JPS61502054A - バイヤ−法の流れからの有機物の除去 - Google Patents

バイヤ−法の流れからの有機物の除去

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JPS61502054A
JPS61502054A JP60502034A JP50203485A JPS61502054A JP S61502054 A JPS61502054 A JP S61502054A JP 60502034 A JP60502034 A JP 60502034A JP 50203485 A JP50203485 A JP 50203485A JP S61502054 A JPS61502054 A JP S61502054A
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JP60502034A
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スウインケルズ,ドミニカス アドリアヌス ヨハネス
チヨウザドジアン,ケボルク
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ザ ブロ−クン ヒル プロプライエタリイ カンパニ− リミテツド
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F7/00Compounds of aluminium
    • C01F7/02Aluminium oxide; Aluminium hydroxide; Aluminates
    • C01F7/46Purification of aluminium oxide, aluminium hydroxide or aluminates
    • C01F7/47Purification of aluminium oxide, aluminium hydroxide or aluminates of aluminates, e.g. removal of compounds of Si, Fe, Ga or of organic compounds from Bayer process liquors
    • C01F7/473Removal of organic compounds, e.g. sodium oxalate
    • C01F7/476Removal of organic compounds, e.g. sodium oxalate by oxidation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「バイヤー法の流れからの有機物の除去」本発明はボーキサイトからアルミナを 製造するバイヤー法に関し、特に詳しくは該方法中に液中に蓄積する有機物質の 除去に関する。
請求の範囲を含めて本明細書全般にわたって使用される用語「バイヤー法」とは 少なくとも(a)水酸化ナトリウム中においてが−キサイトを蒸解(diges t ) してアルミン酸ナトリウムを含有する溶液を形成し、(b)該溶液から 水酸化アルミニウムを沈でんさせ、次いで(C)該沈でん物をか焼してアルミナ を形成させることより成り、そして工程(a)、(b)及びfc)に加えて更に その上の随意工程を包含することのできる方法を意味するものと理解される。工 程(a)、(b)もしくは(c)又は随意工程のいずれかにおいて存在する溶液 又は任意のその他の液体を通常には「バイヤー液」という。
ボーキサイト鉱石は通常には有機物質を特徴する請求の範囲を含めて本明細書全 般にわたって使用される用語「有機物質」とは炭酸塩以外の、炭素を含有する化 合物を意味するものと理解される。典型的にはボーキサイト鉱石は0.1から0 .4%までの有機物質を含有し、蒸解の際に該有機物質の50%と90%の間を バイヤー液中に抽出することができる。バイヤー法においては沈でん工程後に残 留する液を蒸解工程に再循環させるので有機物質の濃度は次第に増加する。
バイヤー液中に抽出される有機物質は6種の明らかに異なる群に分類することが できる。すなわち:1、 新たに抽出された高分子量物質及び500よりも大き な分子量を有する該物質の最初の分解生成物である7ミン酸; 2、大きなアミン分子の成形「ブロック」を構成する、例えばベンゼンカルボン 酸及びフェノール酸のような中間分解生成物; 3、主としてシュウ酸塩、ギ酸塩及び酢酸塩である低分子量分解生成物。
シュウ酸ナトリウム(Na2C20a )は上記第3群からの有機物質を含有す る化合物の1種であり、該シュウ酸ナトリウムは特に微細な針状結晶として沈で んする場合に屡々多数の加工及び操作上の困難の原因となる。
