JPS6136589A

JPS6136589A - 解除可能な差込みソケツト継手

Info

Publication number: JPS6136589A
Application number: JP15031685A
Authority: JP
Inventors: クルト・シヤツトマイエル
Original assignee: TSUEIN AG
Current assignee: TSUEIN AG
Priority date: 1984-07-10
Filing date: 1985-07-10
Publication date: 1986-02-21
Anticipated expiration: 2011-03-27
Also published as: GB8516112D0; US4613172A; JPH0830549B2; CH665700A5; GB2161566B; GB2161566A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、少なくとも一ロール端部を収容するソケッ
ト本体から成る、管または管要素のための差込みソケッ
ト継手に関する。前記ソケット本体は内部に半径方向内
側に向けられた突出部と、少なくとも一個のパツキン用
環状溝と、貫通孔と、前記突出部まで挿入可能な管端部
を固定する保持部材用のチャンバＩＯとを有する。

この発明の目的は、配管または管端のために許容される
総ての圧力範囲で且つ生じる可能性のある総ての負荷に
際して、たとえば振動または脈動の負荷に際して管端部
の液密及び気密の解除可能な結合を保証し、この要請が
差込みソケット結合を何度も外し且つ再び取付けても保
証される、取外し可能な差込み式ソケット継手の提供に
ある。

この発明による差込みソケット継手はソケット本体の貫
通孔に管端部を正確に心出し配置し且つ密封することか
でき、圧力によるくさび効果の原理に基づいて管端部の
最善状態での定着を可能にする。更にこの差込みソケッ
ト継手はいつでもその取付は位置で解除可能であり、再
び取付けた場合にもソケット本体は解除装置に関して間
違わずに取付けることができる。継手は確実性に関する
大きな要求を満たす。

実験が示すことは、たとえば許容度を超える極端に大き
い圧力がかかる場合挿入された管端部が既に軽い表面変
形を示し、しかも密封と定着は維持されるということで
ある。その場合有利なのは、密封部材を保持部材から分
離して配置することである。挿入ソケットは、解除機構
を取り扱わないでたとえば壁に接近して取付けることが
できる。

この発明による別の利点は、保持部材が管表面を損傷し
ないでたとえばねじ回しで容易に取り外すことができ、
従って管端部が外され続いてくさび作用によって生じた
環状の刻み目に再び取付けることができるということで
ある。　　　　′この発明の取外し可能な差込みソケッ
トの一実施例を示した図について詳述する。

第１図には相互に同軸に設けた２本の配管の液密及び気
密のソケットの差込みソケット継手の一変形例を示す。

ｌは挿入した状態の管端部、ビは挿入してない他の管端
部である。差込みソケット継手４０本質的にソケット本
体５と、ソケット本体中に配置されたパツキン８．８°
と、保持部材３０．３０“と、この保持部材用の保持リ
ング１５゜１５°とを包含する。

特に円筒状に構成されたソケット本体５には貫通孔７．
７°を空けである。これらの孔は半径方向内側に向かっ
てストッパーとして用いられる突出部６によって区分さ
れている。半径方、向に見て前記突出部６の両側に間隔
をおいてパツキン８．８゜のための環状ｉ／４９　、９
　’を設けである。ソケット本体５の端面３と背面４と
に前記貫通孔７，７°を広げた開口部１４，１４°とし
て形成しである。開口部１４，１４°に接続して軸方向
に見て環状溝状に構成したチャンバＩ　Ｏ，１０°を配
設しである。これらのチャンバは保持部材３０，３０°
及び保持リング１５．１５°を収容するために設けであ
る。保持部材３０，３０°は個々にセグメント状に構成
された部分片３１〜３６及び３１’〜３６°から組立て
られており、これらの部分片は組立て状態及び組込まれ
た状態では管端部を深く包囲するリング状の保持部材を
形成する。

第３図は第１図のｌ１ｌ−Ｉｌｌ線に一沿”って保持部
材３０の断面を示し、更に周縁に特に一様に分割されて
且つ比較的小さいスリット２５によって相互に間隔をお
いて配設された部分片３１〜３６及び管端部１とソケッ
ト本体５を示１．ている。部分片３１〜３６は、保持リ
ング１５かチャンバｌＯに挿入された後、順に個々に挿
入され、取付けが完′ｒした保持リングでは個々の部分
片が保持リングによって落下を防１ヒされている。明瞭
に示すために第３図には保持部材の下部分片３４を切り
開いて示してあり、部分的にぐるりの保持リング１５と
チャンバ１０を示す。

