JPS6141962A - 円筒形状物の内面超音波探傷試験用治具 - Google Patents

円筒形状物の内面超音波探傷試験用治具

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JPS6141962A
JPS6141962A JP16382184A JP16382184A JPS6141962A JP S6141962 A JPS6141962 A JP S6141962A JP 16382184 A JP16382184 A JP 16382184A JP 16382184 A JP16382184 A JP 16382184A JP S6141962 A JPS6141962 A JP S6141962A
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probe
leg
legs
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JP16382184A
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Masashi Odaguchi
小田口 政司
Takeji Kokaki
幸加木 武治
Kazuo Nakamura
一男 中村
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Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q9/00Arrangements for supporting or guiding portable metal-working machines or apparatus
    • B23Q9/0014Portable machines provided with or cooperating with guide means supported directly by the workpiece during action
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/26Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
    • G01N29/265Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor by moving the sensor relative to a stationary material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、円筒形状物の超音波探(セをその内面側から
行なう場合に、超音波探触子を該円筒形状物の内面に保
持する為に用いる円筒形状物の内面超音波探傷試験用治
具に関するものである。
[従来の技術1 超音波探傷器を用いて円筒形状物の探傷を行なう場合、
例えば溶接部の欠陥の有無を調べる場合には、先ず欠陥
の有無と欠陥の分布状態の概略とを知る目的で粗探傷を
行ない、この粗探傷で検出された欠陥箇所に印を付けて
おく、次いで、粗探傷で検出された欠陥の正確な位置や
欠陥の大きさ等を知るために、欠陥が検出された箇所の
精密探傷を行なう。
従来円筒形状物の溶接部等の精密探傷を該円筒形状物の
内面側から行なう場合には、粗探傷において印をつけた
個所を対象にIP4音波探儲器のブラウン管に表示され
るエコーを観察しながら作4J員が超音波探触子を片手
で持って円筒形状物の内面に押し当てて走査し、エコー
高さ及びヒーム路程を読み取る。さらにその状態から片
方の手で円筒形状物の内面にスケールを当てて最大エコ
ー高さを示す位置を中心に左右探傷走査を行ない欠陥指
示長さの計測を行なっている。また欠陥の検出に当たっ
ては反射エコーの状態を監視しながら該超音波探触子と
該円筒形状物の内面との接触状態及び該超音波探触子の
向きが最適になるように操作を行なう必要がある。
[発明が解決しようとする問題点] 超音波探;を行なう円筒形状物の内径が大きく。
超音波探傷器一式を管の内部に運び込むことができる場
合には、上記の諸作業を1人で行なうことができるが、
化学プラント等の圧力容器に取り付けるノズルやマンホ
ールのような比較的小径の円筒形状物の探傷を行なう場
