JPS61501191A - 断続的圧縮療法用の膨張可能な装具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 断続的圧ｍ療法用の膨張可能な装具 技術分野 本発明は断続的圧縮療法に使用する膨張可能な装具、更に詳しくは治療を受ける 患者の足を実質的に収容する部分を含む装具に関する。こうした装具は更に実質 的に脚全体、即ちふくらはぎ及びももの双方（下方脚部、即ちふくらはぎ）を収 容する脚部をも含むことが可能であり、あるいはかかと部分のみを含むことも可 能である。しかし本発明はかかる装具の脚部分についての改良に関連し、脚部装 具についての本記述は前記のいずれの装具形式をも含むことを理解されたい。

背景的技術 含む２層の繊維生地から形成される。生地は半分に折られて、脚状部分は重なり 合う０次に開閉可能な前面とじ目を提供すべくジンパーを採入し、脚状部分の足 部分を接合、縫合することによりて第７図に示すような、ジッパ−のとじ目＠Ｓ °と接合したとじ目“Ｗｏとを含む全体として脚状の膨張可能な包被物を形成す る。

使用時、該装具は治療する患者の下肢に装着され、患部に断続的圧縮を与えるた め周期的に膨張し収縮する。従来の装具は概して満足できるものである一方、装 具の足部分に膨張時生起する締めっけ形状の所為で、装具の膨張の際、足の部分 に加えられる圧力が患者に相当な苦痛を与えることがあり得る。

本発明の発表 本発明は従来の装具構造による断続的膨張療法に比較し、それと同等又はより改 良された療法を提供し、同時に使用者に快適性を与え、苦痛を除くために、装具 の足部分の形態を改善することを目的とする。

この目的のため、本発明は断続的圧縮療法に使用する膨張可能な装具を提供し、 該装具は複数の膨張可能な袋を設けた足部分を°　含み、該袋が膨張の際、圧力 が膨張によって装具の足部分の中心を通る実質的に水平な仮想平面の上方と下方 から広く足部分の内側に圧力が加えられるように膨張可能な袋が配置されること を特徴とする。

隘皿至ｊ」μ口側Ｊ 本発明の実施例を添付図面を参照にして、以下に説明する。

第１図は膨張可能な装具を形成するため２枚の重合した緊締材料から構成される 好適な繊維生地の平面図である。

第２図は足部分の下側から見た膨張した状態の装具の斜視図であり、該装具は第 １図の生地から形成される。

第３図は膨張可能な装具を形成するため２枚の重合した緊締材料から構成される 別の繊維生地の平面図である。

第４図は足部分の下側から見た膨張した状態の装具の斜視図であり、該装具は第 ３図の生地から形成される。

第５図は膨張可能な装具を形成するため２枚の重合した緊締材料から構成される 更に別の繊維生地の平面図である。

第６図は足部分の下側から見た膨張した状態の装具の斜視図であり、該装具は第 ４図の繊維生地から形成される。

第７図は足部分の下側から見た膨張状態の従来型装具の斜視図ぢ１図、第３図を 参照すると膨張可能な装具１２を形成するた特ｉＢＨ６１−５０１１＆１（２） めの脚部装具生地１０が示される。該生地は該装具の外側、内側双方の「皮膜」 を形成する２枚の重複する材料１４．１６から形成され、各皮膜は片面にポリウ レタン被膜が施された織りナイロン（登録商標）基質を含む、該材料布は並置の 被膜面同志で周縁部に隣接して高周波接合されて、その結果連続する周縁密閉部 １８が形成される。外側の布１４に設けた孔の周囲に、膨張ソケット２０が接合 されて、該装具は加圧流体源に取り付けられ、膨張可能になる。装具上に前面中 心を向いた開閉可能なとじ目２６を形成するように、ジッパ−２２，２４を生地 の両側部に縫い付ける。

本発明の好適例であるこの実施例では、使用の被膜材料は防流体装具を製造する 。しかし、膨張時装具からの流体の漏れが供給流体量より少なければ、装具が完 全に防流体である必要はない。

確かに装具の内側皮膜が多孔性の材料又は複数の孔の形成により通気性を備える 材料から形成され、よって「通気性」装具を提供し得ることが考えられる。この ような通気性装具が、該装具を着用する領域における患者の皮膚を冷やし且つ（ 又は）通気をし、更にかかる領域に露出した傷が存在する場合傷の癒着を早める 利点を持ち得ることが考えられる０通気性装具の提供という特徴はここで述べる 足又は脚部の装具に限定されず、例えばジッパ−如き開閉可能なとじ目の有る無 しに関らず単純な２重皮膜スリーブを含む腕装具等の、体の゛他部分に着用する に適した装具にも通用される。

