JPS6142137Y2 - - Google Patents

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JPS6142137Y2
JPS6142137Y2 JP12565579U JP12565579U JPS6142137Y2 JP S6142137 Y2 JPS6142137 Y2 JP S6142137Y2 JP 12565579 U JP12565579 U JP 12565579U JP 12565579 U JP12565579 U JP 12565579U JP S6142137 Y2 JPS6142137 Y2 JP S6142137Y2
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JP
Japan
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variable resistor
terminal
measurement terminal
resistance
oscillator
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JP12565579U
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JPS5643064U (ja
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特に電位差計式の接地抵抗計に関す
るものである。
この種の接地抵抗計の外観を示した第1図を参
照すると、この計器はその表面に、3つの測定端
子E,P,Oと、検流計Mと、目盛付ダイヤルD
とをもち、ダイヤルDを回転させ検流計Mの指針
が零目盛を指示したときのダイヤルDの目盛値を
読むことにより、被測定接地抵抗が測定される。
さらに具体的に説明するため、第2図を参照する
と、測定端子Eは被測定接地極P1に接続され、測
定端子PおよびCはそれぞれ補助接地極P2および
P3に接続される。この場合、各接地極P1,P2およ
びP3は、よく知られているように所定の距離を隔
てて地中に打込まれている。計器の内部には、電
池により駆動される発振器1が設けられており、
この発振器1の一方の端子は、変流器2の1次側
巻線を介して測定端子Eに接続され、他方の端子
は、測定端子Cに接続される。変流器2の2次側
巻線間には、可変抵抗器3が接続されおり、この
可変抵抗器3は測定端子Eに結線されている。前
述のダイヤルDに連結された摺動子Sと測定端子
Pとの間には、発振器1の交番出力信号で動作す
る同期整流器4が設けられ、これには前述の検流
計Mが接続されている。
ダイヤルの回転を介して摺動子Sを調節し、検
流計Mをバランスさせると、発振器1から出力さ
れる交番電流Iは、測定端子C−補助接地極P3
被測定接地極P1−測定端子E−変流器2および発
振器1に至る回路を流れる。ここで、測定端子E
−P間の電圧をEe、被測定接地抵抗をRe、測定
端子Eと摺動子S間の電圧をES、抵抗をRS、お
よび変流器2の巻線比を1:nとすると、Ee
IRe、ES=IRS/nで表わされる。検流器Mのバ
ランス時には、Ee=ESであるから、Re=RS
nとなる。したがつて、ダイヤル上の目盛は、抵
抗RSをnで除した値の間隔で刻まれており、検
流計MがバランスしたときのダイヤルDの目盛値
が接地抵抗Reとなる。この場合、ダイヤルの目
盛精度は、可変抵抗器の抵抗変化特性に左右され
る。すなわち、目盛と抵抗値との関係が正しく設
定されていない場合には、その誤差が直接測定誤
差となつて現われるからである。このため、ダイ
ヤルの回転角度に対する抵抗変化特性が一定であ
る分解能の高い可変抵抗器が必要とされている
が、このような可変抵抗器は比較的高価であるた
め、計器のコストアツプは免れないものとされて
いた。他方、ダイヤル上に低抗変化特性に対応す
る精密な目盛を付する作業が面倒であり、また、
ダイヤルが大形となるため、計器を小型化するこ
とはできなかつた。
したがつて、本考案の目的は、ダイヤルの回転
操作にともなう可変抵抗器の抵抗変化分を電気的
に検出してメータに表示することにより、抵抗変
化特性に難がある可変抵抗器を用いた場合でも正
確な接地抵抗の測定を可能とした接地抵抗計を提
供しようとするにある。
以下、本考案の実施例を第3図を参照して説明
する。なおこの図において、第2図と対応する部
分には同一の参照符号を用いている。この接地抵
抗計は、第2図に示された構成のほかに、直流定
圧電源5をもち、この電源5は、可変抵抗器3の
端子a,b間に接続されている。これにより、可
変抵抗器3には、変流器2の2次側巻線に現われ
る交番出力電源I/nに加えて電源5からの直流
電流I0が重畳される。この場合、次側巻線に直流
定電流I0が流れ込まないように、2次側巻線の一
端と可変抵抗器3の一方の端子aとの間にはコン
デンサ6が接続されている。他方、摺動子Sと可
変抵抗器3の他方の端子bとの間には、ローパス
フイルタ7と直流電圧計8が直列に設けられてい
る。なお、この実施例とは異なり、ローパスフイ
ルタ7と直流電圧計8の直列回路を摺動子Sと可
変抵抗器3の一方の端子a間に接続してもよい。
この回路構成において、ダイヤルを回転を介し
て摺動子Sをスライドさせ、検流計Mをバランス
させると、発振器1から出力される交番電流I
