311 307
方 法 :
細胞をローラーボトル中で慣用の方法で成長させた、一方は5%CO中で、他方
は6%CQ2中でいずれも2月毎に培地を実施例29からの塩を使用し7日間で
線N′jJ細胞(よ融合に達しだが、実施例22からの塩を使用したbのは融合
に達り゛るのに10日を要した。新規なj遍混合物は培養細胞の成長を促進する
と結論される。
リン酸化電位
+8養処理の61」目にJ3いて、培地を交換1時間後に、過塩素測定してその
酸化還元およびリン酸化の状態を評価した。
表 IX 表
アールの塩 ヴイーヂの塩
実施例22 実施例2つ
細胞′C1
細胞質
リン酸化電位がアールの塩中で成長した細胞において著しく上昇し本発明の塩溶
液中て一成長した線維芽m胞に対しては正常であることが認められる。
形態学
他の組のm胞をグルタルアルデヒドに暴露し電子顕微鏡用に固定した。アールの
塩中で成長した線繊芽細胞は無秩序で貸常な細胞内構造を有するのに対し本発明
の塩溶液中で成長したものは正常な線維芽細胞の如く見えることを認めた。
グレープスヘンセライト中で培養された細胞のリン酸化状態は異常に上背してい
るのに対し正常なNa :Cj比を右する本発明のいわゆるクレープスアルブミ
ネー1〜溶液中で培養された細胞は正常なリン酸化状態を有するのが認められた
。
実施例3G
肝細胞をクロウ、に[1、コーネル、N、W、J3よびヴイーチ、R9上、の八
1coholisIIIChin & ExμRcs143−47.1977の
記載に従って調製し培養した。
一組をツLMナトリウムおよびピルビン酸ナトリウムの7=1の混合物57/L
Mを添加したクレープスーヘンセライ1−溶液中て一培養し、他の組の細胞を上
記の如く乳酸塩/ピルビン酸塩を含む本発明のクレープスアルブミネート溶液(
第V[表実施例32)中で18養した。
1時間培養後細胞をブロモドデカン下の過塩素酸中に遠心分1ii11 してぞ
れらの代−1pf物a右帛を測定した。
第 X 表−ヌクレオチド比
クレージス クレープス
ヘンヒライト アルブミネート
細胞質
(ΣAD+))(ΣPiシー120,000“ 15,000我々はNap(d
i比が1:12のクレープスヘンレライト中で培養した細胞におけるリン酸化電
位警よNaICIJ比が1:34であるクレープスアルブミネート中で培養した
肝細胞中のリン酸化゛電位より大きいことを認める。
このことは細胞周囲の外部j8地中のNa:Cj比は細胞の中心内部エネルギー
状態に影響し得ることを示づ。
それはまたその系が近平衡物の如く挙動することを示ず。
代理人参照番54r”83.2198: PO2,+402; P83.159
3:及びP 85.1405 (米国特願番号623510J3ヨU 6231
01 ) ニJ−ッテ同定される本発明者の係属中の出願に合よれる教示をそれ
にの全体を引用することによって水引11[1古に加入する。
本発明の多くの変更J3よび他の実施態様は上記の教示から5業rには明らかで
あり不必要な限定をそれらから引き出すべきで(」ない。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.生きた動物細胞を生理学的有効量の無機電解質を含有する細胞外液と接触さ せる方式のインビトロ方法において、(a)前記細胞外液中にナトリウム対塩素 ミリ当量比を約1.24−1.60の範囲に維持することにより該細胞から過塩 素血漿を排除し、 (b)同時に、前記細胞外液中にそれぞれ表示量の下記各成分:(A)それぞれ 表示量の下記近平衡対の少なくとも1種(1)炭酸水素塩アニオンおよび二酸化 炭素からなり該炭酸水素塩と該二酸化炭素のミリ当量比が約8.7:1ないし、 50:1の範囲にある第1対混合物、0ないし約55ミリモル/l。 (2)l−乳酸塩アニオンおよびピルビン酸塩アニオンからなり該l−乳酸塩と 該ピルビン酸塩のミリ当量比が20:1ないし1:1の範囲にある第2対混合物 、0ないし約55ミリモル/l。 (3)d−β−ヒドロキシブチレートアニオンおよびアセトアセテートアニオン からなり該d−β−ヒドロキシブチレートとアセトアセテートのミリ当量比が6 :1ないし5:1の範囲にある第3対混合物、0ないし約55ミリモル/l。 (B)ナトリウムカチオン約130ないし170ミリモル/l。 (C)ナトリウムカチオン対塩素アニオンのミリ当量比を約1.24ないし1. 6に生ずるに充分な塩素アニオンミリモル/l。 (D)所望ならば少なくとも1種の浸透活性の実質的に非イオン性物質、0ない し約6000ミリモル/l。 (E)総無機リン酸塩約0ないし18ミリモル/l。 (F)所望ならばそれぞれ表示量の下記の付加カチオンの少なくとも1種 カチオン量(ミリモル/l) カリウム0−6 カルシウム0−3 マグネシウム0−1.3 を含有することにより前記細胞中に、 1.予め設定し得る酸化還元状態 2.予め設定し得るリン酸化電位、及び3.正常な細胞内液pH を維持することを特徴し、 前記水と前記水中の全溶質の関係が、前記溶液が(1)260ないし6400m OSmのオスモル濃度;(2)約6.9ないし7.8のpH; (3)全アニオンの電荷に等しい全カチオン電荷;および(4)前記溶液中に存 在する全ての前記近平衡対の最小総濃度が少なくとも0.1ミリモル/lである ことを特徴とするような改良。 2.前記細胞外液がそれぞれ表示量の下記の各成分成分量範囲 (ミリモル/l)最大 全カチオン約130〜170 (1)ナトリウム約130〜170 (2)カリウム約0〜6 (3)カルシウム約0〜3 (4)マグネシウム約0〜1.3 総アニオン約130〜170 (5)塩素−約81〜137 (6)炭酸水素塩−約0〜55 (7)l−乳酸塩−+ ビルビン酸塩−約0〜55 (8)d−β−ヒデロキシ ブチレート+アセト アセテート約0〜55 (9)6+7+8の和26〜80 給非イオン性物質約約26〜600 (1)二酸化炭素約0〜8.7 (2)浸透活性物質約0〜6000 を溶解している水からなり該液体成分間の関係は特許請求の範囲第1項に記載の 通りであることを特徴とする特許請求の範囲第1項の方法。 3.前記方法が哺乳動物からの生きた臓器を灌流することからなり前記細胞外液 が栄養素を含有することを特徴とする請求の範囲第2項の方法。 4.前記方法が組織培養からなり前記細胞外液が約1〜50ミリモル/lの総栄 養素を含有することを特徴とする請求の範囲第2項の方法。 5.前記液体が少なくとも約0.1mM/lの前記近平衡対を含有することを特 徴とする特許請求の範囲第1項の方法。 6.生きた動物細胞を栄養素および無機電解質を含有する細胞外液と接触させる 方式のインビトロ方法において、(a)前記細胞外液中のナトリウム対塩素ミリ 当量比を約1.24ないし1.6の範囲に維持し、(b)同時に (1)正常な細胞酸化還元状態 (2)正常な細胞リン酸化電位 (3)正常な細胞内液pH を(a)約1ないし1.5mM/lの総細胞外リン酸塩濃度を越えることなく、 (b)必須栄養素を変更することなしに維持し、前記細胞外液は請求の範囲第2 項に記載の各成分のそれぞれの表示量を溶解している水からなることにより斯く 接触する細胞から過塩素血症を除去することを特徴とする改良。 7.生きた動物細胞と接触するために使用し栄養素および無機電解質を含有する 形式の組成物において、(a)前記組成物中にナトリウム対塩素ミリ当量比を約 1.24ないし1.6の範囲に維持し、 (b)同時に (1)正常な細胞酸化還元状態 (2)正常な細胞リン酸化電位、および(3)正常な細胞内液pH を(1)約1ないし1.5mM/lの範囲の正常な総無機リン酸塩濃度を超える ことなく、 (2)必須栄養素の常用量を変更することなしに維持し、 該組成物は特許請求の範囲第2項に規定した成分を溶解している水からなること によって、これと接触する斯かる細胞から過塩素血症を実質的に除去することを 特徴とする改良。 8.6000mOsmまでの浸透活性物質を含有し、同時に正常な組織助因子比 および正常なNa:Cl比を維持する電解質溶液。 9.特許請求の範囲第8項の溶液を生組織の低温保存に使用し斯かる組織を斯か る溶液と接触させることを特徴とする方法。
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JPH0733601A (ja) * | 1992-04-01 | 1995-02-03 | Ho Chen Chun | 組織保存用組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1280082C (en) | 1991-02-12 |
EP0188529A4 (en) | 1988-12-01 |
AU4540285A (en) | 1986-01-24 |
DE3586946D1 (de) | 1993-02-11 |
WO1986000335A1 (en) | 1986-01-16 |
ATE84066T1 (de) | 1993-01-15 |
EP0188529B1 (en) | 1992-12-30 |
EP0188529A1 (en) | 1986-07-30 |
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