合には、超音波探傷器を円筒形状物の内部に運び込むこ
とは不可能であるため、探触子の走査、欠陥箇所の位置
及び欠陥の大きさの測定と、反射エコーの観測及び探傷
器の調整とをそれぞれ別人が行なう必要があり、1個の
円筒形状物の探傷を行なうために2人の作業員が必要に
なる欠点があった。また探触子を押し当てる面は曲面で
あるため、探触子を手で持って押し当てたのでは反射エ
コーが安定し難り、精密な探(tを行なうには熟練を要
する欠点があった。
特に鉛直方向に向いている円筒形状物の場合に1よ、作
業員の姿勢が無理な姿勢になるため、精密な探傷を行な
うことは著しく困難であった。
本発明の目的は、探触子による円筒形状物の内面の走査
、欠陥の位置及び欠陥の大きさの計測と、反射エコーの
観測とを1人で行なうことができるようにした円筒形状
物の内面超音波探傷試験用冶具を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、円筒形状物の内面に超音波探触子を当てて欠
陥の位置及び欠陥の大きさを調べる際に該探触子を円筒
形状物の内面に正しく保持する為の冶具であって、本発
明においては、放射状に伸びる3本の脚部と各脚部の先
端に取付けられたベアリングとを有して該3本の脚部の
先端のベアリングが超音波探傷をすべき円筒形状物の内
周面に当接された状態で該円筒形状物の内周に支持され
る可動支持具と、超音波探触子を保持し得るように構成
されて前記円筒形状物の内周面側に接圧バネで付勢され
た状態で前記可動支持具に支持された探触子保持部材と
が設けられ、前記可動支持具の3本の脚部の内少なくと
も1本の脚部は伸縮可能に構成されて常時その長さが伸
びる方向に脚部付勢用バネで付勢されている。
[発明の作用] 上記の冶具においては、脚部付勢用バネの付勢力により
可動支持具の各ベアリングが円筒形状物の内面に押圧さ
れる。従って脚部付勢用バネの付勢力を適当に設定する
ことにより、円筒形状物が如何なる姿勢で配置されてい
る場合でも可動支持具を円筒形状物の内周に停止した状
態に保持づ゛ることができる。また可動支持具はその脚
部の先端にベアリングを備えていて、円筒形状物の周方
向及び@h線方向に自在に動くことができる。
上記の治具を用いて円筒形状物の超音波探傷を行なうに
当たっては、先ず、可動支持具の探触子保持部材に超音
波探(8器の探触子を取付ける。次(1でこの可動支持
具を円筒形状物の内側に挿入し、脚部付勢用バネの付勢
力により可動支持具の各脚部の先端のベアリングを円筒
形状物の内面に押圧して、可動支持具を円筒形状物の内
周に保持する。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示したもので、同区に
おいて、1は溶接部等の探傷を行なうべき円筒形状物で
ある。この円筒形状物1は例えば第5図または第6図に
示したように管状のシェルSに溶接部Wにより接合され
たノズルNであり、第5図に示すようにシェルSの外周
部に忍接されるセットオンタイプのノズルNの場合には
溶接部Wの近傍に位置するノズルNの内周に超音波探傷
器の探触子Pが当てがわれる。この12合=触子Pとし
ては斜角探触子が用いられ、該探触子Pから溶接部Wに
向けて超音波Uが斜めに放射される。探触子Pはこの超
音波の反射エコーを受信して電気信号に変換し、この電
気信号は増幅された後、ディスプレー装置に与えられる
。これによりディスプレー装置に探傷波形が描かれ、該
探(既波形により欠陥の有無が判定される。欠陥が検出
された場合には、探触子を欠陥が検出された位置に保持
し、エコー高さ及びビーム路程を読み取る。さらにその
状態でノズルNの内周にスケールを当てて最大エコー高
さを示す位置を中心に左右探傷走査を行ない欠陥指示長
さを計測する。
また第6図に示したように、シェルSの周壁を貫通させ
た孔に挿入された状態で補強板Tとともに溶接されるセ
ットインタイブのノズルNの場合には、探触子Pとして
垂直探触子が用いられ、該探触子Pから溶接部Wに垂直
に超音波Uが放射されて上記と同様に探傷が行なわれる
なお、円筒形状物1は上記ノズルNに限られるものでは
なく、超音波探傷を行なう必要がある円筒形のものであ
ればよい。またこの円筒形状物は実質的に円筒と見做す
ことができるものであれば良く、断面形状が多少真円か
らずれている円筒形状物であっても本発明を適用するこ
とができる。
