JPS6138313A - 噴流層石炭ガス化炉用バ−ナ - Google Patents
噴流層石炭ガス化炉用バ−ナInfo
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- JPS6138313A JPS6138313A JP15971684A JP15971684A JPS6138313A JP S6138313 A JPS6138313 A JP S6138313A JP 15971684 A JP15971684 A JP 15971684A JP 15971684 A JP15971684 A JP 15971684A JP S6138313 A JPS6138313 A JP S6138313A
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- C10J3/46—Gasification of granular or pulverulent flues in suspension
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- C10J3/506—Fuel charging devices for entrained flow gasifiers
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は噴流層石炭ガス化炉用バーナに係り、特にガス
化効率の向上に好適なバーナの構造に関するものである
。
化効率の向上に好適なバーナの構造に関するものである
。
(発明の背景)
石炭ガス化方法の1つとして、微粉状とされた石炭を0
□あるいは空気等の酸素含有ガスの吹き込み下に反応器
へ供給し、気流中で部分燃焼させることによりCOとN
2を含むガス燃料(石炭ガス)に転化させることからな
る噴流層石炭ガス化プロセスが知られている。このプロ
セスに適用される装置は第1図に示す通りであり、この
装置において、微粉化された石炭は、N2やスチーム等
の同伴ガスに添加後搬送され、次いで0□の供給下にバ
ーナ20を経てガス化炉1内へ吹き込まれる。ガス化炉
1は、水冷管壁2(表面は耐火材3で保護されている)
により構築さ−れる下部のガス化部5と上部のガス冷却
部6を内蔵している。このガス化部5へ吹き込まれた微
粉炭は、上記により添加されたガス化剤の0゜によって
その一部が燃焼され、Co(!:H2を含むガスとなる
。
□あるいは空気等の酸素含有ガスの吹き込み下に反応器
へ供給し、気流中で部分燃焼させることによりCOとN
2を含むガス燃料(石炭ガス)に転化させることからな
る噴流層石炭ガス化プロセスが知られている。このプロ
セスに適用される装置は第1図に示す通りであり、この
装置において、微粉化された石炭は、N2やスチーム等
の同伴ガスに添加後搬送され、次いで0□の供給下にバ
ーナ20を経てガス化炉1内へ吹き込まれる。ガス化炉
1は、水冷管壁2(表面は耐火材3で保護されている)
により構築さ−れる下部のガス化部5と上部のガス冷却
部6を内蔵している。このガス化部5へ吹き込まれた微
粉炭は、上記により添加されたガス化剤の0゜によって
その一部が燃焼され、Co(!:H2を含むガスとなる
。
上記燃焼時の温度(ガス化温度)は1,200℃〜1.
80’O℃程度の高温であるため、石炭中の灰分ば溶融
してガス化炉1の底部に設けられた冷却水4に落下し、
冷却後スラグとして取出される。一方、生成ガスはガス
冷却部6で約1,000℃に冷却され、その後第1サイ
クロン7、熱回収ボイラ8.2次サイクロン9およびガ
ス精製装置10を経て石炭ガスとされる。ところで、こ
のようなプロセスにおいて、石炭ガス化の性能は石炭中
のカーボンがガス化される際のカーボン転化率と、石炭
の保有熱量に対する生成ガスの保有熱量の割合であるガ
ス化効率とで評価される。このガス化効率の向上は、そ
のままガス生成コストの低下、すなわち経済性の向上に
つながるので重要である。ガス化効率は、カーボン転化
率の向上(ガス発生量の増加)とガスの発熱量を増加さ
せることにより向上するが、カーボン転化率の向上のた
めにはガス化温度の上昇が必要であり、そのため02供
給量の増加が不可欠となる。しかしながら、02最の増
加はCO2の増加を招くので、ガスの発熱量が低下しガ
ス化効率の向上にそのままつながらないという問題があ
る。
80’O℃程度の高温であるため、石炭中の灰分ば溶融
してガス化炉1の底部に設けられた冷却水4に落下し、
冷却後スラグとして取出される。一方、生成ガスはガス
冷却部6で約1,000℃に冷却され、その後第1サイ
クロン7、熱回収ボイラ8.2次サイクロン9およびガ
ス精製装置10を経て石炭ガスとされる。ところで、こ
