JPS6134092Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6134092Y2
JPS6134092Y2 JP3800882U JP3800882U JPS6134092Y2 JP S6134092 Y2 JPS6134092 Y2 JP S6134092Y2 JP 3800882 U JP3800882 U JP 3800882U JP 3800882 U JP3800882 U JP 3800882U JP S6134092 Y2 JPS6134092 Y2 JP S6134092Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die plate
mold
fixed
air
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3800882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58140713U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3800882U priority Critical patent/JPS58140713U/ja
Publication of JPS58140713U publication Critical patent/JPS58140713U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6134092Y2 publication Critical patent/JPS6134092Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、射出成形機の金型温度調節装置、
殊に金型の保温装置に関するものである。
射出成形機の金型の温度は、成形品の品質を直
接左右し、また成形能率とも関連が深く射出成形
における最も重要な管理目的の1つであつて、常
に精密な制御が望まれる。
金型温度の調整方法として最も簡単なものは、
上水道や井戸水などを金型の冷却口に直接通して
これを冷却する方法であるが、この方法では供給
する水の温度を一定に保つことがむずかしく、ま
た金型温度をある限度以上に高くすることはでき
ない。
金型温度を30ないし90℃に保つには、水を加熱
してポンプで循環する構造の金型温調機が使用さ
れるが、これ以上高い温度が必要な場合には、エ
チレングリコールや油を加熱して循環させる方式
のものが利用される。例えば、第1図に示される
金型温度調節機において、水取入口から導入され
た水は、入口弁10を介してポンプ12の作動下
にマニホルド14に送給され、ヒータ16により
加温されて循環水出口18から金型内へ案内され
て金型を加熱した後、循環水戻口20に帰還し、
温度調節バルブ22および不環弁24を介してポ
ンプ12の入口側に再循環される。なお、参照符
号26は温度計、28は温度調節器、30は空気
抜バルブを示す。
また、逆に、成形する樹脂の種類、製品の形
状、肉厚により金型温度を特に低くしたい場合に
は、冷凍装置を備え、冷却水の温度を低くして循
環させることのできる金型冷却部材が使用され
る。しかしながら、金型の成形面は周辺の雰囲気
が安定していることが必然的に望まれる。
そこで、考案者等は成形品の品質が不安定にな
る原因を解消し、高品質な成形品を得るために鋭
意試作改良を重ねた結果、射出成形機の金型の周
囲部に空気による断熱膜を形成し、しかも金型の
周囲部に恒温気体を積極的に加えることにより雰
囲気による外乱を金型面に与えることなく金型の
成形面を加温することにより安定化を図ることが
できることを突き止めた。
それ故、この考案の一般的な目的は、外部雰囲
気による影響を排除し、金型の温度調節を安定化
させることのできる金型温度調節装置を提供する
にある。
先の目的を達成するため、この考案に係る金型
温度調節装置は、射出成形機の固定ダイプレート
に固着された固定金型と移動ダイプレートに固着
された移動金型との周囲部に膜状空気層を形成す
るエアカーテン装置を設け、さらに固定金型と移
動金型とに恒温気体を加える恒温気体発生装置を
設けることを特徴とする。
固定金型と移動金型との周囲部に膜状空気層を
形成するエアカーテン装置は、固定ダイプレート
または移動ダイプレートに取付けられた空気流発
生装置と移動ダイプレートまた固定ダイプレート
に取付けられた膜状空気流吸引装置とから構成さ
れる。
空気流発生装置は、固定ダイプレートまたは移
動ダイプレートの外周端部に配置された放気フア
ン装置とこの放気フアンに一端部が接続されかつ
固定ダイプレートまたは移動ダイプレートの外周
辺に沿つて設けられた放気スリツトとからなり、
一方空気流吸引装置は移動ダイプレートまたは固
定ダイプレートの外周端部に配置された吸気フア
ン装置とこの吸気フアンに一端部が接続されかつ
移動ダイプレートまたは固定ダイプレートの各周
辺に設けられた吸気スリツトとから構成される。
さらに、放気スリツトは固定ダイプレートまた
は移動ダイプレートの内側面各外周端縁に沿つて
設けられ、一方吸気スリツトは移動ダイプレート
または固定ダイプレートの内側面各外周端縁に沿
つて設けても良い。
恒温気体発生装置は、温風と冷風とを選択的に
供給することのできるエアコンデイシヨナで構成
される。
この考案の先に述べた目的および他の目的なら
びに利点は、以下の説明から一層明らかとなるで
あろう。
次に、この考案に係る金型温度調節装置の好適
な実施例について添付図面を参照しながら以下説
明を続ける。
第2図において、射出成形機の型締装置の一部
を示し、フレーム等(図示してない)に固着され
かつ1側面に固定金型34を備えさらに他側面に
スプルー36を設けた固定ダイプレート38と前
記固定ダイプレート38に対し移動シリンダ(図
示してない)により進退し、前記固定ダイプレー
ト38に取付けられた固定金型34の金型接合面
Aに移動金型40を着脱自在に取付けた移動ダイ
プレート42と型締力を支えるとともに、前記移
動ダイプレート42の移動を案内するタイバー3
2とから構成される。
固定ダイプレート38の周囲部即ち各周辺部に
は放気スリツト44を取付け、これを固定ダイプ
レート38の角部に配置された空気流発生フアン
装置46に接続する。同様に、移動ダイプレート
42の周囲部即ち各周辺部に空気流吸引スリツト
48を取付けこれを移動ダイプレート42の角部
に取付けられた吸引フアン装置50に接続する。
固定金型34および移動金型40は、それぞれ
循環系52を介して外部型温調機54に連通され
る。さらに、型温調機54に隣接してエアコンデ
イシヨナ56を設け、その暖気または冷気吐出ノ
ズル58を金型の周囲部近傍に臨ませる。
空気流発生装置46を作動することにより発生
された空気流は各放気スリツト44を出るに際
し、膜状に放出されて吸気スリツト48の方向に
指向されて金型34,40の周囲部を外雰囲気か
ら完全に遮断するエアカーテンを形成し、加えて
エアコンデイシヨナ56より冷気または熱気の放
出を受け、その結果金型34および40は型温調
機54による調温作用下に安定した調温状態に保
持される。
空気流発生装置および空気流吸引装置並びに恒
温気体発生装置の切換制御操作は、型締動作と同
期させるかまたは金型の調温操作と同期させても
よい。
この考案に係る金型スリツトによれば、比較的
簡単な構成配置により金型を外雰囲気から完全に
遮断することが可能となり、しかも金型に熱気ま
たは冷気を加えることにより金型は常に安定した
