JPS6135399A - 有害な廃棄物の廃棄サイト及び廃棄物の埋蔵方法 - Google Patents

有害な廃棄物の廃棄サイト及び廃棄物の埋蔵方法

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JPS6135399A
JPS6135399A JP14908685A JP14908685A JPS6135399A JP S6135399 A JPS6135399 A JP S6135399A JP 14908685 A JP14908685 A JP 14908685A JP 14908685 A JP14908685 A JP 14908685A JP S6135399 A JPS6135399 A JP S6135399A
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water
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JP14908685A
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English (en)
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チヤールズ・ウイリアム・マロリー
ウイリアム・サムエル・サナー・ジユニア
アーサー・ウイラード・リレイ
ラルフ・エドモンド・ワツツ
ジヨセフ・ブライアン・パラデイノ
ステイーブン・ジヤン・ウインストン
ビリー・クラーク・ストリツクリン
ジヨン・エドワード・ラゾー
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/28Treating solids
    • G21F9/34Disposal of solid waste

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には、有害な廃棄物または核廃棄物の
廃棄サイトに関し、地震その他の自然界の撹乱によって
生じる廃棄サイトの形状変化に柔軟に対応できるように
配置された廃棄物収納モジュールを緊密に詰めて充填し
たモジュール列によって支持された非剛性で構造要素と
はならない表層を持つ廃棄サイトに関する。
核廃棄物を埋蔵する種々の方法が当該技術分野で知られ
ている。最も早く採用された方法は、廃棄物を単に55
ガロン入りの鋼製ドラムに充填して、長いブームを持つ
クレーンにより地面に掘った簡単なみぞにドラムを落と
し込んで埋蔵する方法であった。このような[キックア
ンドロール]方式の埋蔵法は、核廃棄物の地中廃棄処分
としては一般的には不満足なものであることが明らかに
なった。みぞに充填された締まりのない土壌は、みぞの
側部を形成している密に充填された土壌や、みぞの底部
を形成している密な岩石層よりも、遥かに透水率が高い
、従って、ドラムを取り囲んでいる比較的締まりがない
透水性の土壌のために、みぞに多量の溜まり水が生じ、
r浴槽効果」と呼ばれている現象をひき起こす。最終的
には、上記の溜まり水によって、みぞの内部に埋蔵され
た鋼製ドラムの壁部が腐食された崩壊してしまう。時間
の経過に伴いドラムの崩壊と土壌の押し固まりが進行し
、土壌の下降または沈下が起こり、みぞの上部にくぼみ
が形成される。このくぼみに表面水が集まり、みぞが水
を集めてドラムの上方に溜まり水プールが形成されると
言う悪い傾向がある。その結果溜まり水が増加し、一段
と沈下が進み、内部に埋蔵されているドラムの腐食と崩
壊が加速される。埋蔵場所におけるドラムの腐食と崩壊
の結果として、埋蔵場所を流れる地下水が放射能によっ
て汚染される。
「キックアンドロール」方式の廃棄サイト1 へ に伴う土壌の沈下と水の滞留の問題を解決するために、
各種の方式が開発された。その方式の一例としては、構
造的に剛性の壁部を持つ地中筒形天井方式、及び廃棄物
容器間の空間にコンクリートその他の硬化性グラウトを
充填する容器埋蔵サイトがある。」二記の方式は、単純
な[キックアンドロール」廃棄方式で使用するみぞと比
べて明らかに進歩した方式ではあるが、ともに種々の欠
点がある。たとえば、剛性構造の壁部を組込んだ地中筒
形天井を用いた場合には、地震の撹乱によって剛性壁部
が割れたり破損したりし易い、筒形天井の剛性が失われ
てしまうと、廃棄物包装体の周囲に地下水が流入して滞
留する可能性がある。包装体が金属壁部を持つ場合には
、包装体を取囲んでいる溜まり水が壁部を腐食して放射
性廃棄物が地下水に漏入する可能性がある。一般に、筒
形天井は、内部に処理を加えるための接近用開口部が一
つしかないので、一つの漏れ出した包装体を回収するこ
とは、不可能ではないとしても、極めて困難である。廃
棄物容器の大グループ上に硬化性物質を注入して固体状
の一体物にする廃棄方式は、地震の撹乱による割れや破
損に対して大きい抵抗力を持たせることができようが、
この方式の廃棄サイトでは、一体物の内部に発生した欠
陥または割れの道筋に位置する廃棄物容器に極めて高い
局部的なストレスが印加され易い傾向がある。更に、こ
の方式の廃棄サイトでは、グラウトに封入された容器の
一つだけがまたは2〜3の容器だけが地震の撹乱によっ
て破裂した場合、その回収に困難な問題が生じる。接近
不能な容器に割れや漏れが生じた場合には、可能な解決
法は他所へのサイトの配置換えだけである。
構造的に安定であって、しかも地震その他の自然界の撹
乱に柔軟に対応できて、容器の割れをひき起こす局部的
な内部応力が発生しない廃棄サイトが必要なことは明ら
かである、更に、内部に埋蔵した容器の2〜3個または
一つだけが地震その他の自然界に撹乱によって破損した
場合には、廃棄サイトに埋蔵された個々の容器を容易に
回収して、廃棄サイト全体の配置換えを避は得ることが
望ましい。更に、埋蔵サイトには、容器列の周囲に溜ま
り水が滞留しないようにする手段が設けられていて、内
部に埋蔵された容器の耐用寿命を引き延ばせることが必
要である。最後に。
廃棄サイトは、安価な材料から容易に造成されることが
望ましい。
本発明によれば、有害な廃棄物を廃棄処分するための廃
棄サイトであって、地面に設けた凹所と、実質的に固体
の流動性物質から形成された凹所を覆う非剛性で撥水性
の表層と、前記表層の下方の凹所の内部に配置されてい
て廃棄物を封入するとともに凹所の上方の非剛性表層を
構造的に支持する複数のモジュールとから成ることを特
徴とする廃棄サイトが提供される。
本発明は、更に、放射性廃棄物を廃棄処分にするための
廃棄サイトであって、地面に設けたみぞと、実質的に流
動性の固体物質から形成されていて、みぞを覆っている
非剛性で撥水性の放射線遮蔽表層と、前記表層の下方の
みぞ内部に配置されていて放射性廃棄物を刺入して防水
するとともに前記表層を支持する複数の千ジュールを緊
密に積めて充填したモジュール列とから成ることを特徴
とする廃棄サイトを包含する。
表面水を撥水してみぞから遠ざけて、廃棄サイトの内部
に埋蔵されているモジュールの周囲に水が滞留しないよ
うにする天然のシルトから成る層が表層に含まれている
のが好ましい。更に、モジュールの最上部とシルト層の
下面との間に、導水率の高い粗粒状物質層を配置して、
水がシルト層を浸み通り毛細管現象によってモジュール
に達しないようにすることができる。好ましい実施例に
おいては、この層の材料として用いる粗粒状物質は砂利
層である。更に、シルトが風及び水によって浸食されな
いように保護し、廃棄サイトに収納されている廃棄物を
入れたモジュールに対する放射線遮蔽障壁になるととも
に廃棄サイトに侵入する生物に対する障害物ともなる大
きさをそろえた捨石の層をシルト層の状面に配置する。
地面に掘ったみぞは平らな底部にする。毛細管現象によ
り地下水がモジュールにまで吸い上げられるのを防止す
るために、砂利等の粗粒状で導水率の高い物質から成る
層をみぞの床に敷設する。更に、みぞの床全体の砂利層
の下部に複数の浸漏計を配置して、モジュールから漏れ
出す放射性物質の量を監視するために用いる。
本発明の廃棄サイトにおいて使用するモジュールは、好
ましくは、直角プリズム形であり、互いに滑動自在な複
数の層状に緊密に詰めて積み上げることができ、他の柱
状体に対して鉛直方向に滑動移動できるように柱状積み
