JPS6139715B2 - - Google Patents

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JPS6139715B2
JPS6139715B2 JP6886782A JP6886782A JPS6139715B2 JP S6139715 B2 JPS6139715 B2 JP S6139715B2 JP 6886782 A JP6886782 A JP 6886782A JP 6886782 A JP6886782 A JP 6886782A JP S6139715 B2 JPS6139715 B2 JP S6139715B2
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central channel
channels
metal
furnace
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JP6886782A
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JPS58188088A (ja
Inventor
Petorobichi Horisuchiuku Bitarii
Arekuseebichi Seredenko Buradeimiru
Ibanobichi Deyuboderofu Bikutoru
Rahamiriebichi Tsuin Maruku
Rubimobuna Aronoba Nina
Bashiriebichi Marushebusukii Reonido
Buradeimi
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INSUCHI PUROBUREMU RICHIA AN UKURAI SSR
Original Assignee
INSUCHI PUROBUREMU RICHIA AN UKURAI SSR
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Publication date
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  • General Induction Heating (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冶金および鋳造、より詳しく述べるな
らば、みぞ型誘導炉(channel―type induction
furnace)に関するものである。溶解、予熱、混
合、処理および溶融金属を取鍋又は鋳型内へ送る
前での貯蔵のための炉を製造するのに本発明は最
も有効であろう。
みぞ型誘導炉を開発する際に専門家の直面する
重要な問題は、比較的に小さな炉サイズにて炉の
効率および信頼性を改善することである。この点
について非常に多くの試みが行なわれてきたにも
かかわらず、この問題はまだ満足できるほど解決
されていない。
現在のところ最も有効な炉のひとつは、溶融金
属用浴槽と、この浴槽下に鉛直面又は傾斜面に配
置された溶解チヤンネルであつて、それぞれの上
端部が溶槽と接続している中央チヤンネルおよび
2本のチヤンネル並びに前述のチヤンネルをそれ
ぞれの下部にて相互に連通させるのに適した2本
のチヤンネルを含む溶解チヤンネルと、巻線を有
しかつ側部チヤンネルを取り巻いている閉磁心
と、巻線を有しかつその磁極片で中央チヤンネル
の接続チヤンネルとの接続場所を囲んでいる閉磁
心と、中央チヤンネルと接続する溶融金属排出導
管とを含んでなる(フランス特許第1600320号、
アメリカ特許第3502781号および西ドイツ特許第
1905412号参照)。
上記炉において、接続チヤンネル(connecting
channels)は中央チヤンネルおよび側部チヤンネ
ルと直角に位置するひとつの直つすぐな水平導管
を形成するように構成されており、中央チヤンネ
ルと側部チヤンネルとはその長さが等しい。閉磁
心(colsed magnetic cores)は溶解チヤンネル
