JPS6134018Y2 - - Google Patents

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JPS6134018Y2
JPS6134018Y2 JP7251784U JP7251784U JPS6134018Y2 JP S6134018 Y2 JPS6134018 Y2 JP S6134018Y2 JP 7251784 U JP7251784 U JP 7251784U JP 7251784 U JP7251784 U JP 7251784U JP S6134018 Y2 JPS6134018 Y2 JP S6134018Y2
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plate
basket
pressure
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reinforcing plate
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、水分を含む砂利、砕石、砂、土、
その他粒体、あるいは、これらの混合物等の含水
粒体を乾燥等の加熱手段を伴わなずに機械的に固
液分離して脱水させる脱水装置の脱水篭に関する
ものである。
従来の技術 この種脱水装置の基本的構成は本出願人に係る
特公昭55−24029号で示されている。この脱水装
置は長筒状の脱水筒(圧送筒)に投入された含水
粒体をその一端側から導入される空気により他端
開口(放出口)から射出し、放出口に対向する回
転板に衝突させることにより粒体と水分とを分離
し、水分を回転板の周囲に固設した金網からなる
仕切板(固液分離板)より透過させて液体シユー
トから排出すると共に、粒体を固体シユートより
回収しておる。
一方、上記脱水装置における固液分離板を上記
放出口側に拡開する篭形に形成して上記回転板と
一体回転する脱水篭とすることにより、固液分離
機能を向上させたものも既に本出願人に係る実開
昭58−3919号で提案されている。
考案が解決しようとする問題点 回転板に激突した粒体は四周に跳ね飛ばされ、
回転板の外周に固設してある金網篭の内面基部に
激突し、以後、金網篭の回転板による強力な遠心
作用を受け、粒体から水分が分離されながら、粒
体は金網篭の内面に沿つて金網篭の開口部に向け
て移動する。上記の一連の動作中、特に金網篭の
内面基部に粒体が激突することによつて、この金
網篭の内面基部の摩耗が激しく、脱水篭の寿命は
当該部分で決まり、頻繁に脱水篭全体を取り換え
ていた。
本考案は脱水篭の基部内面部に摩耗に強い材質
の材料でつくつた補強板を設け、この補強板で激
突する粒体を受け止めたのち外方に拡開して連続
する脱水篭内面へ移行させ、かつ、移行中に速度
を低減させて脱水篭の寿命を向上させようとする
ものである。
問題点を解決するための手段 本考案は圧送筒3内に投入された含水粒体を、
圧送筒3の一端側の送風口3aより導入される空
気により他端側の放出口3bから射出させ、圧送
筒3の放出口3bと対向する位置に配設された回
転板8に衝突させ、該回転板8の周囲に配されて
回転板8と一体となつて回転し、且つ、上記圧送
筒3側にラツパ状に拡開した脱水篭17を介して
固液分離する脱水装置において、上記脱水篭17
の基部内面部に、半径方向に分割された複数の分
割片33からなる補強板20を着脱可能に設け、
上記分割片33のコーナ部20′を厚肉にすると
共に、上記コーナ部20′から放出端側にかけて
放射状のリブ20cを複数条形成し、かつ、摩耗
に強い材料で形成した脱水装置の脱水篭である。
実施例 以下、この考案を図示の実施例に基いて説明す
る。
第1図および第2図において、1はケーシング
で、架台2上に設置されている。
3はケーシング1内にその側方より全長の略半
分を水平状態にして挿入した円筒状の圧送筒であ
り、この圧送筒3の外端には送風機(図示略)に
接続される送風口3aが開設され、同内端には放
出口3bが開口している。また圧送筒3の下面に
はケーシング1内外の各数ケ所にスリツト板4が
斜めに装着されており、ケーシング1外のスリツ
ト板4の下方には第1の液体シユート5が配設さ
れ、ケーシング1内のスリツト板4の下方には第
2の液体シユート6が配設され、両液体シユート
5,6はケーシング1外で合流している。尚、上
記スリツト板4の代わりに単に切欠を設けてもよ
い。また含水粒体が砂や土等の粒度の小さいもの
を主体とする場合等、含水粒体の種類によつては
スリツト板4や切欠ならびに第1および第2の液
体シユート5,6を設けなくてもよい。7は圧送
筒3の後部に配置したホツパーであり、圧送筒3
内への投下位置直前で空気流速が増大して含水粒
体の堆積残留を防止するように、開口縁7aが圧
送筒3の中心付近まで突入して放出口3b側へ向
くように傾斜して開口している。なお、ホツパー
7は第12図に示すように、圧送筒3の前部で、
かつ、ケーシング1内に設けてもよい。また圧送
筒3の放出口3b側の外周囲には回転板8側へそ
れぞれラツパ上に拡開した反射板9と、その後方
に位置する飛散防止板10とが固設されている。
回転板8は、第2図に示すように、放出口3b
