JPS61502678A - アンモニアの製造法 - Google Patents
アンモニアの製造法Info
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- JPS61502678A JPS61502678A JP60502866A JP50286685A JPS61502678A JP S61502678 A JPS61502678 A JP S61502678A JP 60502866 A JP60502866 A JP 60502866A JP 50286685 A JP50286685 A JP 50286685A JP S61502678 A JPS61502678 A JP S61502678A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
アンモニアの製造法
本発明はアンモニアの製造法に関する。
アンモニア製造の常法の場合、合成ガスは通常炭化水素供給原料を蒸気−改質す
るかまだは部分酸化することによって製造され、この炭化水素供給原料は、液状
もしくはガス状炭化水素または炭化水素混合物、例えばナフサまたは天然ガスで
あることができる。合成ガスを部分酸化によって得るようなタイプの方法は、プ
ルツク(P、H,Brook ) : ”アンモニア・プラント・リパンピング
、プロシーディングズ・オプ・ザ・ファ〒ティライデー・インターナショナル・
フンフエレンス(Ammonia Plant RevampLng 、 Pr
oceedings ofthe Fertilizer Internati
onal Conference ) 1983%第159頁〜第175頁から
公知である。この方法の場合、天然ガスはテキサコ(T6xacj) )ガス化
装置中で空気で部分的に酸化され、形成される水素をアンモニアに変換するため
に必要とされる化学量論的に必要とされる量の過剰II(この過剰量は約200
%であることができる。)で空気と一緒に過程中に装入される窒素量は、極低温
分離区間中で除去される。供給ガスおよび処理空気は、適当な燃料、例えば大気
圧に膨張された天然ガスを燃焼させることによって分離炉中でそれぞれ約590
°Cおよび約815℃に予熱される。
酸素量は、必要とされる程度の炭化水素変換率を達成するのに十分上なければな
らず、この酸素量を空気として反応圧力4で部分酸化帯域に供給することは、過
剰量の窒素および空気の他の成分の加熱を必要とし、この加熱は、天然ガスを予
熱および部分酸化帯域中で燃焼させることによって行なわれる。しかし、圧縮エ
ネルギーおよびそのために必要とされる熱は、部分的にのみ回収することができ
る。更に、使用される無触媒部分酸化過程は、部分酸化帯域中で形成されかつそ
こからの流出ガス中に連行される固体炭素を除去するために炭素除去工程を必要
とする。部分酸化反応器中の温度は、出口で温度が約1260°Cであるような
程度の高さである。
本発明の主な目的は、エネルギー消!Z量が当該公知方法のエネルギー消費量よ
りも少ないアンモニアの製造法を得ることである。殊に、本発明は、アンモニア
合成ガス中で窒素の大過剰瓜が存在することを過剰量の窒素の極低温除去なしに
済ますことができるような程度に未然に防ぐアンモニアの製造法を目的とする。
なおもう1つの特別の目的は、部分酸化帯域中で発生される熱を有効な方法で使
用する1つの方法を得ることである。
前記目的、ならびに下記の詳細な記載がら明らかになるであろう他の目的は、次
の工程からなる水素および窒素からのアンモニアの製造法で達成される。
a)第1反応帯域に適当な圧力で空気流および炭化水素流または炭化水素混合物
を供給し、部分酸化によって水素、窒素、炭素酸化物、水および変成されてない
炭化水素物質からなるがス混合物を形成し;b)工程a)で得られたガス混合物
中に含まれている一酸化炭素・を二酸化炭素と水素に水性ガス変成し、二酸化炭
素および水を該水性がス変成により生じるガス混合物から除去し;