のようなプロセスにおいて、石炭ガス化の性能は石炭中
のカーボンがガス化される際のカーボン転化率と、石炭
の保有熱量に対する生成ガスの保有熱量の割合であるガ
ス化効率とで評価される。このガス化効率の向上は、そ
のままガス生成コストの低下、すなわち経済性の向上に
つながるので重要である。ガス化効率は、カーボン転化
率の向上(ガス発生量の増加)とガスの発熱量を増加さ
せることにより向上するが、カーボン転化率の向上のた
めにはガス化温度の上昇が必要であり、そのため02供
給量の増加が不可欠となる。しかしながら、02最の増
加はCO2の増加を招くので、ガスの発熱量が低下しガ
ス化効率の向上にそのままつながらないという問題があ
る。
このような問題を解決するには、石炭に対する0□の割
合を最適な範囲に維持した上で、両者の混合性を改善す
ることが有効と考えられる。
合を最適な範囲に維持した上で、両者の混合性を改善す
ることが有効と考えられる。
上記の混合性を改善する方法として、バーナの供給口よ
り上流側で微粉炭とO2を予混合する方法と、同下流側
で混合する方法(以下、後混合と称す為)とが考えられ
るが、前者の予混合の場合には、逆火や爆発の危険性を
ともなうという問題がある。
り上流側で微粉炭とO2を予混合する方法と、同下流側
で混合する方法(以下、後混合と称す為)とが考えられ
るが、前者の予混合の場合には、逆火や爆発の危険性を
ともなうという問題がある。
一方、後者の後混合法は、02供給量が十分でかつ比較
的低圧下で実施される一般の微粉炭燃焼ではある程度検
討されているが、部分燃焼を対象とする微粉炭のガス化
においては未開発の状況にある。
的低圧下で実施される一般の微粉炭燃焼ではある程度検
討されているが、部分燃焼を対象とする微粉炭のガス化
においては未開発の状況にある。
すなわち、従来の噴流層石炭ガス化炉用バーナば第2図
に示す通りであり、中央部から外周部へ向けて順次、微
粉炭をN2やスチーム等の不活性ガスで搬送供給する微
粉炭供給路21と、ガス化剤である02を供給する。2
供給路22と、バーナ先端を保護するための冷却水供給
路23とから主に構成される。このような構成において
、O2は0゜供給路22の先端蓋部に設けられた02噴
出孔24から噴出される。また、微粉炭供給路21を通
る不活性ガス(図ではN2)搬送微粉炭は、O2の逆流
による逆火防止のため、30m/s以上の高速下でガス
化炉内へ吹き出される。上記微粉炭供給路21は摩耗防
止のため直管構造とされ、かつその先端部では絞り構造
が採用されていないため、上記により吹き込まれた微粉
炭は拡がり角θ1として12°〜14°程度を示すに過
ぎず、直進傾向が強い。一方、噴出孔24から吹き出さ
れる02も同様に直進するため、該噴出孔24を微粉炭
供給方向と同方向に開口した場合には、微粉炭気と0□
の混合は斜線で示す燃焼域Iの範囲に限定され十分な混
合が得られない。そのため中央部に吹抜部■が生じ、石
炭が未燃のまま(■参照)燃焼域を飛び出してしまう。
に示す通りであり、中央部から外周部へ向けて順次、微
粉炭をN2やスチーム等の不活性ガスで搬送供給する微
粉炭供給路21と、ガス化剤である02を供給する。2
供給路22と、バーナ先端を保護するための冷却水供給
路23とから主に構成される。このような構成において
、O2は0゜供給路22の先端蓋部に設けられた02噴
出孔24から噴出される。また、微粉炭供給路21を通
る不活性ガス(図ではN2)搬送微粉炭は、O2の逆流
による逆火防止のため、30m/s以上の高速下でガス
化炉内へ吹き出される。上記微粉炭供給路21は摩耗防
止のため直管構造とされ、かつその先端部では絞り構造
が採用されていないため、上記により吹き込まれた微粉
炭は拡がり角θ1として12°〜14°程度を示すに過
ぎず、直進傾向が強い。一方、噴出孔24から吹き出さ
れる02も同様に直進するため、該噴出孔24を微粉炭
供給方向と同方向に開口した場合には、微粉炭気と0□
の混合は斜線で示す燃焼域Iの範囲に限定され十分な混
合が得られない。そのため中央部に吹抜部■が生じ、石
炭が未燃のまま(■参照)燃焼域を飛び出してしまう。
また、このような問題に加え、上記により吹き出された
O2は、ガス化部5内の雰囲気ガスでかつ石炭ガス成分
でもあるN2やCOを吸引するとともにその燃焼に消費
されるので、石炭の燃焼に寄与する割合は少なくなる。
O2は、ガス化部5内の雰囲気ガスでかつ石炭ガス成分
でもあるN2やCOを吸引するとともにその燃焼に消費
されるので、石炭の燃焼に寄与する割合は少なくなる。
なお、上記の未燃石炭は、石炭ガス中のN2oJPCO
2と反応してCOおよびN2に転化されるが、この転化
反応は、石炭と02の燃焼によるCO7やCC)e−の