これらの結晶は沈でん工程中に核生成部位として作用し、微細水酸化アルミニウ ムが更に沈でんするのを促進する。水酸化アルミニウムはまたアルミナ三水和物 、水和アルミナ又は単に水和物としても当業界に知られている。またシュウ酸ナ トリウムは水酸化アルミニウム結晶表面上に沈でんし、表面を不活性化し、かつ 結晶成長に有効な表面積を効果的に減少させることもある。アルミネートイオン の成る臨界濃度においては、規則的沈でんに有効な表面積が不十分であり、不規 則的かつ自然発生的な核二次生成が生ずる。これらの環境下に過剰の微細物を生 成することの主な不利益はそれら微細物はシュウ酸塩の存在下において容易に粗 粒に塊状化することができないということである。更にその上、シュウ酸塩によ り汚染された粒子の塊状化(アグロメレーション)が生じた場合に該集塊は弱く 、かつか焼の際に破砕されて更に微細物を増加させ、それにより生成物の粒度分 布を下落させる傾向がある。
多くのアルミニウム製錬所において十分なアルミニウム生産のためには微細物の 最少量化を伴った管理された粒度分布が必要であるので微細物の生成は重要な考 慮事項である。
バイヤー法において一般的に溶解している有機物質のその他の公知の影響として は 1、 かくはん下に液を発泡させて、タンク容量の利用率を低下させ、しかも安 全性に有害である強アルカリ性エーロデルを大気中に発生させること:2、溶液 からのアルミナの同一生成率を得るためには単位容量当り比較的に高濃度のアル ミネートイオンを必要とする結果を伴う過飽和液の安定化;3、赤泥の沈でんが 減少し、しかも水酸化アルミニウムの濾過が減少する結果となる、液の粘度の増 加;4、液のアルカリ度を低下させ、それにより水酸化ナトリウムの消費量を増 加させること; 5、生成アルミナの望ましくないソーダ汚染;が包含される。
バイヤー法におゆるシュウ酸塩のような有機物質を制御するためにかなりの研究 が行われた。公知の有機物質制御方法には電解酸化、化学酸化、高圧空気/酸素 酸化、炭素、アルミナ及びイオン交換樹脂による有機物質の大量収着(mass ive 5orption )、ならびに水和物種子の洗浄及びその後のアルカ リ土類金属によるシュウ酸塩の沈でんが包含される。有機物質の除去方法の主な 形式を下記に要約することができる。
有機物の酸化 バイヤー液中の有機物質を酸化してカーボネートを形成させることに基づいた多 数の公知方法が存在する。
一般的にそれら方法は高度に強エネルギー的であるか、又は場合によっては作業 環境に有害となることのある高価な試薬の使用を必要とするかのいずれかである 。
昭和電工株式会社の日本特許第8!1046451号公報に開示されている一つ の方法においては着色有機物質(すなわち比較的に高分子量の有機物)をオゾン 、過酸化水素又は過酸化ナトリウムによ、り酸化している。
スミトモ(SumitOmO)アルミニウム株式会社名義の米国特許第42’1 5094号明細書はもう一つの方法を開示しており、該方法においては酸化触媒 として作用する銅イオンの存在下に高められた温度において酸素含有環境下に有 機物質を酸化している。「ライトメタルズ(Light Metals ) J  (1981年)(編集者G、M、 Be1l )において発表された方法の発 明者の論文に銀及び鉄イオンのようなその他の触媒を使用できることが開示され ている。該論文はまた有機物質を触媒を使用せずに空気中において酸化できるこ とを示す実験データをも提出している。しかしながら該米国特許明細書から、こ れらの触媒を使用しない条件下における酸化は長い酸化時間を必要とすることが 明らかである。
更にその上、1979年中、米国ニューオーリーンズ市における人工MEの第1 08回年余において提出されたG、 Lever及びB、 Gnyraによる論 文は、空気中における有機物質の酸化は実験室条件(高温かつ高圧)下において 可能であるけれど、実際にはバイヤー蒸解条件下においてカーボネートの生成は 有機物質の正味の蓄積よりもより一層遅い速度において進行することを示してい る。また該論文は電解酸化及び強力な酸化剤(過酸化物類)による酸化に対す努 力は実験室規模の実験段階において放棄されていることをも示している。
上記から明らかであるように、酸化に基づく有機物質の除去方法は実際のバイヤ ー法条件下において成功していない。その結果、アルミナ生産者達はそのような 方法から離れる傾向があった。
シュウ酸塩の沈でん Gebruder Giulini社の名義における米国特許第4046855 号明細書はシュウ酸塩の沈でん方法を開示している。該方法においてはバイヤー 液にマグネシウム化合物を添加して、水酸化マグネシウムと水酸化アルミニウム とを含有するゲル状の水酸化物混合物を形成させ、それを液から沈でんさせてい る。沈でん物を液と接触状態に保ち、有機物質の少なくとも一部を除去する。好 適なマグネシウム化合物はバイヤー液と反応して微粒のゲル状水酸化物混合物を 形成する化合物である。好ましいマグネシウム化合物は工業用キーゼライト(M g5O4H2097チを包含)である。
該方法は多数の欠点を有する。第一にはゲル状水酸化物混合物の沈でんを遂行す ることがかなり困難であり、第二には沈でんが、明らかに確認されないプロセス パラメータに関係していることである。そのほか、5 Mg0Alz03の生成 に起因して価値あるアルミナの損失が生ずる。該Mg0A1203は水酸化物混 合物及び除去された有機物質が除去される時にバイヤー液から取り出される。