C)工程b)から生じる合成ガス混合物を第1反応帯域如供給し、該合成ガス混
合物中に含まれている水素および窒素をアンモニアに部分的に変成し;d)アン
モニアを該第2反応帯域からの流出ガスから分離し;
e)工程d)でのアンモニアの分離後に残留するガス混合物の少なくとも一部を
再循環させ、この方法の場合、本発明によれば、
一工程a)の部分酸化は、適当な触媒の存在で35〜150バールの圧力および
第1反応帯域の出口で850〜1200℃の温度で実施され、第1反応帯域に供
給される空気量は、工程b)から生じるガス混合物中での水素対窒素のモル比が
2.5〜6対1であるような程度であり、かつ酸素の付加的1は、第1反応帯域
に供給され、この酸素は、空気量中に含まれている酸素と一緒罠なって必要とさ
れる程度の炭化水素変成を行なうのに十分である。
炭化水素の接触部分酸化は自体公知である。それは、炭化水素供給原料を約65
〜約150バールの圧力および反応帯域の出口に向って上昇する約850〜12
00°Cの温度で適当な触媒上に通過させることよりなる。部分酸化法の場合、
炭化水素はまず酸素の限定量で酸化され、それによって−酸化炭素および二酸化
炭素は形成され、かつ熱は放出される。接触部分酸化法の場合、この酸化で放出
される熱は、未だ酸化されていない炭化水素を蒸気の存在で触媒変成するために
使用される。従って、後者の方法の場合には、熱を外部の源から反応帯域の壁を
介して供給する必要は全くない。今日まで無触媒部分酸化は、実質的に専ら重油
または分解ガソリンのような高級炭化水素を合成ガスに変成するために使用され
、かつ蒸気改質は、低級炭化水素を処理するのに適当であると考えられてきた。
しかし、無触媒部分0化は、1250〜1400℃の著しく高い温度およびむし
ろそれよりも高い温度で実施しなければならない。ところで、本出願人は、酸素
の十分な量で濃縮された空気を用いて実施する場合、低級炭化水素例えば1〜3
個の炭素原子を有するものから出発するアンモニア合成において接触部分酸化を
適用することにより、蒸気改質および無触媒部分酸化に対して特殊な利点が提供
されることを見い出したニー接触部分酸化は、蒸気改質よりも高い圧力で実施す
ることができ、したがって合成ガス混合物をアンモニア合成に必要とされる圧力
に圧縮するために圧縮エネルギーは殆んど必要とされずニ
ー接触部分酸化は、無触媒部分酸化よりも低い出口温度で実施することができ、
したがって酸素および供給ガスは、炭化水素の変成には殆んど必要とされずニー
水素および窒素を必要とされる割合で含有する合成ガス混合物を得るために必要
とされるような程度だけの空気を部分酸化帯域に供給すると、空気および合成ガ
スを圧縮するだめのエネルギー量は実質的に減少される。従って、過程中で処理
すべきがスの全体量は減少される。
一無触媒部分酸化で必要とされる炭素の除去なしに済ますことができニ
ー変成が反応
OH,十%0□十N2→Co +2H2十N2により部分的に起こる場合に必要
とされる変成を部分酸化帯域において達成するたガには、蒸気改質法の場合より
も少量の水が必要とされる。この反応は、発熱反応であり、かつ37 MJ/C
H4(kモル)を放出する。それ故、蒸気は殆んど供給する必要がなく、かつこ
の蒸気を分解するためにエネルギーは殆んど必要とされない。従って、蒸気対炭
素のモル比は1.1,0〜3.0の間を変動させることができる。この比は、接
触部分酸化により提供される完全な利点を有するために1.5〜2,5の間で選
択するのが有利である。
本発明による方法の原理は、種々の処理工程の略示フローチャートを示す添付図
面に関連して詳細に記載される。
管路1を介して空気は、空気分離器2に供給され、そこで主に例えば酸素約40
容11%および残分窒素からなるガス混合物は製造される。残留空気は、3を介
して放出され、かつ必要に応じて後使用のために処理される。使用すべきガス混
合物中の酸素の割合は、部分酸化が行なわれる条件に応じて選択される。空気分