転化および発生CO2と石炭の反応によるCOへの転化
が同時に起こる場合に比べて遅いので、結局未燃分が増
加することとなる。このように、従来のバーナによれば
、未燃分の増加によるカーボン転化率の低下と生成石炭
ガスの燃焼によるガス発熱量の低下が避けられないので
、ガス化効率が低いという欠点がある。
2と反応してCOおよびN2に転化されるが、この転化
反応は、石炭と02の燃焼によるCO7やCC)e−の
転化および発生CO2と石炭の反応によるCOへの転化
が同時に起こる場合に比べて遅いので、結局未燃分が増
加することとなる。このように、従来のバーナによれば
、未燃分の増加によるカーボン転化率の低下と生成石炭
ガスの燃焼によるガス発熱量の低下が避けられないので
、ガス化効率が低いという欠点がある。
(発明の目的)
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、0
2量を増加させることなくガス化効率の向上が可能な噴
流層石炭ガス化炉用バーナを提供することにある。
2量を増加させることなくガス化効率の向上が可能な噴
流層石炭ガス化炉用バーナを提供することにある。
(発明の概要)
上記の目的を達成するため、本発明は、酸素含有ガスの
供給口と不活性ガス同伴微粉炭の供給口とを中心部から
外周部へ向け交互かつ重合状に備えるが、最外周部を酸
素含有ガスの供給口とした噴流層石炭ガス化炉用バーナ
において、上記酸素含有ガスの供給口と不活性ガス同伴
微粉炭の供給口をそれぞれの供給方向が30〜45゛の
角度範囲で交叉する構造としたことを特徴とする。
供給口と不活性ガス同伴微粉炭の供給口とを中心部から
外周部へ向け交互かつ重合状に備えるが、最外周部を酸
素含有ガスの供給口とした噴流層石炭ガス化炉用バーナ
において、上記酸素含有ガスの供給口と不活性ガス同伴
微粉炭の供給口をそれぞれの供給方向が30〜45゛の
角度範囲で交叉する構造としたことを特徴とする。
本発明において、交互かつ重合状に備える酸素含有ガス
の供給口と不活性ガス同伴微粉炭の供給口の数は合計2
個以上であればよいが、4個以上の場合にはバーナの構
造が複雑化するので、一般に2個または3個とすること
が望ましい。当然ながら、上記2個の場合には、中央部
は不活性ガス同伴微粉炭の供給口、外周部は酸素含有ガ
スの供給口となり、低融魚床の微粉炭を比較的少量処理
する場合に好適である。また、同3fFIjの場合には
、中央部から外周部へ向けて順次、酸素含有ガスの供給
口、不活性ガス同伴微粉炭の供給口および酸素含有ガス
の供給口を配設した構造となり、高融点床の微粉炭を多
量処理する場合に好適なものとなる。
の供給口と不活性ガス同伴微粉炭の供給口の数は合計2
個以上であればよいが、4個以上の場合にはバーナの構
造が複雑化するので、一般に2個または3個とすること
が望ましい。当然ながら、上記2個の場合には、中央部
は不活性ガス同伴微粉炭の供給口、外周部は酸素含有ガ
スの供給口となり、低融魚床の微粉炭を比較的少量処理
する場合に好適である。また、同3fFIjの場合には
、中央部から外周部へ向けて順次、酸素含有ガスの供給
口、不活性ガス同伴微粉炭の供給口および酸素含有ガス
の供給口を配設した構造となり、高融点床の微粉炭を多
量処理する場合に好適なものとなる。
上記の酸素含有ガスの供給口と不活性ガス同伴微粉炭の
供給口は、それぞれの供給方向が30〜45゛の角度範
囲で交叉可能とされる限り任意の構造のものでよい。例
えば、上記供給口の一方は円筒通路の先端においてその
まま開口するものとし、他方は先端を有蓋状とし、これ
に上記角度範囲を与える噴出孔を設けたものでもよい。
供給口は、それぞれの供給方向が30〜45゛の角度範
囲で交叉可能とされる限り任意の構造のものでよい。例
えば、上記供給口の一方は円筒通路の先端においてその
まま開口するものとし、他方は先端を有蓋状とし、これ
に上記角度範囲を与える噴出孔を設けたものでもよい。
なお、円筒通路の先端をそのまま開口させたものにおい
ては、該開口部にテーバを設け、供給物が中心軸線に対
し一定の拡がり角、好ましくは45〜60°の下で供給
されるようにすることが望ましい。このようにすれば、
他の供給口からの供給物を巻き込み易くなり、混合性が
向上する。
ては、該開口部にテーバを設け、供給物が中心軸線に対
し一定の拡がり角、好ましくは45〜60°の下で供給
されるようにすることが望ましい。このようにすれば、
他の供給口からの供給物を巻き込み易くなり、混合性が
向上する。
ガス化剤として用いられる酸素含有ガスは、酸素(02
)およびこれを含む混合ガスが広く適するが、後者とし
ては空気が特に好ましい。
)およびこれを含む混合ガスが広く適するが、後者とし