「ライト メタルズJ1978年におけるJ、 、Deabrigea、M、  Noble及びR,Mayconoによる論文に、バイヤー液にアルミ/酸バリ ウムを溶解させてかなりの量の炭酸バリウムと共にシュウ酸バリウムを沈殿させ る方法が記載されている。この方法はいくつかの重要な欠点を有している。第一 に、バリウムは高価で、しかも有毒試薬であり、回収し、かつ再循環しなければ ならない。これは沈でんしたバリウム塩とAl2O3とを1.1 : 1のモル 比において1000℃を超える温度においてか焼することによってのみ遂行する ことができる。得られる生成物はBaAl2O4であり、これはバイヤー法にお ける最初の蒸解に再循環させることができる。第二に、該方法のか焼状況は強エ ネルギー性であり、沈でんしたバリウムのすべてをBaAl2O4に転化させる のは容易ではない。
カイデー アルミニウム アンド ケミカル社(Kaiser Alumini um and Chemical C!orporation )名義のオース トラリア特許出願第27035/84号(米国特許第4443416号に相当) 明細書に、400〜75011/lの範囲の水酸化ナトリウムの濃度を有する溶 液をバイヤー液に添加して、得られるバイヤー液−溶液のアルカリ濃度を25  D i/l (Na2CO3として計算)以上とすることによるシュウ酸ナトリ ウムの沈でん方法が記載されている。この方法は20〜85℃において55〜1 80分間にわたって行われ、上記時間後に沈でんしたシュウ酸ナトリウムを濾過 し、水酸化カルシウムにより処理してアルカリ物質を回収する。
ショーフ デンコー(Showa Denko ) K、に名義の米国特許第3 649185号明細書に類似の方法が記載されており、該方法においては液中に おける水酸化ナトリウムの濃度を増加させることKよりシュウ酸ナトリウムを沈 でんさせている。好ましい実施態様においては水酸化カルシウムを液に添加して 水酸化ナトリウムの濃度を増加させている。
「ライト メタルズJ 1978年におけるJ、L。
Moneta B13nitOによる論文に、サン シゾリアン(Ban 01 prian ) Kおけるアルミナ エスパノラ(Alumina Espan ola )精錬所において使用されているシュウ酸塩及びその他の不純物の蓄積 の制御方法が記載されている。該方法は、蒸発によって液を濃縮し、次いで有機 物質を「塩析」することを包含する。
アルカン リサーチ アンド デペロゾメント社(Alaan Re5earc h and Developnusnt Lim1ted )名義の米国特許第 4275043号及び第4275042号各明細書において、液からアミン質を 除去することにより過飽和バイヤー液からのシュウ酸ナトリウムの沈でんを促進 する方法が記載されている。該フミン質は活性炭又はカチオン金属封鎖剤のいず れかにより吸着させる。
スミトモ アルミニウム社(Sumitomo AluminiumCo、 L td )名義の米国特許第3899571号明細書及びニラポン ライト メタ ル社(N1ppon LightMetal (jo、 Ltd、 )名義の西 独特許第2807209号明細書においてシュウ酸ナトリウム又はその他の塩類 の新鮮な結晶を添加することによりバイヤー液から有機物質を沈でんさせる方法 が開示されている。
一般的に、シュウ酸ナトリ′ウムを沈でんさせる方法の欠点は鉄性でんしたシュ ウ酸ナトリウムが熱分解されて該装置内において再循環することのできるナトリ ウム塩を生成しない限りシュウ酸ナトリウムは必然的なす) IJウム有価物の 損失を伴って廃棄しなければならないということである。水酸化カルシウムによ るシュウ酸ナトリウムのかせい化は、生成したシュウ酸カルシウムが時間と共に 分解してシュウ酸塩を系に戻すことがわかったので閉鎖系においては満足される ものではない。シュウ酸す) IJウムの熱分解は操作上の困難が生ずるので好 ましくない。また該熱分解はエネルギー消費の見地から、特にか焼を進行させる 前に濾塊から実質量の水を蒸発させなげればならないので費用もかかる。
バイヤー液からのシュウ酸塩のような有機物質の濃度を減少させ、前項に記載の 欠点を軽減する方法を提供することが本発明の目的である。
本発明より、前述したアルミナ生成のためのバイヤー法において、前述の有機物 質を含有、するバイヤー法の液を二酸化マンガンと接触させて該液中の有機物質 を酸化することより成る改良がなされる。
酸化中におげろ液の全ソーダ濃度は1!当り50g以下であることが好ましい。
好ましくは鉄液はその後においてボーキサイトの蒸解から生ずる溶液を包含する か、又はその中に含有される。このような液は種子洗浄液(日eed wash  1iquor )から成り、鉄液からの酸化される有機物質はシュウ酸塩であ る。好ましい手順の一つにおいては該種子洗浄液を、二酸化マンガンを充てんし た流動床反応器を通過させ、プロセス条件を該種子洗浄液の温度が100°Cと 270℃との間であり、かつ反応器内の滞留時間が0.5時間と4時間との間で あるように選択する。もし液中のシュウ酸塩の100チの酸化が必要であれば二 酸化マンガンイオンとシュウ酸塩との間のモル比が7よりも大きいことが好まし い。
鉄液はその代りに、又はそのほかにボーキサイトが蒸解されてアルミン酸ナトリ ウムを含有する溶液を形成している液、又は形成した液より成ることができる。
例えば二酸化マンガンをボーキサイトの蒸解中に液に添加することができる。
