JPS6142747Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6142747Y2
JPS6142747Y2 JP2887383U JP2887383U JPS6142747Y2 JP S6142747 Y2 JPS6142747 Y2 JP S6142747Y2 JP 2887383 U JP2887383 U JP 2887383U JP 2887383 U JP2887383 U JP 2887383U JP S6142747 Y2 JPS6142747 Y2 JP S6142747Y2
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JP
Japan
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steel pipe
terminal
pipe
guide rod
processed
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JP2887383U
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JPS59136229U (ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、管内部の突出部及び枝管がついた主
管内部の鋭角突起部を放電加工及び電解加工によ
り、まろやかに減肉するようにした管の加工装置
に関するものである。
例えば、ボイラに使用されるバイフアケートチ
ユーブおよびトリフアケートチユーブには、枝管
のついた鋼管の内周に鋭角部が生ずる。この鋭角
部には応力が集中するため、前記チユーブの使用
中に亀裂や割れ等の事故発生要因になることがあ
る。したがつてこの要因を取除くために前記鋭角
部をまろやかに除去し、応力集中部をなくする必
要がある。
従来、枝管がついた鋼管内部の鋭角部をまろや
かに除去するには、機械加工において、たとえば
ボール盤等でキリを鋼管の軸に対して、斜めに鋼
管内部に入れて加工を行なわなければならなかつ
た。このためにキリの心出し等に困難があり一定
にまろやかな加工ができなかつた。
本考案は上述した従来の不具合に鑑み、枝管の
ついた鋼管内部において、鋼管本体に影響を与え
ることなく、鋼管本体と枝管で、構成されている
鋭角部をまろやかに、しかも一定に除去できる管
の加工装置とすることを目的とし、加工対象の管
内に挿入可能で且つ該管の軸線に沿つて設けられ
たガイド用溝が溝開口部より漸次幅広となるよう
に形成された絶縁性のガイド棒と、該ガイド棒の
ガイド用溝に嵌合し、該溝に沿つて摺動可能で且
つ半径方向に突出し着脱自在な凸部を有する通電
性の加工端子と、該加工端子と前記管との間に所
定電圧を負荷する手段と、前記加工端子の凸部近
傍に穿設された噴流口と、該噴流に連通する加工
液噴出手段とによつてなる。従つて加工端子が鋼
管に接近すると、加工端子の噴流口から加工液が
噴出し加工端子と鋼管との間に放電が開始され、
鋼管の一部を減肉加工できるようにするととも
に、凸部が摩耗したときあるいはまた管の内径に
応じて凸部を自由に取り変え自由で、さらにガイ
ド棒と加工端子とは抜け止めされた状態にあるか
ら、本考案装置は鋼管がどのような姿勢にあつて
も加工可能である。
なお、加工対象物としては、鋼管のみならず導
電性の金属であればよい。
以下本考案による実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図は本考案の加工装置の一実施例を示す縦
断面図、第2図は第1図の−断面図、第3図
はこの斜視図を示す。
図中、1は被加工体であるところの鋼管。2は
鋼管1の内部に平行に挿入でき、鋼管1の奥にな
るにしたがい斜め上がりのガイド溝2aを有し、
さらにガイド溝2aの先端近傍でガイド溝2aの
ストツパー2bを有する絶縁性(例えばテフロン
等)のガイド棒である。3は鋼管1の内部のガイ
ド棒2のガイド溝2aを鋼管1に平行に鋼管1の
内部の奥へ挿入でき、先端部になるに従い、ガイ
ド棒2とは反対に小さくなるよう斜めの嵌合部3
aを持ち、通電性(例えば黒鉛等)を有する加工
端子である。なお、ガイド溝2aはアリ溝形状を
なしており、該ガイド溝2aには同形状に形成さ
れた加工端子3の嵌合部3cが係合されているか
ら、どのような姿勢をとつてもこれらは分離しな
い。該加工端子3の所定位置には鋼管1の内径寸
法よりやや小さめの半円状をなす通電性の凸部3
bがビス5で固定されている。また、加工端子3
には空胴Aが軸線に沿つて設けられ、その空胴に
連通するように凸部3b近傍に複数の噴流口Bが
設けられている。
上述した加工装置によつて鋼管1内部の鋭角部
1aを除去する場合を次に説明する。
ガイド棒2の中間部まで加工端子3の先端が位