と対向するようにケーシング1内に配され、その
フランジ部8aと、この背面側に重合する環状フ
ラジ板11と、回転軸12に嵌着したボス付きフ
ランジ板13とを周方向数ケ所でボルト14にて
締着することにより、回転軸12に固着され、該
回転軸12のケーシング1外へ突出した先端に取
付けたプーリー15を介してモーター(図示略)
等の駆動装置により回転駆動するように構成され
ている。16は軸受ケースである。尚、この回転
板8としては、図示の如き中央が低くなつた皿形
以外に、平板状、凸面状、凹面状、円錐形等の他
の形状を含水粒体の性状や脱水装置の運転条件に
応じて採用してもよい。
17は回転板8と一体回転する脱水篭であり、
反射板9と飛散防止板10の外周端に対して所定
間隔を有するように圧送筒3の送風口3a側へ拡
開した形状を備えており、粒体は通過不能で水分
のみを透過させる固液分離機能を有する篭本体1
8と、これを取付保持する篭枠19と基部内面部
を覆う補強板20とからなり、篭枠19の環状底
枠部19aと環状フランジ板11とを、また環状
底枠部19aと補強板20の取付片20aとを
夫々ボルト21a,21bにて締着することによ
り回転板8に対して固着されている。
しかして篭本体18は第3図イで示すように半
径方向に等分割した8枚の板片状部材22にて構
成されている。この板片状部材22は、第4図で
示すように、周枠23に金網等の鋼板24が張設
されてなり、周枠23は両側部を背面側に突出さ
せた条片23aを1体にもち、この条片23aの
背面側各2ケ所にL字状取付片25が溶接等によ
り固着されている。一方、篭枠19は第3図ロで
示すように、底部、中間2本、上縁部の順で径大
化する4本の環状枠材26a,26b,26c,
26dを8本の堅枠材27で連結してなり、各堅
枠材27には外面2ケ所に取付片28が固着され
ている。脱水篭17は板片状部材22の条片23
a相互が接当する状態でその各取付片25を篭枠
19の取付片28にビス止めすることにより組立
てられる。
第5図および第6図は板片状部材22の第2の
実施例を示す。この板片状部材22は周枠27の
上下枠部27a,27bと中間枠28との間に多
数の板状棒材29を平行配設し、各棒材29間の
間隙tを脱水処理対象の粒体を通さず水分のみを
通すように調整したものである。第6図において
30は周枠27の両側枠部27c間に架設した支
持杆で、各棒材29を背面側で溶接等にて固着支
持しており、また両側枠部27cには背面側各2
ケ所にL字状取付片25が固着されている。尚、
棒材29としては、図示の如き平板状以外に、背
面側の幅を狭くしたもの、背面側を尖端状とした
もの、背面側が尖端状の断面略くさび形等の他の
形状のものを使用できる。また、棒材29には、
例えば耐摩耗網、高クロム鋳鉄、セラミツク材、
チツ化硅蓋等の摩耗に強い材料を用いる。
第7図は板片状部材22の第3の実施例を示す
もので、金属板の打抜き等により多数の細孔31
aを形成した多孔板31の両側および中間部に背
面側へ突出する条片32a,32bを固設し、両
側条片32aの背面側には各2ケ所にL字状取付
片25を固着してなる。この多孔板31の細孔3
1aは含水粒体の水分のみを透過させる大きさに
設定されている。尚、この例では板片状部材22
を4板用いて篭本体18を形成するようにしてあ
る。
第8図は補強板20を構成する分割片33を示
すもので、Aは背面からの斜視図を示し、Bは正
面からの斜視図を示し、補強板20は篭本体17
を構成する板片状部材22の各々に対応するよう
に半径方向に区割された分割片33よりなつてい
る。各分割片33は断面略L字状で両側面部33
aが相互当接時の安定性を向上させるために幅広
に形成され、背面側底部2ケ所に取付片20aが
突設されている。
圧送筒3の放出口3bから放出された含水粒体
は回転板8に衝突して周囲に跳ね飛ばされ、反射
板9との間で衝突を繰り返えして、脱水篭17側
え粒体が移動する際、第9図に示す如く、補強板
20のコーナ部20′に衝突したのち矢印に示す
如く脱水篭17の内面に沿つて開口方向に移動す
る。ところで、粒体が激しく衝突する補強板20
のコーナ部20′は肉厚が厚いので、点線で示す
如く、充分の摩耗代があり、補強板20の耐用時
間が長く、その結果、補強板の取り換え頻度を極
端に減らすことができる。
第10図は補強板20の他の実施例で、補強板
20のコーナ部20′から放出端側の中間部にか
けて放射状のリブ20cを複数個、適宜の間隔を
もつて形成したものである。
上記第10図の補強板20を用いると、回転板
8で跳ね飛ばされた粒体は、リブ20c,20c
間を通過する間、リブによつて回転板8の回転方
向と同一方向に強制的に移行させられ、その結
果、粒体と補強板20との速度差が著しく低減さ
せられ、当該部分での補強板20の摩耗が極力抑
えられる。なお、上記補強板20を構成する分割
片33は耐摩耗鋼、高クロム鋳鉄、セラミツク
材、チツ化硅蓋の摩耗に強い材料でつくる。
尚、上記実施例では脱水篭17の篭本体18を
構成する板片状部材22が篭枠19を介して連結
するようにしているが、篭枠19の代わりに単な
るリング材を使用することも可能であり、また板
片状部材22相互を直接に連結して脱水篭17を
