JPS6144159Y2 - - Google Patents

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JPS6144159Y2
JPS6144159Y2 JP1982118879U JP11887982U JPS6144159Y2 JP S6144159 Y2 JPS6144159 Y2 JP S6144159Y2 JP 1982118879 U JP1982118879 U JP 1982118879U JP 11887982 U JP11887982 U JP 11887982U JP S6144159 Y2 JPS6144159 Y2 JP S6144159Y2
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JP1982118879U
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 開示技術は、熱処理炉等の密閉ハウングの開口
部に対する開閉自在の密閉扉をその自重により確
実に均一に圧接しながら密閉する装置構造の技術
分野に属する。
而して、この考案は熱処理炉等の密閉ハウング
のワークの出し入れに供する開口部側部に設けら
れ、開口部を昇降装置に吊下されて開閉自在にし
た密閉扉に係合離反自在にしている密閉扉の圧接
装置に関する考案であり、特に、開口部の両側各
上下部のハウジングに固設されたブラケツトに左
右1対の作動軸が開口部側まで側延されて枢設さ
れ、各1対の作動軸の内側端部には圧接カムが密
閉扉面に当接離反自在に各々固設され、而して、
各左右1対の上下の作動軸の少くとも一方に固設
された作動カムが密閉扉側面に対応して設けられ
たガイドに当接離反し、各上下作動軸に固設した
連結アームにターンバツクルを介して連結されて
いるリンク機構が介装され各圧接カムを密閉扉面
に押圧付勢解離するようにした密閉扉の圧接装置
に係る考案である。
〔従来技術〕
周知の如く、多くの工業製品には侵炭、窒化、
乾焼等の熱処理、或は、真空殺菌等の処理が密閉
ハウジング内で行われる。
而して、密閉状態での処理を行うハウジングに
は当然のことながらワークの出し入れを行う開口
部があるが、開口部を密閉開放する密閉扉の取付
けは旋回開閉式のものもあるが、開口部近傍の各
種装置機器に干渉したり、ワークの出し入れに支
障をきたす不都合さがあつた。
これに対処するに、側方スライド式のものが採
用され、ハウジングの開口部の両側に1対のロー
ラガイドを設け、その下部を放物線状にして密閉
扉に設けたローラを介して昇降開閉するように
し、閉扉時の密閉状現出には下部放物線上ローラ
ガイドによる下端押圧によりハウジングのクツシ
ヨンシールに密着して行うようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
さりながら、該種圧来態様のローラガイドによ
る側方スライド式の密閉扉はローラガイドの下端
からのみ押圧力を受けるため、押圧力が均一に扉
全体に付勢し難く、完全な密閉状態が得られらな
い欠点があり、又、押圧力のバラツキと側方から
の付勢により、ハウジングに設けられたクツシヨ
ンシールが変形し易く、場合によつては損傷し、
その結果、クツシヨンシール部からのガス洩れ、
外気の吸込み等が発生し、品質の安定化が図れな
い難点があつた。
この考案の目的は上述従来技術に基づく側方ス
ライド式密閉扉の密閉技術の問題点を解決すべき
技術的課題とし、密閉扉の自重を利用し、ハウジ
ングの開口部両側の各左右の上下に設けられたカ
ムとリンク機構を介し押圧力を可変自在にして扉
全体を均等に付勢するようにし、閉扉時の完全圧
接密閉が行えるようにして各種工業産業における
開閉処理技術利用分野に益する優れた密閉扉の圧
接装置を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段・作用〕
上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は前述問題点を解決す
るために、密閉ハウジングの開口部に対して昇降
装置に吊下された側方移動自在の扉が平行状態で
下方移動して閉扉作動すると、左右1対の作動カ
ムが扉両側面のガイドに当接し、扉の自重により
回動し、左右1対の作動カムに作動軸を介して固
定された圧接カムと各圧接カムにターンバツクル
を介して連結されている両側の左右1対の連結リ
ンクを介して連結された他方の圧接カムとが扉全
体を開口部側に均一に押圧力を付勢し、所定位置
で所定圧接密着閉扉状態を維持するようにし、開
扉時には昇降装置を介して扉が上方移動し、扉付
設のロツク外し装置で圧接カムが逆回動するため
各左右1対の上下の作動軸がターンバツクルを介
して連結されている1対の連結リンクを介して逆
回動し、圧接密着閉扉状態を開放して所定開扉を
行うようにした技術的手段を講じたものである。
〔実施例〕
次に、この考案の1実施例を第1〜5図に基づ
