JPS6136788Y2 - - Google Patents

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JPS6136788Y2
JPS6136788Y2 JP1978145521U JP14552178U JPS6136788Y2 JP S6136788 Y2 JPS6136788 Y2 JP S6136788Y2 JP 1978145521 U JP1978145521 U JP 1978145521U JP 14552178 U JP14552178 U JP 14552178U JP S6136788 Y2 JPS6136788 Y2 JP S6136788Y2
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JP
Japan
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magnetic pole
pole bar
pump
diaphragm
magnetic
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JP1978145521U
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JPS5562877U (ja
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁式ポンプ、特にガス等を吸引する
のに有用な電磁式吸引ポンプに関する。
電磁式吸引ポンプは例えばガス検知器でガス濃
度を検知するに際しガスを吸引採集するのに用い
られる。この種吸引ポンプを携帯用ガス検知器に
組込む場合、電源が限られるから電力消費が少な
くポンプ自体小型であることが望ましい。
従来、かゝる用途にモータ駆動するポンプが用
いられているが、この種のものは電力消費が大き
いため携帯用には改善の余地があつた。消費電力
が小さく、ガス吸引量の大きいポンプが理想的で
あるが、携行してガス採集に用いることのできる
この種のポンプでは、用途上、所定の吸引力があ
れば充分であり、吸引力が特に大きいものは要求
されないから、関心事はむしろポンプの消費電力
をいかに小さく抑えるかということであるピスト
ン形の電磁式ポンプは吸引量は大であるが、可動
部が重く、その結果消費電力の相当部分がこの可
動部の駆動に費されるため問題は可動部の改良に
あつた。
本考案は従来のかゝる問題点を解決し消費電力
が少なくしかも吸引量の増大化を計つた小型の電
磁式吸引ポンプを提供することにある。
以下本考案を図面について説明する。
第1図は本考案の電磁式吸引ポンプの一実施例
の断面図を示す。第1図において、ポンプは大き
く2つの部分に分けて弁機構10と駆動機構20
よりなる。弁機構10はガスの吸入弁11と排出
弁12を有し、各弁に通ずる吸入口13と排出口
14を備えている。そして両弁を差動的に開閉す
るダイヤフラム15が弁に気密的に取付けられて
いる。詳述するまでもなく、ダイヤフラム15を
伸長すると、吸入弁11が開く一方、排出弁12
は閉じる。他方、ダイヤフラム15を圧縮する
と、吸入弁11が閉じる一方、排出弁12は開
く。
弁機構10のこのような作動は駆動機構20に
よつて行われる。駆動機構20はボビン21に巻
回された駆動コイル22を備え、その外周に継鉄
23が設けられる。駆動コイル22の中心には磁
束を効率よく導くための磁極棒24が設けられ、
これをロツクナツト25で可調整的に位置決めす
る。尚、駆動コイル22に制限抵抗26を接続し
て駆動コイルに流れる電流を制限するようになつ
ている。
本考案においては、磁極棒24と同一軸線上に
ダイヤフラム15を駆動する棒状の細長い永久磁
石27が設けられ、その一方の端部はダイヤフラ
ムに固着されている。この永久磁石27の他方の
端部には磁性片28が固定される。この磁性片2
8は永久磁石27よりは比重が軽くて透磁率が大
きくしかも延性に富む材料、例えば鉄系材料又は
純鉄よりなり永久磁石27の直径よりも大きく対
向する磁極棒24の直径とほゞ等しい円板より構
成することが望ましい。このようにすると、可動
部の重量を極力軽くして慣性力を小さくししかも
漏洩磁束を少なくすることに役立ち、しかも作動
中対向する磁極棒に衝突したとき永久磁石27が
破損することを防止するのに役立つ。かゝる磁性
片28を一方の端に固定した永久磁石27は第1
の位置から第2の位置の間で往復可能であり、第
2の位置において磁性片28が磁極棒24の頂面
に衝突する。
このような衝突の緩衝材として磁極棒24の頂
面には非磁性材料例えば合成樹脂よりなるスペー
サ29が取付けられる。これは磁性片28と磁極
棒24との吸引、反撥作用を効率よく行うため、
そして騒音を軽減するためにも役立つ。
叙上のように構成した本考案の電磁式吸引ポン
プの動作を説明する。
駆動コイル22が消勢状態においては永久磁石
27と磁性片28よりなる可動部はその重量とダ
イヤフラム15の弾性力との相対関係によつて第
1図に図示した位置に静止している。ところが、
適当な周波数例えば120ヘルツの交流又は矩形波
を発生する発振器30をオンすると、駆動コイル
22が附勢され、継鉄23と磁極棒24を通る磁
束は交番する。そのため永久磁石の先端に取付け
られた磁性片28は磁極棒24に対して反撥、吸