本発明の冶具は、上記探触子Pを円筒形状物1の内周の
任意の位置に保持し得るようにしたもので、本発明の超
音波探(n試験用治具2は可動支持具3と該可動支持具
に支持された探触子保持部材4とからなっている。
可動支持具3は、放射状に伸びる3本の脚部5乃至7を
有している。本実施例では、3本の脚部5乃至7が円筒
形状物1の中心から偏心した位置から放射状に伸びるよ
うに設けられていて、脚部5と脚部6との間の角度及び
脚部5と脚部7との間の角度は135度に設定され、脚
部6と7との間の角度は90度に設定されている。これ
らの脚部5乃至7の内、1つの脚部5は、中空管状の第
1の脚部構成部材501と該第1の脚部構成部材501
内に摺動自在に嵌合された第2の脚部構成部材502と
により伸縮自在に構成されている。
第2図に示したように、第2の脚部構成部材502には
該構成部材502の長手方向に伸びる長孔503が設け
られ、第1の脚部構成部材501に固定されたビン50
4が長孔503内に嵌合されて該ビン504と長孔50
3との係合に、より第2の脚部構成部材502の移動量
(脚部5の伸縮&)が規制されている。
第1の脚部構成部材501内にはバネ受は座505が摺
動自在に嵌合され、該バネ受は座505と、第2の脚部
構成部材502の後端部との間に脚部付勢用バネ(圧縮
バネ)506が配設されている。第1の脚部構成部材5
01の側壁には長孔507が設けられていてバネ受は座
505を貫通させたネジ棒508が該長孔507に嵌合
され、ネジ棒508と長孔507との係合によりバネ受
は座505の変位mが規制されている。ネジ棒508に
は蝶ナツト509が螺合され、該蝶ナツト509を締め
ることによりバネ受は座505を適宜の位置に固定し得
るようになっている。
他の2本の脚部6及び7は上記伸縮自在な脚部5と同一
平面上に位置するように配置されて脚部6及び7の後端
部が脚部5の後端部側面に突合され、脚部5の長手方向
と直角な方向に配置された2本の連結棒8及び9がボル
ト10により脚部5乃至7に固定されている。連結棒8
及び9は第1図の紙面の裏面側にも配設され、これらの
連結棒により3本の脚部5乃至7が強固に結合されてい
る。
脚部5乃至7の先端には、円筒形状物1の内周面を自由
に転動し得るベアリング11が取付けられている。各ベ
アリング11は第3図に示したように、円筒形状物1の
軸綜方向に並べて配置された2個のボールベアリング1
2a及び12bからなっていて、これらのボールベアリ
ングは脚部5乃至7の先端にボルト止めされたフレーム
13に取付1プられたベアリング受け14a及び14b
に回転自在に支持されている。
上記脚部5乃至7とそれぞれの脚部の先端に取付けられ
たベアリング11とにより可動支持具3が64成され、
この可動支持具3は円筒形状物1の内側に配置されてそ
れぞれの脚部の先端のベアリング11が、円筒形状物1
の内周面に当接される。
各ベアリング11は脚部付勢用バネ506の付勢力によ
り円筒形状物1の内周面に押圧されるため、該脚部付勢
用バネ506の付勢力を適宜に設定しておくことにより
、可動支持具3は任意の位置に停止しつる状態で、且つ
円筒形状物1の周方向及び@線方向の双方に変位自在な
状態で該円筒形状物1の内周に保持される。脚部付勢用
バネ506の付勢力の調整は、円筒形状物1の内径の大
きさに応じてバネ受は座505の位置を調整することに
より容易に行なうことができる。
上記実施例の可動支持具3は、円筒形状物1の周方向に
対して実質的に3点で支持されるため、該円筒形状物の
周方向に対して安定に支持される。
また可動支持具3の各脚部は円筒形状物の軸線方向に対
して2点で支持されるため、可動支持具3は円筒形状物
1の内部で転倒する虞れ無く安定に支持される。
探触子保持部材4は上記可動支持具3の伸縮自在な脚部
5の後端部側に配置されて、該脚部5を構成する第1の
脚部構成部材501に取付けられた支持棒16の先端に
、接圧バネ17により円筒形状物1の内周面側に付勢さ
れた状態で支持されている。更に詳細に説明すると、支
持棒16はその後端部が脚部5を構成する第1の脚部構
成部材501の後端部内側に18動自在に嵌合され、該
支持棒16の第1の脚部構成部材501内に位置1Jる
部分に設【プられた長孔(図示Uず。)に第1の脚部構
成部材501を貫通させたボルト18がiひ;合されて
いる。そして該ポル1〜18に蝶ノット1つが螺合され
、該ナツト1つの締匈により支持(仝16が第1の脚部