上げ体の形に積み上げることができる。このように緊密
に詰めて充填した配置にすることにより、廃棄サイトの
剛性のない表層を支持できるとともに、地震その他の自
然界の撹乱による地面の形状変化に柔軟に対応できる均
一な形状で緊密に積めて充填できる複数のモジュールに
収納された核廃棄物を埋蔵する方法であって、みぞを掘
削し、みぞの−右側から他方側に緊密に充填できる複数
のモジュールを緊密に積めて充填すると同時にモジュー
ルの」二部に流動性固体物質から成る非剛性で撥水性の
放射線遮蔽表層を被覆することによりモジュールから出
る放射性の周囲区域への漏出を最少限度に抑えることを
特徴とする方法も本発明の技術的範囲に含まれる。
以  下 余  白 本発明をより明確に理解できるよう、以下に添付の図面
を参照しつつ1、本発明の好ましい実施例について説明
する。
全部の図面において、類似の参照符号は類似した部材を
示すが、まず第1図を参照して説明を始めると、本発明
の包装設備lは、建物の左側の遠隔操作廃棄物包装区画
3と、建物の中央モジュール積込み・運搬区画BOと、
建物の右側の接触廃棄物処理区画85とを取囲む4つの
隔#壁2a、2b、2c及び2dを有する。遠隔操作包
装区画3と接触廃棄物処理区画85には、それぞれ、貫
通車道7及び87がある。これらの貫通車道で、遠くの
廃棄物発生場所からの比較的軽量の運搬容器(即ち、ラ
イナー55ガロン入り容器及LSA容器)に入った遠隔
操作または接触操作核廃棄物がトラック13及び95に
よって比較的重い緊密モジュール200に搬入される。
好ましい実施例においては[13,5)ン(30,00
0ポンド)を越える重量になることもある]充填済みモ
ジュール200を運搬する距離を最小にするために、包
装設備1によって充填されたモジュール200の最終廃
棄場Jvi+50は設備1に近接した位置にある。廃棄
物発生場所から遠く、しかも最終廃棄場所150に近く
て、隔離壁に取囲まれた包装設備1には主要な三つの利
点があることを最初に述べておかねばならない。第一に
、比較的重いモジュール200を廃棄物発生場所に運搬
する必要がない。第二に、包装時の事故により廃棄物発
生場所が汚染される可能性を回避できる。第三に、隔離
壁2a、2b、2c及び2dにより、包装時の事故によ
って廃棄場所150が汚染きれる可能性を最小にできる
次に、設filの遠隔操作廃棄物包装区画3について更
に詳細に説明すると、この区画3は搬送トラック13を
受は入れる入口(図示せず)及び出口11を持つ車道8
を有する。トラック!3は、普通、米国運輸省(U、S
Department of Transportat
ion)または米国原子力規制委員会(U、S、Nuc
lear RegulatoryCommission
)が承認した再使用可能な遮蔽運搬カスタ15に核廃棄
物を入れて運搬できる。
遮蔽運搬カスタ15の内部には、廃棄物を収納する金属
またはプラスチック製のライナー(図示せず)が施され
ている。設備lの区画3は、更に、トラック13の床と
ほぼ同じ高さの処理プラットホーム18と、フック集合
体21を持つ遮蔽ベル19と、遠隔操作走行うレーン2
3とを有する。遮蔽ベル19は、好ましくは、非接触廃
棄物から出る放射能の量を許容レベルに減少させるに充
分な厚さの鉛塗膜を持つ鋼製の外皮から形成されている
。クレーン23は、電気モータ作動プーリー装置27を
介して、遮蔽ベル19のフック集合体と着脱自在に接続
できる一次巻上げ機25を持つ。走行うレーン23は、
更に、−次巻上げ機25をX方向(貫通車道7の車道9
に平行な方向)に移動させる運び台29と、−次巻上げ
機25をY方向(設[]1の前面に平行な方向)に移動
させるトロリー33とを有する。鉛直方向調整電気モー
タ作動プーリー装置27が運び台29及びトロリー33
と組合わされているので、走行うレーン23は運搬トラ
ック13の運搬カスタ15の上方で遮蔽ベルを揺動させ
、カスタ!5から廃棄物収納ライナーを取上げ、ライナ
ーを処理プラットホーム18の所望位置に置くことがで
きる。この好ましい実施例においては、テレビによる監
視を通して操作される遠隔操作走行うレーン23を使用
したが、本発明の実施に当たっては既存の多くの種類の
遠隔操作グレー機構を使用できる。−次巻上げ機25に
加えて、走行うレーン23と遮蔽ベル19の中間に二次
巻上げ機35が接続されている。二次巻上げ機35は、
遮蔽運搬カスタ15の内部に配置されて廃棄物収納ライ
ナーと着脱自在に保合できる遮蔽ベル19の内部におけ
るケーブル及びフック(図示せず)の位置を制御する。
建物lの遠隔処理廃棄物区画3には、更に、運搬カスタ
15の内部のライナーの内容物が送り状と一致するかど
うかを確認するために各種の放射能検出器39及び超音
波検出器41を備えた識別ステーション37がある。放
射能検出器38を用いて、ライナーに収納されている廃
棄物から出る放射能の強さを測定し、廃棄物の放射スペ
クトルの特徴をチェックして、送り状が正確であるかど
うか確認する。超音波検出器41は、ライナーに放射性
液体が存在するか否かを知るために使用する。連邦規格
は、液状の放射性廃棄物の埋蔵を厳しく禁止しているの
で、超音波検出器41によって得られる情報は極めて重
要な情報である。放射能検出器39及び超音波検出器4
1は、処理プラットホーム18のみぞ43に配設された
ケーブルによって、読取りダイヤル群45と電気的に接
続されている。添付の図面には示さなかったが、記録を
残す目的並びにモジュール200の表面放射能が所定限
界を越えるまでに特定のモジュールに装入できる特定の
種類の廃棄物の量を知る目的のために、放射能検知器3
9及び超音波検知器41の出力を中央コンピュータに入
れるのが好ましい、中央コンピュータにより、廃棄物の
適切な封入のために注入すべきグラウトの量を算出する
ことができ、ライナーに収納されている液状の廃棄物の
比率が許容できない比率であることを超音波検出器41
が示したときには譬、報回路を作動させることができる
好ましい実施例においては、処理プラットホーム18の
高さをトレーラ−・トラック13の床の高さにほぼ対応
する高さにして、カスタ15から蓋を取外した際にカス
タの上部から放射される放射能がプラットホーム18の
上に居る作業員に照射されないようにする。作業に当た
っては、遮蔽ベル18を下降させて開口したカスタ15
の内部に入れ、カスタ内部のライナーと係合させ、識別
ステーション37の検知器33及び41の上方を揺動さ
せて、迅速に上記検知器から数インチ以内の個所に下降
させて、遮蔽ベル19の底部から放射されてプラットホ
ーム18に反射され区画3を照射する放射能は、設@l
の全体としての構造一体性及び遮蔽の目的のために、処
理プラットホーム18はコンクリートの緻密な厚板から
形成されている。遮蔽の目的については、ラグ(lag
)貯蔵穴50の構造及び機能について後述するときに、
より一層明確に理解できよう。好ましい実施例の識別ス
テーション37は、放射能検出器38及び超音波検出器
41のみを有するものであるが、所望に応じて他の型式
の検出器(たとえば、廃棄物を視覚で識別する遠隔操作
テレビ監視機器等)を配設することもできる。
設備!の遠隔操作廃棄物区画3は、四つのラグ貯蔵穴5
0と、遮蔽壁54及び接近通り抜は遮蔽ドア55によっ
て形成された修理作業室53とを有する。各ラグ貯蔵穴
50は、上部が円形形カバーから成るほぼ円筒形のくぼ
みである。識別ステーション37によって過剰量の液体
の存在が検出されたり、その他の許容できない状態が検
出された場合に、ラグ貯蔵穴50が核廃棄物M搬時の安
全で便利な貯蔵区域を提供する。更に、グラウト注入ス
テーション118がつかえた場合に、遠隔操作廃棄物の
運搬物を一時的に貯蔵するためにラグ貯蔵穴を使用する
こともできる。区画3に貯蔵できる遠隔操作廃棄物から
区画3の作業区域に放射される放射線量を安全レベルの
範囲内に減少できるよう、穴5oの上部の円板形キャッ
プの材質及び厚さを選定する。修理作業室は、設備1の
遠隔操作区画3の内部で隔離された区域であり、遠隔操
作区画3または設備1の主要部を汚染するおそれなく、
破損したライナー(または液体を含むライナー)を適宜
に修理または処理する区域である。後述の説明から明ら
かになるように、モジュール200の内部でライナーを
グラウトによって固めたときにライナー壁部が三つの放
