JPS6132628Y2 - - Google Patents

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JPS6132628Y2
JPS6132628Y2 JP19448283U JP19448283U JPS6132628Y2 JP S6132628 Y2 JPS6132628 Y2 JP S6132628Y2 JP 19448283 U JP19448283 U JP 19448283U JP 19448283 U JP19448283 U JP 19448283U JP S6132628 Y2 JPS6132628 Y2 JP S6132628Y2
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JP
Japan
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sewing machine
waist belt
frame
material band
rubber
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JP19448283U
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JPS60101077U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は腰ベルト縫製用案内装置に係り、より
詳しくはゴムを予め伸ばして間欠的に縫い付けた
腰ベルト素材帯をミシンの布送り部まで案内する
装置に関するものである。
(従来技術) 腰ベルトは例えばそれがズボン用のものであれ
ば、その素材帯は第1図あるいは第2図で示され
るような状態になつている。第1図のものはサイ
ドゴム方式のベルト用であつて、図における10
は、基材布、12はサイドゴム、14は止め縫い
である。
また、鎖線は素材帯におけるベルトのピツチを
表すもので、サイドゴム12は素材帯がベルトと
なつたときに腰の両側に当たるように配置されて
いる。
また、第2図のものは後ゴム方式のベルト用で
あつて、図における16は基材布、18は後ゴ
ム、20は止め縫いである。この場合、後ゴム1
8はベルトとなつたときに腰の背中側に当たるよ
うにな配置されている。その他、トレーニングパ
ンツ等のための総ゴム方式の素材帯もある。
このような素材帯のゴム12,18は予め伸ば
して基材布10,18に縫いつけられているの
で、自然の状態では第3図の如く基材布10,1
6が12,18と対応する位置にてたるんでい
る。
従来、かかる素材帯を腰ベルトとして縫製する
には、ミシンの作業者が布10,16を手で手つ
張つて、ゴム12,18の縮による布のたるみを
無くし、かつゴムの設置位置が布の中心からずれ
ていることによる布のカール現象を解消しつつミ
シンの布送り部までおくつている。
そして、ミシンの布送り部にはラツパ(第5図
参照)と称される上記素材帯を第4図の如くその
長手方向に沿つて折りたたんでミシン針の位置ま
で案内するためのガイド装置が設定されており、
上記の如く手で引つ張られた素材帯はこのガイド
装置中を第4図の如く偏平に折り畳まれ、かつゴ
ム12,18の部分が伸張せしめられた格好で流
れつつミシン針で第4図の破線位置22を縫われ
ズボン等の腰ベルトとされる。なお、第4図にお
いて24はズボンの筒部の生地を示している。
かくて、縫製された腰ベルト部分はゴムの原型
復帰による布の縮みにより伸縮自在となる。
しかしながら、腰ベルト部分はゴムの大量縫製
を行う場合には上記の如くミシンの作業者が逐一
素材帯を引張ながらミシンを扱うことは能率の低
下を来し、ひいては誤動作による不良品の発生を
来すものであつて、望ましいことではない。
(目的) そこで、本考案はかかるミシンの操作者の労力
の軽減化を図るべくなされたもので、素材帯を人
間の手によらない適度な力で引つ張りつつミシン
のラツパ部まで案内することができる腰ベルト縫
製用案内装置をここに提供するものである。
(構成) ゴムを予め伸ばして間欠的に縫いつけた腰ベル
ト素材帯をミシンの布送り部まで偏平に伸ばし、
かつ、長さ方向に沿つて折り畳んで送給するよう
になつており、ミシン設置台に固定される腕状フ
レームの所定個所に傾斜角度調節可能に設置され
た起立フレームと、この起立フレームの上部に設
置され、たとえばコイルスプリング等の弾性部材
によつて腰ベルト素材帯を加圧できるよう対向設
置された例えば二つの半円筒形の山同志が接触す
