JPS6144508Y2 - - Google Patents

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JPS6144508Y2
JPS6144508Y2 JP13425582U JP13425582U JPS6144508Y2 JP S6144508 Y2 JPS6144508 Y2 JP S6144508Y2 JP 13425582 U JP13425582 U JP 13425582U JP 13425582 U JP13425582 U JP 13425582U JP S6144508 Y2 JPS6144508 Y2 JP S6144508Y2
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JP
Japan
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cooler
air passage
duct
cold air
cooler box
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JP13425582U
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JPS5938110U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のクーラーボツクス用ダクトに
係り、さらに詳しくは自動車室内に載置されるブ
ロワユニツト及びクーラーユニツトとクーラーボ
ツクスとの間を連結するクーラーボツクス用ダク
トに関するものである。
近年、自動車のクーラーユニツトで得られる冷
風を利用し、飲料缶や食料品等を冷却保存するク
ーラーボツクスが、自動車室内での快適性を向上
するため多用されるようになつた。また、空気を
冷却するクーラーユニツトは、ダツシユボード内
又はそれより前方に載置され、一方、クーラーボ
ツクスは使用時の利便性から運転席と助手席との
間に載置されるのが望まれている。
しかしながら、クーラーユニツトとクーラーボ
ツクスとの間を連結するクーラーボツクス用ダク
トはダツシユボードの下方に配置されることか
ら、助手席前方の足もとの空間を狭める欠点があ
つた。また、従来、クーラーボツクス用ダクトを
断熱構造とする場合、ダクトの表面に発泡プラス
チツクシート材等を貼り付けることからさらに大
きなスペースを必要とし、自動車室内の快適性、
居住性及び美観性を損なう欠点があつた。
本考案は上記の欠点に鑑みて創案されたもので
あり、クーラーボツクス用ダクト自体極めてコン
パクトに構成するとともに断熱性に優れ、自動車
室内の快適性、居住性及び美観性に優れたクーラ
ーボツクス用ダクトを提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
るに、本考案に係るクーラーボツクス用ダクト
(以下クーラーダクトという)1は中空2重壁構
造の半体7,8を重ね合わせて構成され、その内
部に冷風通路5と排風通路6の2本の通路が形成
されている。5a,5bは冷風通路5の入口と出
口で6a,6bは排風通路6の入口と出口であ
り、クーラーユニツト2側り対応する入口5aは
冷風吹出口2aにブロワユニツト19に対応する
出口6bは排風取入口19aに、またクーラーボ
ツクス3側に対応する出口5b、入口6aはクー
ラーボツクス3の下方に位置する冷風取入口3a
及び上方に位置する排風吹出口3bに相対して設
けられそして接続されている。そして、クーラー
ダクト1の内部構成における冷風通路5及び排風
通路6の配置関係について説明するに、排風通路
6はほぼ一直線状に流路が構成されているのに対
し、送風通路5は上記排風通路6の左側から中間
部において下側に流路が変更するよう構成されて
いる。即ち、ブロワユニツト19及びクーラーユ
ニツト2側は第6図に示すように、一対の半体
7,8に取付けた仕切板11を介して冷風通路5
と排風通路6とを横並列に配置し、そして第7図
に示すようにクーラーダクト1の中間部に形成さ
れた膨出部12より仕切板11下方を通り、冷風
通路5は下側に流路を変更し、ついで第8図に示
すようにクーラーボツクス3側では、一対の半体
7,8の仕切突条13で冷風通路5は下側に、排
風通路6は上側に位置するよう冷風通路5と排風
通路6とを縦並列に配置する。
つぎに、本考案に係るクーラーダクト1の構成
を説明するに、クーラーダクト1を構成する一対
の半体7,8はそれぞれ内壁14、外壁15、中
空部16からなる椀状の中空2重壁構造で一体に
形成されている。そしてクーラーユニツト2側は
半体7,8の嵌合した接合面9内部に形成した段
部10には発泡プラスチツクからなる仕切板11
が挾み込まれており、クーラーボツクス3側は一
対の半体7,8の内壁14中間部に対向して仕切
突条13を形成し、上記仕切突条13,13及び
半体7,8の接合面9は嵌合して接合されてい
る。また、17は半体7,8を接合面9において
固着するためのリベツト、18はクーラーダクト
1自体を自動車室内のダツシユボード4下方に取
付けるためのブラケツトである。また、中空2重
壁構造の半体7,8はそれぞれポリエチレン、ポ
リプロピレン等の熱可塑性プラスチツクをブロー
成形することにより一体に成形される。
本考案に係るクーラーボツクス用ダクトは、上
記の通りブロワユニツト19及びクーラーユニツ