内にある溶融金属中に電流を誘導するものであ
り、すなわち、閉磁心は炉の作用コイルを形成し
ている。開磁心(open magnetic core)は中央
チヤンネルと接続チヤンネルとの接続場所にて溶
融金属を横切る磁界を形成するものである。磁界
と誘導電流との相互作用の結果として、電磁力が
生じて溶融金属を動かす。
前述の電磁力を高めるために開磁心の磁極片間
隙を狭くし、そして中央チヤンネルの側部チヤン
ネルとの接続場所での電流密度を高めるためにこ
の接続場所での接続チヤンネルを細くすることに
よつて炉の活性領域(active zone)を増やす。
金属排出導管は着脱可能に作られており中央チヤ
ンネルとの接続箇所には耐熱材料、例えば、グラ
フアイトで作られた導電性末端部品を有してい
る。排出導管は溶融金属をその消費場所へ送るの
に適している。
炉は次のように働く。溶解チヤンネルが溶融金
属で満たされかつ磁心のコイルが交流電源に接続
されたときに、電流が溶解チヤンネル内の金属中
に誘導され、そしてこの誘導電流が炉の活性領域
を横切る磁界と相互作用する。その結果、誘導電
流の作用によつて炉内金属が加熱されかつ溶解さ
れ、そして誘導電流と磁界との相互作用が溶融金
属を“溶解チヤンネル―溶融浴槽”経路に沿つて
動かす電磁力を生じさせる。溶融金属の移動速度
は、溶解チヤンネルに伝達される電力の大きさに
かかわりなく、開磁心の巻線にかかる電圧を変え
ることによつて制御されるであろう。
この炉にはいくつかの操業方式がある。“金属
放出(metal pouning―off)”方式では、両方の
閉磁心上の巻線が同相接続されかつ電流を溶解チ
ヤンネル内で誘導し、この電流が2つの閉回路、
それぞれは中央チヤンネル、排出導管のググラフ
アイト末端部品、溶融金属浴槽、接続チヤンネル
の一方および対応する側部チヤンネルで構成され
ている回路に沿つて一方向に流れる。中央チヤン
ネル内の電流は逆流しており、したがつて、この
部分での結果としての電流はゼロである。開磁心
のコイルによつて作られる磁束が炉の活性領域を
横切り、そして金属中の電流と相互作用で中央チ
ヤンネルに沿つた方向の電磁力を生じさせ、この
電磁力が金属を中央チヤンネルに沿つて排出導管
内へそしてそこから金属消費場所へ動かす。この
場合に溶融金属が浴槽から側部チヤンネルを通つ
て中央チヤンネル内へ吸引される。この方式にお
いて溶融金属は溶解チヤンネルの全ての部分内で
移動する。
“金属貯蔵(metal storing)”方式への転換が閉
磁心の巻線のひとつにかかる電圧を逆にすること
によつて行なわれ、その結果として両方の回路の
電流が中央チヤンネル内の金属中を一方向に流
れ、次に排出導管のグラフアイト末端部品を通し
て対応する回路へ分けられる。活性領域内を流れ
る電流は開磁心の巻線によつて作られる磁界と相
互作用して電磁力を生じさせ、その電磁力の一成
分が接続チヤンネルに沿つた方向である。この電
磁力成分は金属を閉経路:浴槽―第1側部チヤン
ネル―接続チヤンネル―第2側部チヤネル(中央
チヤンネルを無視して)に沿つて動かす。その結
果、金属は放出操業の間の時間中に混合される。
この方式でのこの際に中央チヤンネル内の金属は
移動しない。排出導管が中央チヤンネルに取付け
られている場合には排出導管の存在の結果とし
て、中央チヤンネル内の過熱された金属が浴槽中
の比べて冷たい金属から隔てられている。
上述のみぞ型誘導炉にはその使用時にある種の
障害がある。中央チヤンネルの長さが側部チヤン
ネルの長さと同じであることから、チヤンネルの
表出しているライニングにかかる熱負荷が均一で
なく、このことが表出ライニングに摩耗速度をよ
り速くする結果になる。“金属貯蔵”方式におい
て、中央チヤンネル内を流れる電流は側部チヤン
ネル内を流れる電流よりも2倍高く、このことが
溶解チヤンネルのライニングの局部的な過熱およ
び割れを引き起こす。放出操業中では中央チヤン
ネル内の電流は金属を通つて流れないが、電気回
路の合計抵抗が中央チヤンネルの抵抗値だけ減少
するので側部チヤンネル内の電流がかなり増大
し、この場合にも溶解チヤンネルの表出している
ライニングにかかる熱負荷が不均一になる。