調温状態に保持されることが諒解されよう。
以上、この考案に係る金型温度調節装置の好適
な実施例について説明したが、これらの実施例に
限定されることなく考案の目的及び精神を逸脱し
ない範囲において種々の設計変更を加えることが
できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の型温調機のスケルトンダイアグ
ラム、第2図はこの考案に係る金型温度調節装置
の平面説明図である。 32……タイバー、34……固定金型、36…
…スプルー、38……固定ダイプレート、40…
…移動金型、42……移動ダイプレート、44…
…放気スリツト、46……空気流発生フアン装
置、48……空気流吸引スリツト、50……吸引
フアン装置、52……循環系、54……外部型温
調機、56……エアコンデイシヨナ、58……暖
気(冷気)吐出ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定ダイプレートに固着された固定金型と移
    動ダイプレートに固着された移動金型と型温度
    調節機とからなる射出成形機用金型において、
    前記固定金型と移動金型との周囲部に膜状空気
    層を形成するエアカーテン装置を設け、さらに
    固定金型と移動金型とに恒温気体を加える恒温
    気体発生装置を設けることを特徴とする金型温
    度調節装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の金型温
    度調節装置において、固定金型と移動金型との
    周囲部に膜状空気層を形成するエアカーテン装
    置は、固定ダイプレートまたは移動ダイプレー
    トに取付けられた空気流発生装置と移動ダイプ
    レートまたは固定ダイプレートに取付けられた
    膜状空気流吸引装置とから構成される金型温度
    調節装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第2項記載の金型温
    度調節装置において、空気流発生装置は固定ダ
    イプレートまたは移動ダイプレートの角部に配
    置されたフアン装置とこの放気フアンに一端部
    が接続されかつ固定ダイプレートまたは移動ダ
    イプレートの各外周辺あるいは内側面外周端縁
    に沿つて設けられた放気スリツトとからなり、
    一方空気流吸引装置は移動ダイプレートまたは
    固定ダイプレートの角部に配置された吸気フア
    ン装置とこの吸気フアンに一端部が接続されか
    つ移動ダイプレートまたは固定ダイプレートの
    各周辺あるいは内側面外周端縁部に沿つて設け
    られた吸気スリツトとからなる金型温度調節装
    置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の金型温
    度調節装置において、恒温気体発生装置は、温
    風と冷風とを選択的に供給することのできるエ
    アコンデイシヨナで構成されることからなる金
    型温度調節装置。
JP3800882U 1982-03-19 1982-03-19 金型温度調節装置 Granted JPS58140713U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3800882U JPS58140713U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 金型温度調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3800882U JPS58140713U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 金型温度調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58140713U JPS58140713U (ja) 1983-09-21
JPS6134092Y2 true JPS6134092Y2 (ja) 1986-10-04

Family

ID=30049371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3800882U Granted JPS58140713U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 金型温度調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58140713U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58140713U (ja) 1983-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3837769A (en) Apparatus for the manufacture of molded articles of foam-forming thermoplastic synthetics
US3937610A (en) Mist cooling of inside of blown plastic articles
ES346078A1 (es) Un aparato para producir articulos espumosos a partir de material polimerico.
US4390486A (en) Method and apparatus for heating a mold cavity uniformly
GB1362814A (en) Evaporative heat exchangers
US4867660A (en) Foam slush molding apparatus
JPS6134092Y2 (ja)
CN210679580U (zh) 一种模温机降温冷却保护装置
NO176351B (no) Anordning for fremstilling av en folieslange av termoplast
JPS6134091Y2 (ja)
DE20305015U1 (de) Blasmaschine
RU189216U1 (ru) Экструдер для изготовления многоцветного трехмерного печатного изделия
JPH0722625Y2 (ja) 蒸発式熱交換装置
GB2153724A (en) Die casting
GB928536A (en) Improvements relating to apparatus for chilling thermally moulded thermoplastic sheet
JPS61120723A (ja) パリソン冷却装置
CN212472227U (zh) 一种可调温度的注塑模具
JPS627454Y2 (ja)
US4851178A (en) Process for thermoforming plastic materials such as pet
JPS55159952A (en) Cooling method for metal mold at injection molding
JPS6322969B2 (ja)
CN215095041U (zh) 一种自动冷却风环
CN105946217A (zh) 二片式塑机
JPS5924493Y2 (ja) 射出成形機の急冷装置
JPH0214182B2 (ja)