JPS6138822Y2 - - Google Patents

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JPS6138822Y2
JPS6138822Y2 JP920882U JP920882U JPS6138822Y2 JP S6138822 Y2 JPS6138822 Y2 JP S6138822Y2 JP 920882 U JP920882 U JP 920882U JP 920882 U JP920882 U JP 920882U JP S6138822 Y2 JPS6138822 Y2 JP S6138822Y2
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JP
Japan
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pipe
compressor
evaporator
engine room
engine
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JP920882U
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JPS58111615U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空気調和装置に関し、特にそ
の配管に関する。
近時、自動車は軽量省エネ化、動力伝達機構の
簡素化を図り、第1図に示すように、車室1の前
方にエンジンルーム2を配置し、このエンジンル
ーム2内にエンジン3、ラジエータ4、エンジン
3によりベルト等で駆動する車輌用空気調和装置
のコンプレツサ5等を収納するタイプが主流を占
めている。車輌用空気調和装置は第2図に示すよ
うに、コンプレツサ5、コンデンサ6、レシーバ
タンク7及びエバポレータ8を具備し、コンプレ
ツサ5とコンデンサ6とを排出管5bにより、ま
たコンデンサ6とレシーバタンク7とをパイプ6
aにより夫々接続し、レシーバタンク7とエバポ
レータ8とを液流管9及び液入管8aにより、更
にエバポレータ8とコンプレツサ5とを流出管8
b、気流管10、及び吸入管5aにより接続して
形成されている。この装置において空調用冷媒は
コンプレツサ5から排出管5bに送られ、コンデ
ンサ6及びレシーバタンク7を経由し、液流管9
及び流入管8aを通つてエバポレータ8に達し、
該エバポレータ8内部を通過中に気化し、気化熱
により冷房用取入空気を冷却し、流出管8b、気
流管10及び吸入管5aを経てコンプレツサ5に
戻る。
このような空気調和装置は従来、第3図乃至第
4図に示すように、エンジン3により駆動される
コンプレツサ5を該エンジン3近傍に配置し、フ
アン4aにより強制冷却されるコンデンサ6及び
レシーバタンク7をエンジンルーム2前部のラジ
エータ4収納室前部に配置し、エバポレータ8を
車室1前部の該車室1とエンジンルーム2との隔
壁12に近接する位置に設置し、全体としてエン
ジン3を包囲するように配設される。これに伴
い、前記隔壁12を穿孔1、流入管8a及び流出
管8bの先端を車室1からエンジンルーム2へ突
出させ、流入管8aとレシーバタンク7とを結ぶ
液流管9をエンジンルーム2の一側部に沿つて配
する一方、流出管8bと吸入管5aとを結ぶ気流
管10をエンジンルーム2後部に前記隔壁12沿
いに配している。更にコンプレツサ5と気流管1
0とを結ぶ吸入管5aを前記エンジンルーム2の
他側部に配している。これら配管はコンプレツサ
5とコンデンサ6とを結ぶ排出管5bと共に全体
としてエンジン3を囲繞するように配設される。
しかしながらかかる構成の従来の空気調和装置
はエンジン3から発する高熱によりエンジンルー
ム2が高温化して該エンジンルーム2内の配管5
a,5b,8a,8b,9,10内を通過する冷
媒を加熱し、液流管9内においてフラツシユさ
せ、ハンチング現象を生ぜしめ、エバポレータ8
の冷却能力を低下させる不都合がある。また高温
気化冷媒の吸入によりコンプレツサ5の負荷が増
し、上述の冷却能力を低下させ、更にコンプレツ
サ5の寿命を短縮する。このため従来、配管の材
質選択、別体の断熱材の使用等により断熱対策を
施こしている。しかしながら十分な断熱効果をあ
げようとすれば前記配管の材料及び加工費用が著
しく高価となり、しかも長時間に亘りエンジン3
から発する高熱の影響を完全に遮断することは実
際上不可能である。
本考案は上述の欠点に鑑みてなされたもので、
少なくともコンプレツサ、コンデンサ及びレシー
バタンクを自動車のエンジンルーム内に配し、こ
れらとエバポレータ同志を前記エンジンルーム内
に配された配管にて接続して成る自動車用空気調
和装置において、エバポレータとレシーバタンク
とを接続する配管の一部と、エバポレータとコン
プレツサとを接続する配管の一部とを自動車のタ
イヤハウス内に配し、これら配管全体をエンジン
から離隔させ、エンジンの発熱による冷媒の加熱
を防止し、配管内でのフラツシユやハンチング現
象の発生を防止し、エバポレータの冷却能力を高
めると共に、高温気化冷媒の吸入によるコンプレ
ツサの負荷を軽減し、上述の冷却能力を高め、ま
たコンプレツサの寿命を延長させるようにした自
動車用空気調和装置を提供するものである。
以下本考案の一実施例を添付図面に基いて詳述
する。
第5図乃至第6図に示すように、流入管9及び
流出管10は夫々一端をエバポレータ8に接続
し、該エバポレータ8の下方前方且つタイヤハウ
ス13の後壁に穿設した孔14を貫通し、他端を