この炉の活性領域において、すなわち、接続チ
ヤンネルが細くされている領域において、電流密
度が高められて、ライニング中の熱応力の増大を
招く。
この方式の操業において電流が水平に配置され
た接続チヤンネルを直線的に流れるので、開磁心
の磁界とと活性領域内のみにて相互作用すること
で電磁力を作るのに寄与しかつ溶融金属を動かす
のに使われるその他の付加電磁力を作らない。ま
た、この炉では金属の放出の場合に、中央チヤン
ネルが接続チヤンネルと直角に配置されているの
で金属が接属チヤンネルから中央チヤンネル内へ
流れるときに液圧損失が生じることに注目すべき
である。炉の活性領域内での接続チヤンネルの細
い部分によつても付加液圧抵抗が生じている。上
述の短所が先行技術の誘導炉の効率を低下させて
いる。
次のことにも注目すべきである。この炉の活性
領域内において電磁分離が行なわれ、その結果と
して非導電性固体粒子(例えば、スラグ介在物)
がこの活性領域内にしだいにふえ、一方導電性粒
子(溶融金属)は中央チヤンネルを上方へ通過す
る。非導電性粒子は活性領域をふさぎ、そして活
性領域の自由断面積の減少の結果として、特に、
活性領域の側面部がピンチ効果を引き起こすであ
ろう。このピンチ効果が溶融金属回路のの中断を
招き、このことによつて炉の正常な操業を妨げ
る。このような溶融金属回路の中断がこの炉内の
活性領域を構造的理由のために故意に細く作るこ
とによつて助長されている。
さらに、先行技術の誘導炉における活性領域を
含んでいる接続チヤンネルはその全長にわたつて
チヤンネルシステムの最も低い部分であり、この
部分に溶融金属中に含まれる介在物の最大量がし
だいにたまる。しかしながら、これらチヤンネル
の形状のために介在物が広がることはむずかし
く、そして、炉の操業中はこれらチヤンネルに近
づくことが全くできず、このため溶解チヤンネル
全体の保全又は交換のために炉の操業をしばしば
停止する必要がある。
金属の添加物処理あるいは金属の化学組成およ
び温度の平均化のために、金属排出導管を接続せ
ずに除いた状態で炉を“金属放出”方式で操業し
なければならないことも指摘すべきことである。
この場合に、活性領域内の金属は溶槽中の金属に
比べて過熱されることになる。なぜならば、活性
領域は溶槽から比較的に離れておりかつこれら場
所の間の伝熱が結果的には妨げられているからで
ある。
加えて、炉の各操業サイクルを終えた後に作業
員が直面する困難がある。たとえば、みぞ型炉で
は炉にまた装填されていないときに二次回路を閉
じるために、操業開始前に溶解チヤンネルを金属
で満たさなければならないことが良く知られてい
る。さらに、操業終了後に炉を傾けることによつ
て溶融金属を溶槽および溶解チヤンネルから出す
わけで、炉を傾けるための特別な機構が必要にな
る。再び炉の操業を開始するためには溶解チヤン
ネルおよび溶解を特別なヒータでもつて加熱しな
ければならず、そのために多くの時間がかかり、
その後に別の炉にてあらかじめ溶解した液状金属
を浴槽内へ装填する。このことが炉の効率を大幅
に低下させかつ操業全体をより複雑にする。
しかしながら、ある場合には金属を溶解チヤン
ネルから放出せずに電気エネルギーの付加的消費
による加熱によつて溶融状態に保持する。金属を
凝固しないように加熱すべきにかかわらず、ほか
の場合に凝固した金属を再溶解するときに溶解チ
ヤンネルが高熱応力の結果として破損するかもし
れない。この高熱応力は接続チヤンネルに沿つた
自由断面積に差異があることによつて引き起こさ
れる。
ときには凝固した金属を溶解チヤンネル内でこ
れらチヤンネルに損傷を与えることなく溶解する
ことが可能であり、このことは“金属放出”方式
から“金属貯蔵”方式へ繰り返して変更すること
によつて達成される。“金属放出”方式において
は電流は中央チヤンネルを流れないので、第1に
活性領域内で金属が溶解され、次に接続チヤンネ
ルおよび側部チヤンネル内で、そして中央チヤン
ネル内で溶解される。“金属貯蔵”方式において
は中央チヤンネル内を流れる電流が側部チヤンネ
ルおよび接続チヤンネル内を流れる電流よりも強
いので、金属は中央チヤンネル内でより急速に溶