ここで次のことを指摘しておく。即ら保持部材３０′は
スリット２５′によって相７１．に分離された部分片３
１’〜３６′と共に第３図に示した保持部材３０と類似
の構成である。

第２図には第１図の円形部分Ａの拡大寸法断面を示して
あり、切欠部１０に配設された、保持部材３０の部分液
３１と保持リング１５とを示す。

保持リング１５は特に変形可能の弾性材料でできている
。保持部材と保持リングの収容のために構成されたチャ
ンバ１０は貫通孔７に対してほぼ直角に向けられたリン
グ状の接触面１２と保持リング１５のための外側の周縁
面１３とを有する。接触面１２と向き合う側面には開口
部１４に接続された肩部１１を設けてあり、この肩部は
特に端面３に向かって一様に傾いて構成されていて、環
状の保持部材３０のための接触面として役立つ。

第２図に実施例として横断面で示した、保持部材３０の
部分片３１は頭部域２０、脚部片２８、肩部１１に併設
された端面２９、保持リング１５に併設された前面２４
を有する。背面２４は脚部に２８から頭部域２０に向か
って一様に細まっており、１５度の大きさで傾斜して構
成されており、保持リング１５に対応する切欠部２３を
有する。

保持部材の組み立てられた状態で転勤面として機能する
切欠１１１５２３は特に円弧状の形態を与え、切欠部の
半径は保持リング１５の半径より大きい（保持リングは
負荷されない状態では円形横断面を有する。）端面２９
への頭部域２０の移行部には丸み部２１があり、背面２
４への移行部には丸み部２２がある。このようにして、
片側では傾斜している肩部１１に、反対側ではほぼ保持
リング１５によって限定された予定領域で保持要素は僅
かな距離だけチャンバｌＯ中で傾倒可能で、その場合丸
み部２１と２２は併設された面１１及び１３に沿う完全
な転勤を保証する。

脚部２８は図示の実施例では作用側からみて第一の而２
６と第二の而１８とを有し、これら第−及び第二の面は
円錐形に傾斜しており、相互にずれて段違いを形成して
いて、端部が切断縁２７゜１９となっている。第一の切
断縁から出発する而２６は特に第二の切断縁Ｉ９から出
ている面’１３より円錐形がやや緩やかである。切断縁
２７と１９の上記配置は管表面への切断縁の圧力による
、進行性の係合を保証し、第二の切断縁１９は第一の切
断縁２７の深すぎる切り込みを防止する。保持部材３０
及び３０′の個々の部分片、特に切り刃は特に焼き入れ
した工具鋼でできている。

たとえば第１図の右側及び第４図に示すように、管端部
が挿入されていない場合には個々の部分片から構成され
ている保持部材が弾性保持リングのもどり力によってソ
ケット本体の傾斜肩部に押し付けられる。管端部を挿入
する場合側々の部分片が管端部を包囲し、管端部の僅か
な直径差はチャンバに傾倒可能に設けられた部分片によ
って最善の状態で平均される。

第４図に差込みソケット継手の一因様を示してあり、挿
入可能な管端部４７のための内部突起を存する、フラン
ジ構成として形成されたソケット本体５１を示す。ソケ
ット５１は更に環状溝４８中に挿入されたパツキン４３
と、チャンバ４４中に設けられて、保持リング１５によ
って保持された保持部材４６を備えている。詳記してな
い個々の部分片から構成された保持部材４６の構造と配
置は第２図及び第３図に拡大寸法図で示した保持部材と
一致する。差込みソケット継手５０はねじ４Ｉで詳記し
てないユニット、たとえばポンプ、弁ブロック、モータ
ブロックに固定され、特に０リングで密閉される。

この実施態様及び前記各図面に禾した実施態様も第４図
及び以下の図に示す解除装置を有する。

この解除装置は案内溝中に挿入された解除湾曲部材６３
を有する、ソケット口に設けられた取付はリング６２か
ら構成されている。この解除湾曲部材は軸方向に摺動可
能な解除リング６１を有し、この摺動リングは保持部材
３１〜３６と作用結合している。摺動リング６１はソケ
ット内部に向かう軸方向摺動によって保持部材を解放位
置に回動させる。それに必要な圧力は解除湾曲部材６３
のレバーシステムを介して解除リング６１に加えられる
。この解除装置は一定の安全条件に合わなければならず
、特に湾曲部材に関しては差込みソケットの取り付けを
間違えてはならない。更に安全上及び解除湾曲部材の取
り扱い方を簡単にするという理由から差込みソケットの
回転体位置とは無関係でなければならない。たとえば差
込みソケットが可なり壁部に近いかまたは二つの平面の
縁の近くに取り付けられる場合には、差込みソケットの
各位置によって湾曲部材はスペースから壁部に向かわな
ければならない。その場合には、解除湾曲部材を作業に
適した位置に運ぶことができなければならないが、それ
がこの発明の差込みソケットで可能である。