射線及び水遮蔽障壁の一つになるわけであるから、ライ
ナーの破損壁部を修理する隔離された内室53を設ける
ことは重要である。廃棄物ライナーの内部にTl離した
状態の液体が発見されたときには、修理作業室53が内
室を提供し、その内部で液体を適当な吸着剤その他の固
化媒体と混合して、液体を連邦規格の規定に合った埋蔵
が許容できる固体状態にすることができる。正常な状態
では、遠隔処理廃棄物の処理のために、ラグ貯蔵穴50
や修理作業室53は使用されない。通常は、識別試験完
了後、区画3の背後部を形成する遮蔽壁57a及び57
bによって形成される迷路の出口5Bを介して、廃棄物
は遠隔操作によって持上げられてグラウト注入ステージ
せン118に運ばれる途上のレール・カート64に載置
されているモジュール200に入る。
モジュール積込み・運搬区画60が、設備1の内部の遠
隔操作区画3と接触処理区画B5の間の中央部分に配置
されている。モジュール積込み・運搬区画80を中央に
配置しであるので、区画60は設備1の遠隔操作区画3
及び接触処理区画85の双方にとって便利である。−般
に、モジュール積込み・運搬区画6oには、建物lの外
部に保管されているモジュール200をレール・カート
64に積込む従来法の走行うレーン62(前述の走行う
レーン23の持つ全ての部材及び能力を具備している)
がある。レール・カート64は、一対の平行な積込みレ
ール設備86a及び88bに沿って自由に移動できる。
レール−カートを自由に移動できるようにするために、
軌道88a及び88bを取付けた床70a及び70bを
僅かに傾斜させ、積込みレール設備88a及び88bの
軌道88a及び68bと係合するカート64が軌道上を
重力によって転がり下降するようにしである。添付の図
面には示さなかったが、各積込みレール酸@66a及び
86bには、積込みレール設備88a及び66bに沿っ
た積込み位置、グラウト注入位置及び蓋取付は位置でレ
ール・カート64を停止させる複数の空気圧作動停止機
構が設けられている。モジュール積込み、運搬区画80
には、積込みレール設備6Ba及び66bの床?Qa及
び?Obとは逆方向に傾斜した床78を持つ戻りレール
酸@74がある。このように戻りレール酸@74の床7
8は逆方向に傾斜させであるので、グラウトを注入し蓋
を取付けたモジュール200をレール・カートから取出
した後に、レール・カートは軌道76上を重力によって
転動して区画60の内部の積込み位置に戻る。好ましく
は少なくとも厚さ30.5c+* (12インチ)の堅
固なコンクリート壁から成る遮蔽壁78が、レール設備
88aと戻りレール設備74の間にあり、遮蔽ベルの内
部に収納された遠隔操作廃棄物がモジュールに積込まれ
たグラウトを注入される際に接触区画が廃棄物からの放
射能に暴露されないように遮蔽している。
この遮蔽壁79は、接触処理区画85を遠隔操作廃棄物
区画3と同−設備の内部に封じ込めるとともに、設備1
の内部の遠隔操作区画3及び接触処理区画85の双方で
共通のモジュール積込みゃ運搬区画BOを使用できるよ
うにする機能を果たしている。この利点により、積込み
・運搬装置を2組設ける必要がなくなる。
接触処理廃棄物区画85について説明すると、設@lの
この区画85は、遠隔操作区画3と同一の数多くの部材
を有する。−例を挙げると、区画85は、貫通車道7に
ついて記述したと同じ種類の車道89、入口8o及び出
口(図示せず)を持つ貫通車道87を有する。区画85
は、更に、搬入トラック95から包装済みの廃棄物を容
器に下ろすことができるように、トラックの床とほぼ同
じ高さの好ましくはコンクリートの緻密な厚板から成る
処理プラットホーム93を有する。区画85は、更に、
一対の識別ステーション107a及び107bと、ラグ
貯蔵穴113がある。最後に、区画85は、破損した容
器を修理し、液体その他の不適当な包装の廃棄物を埋蔵
が許容できる固体状態に変える修理作業室112を有す
る。
しかしながら、区画3と共通の上記の部材以外に、区画
85や建物1に特有のいくつかの他の部材を有する。た
とえば、区画3の比較的強力な走行うレーン23の代わ
りに、磁気または真空巻上げ機101を持つ比較的軽負
荷のジブクレーン89が用いられる。区画85で処理さ
れる廃棄物の放射能レベルは作業員が直接に触れること
ができる作業員が直接に触れることができる程度に低い
レベルであるから、クレーンは区画3で使用したような
重い遮蔽ベルを持ち上げることができるクレーンでなく
ともよい。従って、区画85で使用するクレーンは、一
般には55ガロン入りの鋼製ドラム97に入って建物1
に到着する軽量の包装核廃棄物を持ち上げることができ
るものであればよい、建物1の接触処理区画85では何
らかの軽い保護遮蔽体を使用することもできるけれども
、この区域で処理する廃棄物の放射能レベルは一般に低
レベルであるので、廃棄物を収納している鋼製の各ドラ
ム97を強力に遮蔽する必要はない。従って、コンベア
装M 103は好ましくはローラーから形成され、廃棄
物を収納したドラムの処理を極めて容易に行なえる、廃
棄物を小容積に押し固めるだけでなく、グラウト注入時
に廃棄物の容積の「はね返り」が起こらない鋼の非弾性
限界以上のところまで、廃棄物を取囲んでいるドラムを
絞る強力押し固め@101が配設されている。これは、
本明細書で後述するように、重要な特徴である。
コンベア装置103は、一対の直列配置押し固めコンベ
ア・ベルト+05a及び!05bと、修復作業コンベア
・ベルト106とを有する。押し固めコンベア拳ベルト
105aにより、接触処理廃棄物の入った55ガロン入
りのドラム87は、ジブクレーン89から超音波検出器
及び放射能検出器(図示せず)を持つ識別ステーション
107aを通って強力押し固め機110の負荷機構11
0.1に送られる。強力押し固め機110が55ガロン
入りのドラム容器に500〜1100)ンの圧力を印加
し、0.98〜1.12g/ri(80〜70ボンド/
立方フィート)の密度を持つ高密度「パックス」117
にする。好ましい実施例で通常用いる押し固め力は80
0 )ンである。高密度パックス117は強力押し固め
機110から射出され、傾斜路111.2を滑り落ちて
、押し固めコンベア書ベル) 105bに入り、コンベ
ア・ベル) 105bによりパックス117は、超音波
検出器及び放射能検出器(図示せず)を備えた第二識別
ステーション10?bを通って移動する。
その後、コンベア・ベルト105bにより、高密度パッ
ク117はジブクレーン114の磁気または真空巻上げ
機11Bに送られ巻上げ機116がパック117を揺動
してグラウト注入ステーション118に向かうモジュー
ル200にパックを入れる。識別ステーション107a
が、(a)  ドラム97に液体が入っているか、(b
)  ドラム87の壁部が破損しているか、または(c
)  ドラム87の内部に収納された廃棄物が圧縮でき
ないものであることを検出したときに、修理作業コンベ
アやベルト106が作動する。上記の3種の状態の何れ
かが検出されたときには、作業員(図示せず)が押し固
めコンベア105aからドラム97を押し出して修理作
業コンベア・ベル) 10Bに押し入れれば、ドラム9
7は修理作業室112に運ばれて、適宜な壁修理作業、
液体固化作業または独立したドラム内へのグラウト注入
作業が行なわれて、ドラム97及び内容物をモジュール
200の内部に贈入するに適した状態にする。修理作業
質112がつまった状態である場合には、ドラム97を
一時的に接触処理区画85のラグ貯蔵穴113に保管す
ればよい。
第2図を参照して説明を続けると、本発明の強力押し固
め機110は、図示したように関節のある後退自在のア
ーム集合体110.3の端部にドラム・スコップ110
.2を設けた装入機構110.1を有する。押し固めコ
ンベア105aの端部のシュートを滑り落ちてきたドラ
ム87は、作業員によってドラム・スコップ110.2
に供給されている。関節のある後退自在のアーム集合体
11(1,3がドラムθ7を装入受台110.4に装入
する。押し固め機110は、ドラム97を後退自在の押
し固めシリンダ110.8に供給する装入ドラムtto
−5を持ち、押し固めシリンダ110.8は主ラム11
0.8の外側位置と射出傾斜路111.2の上部位置と
に移動できる。第2図には、押し固めシリンダ110.
