JPS6137223Y2 - - Google Patents

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JPS6137223Y2
JPS6137223Y2 JP9042979U JP9042979U JPS6137223Y2 JP S6137223 Y2 JPS6137223 Y2 JP S6137223Y2 JP 9042979 U JP9042979 U JP 9042979U JP 9042979 U JP9042979 U JP 9042979U JP S6137223 Y2 JPS6137223 Y2 JP S6137223Y2
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JP
Japan
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internal inspection
inspection window
lid
guide grooves
guide groove
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JP9042979U
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JPS568139U (ja
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  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Screw Conveyors (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として農用機器の内部点検窓に
おける遮閉蓋の改良に係り、該蓋の抜差しを常に
容易ならしめんとするものである。
ところで、内部点検が必要な各種の機器に於て
は、筐体の適所に内部点検窓が設けられ、適当な
平板状の遮閉蓋を用いて開閉されるようになつて
いる。かかる遮閉蓋のなかで、点検窓両側の案内
溝に沿い抜差しするよう構成されたものにあつて
は、その案内溝内に塵芥や土砂などの異物が入り
込んで、該蓋の抜差しを困難にする事態がよく生
じる。特に藁屑や泥土の飛散する環境で使用され
ることが多い農用機器、例えばコンバインの揚殻
機などに於ては、上記の不都合な事態が多発する
を避けられない。
一方、上記の如く抜差しされる遮閉蓋について
は、案内溝への差込みを容易ならしめる目的で、
該溝に対し摺接する両側縁の先端角部を鈍角に形
成し、もしくは丸味を帯びさせることが、従来か
ら行なわれているが、このような対策では、案内
溝内へ入り込んだ異物の積極的な排除を期待し得
ず、却つて、その異物を案内溝と遮閉板の側縁と
の間へ喰い込ませることにもなりかねない。
本考案は、内部点検窓の遮閉蓋に関する上記し
たような従来の問題点に対処して、該蓋の抜差し
を常に容易ならしめるため、案内溝内へ入り込ん
だ異物に対する積極的な排除機能を、この遮閉蓋
自体に具備させようとするものである。以下これ
を図面に示す実施例について詳述する。
図に於て1は内部点検が必要な機器の筐体であ
つて、例えばコンバインにおける揚殻機の揚殻筒
などが、これに相当する。2は上記筐体1の内部
を外部から点検可能とするための内部点検窓であ
つて、例えば該筐体の前側面に開設されている。
3は上記した内部点検窓2を必要に応じて随時開
閉するための板状なる遮閉蓋であつて、例えば第
1〜3図に示す如く、合成樹脂製の透明な板材3
aのみから形成されるか、或は第4,5図に示す
如く適当な金属板からなる枠体3bに上記板材3
aを嵌め込んで形成されるものとし、4は該蓋の
上縁に附設された手掛りとしての突縁である。こ
の遮閉蓋3は、内部点検窓2の左右両側に平行し
て設けられた案内溝5,5と、下側に設けられた
受け溝6とによつて、前記の内部点検窓2を遮閉
する状態に保持され、且つまた上記の案内溝5,
5に沿つて前記筐体1の前側面と平行する方向へ
抜差し自在である如く留意されている。かかる遮
閉蓋3に於て、上記案内溝5,5と摺接する左右
両側縁の先端角部7,7は、角度が90度以下であ
るように、即ち鋭角に形成され、該蓋の差込みに
際しては、これらの鋭角なる尖端から前記の各案
内溝5,5内へ差し込まれるようになつている。
上記した構成に於て、いま遮閉蓋3が、第1図
に示す如く、左右の案内溝5,5と受け溝6とで
保持され、内部点検窓2を遮閉した状態にあるも
のとする。この状態で、案内溝5に沿い受け溝6
から遠ざかる方向の力を遮閉蓋3に加えると、該
蓋は案内溝5,5に沿つて移動し、第2図に示す
ような状態を経て、内部点検窓2を開放すべく引
き抜かれる。然してこのときの鋭角なる先端角部
7,7は、案内溝5,5内を移動するも、格別の
機能は発揮しない。
次いで、上記の如く引き抜かれた遮閉蓋3を再
び案内溝5,5へ差し込み、該溝に沿つて受け溝
6へ達するまで移動させると、開放された内部点
検窓2は、元通りに閉塞される。然してこのとき
の遮閉蓋3は、先端角部7,7から各案内溝5,
5内へ差し込まれ、該各角部の鋭角なる尖端を先
頭にして、上記の各溝内を移動していく。このた
め、案内溝5内に塵芥もしくは土砂などの異物が
入り込んでいても、それらの異物は、上記した先
端角部7の鋭角なる尖端で、該溝内から掬い出さ
れることになる。換言すれば、遮閉蓋3の先端角
部7は、該蓋の差込みに際し、案内溝5内の異物
を外部へ積極的に排除していくよう機能する。従
つて、案内溝5内に異物の入り込むことがあつて
も、その異物は、遮閉蓋3を差し込む際に排除さ
れて、該蓋の差込み及び次回の抜取りを阻害する
に至らない。
以上の如く、本考案は内部点検窓両側の案内溝
に沿い抜差しされる遮閉蓋につき、案内溝内へ入
り込んだ異物に対する積極的な排除機能を具備さ
せるようにしたので、このような本考案によれ
ば、案内溝へ入り込んだ異物を遮閉蓋の差込み毎
に排除せしめ得て、該蓋の板差しがその異物で阻
害される事態を確実に回避し得、遮閉蓋の常に軽
快なる抜差しを可能ならしめ得る効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
はその作動状態を示す一部欠截正面図、第3図は
第1図のA−A線よりみた断面図、第4図は本考
案の他の実施例を要部のみ示す正面図、第5図は
第4図のB−B線よりみた断面図である。 2……内部点検窓、3……遮閉蓋、5……案内
溝、7……先端角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部点検窓の両側に設けた各案内溝に沿い抜差
    しされる該窓の遮閉蓋であつて、上記各案内溝と
    摺接する左右両側縁の先端角部が鋭角に形成され
    ていることを特徴とする内部点検窓の遮閉蓋。
JP9042979U 1979-06-30 1979-06-30 Expired JPS6137223Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9042979U JPS6137223Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9042979U JPS6137223Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS568139U JPS568139U (ja) 1981-01-24
JPS6137223Y2 true JPS6137223Y2 (ja) 1986-10-28

Family

ID=29323543

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JP9042979U Expired JPS6137223Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009000031A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 収穫機

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Publication number Publication date
JPS568139U (ja) 1981-01-24

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