る格好の加圧と、加圧部材まで腰ベルト素材帯の
素材帯を案内する補助案内部材と、すくなくとも
加圧部材からミシンまでの間に設置される中間案
内部材とからなるものである。
(実施例) 以下この考案の具体的な実施例を図面を参照し
て説明する。
第5図において、26は工業用ミシン、28は
そのミシンの布送り部、30は第1図または第2
図の如き腰ベルトの素材帯を長さ方向に沿つて巻
回しつつ上記布送り部へ案内するための当業界に
おいて公知のいわゆるラツパである。32はミシ
ン26を設置した作業台であつて、ここに本考案
に係る腰ベルト縫製用案内装置が連続されてい
る。すなわち、図において34はミシン設置台3
2に固定された腕状フレームであり、36はこれ
を支える補助フレームである。
腕状フレーム34にはその指定個所に起立フレ
ーム38が設置されている。この設置はボルト・
ナツト40でなされており、また腕状フレーム3
4には所定ピツチで複数個の孔42が設けられ、
かつ起立フレーム38にも孔41が設けられてい
ることから、起立フレーム38はその傾斜角度お
よび高さを任意に調節できるとともに、設置位置
も孔42の存在する任意位置に変えることができ
る。44は、この起立フレーム38を支えるため
の補助フレームであつて、起立フレームの角度な
いし設置位置に応じて移動できるよう、前記腕状
フレーム34に複数個の孔46がもうけられてい
る。これらの孔およびボルト・ナツト48によつ
て補助フレーム44は腕状フレーム34に固定さ
れている。
上記起立フレーム38の上部には加圧部材50
が設置されている。加圧部材は二つの半円筒形材
52,54を曲面同志が接するように組み合わせ
て、一方52を上記起立フレーム38に固着する
とともにこれにボルト様の棒56を植設し、他方
54にこの棒56を挿弾する如くして棒56に巻
きつけた弾性部材たるコイルスプリングで当該他
方54を一方52のほうに付勢してなるものであ
る。
しかして、第1図または第2図で示される素材
帯は上記半円筒形材52,54の間で加圧されつ
つ二本の棒56の間を通つて前記ラツパ30のほ
うへ向かうこととなる。
また、58は補助案内部材であり、横棒ないし
コロ60を有するY型部材62およびこれを腕状
フレーム34に接続するための支持フレーム64
からなつている。支持フレーム64は途中に複数
個の孔66を有する接続部を有しており、ボル
ト・ナツト68の位置を変えることによつて伸縮
が可能となつている。これにより、Y型部材62
の高さの調節がなされることとなる。
なお、Y型部材62は起立フレーム38に接続
するようにしてもよい。
上記の各種フレーム34,36,38,44,
64はL型鋼で形成されているが、他の材料でも
構成してよいこともちろんである。
70,72は中間案内部材であり、ワイヤをジ
グザグに屈曲させることにより作成され、符号7
0のものは加圧部材側に、符号72のものは加圧
部材およびラツパ側にそれぞれリング74,7
6,78を形成付与されている。そしてボルト・
ナツト80でフレームに固定されている。
この中間案内部材70,72はジグザグになつ
ているところから、起立フレーム38および支持
フレーム64の傾斜度合に応じて変化するY型部
材62と加圧部材50との間および加圧部材50
とラツパ30との間を橋渡しするべくある程度伸
縮できるものである。
しかして、素材帯はY型部材62のコロ60の
位置を通過するときの水平状態から中間案内部材
70によつて徐々に垂直状態に姿勢制御される。
素材帯は中間案内部材70,72の縦棒部82を
交互にくぐりぬけ、かつその間下の横棒部84で
支えられつつ、走行せしめられ、ミシンまで至
る。なお、上記中間案内部材72は第6図の如き
加圧部材86,88,90…の配列でもつて代替
できる。布が伸縮性を有し、カールしやすいもの
である場合にこの配列を用いればカール防止の上
で効果があるものである。
しかして、上記装置を使用して腰ベルトの縫製
を行うには、まず素材帯を二点鎖線の如く中間案
内部材70の中およびそのリング74中、加圧部
材50中、中間案内部材72の中およびそのリン
グ76,78中を通してラツパ30の中にさし込
み、先端をミシン26の布送り部28に至らしめ
る。
そして加圧部材50とラツパ30との間におい
て布を引つ張つてゴムを伸ばし、ボルト・ナツト
40の位置ないし締め付けの調整により、加圧部
材50間に素材帯のゴム12または18がきたと
き布送り部28にもゴム12または18が到来
し、加圧部材間に布のみがきたときに布送り部に
も布のみがくるようにする。