置するようにガイド棒2のガイド溝2aと、加工
端子3の嵌合部3aとを組合せて、鋼管1の内部
の奥までガイド棒2を挿入後、鋼管1の一部と加
工端子3の一部とを導電線4で結線し一定電圧
(例えば10V−100A)をかける。(その時、被加工
体の鋼管1が側で加工端子3が側である。) 一定電圧をかけた状態で図示しない供給源から
加工液(例えば、シリコンオイル水溶液等)を空
胴Aを経由して噴流口Bから吐出させながら加工
端子3をガイド棒2のガイド溝2aに沿つて奥の
方へ動かすことによつて、鋼管1の鋭角部1aと
の凸部3bとが接近し、この接近部分において放
電が開始される。したがつて鋼管1の鋭角部1a
は放電加工により、凸部3Bの形状に沿つて除去
される。
加工端子3はガイド棒2のストツパー2bまで
挿入し加工を終了する。そうすることによつて鋼
管1の鋭角部1aは一定にまろやかに短時間で加
工は完了される。
次にガイド棒2と加工端子3との係合関係の他
の実施を第4図に示す。すなわち、ガイド棒2に
成形されたガイド溝2aの断面形状は円形とし、
このガイド溝2aに係合される加工端子3の嵌合
部3cも同様に円形をなし、前述した第2図に示
した実施例と同じく抜け止めされている。
以上説明したように本考案によれば、鋼管1の
内径と同一円状でやや小径の加工端子3を使用
し、放電加工及び電解加工で枝管のついた鋼管1
の内部の鋭角部1aを丸やかに半円周状に短時間
で除去するようにしたから、鋼管1の内部の応力
集中源を少なくできるので強度的に信頼性が向上
した枝管付の鋼管が得られるとともに管内部の突
出部および管の内径寸法の変形を修正することが
できる。
さらに、加工端子の凸部を、鋼管内枝管部の形
状に応じてあるいは凸部が減耗取り替えることが
できるようにしたため、加工装置の製作費用およ
びこれの維持費が従来に比べて大幅に節減でき
る。またさらに、ガイド棒と加工端子とは抜け止
めされているから、第1図に示したような加工状
態のみならず、直立した状態あるいは反転した状
態等、あらゆる姿勢での加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例を示す縦断面図、
第2図は第1図の−断面図、第3図は全体の
斜視図である。第4図は本考案による他の実施例
を示す−断面図である。 1……鋼管、2……ガイド棒、3……加工端
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加工対象の管内に挿入可能で且つ該管の軸線に
    沿つて設けられたガイド用溝が溝開口部より漸次
    幅広となるように形成された絶縁性のガイド棒
    と、該ガイド棒のガイド用溝に嵌合し、該溝に沿
    つて摺動可能で且つ半径方向に突出し着脱自在な
    凸部を有する通電性の加工端子と、該加工端子と
    前記管との間に所定電圧を負荷する手段と、前記
    加工端子の凸部近傍に穿設された噴流口と、該噴
    流口に連通する加工液噴出手段とによつてなるこ
    とを特徴とする管の加工装置。
JP2887383U 1983-02-28 1983-02-28 管の加工装置 Granted JPS59136229U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2887383U JPS59136229U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 管の加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2887383U JPS59136229U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 管の加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59136229U JPS59136229U (ja) 1984-09-11
JPS6142747Y2 true JPS6142747Y2 (ja) 1986-12-04

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ID=30159750

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JP2887383U Granted JPS59136229U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 管の加工装置

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JPS59136229U (ja) 1984-09-11

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