構成部材501に固定されている。この支持棒16の脚
部構成部材501からの突出長さは、蝶ナツ1〜19を
緩めることにより適宜に調整することができる。
探触子保持部材4は、上記支持棒16の先端に摺動自在
に嵌合された管状部材401と、該管状部材401の先
端開口部を閉じるように配こされたコの字形の探触子固
定板402と、管状部材401の3方の側面と固定板4
02との間にそれぞれ配置されたブラケット403とを
備え、各ブラケット403がポル1〜405により管状
部月401と固定板402とに結合されている。管状部
材401の内部には、支持棒16の先端と固定板4O2
との間に介在する接圧バネ17が嵌合され、該接圧バネ
により探触子保持部材4が常時円筒形状物1の内周面側
に付勢されるようになっている。
また管状部材401の側面に長孔406が設けられてい
て、支持棒16に固定されたビン20がこの長孔406
に嵌合され、これら長孔とビンとの係合により探触子保
持部材4の変位置が規制されている。探触子固定板40
2の相対する1対の起立壁部402a、402bの一部
402a@a通させて設けられたネジ孔に探触子締付は
ボルト407が螺合されている。探触子Pはその1つの
側面を起立壁部402bに当接させた状態で配置され、
該探触子Pの他の側面に当て板408及びクッション材
409を介して探触子締付はボルト4o7の先端が当て
かわれる。この状態でボルト407が締付けられ、探触
子Ptまボルト407と固定板402の起立壁部402
bとの間に挟持された状態で保持される。このように探
触子Pを保持した状態で、探触子Pの中心軸線を脚部5
の中−心軸線に略一致させることができるように固定板
4O2の起立壁部402bの位置が設定されている。
なお上記脚部付勢用バネ506の付勢力は;C圧バネ1
7の付勢力より充分大きく設定され、接圧バネの付勢力
により脚部6及び7の先端のベアリング11が円筒形状
物の内周面から浮上ることが無いように配置されている
上記の治具を用いて超音波探傷を行なうに当たっては、
先ず円筒形状vA1の内径に応じてバネ受は座505の
位置を調整し、脚部付勢用バネ506の付勢力を適値に
調整する。また支持(仝16の突出長さを調整して接圧
バネ17の付勢力を調整する。しかる後、探触子Pを保
持した超音波探+S2試験用冶具2を円筒形状物1の内
側に挿入し、第1図に示したように可動支持具3の脚部
5乃〒7の先端のベアリング11を円筒形状物1の内周
面に当接させると共に探触子Pを円筒形状物1の内周面
に当接ざUる。この時探触子Pは接圧バネ17の付勢力
により常に一定の圧力で円筒形状物1の内周面に当接す
る。また可動支持具3は円筒形状物1の周方向及びl1
lIl線方向のいずれにも変(l白在な状態で且つ任意
の位置に停止し得る状態で円筒形状IJI11の内周に
保持されているので、この可動支持具を手で持って動か
すことにより探触子Pを円筒形状物1の内周面の任意の
位置に移動させてその位置で停止させることができる。
上記のように探触子Pを保持した治具2を円筒形状vl
J1の内周に配置した後、探触子Pを図示しない超音波
探(a器の送信部及び受信部に接続し、探触子Pを円筒
形状物1の最初に検査すべき箇所に当てて該探触子Pが
ら円筒形状物1内に超音波を放射する。この超音波の反
射エコーをディスプレー装置によりriA測し、欠陥箇
所と判断された場合には、欠陥の位置及び欠陥の大ぎさ
等を測定するためにエコー高さ及びビーム路程を読み取
る。
その状態で円筒形状物1の内周面にスケールを当てて探
触子Pの位置及び欠陥指示長さの計測を行ない、記録す
る。次に可動支持具3を手で操作して探触子Pの位置を
次の検査位置までずらし、同じ作業を繰返す。これらの
作業を行なっている間、探触子Pは可動支持具3により
所定の箇所に保持された状態にあるので、作業者は探触
子Pを保)、Iしている必要が無い。従って作業者は探
触子Pによる円筒形状物1の内周面の走査と、ディスプ
レー装置の調節及びI察と、欠陥箇所の計測とを全て行
なうことができ、1人の作業者が全ての作業を行なうこ
とができる。また探触子Pは接圧バネにより常に一定の
圧力で円筒形状物1の内周面に押圧された状態にあるの
で、反射エコーの再現性及び安定性を向上させることが
できる。
上記の構造で、実際に内径が250m乃至320Mの円
筒形状物に対して適用できる超音波探傷試験用冶具を試