6が、主ラム110.8から遠い延伸位置であって、射
出傾斜路111.2の上部に隣接した位置にある状態を
示しである。ドラムが押し固めシリンダ110.8に装
入された後シリンダ110.8が主ラム110.8の内
部に後退して、ドラム87はラムのピストン110.9
 (図示せず)と主ラム111.8のベッドとの間で押
しつぶされる。既に説明したように、ドラム97に50
0〜1100トンの押し固め力を印加する。このように
高い押し固め力の使用には三つの特異な利点がある。第
一に、ドラム87及び内容物の容積減少により、一つの
モジュール200の内部に充填されるドラムの数が多く
なる。例を挙げると、上記のような高い押し固め力を使
用することにより、押し固めない場合には14個のドラ
ムしか充填できなかった一つのモジュールの内部に35
〜48個のドラム97を充填できるようになる。第二に
、−見ではわかりにくいこと山 ではなるが、高い押し固め力を使用することによりドラ
ム及びドラムの内容物の鋼が非弾性限界を越えて変形し
て、得られた高密度のパックスが射出傾斜路111.2
から射出された後に「はね返り」を起こして大きな形に
戻る可能性がなくなる。このような「はね返り」が起こ
らないということは、モジュール200ニバツクス11
7を装入してグラウト注入した後に、モジュール200
の内部で硬化するグラウトの内部に空洞ができたり内部
側れた発生する可能性がないということである。「はね
返り」を起こすとどころか、グラウトで被覆された高密
度パックス117は、モジュール200の内部で確固と
した非圧縮性の補強構造体を形成し、モジュールが廃棄
場所150の上部に被覆された土質ぞキャップ164の
構造支持部材としての機能を果たす際にモジュールの機
能を助ける。最後に、一般的には、ぼる布、紙及び汚染
されたユニホーム等から成るドラム87の内部の廃棄物
を上記のように極度に押し固めることにより、これらの
廃棄物の水吸収に対する抵抗性を持つようになる。勿論
、可能性は極めて少ないが、濡れた場合においても放射
性物質が漏出する傾向も減少する。このように水吸収に
対する抵抗性により廃棄物は微生物分解されに〈〈なり
、微生物分解により廃棄物を入れた容器が長期間の後に
「中空」になって沈下の問題を惹起こす可能性があるこ
とを考えると、微生物分解されにくいという特徴はモジ
ュール200の全体としての機能を補足するものである
以  下  余  白 押し固め機+10の説明を終えるに当たって、押し固め
機110は、フィルタ111.5と、送風装j1111
.13と、排気煙突111.7とを持つ濾過装置11’
1.4を有することを記載しておく。
濾過装置 111.4は、接触処理可能な廃棄物を入れ
たドラム97に660〜1100 )ンの力を加えた結
果生じる放射性の空気中に含まれる放射性粒子を吸い出
すものである。
第1図に戻って説明を続けると、設備1の区画85には
グラウト注入区画118があり、グラウト注入区画11
8は、レール設備86a(遠隔操作廃棄物区画3に隣接
するレール)またはレール設備66b(接触処理廃棄物
区画85に隣接するレール)と係合しているレール・カ
ート84上のモジュール200にグラウトを注入できる
引き伸ばし自在の樋120を有する。非接触処理区画3
及び接触処理区画85の双方から充填されるモジュール
200に対してグラウト注入ステーション118を一つ
だけ使用することにより、設備全体としては、高価な部
材を聡 重複使用せずに済む、グラウト注入ステーション118
のすぐ上方には、蓋取付は工程に付随してモジュール2
00の上方にM 220を持ち上げる巻上げ機128を
持つ走行うレーンを備えた蓋取付はステーション122
がある。モジュール200の構造を詳細に説明する際に
、蓋取付は工程をもっと正確に説明する。
一般的には、廃棄物処理サイト150の近くに位置する
廃棄物色装設′IfIlで、モジュールに廃棄物を充填
し、グラウト注入ステーション118でグラウトを注入
して、蓋を取付けるが、廃棄物が発生する設備でモジュ
ール処理を行うこともできる。得られるモジュールの表
面放射能は接触処理が可能である程度に低いので、利用
できる廃棄場所が決まらない場合には、モジュール20
0をそのまま処理場所に貯蔵していおくこともできる。
利用できる廃棄場所が得られると、再使用可能な運搬外
装(図示せず)の内部に入れてモジュール200を廃棄
場所150に運搬して、直接みぞ152に積み上げる。
この方法は好ましくないけれども、廃棄サイト立地廃棄
物貯蔵設備を使用するよりも費用がかからない。
第3図に、包装膜@lと組合わせて使用する廃棄サイト
150を図示する。廃棄サイト150には、はぼ平らな
堆積土床154を持つ1本または複数の平行なみぞ15
2がある。硬化したグラウトの入った蓋をしたモジュー
ル200をみぞに入れる前に、みぞの内部の水の放射能
レベルを床全体について監視するために、複数の集水浸
漏計155を均一に設置する。床に穴をあけて、浸漏計
の細長い本体部を穴に挿入して、みぞの床154に浸漏
計を設置する。プラスチック製の管の連絡網(図示せず
)により、廃棄サイ) 150の作業者は周期的に浸漏
計155のカップに集められた水を採取できる。水サン
プルの放射能レベルを周期的に測定して、モジュール2
00から放射能物質が漏れ出しているか否かを知ること
ができる。床154全体に浸漏計155を適宜に埋設し
た後、毛細管減少を防ぐ障壁として働く厚さ約80cm
(2フイート)の砂利層156で床154を覆う、地下
水の流れが少なくとも24.4+5(80フイート)み
ぞの床より低いところを流れている区域を廃棄サイ)1
50として選定するのが好ましく、みぞの床154の毛
細管現象によって地下水がモジュール200を積上げた
列180に浸透しないように、床154の上面に砂利か
ら成る毛細管障壁15Bを乗せて、浸透防止を更に確か
なものにする。本発明の廃棄サイト150の毛細管遮蔽
障壁全体が砂利から成ることが好ましいけれども、導水
率の高い粗粒または顆粒状の物質の使用も本発明の範囲
内に含まれる。約10.2cm (4インチ)の厚さの
ぎっしりと敷きつめた砂158の層で砂利層15Bを覆
う。砂15Bを敷きつめた層は、みぞ152にモジュー
ル200を搬入する重いフォークリスト184及びトレ
ーラ−184の車輪を支える路盤になる。層158がな
い場合には、これらの車輪184.185の車輪は砂利
層156にはまり込み易くなる。
廃棄サイト150の次の構成部材は、第3図に示す六角
形モジュール200を緊密に充填したモジュール列18
0である。好ましい実施例では、複数のモジュールを相
互に当接し合う柱状に積み上げて、各モジュール200
の六角面が隣接する他の柱状体のモジュールの六角面と
同一平面上に位置するようにする。モジュール200を
上述のように相互に当接し合う柱状体に積み上げること
により、少なくとも四つの利点が得られる。第一に、こ
のように緊密にモジュールを詰めることにより、手近な
便宜上の手段として、土壌、砂及び砂利のような天然の
流動し易い物質から形成される剛性を持たないみぞ蓋1
84の支持構造物が得られる。第二に、このような配置
にすれば、上述した土壌沈下を引起す可能性のある間隙
がモジュール200の中間に形成されるのをほぼ完全に
回避できる。第三に、各モジュールは別個独立に8面(
即ち、モジュールを形成している六角形プリズムの上面
、底面及び6面の側面)に沿って異なる動きをするので
、上記の配置は激烈な地震にも耐えることができる。ど
のモジュールの隣接するモジュールに一体に係止されて
いないので、地震による撹乱時には、各モジュールの鉛
直方向及び水平方向に少なくともいくぶんかは滑動移動
できる。このように8面に沿った移動自由度を持つので
、モジュール列160全体としてはみぞ152の形状変
化に柔軟に対応し、個々の容器の壁部の破裂または割れ
を起こすに充分な強さの局部的な内部応力が地震の撹乱
