JPS6138273Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6138273Y2 JPS6138273Y2 JP5671879U JP5671879U JPS6138273Y2 JP S6138273 Y2 JPS6138273 Y2 JP S6138273Y2 JP 5671879 U JP5671879 U JP 5671879U JP 5671879 U JP5671879 U JP 5671879U JP S6138273 Y2 JPS6138273 Y2 JP S6138273Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- diode
- output
- hybrid circuit
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 description 12
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は例えば高周波信号の振幅制限を行な
うリミツター回路の改良に関する。
うリミツター回路の改良に関する。
一般に、リミツター回路は第1図に示す如く構
成されている。即ち、信号入力端11、出力端1
2間にはダイオード13のアノードおよびダイオ
ード14のカソードが接続されている。このダイ
オード13のカソードおよびダイオード14のア
ノードはコンデンサ15を介して接地されるとと
もに、可変抵抗16の可動接片に接続されてい
る。この可変抵抗16には電源VBが供給されて
おり、前記可動接片161を摺動することにより
ダイオード13,14のバイアス電圧を可変して
リミツテイングポイントを設定している。
成されている。即ち、信号入力端11、出力端1
2間にはダイオード13のアノードおよびダイオ
ード14のカソードが接続されている。このダイ
オード13のカソードおよびダイオード14のア
ノードはコンデンサ15を介して接地されるとと
もに、可変抵抗16の可動接片に接続されてい
る。この可変抵抗16には電源VBが供給されて
おり、前記可動接片161を摺動することにより
ダイオード13,14のバイアス電圧を可変して
リミツテイングポイントを設定している。
ところで、このようなリミツター回路に高周波
信号が供給され、しかもダイオード13,14の
スイツチング速度が遅い場合、リミツテイングポ
イントを高く設定しないと所望のリミテイング特
性が得られない。しかし、リミツテイングポイン
トを高くするとリミツテイング効果が劣るため、
過入力対策として無意味となり、不都合なもので
あつた。
信号が供給され、しかもダイオード13,14の
スイツチング速度が遅い場合、リミツテイングポ
イントを高く設定しないと所望のリミテイング特
性が得られない。しかし、リミツテイングポイン
トを高くするとリミツテイング効果が劣るため、
過入力対策として無意味となり、不都合なもので
あつた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、リミツテイングポイントを低く設定し得ると
ともに容易に種々のリミツテイング特性を設定可
能とし、十分な過入力対策を行ない得るリミツタ
ー回路を提供するものである。
で、リミツテイングポイントを低く設定し得ると
ともに容易に種々のリミツテイング特性を設定可
能とし、十分な過入力対策を行ない得るリミツタ
ー回路を提供するものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第2図において21はハイプリツド回路例えば
ストリツプライン3dB方向性結合器(以下、3dB
カツプラと略称する)である。この3dBカツプラ
21は実際には第3図に示す構成となつている。
ここで、端子番号をそれぞれ(a,b,c,d)
とし、例えば端子aに信号が供給されたとする
と、この信号は二等分されて端子b,dに出力さ
れる。このうち端子dより出力される信号は端子
bより出力される信号より90゜遅れ位相となつて
いる。第2図において第1の端子aには高周波信
号が入力され、第4の端子cには例えばZo=50
Ωの負荷が接続される。また、第3の端子dはコ
ンデンサ22を介して高速スイツチング動作可能
な第1のダイオード例えばシヨツトキーダイオー
ド23のカソードに接続され、このダイオード2
3のアノードは接地されている。さらに、第2の
端子bはコンデンサ24を介して第2のダイオー
ド例えばPINダイオード25のアノードに接続さ
れている。このダイオード25のカソードはコン
デンサ26を介して接地されるとともに、自己バ
イアス抵抗27の一端に接続されている。この抵
抗27の他端は可変抵抗28の可動接片281に
接続されている。この可変抵抗28の一端には電
源VBが供給され、他端は接地されている。ま
た、前記PINダイオード25のアノードとシヨツ
トキーダイオード23のカソードとの間にはイン