離器2中で得られる酸素と窒素の混合物は、管路4を介して、管路5を通って流
れる空気流と一緒に圧縮機6に輸送される。空気量は、水素対窒素の必要とされ
る比を有する合成ガス混合物を生じ・るよ5に選択され、この比は、適用される
アンモニア合成法に応じて2.5〜乙の間にある。炭化水素を部分酸化が実施さ
れる選択した圧力よりも若干高い圧力(この圧力は、65〜120バールの間に
あり、有利には45〜80バールの間にある。)に圧縮した後、酸素で濃縮した
空気は、飽和器27に移され、そこでこの空気は、後に記載すべき方法で水で飽
和される。必要に応じ管路7を介して水または蒸気の他の量を添加することがで
きる飽和された、濃縮した空気は、1個またはそれ以上の加熱1反応帯域中、す
なわち部分酸化反応器10中に管路9を介して装入される。
炭化水素供給原料は、管路11を介して供給される。
1モル当り1〜3個の炭素原子を有することができる炭化水素供給原料は、有利
に天然ガスであるが、他のガス状炭化水素およびむしろナフサを使用することが
できる。水は飽和器12中で添加される。必要に応じて、ガス状炭化水素物質は
、選択した反応器圧力よりも若干高く圧縮される。他面で、複数の位1選定の場
合と同様に高い圧力が有効である場合には、一般に接触酸化を65〜150バー
ルの高い圧力で実施することができるように、圧力を減少させることは不必要で
ある。炭化水素供給原料を脱硫することは、その後の二酸化炭素除去区間中で製
造された二酸化炭素が実質的に硫黄化合物を全く含有せずかつ飽和器12中また
は過程の任意の他の適当な部分中への装入前に生じうる場合にのみ必要である。
水または蒸気の他の量は、°必要な場合に管路13を介して添加することができ
る。
その後に、実質的に水で飽和された炭化水素供給蒸気)は、加熱器14中で、有
利に450〜750℃の範囲内にある温度に予熱される。濃縮した空気流と炭化
水素供給流との双方を指示された高い温度水準に予熱することにより、部分酸化
反応器10中で得るべき熱量の実質的な減少が生じ、したがって付加的に酸素の
少縮する必要がある。予熱した炭化水素供給流は、15を介して部分酸化反応器
10に入り、その中でこの炭化水素供給流の第1部分は、濃縮した空気のために
一酸化炭素、二酸化炭素および水に燃焼され、この混合物は、次に1例えばニッ
ケル含有触媒のような適当な触媒からなる触媒床16(この中に炭化水素の大部
分はなお存在する。)に通され、−酸化炭素、二酸化炭素および水素に変成され
る。
こうして、水素、窒素、炭素酸化物、水蒸気、不活性ガス、例えばアルゴンおよ
びヘリウム、ならびに変成されてない炭化水素からなる流出ガス混合物が得られ
る。この流出ガス混合物の温度は、処理条件、使用される出発物質等に応じて8
50〜1200°Cの間にあり、約55バールの反応器圧力の場合には、900
〜1050℃の間にあるであろう。
図示した実施態様の場合、流出ガス混合物は、まず管路17を介して廃熱だイラ
ー18に通され、管路42を介して供給された水から蒸気を発生させ、この場合
蒸気は19を介して流去され、次に予熱器14に通され、炭化水素供給原料を例
えば約650℃の温度に予熱する。場合によっては、廃熱ボイラ18は省略する
ことができ、かつ流出ガス混合物の熱含量の大部分は、炭化水素供給流をいわば
700〜750°Cの高い温度に予熱するために使用することができる。
予熱器14を去る部分的に冷却された流出ガス混合物は、当業界内でよく知られ
ている、通常高温段階および低温段階からなる水性ガス変成区間21に通され、
その甲で一酸化炭素は、蒸気で二酸化炭素に接触変成される。従って、部分酸化
工程において比較的低い蒸気対炭素の比を維持する場合には、ガス混合物中の蒸
気含量は低いであろうが、2つの段階に対して触媒を適当疋選択することによっ
て満足な程度の変成をなお得ることができることが認められるであろう。
水性ガス変成区間21を去る粗製合成ガス混合物は、それに含まれている水の大