によって列160の内部に生じる可能性を少なくとも最
小にすることができる。第四に、列中で採用した柱状積
上げにより、特定のモジュールの回収が望まれる場合に
は、回収を望むモジュールを含む特定の柱の上に一つの
モジュールの大きさの穴を掘って、みぞからモジュール
200の一つを引き出すことができるので、特定のモジ
ュールを容易に回収できる。好ましい実施例においては
、モジュール200のうちの最も放射能の高いモジュー
ルをモジュール列160の底部層に位置させて、放射能
の低いモジュールで取囲むことにより、放射能の高いモ
ジュール内部の物質から放出されるの放射線を、取囲ん
でいるモジュール並びに中間及び上部モジュール層で更
に遮蔽する。
みぞ152のぎっしりと詰まったモジュール列160の
側部とみぞの壁部との間には、側部砂利毛細管現象防止
障壁182a及び162bが設けられている。これらの
障壁182a及び162bの目的は、みぞの側部からぎ
っしりと詰まったモジュール200の列180に水が浸
透しないように防止することである。好ましい実施例に
おける側部毛細管現象防止障壁182a及び162bの
厚さは、約80cm (2フイート)である。
みぞの蓋部または表層184は、好ましくは、土壌、砂
及び砂利のような流動性の天然の物質から形成された剛
性を持たない表層である。このような表層は、剛性を持
つ剛性構造体よりも、地震の撹乱に対して強い。特に、
地震の撹乱により表層164の各層が鉛直方向に離れる
ような位置変更作用が働いた場合に、剛性を持たない表
層184では少なくとも部分的に「自己修理」が行なわ
れる。更に、地震の撹乱によって表層184にかなりの
破損が生じた場合には、従来法の道路建設設備及び土壌
運搬設備を用いて表層164を容易に修復できる。既に
述べたように、緊密に詰めたモジュール列180が、み
ぞの表層184の各層を構成し保持するのに必要な構造
上の支持体となる。
みぞの表層1B4の第一層は、側方では厚さ1.2+i
(4フィート)、中心部では厚さ2.1m(7フイート
)の土層18Bから成るのが好ましい。第3図に示すよ
うに、好ましくはみぞ掘削時に除去した地面の土壌から
成る土層166は、層の中心線から約4.5zの勾配で
次第に低くなっている。このような輪郭にすることによ
り、表層164に浸透した水を自然に流へy 下させて、水を側部の水抜き溝178a及び178bに
向けることができる。緊密に詰めたモジュール列180
の上部に土層16Bを被覆した後、残りの各層をその上
に載せる前に層188を押し固める。従来法の路床押し
固め機械によって押し固めてもよく、単に層168の内
部の土が自然の力で完全に落ち着くまで放置しておいて
もよい。層166土を押し固める上述の二つの方法のう
ちでは、路床押し固め機械を用いるのが好ましい。従来
法の廃棄サイトで用いた土壌の沈下速度と比較すると、
本発明における土の自然沈下時間は遥かに短いけれども
、3箇月未満で落ち着くことは稀であり、土層を形成す
る土壌の性質によっては1年にも及ぶこともある。これ
に対して、路面押し固め機械を使用した場合には、沈下
時間は数日程度に減少する。個々のモジュール200を
積み上げて列160を形成するのとほぼ同時に緊密に詰
めた列160の上方に土層18Bの上方に土層168を
同時に載置してゆけば、廃棄基材 の造成時にみぞ内部で働く人が照射される放射能量は最
小限になる。
土Jiij 1BBがほぼ押し固められた後に、約1゜
ctm(4インチ)の厚さの砂詰め層168を土層18
6の上部に被覆する。砂詰め層168で土層18Bを完
全に被覆した後に、砂詰め層1B+1の上部に深さ約R
ocm (2フイート)の砂利から成る毛細管現象防止
障壁170を設ける。砂詰め層268は1毛細管現象防
止砂利層170を形成している比較的粗い砂利と土層1
6Bを形成している比較的細かい土との間にあって、貫
入防止障壁として働く。毛細管現象防止砂利層170を
敷設した後に、毛細管現象防止砂利層170の上部に厚
さ約10cm (4インチ)のもう一層の砂詰めゾーン
172を設ける。次に、毛細管現象防止砂利層170を
覆う砂詰めゾーン172の上部に細かい水流下シルト1
74を被覆する。シルト層174のシルトと、毛細管現
象防止砂利層170の砂利との間で、上記の砂詰めゾー
ン172が貫入防止障壁として働く。
シルl[t174は、主としてみぞの表層184の摂 全水層として働くものであり、厚さは約80c+w(2
フイート)程度で、好ましくはその場で得られた材料か
らシルトとなる粒度のものをりに使用することは、少な
くとも二つの点で有利である。第一に、シルトは粘度よ
りも入手し易く、従って安価である。第二に、シルト層
174は、水で飽和した後に乾燥した場合においても、
粘度のように亀裂が入ったり割れたりすることがない。
亀裂や割れがないと、みぞの表層184の全体としての
一体性を保持し易い。
シルト層の側方エツジは、みぞ152の両側にあるフレ
ンチ水抜き溝(french train)178a及
び178bで終端する。フレンチ水抜き溝178a及び
1?8bには、孔開きパイプ182a及び182bが敷
設されている。シルト層174の側部に流れ落ちた水は
、バイブ182a及び182bの孔部な浮みぞ152か
ら遠ざかる。雨その他によって表面水が非常に多くなリ
シルト層が木で完全に飽和されてしまった場合でも、毛
細管現象防止砂利障壁層170により、毛細管現象に起
因する飽和シルト層174からモジュール列160への
水の移行は防止される。
みぞの表層164の最上部の最後の層17Bは、大きさ
のそろった捨石(rip−rap)から成り、もっと現
場的な用語で言えば玉石程度の大きさの極めて粗い砂利
である。この捨石層17Bは、少なくとも三つの機能を
果たす。第一に、シルト層174を潜在的な風食性を持
つ風と走り水から切り離す。第二に、モジュール列18
0に対する最後の放射能遮蔽障壁となり、廃棄サイトの
放射能レベルを通常の自然放射範囲内の程度にまで減少
させる。第三に、人や動物が侵入してモジュール列16
0の上方の地面を掘ろうとする試みを思い止まらせる。
上述の好ましい実施例の表層184は、湿気のない区域
におけるものである湿気の強い区域で用いる表層164
の変形実施例では、モジュール200を緊密に詰めた列
180の上に、その土地の土壌から成る非透水性の第一
層を被覆する。この層を、上述の層188 、170及
び172と同様の砂層、砂利層及び毛細管現象防止障壁
層で覆う。これらの砂層、砂利層及び毛細管現象防止層
を玉石から成る微生物侵入防止層で覆い、最上部に植物
被覆を持つ最終土壌層を支持する砂層及び砂利層を更に
被覆する。この変形実施例においては、植物被覆が土壌
から成る最上層の風蝕を防止するとともに、表層の最上
層への水の侵入を取除く。植物を植えることにより、表
層164が荒らされない統合を与える細かい根ができる
。更に、この変形実施例は、湿気の強い地域における多
量の降雨量に対処するために、10度またはそれ以」二
の大きな傾斜をつける。
次に第4A図、第4B図、第4C図、第5A図及び第5
B図を参照して説明すると、本発明のモジュール200
は、補強コンクリート壁部を持つ容器201 と、核廃
棄物を充填し適宜にグラウトを注入し後に容器201を
覆う蓋220とから成る。
次に、第4A図〜第4C図を参照するとわかるように、
モジュール200の容器201は、円筒形の内面部21
6を持つ六角形プリズム202から成る。六角形壁部が
互いに当接するコーナ一部分は面取りされていて、第3
図に示すように積み上げてモジュール列160にしたと
きに当接するモジュール200の中間に小ざな間隙が残
るようにするのが好ましい。この間隙は、モジュール2
00の一つの回収が望まれるときには回収工具を入れる
に充分な大きさであり、しかもモジュール200を第3
図に示す形に配置したときに大量の土壌の沈下が起こら
ない程度に小さな間隙である。更にコーナ一部分を面取