本発明の好ましい実施態様の一つにつ(・て図面を参照して更に詳しく説明する 。図面において:第1図は慣用のバイヤー法の70−シートである。
第2図は合成バイヤー液における全ソーダ濃度に対するシュウ酸ナトリウムの酸 化チの作図である。
第6図は低ソーダ濃度を有する実際のバイヤー液における二酸化マンガン鉱の仕 込み量に対するシュウ酸塩除去チの作図で、ある。
第4図は低ソーダ濃度を有する実際のバイヤー液における二酸化マンガン鉱の仕 込量に対する全有機炭素の除去チの作図である。
第5図及び第6図は高ソーダ濃度を有する実際のバイヤー液における二酸化マン ガン鉱の仕込量に対する有機物質の酸化の作図である。
第7図は本発明方法を実施するための第1図に示される慣用のバイヤー法に対す る改良を示す概略図である。
第1図に関し、工業的に実施されているバイヤー法は典型的には下記の工程より 成る。下記の、番号を付した項は図面に示される番号を付したプロセス工程に相 当する: 1、 ボーキサイトを粉砕し、次いで水酸化ナトリウム溶液中において蒸解して 水利酸化アルミニウムを溶解アルミン酸ナトリウムの形態において溶液中に移行 させることによりボーキサイト中の不溶性酸化物及びその他の不溶性物質から該 水和酸化アルミニウムを選択的に除去する。要求されるプロセス条件は使用する 特定のボーキサイト鉱の組成と共に変動する。典型的には25重量%までの水酸 化ナトリウムの濃度と共に140℃と240℃との間の温度が使用される。蒸解 条件は使用するボーキサイト鉱の関数である。水酸化ナトリウム濃度蒸解温度、 蒸解における滞留時間、及び可溶性シリカ質鉱物との反応を完了させるための蒸 解の前又は後の保持時間のようなパラメータはすべて最適のアルミナ抽出、可溶 性シリカの除去及び最小のエネルギー消費を与えるための実験によって定められ る。蒸解後に残留する不溶性の酸化物、及びケイ酸塩ならびにその他の不溶性物 質は通常には赤泥として知られ、かつ慣用の沈降、向流デカンテーション及び濾 過の技術により溶解アルミン酸ナトリウムを含有する液から分離される。
2、次いで液を7ラツシユ冷却して溶液温度を50℃と90℃との間に低下させ る。
3、次いで該冷却された液を沈でんタンクに移し、そこでアルミン酸ナトリウム を分解させて微細な水酸化アルミニウム沈でん物を形成させる。予め調製した粒 子から水ひされ、水酸化アルミニウムを沈でんさせるための核形成部位として作 用する微細アルミナ三水和物粒子を添加することにより沈でんを調節する。沈で んタンクにおける滞留時間は温度条件、種子粒子の性質及び溶液から形成するよ うに要求される沈でん物の量により変動する4、必要量の沈でんが行われた後、 沈でん物を残留液から濾過し、洗浄し、次いで粗粒を残留する微細粒子から分離 する。残留する液を再濃縮し、補充水酸化ナトリウム溶液と共に上記蒸解工程1 に再循環させる。
5、 (a) 該粗粒を1100〜1200℃に加熱した大きなロータリーキル ン又は流動床か焼装置に移す。
このような温度条件下において水酸化アルミニウムは分解し、粒度において実質 的に変化せずに組成及び構造形態の両方において一連の変化をする。
得られた生成物のアルミナはその後においてアルミニウムの電解的製造に使用す るのに適している。
5、 (b) 該微細粒子は上記工程3に記載の種子粒子に対する基剤として使 用する。好適な種子粒子の調製は、粒子を水で洗浄して上記法でん工程6の間に 形成するすべてのシュウ酸ナトリウム沈でん物を溶解させることを包含する。次 いで、通常に[種子洗浄液(5eed wash 1iquor ) Jと呼ば れる種子洗浄濾液を上記蒸解工程1に戻して導入し、濾溶解状態のアルミン酸ナ トリウムを含有する液が沈でん工程及び種子粒子洗浄工程の両方において固体物 質から分離され、その後に蒸解工程中に再使用するために再循環されることを認 識することができる。
したがって、ボーキサイト中の有意割合の有機物質が蒸解工程中に液中に抽出さ れるので再循環液中におけるシュウ酸塩のような有機物質の濃度が増加する。
本発明は二酸化マンガンを添加して有機物質を酸化し、バイヤー法に対して有害 な影響を与えることのない反応生成物を形成させることにより、バイヤー液中の 有機物質の濃度を減少させることができるということについての広範な研究に続 欠、その実現に基づくものである。
この研究は合成バイヤー液及び実際のバイヤー液について行い、下記の3分野に 集中した。
1、 合成バイヤー液におけるシュウ酸塩の酸化。
2、低ソーダ濃度を有する実際のバイヤー液における有機物質の酸化。
3、 高ソーダ濃度を有する実際のバイヤー液における有機物質の酸化。
水酸化アルミニウム及び水酸化ナトリウムをオート。
クレープ中で120℃において0.5時間蒸解し、次いで炭酸ナトリウム及びシ ュウ酸ナトリウムを添加することにより調製した合成バイヤー液についての一連 の実験を行った。
第一の実験系列において、シュウ酸塩の酸化に対する全ソーダ濃度及び二酸化マ ンガン鉱の仕込量の効果について研究した。Groote ICylandt産 の二酸化マンガン鉱を、91/lから95.51711までにわたって変動する 全ソーダ濃度を有する合成液の試料に添加した。添加する二酸化マンガン鉱の量 は該試料が6種の異なる二酸化マンガン対シュウ酸塩のモル比、すなわち1.1 5 : 1.2.3〇二1及び4.60 : 1を有するように選択した。該試 料を240℃において1時間加熱し、次いで冷却してシュウ酸塩について分析し た。