第５図は切り開いて示した取付はリング６２とこれに挿
入された解除リング６１との位置関係を示す図である。

取付はリング中には解除湾曲部材６３の案内溝６５があ
る。この案内溝の中で解除湾曲部材は差込みソケットに
挿入された管を中心にぐるりと摺動して前記の、作業に
適した位置に移動することができる。この解除装置の機
能態様を第６〜８図に示す。

第６図は解除リング６１と取付はリング６２への解除湾
曲部材６３の投影を示す。第４図及び第５図から直ちに
分かるように、これらのリングは相互に軸方向に摺動す
ることができる。この摺動は差込みソケットの方向には
解除湾曲部材によって、そして反対方向には挿入された
管の方向に弾性保持リング１５によって、即ち差込みソ
ケットから出る方向に行なわれる。即ち弾性保持リング
１５は部分片３１〜３６から成る保持部材の保持位置に
戻る復帰力を引き起こす。保持部材をブロック位置から
解除するための力は解除湾曲部材を介して次のように行
なわれる。即ち解除湾曲部材６３は解除リング６Ｉに作
用する負荷アーム６３Ｂを介して湾曲部材つまみから条
部材構成保持部材３Ｉにレバー作用を伝達するためのレ
バー片６３Ａ。

６３Ｂ、６３Ｇを有する空間的に特別の形に形成された
対称二重レバーである。

力変換装置として第７図に示した、両側が異なるアーム
は本質的に相互に直交する二つの平面で働く。レバー系
の回転支承点りは解除リング６１上にあり、負荷点Ａ　
ｌｔ−取付は点の所で取付け゛リング６２上にある。二
つの力作用点はレバー片６３Ｂを介して連結されている
。第７図に示した、案内溝６５への力作用点の投影は本
質的に負荷アームしに対応し、解除湾曲部材６３の投影
はカアームＫに対応する。通常のレバーとは反対にこの
解除装置の場合には回転支承点りは軸方向に位置が変化
し、負荷点は軸方向には固定している。半径方向には画
点とも円形に摺動する。負荷がかかる場合には回転支承
点りは空間的に螺旋状に移動する。負荷アームＬとカア
ームにとの比は管直径が大きくなっても同じである。こ
れにはいくつかの利点がある。何となれば管直径が大き
くなって、従ってソケットも大きくなった場合には保持
リング１５の圧縮される容積が増大するからである。

即ち使われるレバー力はどの大きさのソケットの場合に
もほぼ同じ大きさである。実際に判明したことは、大き
さの異なるソケット継手＋ｉ取付はリング６２であるソ
ケット縁部と解除湾曲部材６３との間に装着された中位
の大きさのねじまわしを用いて緩い突っ張りによって容
易に解除することができるということである。安全上の
理由から解除湾曲部材は、−個の補助工具を用いてのみ
解除可能であって、手で簡単に解除できるようにはしな
い方がよい。どんな場合にも間違った取付けにはならな
かった。何となれば、第６図に示すように挿入すべき管
は限定された唯一の位置でのみ解除湾曲部材６３まで挿
入可能であるからである。

というのは、解除湾曲部材は管中央部を越えてまでは回
動しないからである。いずれの場合にも解除の際には障
害は起きなかった。それというのも湾曲部材の半径方向
平面ではこの湾曲部材が挿入された管を中心に軽く滑っ
て所望の位置に回動することができるからである。

第８図は上からの解除湾曲部材６３の可能な形の投影を
示し、レバー片６３Ａと６３Ｃが見え、レバー片６３Ｇ
を示すために片側からの投影である。第６図は上からの
投影で、レバー片６３Ｂは幾らか延びており、この位置
から見える。

安全要件を定義するもう一つの方法は保持部材３１のた
めの保持リング１５の材料の選択にある。

それぞれの弾性率によって解除力を比較的広い枠内で制
御することができる。たとえば危険な媒体または侵食性
の媒体を通す配管は解除困難にすべきで、そうなると、
高弾性率の保持リングが適している。保持リングは管中
を案内される媒体に対して密閉するために利用されるの
ではないので、対応する適合性を考慮する必要はない。