りしておくと、積み上げ工程でフォークリフト185に
よって押してモジュール200ヲモジユール列180に
するときに起こる可能性のある割れやかけの危険が少な
くなる。
モジュール200の容器201の上部及び下部について
説明すると、上部206は核廃棄物及びグラウトの充填
が可1指なように開口している。上部206には、容器
201を包装膜@lでクレーンの保持フックによって取
扱い処理してみぞ164に積み上げることができるよう
に、3つの■ポルト・アンカー208a  、208b
及び208cがある。回収が望まれるときには、これら
のアンカー208a  、 208b及び208Cを利
用してモジュール200をみぞ1B4から持ち上げるこ
ともできる。アンカー208a  、 208b及び2
08Cの軸部は、図示したように、容器201のコンク
リート壁部内に深く挿入されていて、適宜な把持ができ
る。容器201の底部208は、容器201の内面にな
る底面210と、みぞ212のパターンを持つ外面とか
ら成る。外面のみぞは遮蔽フォークリフト185のフォ
ークの厚さ及び幅よりも僅かに深くて幅拡であり、これ
らのみぞ212によりフォークリフト185によるモジ
ュールの取扱いが容易になる。みぞ212のパターンの
角度は、フォークリフトが特定のモジュールにいくつか
の異なる角度から係合できるようになっており、モジュ
ールの取扱い処理を更に容易にしている。
モジュールの容器201のコンクリート壁部及び底部は
、市販されている鋼製の網から形成された「かご」21
5によって補強されている。「かコJ 215がモジュ
ール2ooノ容器201の壁部及び底部208の引っ張
り強度を大幅に増大する。好ましい実施例においては、
容器201の壁の厚さは、少なくとも7.8cm(3イ
ンチ)ある。更に、容器201の円筒形内面の内部に1
4木のドラムまたは高密度パック117の積上げ体7木
分を収納できるよう、容器201の円筒形内面の直径は
少なくとも1.9+w(75インチ)にする。容器20
1の上部206には、次に詳細に説明する厚板から成る
容器の蓋220の蓋固定棒232a、 232b、23
2c、232d、 232e及び232fを受容する。
複数のみぞ214a、214b、214c、214d、
214e及び214Fがある。
以  下  余  白 第5A図及び第5B図に示すように、厚板状の容器M2
20は、円板形の上部区画222と、上部区画と一体構
造で直径が僅かに小さな円板形の下部区画228とから
成る。上部区画223の縁部は3個所223.1 、2
23.2及び223.3で示す個所で平らに削られてお
り、平らに削られた個所はそれぞれ約120度の間隔で
設けられている。容器のM 220を容器201の上部
20Bの適切な位置に位置させて、クレーンのフックが
アンカーの1ボルト区画と保合できる間隙ができ誌よう
に、平らに削り取った区画223.1 、223.2及
び223.3が上述の■エポルト・アンカと向き合った
角度位置に位置するようにする。好ましくはM 220
の面に成形で鋳込んだ放射能警告マーク22Bが蓋22
0の上部区画222の上面に設けである。モジュールの
回収が必要となったりモジュールの回収が望まれる場合
に所望のモジュールの特定を容易にするために、蓋22
0を表面224には更に表示一連番号を鋳込んでおく(
第3図参照) 。
第5A図に最もわかり易く示すように、容器のM220
の上部区画222に互いに約120度離して三つのU字
形運搬耳部227a、227C及び227eが配置され
ている。好ましくは、耳部227a、227C1227
eは、上部区画222の円周上の平らに削った部分22
3.1 、223.2及び223.3からはずれた部分
にある。このように蓋運搬耳部227a、227C及び
227eを上述の平らに削った部分223.1 、22
3.2及び223.3と位置角度をずらしであるので、
モジュール容器201の■ポルト・アンカーの一つと係
合させるクレーンのフックが蓋運搬耳部227a、22
7C1または227eの一つを誤って掴んで耳部を破損
させるおそれが少なくなる。既に述べたように、容器の
蓋220は、円板形の上部区画222よりも僅かに直径
が小さな一体構造の下部区画228を有する。容器の蓋
220を形成するコンクリートの内部には、第5B図に
示す位置に、鋼製の補強網229の層が挿入されて+、
する。また、蓋220には、等間隔離れた蓋固定棒23
2a、 232b、232C1232d、232e及び
232fが鋳込まれる。容器に核廃棄物を充填しグラウ
トを注入した後に、上記の蓋固定棒は対応するスロット
214a、214b、214C1214d、214e及
び214fに滑り入れられる。好ましくは、容器の蓋2
20及びモジュールの容器は、許容圧縮力281kg1
0r (4000psi)程度の孔部のないポルトラン
ド形コンクリートから成形する。この種のコンクリート
は強く、水の侵入に対する抵抗性を持つ。
第6図及び第7図に、強力押し固め機11Gで成形した
高密度パック117を充填した後にグラウトを注入して
蓋をしたモジュール200を示す。実地の作業において
は、第7図に示すように1、モジュール200の容器2
01の内部中央に高密度パック117を積み上げた7木
の柱を配置する。押し固めた廃棄物を覆う押し固めた容
器が、廃棄物とモジュール200の外部との間における
更にもう一つの放射線及び水遮蔽障壁を形成する0次に
、建物lのグラウト注入区画118の引き伸ばし自在の
樋120からパック117の7木の積上げ柱状体上にグ
ラウト218を注入し、パック117の中間部分と容器
201の内壁面の間に固体状のグラウト層を形成させる
。好ましい実施例では、モジュール200の充填ために
使用するグラウトは、圧縮強度211または281kg
/d (3000または4000 psi)のポルトラ
ンド系コンクリートである。しかしながら、石こう、ポ
ゾラン、フライアッシュその他のセメント質材料をグラ
ウトとして使用することができる。図面からも明らかな
ように、硬化したグラウト218が、パック117の内
部の廃棄物と容器の外面との間で第三の放射線及び水遮
蔽障壁を形成する。グラウト218は蓋固定棒232a
、232b、232c、232d、232e、及び23
2fをモジュール200の本体部に錨止する作用を果た
すので、容器201、蓋220、グラウト21B及び積
重ねられたパック117が相当の圧縮強度及び引っ張り
強度を持つ単一の固体状構造物になる。完成した硬化モ
ジュール200は、低床トレーラ−184により包装建
物lから運び出され、第3図に示すように遮蔽フォーク
リフト185によって、ぎっしりと詰まった列180に
積み上げられる。
添付の図面には示していないが、たとえば使用済みの制
御棒のような特殊な放射能の強い核廃棄物の包装に適す
るようにモジュールを変形することもできる。特に、モ
ジュール200を非常に厚いコンクリート壁を持つもの
にし、モジュール中心部には比較的細い円筒形空洞部が
残る設計にすることができる。予めグラウトを注入して
おいたモジュール内部の細い円筒形空洞部に遮蔽運搬カ
スタ15から直接に制御棒を移し入れればよい。このよ
うに変形したモジュールの長さをもつと長くして、数本
の制御棒を収納できるようにすることもできる。制御棒
を短く切断する場合には、通常の高ざな持ち予めグラウ
トを注入しておいた変形モジュールを使用することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、包装設備の一部破断斜視図である。 第2図は、第1図に示した包装設備で使用する強力押し
固め機の一部破断斜視図である第3図は、廃棄処理サイ
トの一部破断斜視図である。 第4A図は、包装モジュールの上部平面図である。 第4B図は、包装モジュールの一部を断面で示す側面図
である。 第4C図は、包装モジュールのキャップの底面図である
。 第5A図は、包装モジュールのキャップの上面図である