引作用を繰返し、可動部は第1と第2の位置間で
往復運動する。そのため永久磁石27の一端が固
着されたダイヤフラム15は伸縮し、その空気圧
によつて吸入弁11と排出弁12が差動的に動作
してポンプ作用を行う。即ちダイヤフラム15が
伸長すると、吸入弁11が開いて吸入口11より
ガスをダイヤフラム15内に吸入する。そして、
ダイヤフラム15が圧縮すると、排出弁12が開
いてダイヤフラム内のガスが排出口14より排出
され、測定器(図示せず)に送られる。
第2図は電磁式吸引ポンプの性能特性曲線であ
り、横軸に吸引力(mmAq)をとり、縦軸に流
量(/min)をとり、電力をパラメータとして
いる。
第2図において、実線は本考案による電磁式吸
引ポンプの特性を示し、点線は従来の同種ポンプ
の特性を示す。第2図からわかるように、例え
ば、本考案のポンプでは電力630mW(6V,
105mA)の場合、吸入力150mmAq,100mmAq
で流量は夫々0.92/min,1.36/minであ
る。これに対し、従来の同種ポンプでは電力
652mW(4.9V,133mA)の場合、吸引力
150mmAq,100mmAqで流量は夫々0.8/
min,1.02/minである。これより吸引力を一
定とした場合、本考案のポンプでは消費電力が小
さいにもかかわらず流量は大きく、このような傾
向はポンプ負荷即ち吸引力が小さくなれば顕著に
なることが第2図よりわかる。従つて、本考案の
ポンプは特に吸引力即ちポンプ負荷が小さとき顕
著な効果を示し、ガス採集のような軽負荷の用途
に利用すれば有用である。
以上述べたように、本考案においては可動部を
軽量化し漏洩磁束を極力少なくしたため消費電力
が小さく、吸引量の大きいポンプを実現すること
ができ、しかも小型であるから携帯用に有用であ
る。
本考案をガス検出器に関連して述べたが本考案
の用途はこれに限られるものではなく、他の装置
と関連して用いることができることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁式吸引ポンプの一実施例
を示す断面図、第2図は本考案のポンプと従来の
同種ポンプの性能特性を示す曲線図である。 主要部分の符号の説明、吸入弁……11、排出
弁……12、ダイヤフラム……15、弁機構……
10、駆動機構……20、駆動コイル……22。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ダイヤフラムの伸縮に応動する吸入弁と排出
    弁とを備えた弁機構と、該弁機構を磁気的に駆
    動する駆動コイルを備えた駆動機構とを有し、
    前記駆動コイル内に磁極棒を設け、該磁極棒の
    一方の端部に対し離間して磁極棒の断面積より
    小さい断面積の永久磁石を設け、該永久磁石の
    一方の端部を前記ダイヤフラムに固定すると共
    に他方の端部に磁極棒の径とほゞ同一で純鉄よ
    り成る磁性片を取付け、該磁性片が前記磁極棒
    と磁気的に作用するように両者を離間して対向
    させたことを特徴とする電磁式吸引ポンプ。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のポンプ
    において、磁極棒の磁性片に対向する面に緩衝
    部材を取付けたことを特徴とする電磁式吸引ポ
    ンプ。
JP1978145521U 1978-10-23 1978-10-23 Expired JPS6136788Y2 (ja)

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JP1978145521U JPS6136788Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23

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JP1978145521U JPS6136788Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5562877U JPS5562877U (ja) 1980-04-28
JPS6136788Y2 true JPS6136788Y2 (ja) 1986-10-24

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ID=29125154

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JP1978145521U Expired JPS6136788Y2 (ja) 1978-10-23 1978-10-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841208U (ja) * 1971-09-16 1973-05-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841208U (ja) * 1971-09-16 1973-05-25

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JPS5562877U (ja) 1980-04-28

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