生地は底部分２８を含み、該部分は周縁密閉部１８ｃ及び接合とじ目３０によっ て部分的に画定される。接合とじ目３０は周縁密閉部１８ａと同１８ｂ間の結合 点から延長するが、生地の端縁３２の手前で終止し布１４と布１６とを一緒にそ の長さに沿って密閉する。装具の膨張の際、空気等の加圧流体が底部分２８を膨 張させるため流動可能な隙き間“ｇ′が材料布の間に残留する。

完全な装具を形成するため、周縁密閉部１８ａと同１８ｂに隣接する布地縁部を 縫合により緊締し、同様に周縁密閉部１８ｃと同１８ｄに隣接する布地縁部は緊 締されて密閉部３４を形成する（第２図）。

使用時、装具を着用し膨張させる場合、足部分３６は３ｆｌｌのふくらんだ「袋 ＪＳＩ、３２．３３を個々に形成せしめる０袋Ｓ１はとじ目３０、同３４間の底 部分２日の膨張によって形成される。

袋Ｓ１の内側表面３８は足部分を貫通する実質的に水平な仮想上の面＠ｈ”と合 致する、患者の足を掛ける「台」を提供する。圧力は袋Ｓ１によって上方向に加 えられる０袋Ｓ２と袋Ｓ３は、とじ目２６と同３４間の足部分の１部と、とじ百 ２６と同３０間の足部分の１部とによりそれぞれ形成され各々が内側表面４ｏ、 ４２を含み、それらは袋Ｓ１の内側表面３日を含む想像上の水平面ａ　ｈｓに向 って下方から全体的に加圧する。

かくして、装具の足部分を貫通する水平面の上方、下方から広く圧力が３個の袋 の膨張により患者の足に加えられる。

使用時、該装具は患者の脚又は足に断続的圧縮療法を施すため周期的に膨張し収 縮する９足部分が上記のような構造をなすとき、患者の足は袋の間で実質的に平 坦、且つ真直であることが可能なので、皮膚がはさまれたり、足や足指が側方に 圧迫されたりする不快感が最小限に留められる。

第３図、第４図は膨張可能な装具１２′を形成すべく脚部装具生地１０′を設け た、本発明の別の実施例を示す、前実施例と同様に、該生地は連続する周縁密閉 部１８′を形成するように周縁部に隣接して接合した２枚の重複材料布１４’、 １６’から形成される。膨張ソケフ）２０’を外側布１４′に設け、ジッパ−２ ２’、２４’が装具の中心で前面を向いた開閉可能なとじ目２６′を形成するよ う該生地１０′の両側部に縫い込まれる。

周縁密閉部１８ｅ’　、１８ｆ’によって部分的に画定される底部分２８′を該 生地は含む。

完全な装具を形成するため、周縁密閉部１８ｅ′と同１８ｇ′に隣接する布の端 縁部分が、縫合により緊締され、同様に周縁密閉部１８ｒ′と同１８ｈ′に隣接 する布端同志も縫合される。

使用の際、装具１２′を着用し膨張させると、足部分３６′は３個のふくらんだ 「袋ＪＳ４．Ｓ５，５６を別個に形成せしめる。

袋Ｓ４はとじ目１８ｇ’−１８ｅ’及び同１８ｆ’−１８ｈ’間の底部分２８′ の膨張により形成される０袋Ｓ４の内表面３８′は足部分を貫通する実質的に水 平な面”ｈｔ”に合致する、患者の足が掛かる「台」を提供する０袋Ｓ４によっ て圧力は下方から加えられる０袋Ｓ５と袋Ｓ６はとじ目２６’　／１８ｅ’　− １８ｇ’間の足部分の１部、及びとじ目２６’　／１８ｆ’−１８ｈ’間の足部 分の１部によってそれぞれ形成され、その各々は袋ｓ４の内表面３８′を含む仮 想上の面“ｈｌ”に対し、総じて下方に圧力を加える内表面４０’、４２’　を 有する。

第５図、第６図は膨張可能な装具４６を形成するため脚部装具生地４４を設けた 、本発明の更に別の実ａ例を示す、前実施例と同様に、該生地は連続する周縁密 閉部５２を形成するように周縁部に隣接°して接合した２枚の重複材料布４８， ５０から形成される。膨張ソケット５４を外側布４日に設け、ジッパ−５６，５ ８が装具の中心に前面向きの開閉可能なとじ目６ｏを形成するよう該生地４４の 両側部に縫い込まれる。