実験の結果は全ソーダ濃度がシュウ酸塩の酸化に対して有意の効果を有すること を実証した。この点に関し、第2図に示されるシュウ酸の酸化係対全ソーダ濃度 の作図かられかるように全ソーダ濃度が増加するにつれてシュウ酸塩の酸化チが 減少する。
例えば二酸化マンガン対シュウ酸塩のモル比1.15 : 1において91/l の低い全ソーダ濃度を有する液から43俤のシュウ酸塩が除去されるのに対して 9”r、51/itの比較的忙高い全ソーダ濃度を有する液からはわずかに10 チのシュウ酸塩が除去された。
効果的なシュウ酸塩の酸化に対する、この二酸化マンガン鉱仕込量においては5 011/11以下の全ソーダ濃度が望ましいことが明らかである。しかしながら 実験結果は、低い全ソーダ濃度を有する合成液中において、より高い酸化水準が 可能であるにも拘らず、比較的に高い全ソーダ濃度を有する合成液中においてシ ュウ酸塩の酸化がまさに起るということを立証したことを強調すべきである。
二酸化マンガン対シュウ酸塩のモル比が高いほど高い水準のシュウ酸塩の酸化が 示されたこともまた第2図から明らかである。このことは、もし高い二酸化マン ガン鉱仕込量を採用するならば比較的に高いソーダ濃度において有意のシュウ酸 塩除去が可能であることを示す。
合成液についての第二の実験系列においてシュウ酸塩の酸化に対する二酸化4ン ガン鉱及び鉱石粒度の変及び冶金(metallurgical )級粉鉱(M GF )を使用した。全ソーダ濃度95−51/l (Na2CO3として)を 有する合成液の試料に二酸化マンガン鉱を添加した。各試料における二酸化マン ガン対シュウ酸塩のモル比は2.30 : 1であった。
結果を下記表1に示す。
PGF −1m 15.9 PGF −!100 μm 35.7 M(j? −1顛 663 MGF −300μm 54.3 IC85−100μm 67.6 上記表からPGF及びMGFの両方に対し、より小さい粒度(−100ミクロン )により、シュウ酸塩のより高い水準の酸化が得られることがわかる。
実際のバイヤー液は11当り18.24 、S’の比較的に低い全ソーダ濃度を 有する種子洗浄液よF)成る。
該実験には250威容量の円筒状蒸解器における種子洗浄液200d容量を使用 し、該蒸解器を6Q rpmで回転させながらブンゼンバーナーにより外部から 加熱した。該蒸解器の基部に温度計を挿入して温度を監視し、各実験期間中、手 動により所望の温度条件のプラス又はマイナス5℃に調節した。種子洗浄液の全 アルカリ対全ソーダ及びアルミナ対全アルカリの比はそれぞれ0.83及び0. 31であった。種子洗浄液の全分析を下記表2に示す。
#種子洗浄液 Am203(A)” 4.68 アルカリ(c) 15.09 全ソーダ(S) 18゜24 炭酸塩 3.15 Tooa 23.21 シユウ酸塩 6゜89 # Na 2 c o 3として表わしたi/lにおける濃度菱 Am203と してのAl2O3の971本明細書全般にわたって使用されるTOOCは酸化し 得る有機炭素の合計を意味するものとして理解すべきである。
使用する二酸化マンガン鉱の量は種子洗浄液17m9100Fから600gまで にわたって変動した。種子洗浄液と二酸化マンガン鉱との蒸解は160℃、20 0℃及び260℃の三つの異なる温度において1時間行った。鉱石はGroot  Eyland、tから得られたものであり、99チがi mtxを通過するよ うに粉砕したMGF又はPGFのいずれかであった。 MGF鉱及び若干のPG F鉱は0−5mmよりも小さい粒子を除去するために更にふるいにかげた。
各実験後に反応容器を水中において急冷し、次いで秤量して漏洩又は蒸発のいず れかによるロスを検査した。内容物を濾過し、固体残留物を水で洗浄し、80〜 90℃において乾燥し、次いで秤量した。
濾液をシュウ酸ナトリウム、炭酸塩及び全酸化性有機炭素ならびにマンガンにつ いて分析した。シュウ酸塩についての分析は過塩素酸第二セリウムによる酸化に よって行った。炭酸塩及び有機炭素はドールマンのカーボンアナライf −(D ohrmann Carbon Analyser)を使用して測定した。
第3図は上述の実験結果から導かれたシュウ酸除去チ対二酸化マンガン鉱仕込量 (PGF粉鉱、粒度く1n)の作図である。この図は高温下及び高い二酸化マン ガン鉱仕込量におけるシュウ酸塩除去の100分率の増加を示す。例えば200 ℃において11当り200gの鉱石仕込量により少なくとも90%のシュウ酸塩 が除去された。260℃において11当り100gの二酸化マンガン鉱仕込量に より類似の除去割合が達成された。
第4図は全有機炭素の除去チ対二酸化マンガン鉱仕込量(PGF粉鉱、く1B) の作図であり、一般的に種子洗浄液からのシュウ酸塩を含めて有機物質の除去チ が温度及び二酸化マンガン鉱仕込量の増加につれて増加することを示す。例えば 200℃における11当り200、Fよりも高い二酸化マンガン鉱仕込量におい て40%と50%との間の全有機炭素が除去された。