形成する構造としてもよい。更に脱水篭17は、
上記で例示した4分割および8分割に限らず、2
以上の複数に分割されていればよく、その分割数
は脱水装置の規模等に応じて適宜選択される。
このような脱水装置により含水粒体の脱水処理
を行うには、回転板8および脱水篭17を一体回
転させると共に、圧送筒3内に送風口3aから空
気を所定流量で送りながら、ホツパー7より含水
粒体を圧送筒3内へ投入し、空気流により放出口
3b側へ圧送する。この圧送過程で遊離した水分
の一部はスリツト板4のスリツトを通して第1お
よび第2の液体シユート5,6から外部へ排出さ
れる。続いて放出口3bから射出された含水粒体
は回転する回転板8に衝突して跳ね返り、更に反
射板9に衝突して再び回転板8に衝突し、この衝
突を繰り返す過程で粒体と水分とが完全に分離
し、粒体は反射板9と脱水篭17との間隙より次
第に外周方向へ移動し、更に回転している回転篭
17の遠心力によりその傾斜内面に誘導されて回
転篭17前方のケーシング1内の固体集合室34
に入り、その下方の固体シユート35から脱水さ
れた状態で回収される。また粒体から分離して飛
散した水分は脱水篭17を通過してその背面側の
液体集合室36に入り、その下方の第3の液体シ
ユート37から排出される。尚、回転板8と反射
板9との間で衝突を繰り返し乍ら脱水篭17側へ
粒体が移動する際に、粒体が脱水篭17の内面基
部に強く衝突するが、補強板20がこれを受けと
め、脱水篭17の破損するのを防ぐ機能を持つ。
考案の効果 この考案は、脱水篭の内面基部に摩耗に強い材
料でつくつた補強板を設けたから、跳ね飛ばされ
た粒体は、当該補強板に強く衝突する。この補強
板のコーナ部の肉厚は他の部分に比べ厚く、しか
も、耐摩耗材料でつくつてあるから、耐用時間が
長い。さらに、補強板のコーナ部に、コーナ部か
ら放出端側にかけて放射状のリブを複数個形成し
たから、粒体と補強板との速度差が低減させら
れ、補強板の摩耗は勿論のこと、補強板につづく
篭本体の摩耗も極力抑えることができる。さら
に、補強板を脱水篭の内面基部にボルト、ナツト
で取りつけたから、補強板のみを取り換えること
により、脱水篭を長時間使用できる。また複数の
分割片で補強板を構成したから、製作、取り扱い
等に有利であり、特に消耗品は、この分割片のみ
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は脱水装置全体の概略縦断面図、第2図
は同要部縦断面図、第3図は脱水篭の展開斜視
図、第4図は板片状部材の第1実施例の斜視図、
第5図は板片状部材の第2実施例の斜視図、第6
図は第5図の−線における要部矢視断面図、
第7図は板片状部材の第3実施例の斜視図、第6
図A,Bは補強板の斜視図、第9図は補強板に対
する粒体の衝突状態を示す説明図であり、第10
図及び第11図は補強板の他の実施例を示す。尚
第12図は、ホツパーをケーシング内に設けた場
合の実施例である。 3……圧送筒、3a……送風口、3b……放出
口、8……回転板、17……脱水篭、33……分
割片、20……補強板、20′……コーナ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧送筒内に投入された含水粒体を、圧送筒の一
    端側の送風口より導入される空気により他端側の
    放出口から射出させ、圧送筒の放出口と対向する
    位置に配設された回転板に衝突させ、該回転板の
    周囲に配されて回転板と一体となつて回転し、且
    つ、上記圧送筒側にラツパ状に拡開した脱水篭を
    介して固液分離する脱水装置において、上記脱水
    篭の基部内面部に、半径方向に分割された複数の
    分割片からなる補強板を着脱可能に設け、上記分
    割片のコーナ部を厚肉にすると共に、上記コーナ
    部から放出端側にかけて放射状のリブを複数条形
    成し、かつ、摩耗に強い材料で形成したことを特
    徴とする脱水装置の脱水篭。
JP7251784U 1984-05-16 1984-05-16 脱水装置の脱水篭 Granted JPS60183019U (ja)

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JP7251784U JPS60183019U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 脱水装置の脱水篭

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JP7251784U JPS60183019U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 脱水装置の脱水篭

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JPS60183019U JPS60183019U (ja) 1985-12-04
JPS6134018Y2 true JPS6134018Y2 (ja) 1986-10-04

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