は、前述と同様に、測定端子C−補助接地極P3
被測定接地極P1−測定端子E−変流器2および発
振器1に至る回路を流れる。ここで、検流計Mが
バランスしたときの測定端子Eと摺動子S間の電
圧をV1、そのときの抵抗をRXとすると、 V1=(I/n+I0)RX ……(1) で表わされる。この場合、測定端子Eと摺動子
S間における交流分の電圧降下Vaは、 Va=I/n・RX(=IRe) ……(2) である。但し、Reは被測定接地抵抗。交番電
流はローパスフイルタ7により直流電圧計8に流
れ込むのを阻止されるため、直流電圧計8には、
式(1)−式(2)によつて得られる測定端子Eと摺動子
S間における直流分の電圧降下Vb、すなわち Vb=IOX(=IO・nRe) ……(3) が印加される。したがつて、直流電圧計8には、
被測定接地抵抗Reの値が表示されることにな
る。もつともこの場合、直流電圧計の目盛板に
は、抵抗測定目盛が付されており、また、デジタ
ル表示計を組合せることにより、被測定接地抵抗
をデジタル表示することもできる。他方、直流定
電圧電源5から可変抵抗器3の端子a,b間に印
加される電圧をEO、可変抵抗器3の全抵抗をRO
とすると、IO=EO/RO(一定)であるから、
式(3)は、 VD=EO.RX/RO(=EO・nRe/RO) のように表わされる。
したがつて、ダイヤルの回転角度に対する可変
抵抗器3の抵抗変化特性が一定でなくとも、直流
電圧計8には、抵抗RXに比例した直流電圧が印
加されるため、抵抗変化特性に難がある可変抵抗
器を用いた場合でも被測定接地抵抗を正確に求め
ることができる。
このように本考案によれば、抵抗変化特性にバ
ラツキのある安価な可変抵抗値を用いても正確な
被測定接地抵抗値を求めることができるため、接
地抵抗計のコストダウンが可能となる。また、被
測定接地抵抗値を電圧計などのメータにて表示す
るものであるため、ダイヤル上に可変抵抗器の抵
抗変化特性に対応する精確な目盛を付する作業が
省けるとともに、ダイヤルは小形のものでよいた
め、計器の小型化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の接地抵抗計の外観図、第2図は
第1図に示された接地抵抗計の回路図、第3図は
本考案に係る接地抵抗計の回路図である。 図中、参照符号1は発振器、2は変流器、3は
可変抵抗器、4は同期整流器、5は直流定圧電
源、6はコンデンサ、7はローパスフイルタ、8
は直流電圧計、Mは検流計、Sは可変抵抗器の摺
動子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の出力端子を有する発振器と、第1、第2
    および第3の測定端子と前記発振器の一方の出力
    端子と前記第1の測定端子との間に接続された1
    次巻線を有し、その2次巻線の一端は前記第1の
    測定端子に接続された変流器と、該変流器の2次
    巻線と並列に接続され、かつその両端間に摺動子
    を有する可変抵抗器と、前記摺動子と前記第2の
    測定端子間に接続され前記発振器の交番出力によ
    り動作し、かつその出力を前記第2の測定端子へ
    供給する同期整流器と、該同期整流器に接続され
    た検流計とを備え、前記発振器の他方の出力端子
    から前記第3の測定端子を通して前記第1の測定
    端子に電流を印加する接地抵抗計において、前記
    変流器の2次巻線と前記可変抵抗器の他端との間
    に接続されたコンデンサと、前記可変抵抗器の両
    端子間に接続された直流定電圧電源と、前記可変
    抵抗器の摺動子と前記可変抵抗器の選ばれた一方
    の端子間に接続された直流指示計器とを有し、被
    測定接地抵抗を前記直流指示計器にて表示するこ
    とを特徴とする接地抵抗計。
JP12565579U 1979-09-13 1979-09-13 Expired JPS6142137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12565579U JPS6142137Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13

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JP12565579U JPS6142137Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5643064U JPS5643064U (ja) 1981-04-20
JPS6142137Y2 true JPS6142137Y2 (ja) 1986-11-29

Family

ID=29357540

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JP12565579U Expired JPS6142137Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13

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JPS5643064U (ja) 1981-04-20

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