JPS6133367B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133367B2 JPS6133367B2 JP142279A JP142279A JPS6133367B2 JP S6133367 B2 JPS6133367 B2 JP S6133367B2 JP 142279 A JP142279 A JP 142279A JP 142279 A JP142279 A JP 142279A JP S6133367 B2 JPS6133367 B2 JP S6133367B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid level
- level sensor
- liquid
- superconducting
- connection part
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000001307 helium Substances 0.000 claims description 11
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 claims description 11
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- SWQJXJOGLNCZEY-BJUDXGSMSA-N helium-3 atom Chemical compound [3He] SWQJXJOGLNCZEY-BJUDXGSMSA-N 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
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- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、たとえば液体ヘリウム液面計など
に用いられる超電導式液面計に関するもである。
に用いられる超電導式液面計に関するもである。
第1図は従来のこの種超電導式液面計を示すも
ので、1はクライオスタツト2内に貯溜されたた
とえば液体ヘリウム3内に下半部を浸漬した液面
センサ、1aはこの液面センサ1の上端接続部、
1dは上記液面センサ1の下端接続部、4は上記
液面センサ1の上端接続部1aと、下端接続部1
dとに接続された指示計、5はこの指示計4に並
列接続された定電流電源である。
ので、1はクライオスタツト2内に貯溜されたた
とえば液体ヘリウム3内に下半部を浸漬した液面
センサ、1aはこの液面センサ1の上端接続部、
1dは上記液面センサ1の下端接続部、4は上記
液面センサ1の上端接続部1aと、下端接続部1
dとに接続された指示計、5はこの指示計4に並
列接続された定電流電源である。
しかして、上記液面センサ1は、クライオスタ
ツト2内に貯溜されているたとえば液体ヘリウム
3の液面高さを測定するためのもので、液体ヘリ
ウムの沸点(4.2K)よりも、わずかに高い温度
で超電導状態に転移する金属によつて作られてい
る。つまり、液面センサ1において液体ヘリウム
3内に浸漬されている部分は超電導状態であるた
め電気抵抗は零であり、下部の液体ヘリウム3に
浸漬されていないガス層部は常電導状態であるた
め電気抵抗があることを利用したもので、いま、
この液面センサ1に定電流電源5から一定電流を
流し、両端で発生する電圧を指示計4で読むこと
によつて液体ヘリウム3の液面の高さを計測する
ことができるものである。なお、通常使用されて
いる超電導式液面計において液面センサ1に流す
電流値は200mA程度であり、常電導状態で発生
する電圧は、液面センサの長さ10cm当り約1.5V
であるため、ジユール発熱量は、液面センサの長
さ10cm当り約0.3Wである。
ツト2内に貯溜されているたとえば液体ヘリウム
3の液面高さを測定するためのもので、液体ヘリ
ウムの沸点(4.2K)よりも、わずかに高い温度
で超電導状態に転移する金属によつて作られてい
る。つまり、液面センサ1において液体ヘリウム
3内に浸漬されている部分は超電導状態であるた
め電気抵抗は零であり、下部の液体ヘリウム3に
浸漬されていないガス層部は常電導状態であるた
め電気抵抗があることを利用したもので、いま、
この液面センサ1に定電流電源5から一定電流を
流し、両端で発生する電圧を指示計4で読むこと
によつて液体ヘリウム3の液面の高さを計測する
ことができるものである。なお、通常使用されて
いる超電導式液面計において液面センサ1に流す
電流値は200mA程度であり、常電導状態で発生
する電圧は、液面センサの長さ10cm当り約1.5V
であるため、ジユール発熱量は、液面センサの長
さ10cm当り約0.3Wである。
最近、核融合装置用、あるいはエネルギ貯蔵装
置用などの大型超電導マグネツトが計画されてい
るが、これら大型超電導マグネツトのクライオス
タツトはその高さが数mもあり、そしてこのよう
な大形クライオスタツトにおいては温度の急激な
変化を避けるため液体ヘリウムを徐々に貯める必
要がある。したがつて、液体ヘリウムの液面セン
サは、クライオスタツトの底部から上部までの長
さのものが配設され、低液位における運転も行な