解される。操業の方式を繰り返し変更して金属を
溶解チヤンネル内で均一に溶解することは好都合
でないことは明らかであり、したがつて実際には
炉の操業サイクルが終了するたびごとに、残つて
いる金属を完全に出しそして炉に新しい1回分の
金属が装填される。
本発明は、炉の効率、信領性および保全での好
都合が接続チヤンネルに相対的位置を変えること
および開磁心の磁極片によつて囲まれた溶解チラ
ンネルの領域を広ろげることによつて改善されて
いるみぞ型誘導炉を提供することである。
本発明の目的が次のようなみぞ型誘導炉によつ
て達成される。すなわち、このみぞ型誘導炉は、
溶融金属用浴槽と、この浴槽の下で鉛直面又は傾
斜面に配置された溶解チヤンネルであつて、それ
ぞれの上端部が浴槽と接続している中央チヤンネ
ルおよび2本の側部チヤンネル並びにこれらチヤ
ンネルをそれぞれの下部にて相互に連通させるの
に適している2本の接続チヤンネルを含んだ溶解
チヤンネルと、巻線を有しかつ側部チヤンネルを
取り巻いている閉磁心と、巻線を有しかつその磁
極片で中央チヤンネルと接続チヤンネルとの接続
場所を囲んでいる開磁心と、中央チヤンネルと接
続する金属排出導管とを含んでなる炉であつて、
接続チヤンネルは上向き収束線に沿つて伸びてお
りかつ中央チヤンネルと接続している共通部分を
形成し、各接続チヤンネルが中央チヤンネルの軸
に対して10ないし80度の角度に位置しており、接
続チヤンネルおよび中央チヤンネルの共通部分が
開磁心の磁極片の間に位置しており、そして中央
チヤンネルと接続チヤンネルの共通部分との合計
長さが磁極片の高さを越えないことを特徴として
いるみぞ型誘導炉である。
接続チヤンネルのこのような配置のために、こ
れらチヤンネルによつて形成されたかど(コーナ
ー)のまわりを流れる電流が付加電磁力を生じさ
せ、この電磁力が過熱された金属を、開磁心にエ
ネルギーを与えない場合でさえも、接続チヤンネ
ルおよび側部チヤンネルから中央チヤンネル内へ
動かし、このことが炉の効率をかなり高める。接
続チヤンネルのこのような相対的な配置が、接続
チヤンネルから中央チヤンネル内への金属流はそ
んなに急に曲がらないことのために、活性領域の
液圧抵抗の減少を招き、このことは次に炉の効率
をまた高める。活性領域が接続チヤンネルおよび
側部チヤンネルの下部よりも高いところにあり、
その結果閉塞の発生それ故にピンチ効果の発生の
可能性が減少する。加えて、浴槽から活性領域ま
での距離がより短かく、このことが一方では活性
領域のクリーニングを非常に容易にし、他方では
中央チヤンネル長さが側部チヤンネルの長さと比
べて短かいので、ライニング中に発生する熱応力
が、“溶解チヤンネル―浴槽”経路に沿つたより
よい伝熱のために減少する。
提案した炉における開磁心はその磁極片で接続
チヤンネルの共通部分(活性領域)のみならず中
央チヤンネルをも囲むために、排出導管が外され
ていないときでさえも、“金属貯蔵”方式におい
て、これらチヤンネルの全長に沿つて金属が中央
チヤネル内で強く移動しかつ側部チヤンネルおよ
び接続チヤンネル内を流れる金属と混合する。
さらに、提案した炉においては接続チヤンネル
の中央チャンネルとの接続領域にて接続チヤンネ
ルの厚さを減らす必要がなく、この領域での電流
密度を高めるためには、“金属放出”方式で一方
の側部チヤンネルから他方の側部チヤンネルへ接
続チヤンネルを通過する電流は接続チヤンネルに
よつて形成された角張つた突出部の周りを流れる
ために、結果としてこの部分にて電流密度が高ま
り、このことがそこで生じる電磁力の増大を招
く。
加えて、溶解チヤンネルの提案した相対的な配
置は、炉を停止しかつ金属を出す必要を作ること
なく、浴槽のサイドから接続チヤンネルへの接近
を可能にする。
提案した炉の上記長所は各接続チヤンネルと中
央チヤンネルとの間の角度が10ないし80度の範囲
にあるならば達成されるであろうと経験的にわか
つた。もしこの角度が10度より小さいならば、活
性領域での接続チヤンネルのライニングがより複
雑になる。さらに、このような小さな角度のため
に接続チヤンネルの長さを長くする必要があり、
このことが溶融金属によつて囲まれる面積の増大