該生地は周縁密閉部５２ａ、５２ｂと、布４８、同５ｏを長さに沿って密閉する 弧状の接合とじ目６６とによって部分的に画定される底部分６２．６４を含む、 接合とじ目６６をその両端の中間で中断して、足部分の各側に１部ずつ配置する ように２部分のとじ目を設けることもできる。接合とじ目６６は布の端縁６８゜ ７０の手前で終止し、よって装具が膨張する際加圧流体が流動できる隙き間ｇＬ 、ｇ２を材料布間に造出する。

完全な装具を形成するため、周縁密閉部５２ａ　、５２ｂに隣接する布端を縫合 によって緊締し、底部の中心とじ目を形成する（第６図）。

使用の際、装具４６を着用、膨張させると、足部分７４は、４個のふくらんだ「 袋ＪＳ７，３８．Ｓ９，３１０を別個に形成せしめる０袋Ｓ７と同、Ｓ８はとじ 目６６の左右の区分と底部分のとじ目７２の間の底部分６２と同６４によってそ れぞれ形成される。

袋Ｓ７．袋Ｓ８の内表面７６．７８は共に患者の足が掛かる「台」を提供し、足 部分を貫通する実質的に水平な想像上の面“ｈ２°と合致す名、圧力は袋Ｓ７と 袋Ｓ８によって下方から加えられる。

袋８９及び袋Ｓ１０はとじ目６６の左区分及び右区分と中心のジッパ−とじ目６ ０間の足部分の各区分によって形成される０袋Ｓ９と袋５１０の各々は内表面８ ０と同８２を有し、それぞれが袋Ｓ７と袋Ｓ８の内表面７６．７８を含む想像上 の平面“ｈ２”に対し、概して下方向に圧力を加える。

第７図は従来の構造の装具を示し、第５図の生地に類似の生地力をかける２個の 袋ＳＬ　、ＳＲを形成する。前述の如く側方に限定された力が足に加えられるの で、この配置は着用者に多大な不快感を与えることが多い。

１）津　ＬＭ　存　祠　失 ＡＮＮＥＸ　”：ＯＮ＝Ｅ　：：＋ＴＥＲＮＡＴ：０ＮＡＬ　５ＥＡＲＣ：！　 Ｐ、Ｅ？ＯＲＴ　０ＮｉＮＴＥＲ３１ＡＴＩｃＮＡＬ　ＡＰＰＬＩＣＡＴ＝ＯＮ 　ＮＯ，ＰＣＴ／ＣＢ　８５０００４６　（ＳＡ　ａ７７０）ＩＪＳ−Ａ＋　コ ８２４９９２　２３１０７／７４　ＮｏｎｅＤＥ−Ａ−２４コ０６５１　１５１ ０１／７６　Ｎｏｎ。

ＵＳ−Ａ−３６８３８９７１５／ロ８／７２　Ｎｏｎｅ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．複数の膨張可能な袋（Ｓ）を設けた足部分（３６，３６′７４）を含む断続 的圧縮療法用膨張可能な装具（１２，１２′，４６）にして、該装具が膨張の際 、該装具の足部分の中心を貫通する仮想上の実質的に水平な面（ｈ）の上方と下 方から顕著に圧力が足部分の内側に加えられるように、該膨張可能な袋が配置さ れることを特徴とする膨張可能な装具。
2. ２．１個の袋（Ｓ１，Ｓ４）が実質的に水平な該仮想面の下に配置され、該袋が 患者の足が掛かる台を提供する内表面（３８，３８′）を有し、外表面が装具の 底部分（２８，２８′）を提供することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記 載の膨張可能な装具。
3. ３．１対の袋（Ｓ７，Ｓ８）が実質的に水平な該仮想面の下に配置され、該袋の 各々が着用者の足が掛かる台を提供する内表面（７６，７８）を有し、外表面が 該装具の底部分（６２，６４）の区分を提供することを特徴とする特許請求の範 囲第１項に記載の膨張可能な装具。
4. ４．１対の袋（Ｓ２，Ｓ３；Ｓ５，Ｓ６；Ｓ９，Ｓ１０）が、実質的に水平な該 仮想面の上側に配置されることを特徴とする特許請求の範囲第２項又は第３項に 記載の膨張可能な装具。
5. ５．実質的に水平な該仮想面の下側に配置された各袋が、該装具が作製される材 料に形成された１対の隔置接合とじ目によって少くとも部分的に画定されること を特徴とする特許請求の範囲第２項ないし第４項のいずれかに記載の膨張可能な 装具。