ダクタンス素子例えばコイル29,30が直列に
接続され、このコイル29,30の接続点Pはコ
ンデンサ31を介して接地されている。
ストリツプライン3dB方向性結合器(以下、3dB
カツプラと略称する)である。この3dBカツプラ
21は実際には第3図に示す構成となつている。
ここで、端子番号をそれぞれ(a,b,c,d)
とし、例えば端子aに信号が供給されたとする
と、この信号は二等分されて端子b,dに出力さ
れる。このうち端子dより出力される信号は端子
bより出力される信号より90゜遅れ位相となつて
いる。第2図において第1の端子aには高周波信
号が入力され、第4の端子cには例えばZo=50
Ωの負荷が接続される。また、第3の端子dはコ
ンデンサ22を介して高速スイツチング動作可能
な第1のダイオード例えばシヨツトキーダイオー
ド23のカソードに接続され、このダイオード2
3のアノードは接地されている。さらに、第2の
端子bはコンデンサ24を介して第2のダイオー
ド例えばPINダイオード25のアノードに接続さ
れている。このダイオード25のカソードはコン
デンサ26を介して接地されるとともに、自己バ
イアス抵抗27の一端に接続されている。この抵
抗27の他端は可変抵抗28の可動接片281に
接続されている。この可変抵抗28の一端には電
源VBが供給され、他端は接地されている。ま
た、前記PINダイオード25のアノードとシヨツ
トキーダイオード23のカソードとの間にはイン
ダクタンス素子例えばコイル29,30が直列に
接続され、このコイル29,30の接続点Pはコ
ンデンサ31を介して接地されている。
上記構成において動作を説明する。尚、説明の
便宜上3dBカツプラ21の端子aに供給される
高周波信号電圧が2Eとし、端子a,cの等価イ
ンピーダンスをZoとする。
便宜上3dBカツプラ21の端子aに供給される
高周波信号電圧が2Eとし、端子a,cの等価イ
ンピーダンスをZoとする。
先ず、入力電圧振幅が小さく上記リミツター回
路がリミツター動作を行なわない場合、3dBカ
ツプラ21の各端子a,b,c,dの電圧Va,
Vb,Vc,Vdは Va=E,Vb=√2, Vc=−jE,Vd=−j√2 となる。この場合、シヨツトキーダイオード2
3、PINダイオード25はほぼオフ状態となつて
おり、第2図は等価的に第4図aに示す如く端子
b,dが開放状態となる。
路がリミツター動作を行なわない場合、3dBカ
ツプラ21の各端子a,b,c,dの電圧Va,
Vb,Vc,Vdは Va=E,Vb=√2, Vc=−jE,Vd=−j√2 となる。この場合、シヨツトキーダイオード2
3、PINダイオード25はほぼオフ状態となつて
おり、第2図は等価的に第4図aに示す如く端子
b,dが開放状態となる。
次に、入力電圧振幅が大きくなり、シヨツトキ
ーダイオード23の整流動作によつて端子dの電
圧Vdが |Vd|≧VB→√2|E|≧VB となると、PINダイオード25がオン状態とな
り、リミツテイング効果を発生する。即ち、導通
電流はシヨツトキーダイオード、コイル29,3
0、PINダイオード25、抵抗27,可変抵抗2
8の経路で流れ、第2図は等価的に第4図bに示
すようになる。ここで、RSは等価的な終端抵抗
であり、3dBカツプラ21の各端子電圧Va,
Vb,Vc,Vdは Va=RS/RS+ZOE,Vb=√2RS/RS+ZO
=E Vc=−jRS/RS+ZOE,Vd=−j√2E となる。そして、RSが∞→0となることにより
リミツテイング効果が生ずる。
ーダイオード23の整流動作によつて端子dの電
圧Vdが |Vd|≧VB→√2|E|≧VB となると、PINダイオード25がオン状態とな
り、リミツテイング効果を発生する。即ち、導通
電流はシヨツトキーダイオード、コイル29,3
0、PINダイオード25、抵抗27,可変抵抗2
8の経路で流れ、第2図は等価的に第4図bに示
すようになる。ここで、RSは等価的な終端抵抗
であり、3dBカツプラ21の各端子電圧Va,
Vb,Vc,Vdは Va=RS/RS+ZOE,Vb=√2RS/RS+ZO
=E Vc=−jRS/RS+ZOE,Vd=−j√2E となる。そして、RSが∞→0となることにより
リミツテイング効果が生ずる。
尚、実験によれば自己バイアス抵抗27を0
Ω,6.8KΩ,10kΩと変えた場合、第5図a,
b,cに示すようなリミツテイング特性が得られ
た。また、このリミツター回路に10KHzの方形波
で例えば正弦波信号をAM変調した信号を入力し
た場合においても波形歪は殆ど見られなかつた。
Ω,6.8KΩ,10kΩと変えた場合、第5図a,
b,cに示すようなリミツテイング特性が得られ
た。また、このリミツター回路に10KHzの方形波
で例えば正弦波信号をAM変調した信号を入力し
た場合においても波形歪は殆ど見られなかつた。
上記した実施例によれば次のような効果があ
る。
る。
3dBカツプラ21に高速スイツチング動作可能
なシヨツトキーダイオード23とPINダイオード
25の異なるダイオードを接続し、シヨツトキー