いて説明すれば以下の通りである。
熱処理炉の密閉ハウジング1の開口部2の両側
上下部には各1対のブレーム3,3と4、4が段
差を有して設けられ、開口部2に対し図示しない
駆動装置、例えば、油圧シリンダにより昇降装置
としての左右1対のチエン5,5、及び図示しな
いスプロケツトを介して昇降される外面下部に段
差を有した扉6がハウジング1に対し所定間隔を
有して上昇下降し、ハウジング1の開口部2の外
周をシールしているクツシヨンシールとしてのパ
ツキンシール7に密閉されるようにされている。
而して、上部フレーム3と下部フレーム4間に
はこの考案の要旨を成す密閉扉の圧接装置が設け
られており、各左右1対の上下のフレーム3、4
に各々固設されたブラケツトとしての各1対のベ
アリング9,9に扉6側まで側延された作動軸1
0が各々枢支され、各1対のベアリング9,9間
の各作動軸10に固定された各連結アーム11に
基部を枢支され、先端部にネジを螺刻している上
下の連結棒12,12がその各上端でターンバツ
クル13を介してリンク長を調節自在に連結され
ている。
又、上部の各作動軸10,10には扉6の両側
面の上部に固定されたガイド14,14に当接離
反する作動カム15,15がその中途に固定さ
れ、更に、上部の各作動軸10,10と下部の各
作動軸10,10の先端には各作動カム15,1
5に対して設定開度角を有した圧接カム16,1
6が各々固定されて扉6外面に当接離反自在にさ
れている。
尚、ハウジング1の開口部2を密閉した状態の
扉6外面に当接する上部圧接カム16,16の下
位の扉6の外面には水平方向から上方方向に回動
自在の左右1対のロツク外し装置17,17が取
り付けられており、18はハースローラであり、
図示しないワークを搬送するハウジング1内に設
けられている。
上述構成において、扉6が左右1対のチエン
5,5を介して図示しない油圧シリンダにより下
降すると、扉6は開口部2のパツキングシール7
に近接される。
そして、扉6の両側面のガイド14,14が1
対の作動カム15,15に当接するまで下降する
と、扉6は開口部2を閉状態にするべく開口部2
の側方に位置する。
更に、扉6が下降して各ガイド14,14が扉
6の自重で各作動カム15,15を下方に押圧付
勢すると、各作動カム15,15が固定されてい
る上下の作動軸10,10が連結棒12,12を
介して共に回転し、各作動軸10,10の先端に
各々固定された圧接カム16,16…が扉6外面
に回動当接して均一に押圧付勢する。
而して、扉6は開口部2側に水平移動してパツ
キングシール7に圧接密着し、チエン5,5の下
降油圧シリンダを停止し、完全に密閉されたハウ
ジング1内でハースローラ18,18…を介して
搬入された図示しないワークの熱処理炉作動を開
始する。
そして、開口部2の各パツキングシール7の磨
滅により、扉6が均一に密閉されない場合はター
ンバツクル13,13を回動して各圧接カム16
の開口部2に対する近接量を調節して扉6を常に
均一に開口部に密閉する。
そして、ワークに対する所定の熱処理が完了
し、図示しない制御装置を介して油圧シリンダを
上昇作動させ、1対のチエン5,5を介して扉6
が上昇し始めようとすると、1対のロツク外し装
置17,17が上部の1対の圧接カム16,16
を上方に逆回転させ、連結棒12,12を介して
下部の1対の圧接カム16,16も共に上方に逆
回転し、扉6外面側への押圧付勢力を解除し、扉
6はパツキングシール7の圧接密着状態から水平
移動して離反し、もとの吊下状態に戻り、開口部
2から離反して上昇される。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、下部の各作
動軸に作動カムを固定して下部稼動式にする等
種々の態様が採用可能である。
そして、作動カムの長さを変えて扉外面への押
圧付勢力を調節させる等の設計変更も勿論可能で
あり、又、対象とする密閉ハウジングが熱処理に
限らないことも勿論である。
〔考案の効果〕
以上、この考案によれば、密閉ハウジングの開
口部に対し昇降動作をなして開閉動作する密閉扉
に係合離反するようにされた圧接装置において、
密閉扉の両側面に設けられたガイドに当接離反す
る作動カムを設けた作動軸に固設した連結アーム
にターンバツクルを介して連結されている連結棒
を介して連動して密閉扉外面を押圧付勢する圧接
カムを両側上下に各左右1対設けることにより、
密閉扉の下降動と共に各圧接カムが扉の自重を介
し扉全体に均一押圧付勢するために、確実にハウ
ジングの開口部に扉を圧接密着してハウジングを
密閉することが出来る効果が奏される。
又、偏摩耗等により閉扉時には扉が開口部に密
着されない場合はターンバツクルを介して連結さ
れている連結棒が各作動軸に固設された各圧接カ
ムを密閉扉外面に回転当接して常に均一押圧付勢
するため、扉は開口部のクツシヨンシールに水平
移動して当接密着し、開扉時には各圧接カムの逆
回転により押圧付勢を解除し、扉がクツシヨンシ