第3図及び第4図から明らかであるように、二酸化マンガン鉱仕込量に200F i/1以上に増加することは、もし温度を200℃又はそれよりも高く保つなら ば有利とは思われない。しかしながら160℃においては二酸化マンガン鉱仕込 量が増大するにつれてシュウ酸塩及び全有機炭素のそれぞれの除去幅の有意の増 加が達成された。
バイヤー法の蒸解段階中の条件にシミュレートするように実験を立案した。
すべての実験を250 ml容量の円筒状蒸解器における廃液(すなわち再循環 アルミン酸ナトリウム溶液)17omt、*使用し、該蒸解器t 6 Orpm において回転させながらブンゼンバーナーにより外部から加熱することにより行 った。蒸解用の成分(下記表3に示す)を注意深く秤量し、蒸解器に添加し、次 いで該混合物t−5分以内に250℃に加熱した。この温度を7分間保ち、次い で蒸解器を空気中において30分間以内に100℃に冷却した。
アルミナ原料としてボーキサイトを使用し、かつ二酸化マンガン鉱の量を下記表 3に示す範囲内に変動させて合計20回の蒸解実験を行った。
廃 液 170d 水 Z、0m1 ca(oH)2 0.17g Mn02鉱 0〜0.44 、!9 (PGF又はMGF) ボーキサイト 22.509 蒸解後、液を回収し、次いで残留物の洗浄溶液と500m1メスフラスコ中に一 緒にした。この手順は液からの炭素のすべてを確実に回収するために必要であっ た。次いで鉄浴iを分析し、有機炭素及び無機炭素の全質量を質量収支計算から 導いた。
廃液中のアルカリ濃度を217.!9#から2259/1までに変動させた。
2種の等級のGroote Eylandt産の二酸化マンガン鉱を実験に使用 した。PGFはシリカ含量3.52 % (抽出し得るSiO□として0.7  % >を有し、これに対しMGFは6.1チのシリカを含有した。2種の等級の 二酸化マンガン鉱の主要成分を下記表4に示す。
組成 MGF PGF Mn、1 48−4 52−3 78 4.0 2−6 SiO□ 6゜1 5.52 A1□o34.0 2.95 に20 1.13 0−59 0aOO,050,04 BaO1,861,56 Tto20.160.14 実験の細目を下記表5に示す。
表 5 2 .49 PGF 、350 3.923 .98 PGF 、658 8, 004 .98 MGF 、709 7.675 0 ブランク 、406 . 58 6 1.96PGF 、604 4.587 1.96 MGF 、540 、  4.538 .49 MGF 、455,25 9 .26 PGF 、457 5.6710 .74 PGIF 、397  3.50111゜25 PGF 、595 5.1712 1.48 PGF  、4633.3313 0 ブランク 、306 1.5814 .25 MG F 、262 1.0815 .74 pay 、258 1.2516 1. 47 MGF 、300 L6517 .98 PGP 、442 2.171 8 .98 PGF 、625 5.4219 .98 MGF 、454 5 .5520 1.96 MGF 、421 4.50欄の見出しの「炭酸塩の増 加」の値は蒸解の前と後とにおける液及び固体中の炭酸塩の量の間の差である。
欄の見出しにおける「有効除去」の値は蒸解の前と後とにおける液中のみの有機 炭素量間の差である。
第5図及び第6図は鉱石原料がそれぞれPGF及びMGFである場合における有 機物質の酸化と二酸化マンガン鉱仕込量との間の関係を示す。図面に示される作 図は上記表4に示されるデータから導かれたものであった。I/11における酸 化の値は炭酸塩の増加を基準とし、二酸化マンガン鉱仕込量は重量%全基準とす る二酸化マンガン鉱対ボーキサイトの比として表わす。
上記の比は経済的な理由から2優よりも少なく、すなわち0.02 : 1以下 であるべきであると思われる。
第5図及び第6図の両方かられかるよ5に、二酸化マンガン鉱仕込量が増加する につれて有機物質の酸化が増加する。
実際的なバイヤー法の条件下における実施に当って各蒸解サイクルと共に有機物 質の正味の増加があることが知られている。このことは第5図及び第6図に示さ れ、かつ1.5g/lの程度の有機物質が酸化されたブランク試験(すなわち二 酸化マンガン鉱無添加)の結果と矛盾するように思われる。この酸化の有意割合 は各実験中の蒸解器における比較的に実質容量の空気の存在に起因することがあ り得る。実際のバイヤー法条件下においては蒸解器中に存在する空気の量は最小 の酸化のみを生じさせる量で°ある。それ故、実際のバイヤー法の条件に関する 第5図及び第6図に示される結果を考慮して、該図面に示される直線はゼロ点( すなわち二酸化マンガン鉱の添加が行われない点)が有機物質の増加となるよう に下方に移動されるべきである。これらの状況下においてさえも二酸化マンガン 鉱の添加は有益であることを強調すべきである。なぜならば各サイクルについて の低い二酸化マンガン鉱仕込量においてバイヤー液中の有機炭素の増加率が減少 するからである。更に1より高い二酸化マンガン鉱伊込量においては直線が傾斜 し、各サイクルに対する有機炭素の正味の減少が生ずるであろう。