い得られるようになされている。このような運転
の場合、液面センサの常電導部から発生する熱量
は、上述したようにその長さ10cm当り約0.3Wで
あるため、たとえば、ガス層部分の長さが2mの
ものであれば、その発熱量が6Wにもなり、この
値はクライオスタツトの侵入熱量に加算され、液
体ヘリウムの損失になる。つまり、上述した従来
方式(第1図)で超電導式液面計を製作した場
合、発熱量の多いきわめて不経済なものとなる欠
点がある。
置用などの大型超電導マグネツトが計画されてい
るが、これら大型超電導マグネツトのクライオス
タツトはその高さが数mもあり、そしてこのよう
な大形クライオスタツトにおいては温度の急激な
変化を避けるため液体ヘリウムを徐々に貯める必
要がある。したがつて、液体ヘリウムの液面セン
サは、クライオスタツトの底部から上部までの長
さのものが配設され、低液位における運転も行な
い得られるようになされている。このような運転
の場合、液面センサの常電導部から発生する熱量
は、上述したようにその長さ10cm当り約0.3Wで
あるため、たとえば、ガス層部分の長さが2mの
ものであれば、その発熱量が6Wにもなり、この
値はクライオスタツトの侵入熱量に加算され、液
体ヘリウムの損失になる。つまり、上述した従来
方式(第1図)で超電導式液面計を製作した場
合、発熱量の多いきわめて不経済なものとなる欠
点がある。
この発明は、かかる点に着目してなされたもの
で、比較的長さの長い液面センサを長さ方向に複
数に分割し、必要なこの分割液面センサにのみ電
流を供給することにより発熱量の少ない超電導式
液面計を提供しようとするものある。
で、比較的長さの長い液面センサを長さ方向に複
数に分割し、必要なこの分割液面センサにのみ電
流を供給することにより発熱量の少ない超電導式
液面計を提供しようとするものある。
すなわち、第2図はこの発明の一実施例を示す
もので、1はクライオスタツト2内に貯溜された
たとえば液体ヘリウム内に下半部を浸漬した液面
センサ、1aはこの液面センサ1の上端接続部、
1dは上記液面センサ1の下端接続部、1b,1
cは上記液面センサ1の中間部に設けられた複数
の中間接続部、4は一端を上記液面センサ1の下
端接続部1dに接続し、他端を上記液面センサ1
の上端接続部1aに接続した指示計、5は一端を
上記液面センサ1の下端接続部1dに接続し、他
端を切換スイツチ6を介して上記各接続部1a,
1b,1cに選択的に接続し得るようになされた
定電流電源である。
もので、1はクライオスタツト2内に貯溜された
たとえば液体ヘリウム内に下半部を浸漬した液面
センサ、1aはこの液面センサ1の上端接続部、
1dは上記液面センサ1の下端接続部、1b,1
cは上記液面センサ1の中間部に設けられた複数
の中間接続部、4は一端を上記液面センサ1の下
端接続部1dに接続し、他端を上記液面センサ1
の上端接続部1aに接続した指示計、5は一端を
上記液面センサ1の下端接続部1dに接続し、他
端を切換スイツチ6を介して上記各接続部1a,
1b,1cに選択的に接続し得るようになされた
定電流電源である。
この発明の超電導式液面計は上記のように構成
されているので、いま、たとえば液体ヘリウム3
の液面高さが液面センサ1の中間接続部1cと下
端接続部1dとの間にある場合には、定電流電源
5は、切換スイツチ6によつて中間接続部1cに
接続され、定電流電源5からの電流は、液面セン
サ1の中間接続部1cと下端接続部1dとの間に
のみ流れ、上端接続部1aと中間接続部1cとの
間には流れないから、この間における液面センサ
1の発熱はない。また、液体ヘリウム1の液面高
さが中間接続部1bと1cとの間にある場合にお
いても、切換スイツチ6によつて電流の供給部が
切換えられ、ガス層部における液面センサ1の発
熱が少ないことはいうまでもない。
されているので、いま、たとえば液体ヘリウム3
の液面高さが液面センサ1の中間接続部1cと下
端接続部1dとの間にある場合には、定電流電源
5は、切換スイツチ6によつて中間接続部1cに
接続され、定電流電源5からの電流は、液面セン
サ1の中間接続部1cと下端接続部1dとの間に
のみ流れ、上端接続部1aと中間接続部1cとの
間には流れないから、この間における液面センサ
1の発熱はない。また、液体ヘリウム1の液面高
さが中間接続部1bと1cとの間にある場合にお
いても、切換スイツチ6によつて電流の供給部が
切換えられ、ガス層部における液面センサ1の発
熱が少ないことはいうまでもない。
なお、上述した一実施例においては、計測すべ
き液体として液体ヘリウムの場合について述べた
が、この液体ヘリウムの他に液体水素など、他の
液化ガスにも利用し得ることはいうまでもない。
き液体として液体ヘリウムの場合について述べた
が、この液体ヘリウムの他に液体水素など、他の
液化ガスにも利用し得ることはいうまでもない。
以上述べたように、この発明によれば、液面セ
ンサ1を長さ方向に複数に分割し、必要なこの分
割液面センサにのみ電流を供給することができる
ため、発熱量のきわめて少ない超電導式液面計を
提供することができる効果を有するものである。
また、この発明の超電導式液面計における指示計
4は、液面センサ1の上端接続部1aと、下端接
続部1dとにのみ常時接続するようにしたので、
リード線が少なくてすむ効果を有するものであ
る。
ンサ1を長さ方向に複数に分割し、必要なこの分