車室1よりタイヤハウス13内に延出されてい
る。尚、エバポレータ8に取付けたドレインホー
ス16も前記孔14よりタイヤハウス13内へ伸
びている。液流管9はタイヤハウス13内におい
て流入管8aに結合し、タイヤハウス13内部を
車体側辺に略平行に伸長し、該タイヤハウス13
の前壁に穿設した孔15を貫通し、エンジンルー
ム2の前部へ導出されている。次いで該エンジン
ルーム2の側部を車体側辺に略平行に通過し、最
前隅角部にて略直角に折曲し、レシーバタンク7
に接続している。一方、気流管10はタイヤハウ
ス13内において流出管8bに結合し、液流管9
の下方に位置し、該液流管9に沿つて且つタイヤ
ハウス13内部を車体側辺に略平行に伸長し、前
記孔15を貫通し、エンジンルーム2の前部へ導
出されている。次いでエンジンルーム2の側部を
車体側辺に略平行に通過し、エンジンルーム2の
最前隅角部にて略平行に折曲し、コンデンサ6前
方を該コンデンサ7沿いに伸びてエンジンルーム
2の他側部に達し、吸入管5aに結合している。
またタイヤハウス13には適宜の防護部材17を
取付け、該タイヤハウス13内に配した液流管9
及び気流管10を飛石等から防護するようにして
いる。尚本実施例の構成のその他の部分は前述し
た従来の空気調和装置と同じであるので説明を省
略する。
尚、本実施例においてはタイヤハウス13の前
壁及び後壁に穿設する孔14,15を夫々1個と
したが、各配管9,10,16毎に別異の孔を穿
設しても良い。またタイヤハウス13内に配した
液流管9及び気流管10を防護するために防護部
材17を設けたが、該配管9,10部分の表面を
防護加工しても良い。
以上説明したように本考案によれば、空調装置
のレシーバタンクとエバポレータとの間を接続す
る液流管及びエバポレータとコンプレツサとの間
を接続する気流管の夫々の一部をタイヤハウスに
配し、残余の部分をエンジンルームの前部に位置
するラジエータ収納室近傍に配し、これら配管を
エンジンから離隔させたので、該エンジンの発熱
による冷媒の加熱を防止し、且つ液流管内での冷
媒のフラツシユやハンチング現象の発生を防止
し、エバポレータの冷却能力を高めることができ
る。また気流管からコンプレツサに吸入される気
化冷媒の高温化を避けられるので、該コンプレツ
サの負荷が軽減され、更に一層上述の冷却能力を
高めると共に、コンプレツサの寿命を延長させる
ことができる。更に又、液流管及び気流管に断熱
対策を不要とするので、空気調和装置の費用軽減
に寄与し、しかも組立はタイヤハウスの前部及び
後部の壁を穿孔すれば良く、従来のものと比較し
ても困難ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の全体概要図、第2図は空気調
和装置の説明図、第3図は従来装置の要部側面
図、第4図は同平面図、第5図は本考案に係る一
実施例の要部側面図、第6図は同平面図である。 2……エンジンルーム、3……エンジン、4…
…ラジエータ、5……コンプレツサ、6……コン
デンサ、7……レシーバタンク、8……エバポレ
ータ、9……液流管、10……気流管、13……
タイヤハウス、17……防護部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともコンプレツサ、コンデンサ及びレシ
    ーバタンクを自動車のエンジンルーム内に配し、
    これらとエバポレータ同志を前記エンジンルーム
    内に配された配管にて接続して成る自動車用空気
    調和装置において、エバポレータとレシーバタン
    クとを接続する配管の一部と、エバポレータとコ
    ンプレツサとを接続する配管の一部とを自動車の
    タイヤハウス内に配し、これら配管全体をエンジ
    ンから離隔させたことを特徴とする自動車用空気
    調和装置。
JP920882U 1982-01-26 1982-01-26 自動車用空気調和装置 Granted JPS58111615U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP920882U JPS58111615U (ja) 1982-01-26 1982-01-26 自動車用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP920882U JPS58111615U (ja) 1982-01-26 1982-01-26 自動車用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58111615U JPS58111615U (ja) 1983-07-29
JPS6138822Y2 true JPS6138822Y2 (ja) 1986-11-08

Family

ID=30021863

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JP920882U Granted JPS58111615U (ja) 1982-01-26 1982-01-26 自動車用空気調和装置

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JP (1) JPS58111615U (ja)

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JPS58111615U (ja) 1983-07-29

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