部分を凝縮させるために冷却器22中でさらに冷却される。この凝縮は、管路2
0および46を介して熱交換部材47に供給されるプロセス凝縮液および/また
は水の流れを加熱することができる温度水準で行なわれ、この流れの蒸発は、そ
れがそれぞれポンプ23および管路24および25を介して供給される飽和器1
2および27中で行なわれる。
こうして、冷却および凝縮によって放出される熱は、低い蒸発温度のみを必要と
する炭化水素供給流および濃縮した空気流中での比較的低い部分的水蒸気圧を利
用することによって効果的に使用される。飽和器12および27中で蒸発しない
水は、再加熱するために管路43および44を介して冷却器22に再・循環され
る。
水の大部分を涸渇させた粗製合成ガス混合物は、実質的にその中に残留している
全部の水を除去するために公知方法で区間45中で後処理され、それによって形
成されたプロセス凝縮液は、炭化水素供給流および濃縮した空気の飽和に再使用
するために管路46を介して冷却器22に再循環され、残留ガス混合物は、33
によって共通て表わされた二酸化炭素除去区間およびメタン化区間に通され、3
3中で二酸化炭素は、合成ガス混合物から、例えば選択的吸着によって除去され
、その後に一酸化炭素および二酸化炭素は、メタンに変成される。合成ガスは、
区間33をアンモニア合成に適した圧力で去り、この圧力は、選択したアンモニ
ア合成法に応じて60〜300バールの間で変動することができる。合成ガスが
製造される圧力およびアンモニア合成が操作される圧力を適当に選択することに
よって、合成ガスを圧縮することは最小にすることができるかまたは全くなしで
済ますことができ、このことによりエネルギー消費を実質的に抑制することが生
じることが認められる。
管路28を介して合成ガス混合物は、第2反応帯域中、すなわちアンモニア合成
反応器29中に、管路37を介して再循環される変成されてないガス流と一緒に
装入される。アンモニア合成流出液の流れは、アンモニア分離区間30に通され
、その中でアンモニアは、冷却することによって回収される。こうして得られた
液体アンモニアは、管路31および40を介して減圧装置48に通される。この
減圧装置(これは、図示した実施態様の場合には膨張タービンである。)中で圧
力は、下記に説明されている理由により、部分酸化反応器が操作される場合の圧
力よりも若干高い圧力に減少される。膨張されたアンモニア合成流出液の流れは
、フラッシュ槽49中に流入し、その中で若干のアンモニアを含有する変成され
℃ないガスは蒸発分離される。
変成されることなしに部分酸化反応器をすべるように通過されるガス状炭・化水
素を含有する、アンモニア分離区間30を去る変成されてないガスおよびメタン
化工程で形成されたメタンは、管路32を介して吸着カラム34または同様の装
置に通され、その中でこの変成されてないガスおよびメタンは、管路39を介し
てフラッシュ槽49から取出されかつポンプ51によってアンモニア合成圧力に
再加圧されて(・る液体アンモニアと接触される。この過程の場合、メタンおよ
びアルゴンが水素および窒素よりも容易に液体アンモニアに溶解するという事実
を使用することにより、結果としてメタンおよびアルゴンの実質的部分は、再循
環されるガス混合物から除去される。この変成されてないガス状炭化水素を回収
する方法は、変成されてないガス状炭化水素をすべるように通過するガス状炭化
水素量がもはや臨界的ではないので、部分酸化反応器の操作をより融通のきくも
のにする。再循環されるガス状混合物の大部分は、管路37を介してアンモニア
合成反応器29中に再装入され、他の部分、有利に2〜10容量チは、管路38
および50を介して部分酸化反応器10に再循環され、少量の残留部分は、54
を介して供給される水中で吸着させることによってアンモニアを回収するために
管路53を介してガススクラバー52に送ることができ、その後にボイラ燃料等
として使用することができるかまたは直接[55を介して過程からパージするこ