実験から得られたデータはまたバイヤー液におけるシュウ酸塩の水準が二酸化マ ンガン鉱仕込量の増加により殆んど変動しないことをも示した。二酸化マンガン 鉱を添加した実験におけるシュウ酸塩の水準は二酸化マンガン鉱を添加しない実 験におけるシュウ酸塩の水準と実質的に同じであることがわかった。このことは バイヤー液における高分子量有機物質が酸化機構によって分解してシュウ酸塩を 生成すること、及び二酸化マンガン鉱は現存するシュウ酸塩の若干と新たに生成 されたシュウ酸塩とをも酸化して炭酸塩とすることを示唆している。
バイヤー液から酸化される有機物質の本質を更に研究するために高分子量有機物 質の1種、すなわち500以上の分子量を有する有機物質であるフミン酸す)  IJウム29/lを含有する合成液に対して紫外光線吸収実験を行った。該実験 の結果は該バイヤー液が二酸化マンガン鉱を添加しなかったバイヤー液と比較し た場合に低い色彩のインテンシテイ−(1ntensity )を有することを 示した。このことはバイヤー液に二酸化マンガン鉱を添加することによりバイヤ ー液における高分子量有機物質の酸化が行われるという見解を支持する。
要約すれば上記項目1〜乙に論じた合成及び実際のバイヤー液に対する研究にお ける発見は二酸化マンガンの添加により有機物質をバイヤー液から除去すること ができることを示す。特に該結果は二酸化マンガン鉱は: (a) より良好な酸化速度は低いソーダ濃度を有するバイヤー液において達成 されるけれど、高いソーダ濃度又は低いソーダ濃度のいずれかを有するバイヤー 液からのシュウ酸塩、及び (b)バイヤー法の蒸解段階におけるような高いソーダ濃度か、又は低(・ソー ダ濃度かのいずれかを有するバイヤー液からの高分子量有機物質、 を酸化することができることを示す。
高分子量有機物質は分解してシュウ酸塩を生成するので二酸化マンガン鉱による 高分子量有機物質の酸化はバイヤー液におけるシュウ酸塩濃度の見地から重要で ある。すなわち高分子量有機物質の濃度の減少はシュウ酸塩の濃度の増加速度の 減少もまた存在することを意味する。また高分子量有機物質の酸化も、そのよう な有機物質は生成物のアルミナを変色させるので重要である。多くの確立された アルミナ装置においてアルミナの変色は重要な問題であると考えられている。
したがって、これらの装置におけるバイヤー液に二酸化マンガン鉱を添加するこ とは生成物のアルミナの変色が減少するので有益であることを認識することがで きる。
二酸化マンガンは大量が容易に入手され、比較的に安価であり、かつ使用に便利 である。更に、二酸化マンガンは過酸化水素及びオゾンのようなオキシダントに 結びつく健康上及び安全上の不利をなんら有しない。
バイヤー法の蒸解段階に二酸化マンガン鉱を添加する場合には資本費が不要であ る。このことは空気又は酸素がオキシダントである方法に優る重要な利点を示す 。
なぜならこれらの方法は高められた温度及び圧力を必要とし、このことは有意の 資本出費となるからである。
低〜・ソーダ濃度を有するバイヤー液中のシュウ酸塩の酸化に関し、本発明の実 施態様の一つのおいては第1図に示される種子粒子洗浄工程5 (1:+) を 改良してマンガン鉱を使用する酸化によりシュウ酸塩を除去することを包含させ る。
この点に関し、第7図を参照して、上記工程5(b)中に形成された種子洗浄濾 液を種子濾過装置γから流動床又はその他の形式の反応器9の系列に移す。該洗 浄濾液は流動床反応器9に到達する前た熱交換器11を通過する。該熱交換器は 該洗浄濾液を適温に加熱する。
図面においては説明の目的のためにのみ4個の流動床反応器9を示し、各反応器 9は基部において洗浄濾液の導入用に別々の大口弁13を、そして頂部において 処理溶液の除去用に別々の出口弁15′!i−有する。使用に当って常に同時に 一直線上にある流動床反応器の全自由容積(total free volum e )は適度な反応時間を達成するのに十分である。すなわち反応混合物は反応 器中において適度な滞留時間を有する。各流動床反応器9には破砕又は粉砕した 固体二酸化マンガン17が充てんされている。流動床反応器9への洗浄ろ液溶液 の導入により二酸化マンガンとの反応によるシュウ酸塩の酸化が行われる。それ ぞれの場合において反応生成物は溶解している炭酸ナトリウムと流動床に残留す る沈でんしたマンガン化合物とを包含する。したがって時間が経過するにつれて 流動床中の二酸化マンガンの量は減少し、結局は二酸化マンガンが効率的反応に 対する最小の化学量論比MnO2’、 Na 20204以下に消耗する。
この時点において各流動床反応器9における反応した二酸化マンガンを入れ替え る必要がある。該反応した二酸化マンガンは再生し、次いで流動床反応器9にお いて再使用することができる。二酸化マンガンが全部消耗するのに要する時間は 流動床反応器9における洗浄濾液の滞留時間、入って来る洗浄濾液溶液の温度及 びマンガンとシュウ酸塩とのモル比と共に変動することは容易に認識することが できる。
これらのパラメータは酸化されて上記のようにして溶液から除去される、洗浄濾 液溶液中のシュウ酸塩の100分率にも影響企及ぼす。典型的には洗浄濾液の滞 留時間が0.5時間と4時間との間であり、洗浄濾液の温度が100℃と270 ℃との間であり、しかも二酸化マンガンイオンとシュウ酸塩とのモル比が3より も犬き−・ように操作条件を選択することにより洗浄濾液溶液中のシュウ酸塩濃 度が十分は減少される。