を招き、そのために溶融金属一巡の誘導リアクタ
ンスを増大させ、したがつて炉の効率を下げる。
もし前述の角度が80度よりも大きいならば、上述
した付加電磁力の程度が特にゼロまで減少する。
さらに、(このような角度において)閉磁心を配
置する上での好都合を与えるためには閉磁心を中
央チヤンネルから炉の周囲へ移す必要があり、こ
のことが今度は溶融金属によつて囲まれている面
積の増大を招き、このことが誘導リアクタンスの
増大の結果になり、したがつて炉の効率がより低
くなる。閉磁心を動かさなければならない必要性
が炉のサイズを全体として大きくする。
接続チヤンネルの共通部分の長さに対する中央
チヤンネルの長さの割合が0.5から2までの範囲
にあることは適切であり、このことが“金属放
出”方式での液状回路の異なる区域を流れる電流
の最良の相互作用を確実にしかつ浴槽のサイドか
ら接続チヤンネルへの最も好都合な接近を確実に
する。もしこの割合が0.5より小さいならば、反
対方向に流れる電流の2つの経路の間の距離があ
まりにも小さくなり、結果としてよく知られてい
る電流の流れている導電体の反発作用が生じるで
あろうし、このことが炉を“金属放出”方式で操
業しているときに溶融金属を中央チヤンネル内へ
流れるのを妨げる力を発生させる。前述の長さの
割合が2より大きい場合には、中央チヤンネル長
さが非常に長くなつてしまうので接続チヤンネル
への接近がある程度よりむずかしくなり、最終的
に表出した中央チヤンネルのライニングにかかる
熱負荷が増大することになる。
接続チヤンネルの共通部分長さに対する中央チ
ヤンネル幅の割合が0.5から10までの範囲にある
ことは好ましく、この場合に溶解チヤンネルのラ
イニングへの熱負荷の最も均一な分布を確実にす
る。もしこの割合が0.5よりも低いならば、中央
チヤンネルはより細くなつているために中央チヤ
ンネルのライニングにかかる熱負荷が増大しかつ
ピンチ効果の可能がより高くなる。前述の割合が
10より高い場合には、“金属放出”方式で中央チ
ヤンネルの方へ接続チヤンネルに沿つて流れる電
流の散逸が生じて、接続チャンネルの接続場所で
の電流密度が低下しかつこの場所にて発生する電
磁力を減少させる。
各接続チヤンネルの長さに対する浴槽の半分の
長さの割合が0.8から2までの範囲にあるように
提案した炉を構成することは好ましい(なお、本
明細書において浴槽の半分の長さの表現は溶解チ
ヤンネル平面で測定して中央チヤンネルの軸から
浴槽の側壁までの最短距離を意味するのに使用し
ている)。これら値の割合は炉を操業するのにか
つ液状金属を炉内を循環させるのに最も望ましい
条件を与える。この割合が0.8よりも低い場合に
は、浴槽の半分の長さがより小さくなり、このこ
とが浴槽高さの可能な増大(これは浴槽の必要容
量を維持すべきときに必要である)と一緒になつ
て溶解チヤンネルのクリーニング条件を悪化さ
せ、このようなクリーニングのためにより複雑な
装置を使用する必要が生じる。もし前述の割合が
2より高いならば、浴槽側壁と溶解チヤンネルと
の間の距離がかなり増大することにより、このこ
とが浴槽側壁に隣接した金属部分の循環に影響を
与えて金属全体の加熱の均一性を悪くする。
提案した炉の可能な実施態様例として、中央チ
ヤンネルがその上側部分にて溶解チヤンネルの平
面で拡大する側壁を有しており、この場合に前述
したチヤンネルの表示幅は、溶解チヤンネルの平
面で測定して、その最も狭い所での寸法を意味し
ている。中央チヤンネルを広ろがるように作るこ
とは中央チヤンネルおよび接続チヤンネルへのよ
りよい接近を与える。
この実施態様例において中央チヤンネルの各側
壁が対向して配置された接続チヤンネルの軸と平
行であるならば、最も良い結果が達成されるであ
ろう。提案した炉のこのような構造が、“溶解チ
ヤンネル―浴槽”経路に沿つた金属の最良の循環
を与えてこの経路に沿つた液圧損失を減らす。
以下、添付図面に示した本発明の実施態様から
本発明の特性がさらに理解されるであろう。
添付図面の第1図および第2図を参照して、提
案したみぞ型誘導炉は、溶融金属用の浴槽1、側
部チヤンネル2,3と、中央チヤンネル4と、接
続チヤンネル5,6とからなる溶解チヤンネル、