ダイオード23の整流出力抵抗27によつてPIN
ダイオード25を導通制御している。したがつ
て、PINダイオード25の自己バイアス抵抗27
の値を可変することによつて容易にリミツテイン
グポイントを低くすることが可能であり、十分な
過入力対策を行ない得る。しかも、抵抗27によ
つて各種のリミツテイング特性を設定可能であ
る。
なシヨツトキーダイオード23とPINダイオード
25の異なるダイオードを接続し、シヨツトキー
ダイオード23の整流出力抵抗27によつてPIN
ダイオード25を導通制御している。したがつ
て、PINダイオード25の自己バイアス抵抗27
の値を可変することによつて容易にリミツテイン
グポイントを低くすることが可能であり、十分な
過入力対策を行ない得る。しかも、抵抗27によ
つて各種のリミツテイング特性を設定可能であ
る。
また、シヨツトキーダイオード23は3dBカツ
プラ21を用いることにより√2倍の電圧で動作
可能なため、電圧変動率が1/√2となり温度変
化等に対して容易に回路動作を安定化し得る利点
を有している。
プラ21を用いることにより√2倍の電圧で動作
可能なため、電圧変動率が1/√2となり温度変
化等に対して容易に回路動作を安定化し得る利点
を有している。
以上、詳述したようにこの考案によればリミツ
テイングポイントを低く設定し得るとともに容易
に種々のリミツテイング特性を設定可能とし、十
分な過入力対策を行ない得るリミツター回路を提
供できる。
テイングポイントを低く設定し得るとともに容易
に種々のリミツテイング特性を設定可能とし、十
分な過入力対策を行ない得るリミツター回路を提
供できる。
第1図は従来のリミツター回路の一例を示す回
路構成図、第2図はこの考案に係るリミツター回
路の一実施例を示す回路構成図、第3図は第2図
の一部を具体的に示す図、第4図a,bはそれぞ
れ第2図の動作を説明するために示す等価回路
図、第5図a,b,cはそれぞれ第2図の異なる
特性を示す図である。 21……3dBカツプラ、23……シヨツトキー
ダイオード、25……PINダイオード、29,3
0……コイル、27……バイアス抵抗。
路構成図、第2図はこの考案に係るリミツター回
路の一実施例を示す回路構成図、第3図は第2図
の一部を具体的に示す図、第4図a,bはそれぞ
れ第2図の動作を説明するために示す等価回路
図、第5図a,b,cはそれぞれ第2図の異なる
特性を示す図である。 21……3dBカツプラ、23……シヨツトキー
ダイオード、25……PINダイオード、29,3
0……コイル、27……バイアス抵抗。
Claims (1)
- 第1、第2、第3、第4の端子を有し、第1の
端子より入力された高周波信号が第2、第3の端
子より出力され、第3の端子より出力される信号
は第2の端子より出力される信号に対して90゜遅
れ位相を呈するハイプリツド回路と、このハイプ
リツド回路の前記第3の端子に接続され高速スイ
ツチング動作可能な第1のダイオードと、前記ハ
イプリツド回路の第2の端子と第3の端子を接続
するインダクタンス素子と、前記ハイプリツド回
路の第2の端子に一端が接続され前記第1のダイ
オードの整流出力によつて導通される第2のダイ
オードと、この第2のダイオードの他端に接続さ
れ、第2のダイオードのバイアス電圧を設定する
抵抗と、前記ハイプリツド回路の第4の端子から
出力を導出する手段とを具備したことを特徴とす
るリミツター回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5671879U JPS6138273Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5671879U JPS6138273Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55157317U JPS55157317U (ja) | 1980-11-12 |
JPS6138273Y2 true JPS6138273Y2 (ja) | 1986-11-05 |
Family
ID=29290822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5671879U Expired JPS6138273Y2 (ja) | 1979-04-27 | 1979-04-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138273Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-27 JP JP5671879U patent/JPS6138273Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55157317U (ja) | 1980-11-12 |
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