更に、単一7アクタ−補外計算(Single FactorExtrapor ation calculation )として知られる数学的手順を行うこと によりシュウ酸塩の100チ酸化をもたらす三つのパラメータに大きな変動可能 範囲があること、及び最適条件の組合せの一つは二酸化マンガンイオン対シュウ 酸塩のモル比8.67における二酸化マンガンと共に240℃における洗浄、濾 液溶液及び6時間の滞留時間を採用することであることが明らかである。しかし ながら、大量の二酸化マンガンが必要であるという観点から100%酸化が実際 的であるとは考えられな(・場合には、もつと低い全般的酸化率により効率的な 結果をなおも得ることができる。例えばマンがンイオン対シュウ酸塩のモル比8 ,67におけるシュウ酸塩を有する第一の供給物の流れと共に7つの別々の供給 物の流れを酸化する量のマンガン鉱を再使用することにより累積シュウ酸塩酸化 率62チが得られることが実験によりわかった。これらの条件下において、除去 されるシュウ酸塩1g当り鉱石1.56.!9の二酸化マンガン鉱を、二酸化マ ンガンとシュウ酸塩との間の見かけの化学量論1.93において使用すべきであ ることがわかった。
各流動床反応器9内における必要な滞留時間後に炭酸す) IJウム及び未反応 シュウ酸塩を含有する溶液を各流動床反応器9における出口弁15全通して連続 7゜ラッシュ容器及びそれに結合する熱交換器19に移送次いで該冷却された溶 液を慣用の予備かせい化容器21において水酸化カルシウムにより処理してナト リウム及び炭酸塩を水酸化ナトリウム及び炭酸カルシウム沈でんに変化させる。
次いで容器21において形成された完全反応したスラV−t−ポンプ・でかせい 化装置23(第1図)又は赤泥沈降器兼洗浄器25(第1図)に輸送し、水酸化 ナトリウム及び未反応シュウ酸塩を包含する液体成分を、上記蒸解工程1におい て使用するために再循環させる。
二酸化マンガンにより処理されるバイヤー液は種子洗浄液より成るけれど、任意 の適当なバイヤー液を使用することができたことは容易に認識することができる 。例えば代りとして沈でん工程6の後に残留するアルミン酸ナトリウム溶液を上 述と同様な方法で処理することができる。
更に、ここに記載の方法は流動床反応器9′f:通る洗浄濾液の連続的供給によ り操作するけれど該方法はバッチ基準で操作するように改良することができると いうことは容易に認識することができる。
・ 全ソー9・・4内し all・ シュウ凸1照鯖a専ら八 −16告P4補正書の翻訳文提出書(特許法第184 条の7第1卯

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.アルミナを生成させるためのバイヤー法において、前述の有機物質を含有す る前記バイヤー法の液を二酸化マンガンと接触させて該液中の有機物質を酸化す ることを特徴とする前記バイヤー法の改良方法。
  2. 2.酸化中における液の全ソーダ濃度が1l当り50gよりも少い請求の範囲第 1項記載の方法。
  3. 3.酸化中における液の全ソーダ濃度が1l当り15gと35gとの間である請 求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.その後において前記液が、ボーキサイトの蒸解から得られた溶液を包含する か、又は該溶液中に包含される請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の方法 。
  5. 5.前記液が種子洗浄液を包含し、該種子洗浄液からの酸化される有機物質がシ ユウ酸塩である請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 6.種子洗浄液を100℃と200℃との間に加熱し、かつ二酸化マンガンの濃 度が種子洗浄液1l当り200gよりも大きい請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 7.種子洗浄液を200℃以上の温度に加熱し、しかも二酸化マンガンの濃度が 種子洗浄液1l当り200gも小さい請求の範囲第5項記載の方法。
  8. 8.種子洗浄液を、二酸化マンガンを含有する流動床反応器に通し、しかもプロ セス条件を該種子洗浄液の温度が100℃と270℃との間であり、反応器内に おける滞留時間が0.5時間と4時間との間であるように選択する請求の範囲第 5項記載の方法。
  9. 9.マンガンイオンとシユウ酸イオンとの間のモル比を3よりも大きいように選 択する請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 10.前記液が、アルミン酸ナトリウムを含有する溶液を形成するようにボーキ サイトを蒸解している液又は蒸解した液より成る請求の範囲第1項記載の方法。
  11. 11.ボーキサイトの蒸解中に二酸化マンガンを液に添加する請求の範囲第10 項記載の方法。
  12. 12.二酸化マンガン鉱対ボーキサイトの重量比が0.02:1よりも小さい請 求の範囲第11項記載の方法。
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