とができる。ポンプ56および管路57を介してスクラバ52から放出されるア
ンモニア水溶液は、区間45から放出されるプロセス凝縮液の流れ46と合せる
ことができる。パージガス流を、例えばアンモニア分離区間30からのガス流の
ような他のガス流から分離することができることは注目すべきである。すなわち
、全部のがス混合物を吸着カラム34中で処理する必要はなく、一部は、この反
応器への供給量の不活性含量圧応じてアンモニア合成反応器30に直接に再循環
させることができる。
吸着カラム34中で吸着される変成されてないガス状炭化水素および不活性ガス
を含有する液体アンモニアは、管路41を介して、アンモニア分離区間30を去
る液体アンモニア流と合わされ、合せた流れは、管路40を介して膨張タービン
48に通される。フラッシュ槽49中で分離された主に変成されてないガス状炭
化水素からなるガスは、管路35および50を介して部分酸化反応器10に再循
環される。その一部は、必要て応じて、パージがススクラバ52を介してパージ
することができる。フラッシュ槽49中で得られた液体アンモニアは、はぼアン
モニア合成圧力下で操作される吸着カラム34に、膨張タービン48によって駆
動させることができるポンプ51によって部分的に圧送され、この場合残留部分
は、圧力が減圧袋M5B中、例えば膨張タービン中で適当に減少され、かつそれ
によって放出されたガス(これはなお若干のガス状炭化水素を含有する。)がフ
ラッシュ槽59中で分離された後に貯蔵槽60に通される。該がスは、管路36
を介してパージガススクラバ52に通される。
図示した実施態様において、アンモニア分離区間30から放出された液体アンモ
ニアの圧力は、2工程で減少され、したがって回収されるガス状炭化水素の実質
的な割合は、分離圧縮装置中で圧縮することなしに部分酸化反応器10に再循環
させることができる。しかし、圧力を1回の工程でアンモニアが貯蔵されている
圧力に減少させることもでき、放出したガスを必要とされる圧力に再圧縮するか
またはそれをバーナー燃料等として使用することもできる。
実施例
本発明による方法でアンモニアを製造するだめのプラントの場合、出発物質は、
650°OK予熱された天然ガスであり、酸素で濃縮した空気は、800℃に予
熱した。接触部分酸化反応器中で、蒸気対炭素のモル比2および55バールの圧
力を維持した。反応器の出口での温度は1050°Cであった。飽和器および廃
熱ボイラー中で発生した蒸気の他に、過程に必要とされる蒸気の付加量を別のボ
イラー中で天然ガスおよび処理パージガスを燃料として使用することにより増大
させた。
1トンのアンモニアを製造するための主なプロセス流の組成は、下記の表に記載
されている。プロセス流の数は、図面中の参照番号に相当する。量はkgの場合
である。
低い熱ffiに基づいて、アンモニア1トン当り576十45=612kgの天
然ガスの全体量は、アンモニア1トン当りエネルギー280Jに相当する。
比較例
上記のプルツク(Brook ) Kよる刊行物に記載された方法の場合、窒素
は、アンモニア合成に必要とされる化学量論的量に対して約200%の過剰量で
ある。
部分酸化が70パールで実施される方法の場合、この過剰量の窒素を圧縮するだ
めの
エネルギー消費量は 1.I GJ/NH3()ン)である。
極低温窒素除去区間中で窒素は
10バールで得られる。膨張タービン中製造することができる。
それ故、供給すべき機械的エネルギーはQ、7 GJ/NH3(トン)である。
酸素で濃縮された空気を用いる接触部分酸化よりなる本発明による方法の場合、
付加的に酸素を得るには、機械的エネルギーを G、35 GJ/NH3()ン
)必要とする。
この結果は、本発明による方法の機械的エネルギーにおいて0.350J/NH
3()ン)の公知方法よりも有利である。これは、有利に約10.T/NH3(
)ン)の天然ガス消91に相当する。
国際調査報告
mτOTrG: INTERNATZONAl:、5EARCHREPORT