ては空気が特に好ましい。
以上の構成とすることにより、02と微粉炭の混合が迅
速に行われ、かつ雰囲気ガスである石炭ガスの燃焼にと
もなう02の消費が抑制されるので、ガス化効率の向上
が達成される。
速に行われ、かつ雰囲気ガスである石炭ガスの燃焼にと
もなう02の消費が抑制されるので、ガス化効率の向上
が達成される。
(発明の実施例)
以下、図面に示す実施例により本発明をさらに詳しくは
説明する。
説明する。
第3図は、本発明の実施例に係るバーナの側断面を示す
もので、この装置は、0□供給路22の先端蓋部に拡が
り角θ2=45〜60°のテーパ25を設けるとともに
、このテーバ面に対し吹き出し方向が直角となる02噴
出孔24Aを設ける以外は、第2図に示すバーナと同様
な構成である。
もので、この装置は、0□供給路22の先端蓋部に拡が
り角θ2=45〜60°のテーパ25を設けるとともに
、このテーバ面に対し吹き出し方向が直角となる02噴
出孔24Aを設ける以外は、第2図に示すバーナと同様
な構成である。
このような構成とすれば、供給路21内を送られるN2
till送微粉炭の吹き出し方向と上記0□噴出孔24
Aの吹き出し方向とのなす角θ3は9〇−θ2−30〜
45°となり、上記により噴出孔24Aから吹き出され
た02は瞬時に微粉炭混合気と混合しく図中の■は混合
域を示す)、雰囲気ガスによる0□消費を防げることと
なる。また、θ2を45〜60’としたことによるガス
巻き込み効果のために、微粉炭気の拡がり角θ1は従来
の方法より広くなり、従って混合性が改善される。
till送微粉炭の吹き出し方向と上記0□噴出孔24
Aの吹き出し方向とのなす角θ3は9〇−θ2−30〜
45°となり、上記により噴出孔24Aから吹き出され
た02は瞬時に微粉炭混合気と混合しく図中の■は混合
域を示す)、雰囲気ガスによる0□消費を防げることと
なる。また、θ2を45〜60’としたことによるガス
巻き込み効果のために、微粉炭気の拡がり角θ1は従来
の方法より広くなり、従って混合性が改善される。
これらの総合的な結果として、微粉炭の吹き抜けによる
未燃分が少なくなるとともに石炭ガスによる02消費が
なくなるため、カーボン転化率の向上とガスカロリーの
低下防止が可能となり、ガス化効率が向上することとな
る。
未燃分が少なくなるとともに石炭ガスによる02消費が
なくなるため、カーボン転化率の向上とガスカロリーの
低下防止が可能となり、ガス化効率が向上することとな
る。
次に、第4図は本発明の他の実施例に係るバーナの側断
面を示すもので、このものは、0□供給路を空気供給路
22Aとし、かつその先端部を無蓋化するとともに、微
粉炭供給路の先端部に微粉炭噴出孔27を備えたセラミ
ック蓋体26を設ける以外は、第3図に示すバーナと同
様な構成としたものである。
面を示すもので、このものは、0□供給路を空気供給路
22Aとし、かつその先端部を無蓋化するとともに、微
粉炭供給路の先端部に微粉炭噴出孔27を備えたセラミ
ック蓋体26を設ける以外は、第3図に示すバーナと同
様な構成としたものである。
なお、上記の微粉炭噴出孔27の吹き出し方向け、空気
吹き出し方向とのなす角θ3が30〜45°の範囲とな
るように設定されることはいうまでもない。
吹き出し方向とのなす角θ3が30〜45°の範囲とな
るように設定されることはいうまでもない。
この実施例では、ガス化剤として02濃度の低い空気を
使用するためその使用量は増大するが、これに微粉炭を
吹き込む構成としたことにより両者の混合性は向上し、
第3図に示す実施例と同様な効果が達成される。
使用するためその使用量は増大するが、これに微粉炭を
吹き込む構成としたことにより両者の混合性は向上し、
第3図に示す実施例と同様な効果が達成される。
第5図は、本発明の他の実施例に係るバーナの側断面を
示すもので、中央部に02供給路22Bを設ける以外は
第3図に示すバーナと同様な構成である。ただし、上記
02供給路22.8の先端には、微粉炭吹き出し方向と
のなす角θ3が30〜45゛の範囲となるように設定さ
れた微粉炭噴出孔29を備えたセラミック蓋体28が設
けられている。
示すもので、中央部に02供給路22Bを設ける以外は
第3図に示すバーナと同様な構成である。ただし、上記
02供給路22.8の先端には、微粉炭吹き出し方向と
のなす角θ3が30〜45゛の範囲となるように設定さ
れた微粉炭噴出孔29を備えたセラミック蓋体28が設
けられている。
このような構成とすれば、吹き出し後の微粉炭に対し両
側から02を供給できるので、混合性が一段と向上する
。これにより、高融魚床の微粉炭を大量に処理する場合
であっても、ガス化効率を高く保つことができる。
側から02を供給できるので、混合性が一段と向上する