材料の機械的特製にのみ合わせればよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は相互に同軸に配設された二つの配管のための、
解除機構なしの差込みソケット継手の対称平面における
縦断面図、第２図は第１図のへの部分の拡大寸法断面図
、第３図は第１図のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿う断面図、第
４図は管端部にのみ用いる解除機構を有する差込みソケ
ット継手の一実施態様の図、第５図は一部を切り開いて
示した取付はリングに挿入した解除リングを示す図、第
６図は解除リングと取付はリングとに投影した解除湾曲
部材を示す図、第７図は両側が等しくないレバーを示す
図、第８図は解除湾曲部材の可能な形の投影を上から見
た図である。図中符号１・・・管端部、５・・・ソケット本体、６・・・突起
、７・・・貫通口、８・・・パツキン、９・・・環状溝
、ｌＯ・・・チャンバ、１３・・・ＩＯの外周面、１５
・・・保持リング、２０・・・頭部、２７・・・切り刃
、２８・・・脚部、３０・・・保持部材、３１〜３６・
・・部分片、６１・・・解除リング。

Claims

【特許請求の範囲】１）少なくとも一ロール端部（１）を収容するソケット
本体（５）から成り、このソケット本体は内部に半径方
向内側に向けられた突出部（６）と、少なくとも一個の
パッキン（８）用環状溝（９）と、貫通孔（７）と、前
記突出部まで挿入可能な管端部を固定する保持部材用の
チャンバ（１０）とを有する、管または管要素のための
差込みソケット継手において、保持部材（３０）が管端
部を深く包囲する、セグメント状に構成されて且つ初応
力の下に弾性保持リング（１５）によってチャンバ（１
０）内に配置された個々の部分片（３１、３２、３３、
３４、３５、３６）から形成されており、各部分片は頭
部（２０）によってチャンバ（１０）の外周面（１３）
に傾倒可能に支承されており、管端部表面に向けられた
側面には少なくとも第一の切り刃（２７）を有する一個
の脚部（２８）を備えており、保持部材（３０）に対し
て軸方向に移動可能な解除リング（６１）が作用結合し
ており、この解除リングが傾倒可能な部分片（３１、３
２、３３、３４、３５、３６）を軸方向に摺動して解除
位置に回動させるように構成したことを特徴とする、差
込みソケット継手。２）解除リング（６１）がソケット（５０）に連結され
た取付けリング（６２）に同心配置されており、取付け
リング（６２）中には解除リング（６１）と取付けリン
グ（６２）とに同時に作用するレバー片（６３Ａ、６３
Ｂ、６３Ｃ）を有する解除湾曲部材（６３）を挿入して
ある、特許請求の範囲１）に記載の差込みソケット継手
。３）取付けリング（６２）が解除湾曲部材（６３）のた
めの環状の案内溝（６５）を有し、この案内溝中に解除
湾曲部材（６３）のレバー片（６３Ｃ）が滑動挿入され
ている、特許請求の範囲２）に記載の差込みソケット継
手。４）解除リング（６１）が対称に回転トルクを平均する
レバー片（６３Ａ、６３Ｂ、６３Ｃ）を有し、これらの
レバー片で回転支承点（Ｄ）が解除リング（６１）と、
係止点（Ａ）が取付けリング（６２）と作用結合してい
る、特許請求の範囲２）または３）に記載の差込みソケ
ット継手。５）保持部材（３０）の各部分片（３１〜３６）が保持
リング（１５）の方に向けられた側面に脚部（２８）か
ら頭部（２０）に向かって一様に傾斜して構成された背
面（２４）を備えている、特許請求の範囲１）〜４）の
いずれか一に記載の差込みソケット継手。６）各部分片（３１〜３６）の背面（２４）が１５度の
大きさの角度で一様に傾斜して構成された、特許請求の
範囲１）〜５）のいずれか一に記載の差込みソケット継
手。７）各部分片（３１〜３６）の背面（２４）が保持リン
グ（１５）に対応する円弧状切欠（２３）を有する、特
許請求の範囲１）〜６）のいずれか一に記載の差込みソ
ケット継手。８）円弧状切欠（２３）の半径が保持リング（１５）の
半径より大きい、特許請求の範囲７）に記載の差込みソ
ケット継手。９）各部分片（３１〜３６）に第二の切り刃（１９）を
設けてあり、圧力に従って異なる段階的な係合を達成す
るために第一の切り刃（２７）に対して間隔をおいて配
設してある、特許請求の範囲１）に記載の差込みソケッ
ト継手。１０）ソケット本体（５１）を個々の管端部（４７）の
ためにフランジ構造として構成した、特許請求の範囲１
）に記載の差込みソケット継手。１１）ソケット本体（６５）を多くの管端部（６１、６
２、６３、６４）、特に異なる規格の管端部のためにブ
ロックとして構成してある、特許請求の範囲１）に記載
の差込みソケット継手。