JPS6131865A - 吸収式冷凍装置 - Google Patents

吸収式冷凍装置

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Publication number
JPS6131865A
JPS6131865A JP15385484A JP15385484A JPS6131865A JP S6131865 A JPS6131865 A JP S6131865A JP 15385484 A JP15385484 A JP 15385484A JP 15385484 A JP15385484 A JP 15385484A JP S6131865 A JPS6131865 A JP S6131865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
refrigerant
absorption
reverse osmosis
evaporator
Prior art date
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Pending
Application number
JP15385484A
Other languages
English (en)
Inventor
義明 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP15385484A priority Critical patent/JPS6131865A/ja
Publication of JPS6131865A publication Critical patent/JPS6131865A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は吸収式冷凍装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の吸収式冷凍装置を一重効用で示せば、第3図に示
す如く吸収剤と冷媒の希釈混合溶液を加熱再生する再生
用31と、冷水を作るために加熱され蒸発した冷媒を吸
収する蒸発器32より形成されている。再生用31の内
部には再生器33および凝縮器34が設置され、蒸発器
32の内部には蒸発器35および吸収器36が設置され
ている。
循環ポンプ37により再生用31内に供給された希釈混
合溶液は再生器33によって加熱され、濃溶液と冷媒と
に分離される。再生器33によって蒸発分離された冷媒
は再生用31上部の凝縮器34で凝縮された後、配管3
7を介して蒸発圏32内の上部に導入され、冷媒スプレ
ー38によって散布される。冷媒スプレー38によって
蒸発圏32内に散布された冷媒は蒸発器32上部の蒸発
器35で熱交換器39の二次冷媒と熱交換を行ない、蒸
発潜熱を奪われて蒸発するとともに二次冷媒を冷却する
。蒸発器35で蒸発した冷媒は蒸発器32下部の吸収器
36に入り、溶液スプレー40より散布される吸収液に
吸収さ、れ液化し、希釈混合溶液となって蒸発rIA3
2下部に貯溜する。そして、蒸発器32下部に貯溜した
希釈混合溶液は再び循環ポンプ36によって再生器31
へ送られ、上述した経路を循環する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このような冷凍サイクルを形成する従来の吸
収式冷凍機では、再生器33の加熱源の温度は混合溶液
濃度と冷却水温度とにより決定される。換言すれば冷媒
の凝縮温度により下限が設定される。これを第4図で説
明すると、凝縮点aにおける温度により再生点すの再生
加熱温度が決定される。このため従来の吸収式冷凍機で
は加熱再生温度を下げる場合、凝縮のための冷却水温度
を下げるか又は混合溶液の濃度を下げる以外に方法はな
いが、混合溶液濃度を下げると蒸発器32での冷媒蒸気
吸収能力が低下する。したがって、1種吸収ヒートポン
プにおいては取出し温度よりも再生のための加熱温度が
高くなければ作動せず、また2種吸収ヒートポンプにお
いては動作範囲が狭いうえ入熱の約50%が冷媒再生時
に系外に放出されるという欠点があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、その目
的とするところは冷媒を吸収液と分離させるのに再生器
や凝縮器を必要とせず、省エネルギー化が計れ、経済的
な吸収式冷凍装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、吸収剤と冷媒の
希釈混合溶液を逆浸透させて冷媒と吸収溶液とに分離さ
せる逆浸透膜と、この逆浸透膜で分離された冷媒を蒸発
させる蒸発器と、この蒸発器で蒸発した冷媒を吸収液に
吸収させる吸収器と、この吸収器で吸収液に吸収された
冷媒を前記逆浸透膜へ圧送する溶液圧送ポンプと、前記
逆浸透膜で分離された吸収溶液の持っている圧力エネル
ギーを回収するエネルギー回収器と、このエネルギー回
収器の出口側および前記溶液圧送ポンプの出口側に分岐
してそれぞれ設置され前記吸収器へ吸収溶液を流量調整
して供給する溶液調整弁とを具備したものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、冷媒を吸収した吸収溶液すなわち
希釈混合溶液は溶液圧送ポンプにより加圧され、一部は
溶液調整弁を通り吸収器へ再循環され、冷媒の吸収に用
いられる。また、その他の大部分の希釈混合溶液は逆浸
透膜へ送られ、冷媒と吸収溶液とに分離される。逆浸透
膜で分離された冷媒は蒸発器で蒸発されたのち吸収器へ
送られ、吸収溶液に吸収される。また、逆浸透膜で分離
された吸収溶液はエネルギー回収器で圧力エネルギーが
回収された後、溶液調整弁を通り吸収器へ送られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば次のような効果を奏する。
(1)冷媒を分離させる手段として逆浸透膜を用いたこ
とにより、再生器や凝縮器が不要となる。
(2)逆浸透膜で分離されたI!溶液の持っている圧力
エネルギーをエネルギー回収器で回収するので、省エネ
ルギー化が図れる。
(3)吸収溶液の濃度と量を溶液調整弁で調整すること
により、冷水(または温水)の取出し温度を簡単に高め
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す吸収式冷凍装置の概略
図で、図中1は胴を示し、この胴1内の上部には液分離
膜ユニット2.冷媒留3.冷媒流量調整弁4および冷媒
スプレー5が上から順に設置されている。冷媒スプレー
5の下方には蒸発器6が設置されており、この蒸発器6