作して実験を行なった屑、反!8エコーの再現性及び安
定性が極めて良好であるために、欠陥の評価を短時間で
行えることが明らかになった。また作業性が良く、欠陥
位フの計測の際に作業者が両手を使うことができるため
、欠陥箇所の計測を高精度で行えることが明らかになっ
た。
上記の実施例において、脚部6及び7を脚部5と同様に
伸縮自在にも′4成してこれらの脚部6及び7内に脚部
付勢用バネを設け、両脚部6及び7の先端のベアリング
11をバネの付勢力により円筒形状物1の内周に所定の
圧力で押圧する構造にづ。
ることもできる。
第7図は本発明の第2の実施例を示したもので、この実
施例では、脚部6及び7がそれぞれ中空管状の第1の脚
部構成部材601及び701と該第1の脚部構成部材に
摺動自在に嵌合された第2の脚部構成部材602及び7
02とにより伸縮自在に構成されている。脚部5の後端
部に溶接等により支持板30が固定され、該支持板3Q
に第1の脚部構成部材601及び701の後端部がビン
31及び32により枢支されている。脚部6及び7の第
1の脚部構成部材601及び701にはそれぞれ長孔6
03及び703が設けられていて、第2の脚部構成部材
602及び702を貫通させたボルト608及び708
が長孔603及び703にそれぞれ1■合され、これに
より第2の脚部構成部材602及び702の1習動範囲
が規制されている。ボルト608及び708にはそれぞ
れ蝶す一ット609及び709が螺合され、これらの蝶
ナツトを締めることにより脚部6及び7の第2のIII
JI部椙成部材602及び702の突出1% (脚部6
及び7の長さ)を調整し背るJ二うになっている。まI
こ脚部5の後端部に略U字形の板33が溶接等により固
定され、該板33にはビン31及び32の位置を円弧の
中心とする円弧状のガイド孔34及び35が設けられて
いる。これらのガイド孔34及び35にそれぞれ脚部6
及び7の脚部構成部材601及び701に固定されたポ
ルh 610及び710が嵌合され、これにより脚部6
及び7の回動範囲が規υ1されている。ポル1〜610
及び710にはそれぞれ蝶ナツト611及び711が螺
合され、これらの蝶ナツ1〜を締めることにより脚部6
及び7を任意の角度位置に固定できるようになっている
。その他の点は第1図に示した実施例と同様に構成され
ている。
第7図のように脚部6及び7を伸縮可能且つ回動可能に
構成しておくと、円筒形状物の内径に応じて脚部6及び
7の長さと傾きとを調整することにより各ベアリング1
1を円筒形状物の内周に正しく当接させるように調整す
ることができるので、第1図に示した例より更に広範囲
の内径の円筒形状物に対して適用し得るようになる。
第7図に示した例において脚部6及び7の第1及び第2
の脚部構成部材間にそれぞれ脚部付勢用バネを介在させ
て、脚部6及び7の先端のベアリング11を円筒形状物
1の内周面に一定の圧力で押圧する構造とすることもで
きる。
第8図は本発明の第3の実施例を示したもので、この実
施例では、脚部6及び7が脚部5と同様に伸縮自在に構
成されている。即ち、脚部6及び7ば、それぞれ第1の
脚部構成部材601及び701と、両力1の脚部構成部
材に摺動自在に嵌合された第2の脚部構成部材602及
び702と、第1の脚部構成部材601及び701を貫
通させて設けられて第2の脚部構成部材602及び70
2に設けられた長孔に嵌合された摺動範囲規制用のビン
604及び704と、第1の脚部構成部材601及び7
01内に摺動自在にl■合されたバネ受は座605及び
705と、脚部付勢用バネ606及び706と、第1の
脚部構成部材601及び701に設【プられた長孔に嵌
合するボルト608及び708と、これらのボルトに螺
合する蝶ナツ1−609及び709とにより構成され、
第2の脚部構成部材602及び702の先端に取付けら
れたベアリング11が常時脚部付勢用バネ606及び7
06の付勢力により円筒形状物1の内周面に押圧されて
いる。脚部5乃至7の第1の脚部4i4成部材501,
601及び701は互いに120度の角度間隔をもって
放射状に配置され、脚部構成部材501の略中間部に脚
部構成部材601及び701の後端部が溶接されている
探触子保持部材4を支持する支持棒16は脚部5の第1
の脚部構成部材501の後端部側から該脚部構成部材5
01の内部に挿入され、支持棒16を貫通させたボルト
18が脚部構成部材501の後端部側面に設けられた長