。これにより、高融魚床の微粉炭を大量に処理する場合
であっても、ガス化効率を高く保つことができる。
以下、効果確認を目的に行った実施例を基に本発明をさ
らに説明する。
らに説明する。
実施例1
02噴出孔2.4Aの吹き出し方向をθ3−60”とな
るように設定した第3図に示す本発明のバーナと、第2
図に示す比較用の従来バーナ(θ3−〇゛)とを用いて
それぞれガス化処理を行い、0゜/微粉炭比 (重量)
に対するカーボン転化率とガス化効率の変化率を求めた
ところ第6図の結果を得た。
るように設定した第3図に示す本発明のバーナと、第2
図に示す比較用の従来バーナ(θ3−〇゛)とを用いて
それぞれガス化処理を行い、0゜/微粉炭比 (重量)
に対するカーボン転化率とガス化効率の変化率を求めた
ところ第6図の結果を得た。
第6図から、本発明に係るカーボン転化率A2は、0□
/微粉炭比に関係なく富に比較例のB2より良好である
こと、および本発明に係るガス化効率A1は、02/微
粉、炭化が約0.7以上の場合に比較例のB41より1
〜5%向上し、特に同化が0.7〜0.9の場合に高い
値を示すことが理解される。
/微粉炭比に関係なく富に比較例のB2より良好である
こと、および本発明に係るガス化効率A1は、02/微
粉、炭化が約0.7以上の場合に比較例のB41より1
〜5%向上し、特に同化が0.7〜0.9の場合に高い
値を示すことが理解される。
実施例2
0□/微粉炭比(重量)を0.6とし、θ3 (またば
θ2)を変化させる以外は実施例1と同様にしてガス化
効率を求めたところ第7図の結果を得た。
θ2)を変化させる以外は実施例1と同様にしてガス化
効率を求めたところ第7図の結果を得た。
第7図から、ガス化効率はθ3を0(比較例に相当)か
ら増加させるに従って高くなり、本発明に係る30〜4
5°の範囲Rにおいて最大となったのち再度低下するこ
とがわかる。
ら増加させるに従って高くなり、本発明に係る30〜4
5°の範囲Rにおいて最大となったのち再度低下するこ
とがわかる。
この結果から、本発明においてθ3−30〜45°を採
用する理由が容易に理解される。
用する理由が容易に理解される。
(発明の効果)
以上、本発明によれば、酸素含有ガスの供給口と不活性
ガス同伴微粉炭の供給口をそれぞれの供給方向が30〜
45°の角度範囲で交叉する構造のバーナとしたことに
より、0□と微粉炭の混合性を改善することが可能とな
り、これによりカーボン転化率の向上と石炭ガス燃焼に
ともなう0゜消費量の低減が達成され、これらの総合的
効果としてガス化効率を向上することができる。
ガス同伴微粉炭の供給口をそれぞれの供給方向が30〜
45°の角度範囲で交叉する構造のバーナとしたことに
より、0□と微粉炭の混合性を改善することが可能とな
り、これによりカーボン転化率の向上と石炭ガス燃焼に
ともなう0゜消費量の低減が達成され、これらの総合的
効果としてガス化効率を向上することができる。
第1図は、本発明の通用対象となる従来の噴流層石炭ガ
ス化装置の系統図、第2図は、従来の噴流層石炭ガス化
炉用バーナの側断面説明図、第3図〜第5図は、それぞ
れ本発明の実施例に係る噴流層石炭ガス化炉用バーナの
側断面説明図、第6図は、本発明実施例の効果を説明す
る、0□/石炭比とカーボン転化率およびガス化効率の
関係図、第7図は、本発明実施例の効果を説明する、θ
3とガス化効率の関係図である。 1・・・ガス火炉、2・・・水冷管壁、3・・・耐火材
、5・・・ガス化部、20・・・バーナ、21・・・微
粉炭供給路、22.22B・・・02供給路、22A・
・・空気供給路、23・・・冷却水供給路、24.24
A・・・0□噴出孔、25・・・テーパ、26.28・
・・セラミ・ツク蓋体、27.29・・・微粉炭噴出孔
。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第3図 第4図 第5図 第6図
ス化装置の系統図、第2図は、従来の噴流層石炭ガス化
炉用バーナの側断面説明図、第3図〜第5図は、それぞ
れ本発明の実施例に係る噴流層石炭ガス化炉用バーナの
側断面説明図、第6図は、本発明実施例の効果を説明す
る、0□/石炭比とカーボン転化率およびガス化効率の
関係図、第7図は、本発明実施例の効果を説明する、θ
3とガス化効率の関係図である。 1・・・ガス火炉、2・・・水冷管壁、3・・・耐火材
、5・・・ガス化部、20・・・バーナ、21・・・微
粉炭供給路、22.22B・・・02供給路、22A・
・・空気供給路、23・・・冷却水供給路、24.24
A・・・0□噴出孔、25・・・テーパ、26.28・
・・セラミ・ツク蓋体、27.29・・・微粉炭噴出孔