ONI″R−A−24187702B109/フ9 None
Claims (10)
- 1.次の工程: a)部分酸化によつて水素、窒素、炭素酸化物、水および変成されてない炭化水 素物質からなるガス混合物を形成させるために空気流および炭化水素流または炭 化水素混合物を適当な圧力で第1反応帯域に供給し; b)工程a)で得られたガス混合物中に含まれている一酸化炭素を二酸化炭素お よび水素に水性ガス変成し、この水性ガス変成により生じるガス混合物から二酸 化炭素および水を除去し、 c)工程b)から生じる合成ガス混合物を第2反応帯域に供給し、この合成ガス 混合物中に含まれている水素および窒素をアンモニアに部分的に変成し;d)こ の第2反応帯域からの流出ガスからアンモニアを分離し; e)工程d)中でのアンモニアの分離後に残留するガス混合物の少なくとも一部 を再循環させることよりなる水素および窒素からのアンモニアの製造法において 、 工程a)の部分酸化を適当な触媒の存在で35〜150バールの圧力および第1 反応帯域の出口での850〜1200℃の温度で実施し、第1反応帯域に供給さ れる空気量は、工程b)から生じるガス混合物中での水素対窒素のモル比が2. 5対1〜3対1の間にあるような程度であり、かつこの空気量中に含まれている 酸素と一緒に必要とされる程度の炭化水素変成を行なうのに十分である酸素の付 加的量を第1反応帯域に供給することを特徴とする、アンモニアの製造法。
- 2.第1反応帯域中で蒸気対炭素のモル比1.0〜3を維持する、請求の範囲第 1項記載の方法。
- 3.第1反応帯域中で蒸気対炭素のモル比1.5〜2.5を維持する、請求の範 囲第1項記載の方法。
- 4.第1反応帯域中での接触部分酸化を45〜80バールの圧力および第1反応 帯域の出口での900〜1100℃の温度で実施する、請求の範囲第1項から第 3項までのいずれか1項に記載の方法。
- 5.工程b)で得られたガス混合物を冷却し、その中に含まれている水蒸気の少 なくとも一部を凝縮させ、それによつて放出された熱を使用して水を蒸発させ、 こうして得られた水蒸気を第1反応帯域に供給する、請求の範囲第1項から第4 項までのいずれか1項に記載の方法。
- 6.第1反応帯域に供給すべき水を第1反応帯域への供給量の少なくとも1つの 流れ中で蒸発させる、請求の範囲第5項記載の方法。
- 7.工程e)中で再循環させるべきガス混合物の一部を少なくとも部分的に処理 してそれから炭化水素物質および不活性ガスを除去し、こうして除去した炭化水 素物質を少なくとも部分的に第1反応帯域に再循環させる、請求の範囲第1項か ら第6項までのいずれか1項に記載の方法。
- 8.炭化水素物質および不活性ガスを第2反応帯域に再循環すべきガス混合物部 分の少なくとも一部から液体アンモニア中での吸着によって除去し、かつ生じる 吸着質から分離する、請求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載の 方法。
- 9.炭化水素物質の一部および不活性ガスを吸着質からその圧力を実質的に第1 反応帯域中で維持されている圧力に減少させることによつて除去し、こうして除 去したガス状混合物の少なくとも一部を第1反応帯域に再循環させる、請求の範 囲第8項記載の方法。
- 10.実質的に図面につき記載しかつ明示した、請求の範囲第1項から第9項ま でのいずれか1項に記載の方法。
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NL8402091 | 1984-06-30 | ||
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NL8402090A (nl) | 1986-01-16 |
BR8600140A (pt) | 1987-09-01 |
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