割液面センサにのみ電流を供給することができる
ため、発熱量のきわめて少ない超電導式液面計を
提供することができる効果を有するものである。
また、この発明の超電導式液面計における指示計
4は、液面センサ1の上端接続部1aと、下端接
続部1dとにのみ常時接続するようにしたので、
リード線が少なくてすむ効果を有するものであ
る。
第1図は従来の超電導式液面計を示す回路図、
第2図はこの発明の一実施例を示す回路図であ
る。 図面中、1は液面センサ、2はクライオスタツ
ト、3は液体ヘリウム、4は指示計、5は超電流
電源、6は切換スイツチである。なお、図中同一
符号は、同一または相当部分を示す。
第2図はこの発明の一実施例を示す回路図であ
る。 図面中、1は液面センサ、2はクライオスタツ
ト、3は液体ヘリウム、4は指示計、5は超電流
電源、6は切換スイツチである。なお、図中同一
符号は、同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クライオスタツト内に貯溜された液体に下半
部を浸潰され、複数の中間接続部によつて長さ方
向に複数に分割された液面センサと、前記液面セ
ンサに一定電流を流す定電流電源と、前記液面セ
ンサの分割された所定区間にのみ前記一定電流を
流すように切り換えるための切換スイツチと、前
記液面センサの両端部に常時接続され、該液面セ
ンサで発生する電圧に基づいて前記液体の液面の
高さを指示する指示計とを備えたことを特徴とす
る超電導式液面計。 2 クライオスタツト内の液体として液体ヘリウ
ムを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の超電導式液面計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP142279A JPS5593024A (en) | 1979-01-08 | 1979-01-08 | Superconductive liquid level indicator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP142279A JPS5593024A (en) | 1979-01-08 | 1979-01-08 | Superconductive liquid level indicator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5593024A JPS5593024A (en) | 1980-07-15 |
JPS6133367B2 true JPS6133367B2 (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=11501020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP142279A Granted JPS5593024A (en) | 1979-01-08 | 1979-01-08 | Superconductive liquid level indicator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5593024A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2514497A1 (fr) * | 1981-10-08 | 1983-04-15 | Jaeger | Dispositif de detection numerique de niveau par fil chaud |
JPS60111926A (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-18 | Aisin Seiki Co Ltd | 液体ヘリウム液面計 |
JPS61175526A (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 液体ヘリウム液面計 |
US5142909A (en) * | 1986-09-29 | 1992-09-01 | Baughman James S | Material level indicator |
US5114907A (en) * | 1991-03-15 | 1992-05-19 | Illinois Superconductor Corporation | Cryogenic fluid level sensor |
US5593949A (en) * | 1993-07-06 | 1997-01-14 | Lockheed Martin Corporation | High temperature conductor probes for determining liquid level of cryogens |
-
1979
- 1979-01-08 JP JP142279A patent/JPS5593024A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5593024A (en) | 1980-07-15 |
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