。 第5B図は、第5A図に示したキャップの一部を断面で
示す側面図である。 第8図は、充填され密封された包装モジュールの側視図
である。 第7図は、充填済みの包装モジュールの一部破断斜視図
である。 !・・・・包装設備 3・・・・遠隔操作廃棄物包装区画(第一区画)41・
・・・超音波検出器 53・・・・修理作業室 80・・・・モジュール運搬・積込み区画85・・・・
接触処理廃棄物区画(第二区画)87・・・・ドラム 1410・・強力押し固め機 118・・グラウト注入ステーション 150・・廃棄サイト 152・◆みぞ 156 、182a、 1B2b・・・・砂利層160
・・モジュール 1B4・・表層 168・・土層(沖積み土層) 188・・砂層 170・・砂利層 172・・砂層 174拳争シルト層 176・・捨石層 17(la、 1?8b・・・・水抜き溝200・・包
装モジュール 201・・モジュール容器 218#◆グラウト 220・・蓋 232・・キャップ固定棒

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有害な廃棄物を廃棄処分するための廃棄サイトであ
    って、地面に設けた凹所と、実質的に固体の流動性物質
    から形成された凹所を覆う非剛性で撥水性の表層と、前
    記表層の下方の凹所の内部に配置されていて廃棄物を封
    入するとともに凹所上方の非剛性表層を構造的に支持す
    る複数のモジュールとから成ることを特徴とする廃棄サ
    イト。 2、凹所の底面上に、実質的に毛細管現象による導水が
    不可能な固体流動性物質層が設けられていて、毛細管現
    象により地下水がモジュールに流れないよう防止されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の廃
    棄サイト 3、実質的に毛細管現象による導水が不可能な固体流動
    性物質層が、導水率の高い粗粒状物質層から成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の廃棄サイト。 4、前記廃棄サイトの凹所の壁部とモジュールの側部と
    の間に、実質的に毛細管現象による導水が不可能な固体
    流動性物質層が設けられていて、毛細管現象により凹所
    側方からモジュールへ水が流れないようになっているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第
    3項に記載の廃棄サイト。 5、表層を形成する固体流動性物質が、表面水を撥水し
    て凹所から遠ざけるシルト層を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項〜第4項の何れかに記載の廃棄サイ
    ト。 6、表面水を凹所から遠ざける方向に向ける水抜き手段
    が設けられ、表面水を前記水抜き手段に向けるようにシ
    ルト層に傾斜がつけられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第5項に記載の廃棄サイト。 7、表層が、固体流動性物質から形成された撥水層を支
    持する沖積土層を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項〜第6項の何れかに記載の廃棄サイト。 8、前記モジュールが直接に前記沖積土層によって被覆
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記
    載の廃棄サイト。 9、撥水層が、沖積土を被覆するシルト層から形成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の
    廃棄サイト。 10、前記沖積土層と前記シルト層との間に、実質的に
    毛細管現象による導水が不可能な固体流動性物質層が設
    けられていて、毛細管現象による前記シルト層から前記
    沖積土層への水の浸出が防止されることを特徴とする特
    許請求の範囲第9項に記載の廃棄サイト。 11、沖積土層とシルト土層との間に配設されている実
    質的に毛細管現象による導水が不可能な前記の固体流動
    性物質層が、導水率の高い粗粒状物質層から成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の廃棄サイト
    。 12、複数のモジュールが互いに隣接して実質的に緊密
    に詰めた状態で充填された列を形成していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第11項の何れかに記載
    の廃棄サイト。 13、緊密に詰めた状態で充填された列が、複数のモジ
    ュールを互いに隣接させて積み上げることによって形成
    された複数列のモジュールから成る少なくとも一層のモ
    ジュール層を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    12項に記載の廃棄サイト。 14、層内の各モジュールが層に対して鉛直方向に滑動
    移動できることを特徴とする特許請求の範囲第13項に
    記載の廃棄サイト。 15、緊密に詰めて充填されたモジュール列が、複数モ
    ジュール柱状積み上げ体を含み、各柱状積上げ体がモジ
    ュール列に対して鉛直方向に滑動移動できることを特徴
    とする特許請求の範囲第13項に記載の廃棄サイト。 16、緊密に詰めて充填されたモジュール列が、並べて
    配置された複数のモジュールの柱状積み上げ体を形成す
    る少なくとも2層のモジュール層を含み、各柱状積み上
    げ体がモジュール列に対して鉛直方向に滑動移動できる
    とともに、各層がモジュール列に対して水平方向に滑動
    移動できることを特徴とする特許請求の範囲第14項に
    記載の廃棄サイト。 17、放射性廃棄物を廃棄処分するための廃棄サイトで
    あって、地面に設けたみぞと、実質的に流動性の固体物
    質から形成されていて、みぞを覆っている非剛性で撥水
    性の放射線遮断表層と、前記表層の下方のみぞ内部に配
    置されていて放射性廃棄物を封入して防水するとともに
    前記表層を支持する複数のモジュールを緊密に詰めて充
    填したモジュール列とから成ることを特徴とする廃棄サ
    イト。 18、表層を形成する固体流動性物質が、表面水を撥水
    して前記みぞから遠ざけるシルト層を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第17項に記載の廃棄サイト。 19、表面水をみぞから遠ざける方向に向ける水抜き手
    段が設けられ、表面水を前記水抜き手段に向けるように
    シルト層に傾斜がつけられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第18項に記載の廃棄サイト。 20、表層のシルト層の上方に、更に、シルト層を風蝕
    から保護してモジュール列と表層の上面との間にある放
    射線遮蔽障壁となる透水性で固体の流動性物質層が設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第18項に
    記載の廃棄サイト。 21、シルト層の上方に設けられた層が捨石から形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第20項に記
    載の廃棄サイト。 22、みぞの底面上に実質的に毛細管現象による導水が
    不可能な固体流動性物質層が設けられていて、毛細管現
    象により地下水がモジュールに流れないようにされてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第17項〜第21項
