JPS61361A - 陰イオン注入式治療装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は陰イオンを体内に効率的に注入することにより
体内の生体電位を調整し、もって体調を制御する治療装
置に関する。

【］、従来技術 陰イオンが生体にとって好ましいことは古くから知られ
ており、陰イオン発生器などの空気清洋器なども販売さ
れているが、その効果の程は判然としない。近年になっ
て、直流電流による癌破壊についての研究が進むにつれ
て、生体内の電位を調整づることにより、さまざまな生
体反応を制御できることが判明した。この技術は、癌の
治療、不眠の解消、老化防止、血栓の溶解など画期的な
治療効果を奏する。

ハ０発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記の治療技術を応用づるものであり、主と
して浮腫の軽減を目的とする陰イオン注入式治療装置を
提供する。具体的な応用例を挙げれば、リューマチ痛の
軽減、手術後の浮腫の軽減、骨折、突指などによる浮腫
の軽減、そして脳浮腫の軽減がある。

二０問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するべく、本発明は、直流電源と、こ
の電源からの印加電圧を調整する電流調整器と、陽電極
および陰電極と、イオン溶液を収容したイオン透過膜を
有し、陰電極近傍に配置した陰イオン源となる可撓性バ
ッグと、人体の病変部に挿入するようになっている電位
検出針とを包含し、病変部と正常組織との電位差を測定
し、この電位差を予め設定したプログラムに従って変動
させることによって生体電位を制御することを特徴とす
る治療装置を提供する。

ホ８作用 人体の各部位では、電位がリズムをもって脈動している
。わかりやすい例を挙げると、心臓の筋肉があり、これ
は精密な構造を持ら、時間差をもって数ミリボルトもの
電位を発生して心筋を動かしている。また、身体を動か
づときにも、筋肉間に電位が発生し、筋肉の収縮、弛緩
を生じざ」Ｉでいる。さらに、長時間にわたるリズムと
しては、睡眠と覚醒があり、ざらにもつと長い時間のリ
ズムとしては、メンスに代表されるバイオリズムがある
。バイオリズムのように長期にわたるリズム（は、おそ
らくは、月の引力のｒｐ＞ａｔによるものと推定される
。算命術に基づく体質の規定なども同様な影響の現われ
と考えられるが、現在の科学では迷信として真面目に取
上げられていない。しかしながら、生体内の各電位を測
定すると、これは日周期、週周期、月周期で正から負へ
振幅を繰返している。ここで、傷や癌病巣などの電位を
調べてみると、これらの電位は周囲の電位よりも正また
は負に偏っており、多くは正に偏っている。この偏りは
、生体の自然治り反応であり、それ自体好ましいことで
あるが、傷がひどい場合には、浮腫が生じて痛みを伴な
うことがある。浮腫は血行を妨げるので、傷の部分の代
謝が低下し、治癒が遅れる。傷かできて正常細胞が破壊
されると、それが腐敗して正の電位を持つ。これを逆転
させるために、人イホは負の電荷なこの傷害部位に集中
させ、そのために傷が負の電位を持つに至るわけである
。

その結果、負の電位の持つ浸透圧効果により、傷の周囲
には水が集まって浮腫を形成し、血行を妨げること（こ
なる。血行が悪くなると、代謝物の排出や酸素の運搬に
傷害が起き、再び、正の電位を持つことになる。ところ
が、正の電位は負の電位はど生体にとって好ましくない
ので、この正電位は負電位に比べて弱く、浮腫をなくす
ほどの力がない、、傷口の部分は、本来、負の雰囲気で
あり、健康な細胞状態となる傾向があるが、正の雰囲気
が解消しないので、細胞の代謝反応も適正でなく、冶症
が遅くなる。

そこで、本発明によれば、生体電位を外部から制御して
浮腫などの治癒を行なうのである。

へ、実施例 以下、添付図面を参照しながら本発明の詳細な説明する
。

図面において、本発明による治療装置は、直流電′Ｂ！
１を包含し、これは人体５に印加する電圧を発４ｆＥ　
Ｌ、、その電流は電流調整器２によって調整され得る。

治療装置は、陽電極６も包含し、この陽電極は人体５に
任意手段で装着するか、桶込むようになっている。さら
に、治療装置は陰電極３を包含し、この陰電極には、イ
オン溶液、特にイオン移動性が高く、反応性も高いＦ−
や０℃−イオンを含有する溶液、特にフッ化カルシウム
溶液等を収容したイオン透過膜からなる可撓性バッグ４
が取付けてあり、陰電極はこのバッグ４を介して人体５
に取付けられる。

本発明の治療装置は、さらにまた、電位検出針７を包含
し、この針７は人体５の病変部に挿入するようになって
いる。この電位検出針７は電位計８に接続してあり、こ
の電位計８は病変部電位と正常組織電位との差を表わす
ようになっている。

電位ｆｉｔ　８で測定した数値は９で示すように電流調
整器２にフィードバックされ、このフィードバック値に
基づいて、予め設定したプログラムに従って陰電極３に
供給する電流を変動さけること゛により、病変部の電位
を制御し、所期の効果、たとえば、癌細胞の破壊や浮腫
の軽減を得る。癌細胞の破壊を主目的とする場合には、
病変部は大体において正電位にしておけばよいので、電
位検出とフィードバックの必要はないが、傷の治癒や浮
腫の軽減では、傷の部位、性質、程度に応じてそれぞれ
異なったプログラムを用意し、適宜これらから選定ずれ
ばよい。

ト９発明の効果 以上で明らかなＪ：うに、本発明の治療装置によれば、
人体の病変部を簡単かつ確実に治療できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明による治療装置を示す概略図である。 図面において、１・・・直流電源、２・・・電流調整器
、３・・・陰電極、４・・・陰イオン供給バッグ、５・
・・人体、６・・・陽電極、７・・・電位検“出汁、８
・・・電位計、９・・・フィードバック。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 直流電源と、この電源からの印加電圧を調整する電流調
   整器と、陽電極および陰電極と、イオン溶液を収容した
   イオン透過膜を有し、陰電極近傍に配置した陰イオン源
   となる可撓性バッグと、人体の病変部に挿入するように
   なつている電位検出針とを包含し、病変部と正常組織と
   の電位差を測定し、この電位差を予め設定したプログラ
   ムに従つて変動させることによつて生体電位を制御する
   ことを特徴とする治療装置。