それぞれに巻線9,10を有する閉磁心7,8、
2つの巻線12と13とを備えた開磁心11およ
び金属排出導管14を含んでなる。溶解チヤンネ
ル2,3,4,5および6は、特に炉の縦対称平
面と一致している共通の鉛直平面内に配列されて
いる。第1図において、この鉛直平面は図面の面
と一致している。溶解チヤンネルの平面が、特定
の操業条件に依存して、傾斜しかつ縦対称平面か
ら離れて浴槽1の下に位置してもよい。文字Lお
よびIはそれぞれ浴槽の長さの半分および各接続
チヤンネル5,6の長さを示している。
閉磁心7および8はそれぞれ側部チヤンネル2
および3を取り巻いており、かつ閉磁心11はそ
の磁極片11aおよび11bで中央チヤンネル4
の接続チヤンネル5,6との接続場所(炉の活性
領域)を囲んでいる。磁心7,8,11の巻線
9,10,12,13は商用周波数の交流が流さ
れ、対応する磁心の全長に沿つてかつある部分に
配置されかつなんらかの形状、特に円筒形であろ
う。金属排出導管14は中央チヤンネル4と接続
されており(第1図)、かつ炉の操業の便宜のた
めに着脱可能に作られている。
本発明によると、接続チヤンネル5および6は
第3図に示したように上向き収束線に沿つて延び
ており、長さ“a”の共通部分を形成している。
この共通部分は長さ“b”の中央チヤンネル4と
接続している。各接続チヤンネル5,6は中央チ
ヤンネル4の軸に対して10ないし80度の角度に配
置されている。開磁心11の磁極片の高さh(第
3図中破線の正方形としてこれら磁極片のひとつ
を示す)がha+bの条件から選定される。
中央チヤンネル4の幅“c”は、溶解チヤンネ
ルの平面で側定して長さ“b”にわたつて一定で
あるか又は変化する。第3図に示した提案した炉
の好ましい実施態様例において、中央チヤンネル
4の側壁4aおよび4bは広がつており、この場
合に寸法“c”が中央チヤンネルのその最も細い
部分での幅である。このような場合に、中央チヤ
ンネル4の側壁4aおよび4bのそれぞれは対向
して配置された接続チヤンネル6および5の軸と
実質的に平行であるのが最も効果的な態様であ
る。
実験から提案した炉の操業において最も良い結
果が、下記条件の少なくともひとつが満足されて
いるならば、達成されることがわかつた。
b/a=0.5…2 c/a=0.5…10 L/I=0.8…2 提案した誘導炉が次のように操業される。浴槽
1(第1図および第2図)を液状金属で満たし、
チヤンネル2,3,4,5および6を満たしたと
きに、この液状金属が閉磁心7および8の2次巻
線となる短絡液状金属巻き(tunns)を形成して
いる。炉の操業方式を磁心7,8および11の巻
線9,10,12および13を適切に接続するこ
とによつて設定する。
金属を加熱し、溶解し又は添加処理するとき
に、炉を“金属貯蔵”方式で操業するために、磁
心7および8の巻線9および10が反対位相にさ
れる。この場合に、接続チヤンネル5,6の共通
部分および中央チヤンネル4の内で電流が流れ、
この電流はI′(第4図および第5図)によつて表
示した各電流の2つの幾何学合計に等しくかつ側
部チヤンネル2および3、接続チヤンネル5又は
6、中央チヤンネル4および浴槽1によつて形成
される閉路に煙つて流れる。これら電流I′は提案
した炉の誘導子として働く巻線9,10を有する
閉磁心7および8によつて誘導される。金属内に
誘導された電流は金属も前もつて定めた操業条件
に従つて加熱し溶解する。
金属の全体積にわたつて炉内での金属加熱速度
を高めるために、開磁心11の巻線12および1
3に電力を与えて磁極片の間に磁界を作り、磁界
の磁気誘導B′が液状金属内の電流I′と位相で一致
する。炉の活性領域でのこの磁界と電流I′との相
互作用の結果として、2つの成分F′1およびF′2
らなる電磁力F′0が生じ(第5図)、この場合に力
F′1は接続チヤンネル5の内へ向いており、金属
をV1速度で経路4―1―4(第7図において第
1閉経路を一点鎖線で示し、そして第2閉経路を
点線で示す)に沿つて動かす。結果として過熱さ
れた金属が溶解チヤンネルが浴槽1内へ進む。金
属流の速度が、磁心7,8の巻線9,10への印