    の何れかに記載の廃棄サイト。 23、実質的に毛細管現象による導水が不可能な固体流
    動性物質層が、モジュールの側部とみぞの壁部との間に
    充填されていて、毛細管現象により水がモジュールに流
    れないようになっていることを特徴とする特許請求の範
    囲第17項〜第22項の何れかに記載の廃棄サイト。 24、実質的に毛細管現象による導水が不可能な固体流
    動性物質層が砂利層であることを特徴とする特許請求の
    範囲第22項に記載の廃棄サイト。 25、みぞの床の下方に配置されていて、みぞの床の放
    射能レベルを監視する少なくとも一つの放射線検出器が
    設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第17
    項〜24項の何れかに記載の廃棄サイト。 26、表層が、固体流動性物質から形成された撥水層を
    支持する沖積土層を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第17項〜第25項の何れかに記載の廃棄サイト。 27、沖積土層が前記モジュール列を直接被覆しており
    、支持している撥水層に撥水のための傾斜をつける輪郭
    形状を持つことを特徴とする特許請求の範囲第28項に
    記載の廃棄サイト。 28、撥水層が、沖積土層を覆うシルト層から形成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第27項に記載
    の廃棄サイト。 29、前記沖積土層と前記シルト層との間に、実質的に
    毛細管現象による導水が不可能な固体流動性物質層が設
    けられていて、毛細管現象による前記シルト層から前記
    沖積土層への水の浸出が防止されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第28項に記載の廃棄サイト。 30、沖積土層とシルト層との間の固体流動性物質層が
    砂利層であることを特徴とする特許請求の範囲第29項
    に記載の廃棄サイト。 31、複数のモジュールが互いに隣接して実質的に緊密
    に詰めて充填されたモジュール列を形成していることを
    特徴とする特許請求の範囲第17項〜第30項の何れか
    に記載の廃棄サイト。 32、緊密に詰めて充填されたモジュール列が、複数の
    モジュールを互いに隣接させて積み上げて並べられたモ
    ジュール列とした少なくとも一層のモジュール層を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第17項〜第30項
    の何れかに記載の廃棄サイト。 33、層内の各モジュールが層に対して鉛直方向に滑動
    移動できることを特徴とする特許請求の範囲第32項に
    記載の廃棄サイト。 34、緊密に詰めて充填されたモジュール列が複数のモ
    ジュール柱状積み上げ体を含み、各柱状積み上げ体がモ
    ジュール列に対して鉛直方向に滑動移動できることを特
    徴とする特許請求の範囲第17項〜第33項の何れかに
    記載の廃棄サイト。 35、緊密に詰めて充填されたモジュール列が、並べて
    配置された複数のモジュールの柱状積み上げ体を形成す
    る少なくとも2層のモジュール層を含み、各柱状積み上
    げ体がモジュール列に対して鉛直方向に滑動移動できる
    とともに、各層がモジュール列に対して水平方向に滑動
    移動できることを特徴とする特許請求の範囲第17個〜
    第34項の何れかに記載の廃棄サイト。 36、放射性廃棄物を廃棄処分するための廃棄サイトで
    あって、地下水がみぞの内部に毛細管現象により流入し
    ないよう防止する砂利層で被覆した実質的に平らな底部
    を持つ地面に掘ったみぞと、沖積土層から成る第一層と
    、沖積土層と表層の他の部分との間での毛細管現象によ
    る水の流れを防止する砂利から成る第二層と、表面水を
    みぞから遠ざける撥水性のシルト層と、シルト層を覆っ
    て、シルト層を風蝕から保護するとともに放射線遮蔽障
    壁となる捨石層とから成る非剛性の放射線遮蔽表層と、
    表層の下方のみぞ内部に配設された均一な寸法均一な形
    状の緊密に詰めて充填された複数のモジュールから成る
    モジュール列であって、前記放射性廃棄物を封入して防
    水するとともに前記表層を構造的に支持し、モジュール
    列中の各モジュールが鉛直方向に滑動移動できるために
    地震の撹乱による平らなみぞの底部の変形に対してモジ
    ュール列が柔軟に対応できかつモジュールの回収が容易
    にできる構造のモジュール列とから成ることを特徴とす
    る廃棄サイト。 37、各モジュールが同一寸法同一形状の複数の平らな
    面を持つ直角プリズム状の形状であることを特徴とする
    特許請求の範囲第36項に記載の廃棄サイト。 38、複数のモジュールが互いに隣接する複数の柱状体
    の形に積み上げられており、各モジュールの平らな面が
    互いに同一平面上に位置するように配置されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第37項に記載の廃棄サイ
    ト。 39、各モジュールが六角形プリズムであることを特徴
    とする特許請求の範囲第36項に記載の廃棄サイト。 40、水抜きが設けられていて、シルト層が表層上を流
    れる表面水を水抜きに向けるよう傾斜していることを特
    徴とする特許請求の範囲第36項に記載の廃棄サイト。 41、均一な形状で緊密に詰めて充填できるよう複数の
    モジュールに収納された核廃棄物を埋蔵する方法であっ
    て、みぞを掘削し、みぞの一方の側から他方の側に緊密
    に充填できる複数のモジュールを詰めて充填し、みぞに
    前記モジュールを緊密に詰めて充填すると同様にモジュ
    ールの上部に流動性固体物質から成る非剛性で撥水性の
    放射線遮蔽表層を被覆することによりモジュールから出
    る放射能の周囲区域への漏出を最少限度に抑えることを
    特徴とする方法。 42、モジュール上部に沖積土層を充填し、沖積土層を
    沈降させて落ち着かせ、沈降した沖積土層の上部に撥水
    性のシルト層を載せることにより非剛性で撥水性の放射
    線遮蔽表層を形成させることを特徴とする特許請求の範
    囲第41項に記載の方法。 43、沈降した沖積土層と撥水性のシルト層の中間に導
    水率の高い粗粒状の層を配置することにより、シルト層
    と沖積土層の間に毛細管作用を遮断する障壁を設けるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第42項に記載の方法。 44、大きさをそろえた捨石の層でシルト層を被覆して
    シルト層の風蝕を防止するとともに、モジュールの上部
    と周囲区域との間の最終放射線遮蔽障壁とすることを特
    徴とする特許請求の範囲第43項に記載の方法。 45、みぞの底部に存在する水の放射能量を監視するス
    テップを含むことを特徴とする特許請求の範囲第44項
    に記載の方法。 48、放射性廃棄物を廃棄処分するための廃棄サイトで
    あって、直角プリズム形の複数の隣接するモジュールの
    柱状積み上げ体から形成された実質的に緊密に詰めて充
    填されたモジュール列と、モジュール列の上部に置かれ
    モジュール列によって構造的に支持されている非剛性で
    撥水性の放射性遮蔽表層とから成ることを特徴とする廃
    棄サイト。
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