。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- (1)酸素含有ガスの供給口と不活性ガス同伴微粉炭の
供給口とを中心部から外周部へ向け交互にかつ重合状に
有するとともに、最外周部を酸素含有ガスの供給口とし
た噴流層石炭ガス化炉用バーナにおいて、上記酸素含有
ガスの供給口と不活性ガス同伴微粉炭の供給口をそれぞ
れの供給方向が30〜45°の角度範囲で交叉する構造
としたことを特徴とする噴流層石炭ガス化炉用バーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15971684A JPS6138313A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 噴流層石炭ガス化炉用バ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15971684A JPS6138313A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 噴流層石炭ガス化炉用バ−ナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6138313A true JPS6138313A (ja) | 1986-02-24 |
Family
ID=15699718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15971684A Pending JPS6138313A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 噴流層石炭ガス化炉用バ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138313A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100930904B1 (ko) | 2008-07-23 | 2009-12-10 | 한국에너지기술연구원 | 2중혼합구조를 갖는 고온-고압용 석탄 및 코크스 가스화기버너 |
JP2015067899A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | パンパシフィック・カッパー株式会社 | 原料供給装置、自溶炉及び自溶炉の操業方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56907A (en) * | 1979-06-13 | 1981-01-08 | Shell Int Research | Method and burner for gasifying solid fuel |
JPS5661509A (en) * | 1979-10-02 | 1981-05-27 | Shell Int Research | Partial burning method of solid fuel and burner for executing thereof |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15971684A patent/JPS6138313A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56907A (en) * | 1979-06-13 | 1981-01-08 | Shell Int Research | Method and burner for gasifying solid fuel |
JPS5661509A (en) * | 1979-10-02 | 1981-05-27 | Shell Int Research | Partial burning method of solid fuel and burner for executing thereof |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100930904B1 (ko) | 2008-07-23 | 2009-12-10 | 한국에너지기술연구원 | 2중혼합구조를 갖는 고온-고압용 석탄 및 코크스 가스화기버너 |
JP2015067899A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | パンパシフィック・カッパー株式会社 | 原料供給装置、自溶炉及び自溶炉の操業方法 |
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