加電圧を変えることなく磁心11の巻線12,1
3への印加圧を変えるとによつて制御されるであ
ろうし、このことが金属流の速度および金属の加
熱速度を別々に制御するのを可能にする。
“金属放出”方式で炉を操業するために、磁心
8および8の巻線9および10を同相接続し、こ
の場合に誘導電流I″が第8図に示した経路に沿つ
て流れる。中央チヤンネル4内では電流は流れな
い(第9図参照)、なぜならば、巻線9および1
0のついた磁心7および8がこの中央チヤンネル
内で反対方向に流れる等しい電流を誘導するから
であり、このことは第8図中の破線で示されてい
る。
磁心11の巻線12,13に電圧をかけたとき
に、磁界が炉の活性領域内に作られ、この磁界は
金属中を流れる電流I″と同相である誘導B″(第
10図)を有する。この磁界がこの電流と相互作
用して電磁力F″0を作る。さらに、チヤンネル5
および9によつて形成されるかどに沿つて流れる
電流I″がその方向を変えるにつれて、第9図に示
すように、このことが力F″0と方向が同じであり
かつ活性領域から離れるほど弱くなる電磁力F″1
を生じさせる。これら力の作用によつて溶融金属
が速度V″(第11図)にて2つの閉経路、すな
わち、4―1―2―5―4および4―1―3―6
―4に沿つて動く。この場合に溶融金属が炉の全
体にわたつて激しく撹拌される。
溶融金属を炉から容器(図示せず)内へ排出す
るために、排出導管14を中央チヤンネル4に接
続して力F″0およびF″1の作用によつて金属が導
管に沿つて容器へ流れる。
液状金属の静圧(liquid metal head)を開磁
心11の巻線12,13にかかる電圧を、例え
ば、変圧器を用いて変えることによつて制御す
る。必要ならば、この静圧を閉磁心7および8の
巻線9,10にかける電圧を変えることによつ
て、又は、金属を流れる電流と開磁心11によつ
て作られる磁束との間の位相をずらすことによつ
ても制御できる。
金属の排出を磁心11の巻線12,13にかけ
る電圧を逆にすることによつて、又は、閉磁心
7,8ないし閉磁心11の巻線を不活発にするこ
とによつて止めることができる。
炉の操業停止が磁心7,8,11の巻線を不活
発することによつてなされる。残つている金属は
炉を適切な装置(図示せず)によつて傾けること
で炉から排出され、又は、できると思われるなら
ば、金属を炉内に残して凝固させてもよい。
再び炉を始動するときに、溶解チヤンネルに損
傷を与えることなく炉を“金属貯蔵”方式で操業
することによつて凝固した金属を溶解する。なぜ
ならば、提案した炉においては炉のチヤンネル内
張りにかかる熱負荷の非均一性が先行技術の炉で
の場合よりも非常に小さいからである。さらに、
金属は初めに中央チヤンネル4内およびそこに隣
接する浴槽1部分内で溶解し始め、したがつて金
属の溶解につれて溶融金属量が増え浴になる。
上述の説明から明らかなように提案した炉は金
属の活発な循環、化学組成の的質性および炉の全
ての操業方式において金属温度の平均化に寄与す
る。加えて、先行技術の炉と比べて本発明の炉は
操業においてより便利であり、効率が高くかつオ
ーバホールの期間が2〜3倍長い。
本発明の実施態様を示して説明したが、各種の
実施態様が当業者には明らかであり、したがつて
本発明は開示した実施態様ないし詳細な説明に限
定されるのではなく、特許請求の範囲に規定した
本発明の精神および範囲内で変更ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のみぞ型誘導炉の断面図であ
り、第2図は第1図中の線―に沿つた断面図
であり、第3図は提案した炉の活性領域の拡大図
であり、第4図は提案した炉の“金属貯蔵”方式
での電気回路“溶解チヤンネル―浴”を示す図で
あり、第5図および第6図は“金属貯蔵”方式で
の提案した炉の活性領域内における電流と開磁心
の磁界との相互作用を概略的に表わしている図で
あつて、第5図は活性領域の断面図で電流ベクト
ルの方向および結果として生じる電磁力の方向を
示す図であり、第6図は第5図中の線―に沿
つた断面図で電流ベクトルの方向、磁気誘導の方
向および電磁力を示す図であり、第7図は“金属