ト2とクールボツクス3との間を連結しダツシユ
ボード4下方に配置されるクーラーボツクス用ダ
クト1において、中空2重壁構造の一対の半体
7,8を重ね合わせて冷風通路5と排風通路6を
構成し、前記ダクトの内部構成はクーラーユニツ
ト2に対応する冷風通路5と排風通路6とを横並
列に配置させ、またクーラーボツクス3側は下側
に冷風通路5、上側に排風通路6となるよう縦並
列に配置させ、一方半体7と仕切板11にて構成
されたクーラーユニツト2側の冷風通路5は、膨
出部12から仕切板11下方を通り一対の半体
7,8にてクーラーボツクス3側に連通したこと
を要旨とするものである。即ち、クーラーユニツ
ト2側は冷風通路5及び排風通路6を横並列に配
置させたので、助手席前面において足もとのスペ
ースを狭めることなく居住空間を広くとることが
できる。またクーラーボツクス3側においては上
側に排風通路6、下側に冷風通路5となるよう縦
並列に配置したので、クーラーボツクス3の上方
に位置した排風吹出口3bとクーラーダクト1の
入口6aとを、またクーラーボツクス3の下方に
位置した冷風取入口3aとクーラーダクト1の出
口5bとを他の接続ダクトにて接続する際、連結
距離を短かく設定することができる。また、クー
ラーユニツト2側の冷風通路5は、膨出部12か
ら仕切板11下方を通りクーラーボツクス3側に
連通しているので簡単な構成にて、且つ通路が曲
折して流路が変更した際に送風量が変化すること
なく円滑に冷風を送風することができる。さら
に、クーラーダクト1は中空2重壁構造の一対の
半体7,8より構成されるので、断熱性に優れ熱
量の損失を防ぐとともに耐結露性に優れ、また従
来の発泡プラスチツクシート等をダクト表面に貼
付け断熱性を付与するものに比較し、クーラーダ
クト1自体極めてコンパクトとなり、半体7,8
の外壁15は通路を構成する内壁形状に係わりな
くダツシユボード4付近の形状に対応して自由に
構成できるので、自動車室内の快適性、居住性及
び美観性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクーラーボツクス用ダク
トの自動車室内に配置される位置を示す斜視図、
第2図は本考案に係るクーラーボツクス用ダクト
の斜視図、第3図は同上の平面図、第4図は同上
の背面図、第5図、第6図、第7図及び第8図は
第3図のA−A断面、B−B断面、C−C断面及
びD−D断面を示す断面図である。 1:クーラーボツクス用ダクト、Z:クーラー
ユニツト、3:クーラーボツクス、5:冷風通
路、6:排風通路、7,8:半体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブロワユニツト及びクーラーユニツトとクーラ
    ーボツクスとの間を連結しダツシユボード下方に
    配置されるクーラーボツクス用ダクトにおいて、
    中空2重壁構造の一対の半体を重ね合わせて冷風
    通路と排風通路を構成し、前記ダクトの内部構成
    はクーラーユニツトに対応する冷風通路とブロワ
    ユニツトに対応する排風通路とを横並列に配置さ
    せ、またクーラーボツクス側は下側に冷風通路、
    上側に排風通路となるよう縦並列に配置させ、一
    方半体と仕切板にて構成されたクーラーユニツト
    側の冷風通路は、膨出部から仕切板下方を通り、
    一対の半体にて構成されたクーラーボツクス側に
    連通していることを特徴とするクーラーボツクス
    用ダクト。
JP13425582U 1982-09-06 1982-09-06 ク−ラ−ボツクス用ダクト Granted JPS5938110U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13425582U JPS5938110U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ク−ラ−ボツクス用ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13425582U JPS5938110U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ク−ラ−ボツクス用ダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5938110U JPS5938110U (ja) 1984-03-10
JPS6144508Y2 true JPS6144508Y2 (ja) 1986-12-15

Family

ID=30302568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13425582U Granted JPS5938110U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ク−ラ−ボツクス用ダクト

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JP (1) JPS5938110U (ja)

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JPS5938110U (ja) 1984-03-10

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