ールから浮き上がるように水平移動して離反する
ことにより、クツシヨンシールの磨減り、ねじれ
による損傷が著しく減少し、クツシヨンシールの
耐久性が著しく向上するメリツトがある。
そして、ハウジングの密閉扉の形状、機能等に
より、作動カムの取付け位置は開口部の上下部の
どちらか一方に簡単に設計変更可能である。
更に、連結アアームにターンバツクルを介して
連結されている連結棒が介装されていることによ
り、各クツシヨンシールの磨減に影響されること
なく、密閉扉の均一な密着、開口部のシール性の
向上により、シール部からのガス洩れ、外気の吸
込みが防止され、品質の安定化が図れ、省エネル
ギー対策にもなる利点がある。
加えて、密閉扉の自重を介し、簡単な構造で扉
の開閉、密閉、開放を行うことが出来ることによ
つり、低コストで装置を製造することが出来、保
全維持費等を安価になり、ハウジングの機能にも
支障をきたさない利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例の説明図であり、第
1図は模式側面図、第2図はブロツク外し装置の
拡大側面図、第3図は正面図、第4図は側面図、
第5図は平面図である。 1……ハウジング、2……開口部、5……昇降
装置、6……密閉扉、8……圧接装置、10……
作動軸、9……ブラケツト、16……圧接カム、
13……ターンバツクル、11……連結アーム、
12……連結棒、14……ガイド、15……作動
カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングの開口部に対し昇降装置に吊結され
    て開閉自在な密閉扉に係合離反自在に該ハウジン
    グに設けられた圧接装置において、上記開口部両
    側の各上下部に左右1対の作動軸が密閉扉側に向
    けられて上記ハウジングに固設したブラケツトに
    各々枢設され、作動軸の密閉扉側端部には密閉扉
    面に当接離反する圧接カムが各々固設され、各作
    動軸に固設した連結アームにターンバツクルを介
    して連結されている連結棒が介装され、而して上
    記各左右1対の上下の作動軸の少なくとも一方に
    密閉扉側面に設けられたガイドに当接離反する作
    動カムが対応固設されていることを特徴とする密
    閉扉の圧接装置。
JP11887982U 1982-08-06 1982-08-06 密閉扉の圧接装置 Granted JPS5925098U (ja)

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JP11887982U JPS5925098U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 密閉扉の圧接装置

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JP11887982U JPS5925098U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 密閉扉の圧接装置

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Publication Number Publication Date
JPS5925098U JPS5925098U (ja) 1984-02-16
JPS6144159Y2 true JPS6144159Y2 (ja) 1986-12-12

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JP11887982U Granted JPS5925098U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 密閉扉の圧接装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582596B2 (ja) * 1979-05-17 1983-01-17 同和鉱業株式会社 メツキ浴への亜鉛イオンの供給方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582596U (ja) * 1981-06-30 1983-01-08 大同特殊鋼株式会社 扉のクランプ装置

Patent Citations (1)

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JPS582596B2 (ja) * 1979-05-17 1983-01-17 同和鉱業株式会社 メツキ浴への亜鉛イオンの供給方法

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JPS5925098U (ja) 1984-02-16

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