貯蔵”方式での金属流の方向を示す図であり、第
8図は“金属放出”方式での電気回路“溶解チヤ
ンネル―浴”を示す図であり、第9図および第1
0図は“金属放出”方式での提案した炉の活性領
域における電流と開磁心の磁界との相互作用を概
略的に表わしている図であつて、第9図は活性領
域の断面図で電流ベクトルの方向および電磁力の
方向を示す図であり、第10図は第9図中の線
―に沿つた断面図で電流ベクトルの方向、磁気
誘導の方向および電磁力の方向を示す図であり、
第11図は“金属放出”方式での金属流の方向を
示す図である。 1……浴槽、2,3……側部チヤンネル、4…
…中央チヤンネル、5,6……接続チヤンネル、
7,8……閉磁心、9,10……閉磁心の巻線、
11……開磁心、11a,11b……開磁心の磁
極片、12,13……開磁心の巻線、14……金
属排出導管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶融金属浴槽1と、前記浴槽1の下で鉛直面
    又は傾斜面に配置された溶解チヤンネルであつ
    て、それぞれの上端部が前記浴槽1と接続してい
    る中央チヤンネル4および2本の側部チヤンネル
    2,3並びに前記チヤンネル2,3,4をそれぞ
    れの下部にて相互に連通させるのに適している2
    本の接続チヤンネル5,6を含んだ溶解チヤンネ
    ルと、巻線9,10を有しかつ前記側部チヤンネ
    ル2,3を取り巻いている閉磁心7,8と、巻線
    12,13を有しかつその磁極片11aおよび1
    1bで前記中央チヤンネル4と前記接続チヤンネ
    ル5,6との接続場所を囲んでいる開磁心11
    と、前記中央チヤンネルと接続する排出導管14
    とを含んでなるみぞ型誘導炉において、前記接続
    チヤンネル5,6は上向き収束線に沿つて伸びて
    おりかつ前記中央チヤンネル4と接続している共
    通部分を形成し、前記各接続チヤンネルが前記中
    央チヤンネル4の軸に対して10ないし80度の角度
    に位置しており、前記接続チヤンネル5,6およ
    び中央チヤンネル4の前記共通部分が前記開磁心
    11の磁極片(11aおよび11b)の間に位置
    しており、そして前記中央チヤンネル4と前記接
    続チヤンネル5,6の共通部分との合計長さが前
    記磁極片(11aおよび11b)の高さを越えな
    いことを特徴とするみぞ型誘導路。 2 前記接続チヤンネル5,6の共通部分の長さ
    に対する前記中央チヤンネル4の長さの割合が
    0.5ないし2であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のみぞ型誘導炉。 3 前記接続チヤンネル5,6の共通部分の長さ
    に対する前記中央チヤンネル4の幅の割合が0.5
    ないし10であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載のみぞ型誘導炉。 4 前記接続チヤンネル5,6のそれぞれの長さ
    に対する前記浴槽1の長さの半分の割合が0.8な
    いし2であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項、第2項又は第3項記載のみぞ型誘導炉。 5 前記中央チヤンネル4の側壁がその上部では
    前記溶解チヤンネルの位置する平面で広ろがつて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のみぞ型誘導炉。 6 前記中央チヤンネル4の側壁のそれぞれが向
    かい合う前記接続チヤンネル(5又は6)の軸と
    ほぼ平行であることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載のみぞ型誘導炉。
JP6886782A 1982-04-26 1982-04-26 みぞ型誘導炉 Granted JPS58188088A (ja)

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