孔510に1矢合されている。ボルト18には蝶ナツト
19が螺合され、該蝶ナツトを締めることにより支持8
16の突出長さを調整し得るようになっている。
第8図に示した冶具を用いて超音波像(=を行なう場合
には、脚部付勢用バネ506,606及び706の付勢
力を等しくするように調整して脚部5乃至7の交点を円
筒形状物1の中心に略一致させた状態にする。また脚部
付勢用バネ506.606及び706の付勢力を接圧バ
ネ17の付勢力より充分大ぎくして接圧バネ17の付勢
力により可動支持具3の各ベアリングが浮上がることが
無いようにしておく。
〔発明の効果] 以上のように、本発明によれば、先端にベアリングが取
付けられた3本の脚部を備えた可動支持具に探触子保持
部材を取付け、該可動支持具の少なくとも1本の脚部を
伸縮自在と駿で脚部付勢用バネにより付勢して、該可動
支持具を円筒形状物の内周に変位自在且つ任意の位置に
停止可能に支持し得るようにしたので、探触子を円筒形
状物の任意の位置に人手を要すること無く保持すること
ができる。従って1人の作業者で探触子による円筒形状
物の内面の走査、欠陥の位置及び欠陥の大きざの計測と
、超音波探触器の調整及び反射エコーの観察とを全て行
なうことができ、作業人員の数を減らすことができる。
また探触子が接圧バネにより一定の圧力で付勢された状
態で円筒形状物の内面に抑圧保持されるので、探触子を
常に安定に保持することができ、反射エコーの再現性及
び安定性を向上させて欠陥の評価を短時間で行なわせる
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示した正面図、第2図
は第1図の要部をへ方向から見て拡大して示した要部拡
大図、第3図は第1図のl1l−III線断面図、第4
図は第1図の要部を8方向から見て拡大して示した要部
拡大図、第5図及び第6図はそれぞれ本発明の治具を適
用しく96円筒形状物の異なる例を示した断面図、第7
図及び第8図はそれぞれ本発明の第2及び第3の実施例
を示した正面図である。 1・・・円筒形状物、2・・・超音波探傷試験用治具、
3・・・可動支持具、4・・・探触子保持部材、5〜7
・・・脚部、506,606,706・・・脚部付勢用
バネ、11・・・ベアリング、17・・・接圧バネ、P
・・・探触子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 放射状に伸びる3本の脚部と各脚部の先端に取付けられ
    たベアリングとを有して該3本の脚部の先端のベアリン
    グが超音波探傷をすべき円筒形状物の内周面に当接され
    た状態で該円筒形状物の内周に支持される可動支持具と
    、超音波探触子を保持し得るように構成されて前記円筒
    形状物の内周面側に接圧バネで付勢された状態で前記可
    動支持具に支持された探触子保持部材とを具備してなり
    、前記可動支持具の3本の脚部の内少なくとも1本の脚
    部は伸縮可能に構成されて常時その長さが伸びる方向に
    脚部付勢用バネで付勢されていることを特徴とする円筒
    形状物の内面超音波探傷試験用治具。
JP16382184A 1984-08-06 1984-08-06 円筒形状物の内面超音波探傷試験用治具 Pending JPS6141962A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0634627A2 (en) * 1993-07-12 1995-01-18 Wheelabrator Engineered Systems Inc. Annulus measuring device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0634627A2 (en) * 1993-07-12 1995-01-18 Wheelabrator Engineered Systems Inc. Annulus measuring device
EP0634627A3 (en) * 1993-07-12 1996-11-20 Wheelabrator Eng Syst Apparatus for measuring an annular distance.

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