かくて、ミシンの作動により素材帯は加圧部材
によつて後方へひつぱられつつ前へ進み、結局布
とゴムとが第3図のたるみ状態から、第1図また
は第2図の緊張状態になつて進行しつつ第4図の
如く縫いあげられることになる。
(効果) 本考案は以上のように、腕状フレーム34およ
び起立フレーム38で支持された加圧部材によつ
て素材帯をミシン26における布送り方向と反対
方向に引つ張るようにしたから縫製時にミシンの
作業者が手で布を引つ張る必要がなく従つて能率
をあげることができるばかりか誤操作を防止して
不良品の発生を少なくすることができるのであ
る。また、起立フレーム38は少なくとも傾斜角
度の調整が可能に設置されているから、その調整
によりミシンの布送り部28と加圧部材50とに
同時に同じもの、すなはちゴムかまたは布のみが
くるように調節できる。したがつて、ミシンのほ
うにゴムが到来して抵抗が大きくなつたときは加
圧部材のほうにもゴムが来て加圧力が増大するよ
うにし、ミシンのほうに布のみがきて抵抗が減少
したときは加圧部材のほうにも布のみがきて加圧
力は減少するようにできるので、結局両者間にお
ける素材帯の引張を一定にすることが可能とな
り、送りが円滑になつて腰ベルトの品質の低下を
防止するうえで好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は腰ベルト素材帯の各々異
なる態様の部分切欠平面図である。第3図はゴム
の緊張状態を解いたときの腰ベルト素材帯の部分
切欠斜視図である。第4図は腰ベルト素材帯を長
さ方向に沿つて巻回し、かつズボンの筒部の布と
ともに縫製した場合の垂直断面図である。第5図
は本考案に係る腰ベルト縫製用案内装置の一例の
斜視図である。第6図は上記装置の中間案内部材
の他の実施例の斜視図である。 10,16……基材布、12,18……ゴム、
26……ミシン、28……ミシンの布送り部、3
2……ミシン設置台、34……腕状フレーム、3
8……起立フレーム、50……加圧部材、52,
54……半円筒形材、56……ボルト様の棒、5
8……補助案内部材、70,72……中間案内部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴムを予め伸ばして間欠的に縫い付けた腰ベル
    ト素材帯をミシンの布送り部まで案内する装置で
    あつて、ミシン設置台に固定される腕状フレーム
    と、当該腕状フレームの所定個所に傾斜角度調節
    可能に設置された起立フレームと、当該起立フレ
    ームの上部に設置され、弾性部材によつて上記腰
    ベルト素材帯を挾圧できるよう付勢された加圧部
    材と、上記加圧部材まで上記腰ベルト素材帯を案
    内する補助案内部材と、少なくとも上記加圧部材
    からミシンまでの間に設置される中間案内部材と
    からなる腰ベルト縫製用案内装置。
JP19448283U 1983-12-16 1983-12-16 腰ベルト縫製用案内装置 Granted JPS60101077U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19448283U JPS60101077U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 腰ベルト縫製用案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19448283U JPS60101077U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 腰ベルト縫製用案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60101077U JPS60101077U (ja) 1985-07-10
JPS6132628Y2 true JPS6132628Y2 (ja) 1986-09-22

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ID=30418006

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JP19448283U Granted JPS60101077U (ja) 1983-12-16 1983-12-16 腰ベルト縫製用案内装置

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