内には加熱用熱交換器7が組込まれている。また、胴1
内の下部には冷却用熱交換器8が組込まれ、この熱交換
器8の上方には吸収器としての溶液スプレー9゜10が
設置されている。溶液スプレー9は濃溶液調整弁11お
よびエネルギー回収器12(例えば水車発電機)を介し
て液分離膜ユニット2の出口側に接続されており、溶液
スプレー10は溶液調整弁13を介して溶液圧送ポンプ
14の吐出側に分岐して接続されている。上記溶液圧送
ポンプ14の吸込み側は配管15を介して胴1の最下部
に接続されており、胴1内の最下部に溜った希釈混合溶
液を配管16を介して液分離膜ユニット2へ圧送するよ
うになっている。
次にこのように構成された本実施例の作用を説明する。
胴1内の最下部に溜った希釈混合溶液は溶液圧送ポンプ
14により加圧され、一部は溶液調整弁13を経て溶液
スプレー10により胴1内の冷却用熱交換器8上方に散
布され、冷媒の吸収に用いられる。また、溶液圧送ポン
プ14より圧送された大部分の希釈混合溶液は配管16
を通って液分離膜ユニット2に供給され、この液分離膜
ユニット2で逆浸透され、冷媒を胴1内に放出して濃溶
液となってエネルギー回収器12へ送られる。エネルギ
ー回収器12に送られた濃溶液は圧力エネルギーが回収
された後、濃溶液調整弁11により流量調整され、さら
に溶液スプレー9により胴1内の冷却用熱交換器8上方
に散布され、冷媒の吸収に用いられる。
一方、液分離膜ユニット2により胴1内に放出された冷
媒は、冷媒量を調整するために冷媒量3に留込まれた後
、冷媒流量調整弁4により流量調整され、さらに冷媒ス
プレー5により蒸発器6に散布される。蒸発器6に散布
された冷媒は加熱用熱交換器7を流れる加熱源により加
熱され蒸発すると共に加熱源を冷mlし、冷凍作用に利
用される。
また、蒸発器6で蒸発した冷媒は胴1内を下降し、溶液
スプレー9.10より散布される吸収液に吸収されて発
熱し、冷却用熱交換器8を流れる冷却源を加熱した後、
希釈混合溶液となって胴1内の最下部に溜る。
このように本実施例においては、従来冷媒を加熱と凝縮
とにより分離させていた方式を液分離膜ユニット2によ
り逆浸透させて分離させるようにしたので、従来必要で
あった再生器や凝縮器を省略でき、装置の小型化が可能
となる。また、逆浸透させるためには希釈混合溶液を溶
液圧送ポンプ14で数十気圧に高めてやる動力が必要で
あるが、本実施例によればエネルギー回収器12で回収
された圧力エネルギーを溶液圧送ポンプ14の動力とし
て利用しているので省エネルギーが計れる。
さらに2種ヒートポンプとしたとき、従来は再生のため
の加熱入熱がそのまま凝縮熱として系外へ放出され、全
入熱の約50%程度しか有効利用されなかったが、本実
施例によれば冷媒の凝縮過程がないので熱源として入熱
した大部分が有効熱として取出すことができる。なお、
本実施例での冷暖房能力即ち冷温水の温度調整は溶液ス
プレー9゜10により散布される吸収溶液の濃度と量に
よって決定される。
第2図は本実施例による溶液の圧力と温度の関係を示す
線図である。同図に示すように加熱WA湿温度作動圧力
は冷媒により一義的に決定されるので、取出し温水温度
(または冷水温度)を高めるためには溶液スプレー9,
10より散布する吸収溶液の濃度を濃溶液調整弁11お
よび溶液調整弁13で調整することにより作動点はfか
らqに移動し、取出し温度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す吸収式冷凍装置の概略
図、第2図は同じく吸収式冷凍装置の溶液線図、第3図
は従来の吸収式冷凍装置の概略図、第4図は従来の吸収
式冷凍装置の溶液線図である。 2・・・液分離膜ユニット、6・・・蒸発器、9,1゜
・・・溶液スプレー、11.13・・・溶液調整弁、1
2・・・エネルギー回収器、14・・・溶液圧送ポンプ
。 出願人復代理人 弁理士 鈴江武彦 区                侵渋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸収剤と冷媒の希釈混合溶液を逆浸透させて冷媒と吸収
    溶液とに分離させる逆浸透膜と、この逆浸透膜で分離さ
    れた冷媒を蒸発させる蒸発器と、この蒸発器で蒸発した
    冷媒を吸収溶液に吸収させる吸収器と、この吸収器で吸
    収溶液に吸収された冷媒を前記逆浸透膜へ圧送する溶液
    圧送ポンプと、前記逆浸透膜で分離された吸収溶液の持
    っている圧力エネルギーを回収するエネルギー回収器と
    、このエネルギー回収器の出口側および前記溶液圧送ポ
    ンプの吐出側に分岐してそれぞれ設置され前記吸収器へ
    吸収溶液を流量調整して供給する溶液調整弁とを具備し
    たことを特徴とする吸収式冷凍装置。
JP15385484A 1984-07-24 1984-07-24 吸収式冷凍装置 Pending JPS6131865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15385484A JPS6131865A (ja) 1984-07-24 1984-07-24 吸収式冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15385484A JPS6131865A (ja) 1984-07-24 1984-07-24 吸収式冷凍装置

Publications (1)

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JPS6131865A true JPS6131865A (ja) 1986-02-14

Family

ID=15571553

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15385484A Pending JPS6131865A (ja) 1984-07-24 1984-07-24 吸収式冷凍装置

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JP (1) JPS6131865A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438409A (ja) * 1990-06-04 1992-02-07 Dainippon Screen Mfg Co Ltd パターン面積の測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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