JPS6143783A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蛍光灯や電球など本来平面的な発光素子でな
い発光素子を用いて、薄型の平面的な均一照明を得る装
置に関するものである。

〔発明の背景〕

近年、液晶ディスプレイはその薄型性、低電力性、軽量
性などにおいて増々注目されている。しかし液晶自身は
自から発光しないため、暗所においては、外部的な照明
を用いる必要が生じる。その照明としては、液晶ディス
プレイの特性上、薄型、低電力で軽量な均一平面照明で
ある事が望まれている。また近年注目されているエレク
トロクロミズムも同様である。

〔従来技術と問題点〕

薄型の均一な平面照明としては、ＥＬや発光ダイオード
、偏平蛍光灯などを利用したものがあるが、高価であっ
たり、十分な光束が取れない事、また演色性に不足する
場合などがあり、事実上実用性に不足し曵いた。また従
来からの照明として蛍光灯や電球があるが、これらは基
本的に平面的−発光でないため、これらの発光素子を用
いて平面照明を得るために、光拡散板を設ける事がなさ
れていたが、均一に近い平面照明を得ようとすると、光
源と光拡散板の距離を必要以上に離す必要があり、全体
構成の厚みや、光の利用効率の点で非常に不利となった
。また他の手段として光源を多数設ける、あるいは反射
板の形状を工夫するなどの方法があるが、これらは装置
が重くなったり、複雑な構成となる欠点があった。また
光拡散板以外忙光反射層を設ける手法もあるが、これは
光透過率の高い拡散板が使いにくいという欠点がありた
。

第３図は蛍光灯と均一な光拡散板とを組み合わせた従来
からある照明装置の断面図であり、ケース２、光拡散板
４、蛍光灯６から構成されている。

この構成の場合、一般的に知られている様に、光強度は
光源からの距離の２乗に反比例するため、光拡散板上で
の光強度分布は第２図に示される様にｗＸ３図中す点で
示される蛍光灯の真上に近い部分根強くなって光ムラが
生じてしまう。特にこの事は全体構成の厚みが薄い場合
、すなわち光源と光拡散板の距離が近い種薯しい。これ
を解消するためには光の強度が強い部分ほど、光の拡散
度合を高めるか、光の透過率を下げ全体として均一な光
束分布を得る。

〔発明の目的〕

本発明は、光拡散板に独自の構成を持たせ、前述の欠点
を解消し、安価で軽量、薄型で光利用効率の高−・、均
一な平面照明を得る事を目的としている。

〔発明の構成〕

本発明の照明装置の構成は、２枚以上の面積の異なる光
拡散板を層状にした光拡散板層を非平面光源と光拡散板
との間に設け、光拡散板が光源に近いほど光拡散板層の
各光拡散板の重なりが多くなるように配設したことを％
徴としている。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明による照明装置の第一実施例の断面図で
ある。最上部に設けられた光拡散板８以外に、蛍光灯１
０の上方ＩＣ３枚の帯状の光拡散板よりなる光拡散板／
１ｉｆ１２を設けである。蛍光灯の直径は約６＋ｕｑ全
体構成の厚みは約１１ｍｇであり、光拡散板とし【は市
販のトレスベーパー、ケース１４は市販のケント紙を用
いている。この光拡散板層１２の各光拡散板は、前述し
た光ムラを均一とするために上九ゆく程幅を細クシ、蛍
光灯の真上に近−・部分に到達する光束ほど光拡散板を
通る回数を多くして光拡散度合を強めている。また各光
拡散板はＩＥＩ図の形状に特に限定されず、他の形状で
あっても同様の効果を持つことが出来る。

第４図は本発８Ａによる照明装置の第２実施例の断面図
であり、第４図で示した様に、上にゆく根先拡散板層１
８の幅を広くすることによって、第１実施例と同様の効
果となる。第５図は本発明による照明装置の第３実施例
であり、第５図に示された様に光拡散板層２６が湾曲し
ていても第１実施例、第２実施例と同様の効果を有して
いる。

なお、光拡散板層の光拡散板の枚数は前記第１実施例よ
り第３実施例では３枚であったが、光拡散板の重ね合わ
せる枚数も特−に限定されず、全体構成の仕上げる厚み
や光拡散板の光拡散度合や光透過率、要求される平面照
明の光均一度などくより異なる。また第４図、第５図に
おいて、１６．２４は光拡散板、２０．２８はケース、
２２．３０は蛍光灯である。

以上、本発明における照明装置は非平面光源以外＆℃、
光拡散板と光拡散層とケースより構成されるが、光拡散
板としては光拡散性を示すものであれば、紙、プラステ
ィック、ガラスなどその材質は特に限定されない。また
ケースの材質、形状１ｉ共に特に限定されないが、材質
九ついては光の利用効率を上げるため、内面は光反射率
の高い鏡面が光拡散面となる事が好ましい。また詳細は
省略するがケースの形状九つい【も、光拡散板の負担が
少しでも減少する様に、それ自体で光拡散板上に到達す
る光束が均一に近くなる形状が好ましい。

〔発明の効果〕 以上述べた様に、本発明における照明装置は安価で簡単
な構成で光ムラを除去でき、また光源のｆｆ１項、形状
も限定されない。また光拡散板を層状に用いる事は、各
光拡散板間で光の相互反射が生じ、光拡散の度合が高ま
るし、相互反射により最終照度が大ぎくなる場合もある
。

この様にして得られる薄型、軽量の均一な平面照明は、
液晶表示装置のバック２イトに限らず、均−な平面照明
が必要とされるすべての物に応用可能である。

【図面の簡単な説明】

第３図は従来技術による照明装置の断面図、第２図は、
第３図の照明装置における光拡散面上の光強度分布のグ
ラフであり、第１図、第４図、第５図はそれぞれ本発明
の実施例である照明装置の断面図を示し、第１図は第１
実施例、第４図は第２実施例、第５図は第３実施例であ
る゛。 ２．１４．２０．２８・・・・・・ケース、４．８．１
６．２４・・・・・・光拡散板、１２．１８．２６・・
・・・・光拡散板層、６．１０．２２．６０・・・・・
・蛍光灯。 特許出願人　シチズ／時計株式会社 第１図 第２図 ａ　　　　　　　　ｂ　　　　　　　　ｃ視り光位置 第３図 第４図 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）液晶、エレクトロクロミズムなどに用いる照明装
   置に於て、蛍光灯、電球などの非平面光源と光拡散板の
   間に面積の異なる２枚以上の光拡散板よりなる光拡散板
   層を設け、該光拡散板層は前記光拡散板が前記非平面光
   源に近い場所ほど重なりが多くなるように層状に配設し
   たことを特徴とする照明装置。
2. （２）光拡散板はプラスチック、無機ガラスセラミック
   もしくは紙であることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の照明装置。