JPS6149401A - 電子部品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は可変抵抗器等において応用することのできる電
子部品に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来例における構造を可変抵抗器の例でもって第１図〜
第３図と共に説明する。図において、１は刷子取付板２
と一体成形されたシャフトであシ、−上記刷子取付板２
には接点３を固着した刷子バネ板４が固着されている。

上記シャフト１は一端面が開口したプラスチック製絶縁
ケース５の底面部に軸受部６を介して摺動自在に装着さ
れており、上記刷子取付板２はスプリング７によｐ付勢
されてケース６の底面部側に押し付けられていると共に
シャフト１の一部はそのケースｄ外に突出している。こ
の時、ケース５には上記スプリング７が挿入される挿入
穴と刷子取付板２が挿入される挿入穴とが連絡して形成
されておシ、かつ刷子取付板２の挿入穴と連絡して抵抗
体基板８の挿入される挿入穴が形成されている。上記抵
抗体基板８はケース菖６の挿入穴に挿入され、第３図に
示すように折シ曲げられた板バネ９をその側面８ａと挿
入穴内ｊＪ　５　ａとの間に介在させることによってケ
ース５内に固定されている。また、抵抗体基板８の上記
刷子バネ板４と対向する側の表面には抵抗体と導電部（
共に図示せず）が設けられており、上記シャフト１を軸
方向に押し込むかまたは押し込んでいる力を解除するこ
とによって刷子バネ板４の接点３が上記抵抗体と導電部
上を接触摺動する。また、１ｏはケース５の開口端側に
設置された押え板、１１はケース５の開口端部に充填さ
れた充填樹脂である。１２はケース５の開口端側より取
出された被覆リード線（１本しか図示されていないが３
本ある）であシ、これらは上記抵抗体の両端と導電部の
一端にそれぞれ連絡されている。

上記に示す通シ従来のこの種可変抵抗器においては、抵
抗体基板８をケース５内に固定するに際し、折シ曲げら
れた板バネ９を基板側面８ａと挿入穴内壁６ａとの間に
介在させることによって行っていたため、部品点数が増
えると共に作業性が悪いといった欠点を有していた。

発明の目的 本発明は上記のような従来の欠点を除去すべく創案され
たものであり、ケース内に抵抗体基板等の挿入物を挿入
固定するに際し、部品点数が少なく、かつ作業性良好に
して挿入物をがたつきなく圧入固定することのできる電
子部品を提供しよう、、　　　　　　　　とす６も′あ
る・発明の構成 この目的を達成するために本発明の電子部品は、場スチ
ノク製絶縁ケースに形成された挿入穴の内壁にケースと
一体ピ突起部を設け、上記挿入穴にその挿入穴形状と類
似した断面形状をもつ基板等の挿入物を挿入すると共に
上記穴突物を潰すことによって出入固定してなることか
ら構成されている。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について可変抵抗器を例に採用
して説明する。

第４図〜第７図は本発明を採用した可変抵抗器を示して
いる。図において、上記従来例と同一箇所には同一番号
を付しておシ、抵抗体基板８には抵抗体１３と導電部１
４が設けられ、抵抗体１３の両端の端子１５ａ、１５ｂ
と導電部１４の一端の端子１６はそれぞれ上記被覆リー
ド線１２と接続されている。そして、本発明ではプラス
チック製絶縁ケース１７の構造に特徴を有しており、こ
のケース１７には上述したようにスプリング７刷子取付
板２および抵抗体基板８が挿入されるための挿入穴１８
，１９．２０が形成されておシ、とおらの挿入穴１８〜
２０はそこに挿入されるものと類似した断面形状をもっ
ているのは従来例と同ケ 様である。しかし、本発明では仁ス１７の挿入穴２０の
内壁２０ａにそのケース１７と一体成形による突起部２
１を設け、挿入物である上記抵抗体基板Ｎ８を挿入穴２
０に挿入することによって上記突起部２１を挿入穴内壁
２０　ａと基板側面８ごとの間で潰し、抵抗体基板８を
ケース１７の挿入穴２０内に圧入固定する構成となって
いる。

ここで、上記の一実施例では可変抵抗器の抵抗体基板を
ケースの挿入穴に圧入固定する場合について説明したが
、本発明はその他の電子部品にも適用できることは明ら
かである。

発明の効果 以上のように本発明は構成されているものであり、下記
の通シの効果を有している。

（１）突起部はケースと一体に設けられているため、板
バネを挿入する場合よりも部品点数が少なくてすみ、し
かも抵抗体基板等の挿入物を押し込むだけで圧入固定す
ることができ、組立の作業性がきわめて良好である。

（２）突起部はケースと一体であるため、プラスチック
成形品の成形精度よシ若干大きな寸法による突起部設計
で挿入物の圧入固定が可能となシ、構造も簡単で小型軽
量化が容易である。

（３）挿入物の形状に自由度がとれ、設計上において有
利である。

【図面の簡単な説明】

３図は同可変抵抗器を構成する板バネの拡大斜視図、第
４図は本発明の電子部品を可変抵抗器に採用した一実施
例を示す断面図、第５図は同拡大分解斜視図、第６図は
同可変抵抗器における挿入部の説明図、第７図は同じく
可変抵抗器を構成するケースの拡大断面図である。 ８・・・・・・挿入物（抵抗体基板）、１７・・・・・
・プラスチック製絶縁ケース、２ｏ・旧・・挿入穴、２
０　ａ・・・・・・内壁、２１・・・・−・突起部 代理人の氏名　弁理士　中　尾　緻　男　はが１名第　
３　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラスチック製絶縁ケースに形成された挿入穴の内壁に
   ケースと一体に突起部を設け、上記挿入穴にその挿入穴
   形状と類似した断面形状をもつ基板等の挿入物を挿入す
   ると共に上記突起物を潰すことによって圧入固定してな
   る電子部品。